キングダム

【キングダム考察】桓騎(かんき)の怒りと李牧が気付いた弱点を伏線検証!裏切り展開予想も

キングダム」には数多くのキャラクターが登場しており、魅力的なキャラが多いのも作品の大きな特徴のひとつとなっています。

主人公の信や仲間の羌瘣、河了貂、敵の李牧

そのようなカテゴリーで分けると、仲間でも敵でも無いポジションであろう桓齮将軍ですが、作品随一の魅力を持ったキャラクターと言えるでしょう。

信や羌瘣、李牧には無い魅力を持ったキャラクター、となっています。

彼の魅力とは、何なのでしょうか?

そして彼に貼られている「怒り」と「弱点」という伏線とは?

キングダムの将軍、桓齮を見てみましょう!

桓齮(かんき)の魅力と「怒り」について検証!

桓騎の根っこには全てに対する怒りがあると言われています。何か辛い過去があったんでしょうけど、どんな過去があったんでしょうね。今後はキングダムで、どんな形で桓騎の根っこの物語が描かれるんでしょうか?#キングダム

元野盗という特殊な経歴を持つ桓齮(かんき)将軍。

同じく蒙恬の祖父であり蒙武の父である蒙驁(もうごう)将軍に仕えていた王翦(おうせん)将軍とは、全く対照的な経歴となっていました。

桓騎のプロフィール

名前
桓騎(かんき)
出身国
不明
秦国大将軍 六大将軍
異名 首切り桓騎
初登場 19巻 198話
CV 伊藤健太郎

 

桓騎将軍はトップクラスの軍才

しかし王翦将軍と同等な頭脳を持ち、その軍才は様々な武将が登場するキングダムの中でもトップクラスと言えます。

合従軍編では野盗と罵る張唐将軍からも、あまりの軍才に秦国を背負う武将になれ、と評価されていました。

残虐さも持ち合わせている将軍

ただ、野盗出身というだけではなく桓齮将軍には「首斬り桓齮」という異名からも分かる通り、非常に残虐な一面も持ち合わせています。

投降した兵の耳を削ぎ焼き殺し、黒羊丘の戦いでは兵ではない一般住民をも虐殺しています。

それは味方の被害を最小限に抑える為の「昌平君や李牧でも真似できない」作戦でもあったのでしょうが、あまりの残虐非道な行いからも信や羌瘣(きょうかい)達味方からも、強い反発を受けています。

桓騎将軍のカリスマ的な魅力

類まれなる軍才、勝つためならどんな事でもする残虐非道な一面、さらには野盗出身者を束ねる強いカリスマ性を持つ桓齮将軍。

このように、他のキャラクターとは全く毛色が違いながらもカリスマ性が感じられるところが大きな魅力と言えますよね!

桓騎将軍の出身・経歴は不明だが「怒り」で動いている

そんな桓齮将軍ですが、出身や経歴は一切不明となっています。

しかし彼の根幹、根っこは45巻で描写されています。

桓齮将軍との付き合いが最古参と評される幹部から、桓齮の根っこは「岩をも溶かす怒りだ」と語られており、那貴(なき)から「全てに対する怒り」と補足されています。

これ以上の情報は58巻まで進んでいる作中でも明かされてはいませんが、これからも登場する桓齮将軍に仕掛けられた大きな伏線であることは間違いないでしょう。



桓騎将軍(かんき)の弱点とは?

いっぽう、同じく45巻で李牧から桓齮将軍に弱点があることも指摘されています。

この弱点については、43巻で慶舎からも指摘されており、おそらくは李牧の指摘と同じことを指していると思われます。

この桓齮の弱点とは、いったい何を指しているのでしょうか?

慶舎と李牧が指摘する桓騎将軍の弱点

黒羊丘の戦いで露呈していた「桓騎の弱点」。

その正体がついに最新の肥下の戦いにて明らかになりました。

それは「桓騎は正攻法を使えない」という点です。

これまで桓騎は、山陽の戦い、合従軍戦、黒羊丘の戦いの全てで奇策による奇襲攻撃で勝利を納めています。それは裏を返せば、正攻法での勝利が1つもないということにもなります。

野盗上がりで普通の武将が持っている戦術が理解できない桓騎にとっては奇策による戦術でしか相手を倒すことができないため、

基本的には桓騎の誘いにのらず正攻法で着実に攻めていけば桓騎軍は打つ手がなく動くことができないのです。

実際にこの「弱点」をついて李牧は桓騎を大軍で追い詰めています。
命からがら桓騎はこの危機を脱しますが未だ戦局は李牧有利に進んでいます。

弱点が判明したポイント

その弱点が確信に変わったきっかけは「黒羊丘の戦い」での桓騎の行動にあります。

「黒羊丘の戦い」にて開戦三日目、飛信隊が最重要の丘の左側を占領し、
秦軍は正面と横側の両方から攻撃できる有利な状況にありました。

そこで桓騎は一切動かず、敵将「慶舎」の怒りを誘い急襲を仕掛けました。

一見桓騎が心理戦で勝った鮮やかな戦術に見えますがその方法はあまりにもリスクがありすぎたのです。

どう考えてもあの状況で危険を犯して敵将を急襲するべきではなかった、

ではなぜ桓騎はそのような戦術に出たのか。

それはすなわち基本的な攻め方がわからなかったという結論に行き着いたのです。

この些細な戦術の違いからしっかり弱点を見極める李牧は流石としか言いようがありませんね!!

 

桓齮の弱点と怒りを史実を踏まえて展開を予想!

「キングダム」45巻より
史実によると桓齮将軍は、紀元前233年の肥下の戦いで李牧に敗れ、敗走します。

その後、討ち取られたとも燕に亡命したという説もありますが、史実には登場していません。

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李牧が桓騎将軍の弱点を付いて討ち取る

最新話で連載中の肥下の戦いにて桓騎の「正攻法を使えない」という最大の弱点をついた李牧は桓騎軍を大軍で攻めることで着実にその戦力を削りました。

この戦術で桓騎自体はとらえられなかったものの戦力を大きく削り戦局は李牧有利に進んでいます。

その後桓騎の反撃により、逆に李牧が窮地に陥っていますがカイネなどの仲間の助けがあり
桓騎を撃破するのではないでしょうか。

ここで桓騎軍の急襲を防ぐべく李牧の忠臣が何人か犠牲になることが予想されますが、

作中でも「ラスボス」の呼び声高く、また今後「宜安」で繰り広げられる王翦との戦いでも活躍することがほぼ確定している李牧が打ち取られることはないと予想しています。

 

桓騎将軍は燕に亡命する

そして討ち取られられはせずに、この後桓齮が亡命した燕で将軍になり秦と戦うという展開は無いでしょうか?

史実の説として、桓齮が燕に亡命してから樊於期と名前を改めたのではという説もあります。しかし、キングダムでは嫪毐の乱編で樊於期登場しており、桓齮と別人として描写されています。

ここまで見ると桓齮の亡命説は可能性が低いと思われますが、

作中屈指の残虐さと勝利のためなら手段を選ばない桓騎のキャラクター像から、
本物の樊於期を殺し、自分がなりすまし燕に亡命するなんてことも十分考えられますね。

また、史実では主人公の「李信」が燕を滅ぼし中華統一に貢献することがわかっています。
原作では、略奪・虐殺を許す「桓騎軍」と略奪・虐殺は一切許さない「飛信隊」は対照的に描かれています。

そんな二軍の最終決戦が燕攻略時に描かれるなんて熱い展開があるかもしれませんね!

 

桓騎の「怒り」は秦国に対してで裏切りにつながるのでは

なので、もしかしたら燕との戦いで桓齮が秦を裏切り樊於期と共に戦った、という展開も登場するかもしれないですよね!

この戦いで、桓齮の「怒り」が回収されるのではと予想します。

つまり、実は桓齮の怒りは「秦国」に対してだったのでは、という回収です。

元野盗という桓齮の経歴には、生まれ育った秦国への恨みがベースにあった、みたいな。

そんな回収を予想しますよ!

今回は以下の通り予想できました!

  • 桓齮将軍の「怒り」は秦国に対しての過去
  • 桓齮にの弱点は「隠れた名将」
  • 李牧に敗れ燕に亡命した後、怒りをベースに秦国と戦う

さてさて、こんな回収が登場するのか?

今後のキングダムも要チェックですよ!\(^o^)/

アース
アース
「調子の狂うジジィ」って言いながら倒れそうな張唐将軍を掴む桓齮のシーン好き



桓齮の怒りの理由について686話に登場

「キングダム」686話より

676話で摩論や厘玉と会話をし、「六将になっても渇き続けている最高なお頭」と桓齮を評価した雷土。

六大将軍にまで登りつめても満たされず渇き続けている桓齮という人物が、どれほど特異であるのかが分かるエピソードとして明かされていました。

その10話後、686話で扈輒将軍に捕らえられ拷問された雷土は、何かに気付きます。

桓齮という人物の本質に気付いたような雷土の描写が登場。

その後、雷土は深堀りせずスルーしてしまいますが、桓齮が「渇き続けている理由」が何かを察したのは間違いないでしょう。

そして「渇き続けている理由」は、「桓齮の怒りの原点」に繋がるのだろうと察せられますよね。

桓齮が全てに対し怒り続けているため、渇き続けているのではないかなと。

この辺りは「桓齮の渇きについて考察!」にて検証していますので、見てみてください!

桓齮の原点であろう、「怒り」。

明かされるのは死亡退場時かもですが、「怒り続ける理由」が「桓齮の渇きについて考察!」にて予想した「みんなのため」だったら嬉しいけど違うだろうな、と感じているアースでした!

桓齮の「怒り」と699話「絶望」の関係を考察!

「キングダム」64巻699話より
699話にて、桓齮の「怒り」を考察する上で外せないであろう嬴政との会話が登場しました。

平陽で十万の首を斬った桓齮を断罪にするために来訪した嬴政。

嬴政は「中華を統一し他国とひとつになる」と自らの道を説きますが、桓齮は「人は絶対にそうならない」「人に期待し過ぎだ」と断じます。

その桓齮に、嬴政は何かを見ます。

「キングダム」64巻699話より
桓齮の目をジッと見つめる嬴政。

「絶望」という表現をした自分を否定し、「いや…」と何かを感じ取ります。

この時嬴政は桓齮の「目」に何かを感じ取りましたが、それが何なのかは説明されずスルーされたままとなっています。

これ、いずれか回収されるであろう伏線ですよね!

この時に嬴政は、何を感じ取ったのでしょうか?

ちなみにこの「桓齮の目」については、数話前の同じく64巻の693話でも夏満将軍から指摘されています。

「キングダム」64巻693話より
夏満将軍からは、「艷やかな目」と表現されます。

ですが、桓齮からは「はしゃぐな雑魚」と、即効否定されています。

これは「真の痛みを知らない」と断じた夏満将軍に「違う」という意味で言ったのでしょう。

同じく693話で自害しようとする扈輒将軍からも、「お前のその目つきは…」と指摘されていました。

「キングダム」64巻693話より
「自分と似た者同士」と察した扈輒将軍に「違う」と否定した桓齮に対しての返答なので、「その目つきは自分とは違う種の人間」という意味で言っていたのだろうと考察できます。

つまりは「桓齮は真の痛みを知った扈輒とも違う人間」と判断したのでしょう。

このように桓齮の目つきについて指摘された後の展開で、嬴政が「絶望ではない何か」を感じ取った事になります。

ここ、わざわざ扈輒将軍にも触れさせた事からも、かなり重要な伏線なのだろうと考えられますよね!

桓齮の目から、嬴政は何を感じ取ったのでしょうか?

「絶望…いや」の後に、何という言葉続くのでしょうか?

嬴政が夏満や扈輒も察せられなかった何かを感じ取れたのだとしたら、関係が深かった「太后」や「呂不韋」と同じ何かを察したのではとアースはイメージします。

やはり最も接した人物と同じ目だったから、嬴政は察せられたという展開になるのではないかなと。

それでは呂不韋と太后の目を見た嬴政のシーンからそれぞれ考察してみましょう!

呂不韋に見た「負けを認めた」目と同じだったのか

「キングダム」60巻より
60巻で河南へ赴き呂不韋と再会した嬴政。

この時に嬴政は「負けを認めた呂不韋の目を確認するために訪れた」と言っていました。

では、桓齮も呂不韋と同じ「負けた目」をしていたのでしょうか?

これは違いますよね。

桓齮が呂不韋と同じ「負けを認めた目」をしているとは、到底思えません。

話しの流れから、これは違うでしょう。

ただ嬴政が「相手が何を感じ考えているのかを目から判断できる」と察する事ができる、重要なシーンではあります。

となると、桓齮は太后と同じ目をしていたのでしょうか?

怒り・憎しみを宿す太后と同じ目だったのか

「キングダム」40巻より
趙での惨めな暮らしの記憶から太后は嬴政に愛情を全く持てず、逆に憎しみを抱いていました。

いっぽうで嫪毐との子には特段の愛情を見せます。

40巻では、その二人の子を殺そうとする嬴政に罵詈雑言を浴びせます。

そんな太后にから「なぜ嫪毐との子に向けた愛情を嬴政に向けられなかったのか」と指摘します。

さらに「大王様にとっては太后様が唯一の母親」と叫ぶように糾弾します。

「キングダム」40巻より
暴れていた太后がここで止まり、ジッと向を見つめます。

その後、太后の目をジッと見つめる嬴政の描写が登場しています。

「キングダム」40巻より
太后の目に何かを求め確認しようとするけれどできず、諦めて目を閉じるような嬴政。

この時に嬴政は、太后の目に何を求め諦めたのでしょうか?

おそらく「愛情」でしょう。

向の言葉で何かが変わり、嬴政に対する愛情が生まれる事を期待し目を見つめていたのではないでしょうか?

しかし、確認できなかった。

ではこの時に、嬴政は太后の目に何を見たでしょうか?

嫪毐との間にできた二人の子を殺そうとする相手への変わらない「憎しみ」「怒り」を見たのでは、とアースは予想します。

もしくは「無関心」かも、とイメージします。

「キングダム」18巻より
ただ桓齮の目に繋がる考察としたら「憎しみ」「怒り」を見たと察せられますよね!

この40巻の太后の目に見た「怒り」が、64巻の桓齮の目に見た「絶望…いや」に繋がるのではと予想できますよ。

「キングダム」64巻699話より
アースは「絶望…いや」の後には「怒り…全ての人間に対する怒り…か」と続くのではとイメージしています。

「キングダム」64巻699話より
ここから桓齮の「渇き」「怒り」の回収に繋がるのでは、と予想しますよ!

ここ、桓齮の怒りが回収されるまでは押さえておかなきゃですね!\(^o^)/


桓騎軍メンバーを紹介!

野盗上がりでありながら持ち前の頭脳と残虐さを武器に、六将までのぼり詰めた桓齮。

しかしそこには、同じく野盗出身の有能な幹部達の存在が不可欠でした。

ここでは有能かつ魅力的なキャラクターとなっている主だった「桓騎軍メンバー」を紹介したいと思います。

順番に見て行きましょう!

雷土(らいど)

「キングダム」42巻より

 

桓騎軍No.2の雷土。

ゼノウと2トップを誇る戦闘力を誇りながらも、冷静で頭もそこそこ切れます。

桓齮への信頼も厚く「お頭の言う通りにすれば勝つ」という姿勢が多々見られます。

平陽の戦いで扈輒将軍の捕虜となり、生死不明となっています。

【追記】

695話にて<strong>雷土死亡が確定しました。

雷土のプロフィール記事にて取り上げていますので、見てみてください!

 

摩論(まろん)

「キングダム」42巻より

 

桓騎軍参謀であり、軍師でもある摩論。

自らを紳士と名乗るお笑いキャラのように見える摩論ですが、敵の情報・戦況の見極めはハッキリと把握しており、危なくなると「他を見捨ててでも退却すべき」と桓齮に進言もしています。

現在最新話の対扈輒将軍戦では「桓齮すら見捨てて中の良い仲間だけ連れて逃げよう」とも画策していました(笑)

かなり慎重派なところもありますが、桓齮に進言できる数少ない人物でもあります。

同じ軍師である河了貂と同じく、料理の腕も評価されています。

「キングダム」49巻より

 

軍師・参謀には料理の腕も不可欠なのかも、と察せられます。

 

オギコ

「キングダム」42巻より

 

間違いなくお笑い担当なオギコ(笑)

桓騎軍の千人将でありながら「おっぱいみたい」「合唱軍」など、数々の名言を残すお笑い担当キャラです(笑)

なぜオギコのようなお笑い担当が千人将なのか謎でしたが、680話でその意味が分かります。

「キングダム」680話より

 

対扈輒将軍戦にて、とんでもない苦戦を強いられ多くの離脱者が生まれているなか、「絶対にオギコは裏切らない」「死んでも伝令を伝える」「捕まっても喋らない」という桓齮のオギコへの信用が見えました。

このひとコマで、オギコの見方が変わりましたよね!

間違いなく、桓騎軍幹部の一人でしょう(*^^*)

 

ゼノウ

「キングダム」42巻より

 

桓騎軍の中で、雷土と共に武闘派となっているゼノウ一家。

黒羊丘の戦いでは、紀彗(きすい)を一撃で吹き飛ばす程の腕を持っていました。

「キングダム」43巻より

 

しかしいっぽうかなり凶暴で、切れると味方だろうと襲いかかるとも言われています。

ただ桓騎軍では「ここぞ」という「鄴陥落」や「扈輒本陣攻め」で必ず用いられているので、武力としては桓騎軍No.1ではと考えられます。

またそんなゼノウがまとめる「ゼノウ一家」は全員が体に大量の傷があり、常に敵を殺すことを考えている頭のネジが飛んだ集団です。

その性格上敵味方関係なく殺しの対象とするため、桓騎軍の兵士でさえも「ゼノウ一家」に近づくことはありません。

そんな敵味方関係なく殺す「ゼノウ」ですが、桓騎の指示には従うことから一定の尊敬の念はあるように感じます。

さらに雷土に対して「この力を導け」と発言していたことから自身の強力すぎる力を正しい方向に導いてくれる存在を常に探しており、出会ったのが桓騎一家だったのではないでしょうか。

今後、ゼノウが桓騎一家に加入する際の回想があれば是非ともゼノウが従う理由について知りたいですね!

そんなゼノウですが最新話で描かれている「肥下の戦い」ではやはり李牧を追い詰める際の切り札として投入されていました。

全身に矢を浴びながらも怯むことなく戦うゼノウは正真正銘の化け物ですね。
今後の生死についての詳細は不明ですが間違いなく李牧を窮地に追い込んだ立役者でした。

 

黒桜(こくおう)

「キングダム」44巻より

 

桓騎軍5千人将の黒桜(こくおう)。

皆から「姐さん」と呼ばれており、部下たちには慕われているように見受けられます。

しかしいっぽうで、かなりイケメン好きなところも確認できます。

黒羊丘の戦いの42巻で登場した黒桜ですが、ブサイクな部下が大声で報告して来ると「ツバを飛ばすな」と殴りつけています。

さらにブサイクな武将 外摩が援軍を求めてくると「外摩の背に矢を打ち込め」「それでもダダをこねるなら私が直接首を刎ねに行く」と言い切ります。

かなり厳しい言葉ですが、両方ともブサイクな部下に対してでした。

その直後、イケメンの若い部下が援軍を求めてくると「…百人助けを送ってやれ」と指示します。

聞いていた部下たちは「見た目で差別してないか?」と悩みますが、読者から見るとその通りだろうと察せられます(笑)

決定付けられるのは、43巻での桓齮との対話です。

奪った黒羊丘をそのまま相手に返すという理解できない桓齮の指示に、全く納得できない雷土・摩論・黒桜たち。

その理由を、恐る恐るながらも桓齮に問います。

その返答で、黒桜に「四の五言わずに昔見てぇに俺を信じろ」と顎クイをする桓齮。

イケメン過ぎる桓齮の言葉に、黒桜は鼻血を出し出血してしまいます(笑)

「キングダム」44巻より

 

頬を染めているところからも、絶対桓齮のイケメンさにヤラれていますよね(笑)

黒桜はノーマークだった紀彗に誰よりも早く注目したところからも、武将として決断力、判断力は非常には優れていますが、イケメンにはかなり弱い武将のようです(笑)

 

厘玉(りんぎょく)

「キングダム」43巻より

 

桓騎軍で、幹部かどうか微妙なポジションの厘玉(りんぎょく)。

摩論や黒桜、雷土と会話をする場面も多い彼女ですが、黒桜ほど登場はしていません。

先程の黒桜が顎クイされた会議にも、厘玉は参加していませんでした。

ただ桓騎軍にキレた信や羌瘣が雷土たちとぶつかっている時に、尾平を連れてきたのは彼女です。

これが無かったら、羌瘣は桓齮全軍とぶつかり、終わっていたでしょう(汗)

情勢を見て的確な判断をするところが、厘玉の持ち味なのかもしれませんね。

幹部の会議には出席しない彼女ですが、幹部クラスの働きが見られるキャラです。

そんな厘玉ですが、最新話でその生い立ちや桓騎軍への加入理由などが判明しています。

厘玉は元々「比呂(ひろ)」という田舎の山中に住んでおり、そこで別の野盗団に所属していました。しかし田舎でしょうもなく盗賊をやり死んでいくよりはいいという軽い理由で桓騎一家に加入します。

ただ、740話では、そんな軽い気持ちで桓騎一家に入ってからは本当に刺激的な日々だったと桓騎一家への想いを語っていました。

最終手段として、李牧への奇襲を行う直前には

「この結末がどんな醜い結末でもすでに俺達にとっては」
「これ以上ない最高の結末だ」

と語っており、その堂々とした口調からは桓騎への尊敬の念が伝わってきましたね。

今後も漢気溢れる厘玉の活躍に注目です!!

 

砂鬼(さき)

「キングダム」44巻より

 

拷問専門となっている砂鬼一家。

黒羊丘では紀彗について情報を得るため、捕虜にかなり酷い拷問をして吐かせています。

そして極めつけは紀彗に送りつけた「骸の巨像」です。

黒羊丘の民間人を串刺しにして作ったアーチのような形状の「骸の巨像」は、読んだ誰の記憶にもマストで残るとんでもなく残虐な所業でした。

この巨像を作ったのが砂鬼一家であり、残虐非道が売り物の桓齮軍の中でも斜め上を行く「残虐な一家」となっています。

そんな「砂鬼一家」ですが、最新の「肥下の戦い」で桓騎と大きく縁のある一家であったことが発覚しています。

実は桓騎は「砂鬼一家」の最古参であり、現在の「砂鬼一家」は桓騎が作り出したものだということが描かれています。

初め、「砂鬼一家」は山奥の辺境の地で親や家主に捨てられ行き場を無くした子供だけで構成された小さい盗賊団でした。

しかし、子供だけの盗賊団が好き勝手に盗みをすることに他の盗賊団が黙っているはずがなく、常に他の盗賊団から脅されみかじめを払わされる日々を送っていました。

そこに加入した桓騎は「奪われることが当たり前になっているのはおかしい!」と主張し

そこからは襲ってくる盗賊団を殺しては人の所業とは思えないほど残酷に醜く殺し、その死体を晒すことで敵の脅威を退けていきました。

現在の残酷な「砂鬼一家」は実は立場の弱い子供が生き残るために仕方なく行ってきた所業の結果なのです。

拷問や人の死体を弄ぶことは肯定できませんが、このような経緯があると「砂鬼一家」がただ死体を弄ぶ極悪集団とは言えなくなってきますね、、、

また、元々砂鬼一家の長をしていた「偲央(シオ)」という女性が死んだということはわかっていますがなぜ死んだのか、

またその死が桓騎にどんな影響を及ぼしたのかまではまだ判明していません。

眠りの中で、桓騎が「偲央」の夢を見ていたシーンが描かれているため、桓騎にとって重要な存在であったことは明白なので今後「偲央の死」が回収されることは間違いないでしょう。

 

さて、桓齮一家を順番に見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

ホント、むちゃキャラが濃いメンバーばかりですよね(笑)

むちゃくちゃ冷酷無慈悲で残酷なキャラばかりなのですが、なんか好感が持てるようにも感じます。

これからの桓齮と共に、桓齮一家も要チェックです!

【追記】

695話にて<strong>雷土死亡が確定しました。

雷土のプロフィール記事にて取り上げていますので、見てみてください!

 

桓騎のまとめ

今回は「キングダム」の武将の中でも一番のカリスマ性を持つ「桓騎」について解説していきました。

初登場時、桓騎は残虐な戦い方をし一般市民にも容赦がないため、
不気味でどこか馴染みにくい印象がありました。

しかし回を重ね、その戦い方の本当の意味を知ることで桓騎という人物像に共感したキングダムファンも多いのではないでしょうか。

また、「中間層の人間が変わらないと世界は変わらない」という桓騎のセリフは、

これまで面倒な問題に対して極力関わらないように逃げてきた自分にとってはかなり心に刺さったセリフでした。。。(他にも共感した人は多いのではないでしょうか(汗))

漫画の世界だけでなく、人生のヒントまで教えてくれる!
そんなカリスマ性を持つ桓騎の活躍に今後も目が離せませんね!

 

 

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POSTED COMMENT

  1. 零式 より:

    いつも楽しく記事を読ませていただいております。

    最近、また一巻から読み直していて気になった点があったのですが、

    桓騎の弱点は良く悪くも、
    『(軍の)常識がない』点と、
    前提として『国への忠誠心がない(秦がどうなろうと知ったこっちゃない)』点だと感じました。
    ゆえに戦場で〈大きな賭け〉にも出れてしまいます。

    黒洋戦で桓騎は”2度”大きな博打をして勝っています。
    ①大チャンスに一切何もしなかった
    ②丘を明け渡した

    ①は慶舎が全く動かなかったら
    ②は紀彗軍が離眼に向かわなかったら
    戦局は大きく変わっていたでしょう。

    どちらも相手の攻撃を”読んで”受けたのではなく、こう仕掛けたら相手はこう動くだろうという桓騎主導の紛れもない”ギャンブル”でした。
    ーーーそして相手は桓騎の思い描いた通り動いてくれた。

    そんなハイリスクハイリターンなギャンブルに勝ったからこそ、黒洋戦は最小被害での圧倒的勝利であったのかなと考えます。

    黒洋戦後に河了貂とナキが戦の全容を部隊に説明している際にも
    「こんなの軍略でも戦術でもない、昌平君でも李牧でも決して真似できやしない」という台詞が飛でいます。

    慶舎と紀彗の情報を収集していて確率が高く(桓騎的にはローリスク)とも、”普通ならしない”博打を打ってしまう”度胸”と”非常識さ”を桓騎は備えていました。

    黒洋戦中に桓騎は部下たちに、
    「長くなってるせいでお前ら最近考えが軍に染まってきてねェか?、理由だの、戦術だの、どうでもいいだろが」と言っています。

    このあたりから自分は、
    軍を〈サラリーマン〉、元野党の桓騎軍を〈自営業者〉と捉えながら読んでいました。笑
    ーーーそして企業の中に自営業者が助っ人として入社してきたところを想像しました。

    自営業者(野党軍団)がサラリーマン(軍)になった時にまず思う事は「不自由」「硬っ苦しい」であるでしょう。
    秦軍に取り込まれた桓騎軍が一番最初に抱いた感情だと思います。
    サラリーマン(軍)は助っ人の自営業者(野党軍団)を見て「自由すぎ」「非常識」と思ったでしょう。

    自営業者(野党軍団)の強みは、サラリーマン(軍)よりも個人として自立していて判断力がある、発想の自由がある点ですが、サラリーマン(軍)の世界の規律や常識の教育を受けていません。
    自営業者(野党軍団)からすれば、”逆に非常識な事”がサラリーマン(軍)の世界にはあるでしょう。しかし”それ”を必要ないと考えている自営業者(野党軍団)たちは”それ”を理解する事は出来ないと思います。なぜなら彼らにとって”それ”は「別に今まで生きてきて必要がなかったから」です。
    これは双方に言えることですが、お互いの非常識を理解する事は難しいのだと思います。
    しかも桓騎は『秦(会社)がどうなろうと知ったこっちゃない』と会社に忠誠はないですしね。

    住む世界が違った分、
    価値観や考え方、
    ジャッジの基準が他と全く違う桓騎は、
    驚くべき奇策で勝利を掴んできましたが、
    桓騎にとってはこれが”普通”なのだと思います。

    そしてこの軍の常識を持っていない、
    普通はやらない事をやってしまう事が、
    強さであり、時には弱さなのかもしれません。

    慶舎が桓騎の弱点に気付いたのは、
    ①の後、キメにいった桓騎の攻めを逃れた後です。
    李牧が桓騎の弱点を悟ったのは、
    戦の後、①と②を見届けたあとです。

    2人は思ったでしょう。
    『国運を背負った戦の中で、普通なら踏み切れない大博打に出れる度胸を持った恐ろしい男。これが桓騎か。しかし、それは諸刃の剣だぞ』と。
    前述した通り、仕掛けたのは桓騎であり、選択権は趙軍にありました。俯瞰で見ればやはりハイリスクです。

    後の李牧vs桓騎の戦いでは、
    李牧はそんな桓騎の非常識さゆえの特徴を逆手に取った戦い方を繰り広げてくると予想します。

    個人的に桓騎は大好きな武将なので、李牧戦までも沢山の出番があると思うので、この先の活躍も非常に楽しみです。

    以上、行きすぎた妄想と考察でした。
    長くてすみませんm(__)m

    • >李牧はそんな桓騎の非常識さゆえの特徴を逆手に取った戦い方を繰り広げてくると予想
      なるほどですね!
      敢えて桓齮に大胆な作戦を取らせ泳がせる。そこを逆手に取り討ち取る、という展開が見られそうですよね(*^^*)

      >李牧戦までも沢山の出番があると思うので、この先の活躍も非常に楽しみ
      次に桓齮が登場するのは趙の平陽での扈輒将軍との戦いに登場するのは間違いないですよね!
      ものすごく怖いですが楽しみです!(*^^*)

      管理人アース

      • 零式 より:

        はい!慶舎に対しても「何もしない」を「した」わけで、やはりいずれも仕掛けてるのは桓騎なので攻めに特化してる分、守りは脆い気がします。
        というか今まで、侵略or捨てる(逃げる)の2択で来たと思うので守れないとおもいます。笑

        李牧の計略にハマり、自分が守らなければならない側に立たされてしまったその時は、全てを捨てる(逃げる)しかないのかもしれません!

        いやー見たくないです。笑

        • >李牧の計略にハマり
          これもいずれ来ますよね…ただこのペースで行くと何年後なのか分かりませんが(笑)
          ただ全てを逃げるにしろ、最後までカッコよく描かれそうですよね!
          呂不韋のようなイメージですが、せめて不敵に笑いながらの桓齮退場にして欲しいでよ(泣)

          管理人アース

  2. 騰@天下の大将軍 より:

    キングダム考察記事ありがとうございますm(_ _)m
    次の趙戦で桓騎の活躍が描かれるので楽しみにしています^_^
    桓騎の弱点ですが麾下の武将との意思疎通が取れていない点じゃないかなと思います。雷土、黒桜、摩論は黒羊で桓騎の戦略が全く理解出来ていませんでした。また慶舎を急襲したときも飛信隊はその作戦を理解していません。その時に慶舎はその弱点を見破ったのではと思います。
    王翦軍を見てみると、王翦配下の将軍、特に亜光は王翦の軍略を理解していると思われます。朱海平原で描かれたその事が黒羊での桓騎軍との対比になっているのかなと。
    李牧に桓騎が負けるのはかなり悔しい描写になりますがそこをどう描くかも楽しみにしています

    • >朱海平原で描かれたその事が黒羊での桓騎軍との対比になっているのかなと
      素晴らしい読み方ですね!
      なるほど。たしかに桓齮は「大丈夫だ。全部上手くいく」しか言わないですもんね(笑)
      それがまたカッコよいのですが(笑)

      桓齮が負ける描写もどう描かれるのか、楽しみですね(*^^*)

      管理人アース

  3. ユミル・イェーガー より:

    こんにちは。

    >燕との戦いで桓齮が秦を裏切り樊於期と共に戦った

    >桓齮の怒りは「秦国」に対してだったのでは

    に それぞれ1票!!!

    鋭い考察だと思いました!

    敵でも味方でもない立場・・・
    イェレナにも桓齮のような魅力をもっと描いて欲しいとこでした。。。

    • >イェレナにも桓齮のような魅力を
      イェレナと桓齮に比較は面白いですね(笑)
      イェレナの怒りって桓齮とはまた違ったイメージですよね。
      とりあえず桓齮だったらマガトに腕折られても泣きはしないかなと(笑)
      桓齮の退陣がどのように描かれるのか、楽しみですよ!(*^^*)

      管理人アース

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