キングダム

【キングダム考察】李牧が桓騎(かんき)を倒す!史実から最後は昌平君の調略により死亡か?【実在】

始皇帝が中華を統一する物語である「キングダム」ですが、主人公は嬴政ではなく、天下の大将軍を目指す信となっています。

その信のライバルであり、最大の敵となっているのが李牧でしょう!

敵キャラであり、ラスボス感すらある李牧。

イケメンで常に冷静沈着でジェントルな李牧は、かなりカッコいいですよね!

そんな李牧ですが、歴史上でも実在した人物であり、史実にも登場しています。

信の最大の敵となっている李牧とは、実際どのような人物だったのか?

今後の李牧はどのような展開となっていくのか?

史実の李牧から検証し、予想してみましょう!

◆史実とキングダム李牧を検証!

李牧は原作の「馬陽の戦い」にて初登場した秦の最大のライバル国「趙」の大将軍です。

初登場時に秦の怪鳥と恐れられる六大将軍「王騎」を戦略面で打ち破り、
その後「合従軍戦」では秦の大将軍「麃公」をこちらも戦略面で打ち破っています。

それ以外にも様々な局面で秦の中華統一を妨げ、ラスボスの呼び声高い敵キャラクターです。

そんな原作では最強格として登場している李牧ですが史実では実際にどのような人物だったのでしょうか。

ここからは史実での李牧の活躍を見ていきましょう!!

 

李牧のプロフィール

名前
李牧(りぼく)
出身国
趙国軍総司令官・趙国宰相
異名 趙三大天
初登場 13巻 135話
CV 森川智之

 

史実の李牧(李牧)とは

李牧はもともと趙の北方、雁門郡の国境警備長官でした。

雁門という場所は、歴史的に見ても1700回を超える戦いを繰り広げられてきたと言われる関所であり、李牧はここで匈奴の執拗な攻撃を防ぎました。

巧みな戦術により、李牧は匈奴を大敗させ10万の騎兵を失わせます。

この大功により、王都邯鄲に招集されます。

李牧が王都に招集され大将軍に任ぜられ初めて活躍するのが、紀元前233年の肥下の戦いです。

ここで桓騎(かんき)将軍を退けています。

さらに翌232年の番吾の戦いでも秦を打ち負かし、韓と魏の領土を秦から奪い返しています。

ここが李牧の絶頂期と言えるでしょう!

このように中華統一を目指す秦の攻撃を退けたのは、この李牧と楚の項燕だけとなっています。

これだけでも、李牧がいかに優れた将だったのかが分かりますよね!

しかし、紀元前229年に李牧を攻めあぐねた秦が趙の幽繆王と郭開を調略し、李牧は誅殺されその生涯を終えます。

 

キングダム李牧と比較検証!

史実の李牧でも指摘したように、李牧が北方から呼び寄せられ中央で活躍し出すのは紀元前233年の肥下の戦いです。

つまりキングダムで「王騎死亡編」「合従軍編」「鄴陥落編」に李牧が絡んでいるのは、全くのフィクションとなります。

史実としては、この時まだ李牧は北方の担当となっており、秦と戦った記録は残っていません。

つまりこれまでの李牧は、李信と同じように原先生のオリジナルストーリーということになりそうですね!

現在キングダム最新話の646話で太子嘉を逃した李牧の展開は、紀元前235年辺りと考えられます。

李牧が史実で桓騎を倒す肥下の戦いが233年なので、そろそろ史実に基づく展開も見られそうですよね!

それでは史実を踏まえ、これからの李牧がどうなっていくのか?

予想してみましょう!

 

◆史実から今後の李牧を予想!

原作では、現在の最新話で「肥下の戦い」が描かれており
これは史実でちょうど李牧が北の土地(雁門)から中央に召集された時期と一致します。

つまりここから先は、原先生のオリジナルではなく、史実に沿った展開が描かれる可能性が高いのです。

では史実に沿って今後李牧はどのような活躍をしていくのかを考察していきましょう。

 

桓齮(かんき)を倒し、王翦・楊端和・羌瘣に苦戦させる

史実ではまだ登場していない李牧ですが「キングダム」では鄴陥落の責任を負い同時期に悼襄王が死亡し、末子遷が即位しました。

現在キングダム最新話646話で、何とか太子嘉を逃した李牧。

あまりの展開に、カイネに弱音を吐いてしょんぼりしていました(・_・;)

しかしこの2年後から李牧は活躍し、桓齮を討ち取る展開になります。

なので、これからの李牧が郭開や末子遷に討ち取られる展開にはならないですが、2年後まではしばらく僻地に追いやられる展開になるのではと思われます。

合従軍失敗の時の、李牧のイメージですね。

ちなみに、この2年の間に扈輒将軍は桓齮に討ち取られています。

その報も李牧が僻地で聞き、悔しがる描写も登場しそうですね!

そして既に桓騎(かんき)の弱点を押さえている李牧は、そこで「扈輒将軍の仇は必ず果たす」と誓うのではと予想しますよ!

2年後の肥下の戦いで誓い通り桓齮を討ち果たして達成し、その後もしばらく大活躍をするでしょう!

再び秦を苦しめさせる李牧が見られそうですね(*^^*)

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宜安の戦い

紀元前233年、再び邯鄲に呼び戻された李牧は「閼与→宜安」と侵攻してくる王翦・桓齮軍と対峙することになります。

まさに現在本誌で展開しており、単行本でも64巻、65巻くらいからこの展開になると思われますが、桓騎軍・王翦軍は最終的に宜安で李牧と直接対決をすることになり、ここで桓齮は李牧に敗北することが史実にて確定しています。

李牧はその策略により宜安で王翦・桓騎軍を撃破し、桓齮を討ち取ると予想できます。

 

番吾の戦い

宜安の戦いから一年後となる紀元前232年。

史実から秦が趙の番吾を攻めるのですが、李牧が秦軍を再び撃破すると史実から確定しています。

さらにそこから李牧は秦から韓・魏の国境まで領土を奪還しています。

これらの史実から、宜安で桓齮を討ち取ってから数年間、李牧の大活躍が続くと予想されます。

 

李牧の最後は郭開と末子遷により誅殺!キングダムでは昌平君の策略になる?

紀元前229年、王翦を総大将として秦が侵攻してきます。

李牧は司馬尚を大将に任じ対応させ、王翦は苦戦を強いられます。

苦戦する秦は、郭開に賄賂を送り李牧を失墜させるよう画策します。

郭開は幽繆王(末子遷)に李牧謀反の疑いあり、と進言します。

それを信じた幽繆王は、李牧を捕らえ誅殺してしまいます。

キングダムでも、李牧の最後はこのように描かれるような気がしますよね。

その後、李牧がいなくなった軍を王翦はあっさり撃破し、そのまま趙王都「邯鄲(かんたん)」に攻め込み「幽繆王」を捕え趙を滅ぼしてしまいます。

趙の滅亡が李牧の死から数ヶ月後のことであったことから、

李牧のみが趙を守る最後の砦であったとともにそれを処刑した「幽繆王」の采配がいかに愚かな選択であったかが分かりますね。

この郭開に賄賂を送り李牧を誅殺させるという調略は、秦の誰の策略となるでしょうか?

キングダムでは、昌平君か李斯っぽい策な気がしますが、やはり昌平君になるでしょうか?

李牧の最期は昌平君の策で迎える、と予想しますよ!

後味の悪い展開ですが、最新話646話での李牧にはそのような未来が待っているように描かれているようにも感じました。

 

カイネの今後の展開は?

さて、これからの李牧の展開を予想しましたが、同時に気になるのがカイネですよね。

李牧は史実上の人物ですが、カイネはキングダムオリジナルのキャラであると考えられます。

646話で「ずっと側にいます!」と李牧に叫んだカイネの今後は、どのようになるのでしょうか?

間違いなく、今後も李牧の側近として登場していくでしょう。

ただ気になるのは、李牧死亡後ですよね。

李牧が誅殺された後のカイネは、どのようになるのでしょうか?

管理人アースは、李牧を追う展開になるようなイメージを抱きます。

もしくは李牧から「これからの太子嘉を守ってくれ」と言われ、趙の次の国である「代」まで行く展開か…

この展開もありそうな気もしますが、やはり李牧を追うような気がします。

もし李牧を追う展開になるのであれば、河了貂との絡みが気になりますよね。

合従軍編での蕞で河了貂に「一緒に来い」と言ったり、城から落ちそうになるカイネを河了貂が救ったり…

二人の縁は深いので、カイネの最後にも河了貂が絡みそうな気がしますよ!

李牧の最期では、カイネと河了貂の動向も要チェックですね!

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今回の考察では、太子嘉を助けた後の李牧はしばらく僻地へ飛ばされ、その後また大活躍すると予想できました!

そこで桓齮をも倒しますが、数年後に郭開と幽繆王に誅殺され最期を迎えるとも予想できました。

まだまだこれからも李牧は信の前に立ちはだかりそうですよね!

これからの李牧の活躍が、むっちゃ楽しみですよ!\(^o^)/


連載前の読み切り「李牧」について

キングダム総集編Ⅱ短編「李牧」より
「キングダム」連載前に発表されている、「キングダム総集編Ⅱ収録の短編『李牧』」にて、三大天になる前の李牧が描かれています。

そこでは李牧の策によって匈奴から雁門が救われ、雁門で出会ったカイネがどのようにして李牧を心酔することになったのかが描かれています。

本編でもちょこちょこと「雁門時代」を匂わす描写が出てきますよね!

「キングダム」59巻より
この辺りは646話考察にて取り上げていますので、見てみてください!

これらを踏まえても、李牧退場と合わせてカイネの動きは要チェックな気がしますよ。

続いて李牧の名場面を見て行きましょう!


◆李牧の名場面を紹介!

史実でも間違いなく最強格の将軍「李牧」ですが、

原作では単に戦が強いだけでなく本気で中華の平和を願ったり、自国をより良い国にしていこうと試行錯誤したりと人間性でも大物感を出しています。

そんな李牧は原作で数々の名シーンを残しています。
今回はその中でも李牧の人間性が現れた名シーンを3つ紹介していきます。

 

キングダム45巻490話!対嬴政の名場面

「キングダム」45巻より

 

斉王と邂逅し、盟を結ぶことになった嬴政。

しかしその話をするために斉王は秦に向かう途中、趙を通らざるを得ませんでした。

斉王を秦国へ通す代わりに嬴政との会談を求めた李牧。

その甲斐あって、李牧は嬴政と相対します。

そこで開口一番、嬴政に中華統一を諦めて欲しい、と頼む李牧。

戦を無くすために中華を統一しようとしていることを理解した上で頼む李牧は、代替案として「七国同盟」を提案します。

「キングダム」45巻より

 

そうすれば血を流さずに戦を無くすことができる、と李牧は説明します。

しかし、即座にその提案を突っぱねる嬴政。

それで戦が無くなるのは自分たちが生きている数十年であり、百年後には無くなる平和だ、と一刀両断します。

そして武力で中華を統一する、と改めて宣戦布告する嬴政。

李牧は「後悔しますよ」と、嬴政の宣戦布告を受け止め返します。

そのまま退座しようとする李牧ですが、昌平君が「後悔するとはどういう意味か。聞き捨てならない」と李牧を止めます。

そこで「私を討たない限り秦国は中華を統一できない。しかし私を討てる武将は秦国にはいない」と言い切ります。

そしてそのまま「秦将全員がかかってきても私の相手ではない!」と秦側に叫ぶ李牧!

「キングダム」45巻より

 

そのまま立ち去ります。

嬴政、昌平君、昌文君を相手に全員に啖呵を切り、そのまま堂々と立ち去る李牧はスゴいですよね!

中華統一についてのやり取りでは嬴政に完全にやられましたが、その後の昌平君をキッカケにした言い合いでは李牧が全員を飲み込んでいました。

李牧の最っこうな名場面ですよね!

いつも静かなイメージの李牧が珍しく相手を挑発する、熱くカッコいい名シーンとなっています(^^)

 

キングダム16巻172話!兵士一人ひとりの命を考える李牧の意志

「キングダム」16巻より

 

「馬陽の戦い」にて趙国三大天「龐煖(ほうけん)」によって深手をおった秦国六大将軍「王騎」。信の助けによって窮地からは脱出するもその命が尽きることは明白な場面でした。

しかしここで、味方の「趙荘(ちょうそう)」の側近である兵士の「斉明(せいめい)」が王騎を最後まで追い詰めて確実に殺すことでその首を晒そうと激しく勧めます。

その斉明に対して李牧は言いました。

 

「亡骸を辱めるよりこれ以上味方に犠牲を出さぬことの方が大事ではないのか!」
「この戦の目的は秦の侵略でもなく王騎軍の殲滅でもありません」
「目的は王騎の死 これが達せられた今これ以上血を流すことは全く意味はない」
「無意味な死だけは絶対に許しません 戦はここまでです」

 

兵士は全て生きている人間で戦でやむなく犠牲になる兵士が居ることは仕方ないが

その犠牲一つ一つに意味を持たせたい。

そんな兵士一人ひとりをただの数と思わず、人として捉える李牧の考え方は、
何十万人を従え戦に挑む大将軍としては非常に難しい考え方です。

それを実行し、さらに戦にも勝つ李牧はさすがですね!

他のモブキャラクターとは違う強者感がしっかり出ていた素晴らしいシーンだったと思います。

私ももし戦国時代に生まれたのならば、李牧のような武将の元で戦いたいと心から思いました!

 

キングダム59巻646話!初めて見せた李牧の弱気

「キングダム」59巻より

 

秦の大将軍「王翦」が趙の大城「鄴」を取った年に、
暗君として知られる趙の王「悼襄王(とうじょうおう)」が死にました。

それにより、趙国内では、李牧らが推す明君の器だと噂の「太子嘉(たいしか)」と悼襄王以上の暗君になると噂されていた「太子遷(たいしせん)」とで次期王座をめぐって壮絶な権力争いが勃発していました。

その結末は、先王の「悼襄王」が残した遺言により、「太子遷」が次期王座につくことになり、李牧は敵対派閥の重要人物として国内で命を狙われることになります。

王都「邯鄲」に居ては命を狙われる李牧達は、「太子嘉」とともに刺客や王都の精鋭部隊の追撃を受けながらも命からがら脱出に成功します。

その夜に李牧は側近である「カイネ」に向かって言いました。

 

「こんな時期にこの国は…私達は一体何をしているのか…」
「…….さすがに ちょっと疲れましたね」

 

同年に最重要都市である「鄴」を敵国「秦」に奪われ国家転覆の危機にある趙は本来、
国全体で一致団結し、侵略を防がなくてはなりません。

しかし、国内では王座をめぐり、自らの権力のために趙人が趙人を殺し合う残酷な状況になってしまっています。

また今まで、自国の繁栄のためだけに命を捧げ戦に出ていた李牧が自国の軍隊に追われ命を狙われるという状況に、

普段は冷静沈着で絶対に弱音を見せない李牧が初めて弱音をはいた人間味溢れるシーンでした。

自国の平和を求める上で、自分の思い通りにいかない葛藤と自身が守ろうとしていた本国からの裏切りに対する悲しみがこのシーンには表現されていますね。

読みながら李牧に同情するとともに絶対に這い上がって来て欲しいと思いました!!

 

◆李牧のまとめ

今回は「キングダム」のラスボス候補「李牧」について解説していきました。

様々な苦難に直面しながらも自国を守り抜こうとする李牧は「ラスボス」に相応しいキャラクターなのではないでしょうか。

仮に今後の展開が史実同様に描かれるのであれば、李牧率いる軍は、秦の大将軍「桓騎」「王翦」に勝利するとされているためこれからの李牧の活躍はほぼ確実ですが、

一方で自国の王に処刑されるという作中屈指の悲惨な最後を迎えることにもなります。

これからの「肥下、番吾の戦い」で李牧の株を上げることにより、

李牧の最後の死の悲惨さを脚色して描きたいという原先生の意図があるのかも知れませんね。

何はともあれ、これからの活躍が期待できる李牧に今後も目が離せません!

 

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