「進撃の巨人」11年7ヶ月の連載がついに完結!
今年の始めに別マガ5月号で完結と言われていましたが、とうとうその時を迎えました。
進撃の巨人139話目で締めくくられたラスト。
前話138話ではエレンの首をミカサが斬り終わったのですが、そこから一体どうなるのか?
巨人になったジャンやコニー達は、いったいどうなるのか?
進撃の巨人139話予想で彼らは人間に戻るのでは、とアースは予想していましたが…
さらにこの戦いの後の世界はどうなるのか?
ヒストリア出産後は描かれるのか?
そして気になる「お前は自由だ」の回収はあったのか?
すると、まさかのリコさんがここで登場!?
さらにエレンが進み続けた理由が明らかに!
まずは、進撃の巨人139話あらすじから順番に見て行きましょう!
※進撃の巨人が完結したことで、「もう一度、進撃のストーリーをおさらいしたい!」という方も増えているかと思います!そんな方向けに進撃の巨人の全ストーリーをまとめた記事を作っていますので、おさらいしたい方はご覧ください。
>>進撃の巨人全ストーリーのあらすじ解説まとめ



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進撃の巨人ネタバレ139話最終回「あの丘の木に向かって」のあらすじ!
さっそくどんな最終回を迎えたのか、進撃の巨人139話の場面をあらすじでみていきましょう。
少年エレンとアルミンの会話(始祖ユミルについて)
シガンシナ区少年時代のエレンとアルミンが、会話をしているシーンから始まります。
昔「壁外が描かれた本」を読んでいた川のほとりで、二人は会話をしています。
内容は「エレンがなぜミカサとアルミンを突き放していたのか」について、エレンが説明しています。
理由は以下の通り。
- 世界を蹂躙した自分を倒せば生き残った同期は英雄となり、世界から敬意を表される
- 地鳴らしで人類の8割を殺す事になるので、世界からの報復はない
- ミカサが自分を殺す事により、始祖ユミルがフリッツ王の隷属から解放され巨人の力が無くなる
自分が人類の敵となって倒されればアルミン達は英雄になり世界から受け入れられるという計画だった、と説明するエレン。
川のほとりで説明していた少年エレンは、アルミンを誘い移動します。
すると、噴火をする山を眺められる場所に到着。
「炎の水」が見られ、アルミンは夢中で見ています。
そんなアルミンを、愛おし気に見つめるエレン。
エレンは「始祖ユミルが神にも等しい力を手に入れた後もなぜ、親を殺し舌を抜かれた相手であるフリッツ王に従っていたのか」を説明します。
「始祖ユミルはカール・フリッツを愛していた」と語るエレン。
それが二千年間、始祖ユミルを縛り付けていたとエレンは説明します。
そしてその縛りから解放してくれる存在がミカサだと。
歩き、オーロラを見つめながらエレン説明します。
ミカサが始祖ユミルの縛りを解く為に、8割の人類を虐殺してパラディ島で殺し合いをさせ仲間を戦いに巻き込んだ、と語ります。
どうやらこれらは、エレンが22巻での勲章授与式でヒストリアと接触した時に見た未来のよう。
それをそのままエレンはなぞった、という事なのでしょう。
そして二人は海に移動します。
エレンとアルミンの会話(ミカサへの想いについて)
海に移動し、ミカサについて言及するアルミン。
二人は完全に現在の年齢に戻っています。
「ミカサがエレンの事を忘れて幸せに生きていけると思う?」とアルミンが聞きます。
「わかんねぇ」と、そっけなく返すエレン。
そんなエレンをアルミンが殴りつけます。
「ミカサの恋心を無下にしたことをどう思っているんだ!?」
「オレの事は忘れろで済まされると思っているのか!?」と、倒れたエレンを怒鳴りつけます。
拍手するアース。
エレンは下を向き、黙り込みます。
そんなエレンを見て「ミカサはこんな女泣かせを忘れるべきだ」「案外すぐ良い人見つけてあっさりするかも」と、アルミン。
それを聞き
「そんなの嫌だ!」
「ミカサに男ができるなんて…!!」と情けなくエレンが叫びます(笑)
そして「死にたくない、ミカサとみんなと一緒にいたい」と続けるエレン。
アルミンに、本音をこぼします。
別の道が無いか考えようと提案するアルミン。
しかし「自分は許されるはずがない」と語り、「ここでのことは全て記憶を消す」とアルミンに告げます。
そして「全てが終わった時にまた思い出すだろう」と。
それを受け、アルミンが答えます。
「エレンありがとう。」
「この過ちは絶対に無駄にはしないと誓う」
地面に落ちている貝殻を見つけ、エレンに見せます。
それを受け取り、抱きあう二人。
そのまま33巻131話での船の上でアニに話しかけられるアルミンの場面に移ります。
エレンとの会話は削除されているよう。
エレン死亡から巨人の力が消滅に
138話での、スラトアでの戦いの続きに移ります。
蒸気を出しながら不時着するファルコ鳥巨人。
巨人化が解け始めているよう。
超大型巨人となりエレン巨人と戦っていたアルミンも、人間に戻っています。
そこに、ミカサがやってきます。
目をつむり、エレンの首を両手で抱いているミカサ。
斬り落とされたエレンの首を見て、アルミンは号泣します。
人間に戻るジャン、ライナー、コニー、ガビ達の描写。
巨人になっていた全ての人々が、人間に戻ります。
エレンとの会話を思い出したアルミン。
さらに、ミカサにも「エレンが会いに来た」記憶があるよう。
ジャン、ライナー、コニー、アニにもあるようです。
コニーは「母ちゃんも人に戻る」とエレンが言っていた、と語っています。
それらを聞いたピークは「私もお話したかったなぁ」とつぶやいているので、ピークには来なかったよう(笑)
座り込んでいるリヴァイ兵長。
目の前にエルヴィン、ハンジ、ミケからリヴァイ班のメンバーが立っています。
「見ていてくれたか?」
「これがお前らが捧げた心臓の結末らしい」とつぶやく兵長。
エルヴィン達は心臓を捧げよの敬礼をし、そのまま消えていきます。
敬礼で返すリヴァイ兵長。
うっすらと涙が見えます(泣)
ジャンとコニーの前には、サシャが現れます。
ものすごくキレイな笑顔なサシャ。
戦いの結末
号泣するアルミンに「行くね」と言うミカサ。
このままだとエレンの首を埋葬させてもらえない、とつぶやき、首を抱きかかえ立ち上がります。
世界大虐殺者の首ですので、このままだとそうなるでしょう。
そのため、シガンシナ区に連れていくよう。
ミカサを見送った後、アルミンは涙を拭います。
拭い終わった後のアルミンは精悍な表情となり、どこかへ移動します。
人間に戻ったアニ父やジャン、コニー達の前に銃を持ったミュラー長官とマーレ兵たちが立ちふさがります。
直前まで巨人だったエルディア人に銃口を向け「人だと証明してくれ」とミュラー長官が懇願するように言います。
しかし人だと証明しきれない、アニ父やジャンたち。
そこに、アルミンが登場します。
立体機動装置を外し、敵意がないことを見せるアルミン。
3巻11話「応える」のアルミンを想起させる演出。
銃口を向けられても巨人化しないことこそ人である証明だ、とミュラー長官に語ります。
それを聞き、銃口を降ろすよう指示するミュラー長官。
あまりに流暢に説得力ある説明のアルミンを、呆気に取られたように見つめるアニとアニ父。
ミュラー長官が「君は…?」と、アルミンに問います。
「パラディ島のエルディア人 アルミン・アルレルト」
「『進撃の巨人』エレン・イェーガーを殺した者です」と答えます。
エレンの過ちを無駄にしないために、動くアルミン。
戦いから3年後
場面は3年後に移ります。
3歳の誕生日を迎えるヒストリアの娘?と娘を抱きかかえるヒストリアの描写。
ヒストリアの手紙から、それまで3年間のパラディ島について語られます。
パラディ島では世界からの報復を恐れ、イェーガー派が取り仕切る軍の増強が進んでいると説明されます。
エレンに島の未来を託されたヒストリアが、キヨミ様との国交を保ったまま対世界を見据え島をまとめているよう。
その一方で、3年間島の外で英雄として暮らしたアルミンやジャンたちと手紙で交流をしていたようです。
そしてそのヒストリアの手紙を持ち、アルミン達は船でパラディ島に向かっています。
世界とパラディ島の間を取り持つ和平交渉の大使として、島に向かっているよう。
壁を壊し島を裏切りエレンを殺した自分達にエレンを崇めるパラディ島の人たちと和平交渉なんかできるのか、とアルミンにアニが問います。
それを聞いたコニーが「ヒストリアを信じろ」と、アニに答えます。
ジャンの親族とコニーの母を真っ先に保護してくれた、と引き合いを出し「上手く行く」と続けるコニー。
アルミンはライナーやアニ、ピークと一緒にいる自分たちを見たら「皆が知りたくなるだろう」とつぶやきます。
自分たちの物語を知りたくなるだろう、と、
その全てを話そう、と空を見上げながら言うアルミン。
青空の下、船は真っ直ぐパラディ島へと向かいます。
マフラーを巻いてくれてありがとう
パラディ島の、1話でエレンが居眠りをしていた木の下。
ミカサが埋めたエレンの墓があり、簡素な墓石の隣にミカサが座っています。
もうすぐみんなが会いに来るよ、と墓石を撫でながら一人つぶやくミカサ。
昔のエレンを思い出し、「またあなたに会いたい」と涙を流しながらつぶやきます。
3年経っても、エレンへの想いは変わっていないよう。
すると1羽の白い鳥がミカサの前に現れ、マフラーをついばみます。
涙を流したまま、驚くミカサ。
マフラーから口を離し、そのまま飛んでいく1羽の鳥。
ミカサはその鳥を見上げながら、空に向かって言います。
「エレン…」
「マフラーを巻いてくれて」
「ありがとう…」
\今回のポイントまとめ/
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進撃の巨人139話最終回での諫山先生巻末コメント!
11年半ありがとうございました!これからも別マガをお楽しみください!
我々読者の方が言いたいですよね。
「11年半、本当にありがとうございました!(号泣)」
今月号には表紙のクリアファイルが付いてきました。


この表紙好きだったので、嬉しいですよ!(^^)
さらに今月の別マガには、これからも別マガを買いたくなる情報が盛りだくさんとなっていました。
34巻特装版は2種類発売!


最終巻となる34巻の特装版は、2種類発売されるようです。
- 幻の1・2話目のネーム収録した小冊子つき
- 138話&139話のネームを収録した小冊子つき
両方とも、要チェックですね!
別マガ5・6・7月号購入で特製ポストカードプレゼント!


今回の139話51枚分と諫山先生コメント付き感謝状の計52枚分の特製ポストカードが応募者全員プレゼント!
これはスゴい企画ですよね!
今月号・6月号・7月号に付いている応募券を貼り、応募しなきゃです!
期間限定「進撃の巨人」グッズ発売!


4月9日(金)0時から、期間限定のグッズが発売開始になります。
楽天ブックス内の「週マガネットショップ」にて販売開始となるようです。
こちらも要チェックですね!
来月号に諫山先生インタビュー記事掲載!


今月で終わった「進撃の巨人」ですが、来月号もまだまだ楽しめる企画が!
なんと「諫山先生インタビュー記事」が!
これ、間違いなく要チェックですよね。
最終話を迎えた後に解禁できる諫山先生のコメント。
むっちゃ気になりますよ!
まだまだ別マガを楽しまなきゃですね!(^^)
\今回のポイントまとめ/
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進撃の巨人139話最終回の感想!
この後に自己検証しますが、139話の展開予想で言っていました予想への感想。
「ちょっとキレイ過ぎな予想でしょうか?」
キレイ過ぎな終わり方を予想していたのですが、それ以上の終わり方ですよね!
諫山先生!
ありがとうございます!
こんなにも丁寧でキレイな終わり方を魅せてくれて…
エレンの真意開示から、袂を分かったアルミンとの会話からのわだかまり解消。
ここでの貝殻の演出が最高でした(泣)
今回アルミンが手にした貝殻について「?」な方は公式ガイドブック「進撃の巨人キャラクター名鑑」にて記載されていますので、見てみてください!
そして、コニーの母巨人の生存確定からの人間へ。
リヴァイ兵長とエルヴィン団長や心臓を捧げた調査兵たちの登場。
フレーゲル・リーブスやヒッチにサシャ父やニコロの登場。
そしてヒストリア女王とキヨミ様。
気になる人たちの回収や、その後がキッチリと描かれていました。
報われた人々と、未来に希望があるような描き方。
それらを踏まえて、一番上手く描かれていたなと感じたのがミカサでした。
冒頭のエレンとアルミンの会話での、エレンの言葉。
エレンが進み続けた理由がミカサの選択がもたらす結果に行き着くためだったというのが、もう泣けました。(泣)
「進撃の巨人」って、ミカサの選択結果に行く着くために進撃するエレンから来た名前だったのか?とか考えたら、もう…(号泣)
そして3年経ってもエレンを忘れていないミカサ。
登場した白い鳥は、エレンでしょう。
3年後も自分を引きずっているミカサを確認したのかな、と感じましたよ(笑)
鳥にエレンを感じ「ありがとう」と最後に言っているミカサは、最高でしたね!
いっぽうでその後、ミカサはジャンと再会するはずです。
そして「歴史の教科書を読む女学生@ミカサ」との再会に、気合いの入った髪でジャンは3年ぶりの再会を果たすでしょう。
その後は…希望がありますよね。
ジャンにも、ミカサにも。
こんなに残酷で終わりの無い戦いを最後まで描き続けた作品で、キチンとラストで未来に希望を持たせる。
本当に本当に最高な作品として完結したな、と感じましたよ!
読み続けて追い続けて来て良かった。
そう思わせてくれるラストでした。
こんな最高な作品に出会えてアースは幸せでした(泣)
そして当サイトをフォローし続け、一緒に進撃し続けてくれた皆様。
本当にありがとうございました!m(_ _)m
進撃の巨人は終わりましたが、サイトは続けていく予定です。
コミックス34巻、さらには今冬放送予定のアニメFinalSeasonもあります。
締めくくりの別記事考察もこれからアップしていきますので、もうしばらくお付き合いいただけたら嬉しいです。
それでは最後のポイント考察に移ります!
進撃の巨人139話最終回の伏線ポイントと考察
進撃の巨人最新話の考察ポイントは、このようになっています。
さすがに多いですね!(笑)
それでは順番に見て行きましょう!
アルミンの発言「炎の水の回収」


1巻4話に登場する「炎の水」。
最終話で「溶岩」だった、と回収されましたね!
石油なのかな、とアースは思っていましたが(笑)
細かいところを最後まで回収してくれる諫山先生には、本当に頭が下がりますよm(_ _)m
始祖ユミルがしゃべらない理由は舌を抜かれていたから
30巻122話で始祖ユミルの両親?らしき人物が舌を取られている描写がありました。
さらに一言も話さない始祖ユミルも「舌を抜かれているのでは」という考察は、以前からありました。
今回のエレンのセリフから、始祖ユミルも舌を取られていたと確定しましたね!
ただ巨人の力を得た時点で、始祖ユミルの舌は復活していたとも予想できます。
1巻2話で母カルラにダイナ巨人を向かわせたのはエレン
24巻96話で、ベルトルトを捕食せずカルラにまっしぐらだったダイナ巨人。
これはグリシャの匂いを嗅ぎ取りカルラに向かったのでは、なんて考察もありました。
しかし今回、エレンがダイナ巨人を向かわせたというセリフがエレンから登場しました。
「…」が多く確定ではないですが、まず間違いないでしょう。
たしかにこの時にベルトルトが捕食されていたら、ダイナが人間に戻ります。
王家血統超大型巨人の誕生です。
となるとカルラは捕食されずにすみますが、エレンは巨人の駆逐を誓いません。
全く別ルートとなりますね!
エレンがくだした苦しすぎる判断はたまらないですが、いっぽうでベルトルトをスルーした伏線が「ダイナだった」という回収ではなくここで「エレンが操った」とする諫山先生の演出が凄すぎて、本気で圧倒されましたよ。
最後まで手を抜かない諫山先生に、脱帽です。
初代フリッツ王の名前もカール・フリッツ?
始祖ユミルちゃんが二千年間フリッツ王に服従していた理由開示の、重要な場面。
「カール・フリッツを愛していた」とありましたが、カール・フリッツは145代フリッツ王の名前ですよね。
初代フリッツ王の名前もカール・フリッツという名前なのでしょうか?
ここ、34巻で修正が入るのか注目ですね!
始祖ユミルが二千年待っていたのはミカサ
始祖ユミルちゃんが二千年待っていたのってエレンではなく愛する人を斬るミカサだったのかも。あの最後の笑顔からそう感じました。#進撃の巨人138話 pic.twitter.com/K2nuDgFyAk
— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) March 11, 2021
今回「始祖ユミルが二千年待っていたのはミカサ」と、エレンから打ち明けられました。
これ、先月ツイートした内容そのままの展開で、むちゃ嬉しかったですよ!
下の記事で考察にしており、「フリッツ王を本当に想うのであれば殺すべきだったと始祖ユミルが思っていたのでは」とも考察しています。
そういう意味だったのかな、とアースは読みました。
その選択から始祖ユミルは解放され、巨人の力は消滅した。
「二千年後の君」がミカサで、最終話で始祖ユミルを解放する…
キレイな回収ですよね!
グリシャ発言「お前は自由だ」の回収


情熱大陸に登場した最終コマイメージ「お前は自由だ」も、キチンと回収されました。
まさかの「生まれたばかりのエレンを抱くグリシャ」という回収。
さらにその言葉が「エレンが自由を求める」理由にもなっている、という描写でした。
これ、また別記事で考察したいですよ。
これについて考察がある方は、コメントいただけたら嬉しいです!m(_ _)m
アルミンと貝殻・貝殻を見るエレン


22巻90話登場の貝殻が、今回も登場しました。
念願の海に到着し、初めて見た貝をエレンに見せようとするアルミン。
しかし海の向こうにいる敵ばかりを見て、エレンはアルミンに見向きもしませんでした。
この時は二人が袂を分かつ意味を持つ描写として描かれた貝ですが、今回のエレンはキッチリと見て貝を受け取っていました。
これ、本当にたまらない描写ですよ!
貝を受け取ったエレンがアルミンと抱き合うシーンは、もう号泣でした(泣)
二人は二人にとってかけがえのない存在なんだな、としみじみと読んだシーンでした。
人類を救うのは壁の向こう側に行けるアルミン


今回、「アルミンなら壁の向こう側に行ける」とエレンは言っていました。
これ、33巻131話に登場した「まだ僕らの知らない壁の向こう側」に通じてますよね。
「壁の向こう側」とは、何だったのか?
これは「争いが耐えない国同士の壁」をイメージしますよね。
今回で言ったら再びエルディア人に銃を向けたミュラー長官が、「壁」を見せていました。
しかしアルミンは3巻11話「応える」と同じように相手を説き伏せ、和解に持ち込みました。
まさに壁を超える第一歩でしたし、世界を救うシーンでもありますよね。
まさに「世界を救うのはアルミン」を回収しましたよね!
「人類を救うのはアルミンだ!」
今書いている記事の着地点はここかな?#進撃の巨人考察 pic.twitter.com/3CGeWHAiAt— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) September 21, 2020
そして最後にパラディ島に和平交渉に向かうアルミンも、まさに壁を超え世界を救う様に見えました。
この場面では「壁の向こう側」と「世界を救うのはアルミン」の二つが回収されてましたね。
たまんないです!(*^^*)
エレンが口の中にいる事をミカサが知っていたのは記憶が戻ったから
前回138話で、エレンが巨人の口の中にいることを知っていたミカサ。
ループ説考察の要素にもなった展開でしたが、今回「ミカサにもエレンが会いに来ていた」と分かりました。
「アルミンも思い出したんでしょ」という言葉から、ミカサにも会いに来て記憶を消されていた、と読めましたよね。
もちろんそういう意味で受け取れますが、ミカサはアッカーマン家血統であり東洋の一族であることから記憶改ざんはできません。
記憶消去も無理なのでは、と考えられます。
となると、記憶消去されていたけどアルミン達のようには行かず、前回のif世界という形での記憶を思い出した、とも考えられますよね。
あれはループ記憶とも考えられるし、エレンが見せた「エレンの願望世界」だったのかもしれません。
あの記憶によって、エレンの気持ちをミカサが知ったとも考えられます。
ただ、ミカサは皆と違い「全てが終わるまで記憶を忘れさせられなかった」と言う意味なのかもしれません。
それをエレンも計算して「口の中にいる」という事実をここで教えてもらっていたのかも、と考えられますよね。
今回の「アルミンも思い出したんでしょ」発言から前回のif夢世界が、読者によってさらに受け取り方が変わる場面になったな、と感じられました。
ずっとごめんね ライナー
母カリナと再会したライナー。
ここでカリナから「ずっとごめんね、ライナー」と声をかけてもらっています。
これ、諫山先生からライナーへの言葉のようにも読めますよね。
ずっとごめんね、ライナーって(笑)
最後にライナーも報われて良かったです(泣)
リヴァイ兵長の涙
心臓を捧げた結末を、退場した仲間に示すリヴァイ兵長。
確認したエルヴィンやハンジ達は、敬礼をしたまま薄くなっていき、最後は消えていきました。
その仲間たちに向け、心臓を捧げよの敬礼をしているリヴァイ兵長。
うっすらと、涙が流れている描写が見えます。
これ、最初で最後のリヴァイ兵長の涙ですよね!
あの兵長が涙…
エルヴィン団長の冷や汗くらい、稀有な描写ですよ!
たまんないです(泣)
あくびしているヒッチとリコ先輩?


3年後のパラディ島の描写で、あくびをしているヒッチが登場していました。
このコマの右端に、メガネをかけた女性兵士が描かれています。
これって、リコさんのように見えませんか?
そう思ったと同時に小鹿隊長も探したのですが、こちらは見つかりませんでした(泣)


ただこのコマの兵士はリコさんだよなぁ、と感じているアースでした(・_・;)
エレンと鳥


最終話まで登場した鳥。
さらにマフラーをついばむ鳥は、間違いなくエレンとして描かれているなと感じました。
これまでにも、鳥目線のエレンが登場していました。
始祖ユミルと融合したのか、とかこれまで考察してきましたが、今回はもう理由は分からないけれどエレンは鳥になった、と感じるしか無いでしょう(笑)
少なくとも諫山先生は最後の場面でエレンは鳥になり、ミカサを励ました。
そうアースは読みました。
みなさんはどう読まれましたか?
最後の最後まで諫山先生らしい、いろいろイメージできる演出でしたよね。
ミカサファンとしてはたまらない終わり方で、非常に満たされる終わり方だと感じました。
しおさんからのコメントです。
ミカサの少し外れたマフラーをクチバシでかけ直す鳥とアルミンが記憶を失ってすぐに見つめていた鳥はトウゾクカモメという種類で英語ではイエーガーと言うそうです。意味はハンター、ラテン語では糞な。と言う意味らしいです
諫山先生、本当に痺れますね。。。
エレンの鳥、間違いなく盗賊カモメでしょう。
進撃の巨人最終回で進撃のネタバレされてるけど、最終話でも飛んでるいつも飛んでる鳥のトウゾクカモメのアメリカ英語は「イェーガー」です。
諫山先生のギミックや伏線には痺れます。 pic.twitter.com/bzrpAwtOLz— マスターバード (@Master_Bird_) April 9, 2021
ここで、まさかのイェーガー回収!
諫山先生の最後の最後まで回収される姿勢、たまんないですよ!\(^o^)/
エレンが眠りについた木


最期にエレンが眠りについた木ですが、これは1話でエレンが居眠りしていた木でした。
この木には十字架が刻まれており、この意味については様々な考察がありましたが「エレンが眠りにつく」という意味だったことが分かりましたね!
これはかなりスゴい回収だなと感じましたよ!
エレンの墓石に刻まれた文字


木の下にあるエレンの墓石。
その墓石には文字が刻まれていました。
「サイアイノ アナタ ココデトワニ イネムリニツク ミカサor854」
良く居眠りをしていた木の下で「イネムリニツク」(笑)
「カツオ」みたいな擬音遊びにも通じる、諫山先生らしい最後の言葉遊びでした(笑)
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編集部からのあとがきについて
Yahooニュースでも取り上げられていましたね。
「『進撃の巨人』を描いたこの期間は、自分にとっての青春でした-」
アースにもそうです。そして進撃で人生が変わりました。漫画「進撃の巨人」9日完結 村上春樹作品に通じる「普遍性」(産経新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/lStJ3JA037
— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) April 6, 2021
最終話の裏ページに「進撃の巨人読者の皆様へ」という別マガ編集部からのメッセージが添えられていました。
そこには「物語を通じて人と人が言い表せない感情を共有すること以上に価値のあることは無いように思います」と書かれていました。
これ、先日の担当編集者バックさんのインタビューと重なりましたよ。
上のTweetから読めますので見てみてください!
そしてあとがきの最後に「オレ達の戦いはこれからだ!!!」と。


2巻のウソ予告を彷彿とさせる結びの言葉に、プッとしちゃいました(笑)
そして「進撃の巨人」が終わってからの別マガは、ここからが本当に戦いになるだろうなとも。
応援し続けるので、ぜひ別マガ編集部には頑張って行って欲しいですよ。
諫山先生の次作品が掲載されるまで…(期待)
138話公開時点で139話展開予想をアップしていました。
自己検証していきます!
\進撃ファンのコメント多数/
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進撃の巨人139話展開予想を自己検証!
巨人から人間に戻る収容区の人々と地鳴らし巨人たち
エレンが死亡し、力が弱まる光るムカデ。
寄生する相手がいなくなったからか、光が弱まり暗くなっていき、最終的に霧散します。
突然の退場に驚くアルミン、ライナー達。
ピークとアニも、意味が分からないよう。
ライナー達を襲っていた巨人達も、バタバタと倒れ始めます。
蒸気を発し消失していく巨人たち。
すると、うなじから元の人間が出てきます。
アニ父、カリナ、ガビ、ピーク父も、人間に戻ります。
ジャンとコニーが人間に戻り、泣いて喜ぶライナーとアルミンの描写。
マーレ兵達も人間に戻ったレベリオ収容区の人々のところへ駆け寄り、喜び歓声を上げます。
握手し目線を交わし合う、ミュラー長官とアニ父。
予想ここまで!
⇛人間に戻る展開は、そのまま当たりましたね!
アニ父とミュラー長官には、もうひと悶着ありましたが。
ほぼ完全にイメージ通りでした(*^^*)
ナレーションでその後の説明
地鳴らしが終わった後の処理が、ナレーションで説明されると予想します。
キヨミ様とヒィズル国からの助言に合わせ、壊滅されたマーレ兵の生き残りであるミュラー長官の援護などで世界からパラディ島の主権が守られ認められる形になる、みたいな。
そして、話は1年後に移ります(イメージ)
予想ここまで!
⇛3年後でしたがナレーションで話が進む展開はイメージ通りでした。
ヒストリアの赤子登場


地鳴らし真っ最中に出産していたヒストリア。
その赤ちゃんも1歳になり、しっかりした感じになっています。
皆が命がけで世界を守っていた時に何もできなくてごめん、みたいにミカサと話をするヒストリア。
ミカサは「そんなことない」みたいな対応。
部屋に二人だけで、話しています。
エレンについて「大罪人だけど、彼のおかげでパラディ島が世界に認められた」と話をするヒストリア。
この子の代は普通に平和を享受できるだろうと、息子見つめながら語ります。
黙って頷くミカサ。
帽子の男に呼ばれ、ヒストリアが部屋から出ていきます。
赤子とミカサが、二人きりになります。
どことなく、幼少エレンに似た目つきをしているヒストリアの子。
抱っことミカサにせがむので、ミカサは抱き上げます。
喜ぶヒストリア息子。
ミカサは窓から遠くを見つめてから、赤子に目をやります。
「あなたは自由よ」
意味が分かってないような、キョトンとした赤子の表情。
赤子にニコッと笑顔を向け、首元に巻かれているマフラーに手をやるミカサが描かれ、終わります。
ちょっとキレイ過ぎな予想でしょうか?
138話を読み終わったイメージで、そのまま予想しましたが。
情熱大陸に登場した最終コマイメージの描写も登場するかなと。
また月末か4月の頭くらいに、追加で予想したいと思っています。
最後は…当てて終わりたいです!\(^o^)/
予想ここまで!
⇛ヒストリアと子供は登場していましたね。
ただミカサとの絡みは無かったです(泣)
ここ、ミカサとヒストリアの会話見たかったなぁ。
◆進撃の巨人139話ネタバレ予想!ど田舎ちゃんの予想を検証!
https://youtu.be/lHd4sM6idJs
いつもサラッとぶっ飛んだ考察をアップされているど田舎ちゃん。
何度かスカイプやZOOMでお話させていただいたことがあるのですが、どちらかと言うとぶっ飛んだとんでも系な考察をしている方だなという印象でした。
しかし、この最終話139話予想は違います。
かなり説得力があり、思わず「うんうん、そうだよね」と動画を見ながらつぶやいていました。
こんな予想をされていました。
- 巨人が人間に戻る
- アズマビト家秘密が明らかに
- ファルコに大きな役割が担われる
- 平和ENDと思いきや
ほとんど同じ予想なのですが、「ファルコがガビを救うという伏線から、ファルコがガビを含め巨人たちを人間に戻すのでは」という予想はすごく説得力ありますし、「なるほど!」と思いますよ!


ここでファルコがガビを救い、さらにマーレ編の主人公として「巨人になった全てのユミルの民を人間に戻す」展開が来たら…
これはかなり熱いですよね!
10分程度の動画ですので、みなさんもぜひ。
このど田舎ちゃんの予想に感銘を受け、ここに掲載させていただき乗っからせていただきます(笑)
さて、139話ではアースやど田舎ちゃんの予想が当たるのか?
それとも最後まで「さらに斜め上な展開」から、全く違う展開が来るのか?
最後の最後まで考察し続け、最終話は当てて終わりますよ!(*^^*)
予想ここまで!
⇛ファルコがガビを救う展開は無く、投げ飛ばされる展開となっていました(笑)
全体としてはほぼほぼ予想通りな展開で80点くらいでしょうか?
約6年追い続けられたというサイトの結果は5000点くらいですが!(笑)
サイトを通じて多くのフォロワーの皆さんと進撃を追い続けたられたのは、本当に幸せな時間でした。
これまでにたくさんの本を読んできたのはこのサイトで考察するためだったのか、と何度も感じました。
このサイトで皆さんと考察を語り合うために、生まれてきたのかと(*^^*)
ひとますは一区切りですが、サイトはこれからも続けていきますよ。
自分が始めた物語なので(笑)
後悔しない方を選びますよ!\(^o^)/
これからもずっと、漫画の考察に心臓を捧げます!










