138話「長い夢」に登場したエレンとミカサの山小屋if世界。
タイトル「長い夢」は、このシーンを指しているでしょう。
もしかしたら夢で目を覚ましたミカサが見ていた、それまで見ていた夢をも指しているかもですし、これまでに登場した「エレンが見ていた夢」も指しているかもしれません。
ただひとつ言えるのは、今回登場したエレンとミカサの山小屋if世界シーンが、今回のタイトルだと言う事です。
アニとアニ父の再会やジャン、コニーの巨人化など数多くの衝撃展開がある中で、タイトルに選んだエレンミカサのif世界。
タイトルにするだけあり、かなり濃い内容となっています。
この夢自体が「前ループ世界では」と、以前考察しています。

それを踏まえ、今回の考察はこの夢に仕掛けられた伏線や対比を検証し、解説していきたいと思います。
さらにマガポケ限定無料公開で確認できた「スイスの家」と「ミカサの理想」メモを考察!
そして、始祖ユミルが二千年前から待っていたのはエレンではなくミカサではという予想も!
順番に見て行きましょう!
目次はこちら
◆進撃の巨人エレンミカサの夢を検証し解説
ミカサの頭痛
今回の夢が始まる前に、ミカサに激しい頭痛が起こっています。
この頭痛は、これまでに何度も登場しています。
ここから今回の「ミカサが見た夢」が、これまでに登場した頭痛と関係があると、示唆していますよね。
ミカサの頭痛に関しては、こちらで考察しています。

私達の家に…帰りたい
激しい頭痛に襲われた。
ミカサはそこから逃れる為に、「エレンと暮らす家に帰りたい」と願いました。
これと似た発言を26巻104話でもしています。
この時はエレンが目の前にいたので、連れて行きながらの発言でした。
さらに2巻6話で、ミカサにマフラーを巻いたエレンからも似た発言が登場しています。
これまでは「ミカサが落ちたシーン」と読んでいましたが、もしかしたら「前ループの記憶」も影響して、巻かれたミカサは泣いていたのかもしれませんね。
これは深読みかもですが今回のミカサの「家に帰りたい」は、第104話と第6話の「家に帰ろう」と対比になっているのかも、と感じます。
ちなに「ミカサ」という名前には、スペイン語で「私の家」という意味があります。
スペイン語のtu casa mi casa(トゥカサ ミカサ)が「君の家、私の家」と知りビビった。
ミカサってスペイン語で「私の家」って意味なんだね。#進撃の巨人最新話— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) March 9, 2021
これ知った時、本当にゾクッとしましたよ(・_・;)
ミカサ 起きろよ
夢の中でエレンに起こされるミカサ。
1巻1話では、エレンがミカサに起こされる展開となっていました。
この二つは間違いなく対比シーンとなっていますね。
長い夢を見てた気がする
エレンに起こされるミカサは「長い夢を見てた気がする」と発言しています。
こちらも1巻1話でエレンが言っていたセリフとの対比となっていますね。
さらに22巻87話でも、エレンが同じセリフを言っています。
1巻1話とは対比ですが、22巻87話とは韻を踏んでいるようなイメージでアースは読みました。
87話の描写とは、対比とまでは行かないように感じてます。
何で…泣いてんだ?
1話 138話
#進撃の巨人138話 pic.twitter.com/GjpN8oIAb7— かみそん (@Kamiseca_130) March 8, 2021
目を覚ましたミカサが涙を流してるところから、エレンがミカサに「何で泣いてんだ」と尋ねます。
こちらも1巻1話との対比となっていますね。
もしこの夢が前ループであるならば、この時ミカサが泣いていたのはさらにその前のループ最後でミカサが泣いていたからなのか?
それとも単純に、138話で夢を見る前のミカサが頭痛を起こして泣いていたからなのか?
この辺りはどちらもありそうで確定できませんが、考察ポイントとしては面白いです(^^)
自由になってくれ
ここのコマと最後のコマ、構成やセリフもなんとなく似てるよね
これも来月伏線として回収されたりするのかな?#進撃の巨人138話 pic.twitter.com/p3OxCWTKnb— 進撃138話読了 (@xxx_137) March 8, 2021
夢の中でミカサを抱きしめ「オレのことは忘れて自由になってくれ」と頼むエレン。
このシーンが諫山先生が出演された情熱大陸放送で公開された「最後のひとコマ」と同じビジュアルでは、と言われています。
たしかにセリフも同じですよね!
これで最終コマは回収されたのか?
139話でも要チェックですね!
エレンとミカサを見つめる鳥
進撃1話の冒頭で、超大型巨人に阻まれ、壁を越えられなかった2羽の鳥が、25話ラストシーンでは壁の向こうへと飛んで行ったので、人類の踏み出した一歩と、行く末に希望を持たせた終わり方だったと思う。 pic.twitter.com/kv89Cnisuh
— . (@HeidiSchweiz) October 4, 2013
進撃の巨人では鳥が多く登場しており、特に印象的なのがアニメ1話に登場する鳥ですね。
原作ではこの鳥は登場しておらず、アニメオリジナルとなっています。
原作で登場した印象的な鳥は、22巻91話冒頭の鳥が初めてですね。
これはファルコの名前伏線にも繋がっていますし、伏線としても重要であり強い印象を与える鳥描写となっていました。
138話では、エレンがミカサに「忘れてくれ」と伝える場面を上空から鳥が見ているような描写がありました。
これは、130話131話に登場した鳥の描写と似ていますよね!
この辺りを踏まえ、これまでに登場した鳥についての考察をこちらで行っているので見てみてください。

この考察を見ると色々な種類の鳥が登場していますが、今回138話に登場した鳥は23巻91話に登場したファルコの鳥と似ているなと感じています。
この鳥については戦士候補生の名前を考察にてファルコの名前の意味と共に考察しています。
現在のイメージとしては、エレンの目線というよりも「始祖ユミルの目線の鳥」な気がしています。
いってらっしゃい エレン
そして夢の最後に眠りにつくエレンに対し、ミカサが「いってらっしゃい エレン」とつぶやいていました。
これは1巻第1話の「いってらっしゃい エレン」の対比、というよりも伏線回収ということになるでしょう。
これについてはミカサループ説考察にて詳細に考察していますので、見てみてください。
アースは138話のミカサの「いってらっしゃい」は、1話でエレンが目覚める前に見た「いってらっしゃい」と同じだと考えています。
◆進撃の巨人エレンミカサの夢を無料公開ネームからの考察
山小屋はスイス製
わたし妹がスイス在住なので山小屋の写真を送りなさいと命じてみたら「ハイキングのときの写真でよい〜?」と送られてきたよ…ミカサの理想郷が… pic.twitter.com/U2iD1lACbp
— 杏@暫く138呟き続けます (@anzuwosasageyo) March 8, 2021
マガポケ読者に無料公開されている138話ネーム。
今回登場した二人の家の山小屋ネームに、「スイスの家」との諫山先生のメモ書きが書き込まれていました。
あの家のイメージが「スイスの山小屋」というイメージなのでしょうが、けっこう意味深ですよね。
パラディ島、マーレ、世界の選択から逃げた二人の世界なので、「永世中立国=スイス」みたいなイメージもあるのかなと察せられました。
if世界は「ミカサの理想」

ネームの1ページ目に書かれた「ミカサの理想を描く35」。
「35ページ目にミカサの理想を描く」という意味だと思われます。
で、35ページ目は「あと4年の余生を静かに生きよう…」「二人だけで」とエレンがミカサのセリフを言うページです。
まさに、ミカサの理想が「エレンと二人だけで静かに暮らす」だと分かります。
138話最後にエレンの首を斬る事になるミカサですが、その前に「ミカサの理想を描く」事にした諫山先生。
演出効果を考えての描写なのでしょうが、公式ガイドブック「Answers」の考察内容まとめ!での諫山先生インタビューにて、ミカサの幸せについて諫山先生が言及されていた事を思い出します。
「ミカサはエレンと一緒にいるだけではかわいそうだと思ってしまいます。でもミカサにとっては、エレンとずっと一緒にいることが幸せなのかもしれない。そういったことを考えると、ミカサとエレンが袂を分かつような展開は、必ずしも良いこととしては描けないと思っています。」
エレンと一緒にいるミカサが幸せなのかどうかはおいておいて、一緒にいるだけでかわいそうと諫山先生は感じていたようです。
そんなミカサにエレンを斬る前に「ミカサの理想の時間」を描いたのかなと感じました。
これまでのミカサが報われるために。
そんな諫山先生の優しさを感じた、ネーム一枚目のメモ書きでした。
◆進撃の巨人エレンミカサの夢は前ループ?今回がラストループか
第1話からの「いってらっしゃい」伏線回収だけでなく、様々な対比やさらに諫山先生の気持ちが感じられたミカサの夢。
その夢をアースは「本編前の世界、前ループ描写」だと読んでいます。
前ループ記憶を思い出したミカサが最後にエレンの首を斬り、138話は終わりました。
この展開は、ミカサのループが今回で終わる事を意味すると考えています。
アースのイメージですが、138話「いってらっしゃい エレン」場面でミカサはエレンとの理想の時間を体験しながらも「エレンの未練」を察したのではないでしょうか?
パラディ島の仲間を捨てた未練を。
そのエレンに未練を果たさせる為に、ミカサはエレンをやり直しループさせた。
そして今回で、ミカサの希望通りエレンは未練を果たします。
しかし、いっぽうでエレンは世界を虐殺した大罪人になってしまいます。
そのエレンを斬る事で、ミカサの「エレンの目的を果たす」という目標が達成されループが終わるのでは、とイメージします。
始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?
始祖ユミルちゃんが二千年待っていたのってエレンではなく愛する人を斬るミカサだったのかも。あの最後の笑顔からそう感じました。#進撃の巨人138話 pic.twitter.com/K2nuDgFyAk
— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) March 11, 2021
エレンとミカサの目的、目標が達成されるエレンを斬るミカサ場面。
最後にお互いの気持を確認するようなキスシーンを、始祖ユミルはジッと見ていました。
この場面から、始祖ユミルが二千年間待っていたはミカサなのではないだろうか、と感じました。
始祖ユミルは、初代フリッツ王の愛を欲していました。
しかし最後まで奴隷扱いしかしてもらえなかったと感じているだろう、と察せられます。
そしてこう思ったのではないでしょうか?
「フリッツ王を本当に想うのであれば殺すべきだった」と。
エレンも世界虐殺を行った大悪人です。
仲間の為に世界を蹂躙した、という意味ではフリッツ王と同じでしょう。
そんな彼を想い斬る、という行為を始祖ユミルはずっと欲していたのではないでしょうか?
ミカサのように斬り、キスをしたいと。
そんな風にイメージしました。
その行為がループを終わらせる行為にも繋がる…
あくまでアースの解釈ですが、そのように感じました。
「二千年後の君」は、エレンではなくミカサだったのでは。
それは始祖ユミルを救う「君」であり、ループを終わらせる「君」という意味もあるのでは。
様々なイメージが湧いてくる138話ですが、最終話139話で答が示されるのか?
答え合わせができることを期待しながら、139話を待ちますよ!\(^o^)/







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本来のアッカーマンは王家を守護(始祖の記憶を保守)するよう研究された一族、王が道を違えた時にいざとなれば始祖の巨人をも倒せる力を持てる能力が実はあった。そして本来あるべき始祖の力の継承の為に、始祖の記憶を自らにメモリして過去の者に影響を与えられる能力を持つ。ミカサはエレンと近すぎたばかりに本来のアッカーマンの果たす役割を求められるタイミングで頭痛が起きるも自分のエレンとの希望の間でそれが出来ない事が原因で頭痛がおきたが最後はアッカーマンとして果たすべき役割と自己の望みが一致し頭痛は解除。→エレンを止め、キス(想いを受け止め記憶を継承)→いってらしゃいへ
>本来のアッカーマンの果たす役割を求められるタイミングで頭痛が起きる
再びアッカーマンからの回収があるのでは、という考察も面白いですね!
管理人アース
これまでの話はエルディア人が始祖の力で見ていた「長い夢」だったりしないですかね。
地ならしの直前ぐらいから戻って欲しい。
30巻120話でのエレンとジークの接触か、記憶ツアーに戻る展開はあるかもですよね。
ただ、その終わり方でどう希望ある未来を描くか、と考えると難しいかもですよ。
管理人アース
アース団長&皆さん
こんばんは⭐️
こちらの考察とは離れるかも知れませんが予想させて下さい。
あと4年の余生を静かに生きよう。
この間にエレン&ミカサの赤ちゃんが産まれた。
最後の一コマですがその赤ちゃんをエレンが抱いているはないですかね🤔
>この間にエレン&ミカサの赤ちゃんが産まれた
if世界での「お前は自由だ」は良いですね!
ただこの世界ではエレンとミカサが皆から逃げているので、このままだとマーレに攻め込まれる展開になるはずです。
始祖の力=地鳴らしが無いパラディ島は、たぶん未来は無いでしょう。
そして最後の「いってらっしゃいエレン」でエレンは死亡したのでは、と読んでいます。
ここから、このif世界で「お前は自由だ」は難しいかもしれませんね(泣)
管理人アース
こんにちは。
考察トピックの前半での「対比」・・これまで進撃の巨人でのループ説には、賛否両論(否定論が優勢?)がありましたが、最終局面での直喩と言ってよい対比が施されたことで、控え目に言っても、作品の構成上、《ループ》は重要な要素であることに間違いないし、ループ説を巡る考察や議論が決して枝葉末節、瑣末なことではなかったと思っています(*^ω^*)
そして考察トピック後半でのこちら(↓)、
• 始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?
面白〜い(*^ω^*)
アイキャッチとしても意表を突いていて威力抜群。それと、マーレ編以降、ミカサはアルミンともに精彩を欠いていましたが、ヒロイン的存在感が土壇場で爆騰/急上昇して、溜まりに溜まっていたであろう?(笑 団長のミカサ愛が炸裂したようでもあり、微笑ましくも思います(*^ω^*)
自分の見方は、前出の“エレンもミカサも両方が必要だった”という、のののさんのご意見に近いものです、というか同じかな。エレンはユミルを奴隷から解放したけれど十分ではなく、ユミルを自由の奴隷から解放するには、ストッパーズの営為と象徴的なミカサの決定力が必要だったのだろうと。
ミカサと始祖ユミルの共通点は、一部既に書き記しましたが、共にエレンへの依存ですが、それとともにある種の現実からの「逃避」があったと観ていて、それはミカサにあってはあの「長い夢」ですが、ユミルにあっては、あの「座標世界」です。座標世界はユミルの長い(悪)夢。いったいいつ終わるんだ?というナイトメアbyライナー。
ミカサは土壇場で逃げることをせず、自らの夢という閉鎖世界(閉じた世界という点ではループ)から、喩えればまさに森から脱出しましたが、139話の前半部(導入部から1/3くらい)は、逃げることを止める始祖ユミルが描かれ、それが巨人の力を消滅させるという最後/最期の悔いなき選択、をもたらすのではないのかなぁと。
• 《問》 始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?
残余の最終解決編に結びつく、とても核心的で刺激的なお題の投げかけだと思います(*^ω^*)
ーーーーーーーーーーーーーー
>喩えればまさに森から脱出しましたが
素晴らしい喩え!ありがとうございます!
森から出たミカサがどのような答えを見せてくれるのか、139話が楽しみですよ!(^^)
管理人アース
頭痛のトピックに行く前に、ループ説を整理しておきます。
《ループ》
・ 世界線があって時間に沿って、いろいろなことが起きる。事象a、事象bなど。
・ これらの事象がよくないという場合、(典型的に、例えば主人公の死であるとか、災厄の発生であるとか) 特殊な能力又は仕掛けによって、事象発生地点/時点の直前に戻るか、一気に起点に戻り、経験(保持されている記憶)に基づいて、やり直す。
(実)時間 →
ーーーx 事象aーーーx事象bーーーx事象cーーー・・
↓ 実時間に沿って過去に移動
ーーx少し前aーーx少し前bーーx少し前cーーー・・
・ 便宜的に一つの世界線に複数の事象を記していますが、不都合な事象の発生その都度、過去に戻ってやり直している。
↓ やり直した後の世界線
ーーー(過去スッキリ)ーーー(x最期の試練)ーーーx大団円(=Sランククリア)
・ 138話の場合、ミカサの長い夢は、ミカサの一つの経験済みの世界線でこう(↓)。便宜的にα世界線。
ーー(過去スッキリ)ーーx逃避行ーーx山小屋ーーー・・ 【α世界線】
・ 一方で、進行中の世界線はこう(↓)。過去スッキリは幾度か窮地のエレンを救出の意味。便宜的にβ世界線。
ーー(過去スッキリ)ーーx逃避行なしーーx地鳴らしーーx最終決戦(←)今ここーー・・【β世界線】
・ こうした整理(↑)でいいのかなぁ。いいはず。
・ だとした場合、事象の注目箇所は「逃避行」のところで、逃避行の時点でそれが失敗ルートかどうかは、認識できない。特にミカサにとってはそれは好ましく、むしろ成功という認識になるでしょう。失敗という認識を持ち得ないので、過去に遡求し誤りを修正するという通常のループ行動は発生せず、手遅れになる。
・ つまり、逃避行のα世界線は、逃避行の時点では修正されずしばらく/2カ月イキの状態で、逃避行に続く事象の「山小屋」で、それが失敗ルートと認識されると、過去に遡求しまたやり直すことになりますが、《小問》 特にこの場合、ミカサはどの時点に戻るのだろうか? 《小答》世界線が大きく分岐した逃避行の時点ではないでしょう。戻るのであれば、夢の終わりで“いってらっしゃい”で隠喩されている第1話の冒頭シーンとなるのでしょう。
・ ただし、ミカサの経験の記憶の「保持」となると、かなり曖昧さがあるとなるでしょう、なぜならば、知っていることを前提にするという意味での確信的には行動してきていないので。
・ 記憶の保持が不完全でそれが潜在意識下にあり、重要な転換点(世界線の分岐点相当)で曖昧ながら蘇る時、「頭痛」に繋がるということなのかもしれませんが、どうなのかなぁ。
・ 記憶の保持が不完全なら、逃避行の時点に戻ってもいいでしょう。エレンと逃げないと決心して跳んでも、その決心が着いたら曖昧になるので、決心して“あなたは家族”と言っていない。
・ ただし、“いってらっしゃい”というのは再会を念頭に送り出す言葉なので、ミカサが跳ぶのであれば・・“いってきます”かなぁ。跳んでいる(跳ばされている)のはエレンの方であるという解釈もまた出ている所以でしょう。
・・・
自分がいったいどう考えるか? ですが、
・ ループしていると捉えてもいいんですが・・面倒くさくなってしまう(*^ω^*)
・ なので、ミカサには、他の世界線が視えてしまう、そういう「俯瞰」、「参照」する能力があるのではないかと、捉えています。← メタな観測能力
・ パラレルな世界はそれぞれに潜在的に実現し得る到達可能な世界ですが、普通の意味でそれらが全て実現/顕在化してはいない・・実現している世界は常にただ一つ、潜在的に実現し得る世界の「重ね合わせ」として実現している。← カンタム/量子的な世界
・ ミカサの長い夢は、それをミカサの「心象風景」と捉えても物語として全く成り立っていると思いますが、進撃という物語の舞台装置にはSF的設定〜道にせよ記憶ツアーにせよ〜が入念に施されているので、作中で示唆/隠喩されているループ構造を念頭においてみると、物語が重層的に楽しめるだろうと思っています。← 互いに横に分かれる解釈でなく、縦に重なっている解釈
ーーーーーーーーーーーーーー
>ミカサの長い夢は、それをミカサの「心象風景」と捉えても物語として全く成り立っていると思いますが
そうですよね。進撃自体をミカサ目線で追いかけても面白いですし、特にループ前提で読み直しても面白いです。
表紙しかり。
ループ・パラレル部分を139話でどう描かれるのか?
スルーなのか?
注目したいです!
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
ミカサと言う名前は単なるオリエンタルな響きを持たせる為に戦艦の名前を使ったと思っていたのですが、スペイン語にこんな言葉があるとはびっくりです。
事実のほどは定かではありませんが、諫山先生が「私の家」を意識してつけていたのなら凄い事だと思います。
ミカサの見た長い夢がミカサが報われる為の演出だったと言う解釈は良いですね。
あれは間違いなく「あの時、別の答えを選んでいたら」にかかっているのでしょう。
ただ、そこにミカサが本当に望んでいた幸せは無かった。
最終的には138話ラストのあの場面に行き着くしかなかったと(涙)
そんなミカサを始祖ユミルの姿と重ねる説にも賛同します。
122話冒頭でフリッツ王が女性とキスするのを遠目で見ている始祖ユミルが描かれているので、これは間違いなくその可能性を暗示しているものと思います。
結果としてミカサはエレンの事を思うが故に斬るしかなかったと言うところに行き着くわけですが、なんだか見ていて切ないですね。
ミカサファンからしてみるとエレンからの解放は、彼女にとって幸せな事かもしれません。
ただ、自分はミカサにとっての一番の幸せは、エレンとずっと一緒にいる事だと考えます。
団長殿はこの点はどのように考えておられますか?
>自分はミカサにとっての一番の幸せは、エレンとずっと一緒にいる事だと考えます。
これは難しいですね。
ミカサも一緒にいる事が幸せだと、ずっと思っていたはずです。
ただ最後斬ると決めた時、違う答えを見つけたような感じもするんですよね。
そして諫山先生がミカサの幸せをどう考えているのか?
そこが作品に反映するような気がしますよ。
諫山先生が見るミカサの幸せとは、どんな形なのか?
139話で見届けたいですね(^^)
管理人アース
①「二千年後の君=ミカサ」
②ミカサがループ現象の起点
この可能性は本格的にアリそうですね!
そうなるとミカサを進撃世界の中心と捉えて見直す必要がありせうですね。
ミカサが進撃世界の中心だとすると最終回だけで回収できるか?
・845:エルディア暦0年は何か起きた年だから暦の元年のはず。アッカーマンまたは将軍家の由来がその時期にあるのだとしたら、そこから845年後の意味も回収
・巨人大戦:アッカーマン、将軍家ともに因縁深い出来事。パラディ島と壁の建造の詳細やこの時期の九つの巨人の行動も回収。
エレンの進撃能力、始祖ユミルとの接触、ミカサのループ能力の3つが同時に集まっているので「ビリッ」的
に歴史上の記憶が出て来ても不思議は無いでしょう。
エレン中心のストーリー展開の中では回収不能だとばかりと思ってましたが、ミカサ中心ならば回収できるのでは?と思えたので仮説を上げさせてもらいました。
アース団長様、更新ありがとうございます。
二千年前の君が実はミカサだったというのは
全く考えなかったのでなるほど!と思いました。
さすがです~!
私もループをとるなら今回がラストかな?と思ってます。
ループさせられるのはエレンであってミカサではないので、
エレン自身の都合(?)でエレンが亡くなると
ループ発動するけれど、
ミカサの都合=意思でエレンの人生を閉めたので。
ただ、それだけなのですが。
そして題名の「長い夢」は一つ前の山小屋でミカサと暮らしたエレンの人生を指すと団長さんはお考えなのですね。
私は山小屋で暮らしただけではなく、
その前に一体何回ループしてるかはわからないのですが、
ループして繰り返されるエレンの何回もの人生すべてを指しているのかと思いました。
ループばかりしていたら、ある意味自由ではないので、
やっとループしない人生をおくれたとしたら、
それまでのループ人生全てをさして長い夢だったなーと、エレンは思うのかな?と。
ミカサにとっても長い夢ですね。
こういうドキドキを、毎回は書き込めなくとも
いつもこちらのサイトで味わっていたので、
来月に終わってしまうのは、
心に穴が空いてしまいます~。
アースさん、こんばんは。
のののさんへの返信での「エレンの回想から始まる」に派手に同意します!
エレンの言っていた「あの景色」はミカサに自分の首を切られる光景だと私も思います。
この記憶をグリシャにも見せたのではないのでしょうか?
本当の子供のように育てたミカサが自分の子供の首を切るのですから、そりゃ「おっそろしい~」になりますよね!
ミカサの「えっ」から移動した座標でのやり取りにも全てつながると思います!
最終話のタイトルは皆様が予想されている「あの景色」「回想」「自由」などを考えるとラストカットはグリシャに抱かれるエレンとも思えて来ました。
もう自分の予想に信念なし(笑)
>この記憶をグリシャにも見せたのではないのでしょうか?
これもありそうですし繋がりますよね~。
最後のひとコマも気になりますね。
寂しいけど早く139話読みたい!(笑)
管理人アース
今までエレンはミカサに恋愛感情なんて全く
無かった感じだったのに急に恋愛感情が芽生えたのが正直しっくりこないです。アースさんはどう思いますか?
123話の「俺はお前の何だ?」質問と130話でジークにした「宿主を守る習性確認」から恋愛感情はあったのだろう、と。
管理人アース
いつも素晴らしい考察ありがとうございます
これでユミルも苦しみから解放されて
巨人化そのものが終息するのではないでしょうか?
ジャンもコニーもコニー母も人間に戻って欲しいな
ラストは寂しいですが本当に凄い漫画だなと…
アニメのタイミングといい
諫山先生さすが!としか言葉が見つからないです
こんにちは。
前出の二度目の投稿さんのコメント…素晴らしい!!
大賛成!!大いに同意いたしマス!! そして分かりやすい!!!
>アベンジャーズのエンドゲームでは、ハルクが過去に戻っても今の世界の人からするとそれは未来だと
実は・・アベンジャーズは、私の進撃考察の元になっています。
ドクターストレンジでの時間の話
アントマンの量子力学
マイティ・ソーの北欧神話
などなど・・
全てが合わさった『アベンジャーズ』
絶対に進撃考察の勉強になりますよね。(;^_^A
ユミル·イェーガー殿
コメントありがとうございます!
アベンジャーズの過去も行った本人にすれば未来であるという台詞を聞いた瞬間に真っ先に進撃の世界を思い浮かべたのを思い出しました(笑)
ただ、エレンの記憶ループで完結させようとすると、最初の「いってらっしゃいエレン」に繋がらないのですよねぇ。
これも記憶ループの影響で継承前のエレンに見せたってのもありですが、読者からすると「せれれん」な回収になってしまうんで。ないかなと。
でも、エレンとミカサの絆の物語であったという締めくくりにはちょっと期待してます。
お疲れ様です。団長。
二千年後の君が「ミカサ」!
目からうろこです。ミカサは、終止符を打つ者であり、だから始祖ユミルが138話の最後で微笑んでいた。大いにありえますね。
これは諌山先生が仕掛けた最大のミスリードってことになりますね!
ところで、ミカサの頭痛とループ現象を今一度整理してみました。
進撃の力は未来の予知ではなく、記憶を過去の継承者に見せられること。
エレンはグリシャに記憶を見せ、グリシャの記憶をエレンが継承した。これこそが記憶のループではないでしょうか。
投げ縄に例えれば、切れ端が未来で、輪っか部分にグリシャがいて、幼少期のエレンがいる。輪っかの結び目はエレンがグリシャに記憶を見せた時点(但し、グリシャやエレンの結び目にはそれまでの記憶となる紐が繋がってる状態)。
そして端っこに別の結び目があり、そこからエレンが選択したif 世界となるエレミカの逃避行の紐が伸びている状態ですね。
因みにアベンジャーズのエンドゲームでは、ハルクが過去に戻っても今の世界の人からするとそれは未来だと言ってます。
確かに投げ縄の結び目をほどけば1本の未来へ伸びる紐となりますね。過去にループして未来を変える事が出来るのも進撃の力であり、この力でマーレに囚われることなく、潜伏できた。
それはさておき。。。
では何故、ミカサも記憶を共有しているのか?
これについては2つの閃きかあります。
①進撃の継承者が愛した相手に影響を及ぼす事ができる。これはクルーガーがグリシャに人を愛せと言った言葉からの発想てす。
②それこそがアッカーマンの真の宿主特性。
宿主の想いや後悔の影響を受け
宿主の記憶がフラッシュバックした時に頭痛が起きる。
エレンは賊を殺したかった訳じゃないし、カルラを失いたくなかったし、ミカサを危険に晒すことはしたくなかった。
エレンがミカサに問うた「俺はお前の何だ?」は今更ながら、期待通りの答えがあれば、二人て逃げ出す覚悟がエレンにあったように思います。
そう思うと辻褄が合いませんか?
全てが合致しないかもですが、このエレンとミカサの「絆」こそが、この物語の根幹であったと。
ジャン辺りが「なんだよ、それ」
とか、「んなことは最初から分かってるよ」とか、サシャが「よだきぃなぁ。もう」とか、言いそうですが(笑)
皆さんの考察のネタにでもなればうれしいです。
>これは諌山先生が仕掛けた最大のミスリードってことに
そうなんですよ。始祖ユミルはそばかすユミルと対比する考察はしてきましたが、ミカサと始祖ユミルって本当に重ならなかったので。
全てはミスリードだったのだろう、と察せられます。
結婚とかも(笑)
サシャの「よだきいなぁ。」
また見たいです(笑)
管理人アース
こんにちは。考察、ありがとうございます!もういよいよ大詰めですね。アースさんの考察見ながら、泣いております。
さて始祖ユミルちゃんですが、ニコニコ笑顔だった事から、私もミカサがエレンを斬りに来るのを待っていたんだと思います。
広義で言えば、エレンとミカサの両方が必要だったんだと思っています。ユミルちゃんは「奴隷でも神でもなく、おまえはただの人だ」と根本的な奴隷の部分を開放してくれるエレンが居て、初めて後悔に至る事が出来る状態にまで回復したのではないかと思います。
①「(愛情という見返りを求めて)愛しい人の為に、虐殺に心を痛めていながらも奴隷で居続けた自分」=(島や愛しい人達の為に、ギリギリの精神と後悔と懺悔を持ちながら地ならしを行ったエレン)
②「巨人化という力を持っていなければ、必要とさえされない自分(あるがままの自分を愛して貰えない)」=始祖の器であるエレン、ミカサにとって恩人で家族であるエレン
①②それぞれにユミルちゃんは自己を重ねたのでは無いでしょうか。
ラスト4ページでミカサは、エレンの置かれている立場や考え、行動を受け入れた上で、家族で恩人だけれど、そんな条件は関係無くても(そして夢?では悪魔になれなかったエレンさえも丸ごと受け入れて)、ただあなたを愛していると表現し、その上でエレンを斬っている。
ユミルちゃんも今のエレンと重なる自分を受け入れて貰った様な思いになったのでは無いでしょうか。さらにエレンに奴隷と揶揄されたミカサが、そんな自分の執着を全てを丸ごと受け入れている事が、自分は自分で良かったんだと言う気付きに繋がったのでは無いでしょうか。
ミカサのエレンへの無償の愛が、愛情を欲したが故の自分の弱さを認める事に繋がるのでは無いかと思います。愛情を欲するばかりではなく、無償の愛を自分も持っていれば、自分もミカサの様になれたのでは無いのかと、思い到ったのでは無いでしょうか。
以前にアースさんが「エレンが弱きを認める展開になるのでは?(ごめんなさい曖昧です)」と考察されていたかと思うのですが、ユミルちゃんがそうなるのではないかな?と妄想しております。
>ミカサのエレンへの無償の愛が、愛情を欲したが故の自分の弱さを認める事に繋がるのでは無いかと思います
そうですよね。このイメージ分かります。
そういう意味でも次回はエレンの回想から始まるのでは、と思っています。
斬りに来るミカサを見つめるエレン目線から「ああ・・・この景色だ」みたいな。
そんな始まりからまさにのののさんの「自分の弱さを認めるエレン」が描かれるんじゃないかなと。
139話むっちゃ楽しみです!(^^)
管理人アース
こんばんは
「ユミルが待っていたのは、エレンではなくミカサ」っていうのはすごくいいと思いました。巨人の力がこの世に存在したとしても、フリッツ王の思想がなければここまでのことにはなってないでしょうからね…すごいです!
気になっている人も多いと思うんですけど、なぜミカサはエレンが口の中にいると言えたのか?私は、
うなじ→爆破したけど死ななかったので✖️
顔から下→アルミンの爆破によって状態が変わっているけど動けてるので✖️
だから頭のどこかとは予想できるかなと思いました。でもそれだと、「口の中にいるかもしれない」とか「頭の中のどこかにいる」になりそうです…どう思いますか?ぜひ考察してほしいです!
>なぜミカサはエレンが口の中にいると言えたのか?
これはこちらで触れています。
https://animenb.com/mikasaloop-138-50794
イメージとしてはこれまでのループで経験していて、その記憶を思い出したからではと予想しています。
管理人アース
こんにちは☁️アース団長
土曜日もお疲れさまです‼️(^^;
私もループパラレルかな?とは思います
全部夢なら一巻から全部夢になるとやはり不自然なので只問題が一つ前回も触れていますが フォロワーさんにも指摘を受けたのですが 未来を介入してグリシャをそそのかすシーンが二人で逃げてしまうとエレンの始祖もちが微妙になると言うことになります
前回のループとすると この矛盾をどう説明するかです
私はミカサの夢は前回のループ記憶だと思ってますし 口の中エレンいるよ 記憶はマフラーを巻いてみんなとともにエレンを止める またはミカサ一人でマフラーを巻いて地ならしに立ち向かうシーンが表紙にあることから 他のループでエレンが口の中にいることを思い出したのでは とも思うのですが
この二人の逃避行は 座標に行かないエレンとなり未来に介入しなかったとなりエレンが進撃の巨人となったとした場合始祖を持ってるかどうかがわからないと展開となるので元々無理ループだったか
なんらかの形で始祖をグリシャはどっちみち手に入れる運命だったか?
またこうなると戦ついもなしエレンとなり 全然違う前回パラレル世界になったのではないでしょうか
私が引っ掛かるのはその点だけで
ユミルはミカサとエレン二人でループを繰り返していたと思うのでミカサと言うより二人を待っていたと思います 前から思っていたのですがやはりミカサにユミルは自分を重ねていてて(三角関係ではなく)ミカサとエレンが自立してお互いを対等に愛してこそ(王と奴隷という従属関係ではなく)初めてユミルに本当の遺恨のない瞳が蘇ったのではと思います
Twitterで書くかも知れませんがエレンとミカサの成長の延長線上にあるのがリヴァイとハンジで二人はお互い自立してお互いを任せられる大人の関係です
二人恋愛感情等は見えにくく兵長はもしかしたら好きでも伝えられなかったかも知れないのですが
分かっていたけど涙で送り出した兵長と責任を果たすため旅立ったハンジさん 今のエレンとミカサの関係は其所に行き着いたのではと思います だから今度こそユミルは笑顔になり遺恨が消えたと思うのです
それによってハルゲニアは自立したユミルから宿生出来なくなり 座標が消え巨人化が出来なくなりみんな元にもどり 欲を言えばエレンとミカサはループを抜け出し本来いた違う次元にいってそれが答えになからないかな?と思っています 元に戻ったエルディア人を見たらマーレ人もオニャンコポンも居るので納得するのではないかと思うのですで 只兵長だけはアッカーマンのちからがなくなり力つき 仲間の元に旅立つのではないかと(ファンの方には申し訳ないですが)ただしみんなの無事を確かめてホッとして逝くのではと思っています
矛盾点を除き私もほぼ団長と同じです
なるべく平和に終わって欲しいですね
では またよろしくお願いします はっ!(^^ゞ
>ハルゲニアは自立したユミルから宿生出来なくなり 座標が消え巨人化が出来なくなりみんな元にもどり 欲を言えばエレンとミカサはループを抜け出し本来いた違う次元にいってそれが答えに
この展開あるかもですよね!
鬼滅で描かれた未来が進撃では別世界として描かれ、みたいなラストを「予想」ではないですが「希望」したいです(泣)
管理人アース
団長、記事更新お疲れ様です!
最終話に向けて連日の考察ありがとうございます!
今回の記事、その内容、文章、言葉・・・
もうアース団長の中で、全てが繋がって、一片の迷いも曇りも無く、
一気に書き記した感がありました。
ただただ、なるほどぉ…と 心に染み入る次第です。
後は黙って139話を待つか・・って心境です。
私的には残された課題は ひとつ。
『この物語の着地点を、諌山先生がどう決めているのか?』
進撃の巨人という物語の着地点として描こうとしているモノが
巨人の歴史の終わり、それに伴うユミルの呪いの解消、始祖ユミルとユミルの民の解放、
そして幼馴染3人の成長と群像劇・・・であるならば、
もう138話でほぼほぼ完結です。
139話ではループとか世界線とか座標の仕組みとか深堀せずに、読者それぞれの
想像の余地を残しながらエピローグとなると思います。
残酷なまでに美しいミカサの「悔いなき選択」
エレンへの口づけ。
始祖ユミルの微笑み。
もう十分ハッピーエンドです。
138話のミカサの決断とエレンの死に換えられるモノは『仲間の幸せ』しかない。
始祖ユミルの微笑みは、それを保証するものでしょう。
そうではなく、進撃の巨人という物語の着地点として描こうとしているモノが
井筒孝庵さんが仰るような「永劫回帰」の世界、
始まりと終わりが果てしなく繋がり、繰り返される世界、
はたまた、現在・過去・未来という時間と空間の概念を超越する世界、
そんな世界の物語を描き出すコト・・であるならば
139話でも、もうひと展開「衝撃」や「問いかけ」があるかもしれません。
欲を言えば、せめて「845」と「鳥」の正体だけは知りたい!
他の伏線は想像を広げるのに十分材料がありますが、この2つだけは‥(;^_^A
138話を読んだ以降、進撃脳に侵されていますが、
残りわずかな進撃考察時間を、存分に堪能したいと思います。
最終話タイトルが「悔い無き選択」だったら・・・とふと思いましたがないだろうなぁと。
ラストでどこまで回収されるかは分かりませんが、見届けなきゃですね!
管理人アース
アース団長 おつさまです♪
ラス前まで来て、しかも最終カットという大きなヒントを与えられながら、なおも最後が見えず、様々な妄想を巡らせてしまう。
諌山先生のすごさに、改めて敬服しています。
進撃の巨人の土台にある世界観は、いくつもの時空がミルフィーユのように重なり合うパラレルワールドの中の1層なのだと思います。
作品中、一貫して貫かれているキーワードの一つに「選択」があります。
分岐点ごとに、選択されたいくつものパラレルワールドがあるのではないでしょうか。
始祖と進撃を保持するエレンは、その重なり合った他の層の世界の記憶に「触れてしまうことがある」のではないでしょうか。
そしてミカサは、宿主であるエレンが持つ別の世界の記憶に「時折り触れてしまう」ことがあるのだと思います。それが「頭痛」であり、キーは「エレンの選択を受け入れ難い時」なのでしょう。
今までに明らかにされた設定からは、始祖、進撃以外に、これほどの能力を発する要因は想定できません。
そして、始祖+進撃を持つことができたのは、グリシャとエレンだけ(だと思います)です。
始祖と進撃を併せ持つことに意味を持たせれば「父さんが始めた物語だろう」の回収にもなります。
ここまで書いてきて、思いつきました。
進撃の本当の能力は「パラレルワールドが始まる分岐点を作ること」なのではないでしょうか。
PCの復元ポイントみたいなものです。
見方によっては、ループでもありますし、それぞれの世界からすれば、時系列は「相対的なもの」となり、結果として「過去や未来の記憶」に触れることもあるのでしょう。
少々、飛躍してしまいました。
始祖ユミルが求めた「自由」と「愛」
自由を体現しようとしたエレンと平穏な「愛」に包まれた家族を欲したミカサ
始祖ユミルが欲しかったものが「愛を得るための自由」だと考えれば、ユミルが求めるものを体現するのは「ミカサ」
ですね。
二千年後の君 は ミカサ
アース団長の慧眼 見事だと思います。
>ユミルが求めるものを体現するのは「ミカサ」
ホンとそう感じます。
最終話でここが描かれるかなぁ、と。
東洋の一族回収もして欲しい!
管理人アース
こんなに考察したのに、これでループじゃなかったら恥ずかしいですね!
>これでループじゃなかったら恥ずかしいですね!
外すのを恥ずかしがっていたら考察サイトなんてできないですよ(笑)
管理人アース