進撃の巨人には二つの物語がある。
5年以上前に考察サイトを始めた当時、良く使っていた言葉でした。
その二つの物語を詳細に検証し、皆と共有したかった進撃の魅力とは。
12月6日(日)にアニメファイナルシーズンを迎える「進撃の巨人」をイチから振り返り、全シーズンをまとめてみました。
原作も大詰めを迎えている今だからこそ分かる、分かりやすいまとめ方をしたので考察初心者の方でも物語を捉えやすい記事になったと思います。
ファイナルシーズンをより楽しめるように、物語を捉え直しておきましょう!
最後の進撃に備えよ!\(^o^)/

目次はこちら
進撃の巨人の世界観をおさらい【ネタバレ注意】

進撃の巨人は、巨人に支配された世界です。
約100年前にほとんどの人類は巨人に捕食し尽くされ、生き残った僅かな人々が巨人が入ることのできない巨大な壁の中で暮らしていました。
壁は3重に囲まれており、10m以上ある巨人でも乗り越えられない50mの壁で出来ていました。
しかし、100年の平和は突然崩れ去ります。
50mの壁を超える60m級の巨人が突如出現し、壁の門が破壊されてしまいます。
破壊された門から無数の巨人が入り込み、再び人々は捕食され蹂躙しつくされます。
人類は巨人に勝てないのか?
巨人に支配され続けなければならないのか?
目の前で母を巨人に捕食された少年エレン。
「進撃の巨人」は、残酷な現実に立ち向かう一人の少年の物語となっています。
進撃の巨人アニメシーズン1

アニメシーズン1は起承転結の「起」となっています。
「エレンの決意」が描かれ「物語全てに通じ回収される伏線」が仕掛けられています。
「あらすじ」と「重要ポイント」から「二つの物語」を見て行きましょう!
①シガンシナ区陥落
巨人に支配された世界に生きる少年エレン。
人類の天敵である巨人に支配された世界でありながらも、3重の壁に囲まれ100年続いた平和の中でエレンは暮らしていました。
壁の最も南側に位置するシガンシナ区で暮らすエレン。
巨人は南から来るとされていますが、壁の中では平和が続いているため、巨人に支配されている事を忘れている人がほとんどなっています。
それは危険な事だと、壁を守る兵士に訴えるエレン。
エレンは巨人に支配されている現実に疑問を持ち、壁の外に出る事を夢見る少年でした。
100年間、壁が破られた事は無く兵士たちに笑い者にされるエレン。
しかし突然、50mの壁から頭を出す60m級の超大型巨人が現れます。
足で壁の扉を蹴り破り、破壊します。
壁に穴を開けられたため、シガンシナ区は巨人に蹂躙されてしまいます。
北を目指し、逃げる人々。
エレンも逃げますが、母がエレンの目の前で巨人に捕食されてしまいます。
人々はシガンシナ区を捨て北に逃げますが、北の門も鎧の巨人に破壊されてしまいます。
3重の壁の外側を巨人に奪われ、人々は2重目の壁トロスト区まで避難します。
母を巨人に捕食されたエレンは、全ての巨人を駆逐すると誓います。
②トロスト区奪還作戦
シガンシナ区陥落から5年。
3重の外側を捨てた人類でしたが、その後巨人の襲撃は無く過ぎていきます。
その間、エレンは幼馴染であるミカサ・アルミンと共に兵士を目指します。
訓練兵団に入団し、巨人が支配する壁の外へ調査する調査兵団入団を目指します。
訓練兵団を卒業し、とうとう巨人を駆逐するため調査兵団入団を果たそうとするエレン。
突如、再び超大型巨人が現れ最も南に位置するトロスト区の門を破られます。
5年前のシガンシナ区と同じ様に、再び巨人に蹂躙される人類。
トロスト区に、巨人が次々と侵入してきます。
住民を避難させる為に巨人と戦う兵士たち。
訓練兵団を卒業しているエレン達も、兵士として巨人と戦います。
しかし目の前で仲間を巨人に捕食されたエレンは激昂し、単騎行動に出てしまいます。
同じく兵士となっていた幼馴染であるアルミンの前で捕食されるエレン。
巨人に飲み込まれてしまいます。
死亡したかに見えたエレン。
しかし、エレンは巨人の体内で巨人化し、復活します。
巨人となり、次々と巨人を倒すエレン。
仲間を助け、さらに超大型巨人に蹴破られた門を大きな岩で塞ぎ、巨人に奪われかけたトロスト区を奪還する事に成功します。
③女型の巨人出現
巨人化する事ができると分かったエレン。
壁の外を調査する調査兵団団長であるエルヴィンは、エレンの能力に目を付け、調査兵団に入団させます。
しかし本人も自覚できていない巨人化能力が暴走してしまう事を危惧し、圧倒的な戦闘力を誇るリヴァイ兵士長の監督下に置くことを決定します。
リヴァイ兵士長に選ばれた特別作戦班、通称リヴァイ班にエレンは入る事になります。
リヴァイ班に囲まれ、壁の外を調査する壁外調査へ出る調査兵団。
壁外であるため、次々と巨人が現れます。
しかし、エルヴィン団長の指揮のもと巨人を躱しながら進む長距離索敵陣形を駆使する調査兵団は、それほど被害なく進んでいきます。
ところが、突如女型の巨人が現れます。
人を捕食するだけの他の巨人とは違いがあり、知性があり高い運動能力を持つ女型の巨人に、次々と兵士が殺されていきます。
同じ巨人化能力を持った、エレンを狙っている女型の巨人。
エレンを守るリヴァイ班のメンバーを次々と殺し、巨人化したエレンをも倒し、エレンを捕らえます。
そのまま逃げようとする女型の巨人を追う、リヴァイ兵士長とミカサ。
倒す事はできないまでも、エレンを奪い返し壁内へと引き返します。
壁内へと戻った調査兵団。
女型の巨人の正体がエレンと訓練兵団同期である、アニであることを突き止めます。
壁内のストヘス区で、女型の巨人アニを捕らえます。
体を水晶体で覆い自らを守るアニ。
情報を引き出せない調査兵団は、そのまま地下に幽閉します。
アニから情報は引き出せないながらも、調査兵団は壁内に人類と敵対する巨人化能力者がいることを確定させます。
進撃の巨人アニメシーズン1の伏線&重要考察ポイント

進撃の巨人アニメシーズン1をより一層面白く読むための考察ポイントをまとめました。
- 原作との改変「いってらっしゃい エレン」の削除
- エレンの生家にある地下室
- エレンとアルミンの夢である壁の外に行く夢
- 壁が巨人で出来ている理由
- 人類に敵対する巨人側がエレンを狙っている理由
順番に深掘りします。
原作との改変「いってらっしゃい エレン」の削除
原作第1話では、冒頭でミカサらしき少女から「いってらっしゃい エレン」と言われ、目を覚ますエレンが登場します。
目を覚ましたエレンは続けて「髪伸びてないか」とミカサに言葉をかけるのですが、アニメでは両方とも削除されています。
「いってらっしゃい エレン」と「ミカサの髪が伸びている」は「進撃の巨人」がループしているのではないか、と言われる「ループ説」の根拠となっており、物語の結末を左右する重要な描写となっています。
この削除は「原作とアニメの結末が違うものになるのではないか」との予想にも繋がっており、物語の最後にまで影響する非常に重要なポイントとなっています。
⇛アニメ1話「二千年後の君へ」感想考察まとめ!【ネタバレ有り】
エレンの生家にある地下室
第1話に登場するグリシャが見せようとしていた地下室。
シーズン3に回収される伏線ですが、この地下室は物語中盤まで物語最大の謎となっていました。
エレンが託された地下室の鍵は、物語の中枢を握る鍵ともなっており、重要なポイントとなっています。
エレンとアルミンの夢である壁の外に行く夢
進撃の巨人はエレンとアルミン、ミカサの物語と言えます。
特にエレンとアルミンの「壁の外を二人で冒険し海を見る」という夢は、物語のひとつの目的となっていますし大きな伏線です。
「壁外の海へ行く夢」は、第1話から仕掛けられている物語の最後にまでかかってくる、大きなポイントと言えるでしょう。
⇛90話ネタバレ考察!アルミンのサザエの意味を検証!
⇛エレンとアルミンの仲違いを検証!【ネタバレ有り】
壁が巨人で出来ている理由
壁内人類を巨人から守っている3重の壁。
実はこの壁が、巨人で出来ている事が分かりました。
なぜ壁が巨人でできているのか?
壁内人類が、巨人により巨人から守られている謎。
これも物語の中枢に関わる大きな謎となっています。
⇛壁の中に巨人がいた理由!座標や超大型巨人が関係?【ネタバレ有り】
人類に敵対する巨人側がエレンを狙っている理由
人類を蹂躙する巨人。
エレンの目的は人を捕食する無垢の巨人の駆逐にありますが、同時に知性を持った巨人もエレンを狙ってきます。
なぜ知性を持った巨人がエレンを狙うのか?
壁を壊した超大型の巨人、鎧の巨人、さらにエレンを狙う女型の巨人達の目的とは何なのか?
彼らがなぜ壁内人類を攻撃しエレンを狙うのか、は進撃中盤までの大きな謎であり重要なポイントです。
「あらすじ」とは違った「もう一つの物語」と言える「伏線と回収」を楽しむ上で、抑えるべき重要ポイントでしょう!
進撃の巨人アニメシーズン2

起承転結の「承」と言えるシーズン2。
さらに登場する、知性巨人だったユミル。
巨人側である超大型の巨人、鎧の巨人の正体が明らかとなりさらにエレンを狙う理由が明らかとなります。
さらに最後にして最大の謎「座標」の登場!
「あらすじ」と「伏線」という二つの物語が最高に盛り上がるシーズン2。
見て行きましょう!
①ウトガルド城の攻防
アニが女型の巨人の正体であることを確定させた調査兵団。
仲間が他にもいると踏み、訓練兵団同期を一箇所に固め調べます。
調査兵団分隊長ミケとミケ班メンバーに拘束される104期同期サシャ・コニー・ライナー・ベルトルト・クリスタ・ユミル達。
そこに突如壁内に巨人が発生し、104期同期達はミケ班メンバーと共にその場から離れます。
しかし、動きの速い巨人たちに追いつかれそうになるメンバー。
ミケが一人で9体の巨人を相手取り、皆を逃します。
分隊長であり実力のあるミケは半数ほどを倒しますが、突如現れた獣の巨人に倒され巨人に捕食されます。
巨人たちか逃げられた104期とミケ班メンバーは住民に巨人発生を報せ、さらに開けられた壁の穴を探します。
しかし夜になってしまい、近くにあったウトガルド城で休憩することにします。
巨人は夜には眠り動かないため、安心して休むメンバー達。
しかし夜にも関わらず現れた巨人たちに、ウトガルド城が襲撃されます。
対応するも、大量に現れた巨人に捕食されたミケ班メンバーは、全滅します。
絶体絶命となったコニー・ライナー・ベルトルト・クリスタ・ユミル達104期。
しかし、突如ユミルが巨人化し、巨人たちを倒し抵抗します。
そこにエレン、アルミン、ミカサ達調査兵団が登場し、助かります。
②エレン争奪戦
エレン達調査兵団の登場により助かったコニー、ライナー、ベルトルト達。
巨人たちが手を出せない、壁の上に避難します。
巨人化し、巨人と戦いボロボロとなったユミルを含め、壁の上を伝い一度トロスト区に戻る事に決める調査兵団。
しかし、突然ライナーとベルトルトが巨人化し、エレンを襲います。
人類に敵対する巨人の正体であった、ライナーとベルトルト。
鎧の巨人と超大型巨人となり、エレンを拘束します。
そのまま壁外へと逃げるライナーとベルトルト。
しかし兵士達を率いたエルヴィン団長が到着し、調査兵団はエレンを奪い返します。
その際、ライナーとベルトルトとユミルはシガンシナ区の壁の上に逃げ、ユミルが共ににライナーの故郷に行く、という話をします。
進撃の巨人アニメシーズン2の伏線&重要考察ポイント

アニメシーズン2の重要なポイントをまとめてみます。
- 最大の謎 座標の登場と発動
- ライナー・ベルトルト・ユミルのその後の動き
最大の謎 座標の登場と発動
壁内人類を攻撃しエレンを狙う巨人側の目的。
物語序盤から大きな謎のひとつが、シーズン2で明らかとなります。
壁外人類の目的は「座標」であり、それを故郷に持って帰る事だと。
それはエレンの中にあり、座標が発動すると「巨人を操る事ができる」と判明します。
しかし、どうやったら発動するのか?
この時点では発動条件は謎となったまま、となっています。
ライナー・ベルトルト・ユミルのその後の動き
ライナーとベルトルトと共に巨人に襲われシガンシナ区の壁上が最後となったユミル。
その後の描写は無く、ライナーとベルトルトと共にライナーの故郷に行ったとだろうと予想されていました。
おそらくはウトガルド城に現れた獣の巨人がその後シガンシナ区へ行き、ライナー、ベルトルト、ユミルと合流したのだと予想できます。
この展開はシーズン3に繋がるので、抑えておきたいです。
進撃の巨人アニメシーズン3

起承転結の「転」となるシーズン3。
内容は「兵団によるクーデター」と「巨人側との最終決戦」となっています。
物語の大きな節目となるシーズン3。
伏線回収としても、シーズン4に繋がる重要なポイントもあります。
順番に見て行きましょう!
①調査兵団クーデーターとヒストリア女王誕生
人類に敵対する巨人達の存在を確定させた調査兵団。
しかしいっぽうで、エレンの同期であるクリスタを壁内の王政が狙っている事を突き止めます。
クリスタが真の王家血統である事を突き止めるエルヴィン団長。
敵対する巨人側に対抗するため、エレンとクリスタを王政側に引き渡すべきか揺れます。
確かめるため、王政側を試す事に決めます。
エレンを引き渡す事に従わなかったため、王政に拘束されるエルヴィン団長。
王の前で王政幹部にから、死刑執行が言い渡されます。
そこに超大型巨人と鎧の巨人が現れ、壁が破られたとの報告が!
住民を最中心の壁内に避難させるよう、兵士達が迅速に動きます。
しかし王政幹部は住民を見捨て、避難させる事を中止させます。
それを見たエルヴィン団長達は、王政を見限り示し合わせていた通り、王政幹部達を拘束します。
いっぽう王政を裏で操っていたクリスタの父である真の王・ロッド・レイス。
エレンを奪いレイス領地の地下に拘束し、クリスタを巨人化してエレンを捕食させようとします。
エレンの中に眠る、もともとレイス家が継承していた巨人の頂点に立つ力「始祖の巨人」をクリスタに継承させるのが目的なよう。
しかしクリスタが反抗し、エレンを逃がそうとします。
逃がすまいと、巨人化するロッド・レイス。
ロッド巨人化の影響で地下が崩れ、絶体絶命となります。
しかしロッドが持っていた「ヨロイ」と書かれた巨人化注射を摂取し、硬質化能力を得るエレン。
硬質化し崩れてくる地下を支え、助かります。
さらに調査兵団により、巨人化したロッド・レイスも倒されます。
真の王ロッド・レイスが倒れ兵団によるクーデターが達成された事により、真の王家血統であるクリスタが本名ヒストリア・レイスを名乗り、女王となります。
②シガンシナ区奪還作戦
ヒストリアを女王に即位させた調査兵団。
兵団により壁内は統治され、調査兵団はエレンの巨人の力を使ったシガンシナ区奪還を目指します。
エレンが得た硬質化能力により、グッと近付いたシガンシナ区奪還。
巨人が活動できない日没と共に、シガンシナ区を目指します。
一気にシガンシナ区まで到着した調査兵団。
そのまま第1話で超大型巨人に破壊された外門に向かいます。
飛び上がり、硬質化能力で穴を塞ぐエレン。
次の目標である、鎧の巨人に破壊された内門を目指します。
そこで待ち伏せをしていた、鎧の巨人ライナーが現れます。
さらに獣の巨人が登場し、投石により内門を馬が通れなくなる程度に塞ぎます。
馬がなければトロスト区に帰還できない調査兵団は、シガンシナ区に閉じ込められた事になります。
巨人側も最終決戦を望んでいる、と察するエルヴィン団長。
エレン・ミカサ・アルミンたち104期達に鎧の巨人を任せ、リヴァイ兵長と他兵士に獣の巨人を任せます。
鎧の巨人を相手に、優勢に戦いを進めるエレン達。
しかし超大型の巨人ベルトルトの登場により、一気に劣勢となります。
鎧の巨人と超大型の巨人に追い込まれるエレン達104期。
しかしアルミンの決死の作戦により、鎧の巨人と超大型の巨人を拘束に成功します。
獣の巨人を相手に戦うリヴァイ兵長たち。
しかし獣の巨人の投石攻撃により、完全に追い込まれます。
あまりの状況に参戦するエルヴィン団長。
団長の命をかけた作戦が成功し、リヴァイ兵長は獣の巨人を拘束します。
しかし、突然の4体目の巨人となる車力の巨人の登場により、獣の巨人ジークが攫われてしまいます。
そのまま鎧の巨人ライナーを救出した車力の巨人と獣の巨人ジークは、シガンシナ区の外へと退却していきます。
超大型巨人の正体であるベルトルトのみを拘束している調査兵団。
アルミンとエルヴィンが瀕死の状態で、意識を失っています。
ロッド・レイスが持っていた巨人化注射を一本持っているリヴァイ兵長は、迷わずエルヴィン団長に射ち助けようとします。
しかし瀕死の状態のエルヴィン団長の言葉を聞き、アルミンを巨人化させ超大型の巨人ベルトルトを捕食させ助けます。
エルヴィン団長という大きな犠牲を払いながらも、シガンシナ区を奪還した調査兵団。
エレンの生家にある地下室へと向かいます。
そこで見つけたエレンの父グリシャが残した3冊のノートを手に入れた調査兵団。
大勢いた調査兵団でしたが、エレン・ミカサ・アルミン・リヴァイ兵長を含め9人となっていました。
大きな犠牲を払いながらもシガンシナ区と3冊のノートを手に入れ、トロスト区に帰還します。
手に入れたグリシャのノートの内容から、自分たちの敵が巨人ではなく世界であることを知る調査兵団。
最後に壁の外の全ての巨人を駆逐した調査兵団が9名で壁外調査を決行し、海に到着して終わります。
進撃の巨人アニメシーズン3の伏線&重要考察ポイント

進撃の巨人のアニメシーズン3をより面白く読むために考察ポイントをさらいしておきましょう。
- 硬質化能力と壁の成り立ち
- エレンの生家にある地下室の回収
- クリスタ=ヒストリアと獣の巨人ジークの王家血統
硬質化能力と壁の成り立ち
シーズン3では、硬質化能力を得たエレンにより壁は塞がれました。
巨人の正体が人間であり壁の素材が硬質化物質と同じであるとも分かっています。
これにより、壁の中の超大型の巨人も元人間であり、その硬質化能力により壁はできているということになります。
さらにシーズン2で明らかとなった「座標発動で巨人を操れる」という事実から、「座標の力で超大型の巨人は操られ壁となっている」と分かります。
シーズン1から続く大きな謎であった「壁の成り立ち」が回収されたと言えます。
しかしこの壁の成り立ちはシーズン4にも繋がるので、抑えておくべき重要ポイントとなっています。
⇛壁の中に巨人がいた理由!座標や超大型巨人が関係?【ネタバレ有り】
エレンの生家にある地下室の回収
シーズン1から謎となっていた地下室が明らかとなりました。
壁内人類がエルディア人という人種であり、巨人になれる人種である。
さらに壁がパラディ島という島にあり、マーレという国からエルディア人が送り込まれ巨人化されていると明らかになります。
知性を持つ巨人は9つあり、ライナー、ベルトルト、アニがマーレから来た巨人の頂点に立つ始祖の巨人を奪還することが目的であるとも明らかとなります。
シーズン1からの伏線であった地下室の伏線回収は、シーズン4の舞台となるマーレや9つの巨人に繋がる大きな伏線となっています。
非常に重要なポイントとなるため、ここは抑えておきましょう。
少しネタバレも含んでいますが、こちらでまとめてあります。

クリスタ=ヒストリアと獣の巨人ジークの王家血統
エレンの同期であるクリスタが王家の血統であり、ヒストリア・レイスとして壁の女王に即位しました。
エレンの中にある始祖の巨人(座標)は、王家血統者と接触しなければ能力を発揮しません。
そのため、シーズン4でもヒストリアの王家血統は重要な意味を持ちます。
さらに獣の巨人ジークもエレンの父グリシャの先妻である王家血統ダイナの血を引いているため、ここも重要なポイントとなっています。
この二人が王家血統であることは、抑えておきましょう。
【公式】15分で追いつける全シーズンまとめ動画
シーズン3までのあらすじを15分でまとめた動画が公開されました。
「そんなの無理だろう」と思いながら観ましたが、本当にキチンとまとめ上げられています。
ぜひ一度観てみてください!(*^^*)
進撃の巨人アニメシーズン4を観る前に

シーズン4は、シーズン3最後から3年後の話となっています。
さらに舞台がマーレ側から始まっており、最初エレン達は全く出てきません。
そのため、第1話をいきなり観ると意味が分からず戸惑うかもしれません。
原作未読の方で、少しネタバレしてでも良いからシーズン4の設定を抑えておきたいという方は、こちらを見て予習しておきましょう!

さらに抑えておくべきポイントをまとめてみました。
シーズン4を観る前に抑えるべきポイントまとめ
進撃の巨人アニメシーズン4を見る前に抑えておくべきポイントをまとめておきます。
- シーズン3の海に到着してから3年経過
- エレン達の敵・マーレ側目線で描かれている
- 壁の役割と9つの巨人の謎

シーズン3の海に到着してから3年経過
シーズン3最後に海に到着したエレン達。
シーズン4は、ここから3年経過して始まっています。
展開の中で説明されますが、ここは抑えておくべきでしょう。
エレン達の敵・マーレ側目線で描かれている
舞台がマーレ側となっており、目線もマーレ側で描かれ進行していきます。
なので、初登場の人物が中心で展開していくため、意味が分かりづらいかもしれません。
ただ「エレン達の敵側の事情が描かれているんだ」と思いながら見ていくと分かりやすいため、ここは抑えておきましょう。
壁の役割と9つの巨人の謎
壁の成り立ちと9つの巨人の存在が、シーズン3で明かされました。
しかし、壁にはまだ役割が残っています。
さらに9つの知性巨人がなぜ生まれたのか?
ここも回収される展開が待っているため、抑えておくべきでしょう。
さらにシーズン1の「いってらっしゃい」削除から、原作とは違う最終話となるのか?
ここにも注目したいですね(*^^*)
進撃の巨人アニメシーズン4Part1

起承転結の「結」となるシーズン4。
FinalSeasonと銘打たれたシーズン4は、2020年冬から放送されたPart1と今冬に放送予定となっているPart2とで分かれています。
Part1の内容は、「マーレの戦士登場とレベリオの強襲」と「イェーガー兄弟の離反」となっています。
まずはPart1の内容から見て行きましょう。
①海の向こう側のマーレの戦士たち

「マーレの戦士とレベリオの強襲」
海の向こう側で巨人の力を使い戦争を起こしている大国マーレ。
獣の巨人・鎧の巨人・顎の巨人・車力の巨人の力により、4年かけていた戦争に勝ちます。
勝ちながらも鎧の巨人の硬質化を貫通される砲弾などの登場から、巨人の力のみでは戦争に勝てなくなる日が来ると感じるマーレ軍。
パラディ島への、始祖の巨人奪還を急ぐことにします。
いっぽうで、パラディ島へ世界の目を向ける事によりマーレの安泰をはかろうとするマーレの影の支配者タイバー家。
タイバー家は、9つの巨人のひとつ「戦鎚の巨人」を代々継承しているエルディア人一家です。
世界から差別を受けるエルディア人でありながら裏でマーレを操るタイバー家は、パラディ島を世界の悪者に仕立て上げる事により大国マーレを維持しようとします。
世界中の要人を集めた祭事をエルディア人収容区レベリオで行い、パラディ島への宣戦布告をするタイバー家当主ヴィリー。
全世界の注目を集め、文字通り宣戦布告します。
その瞬間、潜んでいたエレンが巨人化しヴィリーを襲います。
そのまま世界中の要人を次々と大暴れで殺すエレン巨人。
民間人をも、巻き添えにします。
エレンの強襲を止めようと巨人化能力者であったヴィリー妹が戦鎚の巨人となり、エレン巨人に襲いかかります。
さらにマーレの戦士である顎の巨人、車力の巨人、獣の巨人、鎧の巨人も登場し、エレンを止めようと戦います。
しかしマーレに潜伏していた調査兵団の登場により、戦鎚の巨人はエレン巨人に捕食され、さらに顎の巨人、車力の巨人も瀕死にされます。
獣の巨人ジークも捕獲され、飛行船でパラディ島へと引き返します。
ハンジ、アルミン達が乗った飛行船で、パラディ島へ引き返す調査兵団。
しかし途中、マーレの戦士候補生であるガビとファルコが乗船してきます。
ガビのライフルによる狙撃により、サシャが撃たれ死亡してしまいます!
レベリオの強襲はパラディ島勢の大勝利となりますが、サシャの死、そして全てがジークの裏工作であったち明らかとなり、不穏な空気を漂わせたままパラディ島へと帰島します。
イェーガー兄弟の離反
パラディ島へ帰島した調査兵団。
レベリオの強襲が、エレンの「単独行動だった」と明らかになります。
4年前のシガンシナ区決戦後、マーレからやって来たイェレナ達「義勇兵」により提案されたジークの秘策。
イェレナの手引きにより邂逅したキヨミ様から、ジークの秘策に「50年の地鳴らしの維持」が必要だと明かされます。
「地鳴らし」の維持にはヒストリアの巨人化、さらに王家血統者を増やさなければなりません。
ヒストリアを犠牲を受け入れる兵団の姿勢に反発したエレンが離反し、単独でレベリオを強襲し、タイバー家と世界の要人を殺したと明らかになります。
さらにパラディ島側に協力するジークの真の目的が始祖の巨人の能力により可能となる、全エルディア人が子供を産めなくする「安楽死計画」だと明らかに。
ジークが「安楽死計画」を実行するためにマーレから離反し、パラディ島側に協力していたのだと分かります。
さらに自らの脊髄液をワインに仕込み、兵団を制圧するジーク。
単独行動を取り地下牢に拘束されていたエレンと巨大樹の森で兵士30人に拘束されていたジークは、それぞれ兵団から逃れ離脱。
ジークは叫びの力を使い兵士30人を巨人にし、逃れます。
エレンと安楽死計画を実行しようとするジークが接触するため、それぞれ待ち合わせ場所であるシガンシナ区に向かいます。
エレンが先にシガンシナ区に到着し、ジークを待ちます。
そこに、エレンの始祖の巨人を奪うため車力の巨人と顎の巨人がエレンを急襲。
さらにシガンシナ区の上空にマーレからやって来た飛行船が登場し、Part1は終わります。
進撃の巨人アニメシーズン4Part1の伏線&重要考察ポイント

進撃の巨人のアニメシーズン4をより面白く読むために、考察ポイントをおさらいしておきましょう。
- イェーガー派
- 地鳴らし
- ジークの安楽死計画
イェーガー派
ザックレーを爆死させるという強い意志表示をした事をキッカケに、「イェーガー派」と名付けられた一派。
フロックを筆頭に、パラディ島を守る為に地鳴らしを推奨する派閥となっています。
新兵を中心に、エレンを拘束するハンジ達上層部に不満を持っている調査兵が中心となり形成されています。
兵団から見れば反抗組織ですが結果的に多数派になっており、決して間違ったテロ組織という集団ではないと言えるでしょう。

地鳴らし
パラディ島の3重の壁となっている数千万体の超大型巨人を操り世界を平らにする、という最終兵器。
3重の壁は、眠っている超大型巨人が硬質化して立っている事で壁となっています。
数千万体の超大型巨人が腕を組み立ったまま眠っているのですが、その眠りを覚ます事が始祖の巨人の能力により可能となります。
眠りから覚まし操ることで世界中を踏み鳴らすこの地鳴らしは、巨人に対抗する軍事力を身に着けつつある世界中の軍事力を持ってしても止めることはできません。
一度発動したら、発動させている始祖の巨人保持者を殺すしかありません。
エレンとジークが接触して地鳴らしが発動した場合は、エレンかジークを殺さなければ止められなくなります。
「イェーガー派」「地鳴らし」以外の単語は、こちらでもまとめています。
ジークの安楽死計画
ジークの真の目的である安楽死計画。
全エルディア人の体の構造を変えられる始祖の巨人の能力により、子供を産めなくする計画となっています。
世界から巨人を無くす計画としては、ベストだと考えられる計画です。
イェーガー派が推奨する地鳴らしが「パラディ島を守る為に世界を滅ぼす」という作戦であり、「世界を巨人から守る為にエルディア人を滅ぼす」という作戦です。
この二つの作戦は、世界かパラディ島のどちらを守るかを選択させる、とも言えるでしょう。
世界から見れば「安楽死計画」でしょうし、パラディ島から見れば「地鳴らし」かも…ですが。
この二つの作戦からFinalSeasonを観るのも楽しみ方のひとつでは、と感じられますね。
シーズン4Part2
TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season
第76話「断罪」
NHK総合にて今冬放送予定!https://t.co/7WnFKvhw2C#shingeki pic.twitter.com/KLiKggnKpV— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) March 28, 2021
今冬放送予定のシーズン4Part2。
FinalSeasonと銘打たれているところからも、原作最終話までの内容が放送されるだろうと予想できます。
Part2の内容は「イェーガー兄弟VSマーレの戦士」と「地鳴らしとエレン・ストッパーズ」となっています。
順番に見て行きましょう!
イェーガー兄弟とマーレの戦士たちの戦い
顎の巨人の攻撃を回避し巨人化したエレン。
さらに飛行船からライナーが降下し鎧の巨人となり、エレンの前に現れます。
「鎧の巨人・顎の巨人VSエレン巨人」という展開に!
顎の巨人ポルコをボコボコにしますが、それでもさすがにピンチとなります。
そこに獣の巨人が登場し、エレンを助けます。
いっぽうで顎の巨人ピークと合流したマガト元帥。
車力の巨人の武装部分に乗り、対巨人砲を使用し獣の巨人のうなじを狙います。
エレンを援護していた獣の巨人のうなじに、マガト元帥の対巨人砲が命中します!
重傷を負い、瀕死となるジーク。
目の前のエレンがライナーに捕まりピンチとなり、ジークは叫びの力を使い脊髄液ワインを飲んでいた人たちを皆巨人させます!
脊髄液ワインを口にしていた、ファルコも巨人化!
ジークの指示に従い、ライナーを襲います。
しかしそこにエレン巨人との戦いで瀕死となった、顎の巨人ポルコが登場。
それに反応したファルコは、ポルコを襲い捕食します。
ファルコは顎の巨人を継承し、人間に戻ります。
一連の流れでライナーを振り切り、エレンはジークの元へ駆け出します。
そのまま接触を果たす二人。
ジークと接触したエレンは、「道」でジークと会います。
そこで始祖ユミルとも出会うエレン。
ジークが目の前で始祖ユミルに「全てのエルディア人から生殖機能を奪え」と命令し、安楽死計画を実行します。
安楽死計画を由としないエレンは、始祖ユミルを止めようとします。
座標へ歩く始祖ユミルを抱きかかえ「世界を滅ぼしてやる」「俺に力を貸せ」と訴えるエレン。
さらに「ずっと待ってたんだろう?」「二千年前から誰かを」とつぶやきます。
するとずっと無表情だった始祖ユミルの目から涙がこぼれ落ち、エレンに協力することを決めたような始祖ユミル。
エレンの目的だった、地鳴らしが発動します。
地鳴らしを止めるエレン・ストッパーズが結成
エレンとジークの接触により、地鳴らしが発動。
壁が壊れ、中の超大型巨人が動きだします。
世界中に歩き出す超大型巨人たち。
それを見たマガト元帥と車力の巨人ピークは、絶望に襲われます。
拘束していたジークとの戦いで重傷を負っていたリヴァイ兵長。
リヴァイと一緒にいたハンジは、地鳴らしを確認しマガト元帥と手を組もうと提案します。
地鳴らしを止める事でハンジと利害が一致しているマガト達。
ハンジの申し出を了承します。
さらに地鳴らしの発動と共にアニを覆っていた水晶体が壊れ、アニが目を覚まします。
そのアニと偶然会ったアルミンとコニーは、合流します。
さらにミカサとジャンが合流。
ハンジとマガトを中心とした地鳴らしを止めるチームエレン・ストッパーズ(当サイト呼称)が結成されます。
キヨミ様が所有する船でマーレに向かうストッパーズ。
エレンが狙うマーレ南方のスラトア要塞へは、飛行艇が無ければいけません。
飛行艇を整備するため、アズマビト家の整備場があるオディハに向かいます。
途中、地鳴らし巨人に追いつかれ足止めするためにハンジが死亡。
マガト元帥も、死亡退場します。
さらにアニ、ファルコ、ガビは別行動に。
整備完了したオニャンコポンが運転するアズマビト家の飛行艇に乗り、エレン巨人に追い着いたストッパーズ。
アルミン、ミカサ、ジャン、コニー、ライナー、ピーク、リヴァイ兵長となったストッパーズは、エレン巨人に立ち向かいます。
地鳴らし巨人と共に、マーレ大陸を蹂躙するエレン巨人。
飛行艇から飛び降り、ストッパーズは立体機動装置によりエレン巨人に着地します。
始祖の巨人と融合し、とんでもなく巨体となっているエレン巨人。
超大型巨人よりも何倍も大きな骨のみでできた巨人となっています。
ストッパーズ到着により体中から歴代の9つの巨人を生み出し、自らの急所である首を守るエレン。
無数に現れる歴代の9つの巨人に、ストッパーズは絶体絶命となります。
そこに鳥巨人化したファルコがアニとガビを連れて合流。
そしてアルミンの呼びかけにより心を動かされたジークが改心。
クサヴァーやグリシャ、クルーガー、さらにベルトルトやユミル、ガリアード達が味方となり、歴代巨人として敵だった彼らが味方となり戦いだします。
ジークも自らリヴァイ兵長を呼び斬られ、死亡。
ジーク退場により始祖の巨人の能力が使えなくなり、地鳴らしが止まります。
そしてジャンにより、エレン巨人の首が落とされます。
首断面から巨人の元、光るムカデが登場!
光るムカデの能力により一時ジャン、コニー、ガビ達が巨人化されますがミカサとリヴァイ兵長、アルミンの活躍によりエレンの本体が斬られ、人間に戻れます。
ミカサがエレンの首を斬った事により、始祖ユミルの呪縛が解け、光るムカデも消滅したよう。
地鳴らしが止まり世界は救われ、アルミン達が世界を救った英雄になるような展開に。
3年後。
船に乗り世界の報復を恐れているパラディ島へ和平交渉をしに行くアルミン、ジャン、ライナー達が登場します。
ヒストリア女王に話をしに行くよう。
シガンシナ区でエレンの墓に向かい「みんなが会いに来るよ」と語りかけるミカサが登場し、終わります。
進撃の巨人アニメシーズン4Part2の伏線&重要考察ポイント
進撃の巨人アニメシーズン4Part2をより一層面白く観るための考察ポイントをまとめました。
- アニメでの地鳴らしの演出
- アニメで削除された「いってらっしゃい エレン」はあるのか?
アニメでの地鳴らしの演出
原作でも迫力ある画で読者を圧倒した地鳴らしの描写。
これ、アニメでの効果音、ビジュアルにかなり期待しちゃいますよね!
原作では122話最後に地鳴らしが起こります。
それまでの120話、121話、122話途中まで「一切無音」です。
エレンとジークの会話は声はありますが、効果音は一切入ってきません。
2話以上全く無音で最初に起こる音は壁が壊れる「ピシ」「ビキビキ」という音です。
そこから登場する「ドオオオオ」という音は、演出としてもスゴく期待しちゃいますよ!
「地鳴らし」が始まる演出はアニメ放送の中でもトップクラスで楽しみですよ!\(^o^)/
アニメで削除された「いってらっしゃい エレン」はあるのか?
原作最終盤で登場した「いってらっしゃい エレン」。
これは原作1話に登場した「いってらっしゃい エレン」の回収であり素晴らしい演出となっていました。
ただアニメ1期ではカットされており、このままアニメで「いってらっしゃい」が登場するのかは分かりません。
もしかしたら、違う演出になるかもしれませんね!
シーズン4Part2で原作通り「いってらっしゃい」が登場するのか、注目したいところです(*^^*)
進撃の巨人アニメシーズン4までの主要キャラクターまとめ

進撃の巨人のアニメシーズン4を見始める前に知っておきたい主要キャラクターの現状を解説していきます。
シーズン4は大きく展開が変わるので、ここでおさらいしておきましょう!
エレンの現状
シーズン3でアルミンと共に海を壁の外へ行き海を見るという夢を叶えたエレン。
そこにあると思っていた「自由」は無く、海の向こうに自由を求める事になります。
アルミンの現状
夢であったエレンと海にたどり着いたアルミン。
夢を叶えたアルミンは、さらに海の向こうに敵を見るエレンと距離ができる?
ミカサの現状
シーズン1からエレン第一なミカサ。
そこは変わらずですが、エレンとアルミンに距離が出来て挟まれる?
ライナーの現状
シーズン3で、アニとベルトルトを残しマーレへ帰ったライナー。
マーレに帰ってから3年経ったライナーは、どう変わっているのか?
アニの現状
シーズン1で水晶体で自らを水晶体で覆い眠りについたアニ。
それからずっと、4年間地下で眠っています。
獣の巨人ジークの現状
シーズン3で始祖の巨人奪還を果たせなかったジーク。
異母弟であるエレンと出会い、彼が父グリシャに洗脳されていると感じています。
エレンを救い出す事を念頭に、マーレで3年経過したジーク。
シーズン4では彼を中心に動き出す!?
今冬に放送が決定されているアニメシーズン4Part2。
ファイナルシーズンとも謳われているため、まさに最後「結」のシーズンとなるはずです。
楽しみ尽くすために、シーズン4Part1までの内容は抑えておきたいですね!
そして原作のあらすじもおさえておけば間違い無いです!
最後の進撃に備えよ!\(^o^)/
長年このサイトの住人でしたが、138話にして初投稿です
今回のラスト、特にユミルの笑顔と頭痛ループについて考察してみた
まず結論から
・今回のラストはエレンが目指した結末ではない=ミカサの頭痛によるループエンド(失敗)
・ミカサの頭痛は分岐(選択)パートの前に発生
・エレンが死ぬとミカサループ発動
138話で最も重要なシーンは、エレンが進撃の能力でミカサに干渉して”マフラーを捨てろ”という箇所
今回の話では、マフラーを巻いたまま戦うミカサがエレンを切断する話が描かれる
エレンが目指した結末はミカサが、“マフラーを捨てて”戦う結末
この結末こそループが起きず、物語が先に進む選択(どういう話になるかは知らね)
ミカサがマフラーを捨てずに、巻いたまま状態でエレンが死にループが発動
今回はループしている感じを読者にわかりやすく知らせるために、”行ってらっしゃい”のセリフとともに1話に帰還
(これまでも単行本の表紙で、本篇とは違う別の選択をして、ループ落ちになる世界線の描写がされている)
・ユミルのラストシーンの笑顔の意味は、ループをユミル(ムカデ)が願っているから
ミカサが正しい選択をするとムカデは死ぬ
この不毛なループ世界で生き続けることがムカデの目的=生存本能
・エレンはキスシーンでまだ意識がある(口先が尖っている)
マフラーを捨てられず、自分を選択したミカサへの同情(呆れ?)・恋情と解釈
マフラーを捨てて戦った世界線の描写が最終巻の表紙になれば面白いなと
団長、記事作成、更新、お疲れ様です。
素晴らしいトピックですね。
>私はこれまで進撃の巨人を読みまくり、1500以上の記事を書き、2000程度の記事を更新をしてきました。
アース団長の「進撃愛」が、このトピックの中に詰め込まれています。
以前、あっちゃんが2時間で進撃を語ってましたが、その動画の100万倍くらい分かりやすいし、面白いし、なんといっても「愛」がにじみ出ていますよね。
進撃Wikipediaといいキャラプロフィールから声優さんのプロフィールまで他のサイトやYouTube動画など及びもつかない進撃史上最高の考察作品であり、
アース団長、貴方が、進撃史上最高の考察者です。
あらためて御礼申し上げます。
この記事、このサイトを作って頂き、本当に、本当にありがとうございます!
原作本誌最終話、アニメ版最終話まで、どうぞ健康には充分留意して、今後とも面白くて、進撃愛あふれる記事の作成を宜しくお願い申し上げます。
>なんといっても「愛」がにじみ出ていますよね。
ありがとうございます!
可能な限り多くの人に進撃の魅力を伝えられたらな、と思い作った記事です。
アニメをきっかけに少しでも進撃の魅力が広がったらな、と感じますよ(*^^*)
管理人アース
団長殿、いつも更新お疲れ様です。
アニメ版の season3までの全59話分をコンパクトにまとめましたね。
自分のようにアニメから入った人もいるでしょうから、final seasonに向けての良いおさらいになると思います。
個人的に気になっているのは、やはりアニメ版が原作と異なるエンディングを迎えるのではないかと言う事です。
season1ではミカサの「いってらっしゃい」のカットに加えて、エレンの夢や手首のタトゥーが刺繍に変わっていました。
他にも女型の巨人との融合なんてのもありましたね。
season2ではさほどの改変は見られませんでしたが、 season3ではユミルの手紙に触れたヒストリアがピリッとくる場面もありました。
そして59話のEDムービーで謎の少年(ヴィリーの妹?)とおぼしき映像もあったので、タイバー家の秘密が明かされる展開にも期待しています。
気掛かりなのは制作会社が変更された事ですが、この流れは最後まで踏襲されて欲しいです。
>この流れは最後まで踏襲されて欲しいです。
仰る通りです。
Season1時点で「いってらっしゃい」が削除されていることから、諫山先生と荒木監督でラストのイメージを話されたと思われます。
ここはMAPPAさんでも踏襲して欲しいところですよね!
原作好きも納得できるアニメラストを期待したいです(*^^*)
管理人アース