最新話考察

進撃の巨人エレンミカサの山小屋if世界を徹底検証!伏線対比を解説【138話】

アース
アース
むちゃページ数割いての「いってらっしゃい」回収に驚いた!

138話「長い夢」に登場したエレンとミカサの山小屋if世界。

タイトル「長い夢」は、このシーンを指しているでしょう。

もしかしたら夢で目を覚ましたミカサが見ていた、それまで見ていた夢をも指しているかもですし、これまでに登場した「エレンが見ていた夢」も指しているかもしれません。

ただひとつ言えるのは、今回登場したエレンとミカサの山小屋if世界シーンが、今回のタイトルだと言う事です。

アニとアニ父の再会やジャン、コニーの巨人化など数多くの衝撃展開がある中で、タイトルに選んだエレンミカサのif世界。

タイトルにするだけあり、かなり濃い内容となっています。

この夢自体が「前ループ世界では」と、以前考察しています。

進撃の巨人138話の夢はエレンが見せた?ミカサループ説を最終話を踏まえ徹底検証! 「138話ミカサの夢がエレンは見せたか139話を踏まえ再検証!」を追加しました。 読者の阿鼻叫喚が飛び交う138話、139...

それを踏まえ、今回の考察はこの夢に仕掛けられた伏線や対比を検証し、解説していきたいと思います。

さらにマガポケ限定無料公開で確認できた「スイスの家」と「ミカサの理想」メモを考察!

そして、始祖ユミルが二千年前から待っていたのはエレンではなくミカサではという予想も!

順番に見て行きましょう!

◆進撃の巨人エレンミカサの夢を検証し解説

ミカサの頭痛

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「進撃の巨人」第2話「その日」より

今回の夢が始まる前に、ミカサに激しい頭痛が起こっています。

この頭痛は、これまでに何度も登場しています。

ここから今回の「ミカサが見た夢」が、これまでに登場した頭痛と関係があると、示唆していますよね。

ミカサの頭痛に関しては、こちらで考察しています。

進撃の巨人ミカサが頭痛の意味は?結末がループ説の真相を検証!「進撃の巨人ミカサの頭痛が34巻追加ページで完全回収!」を追加しました! 最も古い頭痛は、第2話「その日」でエレンの母親が巨人に食...

私達の家に…帰りたい

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「進撃の巨人」第104話「勝者」より

激しい頭痛に襲われた。

ミカサはそこから逃れる為に、「エレンと暮らす家に帰りたい」と願いました。

これと似た発言を26巻104話でもしています。

この時はエレンが目の前にいたので、連れて行きながらの発言でした。

さらに2巻6話で、ミカサにマフラーを巻いたエレンからも似た発言が登場しています。
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「進撃の巨人」第6話「少女が見た世界」より

これまでは「ミカサが落ちたシーン」と読んでいましたが、もしかしたら「前ループの記憶」も影響して、巻かれたミカサは泣いていたのかもしれませんね。

これは深読みかもですが今回のミカサの「家に帰りたい」は、第104話と第6話の「家に帰ろう」と対比になっているのかも、と感じます。

ちなに「ミカサ」という名前には、スペイン語で「私の家」という意味があります。

これ知った時、本当にゾクッとしましたよ(・_・;)



ミカサ 起きろよ

夢の中でエレンに起こされるミカサ。

1巻1話では、エレンがミカサに起こされる展開となっていました。

この二つは間違いなく対比シーンとなっていますね。

長い夢を見てた気がする

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「進撃の巨人」第1話「二千年後の君へ」より

エレンに起こされるミカサは「長い夢を見てた気がする」と発言しています。

こちらも1巻1話でエレンが言っていたセリフとの対比となっていますね。

さらに22巻87話でも、エレンが同じセリフを言っています。

「進撃の巨人」第87話「境界線」より

1巻1話とは対比ですが、22巻87話とは韻を踏んでいるようなイメージでアースは読みました。

87話の描写とは、対比とまでは行かないように感じてます。

何で…泣いてんだ?

目を覚ましたミカサが涙を流してるところから、エレンがミカサに「何で泣いてんだ」と尋ねます。

こちらも1巻1話との対比となっていますね。

もしこの夢が前ループであるならば、この時ミカサが泣いていたのはさらにその前のループ最後でミカサが泣いていたからなのか?

それとも単純に、138話で夢を見る前のミカサが頭痛を起こして泣いていたからなのか?

この辺りはどちらもありそうで確定できませんが、考察ポイントとしては面白いです(^^)


自由になってくれ

夢の中でミカサを抱きしめ「オレのことは忘れて自由になってくれ」と頼むエレン。

このシーンが諫山先生が出演された情熱大陸放送で公開された「最後のひとコマ」と同じビジュアルでは、と言われています。

たしかにセリフも同じですよね!

これで最終コマは回収されたのか?

139話でも要チェックですね!

エレンとミカサを見つめる鳥

進撃の巨人では鳥が多く登場しており、特に印象的なのがアニメ1話に登場する鳥ですね。

原作ではこの鳥は登場しておらず、アニメオリジナルとなっています。

原作で登場した印象的な鳥は、22巻91話冒頭の鳥が初めてですね。

これはファルコの名前伏線にも繋がっていますし、伏線としても重要であり強い印象を与える鳥描写となっていました。

138話では、エレンがミカサに「忘れてくれ」と伝える場面を上空から鳥が見ているような描写がありました。

これは、130話131話に登場した鳥の描写と似ていますよね!

この辺りを踏まえ、これまでに登場した鳥についての考察をこちらで行っているので見てみてください。

【進撃の巨人】130話131話の鳥目線エレンは何を意味するか検証!ユミルちゃんと融合か?130話から、エレンの視点が鳥目線で描かれる事が多くなっているように感じます。 中東連合との戦いで負傷したファルコを見ている目線も...

この考察を見ると色々な種類の鳥が登場していますが、今回138話に登場した鳥は23巻91話に登場したファルコの鳥と似ているなと感じています。

この鳥については戦士候補生の名前を考察にてファルコの名前の意味と共に考察しています。

現在のイメージとしては、エレンの目線というよりも「始祖ユミルの目線の鳥」な気がしています。

いってらっしゃい エレン

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「進撃の巨人」第1話「二千年後の君へ」より

そして夢の最後に眠りにつくエレンに対し、ミカサが「いってらっしゃい エレン」とつぶやいていました。

これは1巻第1話の「いってらっしゃい エレン」の対比、というよりも伏線回収ということになるでしょう。

これについてはミカサループ説考察にて詳細に考察していますので、見てみてください。

アースは138話のミカサの「いってらっしゃい」は、1話でエレンが目覚める前に見た「いってらっしゃい」と同じだと考えています。


◆進撃の巨人エレンミカサの夢を無料公開ネームからの考察

山小屋はスイス製

マガポケ読者に無料公開されている138話ネーム。

今回登場した二人の家の山小屋ネームに、「スイスの家」との諫山先生のメモ書きが書き込まれていました。

あの家のイメージが「スイスの山小屋」というイメージなのでしょうが、けっこう意味深ですよね。

パラディ島、マーレ、世界の選択から逃げた二人の世界なので、「永世中立国=スイス」みたいなイメージもあるのかなと察せられました。

if世界は「ミカサの理想」

ネームの1ページ目に書かれた「ミカサの理想を描く35」。

「35ページ目にミカサの理想を描く」という意味だと思われます。

で、35ページ目は「あと4年の余生を静かに生きよう…」「二人だけで」とエレンがミカサのセリフを言うページです。

まさに、ミカサの理想が「エレンと二人だけで静かに暮らす」だと分かります。

138話最後にエレンの首を斬る事になるミカサですが、その前に「ミカサの理想を描く」事にした諫山先生。

演出効果を考えての描写なのでしょうが、公式ガイドブック「Answers」の考察内容まとめ!での諫山先生インタビューにて、ミカサの幸せについて諫山先生が言及されていた事を思い出します。

「ミカサはエレンと一緒にいるだけではかわいそうだと思ってしまいます。でもミカサにとっては、エレンとずっと一緒にいることが幸せなのかもしれない。そういったことを考えると、ミカサとエレンが袂を分かつような展開は、必ずしも良いこととしては描けないと思っています。」

エレンと一緒にいるミカサが幸せなのかどうかはおいておいて、一緒にいるだけでかわいそうと諫山先生は感じていたようです。

そんなミカサにエレンを斬る前に「ミカサの理想の時間」を描いたのかなと感じました。

これまでのミカサが報われるために。

そんな諫山先生の優しさを感じた、ネーム一枚目のメモ書きでした。


◆進撃の巨人エレンミカサの夢は前ループ?今回がラストループか

第1話からの「いってらっしゃい」伏線回収だけでなく、様々な対比やさらに諫山先生の気持ちが感じられたミカサの夢。

その夢をアースは「本編前の世界、前ループ描写」だと読んでいます。

前ループ記憶を思い出したミカサが最後にエレンの首を斬り、138話は終わりました。

この展開は、ミカサのループが今回で終わる事を意味すると考えています。

アースのイメージですが、138話「いってらっしゃい エレン」場面でミカサはエレンとの理想の時間を体験しながらも「エレンの未練」を察したのではないでしょうか?

パラディ島の仲間を捨てた未練を。

そのエレンに未練を果たさせる為に、ミカサはエレンをやり直しループさせた。

そして今回で、ミカサの希望通りエレンは未練を果たします。

しかし、いっぽうでエレンは世界を虐殺した大罪人になってしまいます。

そのエレンを斬る事で、ミカサの「エレンの目的を果たす」という目標が達成されループが終わるのでは、とイメージします。

始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?

エレンとミカサの目的、目標が達成されるエレンを斬るミカサ場面。

最後にお互いの気持を確認するようなキスシーンを、始祖ユミルはジッと見ていました。

この場面から、始祖ユミルが二千年間待っていたはミカサなのではないだろうか、と感じました。

始祖ユミルは、初代フリッツ王の愛を欲していました。

しかし最後まで奴隷扱いしかしてもらえなかったと感じているだろう、と察せられます。

そしてこう思ったのではないでしょうか?

「フリッツ王を本当に想うのであれば殺すべきだった」と。

エレンも世界虐殺を行った大悪人です。

仲間の為に世界を蹂躙した、という意味ではフリッツ王と同じでしょう。

そんな彼を想い斬る、という行為を始祖ユミルはずっと欲していたのではないでしょうか?

ミカサのように斬り、キスをしたいと。

そんな風にイメージしました。

その行為がループを終わらせる行為にも繋がる…

あくまでアースの解釈ですが、そのように感じました。

「二千年後の君」は、エレンではなくミカサだったのでは。

それは始祖ユミルを救う「君」であり、ループを終わらせる「君」という意味もあるのでは。

様々なイメージが湧いてくる138話ですが、最終話139話で答が示されるのか?

答え合わせができることを期待しながら、139話を待ちますよ!\(^o^)/

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POSTED COMMENT

  1. ユミル・イェーガー より:

    こんにちは。

    井筒さんのコメントを受ける形で私なりの考えを書いてみます。

    >★1と★2とは、設定として衝突してしまう

    衝突しないと思っています。
    「始祖の力がもたらす影響には、過去も未来もない・・同時に存在する」
    「だから・・仕方がなかったんだよ」⇒「だから・・過去(だけ)を変えることは出来ないんだよ」⇒「だから・・過去は起こるべくして起こっている」
    と解釈しております。

    >《問》 同時的意識とはどういうものなのだろうか?

    『過去⇔現在⇔未来』という《同時的世界認識》の移り変わり(積み重ね)です。

    仮に、この移り変わり(積み重ね)を同一世界線上の時間軸に落とし込むと、
    時間軸上の『現在』に於て、『過去』や『未来』にタイムトラベルをした「ような事象」を行っていても、それはその世界線の時間軸上の『現在』に行っているコト(起きているコト)であって、その世界線の時間軸上を遡ったり先に進んだりしているのではありません。
    時間軸上を遡ったような事象や、先に進んだような事象が『現在』に起こっているのです。
    したがって過去を変えた「ような事象」も未来を変えた「ような事象」も、過去へ行ったり
    未来に行ったりと時間軸上を移動しているのではなく『現在』なのです。
    本人目線・本人起点で考えると分かりやすいと思います。
    エンドゲームのエンディングのキャプテンアメリカの行為ですね。
    彼の中の『現在』が常に移り変わって(積み重なって)いるのです。
    同時に彼の周り(ハルクなど)の『現在』も同時に移り変わって(積み重なって)います。
    したがってタイムパラドックスもない、世界線の分岐もない。
    世界線が分岐しているかの「ような事象」がその世界線の時間軸上で起きているということです。
    従って私の言う進撃における「世界線」とは、
    複数世界線やタイムトラベルや、他の不思議でSF的な現象(異空間・超時空など)全てを含んだ『《同時的世界認識》をする「ひとつの世界線」』です。

    まぁ 広く捉えると・・
    これがビックバン以前と以降を含む「宇宙の理」なんですけどね(笑)

    あくまでも
    「始祖の力がもたらす影響には、過去も未来もない・・同時に存在する」
    「だから・・仕方がなかったんだよ」
    という諌山先生が示した「プロット」からの個人的考察ですので、
    あしからず。。。。。

    >仮説:記憶ツアーは、単純に一つの時間線だけでなく、異なる可能性(違ったif世界)をも体験できるのかもしれません。← 全ての可能性は虚時間上では実現している、という量子並行宇宙の考え方になります

    『記憶』とは「経験」「事象」だけでなく「知識」「思考」「想像」などの脳内領域の全てを指しています。
    ですから「記憶ツアー」の最中で、誰かの「if世界」もみれます。
    「ループ」「複数世界線」的な描写は『記憶』の一つと言えるでしょう。
    「記憶ツアー」は進撃の物語を紐解く「鍵」になり得ます。

    ①二千年前に槍で倒れた始祖ユミルの「記憶ツアー」
    ②二千年後に始祖ユミルをハグしたエレンの「記憶ツアー」

    進撃の物語を①②として読み取ることも可能ですね。

    以上
    個人的な解釈に基づく考察でした(笑)

    失礼いたしました。

  2. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    完結でブームがピークアウトするとロス感が生じますが、ご利益(りやく)もあってその一つは、アフィリエイト広告サイトが下に落ちていくことで、それまで目に留まりにくかった、でも内容的に面白い記事を見つける機会が出てくることかもしれません。

    分岐させます(*^ω^*)

    自分と同じような「悩み」を抱えている論者を完結の後に発見しました(↓)。

    URL省略。
    (進撃レファレンス、「始祖の力がもたらす影響には過去も未来も無い…同時に存在する」とは?)

    《問》 どこでなぜ悩んでいるのだろう?

    《答》 ここです、最終話での冒頭のエレンとアルミンの対話でのエレンの発言(↓)と続く描写の箇所。

    エレン 「アルミン・・俺は・・頭がめちゃくちゃになっちまった・・」

    エレン 「始祖の力がもたらす影響には、過去も未来もない・・同時に存在する」 ・・・★1

    エレン 「だから・・仕方がなかったんだよ」( → ベルトルトの説明とカルライーターの描写へ) ・・・★2

    《問》 なぜ、悩ましいのか?

    《答》 ★1は斬新でポジティブ、★2が悩ましい。

    ・ このシーンは、特に★1の箇所は、《同時的世界認識》を確定させています。伏線の最終的な回収になっていて違和感はありません。ただし、この設定は、類例が極めて少ない(「メッセージ」と「スローターハウス5」くらい)ので、進撃のSF設定の特異さを際立てさせます。

    ・ ★2の箇所が悩ましい。なぜ、悩ましいか? と言えば、それは容易に過去改変できてしまう、エレンが全て計画できてしまうことを含意/暗に示唆しているからです。

    でもこれって矛盾してきますよね、北欧神話と同じく、運命を知りながら運命を甘受しつつも抗う物語なのだとすると。

    同時的世界認識は、未来を知ってしまうことでもある。だから「メッセージ」では、運命を知りその上で果たしてヒロイン、人類はどうするか? が問われています。変えられない未来にどう向き合うのか? は、進撃にも通底しているテーマだろうと観ていましたが、

    ★1と★2とは、設定として衝突してしまうわけです、だから悩ましい。(運命があったとして、それを受け容れてどうするかと、受け容れることを考えずに変えてしまえばいいと考えるのとでは、大違いだから)

    ということで悩んでいました・・でも悩みを同じくする論者が他にいて嬉しい(*^ω^*)

    ・・・

    《問》 多くの読者はそのシーンをどう受け止めたのでしょうか?

    《答》 容易に過去改変できると捉えておかしくないでしょう。そしてそれが間違っているとは言えません。★1の同時世界認識は、★2と衝突しますが、★2の理由とも読めるからです。← 上記の論者さんと自分の共通見解。コンセンサスに対して、反論を申し述べていますが、自分がそう思うのと、多くの読者がどう思うか推測するのとは、別な話。

    《問》多くの読者とは、誰だろう?

    《答》 進撃が広く世界で読まれていること、特に影響力が大きいアニメは、国内よりも海外で大きなブームになっていたことから、多くの読者に海外ファンを含めてみることが必要だと思います。ハリウッド実写化を視野に置くとなればなおさらでしょう。

    《問》 英語版では、★1や★2は、いったいどうなっているのでしょう?

    《答》自分がよく参照していた readshingekinokyoji.com では、こうなっています(↓)。

    Eren “ The influence that the founder’s powers bring about have no past or future …They all exist at the same time.” ・・・★1

    Eren “And that’s why…it was such inevitable.” ・・・★2

    「仕方がない」の箇所は、「避けがたい」となります。

    同時的世界認識や運命(未来は変えられない)との整合性(=設定の衝突を避ける)という観点では、オリジナルの日本語より、英語版でのそれ(inevitable=避けがたい、回避できない )の方が、合っていると思っています。

    上記の論者さんは、別バージョンの英語版で検証しています。ご興味あれば参照ください。

    ・・・

    《まとめ》

    ◉ 139話の冒頭のエレンとアルミンの対話は、SF設定(同時的世界認識)を確定させるという点で重要です。

    ◉ 同時に、設定が競合する・衝突する・矛盾するという危うさを伴っていて、一定の留意が必要と思われます(私見)。

    ◉ 広く世界の読者/視聴者の受け留め方という観点では、英語版が重要です。なお、英語版での表現の方が自分にはしっくりきています(私見)。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      it was such inevitable(誤)→ it was inevitable (正)

      なんで入力していないのが入るんだろう?(´∀`; )

      ついでに対比のまとめ入れておきますね。

      《対比その1〜エンドゲームと進撃》

      ・ 時間線の改変に大きな縛りをかけているところがとても似ています。

      ・ エンドゲームでは、最後の最後で過去は変えられないという大原則を変えています。進撃でも運命という定まった未来を最後の最後に変えています。

      《対比その2〜ニューフェイトと進撃》

      ・ 分岐前の旧時間線から分岐後の新時間線には干渉できません。旧時間線が消滅していると大きな矛盾が生じて破綻します。

      ・ 普通の意味でのないループや、ミカサの能力について再考の余地が出てきます。

      《対比その3〜メッセージと進撃》

      ・ SF設定としてかなり稀な同時的世界認識で共通しています。

      ・ 必ずしもハッピーとは言えない運命を知りその上でどうするか? というストーリー展開にも近いものがあります。進撃ファンには超お奨めです、後悔させません(*^ω^*)

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        普通の意味でのないループや(誤)→ 普通の意味でないループや(正)

        (´∀`; ) ← ケアレスな人。ループによる過去改変を最も必要とする人。

        《対比その4〜ブレードランナーと進撃》

        ・ いずれもヒロインが自我を回復する物語になっています。

        《対比その5〜リング三部作と進撃》

        ・ いずれも呪いと呪いを解く物語ですね。

        ・ 超越者に相当する者のディテールがきちんと描かれています。

        《対比その6〜ジョジョリオンと進撃》

        ・ いずれも呪いを解く物語ですが、呪いはのこり

        • 井筒孝庵 より:

          呪いはのこり(誤)→ 呪いは残ります(正)

          (´∀`; )

          わざとやっていません、天然です(*^ω^*)

          《対比その6〜ジョジョリオンと進撃》 (再掲)

          ・ いずれも呪いを解く物語ですが、呪いは残ります。

          ・ 鬼滅やシン・エヴァでは呪いは解かれます。

          ・ 対して残る呪いとは、先天的に主としてのヒトが抱えているもの・・光あるところには影があるというところでしょうか。宗教で擬えると、原罪であるとか業とかに相当しそうですね。

          ・ ジョジョリオンも進撃も、森から抜け出たらそこでお終いではなく、その先にまた森があったというプロットになるでしょう。加筆のラストが象徴的です。

          ・・・

          「メッセージ」の世界設定/SF設定である《同時的世界認識》の根拠となる理屈について触れておきますね。

          一言で言えばそのアイデアの大元は、《フェルマーの最小作用の原理》です。

          URL省略。
          (高校の物理備忘録、フェルマーの定理)
          > 物体や光は”始点から中点を通過して終点に移動する”はずであるのに、フェルマーの原理は”始点と終点を決めると中点が決まる”構造になっているのに気付いただろうか。

          最初と最後が決まると、途中も決まる、という原理です。

          進撃で喩えると、

          x始まり=始祖ユミル ーー・(決定論)・ーーx終わり=エレン

          途中が決まっているということは、決定論であり、喩えると運命ですね。決定論と自由意志は二項対立的な関係にあり(西欧では)、喩えると自由意志は運命に抗(あらが)うということになります。

          フェルマーの最小作用の原理は、単発の幾何光学のネタにととまらず、場の量子論での《経路積分》のルーツであると言えます。

          そこでは、最初と最後が決まると、途中はただ一つに決まりますが、途中をただ一つに決めるに際しては、あらゆる可能性の途中を重ね合わせることになります。あらゆる個々の途中は個々の歴史に擬えることができるので、経路積分は《歴史総和》とも呼ばれています。← あらゆる可能な歴史が実在しているとみなして全てを合成している

          確定しているかに見えるこの時間線の周りには、無数の時間線がひしめいていて、その時間線は決定的に見えながら、原理的に除去できない不確実性に曝(さら)されている、となります(↓)。← 少なくとも現実がそうなので、フィクションには他の法則と同様に、自然に持ち込んでもよい、となります

          x始まり=始祖ユミルーー・(揺らぎ・決定論!?)・ーーx終わり=エレン

          《まとめ》

          ◉ メッセージでは、SF設定としての同時世界認識の背景には、フェルマーの最小作用の原理があります。始めと終わりが決まれば、途中も決まります。決定論であり運命的です。

          ◉ その原理は経路積分/歴史総和として今日の場の量子論の重要な基礎になっていますが、そこでは決定論的でありながら、除去できない不確実性が同時に支配しています。(奇妙ですが、あらゆる到達可能な経路/歴史が実現しています。)

          ーーーーーーーーーーーーーー

  3. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    完結でブームがピークアウトするとロス感が生じますが、ご利益(りやく)もあってその一つは、アフィリエイト広告サイトが下に落ちていくことで、それまで目に留まりにくかった、でも内容的に面白い記事を見つける機会が出てくることかもしれません。

    新潮社のミステリー担当者による《伏線の張り方》です。

    筆頭に進撃が挙がっていて嬉しい(*^ω^*)

    URL省略。
    (ダイヤモンドオンライン、「進撃の巨人、エヴァ、呪術廻戦・・人気作品には必ずある「美しい伏線」の2つの条件」、2021/04/15)

    《問》 どういう伏線が望ましいのか?

    《答》 記事の要点を記しておくと、美しい/優れた伏線であるための二つ条件とは、

    ◉ 映像として印象に残らなければいけない

    ◉ ダブルミーニングな伏線が望ましい

    前者。小説と違って漫画やアニメでは最初から全て映像化されているわけですが、単なる映像ではなく、エピソード化するという形で印象づける、とのことです。

    後者。ダブルミーニングは進撃の真骨頂と言えますが、ダブルミーニングの効果は、世界を反転させる時に最も発揮される、とのことです。(世界というのは構図であり、構図が担ってきた意味です。)

    重要な伏線がどうエピソード化されているのか? 作り手の観点で読み直してみるのも面白いかもしれません(*^ω^*)

    ーーーーーーーーーーーーーー

  4. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    以前なら、リークやら英語版絵バレやらで賑やかなな時間帯ですが、そうではなくなってきているので、ロスを感じてきてしまう(´∀`; )

    異世界転生ものはあまり読んでいなかったので、結構、気が紛れるというか、マガポケで「ピーチボーイリバーサイド」とかにはまっています。

    アース団長、フォローしないのかなぁ、異世界転生もの(*^ω^*)

    (^人^) ← 他力本願

    ・・・

    ◉ (再掲)エンドゲームと進撃のSF設定は、なんだか似ている気がしてきています。

    アベンジャーズ/エンドゲームと進撃の共通点について。

    URL省略。
    (映画ウォッチ「アベンジャーズ/エンドゲーム」ネタバレあらすじ結末と感想)

    基本設定として、アベンジャーズ/エンドゲームは一貫して「過去は変えられない」でした。進撃の方は「未来は変えられない」ですね。

    過去と未来とで全く違うように見えますが、共通点は、時間線の任意/自由な変更を許さずに、その改変に対して一定の縛りをかけている、というところです。

    ◉ 共通点その1:時間線の任意の変更は制限される。← オーソライズされた縛りプレー

    《問》 他に共通点はあるでしょうか?

    《答》進撃での 「槍フリッツ」を解釈するかにもよってきますが、その前にまず言えることとして、エンドゲームも進撃もその変えられるはずのないものを、ラスト、変えたというところです。

    ◉ 共通点その2: 変えることができないそれ、過去であり未来を、それぞれの作品では変えている。

    《問》 「槍フリッツ」の解釈により、共通点はどうなるのだろうか?

    《答》 「槍フリッツ」には、大きく4つの別解釈があります。(解釈の余地は全くの自由ではなく制限されます) 槍フリッツが過去改変であるという解釈を採ると、アベンジャーズも進撃も、いずれも過去を変えているとなり、共通性が高まります。

    ◉ 共通点その3:槍フリッツが過去改変であるなら、エンドゲームと進撃の共通性は高まります。

    《問》 進撃で、未来を変えることと過去を変えることとが、「同じ」なのはどういう理由に拠るものか?

    《答》 過去・現在・未来を区別しない・・あるいは超時間的に俯瞰できる《同時的意識》に拠リます。

    《問》 同時的意識とはどういうものなのだろうか?

    《答》 そこに進撃のSF設定としての独自性があると観ています。ただし、類例がないわけではなく全くの独創とはならないかもしれませんが、類例は、数が限られるというか、多くてたぶん二つしかありません。

    《問》 その類例は具体的に何だろう?

    《答》 去年だったか、ユミル・イェーガーさんとやり取りした中で採り上げた映画「メッセージ」(2016年)、その原作「あなたの人生の物語」(1998、ネビュラ賞受賞)がその数少ない類例であり、この点ではいわゆるループものが百花繚乱・玉石混交なのとは一線を画しています(私見)。

    URL省略。(再掲)
    (映画ウォッチ、「メッセージ」ネタバレあらすじ結末と感想)
    > 地球の12ヶ所に、突如異星人が降りたちます。彼らの目的を探るため、軍に同行させられた言語学者ルイーズ。言語を解読していく内に、予知夢のように未来の出来事がフラッシュしていきます。人は、果たして結末を知っている道を選択するのか・・

    ヒロインは、ルイーゼでなくルイーズ、惜しい(≧∇≦)b

    監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは、リドリー・スコットの制作・総指揮のもとで、「ブレードランナー2049」(2017)の監督を務めています。ブレードランナーが自我の回復の物語であれば、2049はイドの回復の物語と言えるでしょう・・アンドロイドという架空の存在を通して人間性の所在というものを凝視しています。

    ・・・

    ターミネーター「ニューフェイト」に続きます。

    URL省略。
    (映画ウォッチ、「ターミネーター:ニュー・フェイト」ネタバレあらすじ結末と感想)

    《問》 ニューフェイトは「山小屋if世界」と関係があるんですか?

    《答》 あります。解釈として、山小屋if世界で、通常のループ解釈を採ると、ニューフェイトと同じ形で設定が破綻すると思われるからです。

    ニューフェイトに続きますね。

    連投ご容赦m(__)m

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      続きです。

      ニューフェイトは、脚本の冒頭での失敗で興行的にも振るわず続編も断たれて黒歴史化していますが(ダークフェイト)、SF設定の観点でも致命傷を抱えていました。 ← 制作に200億円かける前に気がついて欲しかった箇所(´∀`; )

      サクッと流しますが、ターミネーターの時間線(↓)。

      x1984サラ暗殺未遂(T1)ーーx1994CD社爆破(T2)ーーx審判の日 ーー・・ーーx2029ジョン・コナーの反乱ーー・・

      スカイネットはジョン・コナーの反乱を消去するため、T800を過去に送ったのがT1とT2でした。

      ニューフェイト(T6)は、T1・T2の続編なので、審判の日は防がれている・・つまり、新たな時間線上にスカイネットは存在しない・・のですが、なぜか、旧世界線からT800が送り込まれ続けている・・つまり、何が大きく矛盾しているか?と言えば、

      ◉ 無くなった時間線から新しい時間線には、時間線の分岐以降、影響を及ぼすことはできません。← ポイント

      ・・・

      進撃の山小屋if世界と対比するとどうなるでしょうか?

      x845 ーーーx854海外視察 ーーx 854逃避行?ー(no)ーx854座標で接触ーーx854地鳴らし ーーx854天地の戦いーーーx857和平ーーー・・【時間線α】

      854の逃避行で時間線は山小屋if世界に分岐します(↓)。

      ・・・・x854逃避行ーーーx854山小屋ーーーx857/858エレン永眠ーーー・・【時間線β】

      山小屋if世界(時間線β)では、始祖ユミルとエレンが接触していないので、始祖ユミルは奴隷のままでエレンの始祖には不戦の契りの縛りがかかったまま・・つまり、始祖の巨人の能力は行使できません。ニューフェイトの新しい時間線で、スカイネットがないことと同じです。

      《問》 845のエレンに誰がどのようにメッセージを送ったのでしょうか?

      《答》 エレンや始祖ユミルが始祖の巨人の能力によってそれを行った、とすると、ニューフェイトと同じ理由で論理的に破綻します。その能力は、山小屋if世界にはないからです。

      《問》 それでもループしているかに見える・・どう解釈すればいいのだろうか?

      《答》 考えられるのは大きく二つで、1) ミカサの能力によりループしている、2)普通の意味でのループとは違う形でのループをしている、そのどちらかなのであろうと。

      1)の仮説は、始祖ユミルの覗きカミングアウトでどこかに消し飛んだ感もありますが(笑、東洋の一族/ミカサのタトゥの謎は未回収です。ないとは言えないという消極的理由でなく、エレンも始祖ユミルも力を使えないはずだ、と考えれば、むしろあり得るとなってきます。

      ◉ 仮説:未回収とは言え、ミカサの秘めた能力は否定されていません。(むしろあると考えると矛盾が回避できます)

      2)の仮説ですが、それはズバリ、「記憶ツアー」です。ただし、そこでは、単純に過去を遡って時間線を閲覧する/リプレイするだけではなくて、あり得る時間線も観る/体験することができるという拡張が要ります。グリシャによるレイス家粛清には、微妙な揺らぎ(グリシャの葛藤)を見て取れるので、確定した時間線だけを観ているのではなくて、時間線を取り巻く不確定性、他の幾多の可能性を含めて閲覧/リプレイできるのが、記憶ツアーであると考えてみるとどうでしょうか? この場合、矛盾は回避できます。エレンあるいは始祖ユミルは、能力を発揮できる時間線αで記憶ツアーを行っているからです。

      ◉ 仮説:記憶ツアーは、単純に一つの時間線だけでなく、異なる可能性(違ったif世界)をも体験できるのかもしれません。← 全ての可能性は虚時間上では実現している、という量子並行宇宙の考え方になります。

      同時世界認識の「メッセージ」に戻りますね。

      続く。

      ーーーーーーーーーーーーーー

  5. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    過去トピックということで動きが止まっていましたが、アース団長のこちら(↓)、

    ◉ 始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?

    139話がリリースされる前のものであり、しかも139話で明らかになった真実の核心に触れるものであり、

    素晴らしい(≧∀≦)b

    ・・・

    if山小屋での逃避行に触れようと思っていましたが、改めてトピックを読み返していて、

    二度目の投稿さんとユミル・イェーガーさんのやり取りも、面白い(≧∀≦)b

    URL省略。
    (映画ウォッチ「アベンジャーズ/エンドゲーム」ネタバレあらすじ結末と感想)
    > 2019年アメリカ映画。マーベル・コミックの人気スーパーヒーローたちが一堂に集結した一大英雄巨編「アベンジャーズ」シリーズ第4作にして完結編であり、「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」シリーズ第22作目であるSFアクション超大作です

    アベンジャーズ/エンドゲームは観に行っています(*^ω^*) が、マーベルは通して観ていなかったので、(キャプテン・マーベルが一番好き(笑 ) そのSF設定がよくわかっていませんでした。が、なかなか準備周到に組み立てられています(*^ω^*)

    いろいろ詮索して、とてもよくまとまっているのがこれ(↓)かなぁ、ということで紹介だけしておきますね。

    URL省略。
    (Dyolog、「エンドゲーム考察/エンシェントワンの言う別の時間軸すでに生まれてる」)

    よくまとまっているポイントとしては、

    ◉ パラレルワールドによって、親殺し/祖父殺しのパラドクスを避けることができます、

    ◉ 言い換えると、過去は変えられない。変えるとそこで/またはやがて時間線が分岐してしまいます、

    大きくこの二つです。

    過去は変えられないので、変えられるのは今現在だとなります。

    でもここ(↑)に作品では微妙な捻りが入っていて、きちんと回収する/辻褄が合うようになっています。

    劇場で観た時には、ストーリー展開が速いのとど迫力とで、この人達(ハルクとエンシェント・ワン)いったいなに言っているんだろう?と思いながらも考えるのやめましたが(笑、設定は、後からそういうことだったのねと、きちんとしています(*^ω^*)

    ・・・

    ps

    設定を確認してみると、改めて気づくことがあります。自分の気づきを記しておくと、

    1) 親殺し/祖父殺しのパラドクスは、「自己言及」によって生じると思っていましたが、それはそれで誤りはないと思っていますが、それだけでなく、「論理には時間概念がない」ということにもよる、と改めて気づきました。

    2) どういうことか? と言えば、「今現在の結果が原因Xとなり、過去に遡求して原因Yを変える、そこに自己言及(親殺し/祖父殺しなど)が加わると、結果が生じないことになってしまう」というパラドクス(↓)では、

    x 原因Y ーーー(自己言及)ーーー x結果=原因X

    原因Yを消滅させた影響が、結果に瞬時に影響を及ぼするということが暗黙の了解となっています。その上で、論理的に矛盾が生じると考えるわけです。

    3) 過去を変えた時、時間線の未来方向の各点に、変えたことの影響が瞬時に及ぶイメージを持ちますが、影響が瞬時に伝播するというのには根拠が要ります。 時空を伝播する光子や重力子は瞬時には伝播しませんよね。超時空を伝搬する何がしかのゲージ粒子のようなものが、速度無限で伝播しているというような「全く別の仮定」が要るわけです。

    4) 過去や未来に情報を送るという場合、(←身体の移動がないタイムトラベル) それには送受信という人為的な仕組みによっています。ところが、過去を変えたという影響が未来に伝播するというのは人為的なものでは全くないので、その伝播は「超時空そのものの性質」による、となります。

    《まとめ》

    ◉ アベンジャーズ/エンドゲームのSF設定は、なかなか周到に組み立てられています。

    ◉ エンドゲームと進撃のSF設定は、なんだか似ている気がしてきています。

    ◉ SF設定に基づく作品の解釈とその相違は、各人の感性/価値観などに依るというよりももっと単純で、どういう設定を前提にしているのか、となります。

    ・・・

    トピックのお題、男女の逃避行の物語「ブレードランナー」に続きます(*^ω^*)

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • >エンドゲームと進撃のSF設定は、なんだか似ている気がしてきています。
      諫山先生もエンドゲーム観られているでしょうから、影響受けているかもしれませんね。
      ラストをミストのように…みたいな事を仰られていましたが、たしかに34巻改変ラストはそうだったかも。

      管理人アース

    • 井筒孝庵 より:

      こんばんは。

      山小屋if世界については、それが何なのか?ということ(前ループ、並行世界、理想/願望、妄想など)以外に、138話作中ではあっさり済ませていましたが、

      いったい何が起きたら二人が逃避行に出るんだろう?と気になっていました。

      異なる時間線であるとして、それを逃亡劇として描くとなると、いったいどういうものになるのだろう?と想像してみると・・なかなか想像がつきにくい(´∀`; )

      ミカサがエレンに好きだと言ったら変わり得るものだったのだろうか?

      逃避行では全てを放り出すわけですが、放り出すものは、大事なお前らであり、母カルラを失った無念であり、兵長ですら飼い馴らせない野(獣)性であり、記憶のその先に見たあの風景等など。

      放り出すものの大きさを観点を変えて見てみると、

      自分= イド + 自我 + 超自我 と図式化した時、

      イドと自我とがぽっかり抜けて、超自我(自身に下す命令)のところを、ミカサの願い(一緒にいること)で置き換えている、というイメージに。

      その状態というのは、イドはあるけれど無意識下にあって、自我は全く欠落してしまっていて、あるのは王族の命令に従うという超自我で、黙々と巨人を作り続けた始祖ユミルのよう、

      逃避行に出たエレン ≒ 座標にずっといた始祖ユミル

      また長い夢でのそれは、滅びのその時まで束の間の平和を享受しようとした145代フリッツ王やウーリ・レイスの願いとかなり似通っているように思えます。

      《問》 エレンは、全てを放り出す選択が、どのように出来たのだろう?

      《答》 わかりません。が、あり得そうなのは、一瞬の気の迷い(´∀`; ) 地鳴らしを決意しているがラムジーに出会って気持ちが大きく揺らいだところに、ミカサの何かの気持ちいい言葉がすーっと入る。(← 喪黒福造) あるいは、この時点でエレンの始祖の巨人は不戦の契りが解除されていないので、エレンは、フリーダやウーリ、カールらの影響下に置かれている。

      ・・・

      男女の逃避行の物語は、映画での多くは激しいです。基本、追われる身なので。邦画だと情愛に流れるかなぁ、作家x人妻とか教師xJKとか・・アメリカ映画は専ら暴力かな(笑 アウトローは、社会規範が命ずる超自我には従いませんから、自我が命ずるイドの炸裂。とても激しい逃避行(↓)。

      URL省略。
      (映画ウォッチ、「ナチュラル・ボーン・キラーズ」ネタバレあらすじ結末と感想 )

      アウトローは社会規範が命ずる超自我には従いようがありませんから、強烈な自我が命ずるイドの炸裂。生まれついての(ナチュラルボーン)であればなおのこと

      逆に、静かな逃避行(↓)。

      URL省略。
      (映画ウォッチ、「ブレードランナー」ネタバレあらすじ結末と感想)

      静かな逃避行ですが、逃避行に出るまでの戦いは激しいです。戦いの過程を経て生じる、逃避行に出ることの「必然性」。

      《問》 アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

      《答》夢を見ることになります。言い換えると自我を得ることになり、そのことが最終的に、逃避行に出る強力な動機に転じます。

      《問》 進撃と関連があるのだろうか?

      《答》 強いて言えば、ブレードかなぁ(´∀`; )

      ・ 物語のプロットを「自我」を切り口に捉えてみると、逃避行の時間線(山小屋if世界)は、ブレードランナーと対照的です。

      ・ 逆に、本編は重なり合うように思えます(私見)。一連のアクションを通じて描かれるのは、「狩猟」です。そして、喩えると神殺し、父殺しが行われます。

      ・ 進撃本編でのヒロインは、一人は自我を回復し、一人は確立します。ブレードランナーでのヒロインは自我を獲得します。

      ・ 137話の座標でのアルミンとジークの対話シーンは、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」という原作の核心的なテーマと大きく重なり合うと観ています。

      ーーーーーーーーーーーーーー

  6. 酔っ払って適当考察 より:

    本来のアッカーマンは王家を守護(始祖の記憶を保守)するよう研究された一族、王が道を違えた時にいざとなれば始祖の巨人をも倒せる力を持てる能力が実はあった。そして本来あるべき始祖の力の継承の為に、始祖の記憶を自らにメモリして過去の者に影響を与えられる能力を持つ。ミカサはエレンと近すぎたばかりに本来のアッカーマンの果たす役割を求められるタイミングで頭痛が起きるも自分のエレンとの希望の間でそれが出来ない事が原因で頭痛がおきたが最後はアッカーマンとして果たすべき役割と自己の望みが一致し頭痛は解除。→エレンを止め、キス(想いを受け止め記憶を継承)→いってらしゃいへ

    • >本来のアッカーマンの果たす役割を求められるタイミングで頭痛が起きる
      再びアッカーマンからの回収があるのでは、という考察も面白いですね!

      管理人アース

  7. より:

    これまでの話はエルディア人が始祖の力で見ていた「長い夢」だったりしないですかね。
    地ならしの直前ぐらいから戻って欲しい。

    • 30巻120話でのエレンとジークの接触か、記憶ツアーに戻る展開はあるかもですよね。
      ただ、その終わり方でどう希望ある未来を描くか、と考えると難しいかもですよ。

      管理人アース

  8. WINO より:

    アース団長&皆さん
    こんばんは⭐️

    こちらの考察とは離れるかも知れませんが予想させて下さい。

    あと4年の余生を静かに生きよう。

    この間にエレン&ミカサの赤ちゃんが産まれた。

    最後の一コマですがその赤ちゃんをエレンが抱いているはないですかね🤔

    • >この間にエレン&ミカサの赤ちゃんが産まれた
      if世界での「お前は自由だ」は良いですね!
      ただこの世界ではエレンとミカサが皆から逃げているので、このままだとマーレに攻め込まれる展開になるはずです。
      始祖の力=地鳴らしが無いパラディ島は、たぶん未来は無いでしょう。
      そして最後の「いってらっしゃいエレン」でエレンは死亡したのでは、と読んでいます。
      ここから、このif世界で「お前は自由だ」は難しいかもしれませんね(泣)

      管理人アース

  9. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    考察トピックの前半での「対比」・・これまで進撃の巨人でのループ説には、賛否両論(否定論が優勢?)がありましたが、最終局面での直喩と言ってよい対比が施されたことで、控え目に言っても、作品の構成上、《ループ》は重要な要素であることに間違いないし、ループ説を巡る考察や議論が決して枝葉末節、瑣末なことではなかったと思っています(*^ω^*)

    そして考察トピック後半でのこちら(↓)、

    • 始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?

    面白〜い(*^ω^*)

    アイキャッチとしても意表を突いていて威力抜群。それと、マーレ編以降、ミカサはアルミンともに精彩を欠いていましたが、ヒロイン的存在感が土壇場で爆騰/急上昇して、溜まりに溜まっていたであろう?(笑 団長のミカサ愛が炸裂したようでもあり、微笑ましくも思います(*^ω^*)

    自分の見方は、前出の“エレンもミカサも両方が必要だった”という、のののさんのご意見に近いものです、というか同じかな。エレンはユミルを奴隷から解放したけれど十分ではなく、ユミルを自由の奴隷から解放するには、ストッパーズの営為と象徴的なミカサの決定力が必要だったのだろうと。

    ミカサと始祖ユミルの共通点は、一部既に書き記しましたが、共にエレンへの依存ですが、それとともにある種の現実からの「逃避」があったと観ていて、それはミカサにあってはあの「長い夢」ですが、ユミルにあっては、あの「座標世界」です。座標世界はユミルの長い(悪)夢。いったいいつ終わるんだ?というナイトメアbyライナー。

    ミカサは土壇場で逃げることをせず、自らの夢という閉鎖世界(閉じた世界という点ではループ)から、喩えればまさに森から脱出しましたが、139話の前半部(導入部から1/3くらい)は、逃げることを止める始祖ユミルが描かれ、それが巨人の力を消滅させるという最後/最期の悔いなき選択、をもたらすのではないのかなぁと。

    • 《問》 始祖ユミルが二千年待っていたのはエレンではなくエレンを斬るミカサ?

    残余の最終解決編に結びつく、とても核心的で刺激的なお題の投げかけだと思います(*^ω^*)

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • >喩えればまさに森から脱出しましたが
      素晴らしい喩え!ありがとうございます!
      森から出たミカサがどのような答えを見せてくれるのか、139話が楽しみですよ!(^^)

      管理人アース

    • 井筒孝庵 より:

      頭痛のトピックに行く前に、ループ説を整理しておきます。

      《ループ》

      ・ 世界線があって時間に沿って、いろいろなことが起きる。事象a、事象bなど。

      ・ これらの事象がよくないという場合、(典型的に、例えば主人公の死であるとか、災厄の発生であるとか) 特殊な能力又は仕掛けによって、事象発生地点/時点の直前に戻るか、一気に起点に戻り、経験(保持されている記憶)に基づいて、やり直す。

      (実)時間 →
      ーーーx 事象aーーーx事象bーーーx事象cーーー・・

      ↓ 実時間に沿って過去に移動

      ーーx少し前aーーx少し前bーーx少し前cーーー・・

      ・ 便宜的に一つの世界線に複数の事象を記していますが、不都合な事象の発生その都度、過去に戻ってやり直している。

      ↓ やり直した後の世界線

      ーーー(過去スッキリ)ーーー(x最期の試練)ーーーx大団円(=Sランククリア)

      ・ 138話の場合、ミカサの長い夢は、ミカサの一つの経験済みの世界線でこう(↓)。便宜的にα世界線。

      ーー(過去スッキリ)ーーx逃避行ーーx山小屋ーーー・・ 【α世界線】

      ・ 一方で、進行中の世界線はこう(↓)。過去スッキリは幾度か窮地のエレンを救出の意味。便宜的にβ世界線。

      ーー(過去スッキリ)ーーx逃避行なしーーx地鳴らしーーx最終決戦(←)今ここーー・・【β世界線】

      ・ こうした整理(↑)でいいのかなぁ。いいはず。

      ・ だとした場合、事象の注目箇所は「逃避行」のところで、逃避行の時点でそれが失敗ルートかどうかは、認識できない。特にミカサにとってはそれは好ましく、むしろ成功という認識になるでしょう。失敗という認識を持ち得ないので、過去に遡求し誤りを修正するという通常のループ行動は発生せず、手遅れになる。

      ・ つまり、逃避行のα世界線は、逃避行の時点では修正されずしばらく/2カ月イキの状態で、逃避行に続く事象の「山小屋」で、それが失敗ルートと認識されると、過去に遡求しまたやり直すことになりますが、《小問》 特にこの場合、ミカサはどの時点に戻るのだろうか? 《小答》世界線が大きく分岐した逃避行の時点ではないでしょう。戻るのであれば、夢の終わりで“いってらっしゃい”で隠喩されている第1話の冒頭シーンとなるのでしょう。

      ・ ただし、ミカサの経験の記憶の「保持」となると、かなり曖昧さがあるとなるでしょう、なぜならば、知っていることを前提にするという意味での確信的には行動してきていないので。

      ・ 記憶の保持が不完全でそれが潜在意識下にあり、重要な転換点(世界線の分岐点相当)で曖昧ながら蘇る時、「頭痛」に繋がるということなのかもしれませんが、どうなのかなぁ。

      ・ 記憶の保持が不完全なら、逃避行の時点に戻ってもいいでしょう。エレンと逃げないと決心して跳んでも、その決心が着いたら曖昧になるので、決心して“あなたは家族”と言っていない。

      ・ ただし、“いってらっしゃい”というのは再会を念頭に送り出す言葉なので、ミカサが跳ぶのであれば・・“いってきます”かなぁ。跳んでいる(跳ばされている)のはエレンの方であるという解釈もまた出ている所以でしょう。

      ・・・

      自分がいったいどう考えるか? ですが、

      ・ ループしていると捉えてもいいんですが・・面倒くさくなってしまう(*^ω^*)

      ・ なので、ミカサには、他の世界線が視えてしまう、そういう「俯瞰」、「参照」する能力があるのではないかと、捉えています。← メタな観測能力

      ・ パラレルな世界はそれぞれに潜在的に実現し得る到達可能な世界ですが、普通の意味でそれらが全て実現/顕在化してはいない・・実現している世界は常にただ一つ、潜在的に実現し得る世界の「重ね合わせ」として実現している。← カンタム/量子的な世界

      ・ ミカサの長い夢は、それをミカサの「心象風景」と捉えても物語として全く成り立っていると思いますが、進撃という物語の舞台装置にはSF的設定〜道にせよ記憶ツアーにせよ〜が入念に施されているので、作中で示唆/隠喩されているループ構造を念頭においてみると、物語が重層的に楽しめるだろうと思っています。← 互いに横に分かれる解釈でなく、縦に重なっている解釈

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • >ミカサの長い夢は、それをミカサの「心象風景」と捉えても物語として全く成り立っていると思いますが
        そうですよね。進撃自体をミカサ目線で追いかけても面白いですし、特にループ前提で読み直しても面白いです。
        表紙しかり。
        ループ・パラレル部分を139話でどう描かれるのか?
        スルーなのか?
        注目したいです!

        管理人アース

  10. 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    ミカサと言う名前は単なるオリエンタルな響きを持たせる為に戦艦の名前を使ったと思っていたのですが、スペイン語にこんな言葉があるとはびっくりです。
    事実のほどは定かではありませんが、諫山先生が「私の家」を意識してつけていたのなら凄い事だと思います。

    ミカサの見た長い夢がミカサが報われる為の演出だったと言う解釈は良いですね。
    あれは間違いなく「あの時、別の答えを選んでいたら」にかかっているのでしょう。

    ただ、そこにミカサが本当に望んでいた幸せは無かった。
    最終的には138話ラストのあの場面に行き着くしかなかったと(涙)

    そんなミカサを始祖ユミルの姿と重ねる説にも賛同します。
    122話冒頭でフリッツ王が女性とキスするのを遠目で見ている始祖ユミルが描かれているので、これは間違いなくその可能性を暗示しているものと思います。

    結果としてミカサはエレンの事を思うが故に斬るしかなかったと言うところに行き着くわけですが、なんだか見ていて切ないですね。
    ミカサファンからしてみるとエレンからの解放は、彼女にとって幸せな事かもしれません。

    ただ、自分はミカサにとっての一番の幸せは、エレンとずっと一緒にいる事だと考えます。
    団長殿はこの点はどのように考えておられますか?

    • >自分はミカサにとっての一番の幸せは、エレンとずっと一緒にいる事だと考えます。
      これは難しいですね。
      ミカサも一緒にいる事が幸せだと、ずっと思っていたはずです。
      ただ最後斬ると決めた時、違う答えを見つけたような感じもするんですよね。
      そして諫山先生がミカサの幸せをどう考えているのか?
      そこが作品に反映するような気がしますよ。
      諫山先生が見るミカサの幸せとは、どんな形なのか?
      139話で見届けたいですね(^^)

      管理人アース

  11. ぽん より:

    ①「二千年後の君=ミカサ」
    ②ミカサがループ現象の起点
    この可能性は本格的にアリそうですね!

    そうなるとミカサを進撃世界の中心と捉えて見直す必要がありせうですね。

    ミカサが進撃世界の中心だとすると最終回だけで回収できるか?
    ・845:エルディア暦0年は何か起きた年だから暦の元年のはず。アッカーマンまたは将軍家の由来がその時期にあるのだとしたら、そこから845年後の意味も回収
    ・巨人大戦:アッカーマン、将軍家ともに因縁深い出来事。パラディ島と壁の建造の詳細やこの時期の九つの巨人の行動も回収。

    エレンの進撃能力、始祖ユミルとの接触、ミカサのループ能力の3つが同時に集まっているので「ビリッ」的
    に歴史上の記憶が出て来ても不思議は無いでしょう。
    エレン中心のストーリー展開の中では回収不能だとばかりと思ってましたが、ミカサ中心ならば回収できるのでは?と思えたので仮説を上げさせてもらいました。

  12. たーまみ より:

    アース団長様、更新ありがとうございます。
    二千年前の君が実はミカサだったというのは
    全く考えなかったのでなるほど!と思いました。
    さすがです~!

    私もループをとるなら今回がラストかな?と思ってます。
    ループさせられるのはエレンであってミカサではないので、
    エレン自身の都合(?)でエレンが亡くなると
    ループ発動するけれど、
    ミカサの都合=意思でエレンの人生を閉めたので。
    ただ、それだけなのですが。

    そして題名の「長い夢」は一つ前の山小屋でミカサと暮らしたエレンの人生を指すと団長さんはお考えなのですね。
    私は山小屋で暮らしただけではなく、
    その前に一体何回ループしてるかはわからないのですが、
    ループして繰り返されるエレンの何回もの人生すべてを指しているのかと思いました。

    ループばかりしていたら、ある意味自由ではないので、
    やっとループしない人生をおくれたとしたら、
    それまでのループ人生全てをさして長い夢だったなーと、エレンは思うのかな?と。
    ミカサにとっても長い夢ですね。

    こういうドキドキを、毎回は書き込めなくとも
    いつもこちらのサイトで味わっていたので、
    来月に終わってしまうのは、
    心に穴が空いてしまいます~。

  13. キース(傍観者) より:

    アースさん、こんばんは。

    のののさんへの返信での「エレンの回想から始まる」に派手に同意します!

    エレンの言っていた「あの景色」はミカサに自分の首を切られる光景だと私も思います。

    この記憶をグリシャにも見せたのではないのでしょうか?
    本当の子供のように育てたミカサが自分の子供の首を切るのですから、そりゃ「おっそろしい~」になりますよね!

    ミカサの「えっ」から移動した座標でのやり取りにも全てつながると思います!

    最終話のタイトルは皆様が予想されている「あの景色」「回想」「自由」などを考えるとラストカットはグリシャに抱かれるエレンとも思えて来ました。

    もう自分の予想に信念なし(笑)

    • >この記憶をグリシャにも見せたのではないのでしょうか?
      これもありそうですし繋がりますよね~。
      最後のひとコマも気になりますね。
      寂しいけど早く139話読みたい!(笑)

      管理人アース

  14. FR より:

    今までエレンはミカサに恋愛感情なんて全く
    無かった感じだったのに急に恋愛感情が芽生えたのが正直しっくりこないです。アースさんはどう思いますか?

  15. まぐまく より:

    いつも素晴らしい考察ありがとうございます
    これでユミルも苦しみから解放されて
    巨人化そのものが終息するのではないでしょうか?
    ジャンもコニーもコニー母も人間に戻って欲しいな
    ラストは寂しいですが本当に凄い漫画だなと…

    アニメのタイミングといい
    諫山先生さすが!としか言葉が見つからないです

  16. ユミル・イェーガー より:

    こんにちは。

    前出の二度目の投稿さんのコメント…素晴らしい!!

    大賛成!!大いに同意いたしマス!! そして分かりやすい!!!

    >アベンジャーズのエンドゲームでは、ハルクが過去に戻っても今の世界の人からするとそれは未来だと

    実は・・アベンジャーズは、私の進撃考察の元になっています。

    ドクターストレンジでの時間の話
    アントマンの量子力学
    マイティ・ソーの北欧神話
    などなど・・
    全てが合わさった『アベンジャーズ』
    絶対に進撃考察の勉強になりますよね。(;^_^A

    • 二度目の投稿 より:

      ユミル·イェーガー殿
      コメントありがとうございます!
      アベンジャーズの過去も行った本人にすれば未来であるという台詞を聞いた瞬間に真っ先に進撃の世界を思い浮かべたのを思い出しました(笑)
      ただ、エレンの記憶ループで完結させようとすると、最初の「いってらっしゃいエレン」に繋がらないのですよねぇ。
      これも記憶ループの影響で継承前のエレンに見せたってのもありですが、読者からすると「せれれん」な回収になってしまうんで。ないかなと。 
      でも、エレンとミカサの絆の物語であったという締めくくりにはちょっと期待してます。

  17. 二度目の投稿 より:

    お疲れ様です。団長。
    二千年後の君が「ミカサ」!
    目からうろこです。ミカサは、終止符を打つ者であり、だから始祖ユミルが138話の最後で微笑んでいた。大いにありえますね。
    これは諌山先生が仕掛けた最大のミスリードってことになりますね!
    ところで、ミカサの頭痛とループ現象を今一度整理してみました。
    進撃の力は未来の予知ではなく、記憶を過去の継承者に見せられること。
    エレンはグリシャに記憶を見せ、グリシャの記憶をエレンが継承した。これこそが記憶のループではないでしょうか。
    投げ縄に例えれば、切れ端が未来で、輪っか部分にグリシャがいて、幼少期のエレンがいる。輪っかの結び目はエレンがグリシャに記憶を見せた時点(但し、グリシャやエレンの結び目にはそれまでの記憶となる紐が繋がってる状態)。
    そして端っこに別の結び目があり、そこからエレンが選択したif 世界となるエレミカの逃避行の紐が伸びている状態ですね。
    因みにアベンジャーズのエンドゲームでは、ハルクが過去に戻っても今の世界の人からするとそれは未来だと言ってます。
    確かに投げ縄の結び目をほどけば1本の未来へ伸びる紐となりますね。過去にループして未来を変える事が出来るのも進撃の力であり、この力でマーレに囚われることなく、潜伏できた。
    それはさておき。。。
    では何故、ミカサも記憶を共有しているのか?
    これについては2つの閃きかあります。
    ①進撃の継承者が愛した相手に影響を及ぼす事ができる。これはクルーガーがグリシャに人を愛せと言った言葉からの発想てす。
    ②それこそがアッカーマンの真の宿主特性。
    宿主の想いや後悔の影響を受け
    宿主の記憶がフラッシュバックした時に頭痛が起きる。
    エレンは賊を殺したかった訳じゃないし、カルラを失いたくなかったし、ミカサを危険に晒すことはしたくなかった。
    エレンがミカサに問うた「俺はお前の何だ?」は今更ながら、期待通りの答えがあれば、二人て逃げ出す覚悟がエレンにあったように思います。
    そう思うと辻褄が合いませんか?
    全てが合致しないかもですが、このエレンとミカサの「絆」こそが、この物語の根幹であったと。
    ジャン辺りが「なんだよ、それ」
    とか、「んなことは最初から分かってるよ」とか、サシャが「よだきぃなぁ。もう」とか、言いそうですが(笑)
    皆さんの考察のネタにでもなればうれしいです。

    • >これは諌山先生が仕掛けた最大のミスリードってことに

      そうなんですよ。始祖ユミルはそばかすユミルと対比する考察はしてきましたが、ミカサと始祖ユミルって本当に重ならなかったので。
      全てはミスリードだったのだろう、と察せられます。
      結婚とかも(笑)
      サシャの「よだきいなぁ。」
      また見たいです(笑)

      管理人アース

  18. ののの より:

    こんにちは。考察、ありがとうございます!もういよいよ大詰めですね。アースさんの考察見ながら、泣いております。

    さて始祖ユミルちゃんですが、ニコニコ笑顔だった事から、私もミカサがエレンを斬りに来るのを待っていたんだと思います。
    広義で言えば、エレンとミカサの両方が必要だったんだと思っています。ユミルちゃんは「奴隷でも神でもなく、おまえはただの人だ」と根本的な奴隷の部分を開放してくれるエレンが居て、初めて後悔に至る事が出来る状態にまで回復したのではないかと思います。

    ①「(愛情という見返りを求めて)愛しい人の為に、虐殺に心を痛めていながらも奴隷で居続けた自分」=(島や愛しい人達の為に、ギリギリの精神と後悔と懺悔を持ちながら地ならしを行ったエレン)

    ②「巨人化という力を持っていなければ、必要とさえされない自分(あるがままの自分を愛して貰えない)」=始祖の器であるエレン、ミカサにとって恩人で家族であるエレン

    ①②それぞれにユミルちゃんは自己を重ねたのでは無いでしょうか。

    ラスト4ページでミカサは、エレンの置かれている立場や考え、行動を受け入れた上で、家族で恩人だけれど、そんな条件は関係無くても(そして夢?では悪魔になれなかったエレンさえも丸ごと受け入れて)、ただあなたを愛していると表現し、その上でエレンを斬っている。
    ユミルちゃんも今のエレンと重なる自分を受け入れて貰った様な思いになったのでは無いでしょうか。さらにエレンに奴隷と揶揄されたミカサが、そんな自分の執着を全てを丸ごと受け入れている事が、自分は自分で良かったんだと言う気付きに繋がったのでは無いでしょうか。

    ミカサのエレンへの無償の愛が、愛情を欲したが故の自分の弱さを認める事に繋がるのでは無いかと思います。愛情を欲するばかりではなく、無償の愛を自分も持っていれば、自分もミカサの様になれたのでは無いのかと、思い到ったのでは無いでしょうか。
    以前にアースさんが「エレンが弱きを認める展開になるのでは?(ごめんなさい曖昧です)」と考察されていたかと思うのですが、ユミルちゃんがそうなるのではないかな?と妄想しております。

    • >ミカサのエレンへの無償の愛が、愛情を欲したが故の自分の弱さを認める事に繋がるのでは無いかと思います
      そうですよね。このイメージ分かります。
      そういう意味でも次回はエレンの回想から始まるのでは、と思っています。
      斬りに来るミカサを見つめるエレン目線から「ああ・・・この景色だ」みたいな。
      そんな始まりからまさにのののさんの「自分の弱さを認めるエレン」が描かれるんじゃないかなと。
      139話むっちゃ楽しみです!(^^)

      管理人アース

  19. ズコチャン より:

    こんばんは
    「ユミルが待っていたのは、エレンではなくミカサ」っていうのはすごくいいと思いました。巨人の力がこの世に存在したとしても、フリッツ王の思想がなければここまでのことにはなってないでしょうからね…すごいです!
    気になっている人も多いと思うんですけど、なぜミカサはエレンが口の中にいると言えたのか?私は、
    うなじ→爆破したけど死ななかったので✖️
    顔から下→アルミンの爆破によって状態が変わっているけど動けてるので✖️
    だから頭のどこかとは予想できるかなと思いました。でもそれだと、「口の中にいるかもしれない」とか「頭の中のどこかにいる」になりそうです…どう思いますか?ぜひ考察してほしいです!

  20. 和銀 より:

    こんにちは☁️アース団長
    土曜日もお疲れさまです‼️(^^;
    私もループパラレルかな?とは思います
    全部夢なら一巻から全部夢になるとやはり不自然なので只問題が一つ前回も触れていますが フォロワーさんにも指摘を受けたのですが 未来を介入してグリシャをそそのかすシーンが二人で逃げてしまうとエレンの始祖もちが微妙になると言うことになります
    前回のループとすると この矛盾をどう説明するかです
    私はミカサの夢は前回のループ記憶だと思ってますし 口の中エレンいるよ 記憶はマフラーを巻いてみんなとともにエレンを止める またはミカサ一人でマフラーを巻いて地ならしに立ち向かうシーンが表紙にあることから 他のループでエレンが口の中にいることを思い出したのでは とも思うのですが
    この二人の逃避行は 座標に行かないエレンとなり未来に介入しなかったとなりエレンが進撃の巨人となったとした場合始祖を持ってるかどうかがわからないと展開となるので元々無理ループだったか
    なんらかの形で始祖をグリシャはどっちみち手に入れる運命だったか?
    またこうなると戦ついもなしエレンとなり 全然違う前回パラレル世界になったのではないでしょうか
    私が引っ掛かるのはその点だけで
    ユミルはミカサとエレン二人でループを繰り返していたと思うのでミカサと言うより二人を待っていたと思います 前から思っていたのですがやはりミカサにユミルは自分を重ねていてて(三角関係ではなく)ミカサとエレンが自立してお互いを対等に愛してこそ(王と奴隷という従属関係ではなく)初めてユミルに本当の遺恨のない瞳が蘇ったのではと思います
    Twitterで書くかも知れませんがエレンとミカサの成長の延長線上にあるのがリヴァイとハンジで二人はお互い自立してお互いを任せられる大人の関係です
    二人恋愛感情等は見えにくく兵長はもしかしたら好きでも伝えられなかったかも知れないのですが
    分かっていたけど涙で送り出した兵長と責任を果たすため旅立ったハンジさん 今のエレンとミカサの関係は其所に行き着いたのではと思います だから今度こそユミルは笑顔になり遺恨が消えたと思うのです
    それによってハルゲニアは自立したユミルから宿生出来なくなり 座標が消え巨人化が出来なくなりみんな元にもどり 欲を言えばエレンとミカサはループを抜け出し本来いた違う次元にいってそれが答えになからないかな?と思っています 元に戻ったエルディア人を見たらマーレ人もオニャンコポンも居るので納得するのではないかと思うのですで 只兵長だけはアッカーマンのちからがなくなり力つき 仲間の元に旅立つのではないかと(ファンの方には申し訳ないですが)ただしみんなの無事を確かめてホッとして逝くのではと思っています
    矛盾点を除き私もほぼ団長と同じです
    なるべく平和に終わって欲しいですね
    では またよろしくお願いします はっ!(^^ゞ

    • >ハルゲニアは自立したユミルから宿生出来なくなり 座標が消え巨人化が出来なくなりみんな元にもどり 欲を言えばエレンとミカサはループを抜け出し本来いた違う次元にいってそれが答えに

      この展開あるかもですよね!
      鬼滅で描かれた未来が進撃では別世界として描かれ、みたいなラストを「予想」ではないですが「希望」したいです(泣)

      管理人アース

  21. ユミル・イェーガー より:

    団長、記事更新お疲れ様です!

    最終話に向けて連日の考察ありがとうございます!

    今回の記事、その内容、文章、言葉・・・

    もうアース団長の中で、全てが繋がって、一片の迷いも曇りも無く、

    一気に書き記した感がありました。

    ただただ、なるほどぉ…と 心に染み入る次第です。

    後は黙って139話を待つか・・って心境です。

    私的には残された課題は ひとつ。

    『この物語の着地点を、諌山先生がどう決めているのか?』

    進撃の巨人という物語の着地点として描こうとしているモノが

    巨人の歴史の終わり、それに伴うユミルの呪いの解消、始祖ユミルとユミルの民の解放、

    そして幼馴染3人の成長と群像劇・・・であるならば、

    もう138話でほぼほぼ完結です。

    139話ではループとか世界線とか座標の仕組みとか深堀せずに、読者それぞれの

    想像の余地を残しながらエピローグとなると思います。

    残酷なまでに美しいミカサの「悔いなき選択」

    エレンへの口づけ。

    始祖ユミルの微笑み。

    もう十分ハッピーエンドです。

    138話のミカサの決断とエレンの死に換えられるモノは『仲間の幸せ』しかない。

    始祖ユミルの微笑みは、それを保証するものでしょう。

    そうではなく、進撃の巨人という物語の着地点として描こうとしているモノが

    井筒孝庵さんが仰るような「永劫回帰」の世界、

    始まりと終わりが果てしなく繋がり、繰り返される世界、

    はたまた、現在・過去・未来という時間と空間の概念を超越する世界、

    そんな世界の物語を描き出すコト・・であるならば

    139話でも、もうひと展開「衝撃」や「問いかけ」があるかもしれません。

    欲を言えば、せめて「845」と「鳥」の正体だけは知りたい!

    他の伏線は想像を広げるのに十分材料がありますが、この2つだけは‥(;^_^A

    138話を読んだ以降、進撃脳に侵されていますが、

    残りわずかな進撃考察時間を、存分に堪能したいと思います。

    • 最終話タイトルが「悔い無き選択」だったら・・・とふと思いましたがないだろうなぁと。
      ラストでどこまで回収されるかは分かりませんが、見届けなきゃですね!

      管理人アース

  22. HN忘れた より:

    アース団長 おつさまです♪

    ラス前まで来て、しかも最終カットという大きなヒントを与えられながら、なおも最後が見えず、様々な妄想を巡らせてしまう。
    諌山先生のすごさに、改めて敬服しています。

    進撃の巨人の土台にある世界観は、いくつもの時空がミルフィーユのように重なり合うパラレルワールドの中の1層なのだと思います。
    作品中、一貫して貫かれているキーワードの一つに「選択」があります。
    分岐点ごとに、選択されたいくつものパラレルワールドがあるのではないでしょうか。

    始祖と進撃を保持するエレンは、その重なり合った他の層の世界の記憶に「触れてしまうことがある」のではないでしょうか。

    そしてミカサは、宿主であるエレンが持つ別の世界の記憶に「時折り触れてしまう」ことがあるのだと思います。それが「頭痛」であり、キーは「エレンの選択を受け入れ難い時」なのでしょう。

    今までに明らかにされた設定からは、始祖、進撃以外に、これほどの能力を発する要因は想定できません。
    そして、始祖+進撃を持つことができたのは、グリシャとエレンだけ(だと思います)です。
    始祖と進撃を併せ持つことに意味を持たせれば「父さんが始めた物語だろう」の回収にもなります。

    ここまで書いてきて、思いつきました。
    進撃の本当の能力は「パラレルワールドが始まる分岐点を作ること」なのではないでしょうか。
    PCの復元ポイントみたいなものです。
    見方によっては、ループでもありますし、それぞれの世界からすれば、時系列は「相対的なもの」となり、結果として「過去や未来の記憶」に触れることもあるのでしょう。

    少々、飛躍してしまいました。

    始祖ユミルが求めた「自由」と「愛」
    自由を体現しようとしたエレンと平穏な「愛」に包まれた家族を欲したミカサ
    始祖ユミルが欲しかったものが「愛を得るための自由」だと考えれば、ユミルが求めるものを体現するのは「ミカサ」
    ですね。

    二千年後の君 は ミカサ

    アース団長の慧眼 見事だと思います。

    • >ユミルが求めるものを体現するのは「ミカサ」
      ホンとそう感じます。
      最終話でここが描かれるかなぁ、と。
      東洋の一族回収もして欲しい!

      管理人アース

  23. より:

    こんなに考察したのに、これでループじゃなかったら恥ずかしいですね!

    • >これでループじゃなかったら恥ずかしいですね!
      外すのを恥ずかしがっていたら考察サイトなんてできないですよ(笑)

      管理人アース

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