進撃の巨人

進撃の巨人139話謎を徹底考察!ダイナのベルトルト回避開示は諫山先生の最後の挑戦状か

「進撃の巨人」最終話139話「あの丘の木に向かって」。

11年7ヶ月の間、伏線回収を繰り返してきた作品らしく、ラストの139話まで伏線回収が展開していました。

1巻に登場した「炎の水」の登場もそうですし、「お前は自由だ」や貝殻…

最後の最後まで「進撃の巨人」らしい描写であったと感じられます。

そして、最終話に登場した謎も、いくつかあります。

ハルキゲニアって、結局どうなったの?

そういや、ミカサってどうやってエレンの首を持ってシガンシナ区に戻ったの?

さらには、エレンが母カルラを捕食したダイナ巨人を操ったって…どうやって?

これ、かなり大問題なカミングアウトですよね!

順番に検証していきましょう!

※コメントを寄せてくれているコアなファンの皆様へ。
返信できておらずすみません。ただ、全て読んでいます。みなさんの質問、疑問をこの記事で返せたらなと思っております。
そして皆さんの「お疲れ様」という言葉、届いております。ありがとうございます!
これからもこれまで通り、サイトは作品の謎へと進撃していきます。
引き続きよろしくお願いしますm(_ _)m

進撃の巨人139話の謎を徹底考察!

ミカサはどうやってシガンシナ区に戻ったのか?

スゴチャンからコメントをいただいております。

疑問に思ったことがあって、え?ミカサどこ行くの?って思って、どこか木があるとこかな?って思ったら、崩れた壁の跡あるじゃんってなって…ミカサはどうやって島まで行ったんですか?島を裏切った1人なのに壁ん中入れるんですか?

エレンをキチンと埋葬する為に、シガンシナ区へ戻ったミカサ。

そこから埋葬するまでの場面はカットされ、次に登場したのは3年後となっていました。

スラトアからどうやってシガンシナ区まで戻ったのでしょうか?

パッと思いつくのは、33巻133話134話に登場したアニ父達が乗ってきた列車です。

この列車がレベリオ収容区まで直通しているかは分かりませんが、少なくともアニ父達がやって来ていたのでこれで戻ったのかなとイメージします。

そこからどのようにしてパラディ島に渡ったかは分かりませんが、ヒストリアかキヨミ様と連絡が取って何とか戻ったのだろうと察せられます。

この二人のどちらかと連絡が取れれば、エレンの亡骸を埋葬することもシガンシナ区に戻ることも可能でしょう。

そのようにイメージしますよ。

ただ、ミカサだったらもしかしたらエレンの首を持ったまま徒歩と泳ぎでパラディ島まで行けたかも…なんて想像しながらニヤニヤしています(笑)

イェレナはどうなったのか?

こちらもスゴチャンさんからのコメントです。

イェレナ見当たらなかったけどいませんでしたよね?

イェレナ、いなかったですね。

137話でキヨミ様と船に乗っていたので、地鳴らしからは助かっているでしょう。

そこからどこへ行ったのか…?

これは全く考察材料が無いので分かりませんが、キヨミ様とパラディ島にいるのかも?というところですね。

おそらく生きてはいるだろう、というイメージはあります。

139話で、ヒストリアの後ろに控えているキヨミ様の後ろ隣にいる人物のヒゲが、かなり似合ってるなとアースは感じています(笑)


ハルキゲニアはどうなったのか?

こちらもスゴちゃんからのコメントです。

ハルキゲニアはどうしたんですか?死んだんだろうけど、ひとつも描写がなかったので気になります。

光るムカデことハルキゲニアは、138話最後にエルディア人を巨人化しライナーやピーク、アニと戦っていました。

しかし139話では全く登場せず、消滅したのかどうかも描かれていませんでした。

似たような疑問で、二度目の投稿さんもコメントされていました。

ミカサの選択と巨人化能力の消失は、どうもスッキリ落ちて来ない。

ここですよね。

「ハルキゲニアがどうなったのか?⇛なぜハルキゲニアは消滅したのか?」という疑問は、「ミカサの選択からなぜ巨人化能力が消失したのか?」と同じであり繋がると思います。

つまり、ミカサの選択がなぜハルキゲニアを消失させることになったのかが、分かりづらいんですよね。

順番に考察していきましょう!

ミカサの選択から、なぜ巨人の力が消えたのか?

「進撃の巨人」第138話「長い夢」より

ミカサの選択から、なぜ巨人が消えたのか?

この答えは、始祖ユミルの笑顔に全てが込められていると考えられますよね。

巨人を生んだのは、始祖ユミルです。

139話でエレンが言っていたように、初代フリッツ王への愛が呪縛となり二千年間巨人を生み続けてきました。

この「呪縛」については、137話ではジークが「未練」とも表現していましたね。

「進撃の巨人」第137話「巨人」より

つまりは、初代フリッツ王からの愛が欲しかった。

それが呪縛であり未練だったのかな、と考察できます。

その呪縛がミカサの選択によって解けたから、巨人の力は消えて無くなったのでしょう。

つまりは「愛する人を斬る」という選択が、始祖ユミルの未練を断ち切る事になったのだとイメージできます。

始祖ユミルには、これができなかった。

それを体現したミカサを見る事によって、始祖ユミルはやっと解放されたのだろうとアースは読みました。

始祖ユミルが解放され巨人の力が消滅した理由は分かりましたが、では、なぜハルキゲニアは消滅したのでしょうか?

さらに考察を続けます!

ミカサの選択から、なぜハルキゲニアが消滅したのか?

「進撃の巨人」第137話「巨人」より

137話でのジークの説明で、始祖ユミルが巨人の力を生み出した理由が「生への執着」だと明かされました。

これが巨人の力の誕生の理由であり、「道」の誕生へと繋がっていったようです。

注目すべきところはこの描写で、ハルキゲニアと始祖ユミルの結合の瞬間が描かれているところです。

つまり「始祖ユミルの生への執着からハルキゲニアと結合した」と考えられますよね。

これまでのイメージとしては、ハルキゲニアが結合したから始祖ユミルは巨人の力を得た、と考えてきました。

しかしあくまで始祖ユミルが死にたくない、生きたいと願い強い執着が前提にあり、ハルキゲニアは結合したのでしょう。

その執着の理由は「愛」でした。
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「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」

ここから始祖ユミルの生への執着というのは単純に死にたくないという気持ちだけでなく「愛」を欲していたからではないか、とイメージします。

その愛への執着が叶えられず未練として残り二千年間「道」に留まり続けた始祖ユミルがミカサにより解放されたのは、さきほど考察しました。

愛の呪縛から解放され、同時に生への執着からも解放された。

そのためハルキゲニアとの結合も無くなった、という事になるのではないでしょうか?

いっぽうで、エレンが「二千年も前から」と言った時に始祖ユミルからエレンにハルキゲニアが移動していたかもしれません。

「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

としたら、エレンの首が斬られ死亡した事によりハルキゲニアも結合できなくなり消滅した、ということになります。

こちらの可能性もありますが、どちらにしろミカサの選択によりハルキゲニアは消滅し始祖ユミル解放から巨人の力が消滅したという展開は変わらないでしょう。


「お前は自由だ」の回収の意味

2018-11-19_000724

普通の東洋人。さんからのコメントに、このような一文がありました。

エレンの自由に対する執念は、お父さんの純粋な祝福の言葉から始まった。

エレンが自由を欲したキッカケが最終コマの「お前は自由だ」の描写となっていました。

これ、138話でのミカサに「忘れてくれ」の描写で回収かと思いきや、キッチリ回収してきましたね!

「進撃の巨人」第138話「長い夢」より

小さなコマでしたが(笑)

ただ、エレンが生まれた場面でのグリシャの言葉だった、というのは意外でした。

「これからのお前は自由だよ」という未来に向けての言葉で回収だとイメージしていたので、まさかの過去の言葉だったとは…

ただいっぽうで「エレンが生まれた時から自由を求めていた」理由の回収になっていますよね。
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「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

30巻121話でエレンは「父親がそうしたわけではない」「生まれた時からこうだった」と言っていますが、やはりグリシャの言葉の影響から自由を求める性質を身に着けていた、という意味になりそうです。

かなり怖い話ですが、ここまで来るとグリシャがちょっと可哀想だな、とも思っちゃいます…(;´Д`)

エレンはどうやってダイナ巨人を動かしたのか?

あゝさんからのコメントです。

当時始祖も進撃も保有していなかったエレンがベルトルトを生かすようにダイナを動かせたのってどういう原理なのですか?

139話でエレンは「あの時ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかったから見逃して…」とダイナ巨人を操りカルラに向かわせた、という描写がありました。

これ、かなり謎ですよね!

139話の中で、最も大きな謎であり大きな問題を含んだ描写だと考えられます。

まず、あの時のダイナ巨人をエレンが動かせたのはなぜなのか?という謎から考察していきます。

ダイナ巨人を操った力は、始祖の巨人でしょう。

そして今回139話で「始祖の力がもたらす影響には過去も未来も無い…同時に存在する」とエレンは語っています。

「進撃の巨人」第139話「あの丘の木に向かって」より

つまり過去にも始祖の巨人の力を発動できる、という意味の発言となっています。

これ、かなり問題ですよね!

つまり、始祖の巨人の力で過去干渉できる、という事になります。

だったら何でも出来ちゃうジャン、となりますよね。

始祖の巨人は、ユミルの民に関しては何でもできます。

それを過去でも発動できるのであれば、壁ドンするライナーを止める事もできたり獣の巨人ジークも操ることができたでしょう。

ミケさんの、あんな残酷な最期も回避できたはず、となります。

誰もがそう考えるはずです。

そう考えながらもただ一点揺るがないのは「ミカサの選択で始祖ユミルを解放するルート」を選んでいたということです。

となると、この展開しかなかったのかなともなります。

エレンの目的はここなので、仲間の自由な未来と始祖ユミルの解放を叶えるルートはこれしかなかったのでは、とも感じています。

父親にレイス家を襲わせ、リヴァイ兵長と戦い瀕死になったジークをピク巨人を通して始祖ユミルに治させた…

もしかしたら、この辺りもエレンがやったかもしれません。

そして諫山先生が最後の最後に始祖の過去干渉を開示した理由は、ここにあるかもしれません。


進撃の巨人139話で謎が提示された理由を検証!

初見で始祖の過去干渉が示唆された場面を読んだ時に、「ハッ!?」と声が漏れました。

あまりにもアウトな描写だと感じられ、受け入れられなかったからです。

最後に最後に、敢えてエレンがカルラを殺した事にした理由は何なのか?

ここにはもちろん、エレンが抱えていた地獄を感じさせる演出があるでしょう。

ただ、それは「エレンが過去干渉できる」と設定させるほどに、必要な演出ではないと感じます。

そんなことしなくても、エレンが抱えている地獄は十分に読者には伝わっているでしょう。

では、諫山先生の狙いは何なのか?

答えは「父親にレイス家を襲わせ、リヴァイ兵長と戦い瀕死になったジークをピク巨人を使って助けたのはエレンなのか?」という先ほどの考察に答えがあるのかな、と思っています。

だって、もしエレンが過去干渉できると分かったら、読み返しちゃいますよね?

じゃあ、50話でハンネスさんを捕食させるたのもエレンなの!?とか。

読み返して、たしかにあそこで座標発動をエレンが経験させなきゃ現在のルートは無いからそうしたのか…とか。

「進撃の巨人」の魅力は、明らかになった事実が登場する度に読み返したくなるところにあります。

諫山先生は、最後の最後に最初から読み返したくなる事実を描写したのでしょう!

ほぼ反則な「過去干渉」カミングアウトですが…

それでもここで持ってきて「最初から読み返してみて。このルートしか無いから」と言われているような気がしますよ。

諫山先生からの、最後の挑戦な気がしますよ。

ホントにこのルートしかないのか?

分からないことがあれば、理解しにいけばいい。
2018-08-08_055645

「進撃の巨人」第108話「正論」より

それが調査兵団だろ?、と言うハンジとエルヴィンの声が聞こえましたよ(笑)

また、最初から読み返しますよ!

何度目か数え切れない壁外調査になりますが、また1巻から開門しようと決めました。

最後の諫山先生からの挑戦。

皆さんも最終話を踏まえて読み返してみましょう!

改めて、この素晴らしい作品に。

心臓を捧げよ!\(^o^)/

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POSTED COMMENT

  1. どら猫 より:

    ミカサの頭痛の考察。

    ミカサはエレン(宿主)を守ることに抵抗がある時に頭痛を発生するらしい。(28巻)

    ユミルもフリッツ王を守るのを強いられていた。
    しかし愛情が湧いた。
    ユミルはフリッツ王を庇い死んだ。
    ユミルは本当は娘達と生きたかった。(34巻)
    それがユミルの未練。愛する人を殺してまで愛する人の暴虐を止めれなかった。それがユミルの後悔。ユミルが2000年待っていたのは、愛する人の暴虐を愛する人を殺してでも止めれるひと。
    =ミカサ

    ミカサは、エレンへの恩義からエレンを守る。いつしかエレンを愛するようになった。

    ミカサの思考を知るために、
    ユミルはミカサの頭の中を覗く。=頭痛。(34巻)

    ハルキゲニアは、エレンの頭部に隠れたのだと思われます。

    最後の木がユミルが入った木と同じ。

    • >ミカサはエレン(宿主)を守ることに抵抗がある時に頭痛を発生するらしい。
      これは後にジークから「そんな事は聞いたことがない」と言われているのでウソだと思いますよ。

      管理人アース

      • どら猫 より:

        普通のアッカーマンはそうですね。

        でもミカサはユミルから頭の中を覗かれていたので普通のアッカーマンとは違います。

        ユミルに頭の中を覗かれている時に頭痛が発生したんだと思われます。

        • >ユミルに頭の中を覗かれている時に頭痛が発生したんだと
          仰る通り、同感です。アッカーマンの宿主頭痛はエレンのウソだったんでしょうね。
          ミカサの頭痛にユミルが関係している、という回収には鳥肌が立ちました。最高でした!(^^)

          管理人アース

  2. c suzuki より:

    光るヤツがどこに行ったか?ですが
    一つの仮定として、138話では光るヤツもなんらかの力によって巨大化させられていた寄生された側の生物なのでは、ということはないですか?
    だから大元の寄生体の都合によって大きくも小さくもなると
    ユミルは傷を負って死にたくないと強く願ったときにヤツがやってきて寄生されました
    エレンから飛び出したとき次の寄生先を求めたはずですが、そのときヤツの近くで傷ついて強く生きたいと願っていたのは誰でしょう
    調査兵団の誰か、地鳴らしで死にかけた誰か、傷ついた草木や虫や動物、そこら中にいくらでもいたと思います
    エレンもミカサに首を切られ、船の上では死にたくねえとダダこねてましたよね
    可能性はいくらでも考えられると思います
    極論すれば「傷ついていて増えようとする意志の強いもの」なら何でもありなんじゃないですか

    • >光るヤツもなんらかの力によって巨大化させられていた寄生された側の生物なのでは、
      たしかに。
      諫山先生は「100の読者の100の考察が全て正しい」みたいなコメントをされていましたが、ここもそう感じられますよ!

      管理人アース

  3. つくね より:

    けっきょく不戦の契りってどうやって作られたんだろう
    単に初代壁の王が「今後、王家の子孫が始祖の巨人を継承しても力を貸さないでね」ってユミルと約束したって事なんだろうか

    ユミルは基本的に王家の人間の言うことしか聞かないから、これで大丈夫だろう→エレンが来て、ユミルの心が動かされ言うこと聞いちゃいました
    ってことなのかな、、、

    • >「今後、王家の子孫が始祖の巨人を継承しても力を貸さないでね」
      そういう事かもですね。
      なのでエレンとダイナ、エレンとジークの接触だったらOKだった、ということなのかなと。
      ジークの言うことを聞いたのも、始祖の巨人を継承していない王家血統だから、とも考えられますよね。
      この辺りもいろいろ考察できそう(*^^*)

      管理人アース

  4. ある より:

    ダイナ巨人を操ったり回避できる悲劇を回避しなかったりってのは、そうしないと幼児から少年にかけてのエレンが巨人に対して恐怖はあれど憎しみが十分に育たず現在のルートには入れないと青年エレンが判断したのでは無いかな。
    時系列無視だけどそれができるのが始祖能力だと語られたわけだし。

    • >憎しみが十分に育たず現在のルートには入れないと青年エレンが判断したのでは
      よく分かりますよ。
      同時に「母カルラを犠牲にしてでも」という決断が重すぎで悲しすぎます(泣)

      管理人アース

  5. 名無しさん より:

    139話でエレンが8割殺すというとこを読んだ時、思わず「エレンに騙された!」と思いました。世界連合艦隊を倒してレベリオに上陸したエレンがマーレ最北端にある飛行船基地のあるスラトア要塞に向かった。エレンはしれっとイェレナも騙してリヴァイ達をミスリードさせてたんですね。まっすぐ全軍でスラトア要塞に向かうと思うじゃないですか。まだ踏まれてるのはマーレ大陸だけだって。アルミン達もそう思ってた。でも、実際はエレンは自分を囮にしておいて、別動隊に世界の8割を踏ませ終わってた。後から思えば、ハンジさんだけが気づいてた。4日で世界を踏み終わると。地ならし発動から港での攻防→オディハへの船から飛行機。もう4日経ってたんですね。ハンジさんの計算違いかと読んでた時は思ってました。キヨミ様の発言からヒイズル領がマーレ大陸か近辺にもありそうだし、オニャンコポンの国もマーレに併合された大陸の国だから、踏まれてる描写は全部マーレ大陸だとミスリードされてました。エレンはいつの間にこんなに賢くなったんだろ? 
    エレンはサイコパスという気はしないなぁ。赤の他人より身内が大切で、仲間思いで、孤独がいやで、幼馴染が好きだけど、性欲もあって、自由がほしくて、ちょっと自分に酔う、普通の青年。やる!と決めたら虐殺できてしまう点と、やった事のわりには罪悪感が低めでそんなに病まないのが、兵長のいう「本物の化け物」なんだろう。普通の人とサイコパスは紙一重。世界は残酷だから普通の人が当たり前の生存権、ささやかな幸せを望んだだけでも、虐殺や戦争は起こる。異なる正義の対立をもっと身近にした形。戦争がいかに悲惨で、いかにして起き、いかに防ぐのが難しいかを分かりやすく伝えてくれる。同期や島側からすると準ハッピーエンドの物語も大陸側からすると、最悪に近いバッドエンド。読後感がいいのは読者が島側に立ってるから。エレン自身が「自分は特別な存在だから、自分を助けるために仲間が死ぬのは仕方ないと思ってたけど、特別なのは親父だった。」と言ってたけど、主人公側のハッピーエンドは他方のバッドエンドというビターエンドで、読み直したらゾッとする。確かに、同期を犠牲にせずに巨人の力を無くすには他の道が無かった。が、同期を犠牲にしていいなら、はるかに犠牲者は少なかった。それで将来ユミルの民が根絶されても、人類の8割には遠く及ばないだろう。

    • >同期を犠牲にせずに巨人の力を無くすには他の道が無かった
      エレンの原初的欲求もあったかもですが、ここがほぼ全てだと思っています。
      世界よりも同期が優先すべき存在で大切だった。
      もちろん罪の意識もあるし苦しすぎな選択だけど、人類の8割よりも同期や幼馴染みが優先された。
      同期が「世界側」にいたらエレンはパラディを滅ぼしたかもしれないし、関わりもしなかったかも。
      いろいろ妄想してしまいます。

      管理人アース

  6. 名無しさん より:

    「謎」の個人的予想 
    ・ヒイズル国が東洋なのにオディハから蒸気船で数日で着くというキヨミ様の話から、マーレ大陸かその付近の島にヒイズルの植民地か飛び地か租界地があると想像。
    ・100年間に壁をちょくちょく修理するならともかく、巨人の硬質化でできた壁を石垣で覆うには島の人口では足りないはず。無垢の巨人や壁の巨人にやらせたはず。
    ・壁の巨人は過去の超大型巨人を量産した物と予想。145人ほどで最低50万人だから1人につき数千人以上同じ巨人がいる事になる。無垢の姿・サイズじゃないし、裸の100年前のエルディア人が大量出現すれば、ミューラー長官はそっちを気にするはずなのに描写ないし、空の獣の巨人の描写に意味もあると思うので。骨エレンでなくても、媒体がなくても巨人出せることはジークを治した切腹の巨人で実証されてる。操られてるなら日光関係ないし(ニックは勿論知らない)、蒸気出さなければ無垢でなくても丸4日活動できるかな?
    ・キヨミ様は船を沈める前にヒイズル領かヒイズルの船に救難信号を出してた。保護された後、一行がスラトア要塞に向かった事は知ってるので見に行って、ミカサを保護。
    ・ヒストリアの絵本が「クリスタ」なのは、記憶改竄の都合上、壁内ではユミルNGだから。
    ・アルミンの爺さんが異端の本を持ってたのは、非ユミルの民系エルディア人家系だったのかも?芸術貴族のような。
    ・頭痛は辛い記憶を思い出そうとした時に道ユミルエレンから邪魔されて起きる説。ミカサの場合は元々の片頭痛もあった。
    ・ヒストリアの子は五分五分で公式で予想と違ってても納得できる。この方が面白いからエレンの子で、女の子で、名前はユミル。
    ・エレンは実は過去に干渉していない。全部始祖ユミルの仕業。エレンが自分でダイナを操ったと思ってたが実は本能でグリシャの家に向かってた。奇行種の奇行は何者にも縛れない。
    ・始祖ユミルは歴代進撃の巨人を歴代始祖に縛られないようにしていた。アッカーマンも記憶改竄を受けない半巨人人間としてユミルが作った。やがてミカサに行きつくために。
    ジークを治すため切腹の巨人をちょい過去に派遣した。ハンジさんとフロックが死ぬ未来を道のエレンに見せなかった。鳥視点や無垢巨人視点の記憶を断片的にエレンに見せた。同期が死なない程度に歴代巨人で攻撃(本気ならファルコの原型の鳥巨人で追撃したり、超大型を量産したり、オカピも部分硬質化させてたはず)、アルミンを招待してジークを説得させ、ピーク、ジャン、ライナーにハルキゲニアを宿主エレンから分離させるよう誘導した。道の外へ出かけてラムジー、アルミンに目撃された。ミカサは目を瞑ってた。エレンの死後巨人の力が無くなるのを生前のエレンに見せた(自分が直接見た景色でないからエレンはグリシャに見せれなかった)。「いってらっしゃいエレン」のセリフと頬に傷がない平服の加工画像を少年エレンに送り付けた。故に2000年前の君はユミルで2000年後の君はミカサのようでやっぱりエレン。ファルコが墜落死しないよう時差調整。これらの事をエレンに口説かれてから巨人の力消滅までにやってのけた(奴隷モードのユミルは命令されない事はしないので)。
    ・あの霊的体験は、シンプルに霊。共通で霊は話せない。
    ・ハルキゲニアにユミルがとりつかれた時に、とりつかれた鳥もいて始祖の鳥になった。彼/彼女も道でユミルと繋がってたので、エレンは始祖鳥の子孫の未来の記憶も道の始祖鳥と道の始祖ユミルの力を通して見る事ができた。(始祖ユミルは巨人限定だから3年後は見えないので)3年後の鳥の記憶からミカサが泣いてるのを見て、始祖ユミル→始祖鳥を介して、鳥を操ってマフラーを巻いた。

  7. 名無しさん より:

    進撃の巨人の謎には、①後でファンブックとかで公開されそうな物、②読者の想像に任せる物とがあると思います。①の例 845年前は何があった年か? 9つの巨人の発生過程、ヨロイブラウン液を提供したのはライナーの祖先か? ウドガルド城が建てられた年代と鰊の缶詰をピークちゃん?が運び込んだタイミング。壁を作る時、人の手も借りたか?左官の無垢巨人が硬質化した壁に石垣を整備させたのか? ミカサとキヨミ様はどうやって帰国したのか? イェレナがどうなったか? 進撃世界の地理・世界史 壁巨人は超大型巨人の量産か特殊な無垢巨人なのか? 島の謎酵母などなど。別に秘密にしてたわけじゃないけど回収されてなかった部分。
    ②初期エレンとミカサの頭痛、エレンやユミルがどこまで過去干渉をしたか、代々の進撃の巨人などエレン世代以前の歴史にも関与したのか、ヒストリアの子の性別と父親と名前 道でのユミルとエレンの意思行動は一致してたのか、道エレンはハンジさんとフロックの死は知ってたのか、知ってたなら止めなかったのか、止めれなかったのか? エレンが個人面談した相手はアルミン、ミカサ、ジャン、コニー、ライナー、アニだけか? ラムジー、ハンジ、リヴァイ達が体験した道外での霊的体験はなんなのか。この辺は諌山先生は答えてくれないと思います。読者が好きに想像する余地をあえて残したというか。

  8. ユミル・イェーガー より:

    こんにちは。

    井筒さんの投稿に脳ミソを刺激されまくっています(;^_^A

    >物語が終わってから作業が始まる

    まさしく『オレたちの戦いはこれからだ』です!

    最終話を読み終わり、「なるほど・・こんな感じなんだ」では、進撃が伝えるメッセージは受け取り切れません。
    「何故」「どうして」を自分の頭で考えながら本紙原作に描かれていたコトを精査し、自分なりの「答え」「教訓」「発見」「疑問」「課題」そしてこれからの人生を生きるための「解釈」が必須です。

    エレンのダイナ巨人操作発言は、カルラの死をベルトルトやライナーのせいにしていた今までの自分の認識の在り方を「実は自分に非があった」と根底から覆す「新たな解釈」の最たる例です。
    これは、現実社会でも頻繁に起きている「事実誤認」を、エレン自ら表現してくれたものです。(ライベルを責めている当時はエレンは認知出来ていない)

    巧みなミスリードによって読者自身が「事実誤認」の仮想体験をさせられてるケースは、他にもたくさんあるのでしょうね。その事実こそ『理解することをあきらめない気持ち』につなげてゆかなければならない進撃のメッセージなのだと思っています。

    意図的な行為であり、誰かの責任が発生する事象なのか?
    それすら自然の流れ、世界の理として「仕方のないコト」なのか?自分ならどう行動できたのか?何を教訓とすべきなのか?

    進撃は「物語が終わってから作業が始まる」

    ちなみに
    現時点での私の解釈は
    「過去は仕方のないコト」
    「現在は自分の責任と誰かのおかげ」
    「未来は まだわからない」
    です・・(;^_^A

    失礼いたしました。

    • 井筒孝庵 より:

      ユミル・イェーガーさん

      こんにちは。

      横から毎度の毎度で失礼しますm(__)m

      > 最終話を読み終わり、「なるほど・・こんな感じなんだ」では、進撃が伝えるメッセージは受け取り切れません。

      終わる前にかけてきた労力を考えると、終わってから労力を費やすことに労を感じなくなっています(*^ω^*)

      単行本34巻の表紙と今号別マガでの巻頭インタビューから、進撃はまだ終わっていなくて、

      (最終コマを変えるとなると、ただの書き足しではなく、大事件ですよね)

      終わってから始まる作業は6月9日以降になりそうです(*^ω^*)

      > 「何故」「どうして」を自分の頭で考えながら本紙原作に描かれていたコトを精査し、自分なりの「答え」「教訓」「発見」「疑問」「課題」そしてこれからの人生を生きるための「解釈」が必須です。

      アース団長の言葉を借りて、諫山先生が読者に最後の挑戦をしているとするとそれは、自ら考えてみなさい、ということではないかと思えてきています。

      諫山先生が度々視聴を推奨してきた海外ドラマ「GOT」でのラストでは同様の問いかけを制作者側が視聴者に投げかけているように受け止めましたが、そこでの問いかけが具体性を欠いているようにも思われ(原作が未完だったという事情にもよるでしょう)、視聴者側からすると、考える素材が不十分なところに丸投げされると、途方に暮れてしまう・・この点で進撃は、入念な準備を経て物語の終着点を迎えていると思っています。

      ・・・

      > エレンのダイナ巨人操作発言は、カルラの死をベルトルトやライナーのせいにしていた今までの自分の認識の在り方を「実は自分に非があった」と根底から覆す「新たな解釈」の最たる例です。

      > これは、現実社会でも頻繁に起きている「事実誤認」を、エレン自ら表現してくれたものです。(ライベルを責めている当時はエレンは認知出来ていない)

      な〜る〜ほ〜ど〜(((o(*゚▽゚*)o))) ← 3度目かな、最終話からのなるほど

      自己の認識を根底から覆す再認識ですね。

      アルミンの虐殺容認発言(注記:容認していない)もまた、アルミン自身の自己再認識であると言えて、二人の発言は対(つい)をなしているのでしょう。

      相互理解とでもいうのかな・・理解するの理解は、同意する/肯定することではありません。理解は分かった上で反対する/否定するを含むより広いものです(マイ解釈)。

      異なる主観と主観を繋ぐ橋かなぁ、理解は。← フッサールの現象学だと「間主観(かんしゅかん)」ですね。

      ラストに至り、二人はお互いを理解し得て、それが巻き貝を手渡す、それを受け取るというこれまでなし得なかった行為に集約されているように思われました。

      ・・・

      ps

      ユミル・イェーガーさんの視点/着眼とご指摘に即して、別稿での「三つ組」を捉え直してみると、

      エレン・アルミン・ミカサの幼馴染みの三つ組。

      エレンとアルミンの自己再認識は、最終話の描写で提示されたとなります。また、ミカサのそれは、前話で提示されていたとなります。また理解は単純に同意ではなくて、3人はお互いに相手を深く理解した上で、同時に行動として袂(たもと)を分かっているとなります。

      ユミル・エレン・ミカサの三つ組。

      ユミルは138話でのミカサの行動を通じて、自己の再認識に至ったとなるのでしょう。相互理解の方は、ユミルがあまりに謎すぎて、エレン・ミカサがユミルを理解しているのか超ビミョーですが(笑 、ユミルはエレンにフリッツ王を仮託して同調し、ミカサは元からエレンに病的に同調していたが、ミカサ・エレンの相互理解によってその同調が断たれ、並行してユミルのフリッツ王への同調が解除され、少なくともユミルの側では、エレン・ミカサのことを深く理解した〜それを通じて自身を理解した〜と言えそうです。

      ・・・

      進撃が終わるのは6月9日のようなので、

      終わってからの作業、引き続きお付き合い頂けるとありがたいですm(__)m

      ーーーーーーーーーーーーーー

  9. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    最終話で謎が深まり、毎月今頃、次号の予想をまとめようとする、そんな作業が完結しても続いています。

    最終話、冒頭でのエレンとアルミンのツアーでの対話は、諫山先生による意識的な誇張か、そこから違和感/不自然さが生じていて(私見)、アース団長の言葉を借りるなら、また、本格派ミステリーにみられるパターンでもありますが、

    作者が読者に挑戦している、と捉えています(*^ω^*)

    ・・・

    諫山先生が幾度も推してきたドラマGOTのラスト、(ネタバレなしで) あれは、作者(原作が未完なので制作者)が、視聴者に問うている、作品外の主役はあなたなのですよ、と。メタな問いかけ。でも、あからさまに問いかけてはいないので、問うというメッセージ性が弱い。

    進撃の最終話はどうか?といえば、

    個人的な感想として違和感ありまくりで(笑、

    違和感というのは(認知心理学的に)「認知ギャップ」を意味していて、認知ギャップが生じる場合のヒトの反応パターンは大きく3つで、1) 嫌うように遠ざける、2) 見えないもののように取り扱う、3) 原因がどこにあるのか考える、です。

    ミカサの頭痛は、2)であり、そこからくるジレンマと生理的反応でしょう。

    1)というのは、例えば、やっぱりダメだなぁこの作品というようなシンプルな解決による納得(笑

    1)でも2)でもいいんですが、調査兵団の一団員としては、3)の線で考えていきたい(*^ω^*)

    ・・・

    物語が終わってから作業が始まる、これが必須のジャンルが小説には一つあって、それがミステリー(推理小説)ですが、ミステリーの場合、作者が用意した「ミスディレクション」(x箇所、容疑者を外して行く際の誤誘導)の要所が幾つかあって、

    ーーー x ーーーx ーーーxーーー謎解き/解決

    x印箇所で、読者が事件の解釈と容疑者除外の選択を誤る・・誤るように作者が仕組む。謎解きでは、各x印を読者が後から振り返り〜読み返しが必須で半ば強制的に考えさせられる〜そこで“してやられた”となれば作品として成功。

    進撃の場合はどうだろう?

    進撃は本格ミステリー(=プロット至上主義)を意図した作品ではないので無理に当てはめる必要はありませんが・・

    ーーー△ーーー△ーーー△ーーー終結

    △印は、登場人物達の営為の中で大きな山場となる悔いなき選択。

    一方で、終結(最終話)で提示されているのは、エレンが誘導していたという「真相」ということになりますが、

    (悔いなき)選択は「自由意志」、(エレンによる)誘導は「予定調和」なので、正反対のものが随所に衝突してくるわけです。

    名場面より、

    《問》 132話「自由の翼」。巨人の行進を食い止めなければ、ストッパーズは全員壊滅。エレンの介入が当然あるところですが、この局面で心臓を捧げたハンジは、エレンに操られていたのだろうか?

    《答》 YESですよね。エレンのミッション完遂に欠かせないミカサもアルミンも大ピンチなのだから。でもYESなのかなぁ? (ハンジの選択、選択を通じてのハンジとリヴァイの阿吽の呼吸、深い連帯の絆はどうなるのだろう?)

    《問》 50話「叫び」。エレンの覚醒とミカサのマフラーの名場面。ダイナ巨人を前に、エレンとミカサが大ピンチ。ダイナ巨人がベルトルトを捕食していたら、あり得ない大ピンチ。エレンの介入が当然あるところですが、二人を助けるために、エレンはエレンを覚醒させた(始祖の力を貸した)のでしょうか?

    《答》 YESですよね。エレンのミッションは風前の灯なのだから。でもYESなのかなぁ? (ミカサとエレンの絆の深まり、ミカサに守られるエレンから、身を呈してミカサを守るエレンの意志と覚悟が、一時的にせよ不戦の契りを解除した〜後に座標で不戦の契りを解除する伏線にもなっている〜と考えたかったんだけどなぁ)

    続きます。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      続きの前に妄想を全開(*^ω^*)

      いつもは毎月の今どき、妄想を全開なのになぁ・・ロスを少々感じ始めています(´∀`; )

      ・・・

      QA形式で。

      《問》 ミカサのタトゥー「三つ組筋違い」はなんだったのだろう?

      《答》 ズバリ、クォークですね、クォークの三つ組・・三つ組の構成要素がそれぞれユミル・エレン・ミカサ。同時に、ユミルはエレンであり、エレンはミカサであり、ミカサはユミル。← SU(3)対称性

      《小問》 ユミルはエレンであり、エレンはミカサであり、ミカサはユミルである、と果たして言えるのでしょうか?

      《小答》 読み返していて、それぞれに似ているなぁと妄想しました。

      【エレンとユミル】 進撃はユミルの自由意志(潜在意識)に由来するので、エレンはユミルに似ている。不条理(喩えると、舌を抜かれた者が他者の舌を抜く)を確信犯的に行っていたという点で、ユミルはエレンに似ている。後ろ抱きの後、エレンがユミルの不条理を地鳴らしという形で引き受けたとも言えそうですが。

      【ユミルとミカサ】 最終話で明らかになったのは、喩えるなら二人とも「愛の奴隷」であったということ。ユミルがミカサに自身を重ね合わせたとまず言えるでしょう。従って、ユミルはミカサであると。

      《小問》 ミカサはユミルであると言えるでしょうか?

      《小答》 ミカサはユミルが成し得なかったことを成したので、必ずしもそう言えないところですが、次のように考えると、そうも言えて来るとなります。それは、「アッカーマン」は元を辿ればユミルに由来する、と。喩えると、宿主の刷り込みを受ける。エレンへの思慕とフリッツ王へのそれとがパラレルです。しかしうアッカーマンの不完全さ(始祖の言いなりにならない)が二人の決定的な違いであるとも言えるでしょう。

      《小問》 ユミルはなぜ、ミカサを選んだのでしょう?

      《小答》 愛の形が似通っているというのが一つの答えですが、それだけでは動機的に弱い、と思っていて(私見)、補う要素があるか?と言えば、それはミカサがアッカーマンだから、となるでしょう。

      【エレンとミカサ】 まず、エレンはミカサであると言えるでしょうか? エレンはミカサにルートを用意した、というのが、最終話で明らかになったことでした。つまり、エレンはミカサに自身を重ね合わせていたので、エレンはミカサである、となるでしょう。(← 座標での融合で、エレン=ユミルと化していたので、ユミルはミカサであるという事情と重なり合う)

      《小問》 ミカサはエレンであると言えるでしょうか?

      《小答》 討つ者と討たれる者の正反対の関係があるので、そうは言い難いところですが、次のように考えれば、そう言えて来るとなります。つまり、アッカーマンは直接的には進撃に由来し、遡れば始祖に由来する、と。

      ・・・

      【妄想のまとめ】

      • ミカサがアッカーマンであるという要素を取り分け重視すると、ユミル・エレン・ミカサが、相互に入れ替わり、互いに同一視できます。

      • 三つ組で相互に入れ可能というものとなれば・・それによく似たものが「クォークモデル」ということになります。

      《問》 こじつけではないのか?

      《答》 こじつけです(笑 こじつけですが、ご利益(りやく)もあるように思えています。

      《問》 こじつけてみたところでのご利益はなんだろう?

      《答》 巨人の「力」に関連して、9つの巨人〜そのうち特別な一つの巨人=始祖とその他の巨人8体〜が出てきます。また、巨人の「身体」に関連して、9つの巨人〜特別な巨人3体=マリア・ローゼ・シーナとその他の巨人6体〜が出てきます。

      URL省略。
      (出所:Wiki、クォークモデル)

      ・ 三つ組のクォークから、9つの組み合わせのが状態が生まれ、その9つは対称性により、3つの組みと6つの組みに分かれます。← ハドロン、従って、《物質》を説明します

      ・ 対になるクォーク(粒子と反粒子)から、同じく9つの状態の組み合わせが生まれ、その9つは対称性によって、8つの組みと1つの組みに分かれます。← メソン、従って、《力》を説明します

      【蛇足の妄想】

      《問》 対になるクォークに相当するペアはなんでしょう?

      《答》 対と言えば、物語の始まり、それは少女ユミルとハルキゲニアの対となり、その接触・融合が力の源であったということになります。

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • >いつもは毎月の今どき、妄想を全開なのになぁ・・ロスを少々
        むちゃ同感です。こちらもそんな感じです(・_・;)

        >ズバリ、クォークですね、
        ミカサの右手首の入れ墨からもそれくらいの回収が欲しかったですね(泣)
        ここはちょっと消化不良…ぜひファンブックで回収をお願いしたいです!(*^^*)

        管理人アース

        • 井筒孝庵 より:

          こんにちは。

          アース団長、返信を頂きありがとうございます、嬉しい(*^ω^*) ← 多少、進撃ロス気味

          「対称性」とか、へ理屈、こじつけめいたことを書き連ねましたが、

          進撃にハマっていった初期の理由として、

          ユミル文字(ニシン! 文字がひっくり返っている)、西から昇る太陽がありました・・

          理科室人体模型の超大型とか変態っぽい無知性巨人とか食人とかグロいだけではない、それらと同居している奇妙な秩序・・なんなんだ、この作品は!?というグリップ/引きの強さ(笑

          ユミル文字も進撃世界(西からの太陽)も、座標(系)の回転と反転の組み合わせでした。

          URL省略。
          (出所:Wiki、CPT対称性)

          ・ CPT対称性 は、物理法則のチャージ、パリティ、および時間を同時に反転させる変換に対する基本的な対称性である

          Wikiにはいろいろ説明がありますが、キモは進撃の世界は物理法則の普遍性の元で現実にあり得る、わけです、ただし巨人の力の一点を抜きにすれば(笑

          作画と設定のコントラスト(対照)にハマり、初期の当時には、対称性をテーマに据えているガードナーの古典的名著「自然界における左と右」を読み返したものです。

          URL省略。
          (マーティン・ガードナー、「自然界における左と右」、紀伊国屋、1971)

          その後の対称性、ということでは、前述のクォークモデルや自発的対称性の破れ、超対称性などがそれぞれに物理学史の画期をなしていて、そうした歴史に即して、

          当初のユミル文字は回収しなければならない、というのが前稿の趣旨かなぁと(*^ω^*)

          諫山先生がそうした近年の物理学の動向をどこまで押さえているかは分かりません。ぐだぐだと混み入る話でもあるので多分押さえられていないと思いますが、それでも全くいいんです。

          時代状況が諫山先生を欲した/必要とした、と考えれば(*^ω^*)

          本編で言えば・・ミカサですね、諫山先生は(*^ω^*)

          ・・・

          作品が作者の手を離れて自律運動するということは、起こり得ます。

          SF史の金字塔とも言えるクラークの「2001年宇宙の旅」ですが、その中に登場する「魁(さきがけ)族」は、それは銀河世界にモノリスを送り込んだ張本人ですが、そこでの設定は、時空に自らを情報として埋め込み、身体的・物質的制約を免れる、従って不死を得ている神の如き存在ですが、

          当時にあっては荒唐無稽感を否めずとも、物理学(リアリティ)がファンタジーを後追いして「ホログラフィック原理」によって辻褄が合ってしまう・・

          最終話が物議を醸すのは、よき徴(しるし)とも言えそうです(*^ω^*)

          ーーーーーーーーーーーーーー

          • >ユミル文字も進撃世界(西からの太陽)も、座標(系)の回転と反転の組み合わせ
            ありましたね。夢中で考察したことを覚えています。
            結果としては諫山先生へ一問一答で「鏡合わせの世界だから」で回収される形となり本編では回収されませんでした。
            でもミカサの頭痛からループ・パラレル描写が登場した時点で全てが繋がったような気がしましたよ!

            仰る通り、時代と諫山先生両方が必要とした物語だったのかもですね(*^^*)

            管理人アース

    • 井筒孝庵 より:

      続きの前の妄想追加・・続きがなんだかどうでもよくなってきた(´∀`; )

      《問》 「フリーダの絵本」での大地の悪魔と少女のやり取り、あれは何だったのだろう?

      《答》 以下、妄想です。童話/寓話に見られる「本当は怖いx x」に振ります。

      ・ フードを被った悪魔って、エレンですよね。それがやり取りをしている相手は自ずとクリスタ/ヒストリアということになるでしょう。

      ・ フリーダはクリスタに、絵本のこの子/娘は、「いい子」って言っていたけれど、エレンとヒストリアの対話では、ヒストリアは真逆の「悪い子」でした。構図が反転しますね、いい子と悪い子。いい子と悪い子のダブルミーニング。

      ・ そして、最終話のエピローグでのワンカット。ヒストリアの娘の3歳の誕生祝いですが、娘が身に纏うのはフード付きの服・・これは暗にエレンです(´∀`; ) さもなくば・・エレンと同化していたユミルですね、女子でもあるので。

      ・ つまり、ユミルは転生してしまっている。ラストに巨人の力を消滅させる直前に、ユミルが転生し、エレンが鳥になったとすると、辻褄が合うか?

      ・ 鬼滅はエピローグで転生でしたが、オリジナルの転生では、業(ごう)があると転生します。オリジナルでは転生というのは、囚われの身であってループから脱出できない状態です。時代が相当に降って20世紀になって、生まれ変わる的なソフトな転生が登場するようになった。オリジナル的な業による閉じ込めでは、転生するに相応しいのはむしろ鬼舞辻無惨の方です(´∀`; )

      ・ であると、シチュエーション的にはかなり危ないです(´∀`; ) ヒストリアの娘は、エレンとヒストリアがなした子で、そこにユミルが転生してきているということなので。

      《まとめ》

      • 物議を醸すということであれば、アルミンの虐殺許容発言じゃ全く無くて、こっちじゃないかな。

      ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      こんにちは。

      続きます。なんの続きだったか忘れかけています。

      進撃ロス加減でしたが、進撃のラストは実は単行本でラスト、と思うようにして、リカバリーしてきています。

      ・・・

      なんの続きかと言えば、

      1) 自由意志(キャラの悔いなき選択)と予定調和(エレンの誘導)とは反りが合わず、エレンが仕組みましたというオチ解釈に全て委ねてしまうと、本編が面白くなくなりますね。(私見)

      2) 探偵小説では、読者を本線(=真犯人は誰か?)から外す方向に誤誘導(ミスディレクション)を重ねます。誤誘導の狙いは、犯意を悟らせない/解釈を絞らせないところにあり、言い換えるとそこに「分岐ルート」を設けます。(そこで読者は犯人を容疑者から外し替わって他者への嫌疑を深める。)

      最後の「謎解き」では、その分岐での読者判断(選択)が誤りだったことが明らかになります。

      進撃の場合はどうか?と言えば、

      重要な局面は分岐ルートに相当します。リヴァイがアルミンに巨人化注射を行う、ハンジが身を呈して大型巨人群の足止めを行う、など。それらは作中人物の選択、作中「事実」であって、読者に選択の余地はありません。

      このため、エレンが仕組んでいたという謎解き(?)は、そこに一瞬の驚きはあっても、え〜っ(驚く)とな〜〜んだ(驚かない)が並存してしまい効果に乏しい。欺かれるから「意外性」が生じる、欺かれていなければ、最初から謎にはなっていないということです。また、記憶ツアーでエレンによる過去干渉(のようなもの)が示唆されていて、エレンが操ったということは、最後の最後まで伏せられるべき大きな秘密には該当していなかった、とも言えるでしょう。

      《まとめ》

      • 自由意志と予定調和は相反するので、予定調和による解決(謎解き)は、自由意志に基づくドラマ(悔いなき選択)の長所を減殺してしまう。

      • 悔いなき選択は作中事実で、そこに読者判断(読者による選択)が入り込む余地はないので、エレンによる誘導という謎解きは、意外性を伴わない。

      ・・・

      前稿の続きで名場面から、

      《問》 138話「長い夢」で、ミカサはエレンへの想いをある部分で断ち切り、現実を正視して行動に移りました。ミカサはエレンに操られていたのだろうか?

      《答》 この瞬間のためにエレンは苦渋の選択を重ねてきたと言えるので、この瞬間を外すわけにはいけない、となれば介入/干渉です。つまり、yesとなり、その手段は例えば、拒絶反応の頭痛に見舞われていたミカサから頭痛を取り去りリヴァイの出番をなくす、です・・本当かな? (笑 138話の愁眉とも言えるこのシーンは、ミカサの自立と成長、漸くの上に辿り着いた悔いなき選択と言えるでしょう。それが、エレンの介入/干渉となると、どういうことになるのか? 特に、ミカサに強く自立を促したかに見えるあの112話「無知」でのエレンの毒舌はなんだったのだろう?

      《まとめ》

      • エレンは過去干渉/介入しているにせよ、全てに介入できていません。

      (介入しなければならないクリティカルなポイント、でも介入したらおかしなことになるところを複数取り上げて反例としました)

      • 本編で積み上げられてきた悔いなき選択には、エレンの介入/干渉の結果だと言い切れないところがあります。

      (またそう言い切ってしまうと本編の価値を損じます)

      《問》 自由意志と予定調和との関係をどう捉えればよいのだろう?

      《答》 予定調和は運命で予め決まっている、だからそれをエレンは直接・間接に参照して行動してきたわけですが、その運命には自由意志〜計画性だけでなく不確実性の要素を同時に孕んでいます〜が予め組み込まれていた・・自由意志を引っ括めての予定調和であったということになるのでしょう。

      (運命ですら不確実性を免れない・・始祖ユミルが従属の己の内に全く相反する自由への渇望を秘めていたことに似ています)

      ーーーーーーーーーーーーーー

  10. ミツカン・キッコーマン より:

    すでに考察されていたらすいませんが、過去干渉の独白を見て「エレンが爺さん巨人に食べられた後、茫然自失のアルミンが無事だった時」も同じく過去干渉だったのかなと思いました。つまりベルトルトやアルミンなど大局にて果たすべき役割を持つ重要人物に危険が及ぶ際に限定して過去干渉を発動させていたのではないのかなと。ミカサも巨人に掴まれたのに危険な状態ではあったけど食べられなかったりしますし。逆に役割を果たした人に対しては、もしくは死ぬ役割を担った人に対しては生かす干渉をしない。という風に考えるとエレンが冷徹過ぎて怖いですが笑

    • >過去干渉だったのかな
      読み直すとそのように見える箇所が出てきますよね。
      エレンを捕食した巨人がアルミンを捕食しなかったのも、操っていたからかもですね。
      ミケも助けてほしかったです(;´Д`)

      管理人アース

  11. 恥垢種 より:

    団長殿、お疲れ様です。
    最終話コンプリートなのに、まだまだ謎は深まるばかりですね。
    色々、考えたのですが、結論は「進撃」を持つエレンは「未来」を覗けるがゆえに、覗いた未来に囚われざるを得ないのではないか、と推察しています。
    グリシャ記憶旅行も、グリシャにレイス家を殲滅させる為に必然だったように発言していますし、カルラをダイナを食わしたのも、アルミンが超大型を継承している未来を知っているがゆえに必然的に食わしたのでしょう。
    時の無い世界は、そうでない世界に住む我々には尊像しにくいですが、恐らく、絵巻物のように歴史を覗けるのでしょう。ただ、未来を覗けるのは「進撃」の能力だけのような気がするので、エレンは特別のような気がします。(理由は「始祖」持ちのウーリが壁の世界は滅ぶと言っていた点です。ので、「始祖」持ちは座標には行けるが「未来」まではわからない、のではないかと推察)
    そして、歴史の修正(未来との辻褄合わせ)は最後のジークとの接触以降にやってるのでしょう。(それまでは、自らは「座標」に行けなかったですからね。)また、ミケ達を救えたのでは?という意見もありますが、エレンは未来を覗き、それに合うように辻褄合わせしているだけ(エレンには修正必要箇所がわかるのではないかと推定)と思うので、無理だろうと思います。逆にやると、覗いた未来と違うを未来になる可能性が高いと思います。ミカサに見せた「逃避行の未来」はエレンが修正する前の未来だったのではないかと妄想しています。それを記憶・確認したあとに修正をかけたのでしょう。ので、エレンには、その記憶があり見せることができたのではないかと妄想しています。よって、あれはループではなく、エレン修正前の未来とみています。
    結論としては、ただの「始祖」持ちなら、未来を気にせず、歴史の修正ができるが、「進撃」を持ち未来を知るエレンはその未来に向かい修正せざるを得ない(その未来に向かおうとしているので)と推定。

    • >ループではなく、エレン修正前の未来
      良いですね!
      こちらが本音のエレンな気がして良いですよ(*^^*)
      未来が見られる能力は無敵な気がしますが、本人はかなり苦しまなければいけない能力だと感じましたよ(;´Д`)

      管理人アース

  12. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    自分なりに整理を試みているんですが、釈然としないというか、微妙に呑み込めないところもあるかに思えて、進撃の物語から解放されるには程遠いです。

    お題に即して参ります。

    《問》 ミカサはどうやってシガンシナ区に戻ったのか?

    《答》 後回しかなぁ。

    《問》 イェレナはどうなったのか?

    《答》 これも後回しかなぁ。

    《問》 ハルキゲニアはどうなったのか?

    《答》 別トピックで取り上げた疑問でもありますが、始祖ユミルとハルキゲニア(原初生命体)の関係が引っかかっている箇所になっています。

    《問》 ミカサの選択から、なぜ巨人の力が消えたのか?

    《答》 ミカサの選択と行動が、ユミルの未練を断ち切る契機となったというアース団長の考察に全くの同意です。

    問い《》から派生しての問い【】としては、

    【問】 いったいどのように、ユミルは巨人の力を消滅させたのだろう?

    【答】(暫定) 遺伝子操作は設定で可能なので、巨人遺伝子を不活性化する、という手段が考えられますが、一方で座標世界はどうなったのだろう?と思っています。あの座標世界がユミルの例えば《精神世界》ということであれば、ユミルの気持ち次第ということで消滅し得ますが、巨人の力はそれでは説明できないので、巨人の力はハルキゲニアに由来すると考えたくなります。特殊な現象はハルキゲニアによる。であるとすると、ハルキゲニアとユミルの関係が気になるわけです。融合しているが、ハルキゲニアは無意識の領域(原初的欲求)を司り、ユミルは意識(自意識という上位階梯)を司る、そういう捉え方もできるのかなと思っていますが、保留しています。

    《問》 ミカサの選択から、なぜハルキゲニアが消滅したのか?

    《答》 そこなんです(笑

    > これまでのイメージとしては、ハルキゲニアが結合したから始祖ユミルは巨人の力を得た、と考えてきました。

    そこなんです(笑 執念や怨念のパワーは分からなくはないんですが、その場合だと、山村貞子やキャリー、ホラー/ダークファンタジーの設定にさや寄せしていくようで、ユミルがフリッツ王を愛していたというある意味衝撃力な話に輪をかけて個人的に受け入れにくくて(´∀`; )

    > ここから始祖ユミルの生への執着というのは単純に死にたくないという気持ちだけでなく「愛」を欲していたからではないか、とイメージします。

    それと、ユミルがフリッツ王を刺客から身を挺して守った後、自ら生きることを諦めた描写があったので、なんか139話でのエレンの説明に違和感があって、未だに、ユミルの未練は諦めてしまったところにあったように思えてなりません。その対比として、諦めずに足掻くストッパーズという構図があるという方が、自分としては流れ的に納得できるのですが。

    最終話でのエレンの説明に納得がいかないところが幾つかあるんですよね・・続きます。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      お題に即しての続きになります。

      《問》 「お前は自由だ」の回収の意味/意味は?

      《答》 この箇所、興味深いですよね(*^ω^*) これから自由になるという自由、そもそも自由であるという自由、それらが重ね合わされていて、同一のカットが一つには最終回のエレンとグリシャ、もう一つが前話でのエレンとミカサのシーンで用いられたということになりそう。

      > 「これからのお前は自由だよ」という未来に向けての言葉で回収だとイメージしていたので、まさかの過去の言葉だったとは…

      まさかのまさかでした。誰もが未来に向けての言葉だと思っていたんじゃないでしょうか(*^ω^*)

      自由に始まり自由に終わる・・エレン自身は、さながら自由の奴隷で全然自由ではないですが、(エレン自身は不自由・未達成、エレンは触媒として自由を他者にもたらす役回り、かな)

      エレンが抱えるジレンマ(木乃伊取りが木乃伊になる)、最終話でエレンが断片的に語った世界構造(過去・現在・未来の同居)は、この「お前は自由だ」にも反映されていて、構成美を感じています(*^ω^*)

      > 30巻121話でエレンは「父親がそうしたわけではない」「生まれた時からこうだった」と言っていますが、やはりグリシャの言葉の影響から自由を求める性質を身に着けていた、という意味になりそうです。

      エレンの強烈さに比べると見劣りするかもしれませんが、グリシャも進撃ですから、影響力は行使し得る、と思われます。

      ただしです、団員の方が指摘されていましたが、記憶ツアーでエレンを止めろとジークに伝えていたグリシャが、そのメンタルでいかにして進撃をエレンに継承させられたのか? 疑問/空白がそこに生じます。また、カルラがダイナに捕食された原因もまた、単純にエレンに帰せられるわけでなく、紆余曲折を経てエレンに進撃を継承させたグリシャもまた原因をなすとなってくるでしょう。

      > かなり怖い話ですが、ここまで来るとグリシャがちょっと可哀想だな、とも思っちゃいます…(;´Д`)

      そうなんですよね。

      自立した意思があって都度自由に選択・行動しているとなると、エレンにせよグリシャにせよ、クルーガーにせよ無理があると思っていて、彼らの悲劇性は逃れなれない運命から来る、宿命を背負ってしまっているとでも考えないと釈然としてこないんです(私見)

      ・・・

      蛇足で二つ。

      【契機としての自由と実質としての自由】

      まず自由であることと自由になるということについて。

      自由は諸国の憲法で普遍価値の一つとして規定されていますが、その自由が実質を備えているかは当該国家/社会/共同体の置かれた状況/環境にかかっています。天与の自由は概念的にあるにはあるけれど、それが形式的に保証されていることと実質的に担保されていることとは全く別。

      実質的には、為(な)さなければ在(あ)ることにはならないですね。エレンもミカサも、自由だと言われることは彼らの自由の出発点ですが、終点での自由は彼らの選択・行動に掛かっていたと思われます。

      もう一つ。

      【お前は自由だ・・誰が言っているのか?】

      138話ではエレンが、最終話ではグリシャが言っていますが、両者の共通点は進撃だということです。

      《問》 それでは進撃が言っているのか?

      《答》 いかにも進撃らしいのでYESなのですが、進撃も元を辿れば始祖の一部です。始祖ユミルが「私は自由だ(自由でありたい)」と発していると捉えられるようにも思えます。しかし、始祖ユミル自身の行動は制約されていて(自縄自縛ですね)、行動を変えるには契機が必要で(それがミカサだった)、最後の行動/悔いなき選択の結果として、ユミルがそしてユミルの民が互いに言えるようになった・・お前は自由だ、と。

      残りのお題に続きます。

      ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      お題の続きになります。

      《問》 エレンはどうやってダイナ巨人を動かしたのか?

      《答》 そこなんです!(笑 解釈に苦しむところがあって、解釈を試みてもストンと腑に落ちなくて、保留中です。

      > 139話でエレンは「あの時ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかったから見逃して…」とダイナ巨人を操りカルラに向かわせた、という描写がありました。
      これ、かなり謎ですよね!

      > 139話の中で、最も大きな謎であり大きな問題を含んだ描写だと考えられます。

      全くです、ラストのラストで大きな謎(´∀`; )

      個人的な心情として、理由はどうあれ、能動的に母親を手にかけるというのは、受け入れ難いですね。

      ダイナがベルトルトを捕食して知性巨人になると、

      1) ライナーらの作戦はそこで中止、2)ダイナは当然、人の姿に戻る、3)ダイナとカルラ、グリシャが対面、鉢合わせして・・修羅場になるε-(´∀`; )

      【α世界線〜巨人の力が続く・エルディア帝国復活編】

      4)予期せぬ家庭内不和勃発でエレンがぐれる、5)家出して王都地下に棲みつき、リヴァイ・エルヴィン団長と巡り合う、6) 結局、エレンは調査兵団に入る、(← エレン入団は避けられない運命)

      7)グリシャは寿命を迎えるので、いずれにせよエレンが進撃を継承する、8)シガンシナ区は破壊されずに済むので、グリシャがレイス家を襲って始祖を奪取することはない、9) 5年を経て、ダイナvsフリーダの王位継承戦が勃発、フリーダが捕食される、(← 王政編は避けられない運命)

      10) ダイナは洗脳されていない王家の知性巨人であり、始祖を奪取すると不戦の契りは無視で始祖パワーを全開できる、11) エルディア帝国が復活する、12) マーレの知性巨人を操ってマーレ側でもクーデター勃発、(← 天と地の戦いのようなものも避けがたい運命) ・・・

      【β世界線〜巨人の力が続く・エルディア帝国世界制覇編】

      4*) 上記の3)の修羅場から。怒ったダイナがグリシャを捕食する、5*) ダイナはエルディア復権派の頭目(のようなもの)であり、その勢いでレイス家を襲ってフリーダの始祖を奪取、6*) ダイナ=王家血統付き知性巨人+始祖保有なので、座標に行って始祖ユミルに会える/指示できる、7*) 始祖ユミルに指示して地鳴らしを発動 (← 人類の8割減は避けたい運命)

      【γ世界線〜巨人の力が消滅】

      6**) 上記の6*)から。ダイナが座標で始祖ユミル会って地鳴らしを発動するよう指示する、7**) ところが、グリシャを捕食したダイナに始祖ユミルが勝手に親近感を寄せて/自己同一視して、なんと巨人の力を解除/消滅させてしまう、(← 最終的に王家の指示に従わないのは避けがたい運命) 8**)マーレは中東連合に敗退、エルディアはヒィズル国の庇護下/信託統治に。

      ・・・

      《まとめ》

      ダイナがベルトルトを捕食して知性巨人になってしまうと、

      • 世界制覇にせよ巨人のない世界にせよ、展開が異様に早まります。

      • 知性巨人ホルダーの女帝ダイナの独壇場。他の登場キャラが全く霞みます。

      続きますε-(´∀`; )

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        お題の続きです。

        > まず、あの時のダイナ巨人をエレンが動かせたのはなぜなのか?という謎から考察していきます。

        > ダイナ巨人を操った力は、始祖の巨人でしょう。

        > そして今回139話で「始祖の力がもたらす影響には過去も未来も無い…同時に存在する」とエレンは語っています。

        座標世界では実時間が流れていなかったし、進撃の世界は、エレン一代(エレンとミカサの関係)とユミル一代(エレン/ミカサとユミルの関係)がループのように閉じているようだったので(私見)、エレンのこの発言は腑に落ちるのですが、

        同時に発言を敷衍すると「過去干渉でルートを変えられる」と読み取れるので、(そう読み取っても全くおかしくないですよね)

        > これ、かなり問題ですよね!つまり、始祖の巨人の力で過去干渉できる、という事になります。

        > だったら何でも出来ちゃうジャン、となりますよね。

        > 始祖の巨人は、ユミルの民に関しては何でもできます。

        > それを過去でも発動できるのであれば、壁ドンするライナーを止める事もできたり獣の巨人ジークも操ることができたでしょう。ミケさんの、あんな残酷な最期も回避できたはず、となります。

        > 誰もがそう考えるはずです。

        そうなんです! (笑

        別トピックでアハラノフの弱値を援用して理屈について考えてはみましたが、違和感があるからそう試みようとするのであって、最初から納得しているというわけではありません(笑

        過去干渉の問題は、タイムトラベルだとタイムマシンが発明されていない過去には遡れないという設定で、跳べる過去を制限したりしますが、

        巨人の力は2000年を一気通貫なので、であれば大本の2000年前に一気に遡ってもいいわけです。 それをしないには相応の理由が要ります。

        > そう考えながらもただ一点揺るがないのは「ミカサの選択で始祖ユミルを解放するルート」を選んでいたということです。

        > となると、この展開しかなかったのかなともなります。

        そうですね、確定しているルートであれば、不可避、避けがたい運命であるということで、納得がいかないことに対して、なぜやり直さないんだ?という疑問が生じにくいんです。

        始祖ユミルがフリッツ王に執着していたとは全く思ってもみなかったので、完全に斜め上、はるか上空をいかれました(笑 ← 思考停止した箇所

        ミカサの究極的な行動を通じて、ユミルが自身の拘泥する状態を客観的に見られようになり(←成長するということです) 未練を断ち切る・・これは分かる気がするのですが、

        自身が見えずに暴走しているユミルが、自縛を解くにはミカサが要るという具合に理性的に考えられるかどうかとなると、懐疑的に思うところがあります。

        一方で、ユミルとエレンは同化していて、上位レベルの意識で動いていた/見通せていたのが、部分としてのエレンの側で、

        始祖ユミルが運命(確定ルート)を規定しながらも、それを土壇場でひっくり返せる可能性をエレンが用意していたということになるのかなぁ。

        ・・・

        > ほぼ反則な「過去干渉」カミングアウトですが…

        反則です(笑

        > それでもここで持ってきて「最初から読み返してみて。このルートしか無いから」と言われているような気がしますよ。

        でしょうね、このルートしかない。

        > 諫山先生からの、最後の挑戦な気がしますよ。

        最終話は、一見するとこれまでの物語、重要なシーンを台無しにしかねない要素を孕みますが、振り返るとマーレ編以降、終盤を迎えるまで、エレンが何を考えているのか、モノローグもなく徹底的に内面描写が抑え込まれていて、エレンが重圧を背負っていることは推測できても、その重圧感を読者が感じ取ることは難しかったですよね。

        最終話の謎かけを契機に読み返すことは、改めて主人公の抱えていた物語を記憶ツアー的に追体験することなのかもしれませんね。

        取り敢えず一区切り。

        長文の連投、失礼しましたm(__)m

        ーーーーーーーーーーーーーー

        • >最終話の謎かけを契機に読み返すことは、改めて主人公の抱えていた物語を記憶ツアー的に追体験することなのかも
          ホントここですよね!
          これが過去干渉示唆の全てなのでは、と思っています。
          エレンが抱えていた物語…
          34巻発売後、ゆっくりと1巻から読み返す時間を作りたいなと考えていますよ!
          贅沢な時間(*^^*)

          管理人アース

        • ユミル・イェーガー より:

          井筒さん
          こんにちは。

          1点だけ・・・

          エレンはダイナ巨人を操ってベルトルトを見逃した。
          コレはその通り。
          エレンはダイナ巨人を操ってカルラを捕食させた。
          コレは違うと思います。
          理由は簡単。
          ❶エレンの見た未来には、ベルトルトを喰ったアルミンが存在していた。
          ❷エレンの見た未来には、ダイナ巨人に自分の母親を喰われた自分がいた。
          エレンはその未来(❶❷を満たす未来)を目指す必要があった。
          ベルトルトはダイナ巨人に喰われてしまうと思ったが、未来はそうなっていないので「仕方なく、操る」ことにした。
          カルラはダイナ巨人に喰われしまうと思ったが、未来はそうなっているので「仕方なく、そのまま見過ごす」ことにした。
          グリシャの礼拝堂も同様。
          未来はそうなっていたので「仕方なく、耳打ち」してそそのかした。

          • ユミル・イェーガー より:

            追記です。

            エレンは、過去干渉「のような」ことをしているように見えるが、決して過去を「変更」していない。
            進撃の巨人1話から139話までに描かれたことが全てであり、起こってしまった事実であり、今(現在)ある事実である。
            カルラは喰われ、グリシャは始祖を喰らい、アルミンは超大型を継承し、エルヴィンもサシャもハンジさんも亡くなり、
            ミカサが首を獲る。
            未来が「決まっている」のではなく、
            本誌原作原文通り、『過去も未来も無い…同時に存在する』

            • ユミル・イェーガー より:

              エレンを含め、登場人物に「起きてしまった事」と「自ら起こした事」以外の過去や未来や現在は存在しない。

          • 井筒孝庵 より:

            ユミル・イェーガーさん

            こんにちは。

            な・る・ほ・どー(↓)。

            > エレンはダイナ巨人を操ってベルトルトを見逃した。
            >コレはその通り。

            > エレンはダイナ巨人を操ってカルラを捕食させた。
            > コレは違うと思います。

            > 理由は簡単。
            > ❶エレンの見た未来には、ベルトルトを喰ったアルミンが存在していた。
            > ❷エレンの見た未来には、ダイナ巨人に自分の母親を喰われた自分がいた。

            > エレンはその未来(❶❷を満たす未来)を目指す必要があった。

            > ベルトルトはダイナ巨人に喰われてしまうと思ったが、未来はそうなっていないので「仕方なく、操る」ことにした。
            > カルラはダイナ巨人に喰われしまうと思ったが、未来はそうなっているので「仕方なく、そのまま見過ごす」ことにした。

            > グリシャの礼拝堂も同様。
            > 未来はそうなっていたので「仕方なく、耳打ち」してそそのかした。

            な・る・ほ・どー(≧∀≦)b

            おかげさまでクリアになりましたm(__)m

            これは、エレンは、さながら《運命の奴隷》ですね。

            自由意志が介在している、自由に選択できているのではなく、選択の余地に乏しい、選択肢があっても限られてしまっている。

            自分がなぜもやもやっとしていたのか、考えてしまいました(*^ω^*)

            《自問》自分はなぜもやもやっとしていたのだろう?

            《自答》 運命が確定的なので、かなり静的(スタティック)に捉えていました。放っておいてもそうなる、という感じで。運命もまた行動を通じて生成される、動的(ダイナミック)なものであったよう。(それと、設定の背景をなす設定のようなものに拘ってしまっていたかも。)

            併せて恥垢種さんのご指摘のこちら(↓)。

            > 色々、考えたのですが、結論は「進撃」を持つエレンは「未来」を覗けるがゆえに、覗いた未来に囚われざるを得ないのではないか、と推察しています。

            最終話の謎かけ(いささか突出したかに見えるエレンの発言)の真相、「答え」が見出せたかに思っています。

            ピンポイントの核心的・決定的な、この一点のお話、

            どうもありがとうございました(*^ω^*)

            ーーーーーーーーーーーーーー

            • 井筒孝庵 より:

              自己レスしたら、返信が機能せず匿名表示になって元投稿が消えるという現象が起きたので、退避しておきます。

              ーー(退避始め)ーー

              こんにちは。

              探索/詮索がまだ続いています(*^ω^*)

              設定として、確定している未来に過去・現在が強く制約されている、(エレン視点で表現すると、覗いてしまった未来に縛られてしまっている、← 自由のようであって運命の奴隷状態)

              この線は動かないというか、固定してしておいて、その他の設問(自問)がそれと整合するのか確認していく、という取り組みかな。

              壁ドンの際のベルトルトの捕食をエレンが過去干渉で回避したという点について。

              そうだったとしましょう。

              壁ドンの一度目では、アルミンが超大型を継承する未来での必要性から、エレンはベルトルトを生かした。ベルトルトを救おうという直接の動機はエレンにない。

              ベルトルトにとっての二度目の危機は、第84話「白夜」。捕食されることは確定で、確定していなかったのは、救うのはアルミンか、エルヴィン団長か、という選択。

              《問》 白夜のあのシーンでエレンは介入したのだろうか? 介入できたのだろうか?

              《答》 とても決定的な局面なので、介入できるなら介入するしかないでしょうが、介入できないのではないか? と見ています。あのシーンでは、リヴァイに判断が委ねられていて、九分九厘、巨人化注射はエルヴィンに使用される状況になっていました。

              《小問》 エレンがリヴァイに干渉して判断を変えさせた?

              《小答》 それはできないでしょう、始祖はアッカーマンを制御できないので。

              もしも、ということであれば、あそこでエルヴィンがもしも寝言を言わなかったら、リヴァイは判断を変えなかったかもしれない。おそらく変えなかった。

              《小問》 エレンが瀕死のエルヴィン団長に寝言を言わせた?

              《小答》 寝言は判断に決定的な影響を及ぼす引き金になっていたので、そうなってしまいますね。

              本当かな?(笑 書いていて、論理的にはそれしかないはずだと思いながら、受け入れ難い。

              リヴァイが判断を変えたのは、リヴァイとエルヴィンの長年の付き合い、走馬灯、リヴァイ自身の納得と自由意志、結果として究極的な悔いなき選択(エルヴィンを助けない)というものであるべきでしょう、物語の流れに即して。

              《まとめ》

              • 介入もいつでもできるというものではないように思われます。

              ーー(退避終り)ーー

              ーーーーーーーーーーーーーー

              • >介入もいつでもできるというものではないように思われます
                ベルトルト回避の時以外にエレンは干渉したのだろうか、と読み返すといくつかありそうにも感じます。
                1巻でエレンを捕食した(飲み込んだ)巨人がアルミンを捕食しなかったのはエレンが操ったから?というコメントもいただいておりますが、ありそうとも感じます。
                ただそれほど多くないのでは、とも感じますよね。
                エルヴィンの寝言は、やはりエルヴィンが言ったのでは、とアースも感じています。

                管理人アース

  13. あり より:

    だから、単行本の表紙は、もし別の選択をしていたらのifが書かれていたのか。。。
    あとエレンが子供のころから「自由」に異常な反応をしていたのは、始祖ユミルに干渉(洗脳?)されていたのではないかと思いました。
    巨人を継承していなくても、始祖ユミルはエルディア人の全てを制御できるものだと思いますので。
    そうなると、エレンってかなり可哀そうな役回りをさせられた気がします。

    • >エレンが子供のころから「自由」に異常な反応をしていたのは、始祖ユミルに干渉(洗脳?)
      139話ではグリシャの言葉の影響が描写されていましたが、これもあるかもですね。

      管理人アース

  14. ちえジャン より:

    団長、お疲れ様です。連載終わっても、考察してくださるの、嬉しいです。(*^^*)
    たしかにミカサだったら首持って泳ぐのもできそうですが、首の方が腐ってしまいますから、アルミンと別れて、まず火葬して、さらさらになった骨をマフラーに包んで、持っていた所をキヨミ様に見つけてもらって、こっそりヒィズル経由で帰ったのだろうと思っています。普通の人間でも水さえ飲めば、1ヶ月くらいは生きられるそうなので。まあ、ちょっと強引ではありますが。

    イェレナは、なんとなく自殺したのかな。地ならしが止まったのを、沖の船から確認して、ジークの死を悟って、自ら海に飛び込んだ。彼女にとってはジークが全てだったように思います。

    エレンの「ベルトルトは…」の発言はかなりえ?ってなりますよね。だってキース教官の回想シーンを104期のみんなと一緒に聞いたじゃん。あのときの気持ちはどこ行った? ひょっとしてフェイちゃんを犬に喰わせたのは…??? どこまでエレンは干渉できるのでしょうか。ただ、あの時ベルさんが喰われて、ダイナが人間に戻ったとしたら、グリシャが違う意味で地獄ですが…(^o^;)

    「お前は自由だ」は、グリシャとジークだと思ってました。ジークの育てられ方があまりにも可哀想だったので。エレンに向けられた言葉だったと解明されましたが、自由を求めても、幸せな結末ではなかったのが進撃の巨人らしい終わり方だなあ、と思いました。

    • >フェイちゃんを犬に喰わせたのは…???
      マーレ人は操れないと思うので、これはさすがに…かなと。
      ただグリシャを動かしたのは…分かりませんね。

      >ダイナが人間に戻ったとしたら、グリシャが違う意味で地獄
      ああ!たしかに(・_・;)
      シガンシナ区から助かっても違う地獄が待っていますね(笑)
      エレンに捕食されなければいけない未来はマストだったのかも(笑)
      いろいろな物語が見える進撃ですね(*^^*)

      管理人アース

  15. 普通の東洋人。 より:

    コメントを取り上げていただいてありがとうございます。
    あの後さらに何度か読み直して、エレンに対する印象が変わりました。
    ニコロのお店のテーブルで、アルミンとミカサを泣かせて以来
    「エレンのクソバカヤロ~!」εε=ヽ( `Д´)ノ
    最終話読後
    「エレンのクソバカヤロ~!」 。・゚・( ノД`)」
    エレンがおバカなのは変わらないという…。
    「お前は奴隷じゃない、神でもない、ただの人だ。」
    始祖ユミルちゃんにそう言ったエレン自身も、最後には普通の男の子に戻れて、仲間たちにお別れできたんだなと初見では思いました。
    でも読むごとに、エレンって、始めから普通の男の子だったのかもしれないなと感じ始めました。
    カルラの死に関わる決断には息をのみましたが、この時にカルラが助かっていても、将来マーレ軍がパラディ島に侵攻を開始すれば結果は同じ、それどころか島民全滅でしょう。
    グリシャにカルラの安否を見せなかったのは、これも理由だったのか。
    「お前は自由だ。」
    エレンの自由への憧れを目覚めさせたのは、宿命や因果、進撃継承者たちの影響ではなく、お父さんの言葉だった、という所に、諫山先生は初めからエレンを普通の男の子として見ていて、最後には、悪魔でも救世主でもない、同じ釜の飯を食い戦った仲間として、みんなの所に帰してくれたのでしょうか。
    最後のエレンの姿は罰なのか。
    神の慈愛なのか。
    それも読む人によって分かれるでしょうが、ミカサが悲しむ時にはこれからも何度でも、マフラーを巻きに…来ますよね、そう約束したんだから!

    • >グリシャにカルラの安否を見せなかったのは、これも理由だったのか
      これ、考えさせられますね。
      単純にダイナに捕食されたという事実を伏せたかっただけかと思っていましたが、そういう意味もあるかも。
      たまんないですね(泣)

      >ミカサが悲しむ時にはこれからも何度でも、
      そうですね。このイメージは持ちますよね。50話に約束していたので、それも回収されたのかなと。
      たまらない最期でしたね(*^^*)

      管理人アース

  16. 二度目の投稿 より:

    怒濤の更新お疲れ様です。団長。
    月マガ増刷!今度こそは転売ヤーに負けずGET してやると意気込んでる二度目の投稿です。
    今月末に本屋に並ぶそうですね。
    それはそうと、最後にコメントを取り上げて頂き感謝感激です。
    ただ、未だしっくり来ない感は残ってます。頭痛の原因ももやっとしてますし、ミカサのif 世界も。。。
    考える始めると一晩かかりそうなんでなかなか書けない!ってことでそれはおいといて。
    今回、私がうるっと来たのは兵長が生きてたことなんですよ!
    以前、巨人化能力の消失と共にアッカーマンの力も消え失せ、兵長が力尽きるのでは?と予測したことがあるので、エルヴィン達が現れ、兵長が心臓を捧げよポーズのあのコマを見た時は逝ったか。。と思ってしまった訳です。最後の方で兵長が描かれていたのを見た時は涙ぐみました!
    あれはある種の引っかけだったンかな?(引っかかったのは俺だけかもしれませんが)
    あと念願のサシャの登場ですね!もっと描いて欲しかったぁぁ。
    またアニメのエレンの糞発言放送直後に本編で回収!
    いつもながらのタイミングに脱帽です。
    最後に。 
    締めくくりに世界に抗おうとするパラディ島の状況と和平大使として向かうアルミン達を描いた意味。他にも描きたいことがあまた有りそうな中でこれを持ってきたのは、「死んだ者の意味は生者が与える」というエルヴィン。いや、作者の矜持かなと。
    だから兵長も生き残らなければならなかった。
    諌山先生の中で、この残虐な世界を11年描き続ける間、持ち続けた想いなのかなと感じました。
    であるが故に役割を終えたキャラクターをバシバシ退場させてきたし、同時に意味のない死はなかった。諌山先生自信もエレンやライナーと同じで「しかたなかった」思いで書いてきたのかな
    などと勝手に想い描いてました。
    アニメfinal 後編は冬だっていうし、そこで回収するべき事をこれから諌山先生は構想されるのでしょう。
    本当の意味のエンディングはまだ先にありますね。きっと!

    • >諌山先生自信もエレンやライナーと同じで「しかたなかった」思いで書いてきたのかな
      ホントそう思わせるエンドでしたね!(*^^*)
      リヴァイ兵長が生き残ったことから色々イメージしちゃいますよ。
      最高なエンドでした!

      管理人アース

  17. 港で死んだイェーガー派のひとり より:

    初めてコメントします。
    いつも読ませてもらってます。
    もう話は完結してしまいましたが、まだまだ気になることはたくさんあります!
    話の中の内容ではありませんが、「最後の一コマ」を最後に持ってくる場合、先生はどんなふうにしようとしていたのか考えてしまいます。どう思いますか?

    • >「最後の一コマ」を最後に持ってくる場合、先生はどんなふうにしようとしていたのか考えてしまいます
      同じ事を思いました。
      最終話はアルミン達目線やミカサ目線で終わりました。
      エレン目線で終わる場合は、このコマだったのかもですね。
      そのパターンも色々妄想しちゃいます(*^^*)

      管理人アース

  18. 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    情熱大陸で最後のヒトコマと紹介された「お前は自由だ」の場面ですが、これにはかなり振り回されちゃいましたね。
    そもそもこの場面はグリシャが初めてレイス家の地下礼拝堂の存在を知りながらも、家にとんぼ返りしてきた場面だと記憶しています。

    始祖奪還と言う至上命題を後回しにしながら、エレンに「お前は自由だ」も無いような気もしますね(笑)
    ただ、この言葉がエレンの頑な過ぎる自由思想に影響与えた事は間違い無いと思います。

    と、前置きはここまでにして本題に入ります。

    エレンがダイナ巨人を操っていたのは衝撃的でした。
    エレンは「あの時、ベルトルトはまだ死ぬべきじゃなかった」と言っていますが、これってここでダイナ巨人に喰われては困ると言う意味ですよね。

    超大型を継承するのは絶対にアルミンでなければならないと言う判断があったのだと思います。
    だからこそシガンシナ区決戦で、あそこまで兵長に食い下がったんでしょうね。

    そう考えるとあの時の「人類を救うのはアルミンだ」と言う言葉も納得です。
    これまで始祖の力で過去に干渉して今の道があると言う部分に関しては、どちらが先でどちらが後?と言う鶏と卵の関係のような疑問を抱いていましたが「始祖の力のもたらす影響には過去も未来もなく同時に存在する」と言う言葉の意味が分かった気がします。

    エレンの二度にわたるフラッシュバックで過去と未来が描かれていたのも、同時に存在する世界がある事を示唆していたのでしょうね。
    連載が終了してしまった今、過去の出来事が始祖の力によるものだったと裏付けられる事はありませんが、探せばまだまだ沢山出てきそうです。

  19. yei より:

    こんにちは。
    長い間、考察お疲れ様でした。
    ミカサの愛する人を斬る姿がユミルの未練を断ち切ったという説明はとても腑に落ちるものでした。
    他方で、最終回を読んだあとも、残された謎や今後の展開について考えてしまいます。個人的に気になったのは、巨人の存在がなくなった後も、巨人科学の副産物であるアッカーマンの超人的な能力が維持されているのかという点でした。3年後のミカサやリヴァイには、もう巨人並の戦闘能力はないのでしょうか?(そういえば、ウォールマリア奪回作戦の際、リヴァイの力が弱まっているような描写もありましたが。。)
    アッカーマンとは結局のところどういう存在だったのか、同じ道につながるエルディア人でありながら始祖による記憶の改ざん等ができないのは何故なのかというのは、今でも考えさせられる謎であり、どこかで答え合わせができればと思いますが、エルヴィン団長のように、それは叶わないかもしれませんね(笑)
    今後の考察も楽しみにしています。

  20. 普通の東洋人。 より:

    65話『夢と呪い』にて、怒り心頭のケニーに締め上げられたロッドの
    「私が巨人になるわけにはいかないんだ。」
    このセリフの意味も長く謎でしたが、まさかエレンが始祖の力で、弟のウーリ・娘のフリーダたちに継承させるよう指示した?
    そういえば超超大型奇行種に化けたロッドは、エレンには見向きもせず、オルブド区へと移動していました。
    1巻から読み直さなければ!
    連載が終わってまで、諫山先生の術中にはまりました…🙂

  21. 井筒孝庵 より:

    こんばんは。

    さすがに理由はどうあれ、(たとえ巨人の力を消滅させるためであろうが、世界を救うためであろうが、仲間を救うためであろうが) 意図した 「親殺し」はない、と思いますよ。

    また、カルラの死は、必然のルート上にあるが、ミカサの最終決定を導く必要条件であっても十分条件では全くない、と観ています。なぜなら、カルラの死の延長線上には、「長い夢」という全く別のルートが存在しているので。

    巨人の力が「運命」(必然のルート)となっていて、エレンはその運命と「同化」してしまっているので、カルラの死は、エレンの意志ではどうにもならない、という捉え方/解釈になります。

    理屈をかっ飛ばしての駆け足になりますが、エレンを倒せば、誰がエレンを倒しても、いったんはハルキゲニアは退治される(現実空間から座標へといったん隔離される)と観ています。ただし、巨人の力を消滅させるには、誰がエレンを倒すのかという別の要素が必要で、それがミカサだということなのだろうと。

    どういうことか? と言えば、「エレンを倒す」という事象を始祖ユミルが理解する上で、《媒介項》が必要で、その役割をミカサが担っている。媒介項は《解釈系》と言い換えられます。

    例えると、俳句は読解に適した解釈系がなければただの短文ですよね。

    メッセージの内容→解釈系→メッセージの意味

    ポイントになるのは、ユミルとミカサが似ているということで、それは2人の解釈系が似通っている/被っているということであって、

    結果として、エレンの死というものを、ユミルがミカサのように受け止める・・ミカサがエレンに与えた死というものは、ユミルが巨人の力に与えるものと等価になり、だから巨人の力を消滅させるという選択になり、更に重ねて言えば、1)ユミルは巨人の力であるから自身をも消滅させるということでもあり、 2) 巨人の力は運命であるから、必然なはずの運命が別ルートに変わることであり、3) ミカサとエレンの袋小路のループも、ユミルとエレンの2000年の袋小路のループも、それぞれループを脱して開かれた、ということになるのでしょう。

    プロットや(SF的)設定は、133話から新たな様相を見せていて、整理が必要になるところだろうと観ています。

    物語の最終局面は、「群像劇」として収束を見せていて、エレン・ミカサ・アルミンの3者の関係は、最終話で一気に補完されたと観ています。プロットや謎解きは、どちらかと言えば背景に押しやられる形ですが、3者の関係を疎かにできない要素なので、自分としては、本編での結末にとても満足しています。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • >3者の関係を疎かにできない要素なので、自分としては、本編での結末にとても満足しています
      全くの同感です。3人の物語として始まり3人で収束、終息した形。
      非常にキレイで諫山先生らしい終わり方でした。
      いろんな読み方ができますし、エレンのベルトルト回避のセリフもそのひとつだと感じています。
      それを踏まえものすごい作品だな、と感じますよ(*^^*)

      管理人アース

  22. 私も鳥になりたい より:

    アース様
    記事拝見しました。ミカサの件は、ミカサらしく非常に格好良いシーンだと思いましたが、気になりました。首持って泳いだ?
    そして、アース様はご存知か分かりませんが、るろうに剣心で蒼紫様が般若達の首を持って立ち去るシーンがあるのですが、これも本当に格好良い場面でして、思い出しました(汗。当時も蒼紫様はどうやって誰にも見つからず首を運んだのだ?と突っ込みが入ってました。)
    イェレナはキヨミ様にボートから突き落とされたのだと思います。。
    そして、始祖ユミルは、これは某YouTuberの方と一緒の考えだったのですが、戦争被害者の始祖ユミルが戦争加害者になった悩みと、フリッツ王に近いのに(戦功を上げているフリッツの隣でうかない顔をしています)戦争による侵略を止めることができなかった、でもミカサはエレンの気持ちの上でも一番傍にいたにもかかわらず侵略を止めることができた、だから満足したのではないかと思いました。だから、地ならしは必要だったと。ライナーも飛行船上でエレンはミカサに止めて欲しいと思っているのでは?と言ってましたし。
    まだ最終話で消化できていないので、アース様の考察を拝見しにまた伺いますので、宜しくお願いいたします。

  23. ズコチャン より:

    こんばんは!
    びっくりしました!考察記事で私の質問について取り上げていただいたことは以前にもありましたが、ニックネームまで上がっていて驚きました。なんか嬉しかったです!ありがとうござます。
    ミカサの件について、連絡する?そもそもエレンって言っても死体だし、自分で殺したって思って見ると悲しくなりそう…思うことはありますが、回収されることはおそらくないので、妄想に尽くそうと思います。展開こそ変わらないものの、ハルキゲニアがエレンに移っていたというのは本当にあると思います。
    「お前は自由だ」について、「お前は」っていうのは、ジークと比べて、エルディア復権の希望を託しはするものの、どうするのかは自分で決めてほしいという思いがあるのではと思います。「自由」ではあるものの、これは一種の洗脳なのでは?というのは疑問に思えます。どうなのでしょうか?
    始祖の力については、これも?あのときのアレも⁉︎と思い返してしまいますが、そもそも、エレンの少しだけ異常な性格から始祖の影響なのでは?と考えました。いずれにしろ、初めから読み返します!
    進撃を読み始めて2年弱、期間は人より短かったですが、この作品の簡単には予想できないこの展開が好きでした。その中で、アースさんや常連の方々の私ではとても予想できない考察のおかげで、さらに考えを深めることができました。質問に答えていただきありがとうございました。たくさんの人が集まれる場を作っていただきありがとうございました。記事を書いていただきありがとうございました。もしも、再び…機会があるのなら、また同じように考察記事を書いてください‼︎!

    • >ニックネームまで上がっていて驚きました
      今回の記事は疑問をピックアップしての考察だったので、コメント助かりました(笑)
      ありがとうございました!

      >また同じように考察記事を書いてください‼︎!
      139話考察はあと少しですがアップする予定です。
      またよろしくです!

      管理人アース

  24. 完結お疲れ様でした。 より:

    過去干渉してベルトルトを助け、間接的に母親を殺していた件について、私は、エレンの異常性をはっきりさせるためでと思いました。
    過去干渉が可能だとして、地ならし抜きにどうにかする方法はあったのだと思います。どうにでもなりますから(というか、地ならしを発動したこのエンドも世界情勢をみれば問題山積みで更なる地獄が待っていますよね)
    地ならしをしたかった、というエレンのサイコパスな部分。今まで見せてきた過剰な攻撃性の発端を「母親が食べられたからこうなった」と納得させていたところを、その母親すら自ら殺していたとすることで、エレンが正真正銘異常者であることを決定づけているのでは、と感じました。
    それを仲間との友情や、ミカサとの愛であたかも美しいもののように扱い、残された者達に希望があるような一見進撃らしからぬ結末に敢えてしたところが余計にグロテスクで、地獄を描き続けてきた先生の真骨頂だなと感じています。
    心臓を捧げてきた者たち自身は自分の意思で、選択で行動していたとしても、エレンの検閲に引っかかっていたらねじ曲げられていたとしたら、全てはとても空虚なものに感じてしまいます。例えば、白夜での選択。もし兵長がエルヴィンを選ぼうとしたらエレンは干渉するでしょう。実質選択権がなかったのだとしたら、なんだかなぁと思っちゃいます。この後味の悪さこそ、進撃の巨人なのかな、とも思いますが。

  25. WINO より:

    アース団長&皆さん
    こんにちわ☀️

    僕の理解不足かも知れませんが結局845年って何だったんでしょうか?

    3年後の世界でのリバァイ兵長が車イスに乗ってましたが最後の決戦での負傷❓若しくは流石のアッカーマンでも老いがきたのでしょうか❓

  26. おおぞらバード より:

    叫びの力発動時のダイナ巨人の出現は、
    都合が良過ぎてずっと疑問でした。

    でも、都合の良い展開は他にもあります。
    カヤの恩人であるサシャを殺したガビ、
    このカヤとガビとの偶然の出会い。
    結晶化が解けたアニが、ヒッチと移動中に
    ピザを食べていた その隣に偶然アルミン
    が座った。
    この二つの偶然も、始祖の過去干渉が影響
    するのか?
    こういう偶然が多いのは ちょっとな~?
    と思うのです。

  27. ユミル・イェーガー より:

    団長、記事更新お疲れ様です。

    >「最初から読み返してみて。このルートしか無いから」

    こう読み取るしかないですね。

    カルラやハンネスさんだけではなく、サシャやハンジさんだって・・・

    私が考察の参考にしている映画「アベンジャーズ」では時を操るドクターストレンジが1400万回以上のループをして「たった一つだけ」の正解ルートを見つけます。しかしそれは人類だけでなく宇宙の半分の命を消滅させ、また正解ルートの先にはアイアンマンであるトニーの死が確定しています。それでも未来の為に「たった一つだけ」の正解ルートに進みます。愛する人たちを失いながら・・

    エレンも「ミカサの選択がもたらす未来」の為に進み続けたのではないでしょうか。

  28. 次列三・伝達 より:

    団長、新記事考察ありがとうございます☆

    エレンは本当に同情してしまいます。
    確かに約8割の人口を大虐殺をした事やエレンに関わった事で亡くなった数千人の人々の気持ちを考えると同情は人格を疑われてしまいますが。

    でも勲章授与式の時に見た未来は「始祖ユミルが始めた物語を唯一終わらせられるのはミカサだけ」と理解したのかも知れません。

    エレンにとってミカサとの未来より、自分自身の人生より、全ての諸悪の根源である巨人の駆逐が何にも変えられない長い夢だったのかと思っています。

    その為に過去干渉出来る範囲は分かりませんが、クルーガー位からの干渉かなと思っています。

    エレンは9歳の時に人を殺し、本人曰く生まれた時から?そのサイコパスな人格はあったと言っていますが、それはあくまでも巨人の運命を背負わなければならない人生だったからだと思っています。

    もし巨人がいなくて壁もなくて普通に生まれてきていれば、我々と変わらない普通の人だったと信じています。

  29. ガイ先生 より:

    アース団長、更新お疲れ様です。
    気になったのですが、地ならしの超大型巨人たちも人間に戻っている…ハズですよね?彼らは100年前の壁を作った時期に生きてた人達だからかなり貴重な存在(情報源)になると思いませんか?
    まぁ、記憶操作されてたらこの話はおしまいなんですけどね…

  30. オレガノ より:

    エレンは反社会的人格障害だと思う
    サイコパス…
    それに近い性格だ。9歳の件にしてもそう
    今思うと自分が生まれる為に子供の頃グリシャに関与した
    のでは?そう思えてしまう。
    許可証も無しに壁の中から出てしまう
    子供故の迂闊さと言えば、そうだけど。
    121話の時からそう思ってます。
    利用する駒を得る為に
    本当のサイコパスです。

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