進撃の巨人

進撃の巨人138話の夢はエレンが見せた?ミカサループ説を最終話を踏まえ徹底検証!

アース
アース
Twitterでは読者の叫びが飛び交っていてスゴイ(汗)

「138話ミカサの夢がエレンは見せたか139話を踏まえ再検証!」を追加しました。

読者の阿鼻叫喚が飛び交う138話、139話展開。

138話でのエレンの首を斬り口づけをするミカサのシーンは、確かに絶叫ものでした(号泣)

その外側で、ジャンが巨人になってライナーにかじりついているとイメージすると、もう…

ジャンに少しでも幸せを与えて欲しい…と切に願うアースです(;´Д`)

さて、そんな阿鼻叫喚が飛び交う138話でしたが、最も印象に残ったのは「ミカサが見た長い夢」でしょう。

これ、頭痛からミカサが見た夢として描写されていますが、アースは「ミカサが見た前ループ世界」だと読みました。

いっぽうでコメントでは、「エレンが見せたのでは」という考察も見られます。

もっと言うと、「ループではなくパラレル(並行世界)では」という考察も。

エレンを斬る、と決断させたミカサが見た夢とは何なのか?

エレンが見せた?

ループではない?

139話を踏まえ、再検証しました!

最後のミカサ・ループ考察に、進撃します!

進撃の巨人138話ミカサが見た長い夢を検証!

1話「いってらっしゃい エレン」の伏線回収となる138話「いってらっしゃい エレン」。

これまでにも数多くの伏線と回収を繰り返してきた「進撃の巨人」ですが11年半越しであり、最長伏線回収として記録されることになりました(笑)

これ、本当にスゴイですよね!

この伏線回収を138話記事にて「ループ回収」と考察していましたが、本当にそうなのか?

進撃の巨人ネタバレ138話「長い夢」エレン死亡?ミカサのキスといってらっしゃい、頭痛伏線も回収 読み続けて来て良かった。 考察をし、サイトを続けながら本当に追い続けて来て良かった。 読み終わり、心の底からそう感じ...

まずは、ミカサが見た夢が何なのか、を検証したいと思います。


ミカサが見た夢は「ミカサの妄想」なのか

まず、ミカサが見た夢が「ミカサの妄想なのか」を検証しましょう。

ミカサが見た夢は全て想像・妄想で、ミカサの頭の中の創造物だったのか?

例えば、123話でエレンに聞かれた質問に「別の答え」をしていたら今はこんな風に…みたいなミカサの妄想から生まれた白昼夢だったのでしょうか?

これは違いますよね!

目を覚ましてからミカサは「エレンの本体が口の中にいる」と知っています。

この情報は「この夢を見てから」知っています。

なので、妄想・想像ではなく記憶なのだろう、と察せられますよ。

夢を見た際に「これまでのifルート」「これまでのループ世界」の記憶を思い出したのかな、みたいにイメージしました。

想像や妄想だったら、そのような事は起こらないのでは、と考察します。

ミカサが見た夢がパラレル(平行世界)なのか

この夢は「ループ」ではなく「パラレルなのでは」、というコメントもいただいております。

ししさんからのコメントを見てみましょう。

ループと言うよりは平行世界がミカサの中に存在するのかな、と思いました。
頭痛はミカサがその平行世界に逃れている時の代償?みたいな

頭痛を絡めてのパラレル考察、ありがとうございます!

SF設定にはあまり詳しくないのですが、平行世界(パラレルワールド)って同時に存在する、という感じですよね?

アースはこのミカサの夢を「記憶」と読みました。

つまり、以前に経験しエレンに「忘れてくれ」と言われているんじゃないかなと。

その上で「できない」とミカサは答えたのかな、と読みました。

先程も上げましたが、この時に「これまでのループ経験」を思い出したのでは、とイメージしています。

その上で「エレンは口の中にいる」と言ったのだろうと。

パラレルでもそういう経験・記憶って還元されるのか分かりませんのでちょっと言い切れないですが、アースは「やり直しするためのループ」とイメージしています。

なのでこの夢の時系列は平行ではなく、過去の記憶なのではと考えています。


ミカサが見た夢は前ループか

では、ミカサが見た夢はループの記憶なのか?

アースはそう考えており、一つ前のループ記憶なのではとイメージしています。

123話に登場したエレンに対し「違った答え」を回答した世界なのではないかなと。

エレンがミカサに質問したのは、マーレと中東連合の戦争が終わる前です。

ここでミカサが返答で「二人だけで静かに余生を」と提案し、エレンは受け入れ二人で逃げます。

夢での時系列は「戦争が終わってから2ヶ月」とあるので、リアルで地鳴らし発動前のザックレーが死亡した辺りになります。

そう考えると、この夢ではイェーガー派は生まれずおそらく地鳴らしは起こらず、最後の「いってらっしゃい」でエレンは絶命したのではと察せられます。

そして1巻でのエレンが目覚めるシーンに繋がる…

こう考えると、やはりミカサの「やり直しループ説」が回収されているのでは、とイメージできます。

エレンはミカサの記憶を改ざんしようとしていたのか

エレンの顔に巨人化痕が浮き出ており、さらに「忘れてくれ」と言っているエレン。

ここからエレンがミカサの記憶を改ざん、消去しようとしているのではとの考察をネット上でもコメントでも見かけられました。

これもありそうな気がしますが、この時のエレンはマーレの潜伏調査時点でミカサと逃げています。

となると、ジークと接触はしておらず始祖の発動はできていない、ということになります。

ここから、エレンは始祖の巨人の力は使えない、と考えられますよね。

ただ記憶改ざんされたのでこれまでループの記憶を覚えていなかった、思い出せなくなったという考察はありそうで捨てがたいところもありますが…

アースの読み方としては、この時のエレンは記憶改ざんはできないのでは、とイメージしています。


進撃の巨人138話ミカサの夢はエレンが見せたのか

セリヌンティウスさんからコメントをいただきました。

あの長い夢はエレンが見せたもの?? と感じました。 帰ってきてと嘆くミカサに、帰るところなんてない事と愛しているという事とさよならを、そして今どこにいるかを伝えるために見せた白昼夢。 たぶん言葉で伝えてもミカサは聞いてくれない、すべてを伝えるにはこれしかないと思ったのでは??などと思いました。 

これ、全てをひっくり返す事もできる考察では、と感じた考察。

これまでの頭痛も全てエレンが起こしていて、今回の夢もエレンが見せたから「エレンがいる場所は口の中」とミカサは知ることができた。

この考察なら、全てが繋がりますよね!

いっぽうでこれができるとしたら「道」を通じてミカサにメッセージを伝えた、という事になります。

今のエレンならできるかもですが、これまでのミカサに頭痛を起こすことはできないだろう、と考察できます。

さらに1話の「いってらっしゃい エレン」に繋がらなくなる、という事にもなります。

いや、ループをミカサではなくエレンが起こしている、と考えたら「エレンが見せた」というのもあるかもですが…

138話で「いってらっしゃい」されたエレンはけっこう納得していたっぽいので、やはりミカサが起こしているとアースは考えます。

これまでの頭痛や「いってらっしゃい回収」を考えると、今回のミカサの夢はエレンが見せたのではなく「ミカサの中の記憶」とアースは予想しますよ。

しかし、今回の「夢」だけを考えたら「エレンが見せた夢」という考察はありそうな気もしますが。

139話を読むまで、ここは要チェックですね!


進撃の巨人138話ミカサの夢は始祖ユミルが見せたのか

最後に口づけをするエレンとミカサを笑顔で見つめる始祖ユミル。

全て未練を断ち切ったかのようなその表情に、もしかしたら全てが始祖ユミルの願いから起こっていたのでは、と勘ぐってしまいます。

始祖ユミルは二千年の間、「フリッツ王の愛」や「人との繋がり」を求めていたのでは、と以前考察しました。

進撃の巨人始祖ユミルの「未練」を検証!転生から結婚展開か【137話】137話では、ジークの口から多くの事実が明らかとなりました。 生命の誕生、生命とは増えること、道の誕生と死の存在しない世界… ...

ここを踏まえても、もしかしたらずっとエレンの目的成就、エレンとの幸せを願っているミカサに自分を重ねていたのかもしれませんね。

となると、今回ミカサが見た夢が始祖ユミルが見せたものであり、ループも始祖ユミルの力という展開もあり得ます。

アースの予想、希望としてはミカサのエレンへの気持ちからやり直ループしを発動した、と考えていますが。

始祖ユミルの力、という展開もあるかもですね!

今回は、138話で見たミカサの夢について考察しました。

ほぼループ確定と考えていますが、果たしてここからどう展開するのか?

最終話139話でも要チェックですよ!\(^o^)/


進撃の巨人138話ミカサの夢がエレンは見せたか139話を踏まえ再検証!

「進撃の巨人」第139話「あの丘の上木に向かって」より

4月16日に最終話139話が公開されました。

これを踏まえ、138話で見たミカサの夢が何だったのかを再検証してみましょう。

139話では冒頭からエレンと話し合うアルミンが登場し、それがエレンに消されていた記憶だと分かります。

その記憶に対し「アルミンも記憶が戻ったんでしょ?」とミカサが尋ねており、「ミカサにもエレンが会いに来ていた記憶があり、それをミカサは思い出している」と分かります。

この記憶が138話で見たミカサの夢である可能性は、十分にありますよね。

というか、ほとんどの読者が「138話の夢はエレンが会いに来て消された記憶なのだろう」と感じているのではないか、と思われます。

ただ、完全に確定できるかというとそうでもないのでは、とも思われます。

138話の夢の中では、「エレンの本体が口の中にいる」と、エレンから教えられていません。

139話を踏まえてみてもやはりエレンの本体が口の中にいると知ったのは「エレンが会いに来ていた記憶で教えてもらったのだろう」と考えられます。

しかし、どう読んでも138話の夢でミカサが教えてもらったようには感じられないんですよね。

あのif展開で、リアルな情報をエレンが教える展開が来るのでしょうか?

ここから、エレンが会いに来た記憶と138話でミカサが見た夢は別なのでは、とも考えられます。

その場合は、138話の夢はミカサのループ記憶である事になりそうですよね。

そしてエレンが会いに来て「俺の本体は口の中にいる」と教えた記憶は明らかになっていない、という事になります。



アースはミカサの頭痛は逃避だと考えていますし、夢を見る前のミカサが頻繁かつ強い頭痛に襲われていたのも強く逃避を願っていたと考えています。

「進撃の巨人」第138話「長い夢」より

そこからループ記憶に逃避し夢でループ記憶を見たのだろう、と。

そして描写されていないけれど、エレンが会いに来た記憶を同時に思い出し口の中にエレンの本体がいると知り、斬った…

このようにイメージしていますよ!

いっぽうで、アースはこの二人のエレンのギャップがかなりあるな、と感じています。

「進撃の巨人」138話139話より

「忘れてほしくない」エレンと「忘れてくれ」とミカサに言うエレン。

この二人のエレンには、かなりのギャップがありますよね。

「忘れてくれ」エレンが「余命の4年間をミカサと過ごしたエレン」であり、「忘れてほしくない、10年引きずってくれ」が現在のエレンであるならば、このギャップは納得でしょう。

ここからも、138話の夢はエレンが見せた記憶とは別なのでは、と言えるように感じます。

ただ、これはアースのいち考察です。

アースはループ支持者なのでどうしてもこういう見方になってしまうのかも、と感じてもいます。

19歳エレンが「10年引きずってくれ」と言いながら同時にミカサにはカッコつけて「忘れてくれ」と言う事も十分あるだろう、とも感じますし(笑)

これは読む人によって「どちらとも取れる描写」だと、考えていますよ!

諫山先生が「好きな方を選べ」と言っている声が聞こえそうですし(笑)

その上で、アースは「138話の夢はループ記憶」だと読みます!

さてさて、あなたはどちらを選びましたか?

138話のミカサの夢はループ記憶なのか?

それとも、エレンが会いに来て忘れされた記憶なのか?

アッカーマンには記憶改ざんは効かない、という設定がここで活きてくるのか?

それとも、エレン放送が聞けたのだから消去はできるのでは、と考えるのか?

それこそ「好きな方を(悔いのない方を)選べ」ですよね!(笑)

最後の最後まで大好きな作品だ、と実感できるミカサの夢考察でした!\(^o^)/

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POSTED COMMENT

  1. 井筒孝庵 より:

    ユミル・イェーガーさん

    こんばんは。

    亀レスにて失礼します。ご説明頂きありがとうございます(*^ω^*)

    >> どういうことなのだろう?と想像中。

    > 地球から座標が1光年離れていると、座標には1年前の地球の事象が「今」として届いている。
    地球から座標が2光年離れていると、座標には2年前の地球の事象が「今」として届いている。
    地球から2光年離れた場所から瞬時に1光年分地球に近づくと1光年分「未来」が届いていて、1光年分離れると1光年分「過去」が届いている。座標にある「意識」が認識する「今」という事象として。

    > また、座標が瞬時に(光速を越えて)移動せず、光速と同速で地球から離れてゆくと、地球の事象は「静止」して見える。

    > 座標が光速と同等以上の移動速度を有すると、事象における「過去」と「未来」を移動でき、さらに事象に於ける「刹那」の時間をも創り出せる。
    この場合「意識」は常に「今」として移り変わっている。

    思考実験だ、楽しい(≧∀≦)b

    思考実験してみると、この自分達が居る宇宙や、そこで流れる(と捉えている)時間とかの不思議さというものが、改めて感じられます。

    ・・・

    自分なりに整理して試(み)ると、ユミル・イェーガーさんと進撃の科学さんのお話は、(控えめに言っても)かなり現実的なもので、

    1) 遠距離に「望遠鏡」を設置しておけば、過去を観察できる。 ← 望遠鏡が受ける光(=情報)は距離の3乗に比例して弱まるので検出の精度をどうするかという技術的な問題はあっても、原理的にはそうできる、

    2) 遠距離に設置したその望遠鏡の、運動の状態(相対的に静止しているか運動しているか、特に準光速で運動しているか、など)によって、過去・未来の見え方が変わってきて、特に準光速であれば、未来の見え方が、俄然、広がってくる、

    これら(↑)は、相対論的な真実と言えて、奇妙であっても受け入れるべきものでしょう。

    3) SF的設定の要素が入ってくる箇所は、準光速で運動している観測系Pと被観測物(地球)にへばりついている観測系O(私達)の間での情報交換。その情報交換が光速以下だと、観測系Pが未来を知り得ても、それを観測系Oに伝えられず、観測系Oは未来を知り得ない、

    ここ(↑)もまた相対論的な真実の範疇。

    4) なので、観測系Pから観測系Oへの情報伝達が「超光速」であるとなると、「その場にいながら未来を知る」ということになります。

    ここ(↑)にフィクションの要素が入ります。

    《まとめ》

    ◉ 未来をよく見る、ためには、真面目に考えると、1) 準光速で移動するセンサーと、2) そのセンサーと未来を知りたい当事者の間での、超光速通信が必要だ、となってきそう。

    ・・・

    面白いものがあったので、ご紹介しておきますね(↓)。かなり面白いはずです(*^ω^*)

    URL省略。
    (ビジネスインサイダー、「光のスピードはあまりに遅い、NASAの科学者が作った3つのアニメーション」、2019/08/03)

    光の速さを実感できます。

    地球と月との間での光による情報伝達は、

    テニスでのラリー、の速さに相当する感覚です(*^ω^*)

    ーーーーーーーーーーーー

    • ユミル・イェーガー より:

      井筒さん

      こんにちは。
      「光のスピードはあまりに遅い、NASAの科学者が作った3つのアニメーション」
      拝見しました👍

      確かに
      この宇宙では、光の速度はあまりにも 遅い❗️

      何処かに
      始祖の力が存在しないとダメですね(笑)

      • 井筒孝庵 より:

        追記しておきますね。

        光速/準光速でも遅いので、「ワープ航法」ではどうなるだろう?

        ここでのワープ航法は、真面目に考えられている(らしい)《アルクビエレ航法》です(↓)。

        URL省略。
        (出所:ナショナルジオグラフィック、「スター・トレックのワープは実現可能か?〜人類は光の速さを超えて移動することができるのか?」、2016/11/18)

        URL省略。
        (出所:Wired、「NASAがワープを研究中〜光より速い移動が可能に!?」、2018/08/10)

        かいつまむと、アルクビエレ航法の原理は、時空そのものを伸縮させることで、特殊相対論と矛盾することなく超光速を得る、というもの。

        ・ 実際に、宇宙の歴史が138億年なのに対して、宇宙の半径が464億光年とずっと大きいのは、宇宙=時空そのものが膨張している。

        ・ 飛翔体の進行方向に向かって前方の時空を膨張させ、後方の時空を収縮させて、通常の加速に依らない推力を得る、ということのよう。← なかなか魅力的(笑

        これ(↑)は喩えると、流行(はや)りに便乗して喩えると、

        五条悟@呪術廻戦が、相手の前方に術式順転「蒼」(=収束)を、併せて後方に術式順転「赫」(=発散)を発動させる、というイメージですね。

        ・・・

        それでは、

        《問》 アルクビエレ航法だと、どれくらいの超光速が得られるのだろう?

        《答》 10倍以上は出せる、と言われているようですが、スタートレックのエンタープライズ号の光速2000倍もアルクビエレ航法の射程にあるようなので、おおよそ最大1000倍のオーダーのよう。

        それでは、

        《問》 光速の1000倍のオーダーだと、どんな感じなになるのでしょう?

        《答》 アニメーションがありました(↓)。

        URL省略。
        (出所:ビジネスインサイダー、「スタートレックのワープは光速の2000倍・・でもまだ遅すぎる」、2019/10/08)

        冥王星までの所要時間は約10秒で、オリンピックの男子陸上100m走くらい・・

        《まとめ》

        ◉ エンタープライズ号の最速、光速2000倍のワープ航法でも、がっかりするくらい遅い、です(´∀`; ) 百聞は一見にしかず。

        ーーーーーーーーーーーー

        • 井筒孝庵 より:

          誤り2箇所訂正です。

          > ・ 飛翔体の進行方向に向かって前方の時空を膨張させ、後方の時空を収縮させて、通常の加速に依らない推力を得る、ということのよう。← なかなか魅力的(笑

          前方の時空を収縮させ、航法の時空を収縮させる、の間違いでした。

          《補足》

          ・ アルクビエレ航法はアルクビエレ・ドライブでWikiにもありました。

          ・ 光速の2000倍でも遅さを否めませんが、それをするのに莫大なエネルギーが必要なようで、「燃費」のあまりの悪さが大問題ですね(´∀`; ) 最近の改良型のアルクビエレ航法でも燃費性能が低い(↓)。

          URL省略。
          (Gigazine、「SFでおなじみの「ワープドライブ」をより現実的とする理論が発表される、はたしてどれだけのエネルギーが必要なのか?、2021/04/01)

          ・・・

          > これ(↑、アルクビエレ航法)は喩えると、流行(はや)りに便乗して喩えると、五条悟@呪術廻戦が、相手の前方に術式順転「蒼」(=収束)を、併せて後方に術式順転「赫」(=発散)を発動させる、というイメージですね。

          「赫」は術式反転の誤りでした。

          《補足》

          ・ 五条悟の《無下限呪術》は「ゼノンの逆理」に似ています。ジョジョでは第6部で緑色の赤ちゃんが使っています(*^ω^*)

          アース団長の呪術廻戦より(↓)。

          https://jujutsukaisen.animenb.com/jujutsukaisen-gojousatoru-prof/

          > 五条の術式は「無下限呪術」です。ざっくり言うと、「五条に近づくほど遅くなる。どれだけ近付いても接触はしない」という術式です。

          ・ アキレスが絶対に亀に追いつけないゼノンの逆理のような感じ。(亀に追いつくまでの距離を求めるために時間間隔を無限小に刻んでいくので、このやり方で、追いついてから先のこと=追い越すことが出来ないことを問うという設問に意味がないです)

          ・ ゼノンの逆理は、《量子ゼノン効果》という形で、「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのタイムトラベルに使用されています(↓)。

          URL省略。
          (ヨシュアの理系映画記、「アベンジャーズ/エンドゲーム」と量子力学。タイムトラベルは本当に可能なのか?「5時間=5年間」とは一体どういうことか? 2019/05/07)

          《問》 進撃とどこか関係あるんですか?

          《答》 133話「罪人達」の座標での交渉で、アルミン達がエレンとユミルに近づこうとも近づけない、これはゼノンの逆理と同じでした。

          ・・・

          《まとめ》

          ◉ ループを含めタイムトラベルするには、なんらかの手段で超光速を得ることになりますが、動力学的な手段で得ようとすると、超光速の仕掛けはなかなかやっかいです。

          ◉ 進撃での座標という設定については、あらゆる歴史履歴(事象の列)が始めからそこにある、という静的な捉え方をしています。

          《補足》

          十十十十十十十十十十十 ← 横軸が座標

          ・ 縦棒は時空点。時空点を束ねると時間線。(量子効果を加えると、無数の時間線)

          ・ 座標という空間は、余剰次元の一つとして、各時空点に接していると考えることで、各時空点との相互作用は瞬時に。通常時空も座標も、高次元の時空の一部なので相互作用が可能。(通常時空に超光速粒子を持ち込むと相互作用出来ないという難点を回避)

          ーーーーーーーーーーーー

  2. maple より:

    なんとなく気づいたのですが、エレンが誰かに記憶を見せるときは、巨人のエネルギーを使うのためか、終わりがけには巨人化痕が出てくんじゃないでしょうか?アルミンに最終話で見せた記憶の最後にもエレンは巨人化痕がでています。なので、ミカサが138話でみた山小屋は最後はエレンが巨人化痕がでていますので、エレンが始祖の力をつかって見せた”記憶”=エレンからの愛情のメッセージと解釈しました。
    サスペンスアクションコミックと思っていたら、ラブストーリーだったとは。全く油断していて隙に、深く刺されてしまいした。。。

    • 井筒孝庵 より:

      mapleさん

      こんにちは。

      > なんとなく気づいたのですが、エレンが誰かに記憶を見せるときは、巨人のエネルギーを使うのためか、終わりがけには巨人化痕が出てくんじゃないでしょうか? アルミンに最終話で見せた記憶の最後にもエレンは巨人化痕がでています。なので、ミカサが138話でみた山小屋は最後はエレンが巨人化痕がでていますので、エレンが始祖の力をつかって見せた”記憶”=エレンからの愛情のメッセージと解釈しました。

      同意です。状況証拠としての巨人化痕・・始祖の巨人の能力を使っているとみて間違いないですよね。

      (ループ仮説の解釈を採るということであれば、座標で既出の記憶ツアーの能力を発現させているということになるかもしれません。)

      > サスペンスアクションコミックと思っていたら、ラブストーリーだったとは。全く油断していて隙に、深く刺されてしまいした。。。

      属人的な恋愛要素と大掛かりな世界設定の組み合わせ(いわゆるセカイ系)は、最後にこじんまりしてしまうことが多いですが、進撃の場合は、両方の要素が互いに補いながら活かされていると思って見ています。

      描かれているラブストーリーも、ミカサのそれとユミルのそれとが2000年の時を超えて最後に合流してきていて、巨人の力の元での人類史ときちんとオーバーラップしていて、骨太でありバランスがとてもいいと思っています。

      ーーーーーーーーーーーーーー

  3. ユミル・イェーガー より:

    進撃の科学さん

    こんにちは。

    >過去と現在と未来が同じ時間軸で存在するには座標の位置が物理的に地球からはるかに遠い場所であれば当たり前に可能です。地球に向かったり離れたりするだけであっという間に数年、数十年の時間軸の移動が可能ですから

    その通りなんです!
    光の届く速さを基準にして時間軸に置き換えると、光を発した(事象を起した)地点からの距離を離したり近づけたりすれば良いだけですね。

    ポイントは座標の位置。
    それは即ち「自分という意識」がある位置。

    過去・現在・未来 というモノを仮に一本の時間軸に並べたとしましょう。
    例えば時間軸の中央に「845年」を置いて、コレを「現在」とします。そしてその地点より左側が「過去」。右側が「未来」としましょうか。
    この場合、右側の「未来」の端っこが「事象」の発生起点になります。(その端っこが何処に存在するかは置いといて・・)そこから光の速さと同等の速度で左側の「過去」に向かって「今起こった事象」が連続して継続的に流れて(送られて)いきます。進撃の場合、「過去」の端っこが「二千年前」で、「未来」の端っこが「最新話」ですかね(笑)

    その時間軸上のどこか1点に「自分自身の意識」が存在しているとすれば、そこが「現在」です。
    この「現在」にある「自分自身の意識」は過去・現在・未来を時間というモノに沿って認識することが出来ています。

    進撃の巨人のプロットである時空を超えた「座標」や「始祖の力」というのは、「自分自身の意識」が置かれていた「現在」から離れたり遡ったり、近づいたり飛び越したりできるモノであり、そこに「自分自身の意識」を置くことが出来れば「過去」も「未来」もみる事が出来るという事です。見た後は「自分自身の意識」を「現在」に戻せばよい。
    人間の意識はその場所に応じてその場所場所の時間経過に沿って時間と事象を認識している。
    過去も現在も未来も「事象」は同時に存在していて、見たり聞いたり感じたりすることは出来ても変えることは出来ない。移り変わっているのは「意識」だけ。
    二千年前の始祖ユミルとエレンが遭遇できたのは「意識」の遭遇であって、始祖ユミルの実体は二千年前に在り、エレンの実体は119話のラストに在った。
    進撃の巨人の物語とは、始祖ユミルが見た未来であり、エレンが見た過去の物語である。(エレンの見た「未来」は過去のグリシャの記憶からなので、敢えて「過去」と表現)

    という感じですかね。

    • 井筒孝庵 より:

      ユミル・イェーガーさん
      cc 進撃の科学さん

      こんにちは。

      横から失礼します。(順不同で、また途中省略失礼します。)

      > 進撃の巨人の物語とは、始祖ユミルが見た未来であり、エレンが見た過去の物語である。(エレンの見た「未来」は過去のグリシャの記憶からなので、敢えて「過去」と表現)

      >という感じですかね。

      プロットの全体像としてそうなりますよね。

      > 過去も現在も未来も「事象」は同時に存在していて、見たり聞いたり感じたりすることは出来ても変えることは出来ない。移り変わっているのは「意識」だけ。

      面白いです(*^ω^*)

      パラパラ漫画のイメージですね。そこに静止画が予めあって、束ねてめくると、絵柄が変化して動いているように見えて、パターンの変化を通じて時間を認識する。

      冒頭のこちらの箇所ですが(↓)、

      >> 過去と現在と未来が同じ時間軸で存在するには座標の位置が物理的に地球からはるかに遠い場所であれば当たり前に可能です。地球に向かったり離れたりするだけであっという間に数年、数十年の時間軸の移動が可能ですから

      > その通りなんです!
      > 光の届く速さを基準にして時間軸に置き換えると、光を発した(事象を起した)地点からの距離を離したり近づけたりすれば良いだけですね。

      どういうことなのだろう?と想像中。

      ◯地球ーーー▲ ーーー▲ーーー▲ーーー ◎太陽

      太陽から地球に光が届くのに約8分。見ているのは8分前の太陽の様子。途中にセンサー(▲印)を設置して、太陽から受けた光(=太陽の様子)を「瞬時」に地球に送れるとすると、2分前、4分前、8分前(まさに今の太陽)を見ることができますが、

      そういうことでいいのかなぁ?

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • ユミル・イェーガー より:

        井筒さん

        こんにちは。

        >どういうことなのだろう?

        地球から座標が1光年離れていると、座標には1年前の地球の事象が「今」として届いている。
        地球から座標が2光年離れていると、座標には2年前の地球の事象が「今」として届いている。
        地球から2光年離れた場所から瞬時に1光年分地球に近づくと1光年分「未来」が届いていて、1光年分離れると1光年分「過去」が届いている。座標にある「意識」が認識する「今」という事象として。
        また、座標が瞬時に(光速を越えて)移動せず、光速と同速で地球から離れてゆくと、地球の事象は「静止」して見える。
        座標が光速と同等以上の移動速度を有すると、事象における「過去」と「未来」を移動でき、さらに事象に於ける「刹那」の時間をも創り出せる。
        この場合「意識」は常に「今」として移り変わっている。

        ついでに・・
        地球で起こる事象を量子運動の集合体とみなすと、量子コピーによって連続的かつ継続的に残像を残し続ける。
        「意識」という存在が量子運動によるものでない特別なエネルギー(魂)だとしたら、この「意識」を量子運動に関係なく移動させることが出来れば、「過去」も「未来」も見て聞いて感じることが出来る。ただし「意識」自体が量子運動の残像(量子コピー)を変更することは出来ない。

        個人的見解ですので、あしからず。。。。。

  4. Oo より:

    ループする物語って、
    「ループする能力を持った人間が、『もうこれでいい』と思わないとループが終わらない」
    ものだと思っています

    登場人物達が「最高の終わり方だ」と思っても、
    ループ能力を持った人間が「もっと良い未来がある」「まだ納得できない」
    と思えばループするし、
    逆に登場人物達が「もっと良い未来がある」「まだ納得できない」
    と思ってもループ能力を持った人間が
    「もうこれでいい」と思えば、
    ループは終わる
    そういうものではないかと

    そうじゃないならどんな結末になったとしてもループしてしまう、
    能力を持った誰かが「もうこれでいい」と思わない限りずっとループしてしまう

    ループ説をとった場合、
    おそらくループ能力を持っているのはユミルです
    そしてユミルがループを断ち切る納得を得られるのは、
    多くの人が救われる結末でもなく、
    ミカサとエレンが結ばれる結末でもなく、
    「マフラーは巻くがエレンを殺す」
    という結末だったのではないでしょうか
    あなたを愛しているがそこに縛られているわけではない、
    という愛と自立
    愛と自立はときに矛盾するものであるけれど、
    その矛盾の中でもがいて選んだものこそ「自由」であり、
    ユミルに「もうこれでいい」と思わせたのではないかと思います

    だからこそ地鳴らしを選ばずエレンとミカサが結ばれて残りの数年を幸せに過ごす、
    という愛する人と結ばれたルートではユミルは納得できなかったのではないかと思います
    逆に決意なくエレンを殺したルートでも納得は得られなかったのではないでしょうか

    ミカサがマフラーを巻き、でもエレンを殺す、
    そしてその後、おそらくエレンを忘れはしないけど別の誰かと結ばれる未来を選ぶだろう、
    フリッツ王への愛とフリッツ王からの自立
    それがユミルの納得した答えであり、
    ループを終わらせる答えだったのかと思います

    • >あなたを愛しているがそこに縛られているわけではない、という愛と自立
      >ミカサがマフラーを巻き、でもエレンを殺す、

      素晴らしいコメントをありがとうございます!
      「進撃の巨人」138話「長い夢」より
      ご存知かもしれませんが、再びマフラーを巻くミカサが別マガ掲載時とコミックス時では違っています。
      大きな違いは見ての通り、口を出しているところでしょう。
      これ、口が出ている分、エレンからの自立を表しているようにも感じませんか?

      「ごめん、忘れることはできない」
      「でもエレンを殺す」

      矛盾しているけれど、愛と自立を表しているのは間違いないとアースも感じます。
      ループさせていたのは始祖ユミルちゃんであり、ミカサの自立の伴った愛を見て納得しこのルートでエンドになった。
      まさに、ループ説信者としては納得な読み方ですよ!
      ありがとうございます!
      もしかしたら、新記事でコメント使わせてもらうかもしれませんm(_ _)m

      管理人アース

  5. 進撃の科学 より:

    以前に物理や量子力学と絡めてエレンの過去干渉と思える事象についてコメントしましたが“ 始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない・・同時に存在する”というセリフが出た事でドンピシャ予想が当たった事に喜んでます!これはつまりSF的ループ説の完全否定以外の何物でもないと思います・・ただ現代物理学では過去も現在も未来も同時に存在することが分かっているので、それをループの類と考えるなら現実的ループ説(現代物理学)を肯定してると思います。過去と現在と未来が同じ時間軸で存在するには座標の位置が物理的に地球からはるかに遠い場所であれば当たり前に可能です。地球に向かったり離れたりするだけであっという間に数年、数十年の時間軸の移動が可能ですから。SF的ループ作品は数あれど、現実世界のループを作品に取り入れた作品は他に無いのではないでしょうか?巨人の力を一部保有するミカサはきっと始祖の力も一部感じ取れるでしょうね。だとしたらミカサも過去、現在、未来を同時に感じる事ができるため、エレンの居場所を知っていても全く矛盾がありませんし。

    • >ミカサも過去、現在、未来を同時に感じる事ができるため、エレンの居場所を知っていても全く矛盾がありません
      なるほど!
      過去・現在・未来をエレンが知覚していたのと同じようにミカサも感じられていたら…たしかに矛盾しませんね。
      妄想が広がります(*^^*)

      管理人アース

    • 井筒孝庵 より:

      進撃の科学さん、こんにちは。

      横から失礼します。

      > 以前に物理や量子力学と絡めてエレンの過去干渉と思える事象についてコメントしましたが“ 始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない・・同時に存在する”というセリフが出た事でドンピシャ予想が当たった事に喜んでます!

      そうだったんですね、気づいていたら、もっと早く横から失礼していました、残念(笑

      > これはつまりSF的ループ説の完全否定以外の何物でもないと思います・・ただ現代物理学では過去も現在も未来も同時に存在することが分かっているので、それをループの類と考えるなら現実的ループ説(現代物理学)を肯定してると思います。

      そうなんですよね、どう考えです。

      普通の数々のループだと、自己言及のパラドクスに陥ります。

      エレンが運命(確定ルート)に従って過去干渉していたとして、だったらその運命はどこからきたの?という感じで、

      それは、例えば映画「ターミネーター」で、過去干渉して/改変して、スカイネットを倒しました(その誕生を防ぎました)、であるなら、カイルが送り込まれて来たのはどういうこと? となりますが、

      過去・現在・未来が一点であるなら、通常の因果関係がリセットされるので、カイルを送り込んだという事実はなかったことになります。奇妙ですが(笑

      > SF的ループ作品は数あれど、現実世界のループを作品に取り入れた作品は他に無いのではないでしょうか?

      そうなんですよね、同感です。

      1990年代から今にかけて、ある意味、物理学が「SF化」していますが、奇しくも進撃は、その時代性を反映しているかに捉えていて、ループ構造を取り扱うにせよ、数々の他の作品とは一線を画する画期性が感じられて、ハマってしまっています。

      作品は完結しましたが、その解釈や、大げさに言えばその歴史的位置付けの評価はむしろこれからなんじゃないかと思っています。

      横からにて失礼しました。引き続きよろしくお願いします。

      ーーーーーーーーーーーーーー

  6. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    進撃の巨人の物語は、最後の最後に急展開していったことから、咀嚼できずに棚上げ/積み残ししてきた事柄も幾つかあって、考えの整理途中の自分にあってはまだまだ終わっていません(*^ω^*)

    未だ棚上げしているポイントをQAで列挙すると、

    《問1》巨人の力が消滅している(はずな)のに、あたかもエレンが鳥のようでいられるその力の源泉や仕組みはどうなっているのだろう?

    《答1》 未解決。ラスト、余韻を叙情的シーンでもあり、描写を否定しません。エレンであってもエレンのような鳥であっても、エレンのように見えるだけであっても、まぁいいかなと(*^ω^*) でも気になってもいます。

    《問2》 エレンを倒すと、なぜ光るムカデも消滅するのだろう?

    《答2》 未解決。派生して、あれは退治された? それとも座標に戻っただけ?

    《問3》 シーンを遡って、アルミンの巨人化でハルキゲニア(超巨大な怪獣)が吹き飛んだ後、頭部から進撃の巨人が出現してきたのは、どういう仕組みによるのだろう?

    《答3》 未解決。あのハルキゲニア(超巨大な怪獣)は、もともとのハルキゲニア(小さなほう)がいわゆる巨人化したもの? (その場合のエレンは依り代みたいな役割? ) その後のエレンの進撃の巨人(最終形態)は、頭部から発現していて、エレン本体には頚椎がないから、エレンは進撃の巨人の頸(うなじ)ではなくて頭部にいたまま? (← ミカサが推測した根拠?)

    《問4》 シーンを遡って、ジークを倒すと地鳴らしが止まるのは何故?

    《答4》 未解決かな。作中の示唆にあるようにシンプルに考えておけばいいのかな。(その後の光るムカデの挙動を見ると、エレンの頭部と怪獣の下半身を再び接続すれば、地鳴らしは再開できるよう。)

    《問5》 そもそも知性巨人と無知性巨人の区別はどういう仕組みによるものでしたっけ?

    《答5》 未解決又は失念。それぞれの挙動の違い、知性巨人は継承されてきたといった現象論的な説明でなくて、原理的な仕組みとして。

    《問6》物語の最終局面ではないですが、845と巨人大戦はどういうことだったのだろう?

    《答6》未回収? 外伝/スピンオフに期待します(*^ω^*) 後者の巨人大戦の方は、今回と似たことが過去にあって、(今回は巨人大戦をなぞる形で再現している?)ただそこにはアルミンやミカサという決定的要素を欠いていたということなのかもしれません。

    《問7》 同様に、東洋の一族/ミカサのタトゥーの謎は?

    《答7》 未回収。将軍家の秘められた役割は、巨人の災厄を阻止すること?

    取り敢えず、大きく7つ。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 問2は始祖ユミルが解放されたから、と考えています。
      この辺りはこちらを見てみてください(*^^*)
      https://animenb.com/139-explainmystery-51432

      >知性巨人と無知性巨人の区別はどういう仕組み
      9つの巨人を継承しているかどうか、しか無いですね。

      > 外伝/スピンオフに期待します(*^ω^*)
      これ、出ないと公式で発表されています。
      ただ34巻発売日の6月9日にファンブックが発売されるので、そこで何かしらの回収があるかもです。
      https://animenb.com/betumagainfo-51551

      期待したいですね!(*^^*)

      管理人アース

      • 井筒孝庵 より:

        おはようございます。

        アース団長、返信頂きありがとうございます(*^ω^*)

        > 問2は始祖ユミルが解放されたから、と考えています。この辺りはこちらを見てみてください(*^^*)
        https://animenb.com/139-explainmystery-51432

        ありがとうございます。とても納得がいきました(*^ω^*)

        自分の中でまだ整理できていないのは、ハルキゲニア(原始生命体)と始祖ユミルの関係がどうなっているのか?というところにありそうです。 別途、記してみようと思っています。

        >> 知性巨人と無知性巨人の区別はどういう仕組み

        > 9つの巨人を継承しているかどうか、しか無いですね。

        分子生物学(ネオ・ダーウィン主義)では、獲得形質は遺伝しないという《セントラル・ドグマ》が大原則にありますが、近年、獲得形質は遺伝子の「修飾」という形で部分的・限定的に遺伝し得るという形で、これまで全面的に否定されてきた《ラマルク説》が部分的・限定的に復活/再評価されているので、素の巨人遺伝子であれば無知性巨人、修飾された巨人遺伝子であれば知性巨人という捉え方・区別ができるのかな、という想像をしています。別途、記してみようかなと。

        >> 外伝/スピンオフに期待します(*^ω^*)
        これ、出ないと公式で発表されています。ただ34巻発売日の6月9日にファンブックが発売されるので、そこで何かしらの回収があるかもです。
        https://animenb.com/betumagainfo-51551

        ありがとうございます。

        外伝/スピンオフは予定されていなかったんですね(´∀`; ) 今冬のファイナルのアニメ放映、ハリウッド版劇場公開など、諌山先生、編集部/バックさんはこれからまだまだ忙しいでしょうから、外伝/スピンオフは後々の楽しみにとっておきます(*^ω^*)

        ーーーーーーーーーーーーーー

        • >今冬のファイナルのアニメ放映、ハリウッド版劇場公開など
          そうですね。まずはアニメファイナルシーズンです。ハリウッド映画は全く情報が出てこないので…
          ハリウッドも何気に期待ですね!

          管理人アース

  7. ユミル・イェーガー より:

    こんいちは。

    ミカサの「長い夢」はエレンが見せたのか?
    ミカサの記憶か?前回ループの記憶か?別世界線の出来事を見ているのか?
    それともミカサの只の現実逃避妄想か?

    どれも可能性がありながら、特定できる根拠となる説明文はありません。

    多角的多様解釈表現が真骨頂の諌山先生らしいところですね。

    ただ・・私が思うのは、諌山先生が常々おっしゃっていた
    「読者を傷つけたい」「読後にトラウマとして残るように」
    というコメントを踏まえると、ループやパラレルやその他のSF的要素ではないとみるべきではないかと。

    何故なら、ループやパラレルだと「別の世界のお話」「別の世界の出来事」となってしまうからです。私たちが生きているこのリアルな世界の事ではないと。
    リアルに感じられないのなら、トラウマにはなりません。傷つきもしません。

    ミカサの「長い夢」は、作中の「今、この瞬間」にエレンとミカサの脳内で起こった紛れもない「現象」の一つであって、作中の「今、この一瞬」に起こった事実です。
    妄想であっても記憶であっても、意図的に見せたものであっても無意識に見たものであっても、作中の人類、エレンとミカサとアルミンとが、「今、この一瞬」に生きている時に、今、この世界で起こったコトです。

    エレンのダイナ巨人への送信を「過去干渉」と見ている方がいます。
    何でもありのご都合主義になるのではないかと。
    過去が換わり、未来も変わってしまうと。
    違うと思います。
    過去は変わらないし、未来はこれから変わるのです。

    過去干渉のように見えている描写や台詞は「実は、こういう事だった」という種明かしであって、過去に起こった事実を変えているのではなく、説明しているだけです。
    ダイナ巨人への送信も「後から送信して変えた」のではなく、あの場面で「実は」操作されていた。
    121話礼拝堂のグリシャも「後から助言して変えた」のではなく、あの場面で「実は」グリシャに見せていた。
    各あの場面も、エレンの今も、過去も未来も同時、ひとつ。
    起こってしまった過去を変えたのではなく、「実は」こういう理由でそうなっていた、と説明しているだけです。
    そしてその現象は過去のその時、今のその時、未来のその時に同時に起こっているんですよってコトです。
    過去の「今」と現在の「今」と未来の「今」は、同じ「今」というコトです。

    その同じ「今」を起点に考えると、
    「過去は変わらない、未来はこれから変わる」というその時点が「今」です。
    その一瞬一瞬の積み重ねを振り返った時に、「時間軸」という概念で捉えると過去や未來や現在がそれぞれ存在しているように感じているだけなのです。

    長くなってしまいましたが、
    とにかく諌山先生はこの「進撃の巨人」という物語がファンタジーだとしても、我々読者が生きるリアルな現実社会にも起こりうる事柄をメッセージとして描いているはずだと思います。
    「別の世界」や「もう一つの世界」や「もしも…の世界」ではなく、
    今、この時、この世界 の物語として。

    • ユミル・イェーガー より:

      追記です。

      138話、ミカサの「長い夢」へのエレンの真のアンサーは、
      3話「解散式の夜」にて、既に示されていた。

      エレン
      「なぁ・・諦めて良いことあるのか?」
      「敢えて希望を捨ててまで、現実逃避する方が良いのか?」

      いろいろ読み返すと・・
      ゾワッとするような「答え」が、ちりばめられています。。。

      恐るべし、諌山創!!!

      • ユミル・イェーガー より:

        もひとつ追記です。

        読み返して分かったコト。

        エレンのダイナ巨人への送信。
        何故、自分の母親を喰わせてまで・・・のアンサー場面が88話のグルーガー。
        壁の外に出てしまいフェイを喰われたグリシャに言った台詞。
        「いずれにしろ、あんなことが無ければ、お前はここまでマーレに強い憎しみを抱くことはなかっただろう」

        • >のアンサー場面が
          これ、読み返すと本当にアチラコチラに散りばめられています。
          諫山先生の描きたいことが一貫していた証拠でしょう。
          これだけ長い期間、しかも20代で描きながらもブレないところがスゴいですよね!
          恐るべし、です(・_・;)

          管理人アース

    • >多角的多様解釈表現が真骨頂の諌山先生らしい
      本当にそうですね。
      読者によって十人十色な意味が生まれる物語でありながら真実、真理が描かれているように読めます。
      最高な神話だな、と感じていますよ!

      管理人アース

    • 井筒孝庵 より:

      ユミル・イェーガーさん、こんにちは。

      横から失礼します。

      > ミカサの「長い夢」は、作中の「今、この瞬間」にエレンとミカサの脳内で起こった紛れもない「現象」の一つであって、作中の「今、この一瞬」に起こった事実です。

      > 妄想であっても記憶であっても、意図的に見せたものであっても無意識に見たものであっても、作中の人類、エレンとミカサとアルミンとが、「今、この一瞬」に生きている時に、今、この世界で起こったコトです。

      同意いたします。核心を突いたご指摘かなぁと。

      SF設定では、それ自体のアイデアやアイデアから敷衍したリアリティ描写を追求して、そこが大きな価値となる作品も見られますが、

      (後者では、ロバート・L・フォワードの「竜の卵」やウイリアム・ギブソンの「ニューロマンサー」などかな。SFも成熟しているので昔のようなアイデア一発ネタはもうほとんど無理)

      それはなかなかハードルが高く稀有な出来事で、(← それができている作品はオールタイム・ベスト入りです)

      通常はSF設定は、その非日常性を通じて、日常性に埋没しがちな何がしか(社会的な問題意識や危機感など)を浮かび上がらせる効果に狙いがあると観ています。リアルを描く上での一つの手段であるということになります。

      リアルが主、SF設定は従。SF設定的解決/オチが前面に出ると、全体のバランスが損なわれます。

      ・・・

      > ダイナ巨人への送信も「後から送信して変えた」のではなく、あの場面で「実は」操作されていた。
      121話礼拝堂のグリシャも「後から助言して変えた」のではなく、あの場面で「実は」グリシャに見せていた。

      > 各あの場面も、エレンの今も、過去も未来も同時、ひとつ。起こってしまった過去を変えたのではなく、「実は」こういう理由でそうなっていた、と説明しているだけです。

      > そしてその現象は過去のその時、今のその時、未来のその時に同時に起こっているんですよってコトです。過去の「今」と現在の「今」と未来の「今」は、同じ「今」というコトです。

      「説明」しているだけ・・激しく同意です(*^ω^*)

      同時に自分としては、脇役のSF設定が、何故、説明しているだけなのか、補強/補完できる箇所でもあるのではないだろうか、とも思っています。(脚本・演出・演技を大道具・小道具がしっかりとサポートしている関係)

      昨日作成した長文投稿が送信ミスで消えてしまってショックだったので、1回送信してから追記します(*^ω^*)

      横からですが失礼しますm(__)m

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        追記です。

        横レスご容赦くださいm(__)m

        > エレンのダイナ巨人への送信を「過去干渉」と見ている方がいます。何でもありのご都合主義になるのではないかと。過去が換わり、未来も変わってしまうと。

        送信はSF設定上での出来事なので、提示されているSF設定をどう解釈するか?と関わってくるろころなのでしょう。

        自分は次のように捉えています。

        その送信によって過去は変わらない、と。

        通常の因果律では、過去の原因が現在(や未来)の結果をを規定します(↓)。

        x 過去(原因) ーーーー→ x 現在(結果)

        一方で、過去干渉という場合、こういうイメージが普通(↓)。(現在は介入ポイントなので、過去の一時点でも同じこと)

        【図式A】

        x 現在(原因) ←ーーーーx 未来(原因)

        未来が現在(又は過去)に「原因を持ち込む」ことで、現在(又は過去)が変えられる。普通の意味でのタイムマシン/タイムトラベルですね。

        でも、違う考え方もあります。

        未来という原因が現在に及ぼすのは、結果である、という考え方です(↓)。

        【図式B】

        x 現在(結果)←ーーーーx 未来(原因)

        過去を併せると、

        x 過去 (原因)ーーー→ x 現在(結果) ←ーーー x未来(原因)

        今現在にあるのは、「結果」であるということになります。

        図式Aの方がSF設定として馴染みがあるので、過去干渉で過去を変えられると普通は考えますが、確実に言えることは、未来から過去に原因を持ち込むと、《パラドクス》が発生するということです。(そのパラドクスを受け容れるかどうかは別な話。パラドクスは受け容れられないから、タイムトラベルを否定するという考え方もありますよね)

        《問》 進撃の場合の設定はどうなっているのか?

        《答》 最終話でのエレンの発言(↓)がとても興味深い。

        “ アルミン・・オレは頭がむちゃくちゃになっちまった・・”

        “ 始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない・・同時に存在する”

        “だから・・仕方がないなかったんだよ”

        過去も未来もない。

        図式Bでの両端が繋がっている。円環として閉じているというイメージになり、その円環すら、同時という一点に収斂するという構造に至ります。

        【図式C】

        x 過去(原因=結果)←ーー→ x現在(原因=結果)←ーーー→ 未来(原因=結果)

        ◯ 円環

        x 一点

        つまり、進撃の世界構造は、既にそこに在るものであって変え難く、だから“仕方ない” ということであり、その世界構造は《運命》に擬えることができるとなってくるでしょう。

        SF設定として馴染みある図式Aは、《在る世界》の対比で言えば、より可変的/可塑的な《成(な)る世界》と言えるでしょう。つまり、ギャップが大きく、世界構造を解釈する上では、今現在にもたらされているのは結果であるという図式Bでの方が捉え易いです。

        《まとめ》

        • 未来から原因を持ち込んで変えているのではない。

        • 過去からの干渉と同様に未来からの干渉もまた今現在に結果をもたらしている。

        • 在るのは今現在と結果である。

        ーーーーーーーーーーーーーー

        > 違うと思います。過去は変わらないし、未来はこれから変わるのです。

      • 井筒孝庵 より:

        続きのその2です。

        再掲で最終話でのエレンの発言(↓)。

        “ 始祖の力がもたらす影響には過去も未来もない・・同時に存在する。だから・・仕方がなかったんだよ”

        始祖の力に関するところなので、SFまたはファンタジー設定となりますが、設定についての説明は出てこない/伏せられるものと思っていたので、かなり意外でもあった発言。

        同時に、これまで描かれてきた世界観と親和性のある設定ではないかと観ています。

        もしも普通にループだと、選択して誤ったらやり直すので、悔いなき選択と整合しないというか、今現在の不断の選択の価値が下がってしまうように思えてしまいます。

        これは第100話「宣戦布告」でのエレンとライナーの対話シーンについても言えて、単純にエレンが過去干渉してダイナ巨人を操っていたとすると、あの緊迫した対話シーンはいったい何だったのか?と価値を損なうでしょう。

        テーマとしての「世界観」と設定としての「世界構造」、この両者がどう折り合えるかに注目していましたが、進撃はそれに成功したと観ていて、活劇・群像劇としての成功の満足度に+αしての満足度です(*^ω^*)

        ・・・

        SF設定のアイデアやネタの源泉となるのは物理学なので、進撃の世界構造と関連し得る物理学のネタを紹介しておきます。以前にも触れたことがあるので再掲かな。

        アハラノフの《弱値》の理論です。とても不思議な内容ですが、理論は実験的に確認されています。

        URL省略。
        (日経/日経サイエンス、「量子力学の”常識”に挑む〜見なかった過去も推測」、2013/11/24)

        > “弱値というのは、最終的に「この結果になった」という条件下で、光子の経路などの物理量が過去にどのような傾向を持っていたかを定量的に示す条件付きの確率だ。”

        平たく言えば、「結果が出てきてから過去が決まる」です。感覚的にはかなり奇妙ですよね(笑

        で、これは、一つの解釈としては、「未来が過去を決める」です。

        そして、アハラノフがなぜこうしたことを考え、実験での検証を試みるに至ったのか? その発想がとても興味深いです。

        URL省略。
        (日経サイエンス・「量子力学の実像に迫る〜宇宙の未来が決める現在」、2009/09)

        どういう発想かと言えば、こちら(↓)です。

        > “だがアハラノフが弱い測定を考え出したのは,こうした不思議な現象を見いだすのが目的ではない。彼は宇宙全体の現在の状態は,かつて存在していた宇宙の始状態と,誰も知らないが確かに存在する宇宙の終状態によって,無数の重ね合わせの中から選ばれて実現していると考えている。「弱い測定値」の実験プロセスは,アハラノフのこうした宇宙観の小さなひな形なのである。”

        図式化すると、

        x 宇宙の始状態ーーー→ x 今現在の宇宙 ←ーーーx 終状態の宇宙

        これは前述の図式Bです。

        【図式B】

        x 現在(結果)←ーーーーx 未来(原因)

        過去を併せると、

        x 過去 (原因)ーーー→ x 現在(結果) ←ーーー x未来(原因)

        今現在にあるのは、「結果」であるということになります。

        ・・・

        《まとめ》

        • テーマとしての世界観と設定としての世界構造。両者の関係性、整合性、親和性は、作品を成り立たせる上で重要です。

        • 進撃の場合はどうか? (成功していると思っています)

        • 未来からの過去干渉はどう働くのか?

        • 一般相対論を下敷きにした多くの設定ではタイムトラベルと同等の効果をもたらします。

        • 一方、アハラノフの仮説を援用すると、未来からの干渉は、過去を確定させます。今現在を変えるのではなく、今現在をそう在らしめているということになります。

        ーーーーーーーーーーーーーー

        • ユミル・イェーガー より:

          井筒さん
          こんにちは。

          >未来からの干渉は、過去を確定させます。今現在を変えるのではなく、今現在をそう在らしめているということ

          >x 過去 (原因)ーーー→ x 現在(結果) ←ーーー x未来(原因)

          今現在にあるのは、「結果」であるということ

          流石、井筒さん!!
          なかなか言葉では説明できないところをズバリと!!

          「進撃の巨人」は多角的多様解釈作品の最たるものとして君臨すべき作品なので、自分の想いや考えと異なる意見が沢山あっていいし、また、その一つ一つを尊重します。
          これもハンジさん曰く「理解することをあきらめない」というコトだと思っています。

          自分の記録である#noteでは『現在・過去・未来の同一同時進行説』を提唱していましたが、その#noteの中で、井筒さんに教わった「止揚」を最終話のタイトルと予想しました。
          そこの記載部分を転記します。

          「止揚(しよう)」英語表記で「Aufheben(アウフヘーベン)」とは、ヘーゲル哲学の用語。揚棄ともいう。弁証法的観点から,事物の発展は矛盾対立によって行われるが,その場合一つの要素はほかを否定しはするがまったく捨去られるのではなく,保存されてより高い次元に引上げられ,一新されて全体のなかに組込まれる。このような働きを止揚という。
          Wikipediaでは
          ・あるものをそのものとしては否定するが、契機として保存し、より高い段階で生かすこと。
          ・矛盾する諸要素を、対立と闘争の過程を通じて発展的に統一すること。
          とある。
          矛盾するものを統一し解決する。
          仏教の言葉で言えば、「解脱」ですが、
          言い換えれば「システムの外に出る」
          進撃で喩えると「森の外に出る」「ループ抜け」ということです。
          138話でのミカサの決断と行為はまさに『止揚』
          最終話、この物語の結末にふさわしいのも『止揚』
          最終話のタイトル予想として『止揚(アウフヘーベン)』を挙げたい。
          もうひとつ…
          その『止揚』によって生み出される高次元の世界観を『ジンテーゼ』というらしい。
          「テーゼ(肯定)」と「アンチテーゼ(否定)」を合わせ持った、その上位に存在する考え方
          『ジンテーゼ』
          これも第二候補に・・・
          まぁ…もっと分かりやすいタイトルだろな・・・(笑)

          (以上noteより転載)

          井筒さんの数々の考察コメントは私の脳内を刺激しまくりました(笑)
          「進撃の巨人」は、私たちの常識の斜め上をゆく、本当に心に刻まれる作品でした。
          そして、
          アルミンは「気づく事で」成長し、
          ミカサは「執着を捨て受け入れる事で」成長し、
          エレンは「信じて進み続ける事で」成長した。
          という幼馴染3人の見事な成長群像劇でした。

          井筒さんの考察コメントに出会えて幸せでした。

          今後とも「進撃の巨人」を媒介に、お付き合いの程宜しくお願い申し上げます。

          • 井筒孝庵 より:

            ユミル・イェーガーさん、こんにちは。

            > 自分の記録である#noteでは『現在・過去・未来の同一同時進行説』を提唱していましたが

            はい、最終話のエレンの言葉のところで思い浮かべたのが、ユミル・イェーガーさんがトピックで度々言及/示唆されていた《現在・過去・未来同時進行説》でした(*^ω^*)

            > 矛盾するものを統一し解決する。仏教の言葉で言えば、「解脱」ですが、言い換えれば「システムの外に出る」
            > 進撃で喩えると「森の外に出る」「ループ抜け」ということです。

            バックさんが進撃には村上春樹さん的な《普遍性》を備えている、それを世界に問うと仰っていたと記憶します。個の物語と世界の物語を通底する、橋渡しして一貫させる・・普遍というのはそんな感じかなと捉えています。

            > 「進撃の巨人」は、私たちの常識の斜め上をゆく、本当に心に刻まれる作品でした。

            全くです(*^ω^*)

            コアなファンからすると自分など半可ですが、自分がSFやミステリーを読んできたのは、進撃を読むための準備であって、エレンに仕組まれていたのかなと(笑

            > そして、アルミンは「気づく事で」成長し、
            ミカサは「執着を捨て受け入れる事で」成長し、
            エレンは「信じて進み続ける事で」成長した。という幼馴染3人の見事な成長群像劇でした。

            ですよね。

            成長の物語があの丘の木に始まり、あの丘の木に向かって収斂していく、副題「あの丘の木に向かって」もしっくりきます。

            > 今後とも「進撃の巨人」を媒介に、お付き合いの程宜しくお願い申し上げます。

            こちらこそ、今後とも末永くよろしくお願いします(*^ω^*)

            ーーーーーーーーーーーーーー

    • 愛しのうなじ より:

      > あの場面で「実は」操作されていた。
      「何に」操作されていたと考えればよいですか?

  8. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    この半月、忙しくてというか仕事が無駄に煩わしくてじっくり読み返せませんでしたε-(´∀`; ) 自分もやっと解放された(*^ω^*)

    ・・・

    > その上で、アースは「138話の夢はループ記憶」だと読みます!

    > さてさて、あなたはどちらを選びましたか?

    ( > 138話のミカサの夢はループ記憶なのか?)

    ( > それとも、エレンが会いに来て忘れされた記憶なのか?)

    《問》 > さてさて、あなたはどちらを選びましたか?

    面白〜い(*^ω^*)

    《答》 ループ記憶に一票(*^ω^*)

    《理由》

    • エレンから104期生の面々への「別れの言葉」は、エレンの斬首を経て封印が解かれますが、ミカサの「長い夢」は、それ以前に解かれている(封印されていない)ので、長い夢と別れの言葉は互いに別個に独立していて、長い夢は群像劇的にはミカサの願い、SF設定的にはループ記憶となり、どちらと捉えてもいいですが、長い夢は第1話の参照というループ構造を備えているので、ループ記憶として差し障りないと観ています。

    • 一方で、初期設定として、アッカーマンの記憶は操作できないので、封印を試みても封印できない。このため、長い夢がエレンからの別れの言葉という解釈も成り立ちそうなところですが、1)エレンからの別れの言葉は、エレンが104期生を招待する前後(131話〜133話)で発せられている、2)長い夢は、ミカサ主観の副題なので(だからミカサの願望という解釈と並立する)エレン主導で見せているとすると違和感がある・・ということで、ループ記憶を採ります。ただし(笑、長い夢の最後に鳥が飛んでいるので、記憶や願望(という記憶)に、忘れてくれというシンプルなメッセージを挟み込むという可能性はありかな。(要は、複数の解釈を作者が許している、ということになるかなぁ)

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      続きです。

      お題に即して自分の意見をまとめるところから入っているんですが、アッカーマンだからギリギリに見せる、恥垢種さんのご意見(エレンが見せた説)、魅力的だなぁ(*^ω^*)

      自分の予断として、あんまりエレンが干渉/介入すると、コードギアス/ゼロレクイエムにモチーフが似通るので、あまり干渉/介入して欲しくない、というのがあるのかもしれません。

      ただ、エレンが干渉・介入したとしても、ミカサはエレンの要望(端的に、忘れてくれ)を却下/拒絶する結果に至っているので、必ずしも計画通りにはなっていないとも言えて・・

      結構、ややこしいですね。要望してもそれが却下/拒絶されることを想定して、干渉/介入する、そこまで含めて計画の内、という深読みもできてしまうので。

      整理を試みると、

      決定論、自由意志、加えるに不確定性の3つの要素があります。世界解釈の観点として。

      運命は決定論の最たるもので、決定論と自由意志は、(西欧)哲学の二大テーマの一つ。(もう一つが、主観と客観) よく真正面から採り上げたもんです、漫画で(笑

      運命の方は、他律的に決まっていて、どうしようもない。ここに自由意志が介在すると、運命を自律的に変えられるか? となります。言い換えると、「計画」できるか? ですね。

      古典力学的には、計画できる。言い変えれば、「予測」できる。最たるものがマクスウェルの悪魔ですが、(← ミステリーだと東野圭吾の近年作に「ラプラスの魔女」あり) その「計画」に対立する要素が原理的な「不確実性」で、3者の関係は、

      「運命」(他律的決定論)←対立→「計画」(自律的決定論)←対立→ 「不確実性」←対立→「運命」

      西欧には「神学」の歴史的・文化的伝統があるので、西欧哲学ではそれをテーマに据えてきますが、平たく言えば、運命=神、計画=ヒトです。

      《問》 神にも等しき始祖ユミル/エレンは、計画できるのか?

      《答》 始祖ユミルは計画できていませんよね。思い通りになるどころか、強い思いに縛られて逆にどん詰まりに。エレンは? 一見、計画していますが、詰めは、ストッパーズ・アルミン・ミカサに委ねられていて、計画して期待はしても、そうなるかどうかはわからない。(計画するというより、可能性が低いものに賭けるというのに近い。)

      ・・・

      《まとめ》

      • 運命・自由意志・不確実性。

      • 運命を自由意志(計画)では置き換えられない。

      • 始祖ユミル(運命=神)、エレン(計画=もう一人の神)に対して、最終的に決定的な役割を果たしているのは、歴代の調査兵団の面々、ストッパーズの営為。報いられるかどうかは保証の限りではないという意味で疑わしく、彼らは運命との対置では不確実性の要素。(リヴァイの涙は運命に勝利したという意味でハッピーエンドな結末)

      • 忠誠(心臓を捧げよ)も自由意志も、マーレ編、地鳴し編を通じて、翳(かげ)と憂いを帯びていきましたが、最終話では、愛すらそれ(否定的側面)を免れない。運命を変える要素であっても、他律的/受動的に与えられているものが全面的に称揚されたり肯定されたりしているわけでは全くない。

      • 対比されるコードギアス/ゼロレクイエムは、計画の物語。似ているようであっても、全然違うと思っています。

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • >コードギアス/ゼロレクイエムは、計画の物語。似ているようであっても、全然違う
        主人公の闇落ち展開からもコードギアスとはよく比較されますよね。
        似て非なる作品、というイメージは本当に同感です。
        ハッピーエンドか?というところも読者によって様々な受け取り方になるでしょうし、いろいろな意味で稀有な作品だなと感じますよ(*^^*)

        管理人アース

  9. 恥垢種 より:

    アース団長殿、少し語弊があったので、追記します。
    エレンが作った世界ではなく、エレンが見た世界だと思います。始祖を使えるエレンは歴史のどの時間軸にも行けて手を加えることが可能なのでしょう。ループでのやり直しではなく、ある時間に行っての加筆訂正ができるが、消しゴムは無いのだと思います。未来を修正するなら、過去を修正するしかないのだと思います。エレンは一度マーレを襲撃しない未来を覗き、結局、納得できず、今回のように修正を加えていったのではないか、と妄想します。
    ただ、自分の生まれる前の世界に手を加えると自分が生まれないリスクが発生します。ので、そこはアンタッチャブルなんでしょう。

    • >未来を修正するなら、過去を修正するしかないのだと思います。
      こうなりそうですよね。
      始祖の力で過去も未来も同時に存在する、みたいな事を言っていましたがそのようにエレンには見えるのかもですね。
      この辺りに「完全正解は無い」かもですが、考察好きにはたまらないです(*^^*)

      管理人アース

  10. 恥垢種 より:

    団長殿、お疲れ様です。
    私も、ずっと考えてました。
    私の推察としては、あれはエレンが見せたものだと思います。ただ、私はループ派ではないので、エレンが作った世界と見ています。
    そして、アッカーマンは記憶を消せない為、あのギリギリの場面になったと妄想しています。アルミンを含め、他の仲間は記憶を消せるので、アルミンのように船の上で見せたりなど、早い段階で見せて消しているのでしょう。もしかしたら、兵長にも同じ時期に見せて、これまでのこと、詫びたり、今後のことを託したりしてるのでは?と、妄想しています。
    結局、アッカーマンだから、最後の最期で見せたと妄想します。

  11. 二度目の投稿 より:

    昨夜、前と同じコメントをコピペして送ってしまってました!ごめんなさい。

    ようやく、落とし所を見つけた気がしている。二度目の投稿です。
    結局、ミカサの頭痛も、長い夢も、「口の中にいる」も明確な回答がないまま終わりましたね。
    しかし、
    エレンが言った始祖巨人の力の影響で過去も未来もない。同時に存在するとはどういう状況か?
    これを解明するのが(諌山先生がどうイメージされたか)が鍵になると感じています。
    正直、このカミングアウトにより何でもありになってしまう訳ですね。その中から、最適の答えを導き出してごらん。アース団長。という作者からの謎かけだと(笑)
    現在過去未来という軸をX軸としたら、始祖巨人の中ではこれを縦軸に変換した状態と言えましょう。横軸は現実世界の時間軸。現在を原点として縦軸に過去と未来がある状態。
    まさに座標ですね。
    道の世界では時間そのものは止まっており、この座標から眺める景色には過去も未来も見えるという構図でしょうか。なんとなくイメージできますし、一見、時間軸を越えて全てを見通せる。または干渉できる力のように思えます。しかし、エレンはミカサが選択する未来に向かって進んだと言いつつも、同時にミカサが何をするかまだわからないとも言ってます。 
    つまりは座標にいながらも全てを見通せる訳ではなく、白日夢のごとく目の前に展開される事象では?と思われます。
    その一つ一つをパズルの如く当てはめることで、過去から未来まで繋げることができる。
    当然、過去が違えば組合わさる未來も異なる。
    これがif世界。
    例えばカルラが補食されない過去を選べば行着く未来が変わる。恐らくほとんどの選択肢の結果がエルディア人の滅亡に行き着き、唯一生き残る未来に繋がるのが、カルラの補食という過去であり、ミカサが選択する未来。途中途中のピース抜けはあるものの、この組み合わせでしか組み合わせられない。
    それが「仕方がなかった」ということだったのでしょう。
    また、アベンジャーズの話を持ち出して申し訳ないのですが、エンドゲームで残された唯一の選択肢。アイアンマンの決断とだぶります。
    話を戻しますが、始祖ユミルも過去未来を見渡しており、自分を開放してくれるのがミカサだと認識していたとすると、頭痛の謎も解ける気がします。
    団長はミカサの逃避的発想が原因と書かれていましたが、更に始祖ユミルが干渉し、修正しようとしていたのが頭痛の原因ではないかと。
    エレンやアルミンは必要不可欠なピースであり、それを失うことで自暴自棄になりそうなミカサに対して、まだ未来は繋がっている!という鼓舞であり、虐殺思想家に思えたり、自分をなじったエレンを見放そうとした時にそれは違うという修正であり、最後にエレンを殺したくないのに何故こうなるの?と想い嘆くミカサに最後の決断を導かせた。もしくは強烈な記憶干渉を行った。これらが頭痛の原因とすれば、説明できるのではないでしょうか。
    あと、長い夢をミカサに見せたのは誰か?についてはアルミンがエレンに忘れられるはずがないと言ってるシーンからエレンがミカサに会いに行った時に違うピース(ミカサのあの時の違う回答)による違う未来を見せたと思われます。ミカサはアッカーマン故に記憶を消せないので、それを覚えていたが、その未来(エレンを忘れる未来)は選択してはいけないという決断に導いたのはユミル。
    何故、口の中にいると知っていたかは、エレンが伝えたのでしょうね。「こういう未來もあったんだけどな。けりをつけてくれと」
    とか言って。
    全くの個人的な妄想ですが、この諌山先生が与えてくれた課題は考察のしがいがありますね。

    • >前と同じコメントをコピペして送ってしまってました!
      良かった!「前に全く同じ文章を見たことがあるような…これがデジャブってやつか」とちょっと怖かったです(笑)

      >始祖ユミルが干渉し、修正しようとしていたのが頭痛の原因ではないかと。
      これにあり得ますよね。始祖ユミルが見せた夢、ではないですが始祖ユミルが干渉している可能性。
      ここは本当に「その中から、最適の答えを導き出してごらん」と諫山先生が言われているように感じます。

      オニャンコポンじゃないですが、「色んなやつがいていい」ように「色んな答えがあって良い作品」が進撃の巨人ですね(*^^*)

      管理人アース

  12. ユミル・イェーガー より:

    こんばんは。
    度々失礼いたします。

    138話、ミカサの「できない」と「いってらっしゃい」

    「できない」=エレンの事を忘れるなんてできない=エレンの望みをきかない=エレンに隷属しない=自分自身の選択と決断、そしてそれをした自分自身を受け入れる

    「いってらっしゃい」=エレンを送り出す=エレンの自由意思を尊重=エレン自身を受け入れる

    自分を信じ、相手を信じ、自分を許し受け入れ、相手を許し受け入れる。

    多分・・これがミカサがユミルに示した「答え」

    ミカサの選択と決断は、ユミルの自己肯定の道しるべであり、残された人類の未来の道しるべ。

    失礼いたしました。

    • >相手を許し受け入れる。
      始祖ユミルには厳しい選択かもですが、ミカサが示したことで受け入れられたかもですね。
      解放されて良かったです(*^^*)

      管理人アース

      • ユミル・イェーガー より:

        団長、返信ありがとうございます😊
        愛する人であっても虐殺を止める事を優先したミカサ。
        ハンジさんの言葉が届いたってコトですね。
        ユミルも自分が復活しなかったコトで殺戮の連鎖を止めたかったのかも・・

  13. 二度目の投稿 より:

    怒濤の更新お疲れ様です。団長。
    月マガ増刷!今度こそは転売ヤーに負けずGET してやると意気込んでる二度目の投稿です。
    今月末に本屋に並ぶそうですね。
    それはそうと、最後にコメントを取り上げて頂き感謝感激です。
    ただ、未だしっくり来ない感は残ってます。頭痛の原因ももやっとしてますし、ミカサのif 世界も。。。
    考える始めると一晩かかりそうなんでなかなか書けない!ってことでそれはおいといて。
    今回、私がうるっと来たのは兵長が生きてたことなんですよ!
    以前、巨人化能力の消失と共にアッカーマンの力も消え失せ、兵長が力尽きるのでは?と予測したことがあるので、エルヴィン達が現れ、兵長が心臓を捧げよポーズのあのコマを見た時は逝ったか。。と思ってしまった訳です。最後の方で兵長が描かれていたのを見た時は涙ぐみました!
    あれはある種の引っかけだったンかな?(引っかかったのは俺だけかもしれませんが)
    あと念願のサシャの登場ですね!もっと描いて欲しかったぁぁ。
    またアニメのエレンの糞発言放送直後に本編で回収!
    いつもながらのタイミングに脱帽です。
    最後に。 
    締めくくりに世界に抗おうとするパラディ島の状況と和平大使として向かうアルミン達を描いた意味。他にも描きたいことがあまた有りそうな中でこれを持ってきたのは、「死んだ者の意味は生者が与える」というエルヴィン。いや、作者の矜持かなと。
    だから兵長も生き残らなければならなかった。
    諌山先生の中で、この残虐な世界を11年描き続ける間、持ち続けた想いなのかなと感じました。
    であるが故に役割を終えたキャラクターをバシバシ退場させてきたし、同時に意味のない死はなかった。諌山先生自信もエレンやライナーと同じで「しかたなかった」思いで書いてきたのかな
    などと勝手に想い描いてました。
    アニメfinal 後編は冬だっていうし、そこで回収するべき事をこれから諌山先生は構想されるのでしょう。
    本当の意味のエンディングはまだ先にありますね。きっと!

    • >私がうるっと来たのは兵長が生きてたことなんですよ!
      そうですね~。兵長生き残りましたね!
      死亡する可能性が高かったと感じていましたが生き残り、さらにファルコとガビと一緒に世界で生きている…
      これ読んだ時、たまんなかったです!
      冬アニメも楽しみですね(*^^*)

      管理人アース

  14. ドリアン より:

    初めて投稿します。よろしくお願いします。
    これ本当にわかりません…
    (道の場合の矛盾)
    ・スイスで鳥が飛んでいる。道で鳥はいらないはず。エレン鳥はエレンの分身のようなもので、現実世界にのみ必要とかんじました。
    ・ミカサはなんで現実と違う記憶になっている?道に来た他の登場人物は、現実世界と同じ記憶のまま、いわば素のまま道に来ていた。
    (前ループの記憶の矛盾点)
    ・エレンの巨人化痕
    ・こちらもエレン鳥はいないはず。この場合、ただの鳥?

    エレンが巨人化痕出すのって、感情が昂ったときに何回かありましたよね。巨人化痕だけでループを否定はできない気もします。
    単行本の追加ページでヒントが出るかなーとか妄想してます。

    • >エレン鳥はエレンの分身のようなもので、現実世界にのみ必要
      138話夢で飛んでいたエレン鳥は「座標で見ている別エレン」みたいな意味かなと読みました。
      俯瞰して見ているもうひとりの「始祖エレン」みたいな。

      >巨人化痕だけでループを否定はできない
      そうですね。アースは寿命が近くなって浮いてきた、みたいに読みました。
      なので、138話では4年間のエレンが描かれたのかなと。
      アースもループは否定していません。
      今でも138話は前ループだと信じています。

      管理人アース

  15. ズコチャン より:

    こんばんは!
    私もループ支持者でしたが、もう諦めてます。確かに、「口の中にいる」ということは138話の中では言ってないけど、山小屋のやつが会いに来た記憶だとすれば、尺がアルミンのやつと比べて短いので、別の時に話してて、カットされたんだと思います。ていうか、もはや記憶の中の山小屋で4年間過ごしたってのを推します!
    だから、ミカサの頭痛は、エレンとの記憶を思い出そうとして、思い出せなくての頭痛だと思ってます。子供のころからずっと思い出そうとしてたんです。
    ていうか、今回の話には関係ないけど、そもそもミカサに聞くエレンが悪いと思います!あーゆーのは、男が言うものなんじゃないんですか?

    • >もはや記憶の中の山小屋で4年間過ごしたってのを推します!
      アースもそう思っています。
      なので最期にエレンが眠ったシーンは寿命でしょう。
      1話と138話の「いってらっしゃい」は同じシーンだと、アースも読んでいます。
      やはり「前ループ」記憶。
      となると、別の時に「会いに来た」のか、「カットされた」のかもですね。
      やはりループかな、とアースには読めます。
      ループ信者だからかもですが(笑)

      管理人アース

  16. コダヌキオタヌ より:

     度々失礼致します。コダヌキでございます。

     3月12日の私のコメントより
     恐らく、前任者の過去の記憶を見られる知性巨人継承者も、記憶改竄の対象外の可
    能性があります。
     
     ↑例によって私の拙い考察はやはり外れていました(泣)。知性巨人継承者である
    アルミンの記憶は一時消去されていました(泣)。

     >アースはループ支持者なのでどうしてもこういう見方になってしまうのかも~
     ミカサにはカッコつけて「忘れてくれ」と言う事も十分あるだろう~

     【進撃の巨人】は読者に判断が委ねられている部分が多いです。読者の数だけ読み
    解き方があり、どれも間違いではありませんよ!ループ考察を大切になさって下さい。
    私はループ派ではありませんが、こちらのサイトで様々な考察に出会える事が楽しい
    のです。そして、エレンは好きな女性の前でカッコつけたかったのでしょう。

    ✓エレンはミカサの記憶を改竄しようとしていたのか
     
     エレンが『道』でミカサに長い夢を見せたのは、ミカサが「わたし達の家に帰りた
    い」と現実逃避した瞬間で、夢の時間軸が「戦争が終わってから2ヶ月」に設定され
    ていたのだと考えています。『始祖』は時の流れの制限を受けないようですし。
     エレンは、アルミンに言ったように「記憶は消す」とは言ってないので、恐らく
    アッカーマン一族のミカサの記憶は改竄出来ないと知っていたのでしょう。
     ならば、ミカサの「アルミンも記憶が戻ったんでしょ?」は単行本で修正される
    かもしれません。
     エレンが口内にいると分かったのは、エレンによる口頭での説明ではなく、夢を見
    た『道』で、エレンとミカサの意識がリボン結びのように結合した結果かなと考えて
    います。ミカサの意識が口内のエレンのそれと繋がった、では無理でしょうか?
     現実では叶わなくても、『道』で二人は夫婦同然になっていた・・・ではロマンチ
    ストが過ぎるでしょうか(笑)。

     失礼致しました。
     

    • >『道』で二人は夫婦同然になっていた・・・
      これ、全くの同感です。

      >夢の時間軸が「戦争が終わってから2ヶ月」に設定されていたのだと考えています。
      そうですね。
      そこからアースはエレンの寿命が尽きるまで、あの世界にいた「前ループ世界」という見方は変わっていません。
      寿命が尽きるまでなので、4年間は一緒に暮らしていたのではないでしょうか?
      アースもロマンチスト過ぎかもしれませんが、ループ支持者としてはあの夢は「前ループで寿命が尽きるまで暮らしていた」と今でも読んでいます。
      138話と1話の「いってらっしゃいは同じ」、と。
      最期まで追いかけ、完走しても感動は薄まることない感動に包んでくれる最高な作品ですよ(泣)

      管理人アース

  17. ユミル・イェーガー より:

    団長、記事更新お疲れ様です。

    別考察最後なんて言わないで下さいよ。
    日に日に発見が生れてきますよ。

    さて
    私、ユミル・イェーガーとしてはセリヌンティウスさんの考察に1票!!です。

    ミカサ「エレンが・・私たちに逢いに来てくれた時の」記憶だと思います。
    即ちエレンが見せた、というよりエレンが会いに来た。

    ❶123話の「もしも・・あの時・・」に違う選択をしたとしても、エレンには死が訪れるというコト。これは鏡男も言ってました。

    ❷逃避行では後悔が残るコト

    ❸「忘れてくれ」からのミカサの決断・選択を導くコト

    ❹導いた後のミカサの行動のために自分の居所を教えるコト

    ❺ダイナ巨人への干渉告白が全ての答えだというコト

    以上❶から❺の理由で
    セリヌンティウスさんの考察に1票!!!!!

    団長!ループ説をいつまでも大切に!!
    私も『過去と未来の記憶ツアー』が最高の正解ルートだと、永遠に信じています(笑)

    • ユミル・イェーガー より:

      追記

      実は・・道は全ての人類に繋がっていた・・

      という種明かしが最終話に訪れるコトを期待していました。
      『過去と未来の記憶ツアー』で全人類に地ならしの疑似体験(ミカサの夢・アルミンとの会話)をさせてミュラー長官の言葉に至る。「全ての責任は我々大人たちにある」「再び明日が訪れるなら二度と同じ過ちは犯さないと誓う」

      そして122話に戻り終焉へ・・・

      『過去と未来の記憶ツアー』説・・アリだと思っていたんですけどね・・(笑)

    • >日に日に発見が生れてきますよ。
      その通りかもですが、タイトルを新規で付けての別記事考察はたぶん無いだろうと思っています。
      あるとしたら「ファンブック」かなぁ、と。
      記事の更新はしますよ(*^^*)

      >ループ説をいつまでも大切に!!
      もちろん今でもループだと思っていますよ。
      最初から最期まで、読み方は一貫して変わっていないです!

      管理人アース

  18. 和銀 より:

    何度も消えてしまうのでもう一度
    追記
    ⑪ ミカサ外伝はループ説を示唆
    ⑫始祖ユミルがミカサに想いを重ねたのは
    エレンをたちきれず何度もループする少女ミカサだったからではないかと
    です
    ので はっ!(^^ゞ

  19. 和銀 より:

    おはようございます⛅️☔️アース団長
    まだロスを引きずっていてリハビリ中です(^^;考察出来る頭ではないのですが 気がついた事をいくつか ①まず記憶改竄と巨人を動かす力がエレンが始祖巨人を持っているのが前提で今回が初めてであると考える
    ②そして進撃の巨人のみでもすべての未来の可能性(パラレル)が見えるとする
    ③今回の未來でのみ記憶改竄を試みた
    ④座標に来たエレンがやっとあの景色(正解の未來)に辿り付いた
    ⑤ミカサの選択が正解の未来の鍵
    ⑥過去の巨人は始祖と進撃持ちのエレンが動かした
    ⑦座標には過去も未来も関係ないので干渉可能但し巨人を動かす等巨人に関することのみ
    (巨人保持者も含む)可能 もしくは始祖ユミルが巨人を作り続けていた場合ジークはギリ修復?)
    と考えると叫びの座標発動も未来エレンの仕業でも十分可能
    ⑧ミカサの記憶のみ早めに解除(アッカーマンゆえに完全に効かない)
    ⑨エレンが口にいる事はその場で送ったか もしくはいってらっしゃいと違う記憶
    ⑩いってらっしゃいが記憶かエレンのシュミレーションかどちら
    結論 エレンの始まりは何処だのところで100話?4シーンの中に居眠りエレンとミカサのシーンがあるのは 始祖ユミルがミカサを見つけ始まった物語としても その時の夢にいってらっしゃいがあるのでループとの(例え一回だけでも)可能性ありと思います
    頭痛はエレンが消そうとして消せない記憶の時現れるもの で未来エレンの干渉の副作用
    記憶のミカサの傷はちょっと分からないのですが今のミカサに伝えているためで
    ミカサの傷は今回のループが最後と伝える目印ではと
    誰がループさせたかはちょっと分かりませんが始祖ユミルとは考えにくいかなと思います始まりが木の下なので
    4シーンは(割愛しますが)それぞれな始まりのシーンだと思います
    以上です(^^;拙い考察失礼いたしました
    はっ!(^^ゞ💦

    • 和銀 より:

      蛇足ですが
      ミカサ外伝もループを示唆?していますし
      また始祖ユミルがミカサに想いを重ねたのもエレンの想いがたちきれず何度もループする少女ミカサならあり得ます
      ので はっ!(^^ゞ

    • >頭痛はエレンが消そうとして消せない記憶の時現れるもの
      そうなのかもしれませんね。
      これまでの頭痛もそうなのか…アースはミカサの東洋の一族からの現実逃避による頭痛だと考えています。
      この辺りは読者によって、となりそうですね!
      最期の最期まで考えさせられる作品ですよ(*^^*)

      管理人アース

  20. かい より:

    こんにちは。

    完結した上でみてみると、やはりセリヌンティウスさんの考察が一番しっくりくるかな?という印象です。

    何よりループやif世界だとしたら「忘れてくれ」の際のエレンの巨人顔の表現が不自然ですが、エレンが巨人の力を行使しているとしたら説明がつきます。

    始祖がもたらす影響には未来も過去もなくすべてが繋がっているため、過去のミカサに頭痛を起こすことになり、
    また同じ仕組みで「いってらっしゃい エレン」も過去のエレンに記憶が流れたのではないでしょうか。

    山小屋のシーンは道を通じた白昼夢で現実とリンクするように進行しており、だから現実で首を切られたエレンは白昼夢でも眠っていた。

    「いってらっしゃい」は「死んで自由になって」というミカサのメッセージ(ゆえに138話最後で「自由を求めた少年」という表現がされたのかと)。

    「いってらっしゃい」されたエレンは、納得というよりもミカサに首を切ってもらい事切れたエレンの安らかな死に顔。

    完結した上で改めて、この考察はいかがでしょうか…?

  21. 茶ニ より:

    ミカサの夢はエレンが見せたものでしたね。始祖がもたらす影響には未来も過去もなくすべてが繋がっているというエレンの話から、これまでのミカサの頭痛もすべて未来のエレンからの作用だったという解釈になるでしょうか?

  22. 井筒孝庵 より:

    こんばんは。

    進撃という作品はいろいろな楽しみ方ができる作品だと思っていますが、1) 物語(ストーリー)は多義的な解釈を許容している、2) 設定(プロット)は特別な世界構造を前提にしている、大きくそう捉えてみた上でお題に即して、まず要点を記したいと思います。

    《問》 ミカサが見た夢は「ミカサの妄想」なのか?

    《答》

    ・ 妄想、ではないでしょう。

    ・ 多義的な解釈の一つとして、群像劇として捉えた場合について既に書き記していますが、そこでのミカサの長い夢は、理想であり願いであり、妄想とはニュアンスを大きく異にするのかなと。

    ・ 激しい思い込みで脈絡がなければそれは妄想、となりますが。

    ・ ミカサの長い夢は、個人的な理想ですが、同時に、蓋然性のある理想です。描かれているのは、単に可能でなく、到達可能な世界です。(← 固い言葉で言えば、クリプキ意味論で区別されるもの) 到達可能であることによって、SF設定としての「世界線」に結びつき、解釈が拡がるということになります。

    《問》 ミカサが見た夢がパラレル(平行世界)なのか?

    《答》

    ・ Yesかなぁ。

    ・ 少し混み入るところです。冒頭の2)、進撃の世界構造は独特で、始まりと終わりとが繋がっている「円環」(リング)を作っていると観ています。このため、作中で進行するこの世界線にパラレルな世界線(if世界の集まり)も閉じていて、全体として最初から「ループ」を作っている。

    ・ 群像劇の視点で捉えてみると、それは「永劫回帰」の世界です。森で彷徨う、森を抜け出そうにも元に戻ってしまって抜け出せない。巨人の力の支配の元で、悲劇が繰り返されて止まない、そういう世界です。

    お題になっている残りの設問に続きます。

    ーーーーーーーーーーーーーー

    • 井筒孝庵 より:

      続きです。目が冴えてしまうなぁε-(´∀`; )

      《問》 ミカサが見た夢はループの記憶なのか?

      《答》

      ・ Yesですね(*^ω^*)

      ・ ループしているという解釈が十分に成り立ちます。

      ・ 138話でのこの描写はプロットとして素晴らしいと思いました。進撃の物語の始まりと終わりとが繋がっていて、さながら円環の構造の中に円環が仕込まれているという捉え方です。

      ・ ミカサの夢はミカサが大切にしていたものですが、それは失敗ルート、バッドエンドの一つに相当するもので、ゲーム的な感覚ではリセットされて最初に戻ってしまう・・

      ・ 仮にSF的なループがないとしても、その夢の先には希望的な未来がなく、悲劇が繰り返されるだろうということを十分に暗喩しているとみてよいでしょう。繰り返される悲劇もまた比喩としてループと言えるわけです。本作が運命を変えることであれば、それは運命=ループであり、ループからの脱出ということになるでしょう。

      ・ SF的な方でループしているという場合、ミカサはどのようにループしているのか? となり、いろいろな見方が出てくるところですよね(*^ω^*)

      QA続きます。

      ーーーーーーーーーーーーーー

      • 井筒孝庵 より:

        続きです。
        (メルアドの入力ミスで重複投稿になってしまっているようで、お手数ですが削除でのご対応、よろしくお願いします。> アース団長)

        《問》 エレンはミカサの記憶を改ざんしようとしていたのか?

        《答》

        ・ NOかなぁ。

        ・ まず、群像劇としての解釈とどう並立/共存させるのか?が難しくなるように思えるので。つまり、138話が最終局面に至ってついにミカサの自立、最後の悔いなき選択を表していると読み取ったときに、その自立や選択が、他者の強い支配や助力によるものだとなると、整合してこないというか、個人的に違和感が生じてくるというところです。

        《問》 ミカサの夢はエレンが見せたのか?

        《問》 ミカサの夢は始祖ユミルが見せたのか?

        《答》

        ・ 記憶改竄と同様な理由で、Noかなぁ。

        ・ 自分の理解では、見せる夢も改竄される記憶も、いずれも記憶の再構成なのであまり区別していません。狭く夢の方は、無意識下でのそれとなるのでしょうが、最終局面で見せられた時には、意識に昇って来ているので記憶として蘇る。

        ・ 記憶の改竄や夢の挿入は、他者によるミカサの意識/意志への強い干渉/介入に相当しますが、他者であるエレンも始祖ユミルも「全能者」です。全能者の動機は何か?となりますが、それが恩寵や救済にあるとした場合、プロット(構成・設定)としてのそれは《デウス・エクス・マキナ》です。

        URL省略。
        (wiki、デウス・エクス・マキナ)
        >> 古代ギリシアの演劇において、劇の内容が錯綜してもつれた糸のように解決困難な局面に陥った時、絶対的な力を持つ存在(神)が現れ、混乱した状況に一石を投じて解決に導き、物語を収束させるという手法を指した。

        ・ 決定的に介入してしまうと、多くの作中キャラのこれまで営為が霞んでしまうので、デウス・エクス・マキナとなるとちょっと・・(´∀`; ) 喩えとして始祖ユミルが「機械仕掛けの神」であったことに違いないと思いますが(*^ω^*)

        ・・・

        ただしです、

        ・ 道を通じて三者(ミカサ・エレン・始祖ユミル)の間に「相互作用」が起きていた可能性は十分にあると観ています。

        ・ ミカサの長い夢(理想・願い)自体から、最後に至ってミカサ自身が離れる/決別しますが、それは夢が儚いものとして壊れていくことでもあり、壊れてゆく有り様がミカサが見た最後の夢に描写として混在してきても、おかしくないでしょう。

        ・ ミカサの理想は、敢えてミカサが直視することを避けようとした要素で支えられていて、一つにはエレンが発してきた受け入れがたい言葉、もう一つには13年寿命という避けがたい事実、なのだろうと思います。

        ・ そして、ミカサは最後の夢の中で、それらから目を背けることをついにやめた・・それがミカサの土壇場での覚醒だったのではないか?と観ています。

        ・ エレンと始祖ユミルは、その変容の有り様をずっと観ている。積極的な介入者というより「観測者」として。

        ・ 観測で用いられているのは、進撃の力というより始祖の力。世界線の過去・未来を覗くのは進撃の能力ですが、複数の世界線を選択的に覗き見る、あるいは渡り歩く始祖の力。作中でこれまで幾度か、そして夢の中にも描かれている「鳥」は、エレン・始祖ユミルによる観測行為なのだろうと思えています。あの鳥は、GOTでのウォーグ(狼潜り)・グリーンサイト(緑視者)・三つ目の烏(物語の番人)を兼ねている。

        ・ 観測者もまた、観測行為を通して影響を受けます。 エレンはミカサの覚醒を確認することになり、あの場面で意識があれば肯定的に受け止める。始祖ユミルは最後の場面で意識を取り戻したかのような、あるいは始祖ユミル自身が長い夢から覚めたような描写を伴って、最終話へ。

        ーーーーーーーーーーーーー

  23. キース(傍観者) より:

    アースさん、こんばんは。

    「ミカサの一つ前のループの記憶」
    アースさんの考察に激しく同意します!

    山小屋で行ってらっしゃいと言われている時、エレンは微かに目を開けてミカサを見ていますよね。
    ここでエレンが目を閉じていたら1話の行ってらっしゃいシーンにつながらないため、しっかりと回収するための薄目のように感じました。

    ループについては残り1話しかないので、キヨミさんから「アズマビトの当主の中には頭痛を伴いながら時を越える能力を持っていた方もいたと言い伝えがあります」と、サラリと説明があり深掘りなく終わり、アースさんの考察サイトの延長につながれば嬉しいですね(笑)

    あと、ミカサがエレンを死なせないためにループを繰り返していたのであれば、最後の出口はエレンが生き延びる事なので、ユミルちゃんが消滅する寸前に何かしてくれてエレンは生き延びるような気もします。
    ラストの「お前は自由だ」カットはヒス子を抱くエレンの可能性もあると思います。

    そう考えると最後のタイトルは「時を越えて」しかない!と思い、書き込む前に皆さんの予想を見返したら、すでにユミル・イェーガーさんが出されておられました(笑)

    • >サラリと説明があり深掘りなく終わり、アースさんの考察サイトの延長につながれば嬉しい
      そう、最後にサラリとキヨミ様のひとコマで回収されたりすると嬉しいです(^^)
      やっぱり東洋の一族の能力な気がしますよ!
      最終話タイトルも楽しみです!

      管理人アース

  24. なおちん より:

    ついに来ましたね、ループに繋がる展開が。
    でも、私は単にif世界だと考えます。作者も最初はループを予定していたけど、途中でストーリーを変更したので、読みようによってはループとも取れる話を、考察好きな読者の為に挟んだのかと。
    ただ、エレンの選択肢って「地ならし」「限定地ならし」「ミカサと逃避行」の3つですよね?もしかして「限定地ならし」を選んだ場合のif世界も、最終回で描かれるのではないでしょうか?
    世界連合艦隊を限定地ならしで破ったけど、数年で航空技術やロケットが進歩して、パラディ島はまた危機的状況。結局ジャンが始祖&進撃を継承して虐殺地ならし起こす決意をして、エレンは「あの時俺がやってれば」と後悔しながら食われてミカサが「いってらっしゃい」でループエンド。これなら、エレンが地ならしを選んだ事が正当化されますし。あ、もしかして進撃の能力で自分がやらなきゃ継承者がやる羽目になるのを知ったから、地ならし起こしたのかも。
    ちなみにこのif世界では、女型はサシャが継承してて、超大型はコニーが引き継ぐ予定です。
    ああ、最後まで妄想が止まりません!

  25. keni-j より:

    久しぶりにコメントします。

    ミカサループ説の検証の前に、アッカーマンの由来を考える必要があるかと思ってます。

    ザックレー爆死のときや、飛行艇への獣の投石では、事の一瞬前に危機察知しているように描かれています。
    言い換えれば、一瞬先の未来を知る、という事なので。。。。

    進撃の能力に似てますね。

    という事で、私はアッカーマンの能力の由来は進撃にあると考えています。
    昔の巨人学者が巨人をいじくり回していた際に、たまたま進撃の脊髄液を使った実験していて偶然できあがったのでしょう。
    一瞬先に敵がどう動くか知ることが出来れば、そりゃよっぽどの難敵でない限り戦闘では無双しますわ。

    アッカーマンが進撃に由来しているとして、、
    条件さえ整えば進撃同様に過去干渉も可能かもしれません。
    それに、「始祖の管理外」なのに「道へのアクセス権がある」という特権も持ってますし。

    自分の考察は今のところこのあたりまでですが、この仮説を切り口に進めると、なにか見えてきたりしないかな、、と思ってます。

  26. 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 より:

    団長殿、いつも更新お疲れ様です。

    今回の考察は最終話の行方を占う意味でも重要ですね。
    考察と言うよりは、こうなって欲しいと言う願望として聞いて下さい。

    ミカサがマフラーを巻きながら「ごめん、できない」と言ったのは、エレンを忘れる事も4年間しか一緒にいられない生活も我慢出来ないと言う事だと感じました。
    その為にはエレンごと光るムカデを倒して巨人による支配を終わらせ、ユミルの呪いを解除しなければいけません。

    出来る事ならばエレンとミカサがと一緒にいられるループもしくはパラレル世界が描かれる事を希望していますが、ここからの大逆転劇は少々虫が良過ぎるかもしれません。
    2人の愛は美しく残酷なままで終わっちゃうんでしょうか(涙)

    ただ、情熱大陸で公開された「お前は自由だ」のひとコマの謎がまだ残されています。
    ヒストリアの子供説が有力視されますが、最後にエレンが真の自由を手に入れると言う展開も悪くないと思います。

    目的を果たす為のやり直しループ世界が存在するなら、その目的を達成した上でループの起点に戻る展開があっても良いと思います。
    121話で起きた過去に遡り未来を変えると言う意味からいけば、SF作品によく見られる「時は可逆、歴史は非可逆」と言うパラドックス理論とは異なる進撃のオリジナル設定に期待したいです。

  27. とく より:

    「いってらっしゃい。エレン」一話のシーンと首を持ったミカサのシーンが掛けあわされているの下りは『吸血姫美夕』のTVシリーズ最終話、神魔と化した友人千里に永遠の夢を見させるのシーンを髣髴させます

  28. コダヌキオタヌ より:

     失礼致します。コダヌキでございます。

     記事作成お疲れ様です。
     アースさんの考察を読み続けてきた私としてはループ歓迎でありつつも、自らの考
    察ではループが成立せず・・・。う~むぅ・・・悩ましい。

     さて、ミカサの夢ですが、初読で頭に浮かんだのは小説版【LOST GIRLS】でした。
    【LOST GIRLS】は、夢(あったかもしれない未来)と現実の境界が曖昧です。未来
    は複数用意されているが、どの未来に到達するかは現在の出来事もしくは自らの決断
    によって決まる。そしてどの未来でもエレンの死は避けられない。そのような物語だ
    と理解しています。
     別の未来なら幸福だったかもしれないと錯覚し、そこに逃げ込んではいけない。自
    らの決断から続く未来を受け入れなければならない。ミカサは、大勢の誰かの命を守
    る為にエレンの命を奪う決断―――通過儀礼という場所を通らなければならない。1
    38話でミカサが夢から現実に戻る場面は、自立も含めてそのように読めました。

     ならば138話の夢(あったかもしれない未来)はエレンが見せたのか?私は、ミ
    カサの意識が『道』に複数存在する未来の一つに逃げ込み、そこにエレンも『道』を
    通じて同時にやって来たと考えています。

            『道』               『道』
     エレンの意識―――→あったかもしれない未来(夢)←―――ミカサの意識
                 (道の何処かに存在する)

    ↑のような感じで二人の意識が繋がったと考えます。
     他人種系(ユミルの民の血を引かない旧植民地出身者)を除く全てのエルディア人
    を繋ぐ『道』を水路に例えるなら、大多数のエルディア人(他人種との混血)は巨人
    化薬を摂取しなければ『道』(水路)に巨人の力や記憶(水)が流れていない状態です。
    ですが、アッカーマン一族は人間のまま『道』から巨人の力や先祖の戦闘能力を引き
    出せる、つまり水路に常時水が流れている状態です。フリーダが人間のままヒストリ
    アの記憶を改竄したのと同様に、力に目覚めたアッカーマン一族は『人間の姿であり
    ながら知性巨人の状態』でもあると考えられます(知性巨人継承者と同等の状態だか
    ら例のガスを吸っても巨人化しない)。
     『道』は記憶も伝えます。アッカーマンが記憶改竄の影響を受けないのは、人間の
    状態で『道』に接続して巨人の力だけでなく記憶も受け取る可能性があるからでしょ
    う。恐らく、前任者の過去の記憶を見られる知性巨人継承者や1話で未来(138話)
    の記憶を見たエレン(他人種の血を継承していない?)も、記憶改竄の対象外の可能
    性があります。

     エレンを殺す現実から逃げたいとの願いが強過ぎた為、ミカサは人間のまま『道』
    と繋がれる能力が強化され、『あったかもしれない未来=ミカサの理想=夢(逃げ場
    所)』へ到達したのではないでしょうか。本心では『地鳴らし』を止めて欲しいエレ
    ンは、『道』を介してミカサが逃げ込んだ夢へ来たのかもしれません。

     夢が終わりかけてミカサが現実へ戻ろうとする、夢と現実の境界が曖昧な状態だか
    らエレンの顔に現実世界の巨人化痕が現れ、現実世界で空を飛ぶファルコ巨人と夢の
    中の鳥が重なっている状態かもしれません。
     『道』は巨人の力や記憶の他に意思も送るようですから、「口の中にいる」はエレ
    ンがミカサに送った意思・・・では駄目でしょうか?

     失礼致しました。

    • >  『道』               『道』
       エレンの意識―――→あったかもしれない未来(夢)←―――ミカサの意識
                   (道の何処かに存在する)

      ↑のような感じで二人の意識が繋がったと考えます。

      これだとたしかに「ミカサがエレンの居場所が口の中と知っていた理由」にも繋がりますね!
      具体的に回収描写が描かれるか分かりませんが、この解釈もありそうですね(^^)

      管理人アース

  29. セリヌンティウス より:

    コメントを拾っていただきありがとうございます! 私の初見感想ではループ以外の感想になってしまいましたが、当の私はこちらのサイトですっかり感化された結果、2000年ループに行き着いた身です。 こちらにお邪魔させていただくようになったのはマーレ編が始まって以降の事でしたが、過去アーカイブで扉絵ループの記事を読ませていただき大変感銘を受けたことを覚えています。 個人的にここのサイトを私は座標と勝手に呼んでいます。 最終回、どこまで明かされるのか??!どんなことが起こるのか??!救いはあるのか? 救われ過ぎても逆にがっかりしてしまわないか??とかいろいろ思うところがあります。 楽しみです。 ループ展開も大いにあると思っています。 予てより鳥の描写は始祖の介在を暗示していると思っていましたので、山小屋シーンにミサゴが象徴的に描かれている点はエレンの介入はあったのでは??とは感じています。 そして今、何度目かわからない読み直しの中で、ふと手が止まり繰り返し読み返している場面があります。 グリシャが教会前でツアー中のジークと会話するシーンです。 なぜあのメンタル状態でグリシャはエレンに進撃&始祖を継承させることが出来たのか??!「父さんが始めた物語だろ?」だけをモチベーションにウォールシーナの内部からトロスト区まで移動して継承する事が出来たのか??! 当時こちらでも議論をしたことを覚えています。 この点を気にすると、エレンの「まだ親父がオレに食われるところを見て無いぞ?」は敢えて見せなかったのではないかと勘繰ってしまうぐらいに足を取られています。 ラストシーン、ココ来るかも?なんて思いだしています。

    • >エレンの「まだ親父がオレに食われるところを見て無いぞ?」
      ここ、最終話で回収されたらたまんないですね!
      個人的に、「ミカサの東洋の一族能力」「145代フリッツと当時のアズマビト家当主の関係」「始祖ユミルの想い」が登場するのではとイメージしています。
      どこまで回収されるのか?
      要注目ですね!(^^)

      管理人アース

  30. SCT より:

    皆様方
    いつも楽しく拝見しております。
    また、最終回直前で初めてコメントさせていただきました。

    進撃の巨人、本当に面白いです。
    ここまで「考えさせられる」漫画は初めてです。

    しんげき…の巨人。

    その世の中を、それはまさに進撃してきたなあ。
    と脳内で色んな場面を逆再生しておりましたところ、

    「進撃」という単語を最後に逆再生しました。

    きげんし…。特に意味のない単語に思えます。
    ただ、まあ、「起源死」「起源史」との当て字も
    あると言われれば、ありそうな単語で、、
    また、光るムカデの存在や、最後はエレンのおかげ(せいで)巨人は存在しない世界にループしそうなことを考えると、個人的に勝手に納得できるところもあります。

    エレンが巨人世界の起源を死に導き、
    新たな紀元が始まり、そこからが紀元史になっていく。

    皆様方、プロのような考察は出来ませんが、
    ふと自然に思い浮かんだことをコメントさせていただきました。

    最後まで、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

  31. 普通の東洋人。 より:

    わからない…私にはわからない、どっちとも思えるんですよコレ。

    【エレンが見せた夢でははない】とする場合の理由。
    エレンが島や仲間を見殺しにするとは思えない。
    たとえミカサが共に生きようと告げても、エレンはそうはしないと思うんですよね。
    ジークに「オレはあと4年も無いんだぞ」「自由を奪われるくらいなら、そいつを殺す」とと答えたエレンが。
    ミカサと4年間幸せに暮らすより、自分の死後にミカサがずっと幸せであることを選ぶ男ですよエレンは。
    だからこの夢はミカサ自身の理想だと。

    【エレンが見せた夢である】とする場合の理由。
    『Lost Girl』でも夢をみていたミカサが、もうすぐ会えなくなるエレンの顔を思い出せない場面がありました。
    そんな事をミカサが望むはずがないので、この時もエレンが忘れさせようとした、マフラーを捨ててくれ、忘れてくれと伝えるためだけに見せた夢だった。

    気になるのはどちらの夢も『エレンが死ななければ終わらない』事です。
    その…エレンは物語の奴隷であると同時に、ミカサの夢の奴隷である感じもして。
    ループがミカサの能力ならば、エレンは不自由で怒りと絶望に満ちた(もちろんそれだけではないにしろ)生を生き、何度も強制的にスタートに立たされるゲームの主人公、『Lost Girl』の鏡男はエレンそのもので、全てを終わりにしたかった。
    ミカサは「死んでしまったらもう、あなたを思い出すことさえできない」「ループ出来ない」けれど、エレンはミカサをそのたびに悲しみに突き落とすループから降りたい。
    という気が…するんですよ…なんだか。
    「忘れてくれ」という言葉があまりに繰り返されるので、エレンの自由を奪ってきたのは、自分が最も愛するミカサからの愛情だったからかもしれないと。

  32. 13845 より:

    13ページ 845
    138話 45ページ
    いってらっしゃい

  33. 井筒孝庵 より:

    こんにちは。

    劇場版シン・エヴァの方では、一つの神話が幕を閉じる、そんな趣のようですが・・進撃の方は、新たな神話が幕を開ける、そんな捉え方をしています(*^ω^*)

    ループ説の総括も、本編が最終局面を迎えていることで大詰めのファイルとなりますが、ミカサの回想のそれはいったい何だったのだろうという論議や考察は、本編の完結を機にますます盛んになりそう(*^ω^*)

    アース団長のお仕事は、まだまだこれからかも(笑

    ・・・

    ユミル・イェーガーさんのこちら(↓)のご指摘に同意するところ大です。

    > 考察もいよいよ大詰めとなってきましたね。
    しかし、最終話を残して、未だなお謎が残りマス・・コレは諌山先生の真骨頂ですね! 『沢山の考察・予想・解釈の選択肢とその可能性を残す』 先生は常々そんな作品に・・っておっしゃっていました。

    ループ説を推していますし、最終話のエピローグでの最終ループ(のような描写)を強く期待していますが、

    ループやパラレルワールドと言った道具立てなしに、ミカサの回想シーンは、普通にミカサの強い願いという捉え方であってもいいのかなぁとも。

    ミカサには幼少期に家族を失う過酷な生い立ちがあるため、家族への人一倍強い執着(のようなもの)があって当然かなと思います。エレンからおれはお前の何なんだ?と問われた時、人一倍大切に思う家族と答えることは、ミカサからすれば最大級の愛情表現で、別に恋人でなくてもいいと思いますが、エレン視点からすると、失われた家族の替わりとしての家族では、恋人未満であることにエレンが不満足というより、ミカサが過去の辛さをまだ自覚的に乗り越えられていないという意味で、不十分だったということなのかもしれません。

    ミカサはエレンに依存していましたが、ミカサの家族をエレンに仮託/投影して、その疑似家族に依存していた、ということなのかなぁと。

    山小屋の回想シーンはミカサの理想ですが、その理想はミカサ自身が見ることを長らく避けてきた傷ついた自分の弱さのようなものに依って立つ理想ということだったのかもしれません。

    外観的には、エレンを斬首することは、ミカサにとって過酷な通過儀礼ですがそれでミカサが変わったのではなくて、それ以前の頭痛→回想→決断の僅かな時間に〜苛烈な言葉を含めてエレンが投げかけてきた言葉の真意、ミカサの立ち直りを心底願ってきたエレンの心情をついに理解して〜ミカサは大きく変わり、依存心でなく自らの納得の意志でマフラーを身につけて、エレンとともに、エレンを弔ったのだろうと思ってみています。(長き夢からの目覚め=ミカサの覚醒)

    ーーーーーーーーーーーーー

    • ユミル・イェーガー より:

      井筒さん

      こんにちは。

      ミカサの家族観について大いに同意いたしマス。
      前出の和銀さんのコメントで
      >家族は正しい答えだったて言うことです
      とあります。
      理想だと思っていた夢(想い・if世界)を断ち切り、最後の「悔いなき選択」に至ったミカサは、エレン自身も、自分自身も信じるという域に覚醒成長しました。
      マフラーを捨てて自立するのではなく、
      マフラーを巻いた自分のまま自立する。
      今までの自分の生き方を否定しての成長ではなく
      今までの自分の生き方を肯定(受け入れる)したうえでの成長です。
      仮にループが起こっていて、間違った度に正解を求めて再ループしていたとするなら、今回が正解ルートとして「家族」という答えが正しい答えだったのだとなりますね。
      138話でガビやファルコやピークが家族と抱き合う姿を見つめるミカサが描かれていますが、「家族」というものの大切さ大事さ必要さを物語る表情が描かれています。「私の想いは、間違っていなかった。」とミカサが感じていたと読みました。

      • 井筒孝庵 より:

        ユミル・イェーガーさん:

        返信ありがとうございます。

        > ミカサの家族観について大いに同意いたしマス。

        ありがとうございます。QA形式じゃない文章、久しく書いていなかったので書くのに難儀しました(´∀`; )

        > 前出の和銀さんのコメントで
        > > 家族は正しい答えだったて言うことです
        > とあります。

        全く同感ですね。

        ここ数話の展開の中で、家族はキーワードとしての重みを増していて、どう控え目にみても、ミカサの家族という言葉が間違いとか的外れとかにはならないと思っています。

        > 理想だと思っていた夢(想い・if世界)を断ち切り、最後の「悔いなき選択」に至ったミカサは、エレン自身も、自分自身も信じるという域に覚醒成長しました。
        > マフラーを捨てて自立するのではなく、
        > マフラーを巻いた自分のまま自立する。
        > 今までの自分の生き方を否定しての成長ではなく
        > 今までの自分の生き方を肯定(受け入れる)したうえでの成長です。

        全くの同感です。

        腹巻きにしていたとは全く思いもよりませんでしたが(笑、 エレン離れしていながら、エレンを否定する/マフラーを捨てるということの全く逆。もはやエレンにマフラーを巻いてもらうミカサではないですね。

        > 仮にループが起こっていて、間違った度に正解を求めて再ループしていたとするなら、今回が正解ルートとして「家族」という答えが正しい答えだったのだとなりますね。

        だと思っています。そして、単純に家族を大切にというメッセージではなく、「家族とは何か?」という問いかけも繰り返し為し続けられてきました。マーレ戦士の家族然り、そしてジークに至ってはアンチ家族の代表格でしたから。

        > 138話でガビやファルコやピークが家族と抱き合う姿を見つめるミカサが描かれていますが、「家族」というものの大切さ大事さ必要さを物語る表情が描かれています。「私の想いは、間違っていなかった。」とミカサが感じていたと読みました。

        はい、

        そして138話は、1)家族の再開 → 2)よもやまさかの阿鼻叫喚 → 3)ミカサの回想 → 4)最終決戦 という構成になっていますが、

        2)と3)の対比、対照(コントラスト)がもの凄いです。

        ミカサの夢、長くそれを大切に持ち続けたということで長い夢の背景には、あるいは深層心理には、ミカサの幼少期の不幸な体験がありますが、ミカサの現前に繰り広げられているのは、ファルコ鳥人の悲痛な叫びの通り、引き裂かれる家族たちなので・・ミカサに及ぶ衝撃も必至。

        諌山先生は、作中人物に対しても読者に対しても、求めるストイックのハードル?が高くてきついなぁε-(´∀`; )

        引き続きよろしくお願いしますm(__)m

        ーーーーーーーーーーーーーー

        • 井筒孝庵 より:

          ちょいと言葉が足りませんでしたので足しておくと、

          家族も人と同じく、最初から在るのではなくて成るものなのだろうと。家族の場合、特に子供は、親を選ぶわけではないので、在るところから始まりますが。

          スラトア要塞で再開した家族たちは、それまで家族のようでいてそうでないところがありましたが、一連の出来事を通じて、家族の絆を回復して家族になった・・そういう捉え方をしています。

          ps1

          《兵長の初体験》

          後日、リヴァイ元兵長が記者のインタビューを受けて。

          記者 「リヴァイさん、最後の巨人を倒すあの時の心境はいかがでしたか?」

          元兵長 「心境も何も、おれがタヒ(や)るしかないと斬る気でいた。相棒がかなり調子悪そうだったが、関係なくおれが斬る気でいた」

          記者 「相棒・・ヒイズル国のミカサ将軍ですね」

          元兵長 「ああ。いきなり腹巻を首に巻いたと思ったらそのまま飛び出していった」

          記者 「腹巻、ですね」 ← メモを取る記者。録音機の普及はまだ。

          元兵長 「ああ。これまで援護しろと人に言ったことはあるが、援護しろと言われたのは初めてだったな・・以上だ」

          ps2

          《エレンの役割》

          学校でのヒストリアとエレンが何やら熱い雰囲気。

          エレン 「なんか最近、お前おれにベタベタしていないか?」

          ヒストリア 「なんか、その陰があって遠くをじっとみているあなたの姿が・・」

          エレン 「魅力的か!なかなか人にわかってもらえないんだよな、この渋さ!」

          ヒストリア 「暇なのかなと思って。あなたって暇だとなにしでかすかわからないところがあるでしょ。この間だって、小さな女の子連れ出すから警察沙汰になって大変なことになったでしょ。」

          エレン 「心配してくれているのか、おれのこと?」

          ヒストリア 「心配? 何言ってんの。 この間、幼馴染みのいつもベレー帽被っている彼氏と別れて・・暇暇暇暇、超ヒマ」

          エレン 「やっぱりそれかぁ・・」

          ps3

          《ミカサ死闘編》

          エレンを斬首したミカサの背後から謎の笑みを浮かべ忍び寄る始祖ユミル。

          ユミル 「うっひょっひょっひょ」

          ミカサ 「??」

          ユミル 「? ダメ? しばらく笑ったことがないのじゃ。うっひゃっひゃっひゃ?」

          ミカサ 「?・・オホホ、かな」

          ユミル 「オホホホホホホホホ・・どうじゃ?」

          ミカサ 「まあまあ、かな」

          ユミル 「オホホホホホホホホ・・でかしたミカサ、さすが闇の眷属。今日からその者に替わってわらわのパダワンとなるのじゃ。It is your destinyじゃ」

          ミカサ 「??」

          ユミル 「 ? では・・オホホホホホホホ・・さすが闇の眷属、気に入った。わらわの力をふんだんに分けてやろう。お前は誰よりも美しい、これからもっと強くなる、残酷になる、特別な巨人じゃあ・・伝わった?」

          ミカサ 「それはいいから、笑いの基本は、はひふへほ、ね。ほの次は、ふ。できたら、は、できたら、へ・・」

          (中略)

          ユミル 「笑うのは難しいのじゃ。エレンは笑わなかったからな」

          ミカサ 「2000年ぶりだから仕方ないでしょ。頑張ってね、ユミルちゃん」

          お粗末さまでした(´∀`; )

          ーーーーーーーーーーーーーーー

  34. ズコチャン より:

    私も、エレンは始祖の力を使ってミカサの記憶を改ざんしようとしたけど、無理だから頼んでいるのだと思います。
    そして、あったかもしれないあの場面は、ミカサだけの妄想ではなく、エレンも後悔こそしてないものの、こういう未来もあったかもしれないと想像していたのではないのかと思います。それが道か何かでつながって、「もう一つの約束していいか?」のあたりからは、今、あの状態のエレンが本当に伝えたいことを想像の中の自分を介して伝えたのかなと思います。(ミカサが自分の妄想の中の約束に対して「ごめん できない」と返しているのはなんか寂しいので…)
    あと、ユミルの表情は微笑んでいるようにも見えるけど、少し寂しそうにも見えるので、次の話で彼女の心も救われる展開があると思います。

  35. ライカ より:

    ループ説を推すなら、ミカサのエレンに対する答えがループによって変化する理由がないと根拠不十分だと思います。
    現状ループによる影響は一話のエレンの夢とミカサの頭痛くらいで、ミカサがループ前の記憶を持ってないことも明らかで答えが変化する理由が、相当こじつけない限りないように思えます。

  36. ぽん より:

    ミカサの頭痛=ループ(現実をやり直す)の可能性が138話に来て非常に濃厚な感じになってきましたね!
    かなり早い段階でこれを予見していた団長の神考察に改めて脱帽です。

    さて、ちょっと思ったのですが、まさか「二千年後の君=ミカサ?」
    「二千年後の君へ」と言う言葉を始祖ユミルの発言ととらえるならばループを繰り返して巨人の呪縛を開放するところまでエレン(とゆうか物語そのもの)を導く(第1話時点なのでこれから導いていくことになる)ミカサに向けて言ったセリフと考えると非常にしっくりハマりませんか?
    エレンに呼び掛けたセリフとしては、なんとなくハマリが悪かったので138話最後のユミルの笑顔を見てそんな気がしました。

  37. ユミル・イェーガー より:

    団長、記事更新お疲れ様です。

    ハンジさんが逝った132話とはまた違った『衝撃』がありました。。。。。

    132話では「エレンのバカがさぁ・・」に泣かされましたが
    今回はブレードを構えたミカサの表情と、その姿を見つめるエレンの表情、
    そしてミカサの妄想(夢?記憶?)の中で「いってらっしゃい」と言われるエレンで、今まで感じた事の無い感情が湧き起りました。
    そして・・号泣・・

    「いってらっしゃい」
    回収されましたね。
    スゴイ・・

    アニメでカットされたので回収はほぼ100%ないと思っていました。
    アース団長の「諌山先生を信じてる!」というコメントが私の頭の中でこだましましたよ・・

    さて
    『進撃の巨人138話の夢はエレンが見せた?ミカサループ説を最終徹底検証!』

    考察もいよいよ大詰めとなってきましたね。
    しかし、最終話を残して、未だなお謎が残りマス・・
    コレは諌山先生の真骨頂ですね!
    『沢山の考察・予想・解釈の選択肢とその可能性を残す』
    先生は常々そんな作品に・・っておっしゃっていました。

    一つの答えにたどり着けない、絞り切れないのは、どの予想考察・その可能性にも『決定的なモノ』が欠けていて『決定的らしきモノ』が沢山描写されているからですねぇ。

    私も、もう最終話を「見守る」しかないと思っています(;^_^A(;^_^A

    取り敢えず、現状で感じていることをいくつか・・

    【ミカサのループ発動はない説】
    今回のミカサの夢が前ループという説には可能性を感じますが、ループを発動させたのがミカサという考え方には異議を唱えます。
    理由は、ミカサはどのタイミングでもエレンの死を受け入れているからです。
    7話「小さな刃」でもエレンの死を知った上で立ち上がっています。
    138話の夢でも13年の寿命を終えるエレンに「いってらっしゃい」と告げています。
    エレンの死を受け入れられず、「ループしたい」というミカサの感情は描かれていません。
    むしろ123話とか今回の「帰りたい・・」とか、ここぞという描写でもループはしませんでした。
    ですから、この物語にループの要素があるという可能性はありマスが、決して発動者はミカサではないと思われます。
    考えられる発動者は万能の始祖ユミル。
    彼女からは何が飛び出しても辻褄は合わせられますから。
    ご都合主義を避けるなら、座標や道の仕組みとか人知の及ばぬ宇宙の原理的なモノが突発的に起こしていた・・とか。

    【並行世界・複数世界線という説】
    描写や台詞で断言せず、「そんな世界もあるかも・・」的に解釈させている可能性はあると思います。
    ミカサの頭痛も世界線の交差や平行世界の入り口的な解釈も可能ですね。

    【全ては始祖ユミルが】
    この可能性も高そう・・
    138話のラスト、穏やかに微笑むユミルちゃんがポイントになります。
    1話でのエレンが見た記憶
    138話でのミカサが思い描いたif世界
    アニメFinalSeasonの1話でのファルコの見た記憶
    その他、未解決事案の不思議現象などなど
    全ては座標と道の仕組みを使って始祖ユミルがしていたコト。
    ループ発動者の可能性を含め、万能であるユミルちゃんに全ての原因を帰属させるという設定はあり得ますね。
    ただ、それだと「何のために」を最終話で解決させる必要があります。
    その場合の個人的な妄想予想ですが
    ユミルちゃんは槍に倒れた時、子種フリッツの心無い言葉を聞いて、この後に自分はどんな『選択』をするか迷っていた。自分の意志さえあればこんな傷は治癒できる。しかし、子種フリッツの言葉に虚無感も感じる。巨人の力で復興に貢献したことは良しとしても他国や他民族を虐殺してきた自分自身にも疑問と罪悪感がある。
    そんな迷いの「答え」を求めて『二千年後の君へ』『二千年前の君から』という未来の想像の旅に出ていたのでは。それが『長い夢』。
    138話のラストでユミルちゃんは何らかの『答え』を見いだせたのかもしれません。
    ユミルが子種フリッツに隷属してたように、エレンに隷属していたと思われるミカサが「答え」のようなものに辿り着きました。
    1話から138話までの『長い夢』の旅をしていた始祖ユミルが最終話で目覚め、槍を抜いて立ち上がり、喋れないと思っていた言葉を発するかもしれませんね。

    【単なる並行世界ではなく、過去と現在と未来の3つの並行世界の同時進行】
    デジャヴに代表されるように、不思議な体験をする事ってありマスよね。
    継承前のエレンやファルコが未来を見る。
    ミカサが複数世界線を体験する。
    ミカサにはエレンの居場所が直感でわかる。
    離れていても想いが伝わる。(エレンがミカサに夢・居場所を)
    作中の壁の崩壊の日がベルリンの壁崩壊の日と同じだった。
    「ミカサ」は「私の家」という意味があった。(そう翻訳される)
    コロナ禍やアメリカ大統領選挙とクライマックス時期がかさなる。
    北欧神話とかさなる。
    聖書とかさなる。
    仏典とかさなる。
    などなど・・

    この「進撃の巨人」という物語には、不思議なシンクロニシティが沢山あります。
    「過去」と「現在」と「未来」が一つに重なり合っていたとしても
    決して不思議ではないような・・・。

    以上
    ミカサの夢から考察を広げてみました(;^_^A

    失礼いたしました。

    • >考えられる発動者は万能の始祖ユミル。
      二千年前から待っていたのはエレンではなくて、ミカサがエレンを斬る場面だったのかもしれないとも感じました。
      また考察したいです!

      管理人アース

  38. 進撃のデブ より:

    おはようございます!

    もしかしたら既に考察している方がいらっしゃるかもしれませんが、アッカーマンと東洋人の血が混ざっているミカサは、平行世界を見る能力を得ていたのでは無いかと思いました。
    また、エレンは明らかになっていますが、進撃の巨人の能力で未来の記憶を見ることができるとされています。巨人の力を持っているので、もちろん過去の継承者の記憶も見ることができます。

    この時、ミカサが座標におけるX軸で、エレンはY軸であると思いました。
    ちなみにXは「キス」を意味することがあるらしいです。ミカサからエレンにキスをしたので、ミカサがX軸であるという根拠であると言えると思います。
    さらにXの別の意味として、別れのあいさつというのも、どうやらあるそうです。
    エレンはY軸と記しましたが、Yはユミルの頭文字ですよね。ちょっと無理矢理感ありますけど(笑)

    進撃の作中でも座標という単語は度々出てきていましたが、最初はエレンがミカサを救うために、無意識的に使った能力のことでした。
    また進撃の巨人では、「愛」がひとつのテーマになっていると思うので、なんだかんだで両思いだったエレンとミカサの2人がいたからこそ(もちろん王家の血を引くダイナ巨人も必要でしたが)、あの時は座標のことなんて知らなかったのに、エレンは座標の力を引き出せたのかなと思いました。

  39. おおぞらバード より:

    他サイトに投稿したことですが、再び-

    第一巻の冒頭に、スキンヘッドで筋肉質の
    威圧感のある巨人が登場します。いわゆる
    「冒頭の巨人」というやつです。
    それを 調査兵団が作戦を練って追いかけて
    います。
    「冒頭の巨人」はモブではなく、明らかに
    大きな意味合いを持った巨人だと思われます。
    その巨人に「人類の力を、思い知れ!!」と
    兵士が斬りかかっていきます。
    次に ミカサの「いってらっしゃい エレン」
    がきて、エレンが眠りから覚める。
    それが第一巻の始まりになっています。

    そこでズバリ!「冒頭の巨人」の正体は、巨大
    ムカデが巨人を取り込んで 人型に変化した姿
    だった。
    今回も巨大ムカデが 巨人たちを吸収して
    「冒頭の巨人」の姿に変わります。
    それをめがけて、リヴァイが「人類の力を、
    思い知れ!!」と斬りかかっていきます。
    次に ミカサの「いってらっしゃいエレン」
    がきて、エレンが眠りから覚める。

    このように「冒頭の巨人」を介して 物語が
    第一巻へ戻り、再ループするのではないで
    しょうか。
    つまり 最終回ではなく『再周回』が始まる
    というのはどうでしょうか? 

    • ユミル・イェーガー より:

      おおぞらバードさん

      こんにちは。
      最終回ではなく「再周回」・・
      良いですねーーーー

      138話の巻末に「次回最終回」って表記がなかったような・・・
      コレは「次回再周回!!!」の伏線では(笑)

      • ユミル・イェーガー より:

        追記です。

        おおぞらバードさんの

        >そこでズバリ!「冒頭の巨人」の正体は、巨大
        ムカデが巨人を取り込んで 人型に変化した姿
        だった。
        今回も巨大ムカデが 巨人たちを吸収して
        「冒頭の巨人」の姿に変わります。
        それをめがけて、リヴァイが「人類の力を、
        思い知れ!!」と斬りかかっていきます。
        次に ミカサの「いってらっしゃいエレン」
        がきて、エレンが眠りから覚める。

        に乗っかりマス(笑)

        眠りから覚めたエレンとミカサはイェーガー家に…
        カルラが出産。
        抱き上げるグリシャが
        「お前は自由だ」

        アニメ「いってらっしゃい」カットを、最終回に同じカットを持ってくることで解消。
        「お前は自由だ」回収。

        • おおぞらバード より:

          ユミル・イェーガ―殿
          コメントありがとうございます。

          「冒頭の巨人」が何者なのか、長年の
          謎でした。
          もしかすると、冒頭の巨人のヌルツル
          とした質感が 巨大ムカデと似ているの
          ではという発想が生まれました。
          そしてこいつは最後に絡んで来るぞと
          思った次第です。

          あと、最終回にはアルミンが持っていた
          貝が登場して「最終貝」(笑)

    • >「冒頭の巨人」
      ブラウンが斬りかかった巨人ですよね。意味のある巨人として以前他サイトで盛り上がっていたのを知っています。
      ただブラウンが腕だけになっているところから無垢の巨人であることは間違いないので…当サイトでは取り上げませんでした。
      最後に「再周回」を表す巨人として登場するなら、面白いですね!

      管理人アース

  40. 和銀 より:

    おはようございます☀️アース団長
    花粉があっていろいろあって眠れない私です(^_^;)
    そうですね「いってらしゃい」は前のループだと思います(^^;ショックと言えば前回ミカサが告白してたってことでしょうか💦家族は正しい答えだったて言うことです 朝にTwitterで巴里分隊長と話していたのですが
    ループはミカサの力ではなく 進撃の巨人の力かな?と実は思っています 未来のパラレル分岐の中で選ばれた今回の地鳴らしの選択 エレンはマーレ潜伏中には進み続けた者しかわからないと言っているので 実は未来は見えていたけどこれまでの選択肢とは少し違っていたのではと いくつかの未来ではなくいくつかのループ記憶が見えていたのではと
    だから進み続けなきゃわからないと
    最悪の選択かもしれないけど
    只前回のループの場合(ミカサと駆け落ち💦)の場合
    グリシャをそそのかしたシーンがまるごとなくなってしまい ちょっと矛盾が生じるのですが 同じようになんらかの形で二人のお前はオレの何なんだに行き着いたのではと思います
    あとは それ以外のループ世界の地鳴らしの場面たとえば マフラーを巻いたミカサが巨人に向かう表紙がいくつかあるのでやはりそういうループもいくつかあり
    ミカサは口の中にエレンがいることを
    思い出したのか
    エレンと始祖ユミルふたりが伝えたか
    アッカーマンの記憶は消せないけどミカサの場合もしかしたら頭痛と言う形で記憶が遮られていたのかも知れません 宿主(始祖ユミル)とエレンにとって都合の悪い記憶か もしかすると思い出させたくない悲しい記憶を遮っていたのかも エレンは嘘と真実を混ぜながらアッカーマンの習性として最終的にミカサに引導を渡して貰えるよう 導き最後に前回の記憶を思い出させて
    今度はちゃんと自分を切ってくれるようにたのんだのではないでしょうか? でもミカサにとってエレンを忘れる事は死ぬことより大切な事でそれだけは譲れず
    忘れることなんて出来ないと言ったのではないかと思います だから希望的観測ですが 前回のループがエレンが死ぬ寸前だとしたら 今回と同様ループが起こるかもしくはループから抜け出し なんらかの世界へ二人だけいなくなるとか考えています タイムトラベルのタイムループの場合いくつかの 親殺しのパラドックスを回避するためにパラレルワールドで説明されることが多いのですが 今回もそのパターンではないかと思うのですが 二人がどこの時間軸に飛ぶのかが最終回の答えになるのではと 出来ればまだ謎になっている
    ハンジさんの涙の記憶と兵長の包帯の件をなんとか解決して欲しいです ちょっと前回と被りましたが
    叫びのような少し希望のある終わりだとよいのですが
    正直まだあんまりメンタル戻ってなくて混乱中ですが
    ちょっとずつ元気を出して生きたいと思います
    記事更新お疲れさまでした🍵🍙
    来月は穏やかな気持ちで最終回をむかえたいと思います
    はっ!(^^ゞ

    • >来月は穏やかな気持ちで最終回をむかえたいと
      ホンとそうですね。
      1ヶ月かけて考察しながら整理して、穏やかに迎えるために頑張りますよ(^^)

      管理人アース

  41. ngk より:

    団長様の考察記事で私の頭もどんどん整理されていきます。本当にいつもありがとうございます。
    「いってらっしゃい」のミカサですが私にはどうしても頬の傷の有無が気になって仕方がないです。これって考え過ぎなのでしょうか?

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