137話では、ジークの口から多くの事実が明らかとなりました。
生命の誕生、生命とは増えること、道の誕生と死の存在しない世界…
さらに明らかになった事に、「始祖ユミルの未練」があります。
始祖ユミルが二千年もの間「道」に留まりフリッツ王に従っていた理由である、「未練」。
これはいったい、何なのでしょうか?
愛?
自由?
それとも?
この考察は、138話を読む前にマストな考察だと感じています。
次に来るであろう始祖ユミル展開を前に、避けては通れない考察。
始祖ユミルの本質に、進撃します!
◆進撃の巨人137話登場「始祖ユミルが残した未練」を検証!
「道」や「座標」を生んだ始祖ユミルの目的とは、一体何なのか?
ジークは「何かの未練を残していたことは確か」と言い、始祖ユミルの目的とは残した未練を果たすことではないかと示唆します。
では、この未練とは何なのか?
アースは、真っ先に「愛」だと感じました。
二千年間、子種フリッツ王に従い続けたのは愛を求めていたからだろうし、繋がります。
さらに22巻89話クルーガーの「人を愛せ」「それができなければ過ちを繰り返すだけだ」の回収にもなるでしょう。

いっぽうこの「始祖ユミルの未練」について、ぽんさんは「自由では」と考察されました。
始祖ユミルの未練ですが「自由」かな?とも思いました。
進撃の巨人のテーマが集約している第1話の「その日、人類は思い出した〜中略〜鳥籠の中に囚われていた屈辱を…」「家畜でも平気でいられる人間の方がよっぽどマヌケに見えるねbyエレン」と家畜を逃がしたユミルがどうも重なる気がして…巨人の力を得ても子を授かっても奴隷として扱われ続けて絶望したユミルは自由に未練があるのでは?とゆう仮説です。「お前は自由だ」への伏線にもなる?
あと、このタイミングで「845」の回収をブチ込んで来ないかな…と密かに期待しています。
135話で豚を逃した(であろう)始祖ユミルの回収にも繋がる、という考察はむちゃ納得です。

これらから、始祖ユミルが残した未練とは「自由」と「愛」で間違いないと思われます。
いっぽうで、137話でジークは「エレンは理解していた」と語っています。
これ、エレンは始祖ユミルの未練についても理解していた、という事になりそうです。
30巻122話に登場した、このエレンの場面を今一度見直してみましょう。
エレンが始祖ユミルを理解した場面を検証!

エレンが始祖ユミルに語る場面。
エレンは始祖ユミルをあすなろ抱きし、「誰にも従わなくていい。お前が決めていい」と「始祖ユミルの自由」を認めます。
さらに「待っていたんだろ。二千年前から誰かを」と告げ、そこで地鳴らしが発動し「エレンは始祖ユミルを理解していた」形となります。
この場面で始祖ユミルが求めていたものが「自由」である事は間違いないでしょう。
ただ、「愛」というのは当たらずも遠からず、という感じがします。
イメージとしては、「繋がり」と言えるのではと感じます。
二千年間、「誰かと繋がることを求めていた」という意味でエレンが言ったと取れますよね。
137話自体、「人と人の繋がり」をイメージさせる描写が多いです。
増える為に生まれ生きる。繋がりを求める。それが生命。
枯れ葉もリスも市場もボールも「人と繋がった瞬間」。何気ない日常で人と繋がれた、と感じる為に増え生き続けているのかも。
137話は深い。#進撃の巨人137話 pic.twitter.com/PWENYQU57H— 管理人アース(人気マンガの考察) (@singekinb) February 9, 2021
人と最も強く繋がったと感じる形が「愛」だとすれば、それを始祖ユミルが具現化した形が「結婚」なのかもしれませんね。
エレンが始祖ユミルに叫んだ「自由」と「繋がり」が始祖ユミルに響き地鳴らしを発動したところから、始祖ユミルが求めていたのはやはり「自由と愛」であることは間違いないだろう、と感じます。
そばかすユミルの「結婚できなかった」が回収される?

そばかすユミルと始祖ユミルを重ねて見る読者は、決して少なくないでしょう。
既に死亡退場しているユミルですが、印象に残っている伏線が「お前と結婚できなかったことだ」です。
ヒストリアに残した最後の手紙に記されたこの言葉は、何かしらの伏線ではないか、と感じますよね。
この辺りはユミルの手紙を考察!にて触れていますので、見てみてください!
そして今回の考察で、始祖ユミルの未練が「自由」と「愛」だと分かっています。
さらに、137話で未練を語るジークの場面描写で、「結婚場面」が描写されていました。

これ、122話冒頭にもあった描写ですよね!

137話でこの描写が登場してきた以上、始祖ユミルが見た結婚場面は回収されるような気がします。
これ、そばかすユミルの「結婚できなかったこと」の回収も同時にされるのではないでしょうか?
そうなると、第5話のこのユミルの発言も回収という形になる!?

そんな展開を予想してみました!
◆進撃の巨人始祖ユミルのラストに「自由」と「結婚」登場か?

最終話のエピローグとして、予想します。
ヒストリアの子が生まれ、ユミルと名付けられた男の子が登場します。
どことなく、始祖ユミルの面影があるよう。
アルミンとアニの、1,2歳離れた女の子として遊ぶシーン。
アルアニの子が、どう見てもそばかすユミルにそっくり(笑)
二人が仲良くおままごとで遊んでいます。
ヒス子のユミルがアルアニ子が好きなようで、「結婚しよう」と言う描写が登場します。
ヒストリアの子と結婚を約束する、そばかすユミルの生まれ変わり。
さらに始祖ユミルの生まれ変わりであるヒス子が、自分で相手を選び結婚する展開。
そんな展開が登場するのでは、と予想しますよ!
さらに、ツクシさんが面白い予想をしてくれています。
最後はママトリアが経営する牧場で遊ぶロリユミルのシーン
やってほしいやりとり①
ユミル家畜の豚を逃がす→ヒストリアに見つかる→またやっちゃった→と思いきや放牧手伝ってくれてありがとうと褒められる→ユミルが求めていたのは自由ではなく愛情でした
やってほしいやりとり②
牧場で遊ぶユミル→柵の外ではアルアニ子、ジャンピク子(アース団長に怒られる)が遊んでいる→一緒に遊びたいけど柵がある→迷うユミルにヒストリアが一言→「柵の外に出ても良いんだよ」
この展開、むちゃ良いですよね!
おままごとで遊び結婚を約束するシーンで始祖ユミルの「愛」「結婚」回収。
柵から出て良いんだよ、で「自由」回収。
このように始祖ユミルの未練が回収されるシーンが登場するのでは、と予想しますよ!
今回の考察で、始祖ユミルの未練は「愛・繋がり」「自由」であり、転生展開で回収されるのではと予想しました!
そんな生まれ変わりでそばかすユミルの「結婚回収」まで登場するのか?
最終話139話まで、必見ですね!(*^^*)





