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【ワンピース考察】海軍元帥より「もっと上」の存在にモリアはなぜ狙われたのか?

アース
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何気に重要人物のゲッコー・モリアについて!

人気漫画「ワンピース」に登場する、最強の海賊たち「四皇」を抑えるため。

そして、世界政府が発足した「海賊を抑制するための海賊組織」。

王下七武海”と呼ばれる組織があります。

この組織に加入していると「世界政府の名の下に海賊行為を許される」ことになります。

ということは、海軍から追われないということですね。

そんな“王下七武海”の一角を担う、ゲッコー・モリアという海賊がいます。

「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」では、ルフィたちの前に大きな壁として立ちはだかりました。

今回は、そんな“王下七武海”ゲッコー・モリアに残された謎について、考察していこうと思います!

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ワンピース考察|ゲッコー・モリアについて

最初にゲッコー・モリアについて簡単に紹介していきます。

ゲッコー・モリアはかつて、海軍も手を焼くほどの実力のある海賊でした。

その実力というのが、現在「ワノ国編」にてルフィと激戦を繰り広げている「百獣海賊団」の“百獣のカイドウ”と張り合えるほどだったそうです。

ですが、そのカイドウとの戦闘で、多くの仲間を失う事となり、その事について絶望してしまいます。

そういった経緯があり、ゲッコー・モリアは「仲間なんて生きているから死ぬんだ」という偏った思考に至ったのです。

その後のモリアはというと、アブサロム、ペローナ、Dr.ホグバックと共に「魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)」へ姿を隠します。

深い霧に隠れて、ゾンビの軍団を作り、虎視眈々と「海賊王の座」を狙っていたのです。

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ワンピース考察|元懸賞金3億2000万の実力者

モリアが「王下七武海」に加入する前の懸賞金は『3億2000万』。

七武海の中では、ドフラミンゴに次ぐ強者ですね!

また、本人には全くその気は無かったのですが、七武海の中では最も「海賊狩り」を行っていた人物です。

モリア的には、「強い海賊の影を集めていたらそうなっていた」といった感じなのでしょうね!

カゲカゲの実の能力者

次にどうやってゾンビ軍を作ったのかというと、ゲッコー・モリアの「悪魔の実の能力」が関係してきます。

ゲッコー・モリアの悪魔の実の能力は「カゲカゲの実」の能力

“超人系(パラミシア)”の能力で、「影」を操り、自身の影を操り戦闘させたり、他人の影をに面から引きはがし、自分に従わせたりできる能力です。

「影」というのは、いわば自分の分身。

もう1人の自分ですよね。

仕草や癖、戦闘能力も同じとなっています。

ルフィやサンジ、ゾロの影もゲッコー・モリアによって剥がされていましたね。

ゲッコー・モリアが剥がした影はどうするのかですが、結論からいうと「生きた人間か死体に入れ込みます」。

そうすることによって、生きた人間はその影の経験値を積むことになるので強化されます。

ですが、生きた人間に他人の影を入れることは他人の精神が入ってくることと同じです。

なので、身体が拒否反応を起こし、勝手に風を外に放出してしまうのですね。

この方法は、限られた時間に爆発的な力を手にするための“諸刃の剣”として、作中では使用されていました。

はたまた死体に入れると、違う見た目でもう1人の影の持ち主が出来上がるというわけです。

この能力を使って、ペンギンの胴体にイヌの顔を縫い合わせ、魔改造した「イヌペンギン」の死体の中にサンジの影を。

生前に家族を守る為、数戦の海賊を斬り伏せた「風のシゴロウ」の死体の中にゾロの影を。

そして、かつて自分で滅ぼした国を島ごと持ち帰り、自分の領地とした「国引き伝説」で恐れられた“古代巨人族”「国引きオーズ」の死体にルフィの影を入れて、ゾンビ兵としていました。

それぞれが強力すぎる戦闘能力を持っていましたが、サンジの「イヌペンギン」に関しては、肉体が影の強さについてこれず、能力を発揮できていなかったですね。

そんな風に影の能力を正確に読み取り、適した肉体へ入れる事ができなければ“宝の持ち腐れ”となってしまいます。

そこで活躍するのが、船員の1人であり、船医を務める「Dr.ホグバック」の力が重要となってくるのです。

次にゲッコー・モリアが率いる海賊団について紹介していきます!

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ワンピース考察|モリアの技まとめ

モリアの座右の銘が「他力本願」である事もあってか、作中で自分が戦う事が少ないのも印象的です。

ですが、少ない戦闘シーンでも「強者」と分かる点は素晴らしいものとなっております。

「麦わらの一味」全員が、あそこまで窮地に立たされるのも珍しいですね!

ここからは、少なくても強者感があるモリアの技を紹介していきます。

ワンピース考察|影法師(ドッペルマン)

自分の影を使って分身を作る』技。

この分身は、完全に自立して動き回るため、ぱっと見ではどちらが本物のモリアか見分けがつきません。

ルフィは見事にひっかかり、モリアから遠く離れたところまで誘導されていましたね!

また、後述の「欠片蝙蝠」との合わせ技も可能です。

ワンピース考察|欠片蝙蝠(ブリックバット)

影を分裂させ、『小さな蝙蝠に形を変えて突撃させる』技。

無数の蝙蝠に形を変えるので、全てを避ける事が難しく、物理攻撃も効きません。

さらに、噛みついてくるので、ゴムの性質を持つルフィにもダメージが入ります。

弱い海賊や海兵ならこれだけで蹂躙できるかもしれませんね!

ワンピース考察|影革命

モリア以外の者の影に「影法師」を忍ばせ、『相手の影を操る』技。

「実体に影がついて来る」というのが自然の摂理であり、光の入射角度によって大きくはなりますが、原型は同じですよね。

という事は「逆もまた然り」。

「影を操れば実体がついてくる」のです。

影の腕を伸ばせば、実体の腕も伸び、影をボールの様に縮めると、実体もボールの様な形に変化します。

バラエティ性に富んだ技ですが、相手に強制力がある分「質の悪い技」ともいえるでしょう。

ワンピース考察|影の集合地(シャドーズ・アスガルド)

スリラーバーク中に影を伸ばし、『全てのゾンビの影を抜き取って自分に集中させる』技。

1000体以上の影を取り込み、意識が飛びそうになりながらも絶大な威力で攻撃を放ってきます。

影を取り込み終えた後のモリアの身体は、恐ろしい程に巨大化し、その技の強大さをあらわしている様に思えます。

ですが、モリアがこの技を使った時点でゾロからすると「もう勝っている」と断言できる程使用者に負担が大きい技となっております!

スリラーバーク海賊団“船長”

ゲッコー・モリアが率いているのは「スリラーバーク海賊団」。

その船長を務めています。

ですが、船員たちを引っ張る「船長」の肩書に相応しくない「他力本願」スタイルを徹底し、「早く海賊王にならせろ」という言葉が印象的ですね。

“王下七武海”の一角として名を馳せているゲッコー・モリアの「スリラーバーク海賊団」の船員は、全員で「4人」となっておます。

魔改造人間でありスケスケの実の能力者「アブサロム」、数えきれない人々をその手で救ってきた「Dr.ホグバック」。

そして、ゴーストプリンセス、ホロホロの実の能力者「ペローナ」の3人の人間です。

怪人と呼ばれる3人を率いて海賊団を名乗っています。

ですが、明らかに船員が少ないですよね。

そこで、先ほど紹介した「カゲカゲの実の能力」と「Dr.ホグバック」の天才的医療術が肝になってきます。

Dr.ホグバックの天才的医療術によって「強靭な肉体を持った死体」が生み出され、その死体に影を入れる事によってはじめて「ゾンビ」が誕生します

そうやってスリラーバークに迷い込んだ海賊や海兵たちを捕え、影を奪い取り「ゾンビ兵」を量産し、勢力を拡大していったのですね。

マリンフォードで“王下七武海”として「頂上戦争」へ参戦

ルフィとの激戦で敗れた後、“王下七武海”として「頂上戦争」に召集を受け、“海軍側”の勢力として「白ひげ海賊団」と戦っております。

その時は、ルフィとの戦闘で出来たキズも癒えており、全快の状態で戦っていましたね。

それもDr.ホグバックの天才的医療術の賜物だといえるのではないでしょうか。

激しい戦闘の中、倒れていった海兵や海賊の死体の中に影を入れ、大量のゾンビ兵を作り出していました。

こう見ると、「カゲカゲの実」の戦い方はワンパターンだと思っていまいます。

ですが、頂上戦争後にゲッコー・モリアの身に重大な出来事が襲います。

その「ある出来事」について話していきましょう!

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「頂上戦争」終了後にドフラミンゴに狙われる

先ほど話した「ある出来事」というのは、同じ“王下七武海”であるはずの「ドンキホーテ・ドフラミンゴの襲撃」です。

ほとんど不意打ちに近い感じでドフラミンゴからの襲撃に合っています。

ドフラミンゴ自身の考えで襲い掛かってきたのではなく、誰かの命令があって襲ったとドフラミンゴは話していました。

なぜ、この時、ゲッコー・モリアはドフラミンゴに襲われたのでしょうか。

そして「誰が」ドフラミンゴに命令したのでしょうか…?



ゲッコー・モリア自身を“王下七武海”から降ろしたかったと考察

まず、ドフラミンゴがゲッコー・モリアを攻撃した理由についてです。

考えられる可能性は2つあります。

まず1つ目は「麦わらのルフィに敗北したゲッコー・モリアを“王下七武海”に置きたくなかった」。

という理由が挙げられます。

麦わらのルフィという海賊は、スリラーバークに行く前に「司法の塔」で世界政府直属の機関と戦っております。

その時に「世界政府の旗」を狙撃し、燃やしているのです。

これは、「世界政府に宣戦布告をした」ことを示しており、世界政府を敵に回しています。

そして、バスターコールをかけたにも関わらず、麦わらの一味には逃げられています。

その直後に世界政府が任命した“王下七武海”の海賊が敗れたとなると「世界政府の名誉に関わります」。

なので、“王下七武海”の敗北を消し去りたかった世界政府は「ゲッコー・モリアの暗殺」を企てたのではないでしょうか!

ドフラミンゴとゲッコー・モリアが戦っているシーンで、ゲッコー・モリアが「誰に命令された!?」と問いかけます。

すると、ドフラミンゴは「センゴクよりもっと上」と答えていました。

これは「世界政府」もしくは「五老星」あたりを示しているのではないかと考えられます!

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カゲカゲの実の能力を狙っていたと考察

もう1つの考えられる可能性として、「カゲカゲの実の能力を欲していた」というものが考えられます。

戦闘中は戦い方がワンパターンに見えてしまいますが、他の能力があったと考えられます。

その理由がドフラミンゴが言っていた「カゲカゲの能力にあんな能力があったとは」というセリフ。

この時、ゲッコー・モリアは「悪魔の実の能力を“覚醒”させた」もしくは「能力の“覚醒”に至っていた」と考えられますよね。

それはすでに「悪魔の実の能力を“覚醒”させているドフラミンゴでも対応できないほど」の能力だったと思われるのです。

はたしてどんな能力だったのでしょうか。

そして、世界政府はドフラミンゴでも知り得なかった「カゲカゲの実の“覚醒後の能力”」を知っていて、「カゲカゲの実」の奪取を命じた。

そう考えるとなんだか筋が通りませんか?

「ゴムゴムの実」、「オペオペの実」、そして「カゲカゲの実」。

共通点は“超人系(パラミシア)”というところしか無いような気がしますが、他に何かあるのでしょうか…?

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黒ひげもカゲカゲの実の能力を狙って勧誘していたと考察

頂上戦争後、ゲッコー・モリアが再登場したのは、黒ひげ海賊団が拠点にしている「海賊島ハチノス」でした。

そんな場所に来た理由は、仲間であるアブサロムが黒ひげ海賊団に囚われたからでしたね。

仲間を取り戻すために来たゲッコー・モリアでしたが、すでにアブサロムは殺されており、「スケスケの実」の能力はシリュウに奪われていましたのです。

その事実にひどく憤慨するモリアに対し、ティーチはあろうことか「黒ひげ海賊団に加入することを勧めてきた」のです。

これは、悪魔の実についての秘密を深く知っている黒ひげだからこその勧誘だと考えられます。

「カゲカゲの実」の真の能力についても知っていたのではないでしょうか。

そして、ゲッコー・モリアには「カゲカゲの実の能力を操る素質がある」と考えたのではないでしょうか?

なので、能力を奪うのでは無く、海賊団への加入を勧めたと考えられます!

この先、麦わらの一味が黒ひげ海賊団とぶつかることになった時、ゲッコー・モリアも黒ひげ側にいるとすると脅威ですよね…。

麦わらの一味もなにか強力な新要素を入れなければ現在の戦力では厳しいように感じます…。

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ワンピース考察|担当声優様は「宝亀克寿」さん

モリアの担当声優様は「宝亀克寿」さんです。

宝亀さんはモリアの他に、『炎炎消防隊』の「オニャンゴ」や『ジョジョの奇妙な冒険ダイアモンドは砕けない』の「東方良平」役を演じております。

また、モリアの雰囲気からは想像もつきませんが『ワンピース』の「ジンベエ」役も務められているのです!

「親分」と言う感じの強くて優しい男性の声が特徴的ですよね。

ワンピース考察|モリアの名言集

ワンピース考察|仲間なんざ生きてるから失うんだ!!!

カイドウに敗北した時に痛感した「仲間を失った時の悲しみ」からくるセリフ。

モリアはこの悲しみから、仲間を頼る事をせず、ゾンビ兵に執着していくのでした。

ワンピース考察|ゾンビなら不死身で!!!浄化しても代えのきく無限の兵士!!!

カイドウに敗北した際、「自分の力不足」ではなく、「優秀な仲間の重要性」を認識したモリア。

そこから考え出されたのが、「無限のゾンビ兵」だったのです。

現実逃避の様に見えますが、モリアは自分の仲間を失った時の悲しみが想像を絶するほど辛いものだったのだと思います。

そんなの現実逃避もしたくなるでしょう・・・。

ワンピース考察|早くおれを海賊王にならせろ!!!

座右の銘「他力本願」なモリアらしいセリフです。

自分の力でなろうとしているルフィとは全く別の発言ですよね!

絶対服従のゾンビ兵や自分の事を主人として扱う怪人達。

その2つの存在が、モリアをどんどん堕としていったのでしょうね。

ワンピース考察|出る杭は叩き潰される様にできてんだ!!!

自分に向かって言っている様にも聞こえるセリフ。

若い頃に、カイドウに絶望を味あわされ、1度は底を知ってしまったモリアだからこそ説得力のある発言なのだと思います。

世界政府がモリアを狙った理由についてまとめ!

今回は、ゲッコー・モリアの「カゲカゲの実の能力」がなぜ、世界政府に狙われていたのかについて考察していきました。

最近は悪魔の実の能力についての進展が著しいのですね。

「能力の伝達メカニズム」や「血統因子」、「悪魔の実の再生の謎」なんかの伏線が回収されるのも近いかもしれません。

それにしても、なぜ世界政府は「カゲカゲの実」を狙ったのでしょうか。

私は、どちらかというと「ゲッコー・モリア自身を狙った」というより「カゲカゲの実の能力を狙った」と考えています。

カゲカゲの実にも「空白の100年」に繋がる謎があるのでしょうか…?

今の所は片鱗も見えていないので、もう少し情報が入るのを待ちましょう!

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