とうとう始まったエレンとストッパーズとの戦い。
歴代の巨人登場からファルコ鳥巨人の登場。
さらにリヴァイ兵長の指欠損確定から、オニャンコポン生存確定も…
ほとんどがバトル展開がありながらも、様々な新展開が詰まった135話となっていましたが、ある意味最も衝撃だったのはベルトルト登場でしょう。
マーレ編以降も回想シーンでは登場しましたがリアルタイムと言える登場はシガンシナ区決戦以来であり、今回の登場は全国に数多くいるであろうベルトルトファンの黄色い声がアースの耳にも届きました(汗)
それくらい衝撃なベルトルトの再登場ですが、気になるのはその描写です。
涙を流し登場したベルトルト。
片目から流れる涙は、いつかの超大型巨人と重なりますよね。
その描写の意味とは、何なのか?
なぜベルトルトは泣いていたのか?
検証してみましょう!
◆135話ベルトルトは、なぜ泣いていたのか?
85話、超大型巨人の涙。これは巨人としての破壊行為や無差別殺戮、仲間と戦う事への苦痛を表していたのだと思う。今回はベルトルトの姿をしている。巨人化システムから解放されることなく意識が道に縛られている。直後、かつての姿で親友を襲うんだ。また、仲間を・・・地獄だよ。#進撃の巨人135話 pic.twitter.com/q0iZwpspKl
— @TerraChild (@Terra_Child) December 10, 2020
135話にて久々に登場したベルトルト。
アルミンの記憶の中での登場でしたが、その目からは涙が流れていました。
Twitterにてテラさんも指摘されていますが、これは85話「地下室」冒頭の超大型巨人の涙と重なりますよね。
涙を流しているのも右目同士ですし、アルミンが見ているところからも諫山先生が重ねてきているところは間違いないでしょう。

では、このベルトルトと超大型巨人の涙は何を表しているのか?
テラさんは自由意志を奪われていること、その後展開するライナーを襲う事に対して涙を流している、と予想されています。
同じ様に巴里の恋人さんも、始祖ユミルに操られていることへの涙だと考察されています。
具現化させられた歴代の巨人達ですが、ベルトルトの涙は始祖ユミルに操られている己への無念だと感じます。ポルコとマルセルの顎もいるし、グリシャ、クルーガー、クサヴァーさんの巨人が登場しても不思議ではありません。例の起爆スイッチを最後に押すのはユミルの顎であって欲しいです。#進撃の巨人 pic.twitter.com/GDSb0KYiik
— 巴里の恋人@アース調査兵団分隊長 (@I26JReutgBAsTuT) December 9, 2020
たしかに納得の考察です。
アースもそう読んでいました。
そしてそれは間違いではないのでしょうが、もう一歩踏み込んだ考察をあきすてのさんからコメントにていただいております。
もう一つ、右目から涙を流すベルトルトのシーンはまさしく第85話「地下室」冒頭のシーンと同じですね。これは何を意味しているのでしょうか。
始祖ユミルが歴代の「九つの巨人」を使役していますが、それは歴代の継承者の意に反して行われているのだと思います。ベルトルトの涙はそれを表しているのではないでしょうか。ピークは「継承者の意識があるかはわからない」としていましたが、それに対する答え合わせのシーンと見ることも出来ると思います。何なら85話の冒頭シーンの真相は、135話で無理矢理巨人にされ涙を流す未来のベルトルトとアルミンが、超大型の道を通じて出会っていたということかもしれません。ただどちらにせよ、どうして片目だけで涙を流しているのかは依然として謎です。
これ、素晴らしいですよね!
操られている事に対する涙なのでしょうが、同時に歴代巨人に「意識がある」事も表されているのでしょう。
「意識がある」事から、さらなる新展開が起こりそうです。
さらに、涙が片目だけな事もご指摘の通り謎ですね。
あきすてのさん!
いつも素晴らしい考察をありがとうございます!
ベルトルトの涙は操られている悲しみの涙で、それは85話にも繋がっているのでしょう。
もし135話とは別で超大型巨人が涙していたとしても、アルミンに捕食され死亡したベルトルトの悲しみの涙なのかなとイメージします。
では、片目で涙している意味とは何なのでしょうか?
アースは伏線なのではなく、「諫山先生の演出」だと考えています。
◆これまでの涙シーンを検証!
85話の超大型巨人と135話のベルトルト。
なぜ、片目で涙しているのでしょうか?
そう考えると、56話でのサネスの涙も片目で表されていました。
さらに7巻30話では、女型の巨人の涙も片目で表していました。

サネスと女型の巨人はもしかしたら両目で涙していたかもですが、描写としては片目となっています。
この2場面は、けっこう印象に残っていますよね。
それって、片目で涙を流してる描写だからだとは感じませんか?
ちなみに8巻で拘束されたアニが泣いているシーンは、両目で涙していました。

これは個人的な感想となりますが、アースは両目の涙よりも片目の方が悲しみが深いように感じます。
今回のベルトルトもそうですが、激しく泣いたり両目で涙を流すよりも悲しみを噛み締めているような感じがするのです。
あくまで個人的な感想ですが。
諫山先生が超大型巨人やベルトルトの涙を片目で流すように描いたのは、演出のひとつなのかなとアースは捉えています。
しみじみと、悲しみを噛み締めているような気持ちを表現しているのかなと。
そのような「諫山先生の演出」だと、考察します。
今回の記事で
と、考察できました!
さてさて、ここからベルトルトの意識が活躍する展開はあるのか?
というか、これでベルトルトの登場は終わりなのか?
アルミンに何かしらの影響を与えそうですよね!
アルミンを介してのベルトルト意識の活躍。
期待したいですよ!(^^)







