ファルコの鳥巨人化回収やライナーとコニー、ジャンの融和。
さらにエレンと104期の会話が描かれた133話は、大きな伏線回収回だったと言えるでしょう。
間違いなく22巻マーレ編から続いていたライナーとエレンに対する読者のモヤモヤに、ひとつ大きな答えが提示された回だったと言えます。
いっぽう同時に、次なる展開への伏線が貼られた回にも読めます。
それも「そのようにも読める」という表現であり、いかにもWミーニングが得意な諫山先生ならではの伏線の貼り方と言えるでしょう。
その表現とは、どこか?
どのような意味が込められた伏線なのか?
順番に見て行きましょう!
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◆ミカサの「…え?」はライナーへの返答?エレンを討つ伏線か検証!

エレンの気持ちを予想し、ライナーが皆に語る場面。
エレンは始祖を誰かに任せてしまいたいのではないか?
それができないのなら「誰かに終わりにして欲しい」と願っているのではないか?
そうライナーが考えを披露し、ストッパーズの面々に目線を向けます。
そこでミカサが「……え?」と言った瞬間、ストッパーズ全員が座標へ移ります。
この場面、初見ですとミカサの「え?」は座標へ移る瞬間を察知し漏らした疑問符なのではと認識しますが、読み返すと違った意味に受け取れます。
これについては、キース(傍観者)さんからコメントをいただいております。
皆が座標に移される前ページでのミカサの「えっ?」ですが、初読では急に景色が変わった事に対しての「えっ?」とばかり思っていたのですが、よくみるとライナーが「終わりにしてほしい」と言った後に視線をミカサに向けて「誰かに」と発言、その目線を感じたミカサが「えっ(私)?」と思ったとたんに移動させられたとの把握であっていますかね?
となるとライナーに「エレンはミカサに止めてもらいたいと思っている」と図星の発言をされる前に介入(座標に移動させる)し、決別宣言をして話を逸らしたのかも、と考えられます。
するどいリヴァイもライナーの言葉の意図がわかっており、道に移動した後の第一声で「聞いてやがったのか?」と言ったのも捕捉になっているのですかね。
エレンがライナーに発言して欲しくなかった、図星だとすると、次列三・伝達さんが引っ掛かったとおっしゃっていた「息の根を止めてみろ」はミカサに向けたものなのですかね?
二度目の投稿さんからも同じような意見をいただいております。
ライナーがミカサを見ながら、最後に止められるのは。。と言い、ミカサが反応するシーン。直後の座標のシーンの前触れにも見えますが、これはライナーのセリフへの反応ですよね。
これは戦って、最後の最後はミカサが鍵となると言う伏線でしょうか。
ミカサの「え?」は座標移動に対する違和感ではなくお二人の考察通り、ライナーの「誰かに」というセリフにかかっていると、アースも読んでいます。
キース(傍観者)さん!
二度目の投稿さん!
素晴らしい考察をありがとうございます!
エレンに遮られたライナーでしたが、ではライナーはこの後どのような言葉を続けようとしたのでしょうか?
おそらくはキース(傍観者)さん、二度目の投稿さんの予想通りだとアースもイメージしています。
「エレンはミカサに止めてもらいたいと思っている」
という言葉であり
「最後の最後はミカサが鍵となると言う伏線」のような言葉
だと考えています。
この予想の裏付けとなるのは、132話でのライナーの「お前が切り札」発言かなと。

ライナーは、アルミンとミカサがエレンを止める最後の切り札だと考えているのでしょう。
そう考えると、ライナーは本当にエレンの事を理解しているのでは、と感じますよね。
そして座標から帰ってきたライナーの「俺の予想が当たっちまった」発言には、「エレンは自分を止めてもらいたいと思っている」という意味が込められていると以前考察しました。
今回の考察からは「エレンはミカサに止めてもらいたがっている」と考察できたので、これにも繋がりそうですよね!
そしてエレンはライナーにそれを言って欲しくなく、座標に皆を移したかったのかもですよね。
ここまでの考察でミカサの「え?」はライナーの言葉に対する反応と読める事が分かり、エレンがミカサに止めて欲しいと願っているという意味が含まれていると読めました。
となると、これはエレンがミカサに止められるという意味の伏線なのか?(・_・;)
エレンがそう願っても、さすがにミカサはしないと思いますが…(;´Д`)
さらにもうひとつ、リヴァイの「聞いてやがったのか?」の意味を考察し読み取ってみましょう!
◆リヴァイの「聞いてやがったのか?」は「力を貸してくれ」にかかってる?指復活伏線か?


そしてもうひとつ、違う意味が読み取れそうな発言があります。
リヴァイの「聞いてやがったのか?」です。
これ、皆を座標に移した事に対し「俺らの会話を聞いていたのか」という意味でリヴァイは言ったのだと読み取れます。
それはキース(傍観者)さんの「するどいリヴァイもライナーの言葉の意図がわかっており、道に移動した後の第一声で『聞いてやがったのか?』と言ったのも捕捉になっているのですかね。」という意味にも読み取れ、やはり「ミカサに止めてもらいたいのでは」という予想をライナーに言ってもらいたくなく座標に移したのだろうと、リヴァイが言っているように読み取れます。
しかしいっぽうで、この「聞いてやがったのか?」が「力を貸してくれ」というリヴァイの言葉にかかっていたらどうでしょうか?
全く意味が変わってきますよね。
リヴァイの「力を貸してくれ」という願いを聞くために、エレンが動いたのだとしたら…
つまり、エレンはリヴァイに力を貸そうとしてリヴァイを座標に移したのでは、という意味になるのです。
となると、リヴァイの指が治ったのではという件も描写ミスではなく、エレンが治したという展開もありそうですよね!
以前の考察では描写ミスかジークが治したのでは…と考察しましたが、まさかの「エレンが治した」説まで出て来るとは!
これもし来たら、以前のリヴァイの包帯はエレンが巻いたのではという考察にまで繋がりそうな…
さすがにこれは無いとは思いますが、そう読み取ることもできますよね!
今回の考察ではミカサの「え?」が座標移動に対してではなくライナーの「誰かに」にかかっており、エレンがミカサに止めてもらいたいと思っている伏線だと考察できました!
さらにリヴァイの「聞いてやがったのか」発言は「力を貸してくれ」にかかっており、リヴァイ兵長の指はエレンが治したのでは、という考察もできました!
さてさて、そんな展開が来るのか?
134話以降のミカサとリヴァイ兵長には要注意ですよ!(*^^*)





