様々な伏線回収や展開説明が行われている133話。
特に、座標で全ての巨人とエルディア人に影響を及ぼせるエレンがライナーやアニの巨人化を許した理由が明らかになったのは素晴らしい説明シーンだなと感じました。
104期達との自然な会話から説明を挿れ込む諫山先生の演出には、本当に驚かされますね。
そんな中、さらにひとつの伏線が回収される事になりそうです。
ファルコの鳥巨人化確定展開です。
いきなり、とか後付けではとの評価も見られるファルコの鳥巨人化。
ここで鳥巨人に関する伏線とまとめ、検証してみたいと思います。
ファルコの鳥巨人化には、伏線があったのか?
とするなら、いつ頃から決めていたのか?
検証してみましょう!
◆ファルコの鳥巨人化伏線をおさらい!

133話で確定したファルコの鳥巨人化。
いつから伏線は仕掛けられていたのでしょうか?
まずパッと思いつくのはマーレ元帥の羽根の生えた巨人発言ですね。
マーレ元帥の羽根の生えた巨人発言
101話でマーレ元帥がエレンゲリオンにダイブされてもボーッとしてたのって、23巻93話での「羽根の生えた巨人」発言の回収だったのかなと今さら気付きました。
エレンゲリオンのダイブを見て「空を飛ぶ巨人!?」と思ったのかも(笑)
「進撃」は本当に深いな~…#進撃の巨人 pic.twitter.com/AMW21RaUte— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) January 17, 2018
23巻93話で登場したマーレ元帥の「羽根の生えた巨人」発言は、当時から羽根が生えて飛ぶ鳥巨人が登場する伏線では、と言われていました。
特にファルコという名前が隼(ファルコン)を連想させることから、ファルコが獣の巨人を継承し鳥巨人になるのではとの予想が多々見られました。
しかしファルコが獣ではなく顎の巨人を継承したことから、この予想は下火になり消えつつありましたが、今思えばこのマーレ元帥の「羽根が生えた巨人」発言は「後に羽根が生えて飛ぶ巨人が登場する」という伏線だったように感じますね。
この辺りは129話考察!ファルコ顎巨人の容姿から「羽の生えた巨人」回収か検証!でも考察しています。
ファルコという名前


先にも触れていますが、ファルコという名前がそもそも鳥巨人化の伏線と言えるでしょう。
冒頭も隼では無いっぽいですが、鳥に手を伸ばしつぶやいている場面が初登場となっていますし、ここにファルコの鳥巨人化伏線が仕掛けられていたのだろうと読めます。
この辺りは91話考察!マーレ戦士候補生の名前から展開を予想!でも考察していますので、見てみてください!
そしてファルコという名前はグライスという姓に決まる前から決まっていたことも進撃の巨人展のネーム部屋で分かっています。
姓はもともと、バッハだったようですね。


少なくともファルコという名前は、姓よりも前に決まっていたのでしょう。
そしてこの時には、ファルコが鳥巨人化することも決まっていたことになります。
アニメ1期EDに記された壁画の鳥
1期EDについて、コダヌキオタヌさんからコメントをいただいております。
現在GYAOにて配信中のアニメ版1期後半を視聴しています。あのEDの映像は、現在の原作の展開を予告していたように思えます。
cinema staffさんの紹介がされる画面、♪生きた屍みたい~♪の辺りです。巨人か人か、二体描かれた壁画?が登場します。二体並んだ巨人か人は、『座標』に立つエレンと始祖ユミルの場面を表していたのでしょうか?
加えてEDの前半部分、♪砂の器を~♪の辺りでは、ベルトルトが手を添える壁の上部に緑色の大きな鳥も描かれています。あれは鳥巨人に進化した『顎』なのか?
ならば、冒頭部分で二つの軍勢に挟まれた星状のものは『座標』か『始祖』なのか?
大八車で運ばれる巨人(ベルトルトのすぐ脇に描かれています)は何の巨人なのか?
GyaO!でアニメ1期が順番に無料視聴できるサービスが、現在でも進行中です。
さらに11月からは毎週ダイジェスト放送が流されるという、かなり嬉しいイベントが待っていますね!
【ダイジェスト放送決定!】
「TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season」の放送に先立ち、TVアニメ「進撃の巨人」Season1~Season3ダイジェスト(全4回)を、2020年 11月8日(日)24時10分よりNHK総合にて4週連続放送決定!https://t.co/29KpvgV7VF#shingeki— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) September 24, 2020
さて、そんなアニメの1期EDでベルトルトが手を添える壁画の上にいる緑色の鳥を確認しました。


この画像だとちょっと見づらいですが、たしかに緑色の大きな鳥が描かれていますね!
たしかに通常の鳥に比べると大きな気もします。
これ鳥、巨人という可能性もありますよね!
コダヌキさん!
面白い考察をありがとうございます!
さらに巻末ウソ予告でも鳥巨人が登場していました。
巻末ウソ予告に仕掛けられた鳥巨人伏線
巻末ウソ予告にもこれまでにいくつかの伏線が仕掛けられてはいましたが、11巻では翼を持った鳥巨人が登場していました。
ただ巨人化しているのはヒストリアですし、ファルコの鳥巨人とはかなり違った容姿となっていますよね(笑)
マーレ元帥が言った「羽根の生えた巨人」発言からはこのような巨人のイメージを持ちますが、ファルコの鳥巨人伏線としてはちょっと違うかもしれません。
ただ、「マーレ元帥の羽根の生えた巨人発言」「ファルコという名前」「1期EDの壁画に登場している大きな鳥」にはファルコの鳥巨人の伏線を感じますよ!
ただ、やはり最も大きな伏線はファルコという名前ですね。
初登場した91話から鳥巨人化するのでは、と考察していましたし、この時からファルコが鳥巨人化することを諫山先生が決めていたことは間違いないでしょう!
さらにファルコの鳥巨人化から考察を広げます!
エレンの鳥目線描写とファルコの鳥巨人化は繋がるのか?
32巻130話、33巻131話にてエレンの目線が鳥目線、俯瞰目線で描かれている場面は頻繁に登場しました。
エレンの鳥目線についてはこちらでも考察してますので、見てみてください。
このエレン鳥目線と、これから間違いなく飛ぶ事になるであろうファルコの鳥巨人化は繋がる事になるのでしょうか?
イメージとしては、この目線をこれからファルコも見る事になる事です。


「ついにたどり着いたぞ、この景色に」というエレンのセリフは、エレンがこの景色を以前に見たことがあるという意味にも受け取れます。


これ、ファルコの鳥目線で見たことがある、という意味でしょうか?
鳥目線を得るファルコとエレンが望んでいた景色が一緒であることに、新たな展開が生まれそうな気がしますよね!
これ、押さえておきたいですよ!
ファルコの鳥巨人化は単純にアニやガビ達にスラトア要塞への移動手段が生まれただけではないような気がします。
もっと違う大きな意味を生むように感じますよ!
さて、今回はファルコの鳥巨人化の伏線をおさらいし、鳥巨人化がエレンの鳥目線と繋がるのではと予想しました!
ファルコの鳥巨人化はスラトア要塞への移動だけではなく、エレンの目線に繋がるのか?
今後のファルコには要注意ですよね!\(^o^)/






