66話にて絶体絶命に陥ったリヴァイ班ですが、どうなったのでしょうか?
そして王政編後半から多くの大きな伏線が仕掛けられていますが、67話はどうなのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第67話「オルブド区外壁」の見どころ!
66話の最後にエレンが飲んだヨロイ・ブラウンの瓶により、硬質化したエレンゲリオンからエレンが救出されるシーンから始まります。
エレンゲリオンの硬質化のおかげで助かったサシャはエレンに土下座しながらお礼とお詫びと誹謗を訳の分からない方言でまくしたてます(笑)
リヴァイは硬質化したエレンゲリオンが、エレンが離れても蒸発しないことを「結構なことじゃねぇか」と評し、これまで出来なかった硬質化能力が手に入った事をエレンに告げます。
硬質化能力が手に入ったというは、ウォール・マリアの穴を塞ぐ手段が手に入った事を意味し、「俺達は到達地点に辿り着いた」とリヴァイは皆に伝えます。
いろいろありましたが、最も手に入れたかったエレンの硬質化能力が手に入った事により、希望の光が見えてきましたね!
地上に出ると、巨人化したロッド・レイス、超超大型巨人が顔を埋めながら移動しており、アルミンがいろいろ変だと指摘します。
超超大型巨人が知性巨人でなければ奇行種だろうとアルミンが言い、皆で後を追います。
移動中にエレンは叫びの力で超超大型巨人を操ろうと色々試しますが、言う事を聞きません。
ここでエルヴィン団長と合流し、オルブド区に向かいます。
超超大型巨人は、この町に向かっており、ここで迎え撃ち、仕留めるしかないとエルヴィンはオルブド区の駐屯兵団員に説明します。
オルブド区の壁上で104期生が雑談をしていると、ヒストリアが立体起動装置を装着して来ます。
この作戦後に女王になるため、避難するよう言われていながら来たヒストリアをリヴァイは注意しますが、ヒストリアは聞きません。
◆第67話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第67話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
硬質化したエレンゲリオンからジャン曰く「工事」をして離脱したエレンの描写から始まります。
もし、ミカサとジャンが外側から救出しなかったらエレンは外に出られなかったのではないでしょうか?
出られなかったら巨人と同化して、無知性巨人になってしまっていたのでしょうか?
それは人としてダメな実験なので(笑)確認できませんが…
ちなみに70話でのライナーは自然にうなじ部分の硬質化が解け、外に出ています。
そして、74話でのエレンは硬質化してすぐに自分で離脱出来ています。
この二点のうなじからの出方は何となく似ていますね。
両方共うなじの硬化が固まっていない状態で脱出しているように見えます。
今回は自分で脱出が出来なく、「工事」したのと、このライナーの脱出の仕方と74話の脱出の差は、明らかに練度の違いから来るものでしょう。
違うのは、同じ硬質化能力でも硬質化の用途が違うからでしょう。
用途の違いとは、ライナーの硬質化は身体を守るための「鎧」として硬質化しており、エレンは「硬質化物質を作り出すため」に硬質化している事です。
エレンゲリオンが鎧の巨人のように「身体を守るための硬質化」をした場合にどのような姿になるのかが分かれば、エレンゲリオンと鎧の巨人の差が用途の違いから来るからと証明できるかもしれませんね。
硬質化したエレンゲリオンと鎧の巨人の違いは、用途によって形状に差が出来る伏線となっています!
そして、驚いたのは、エレン自身では作る事が不可能な建物を硬質化能力で瞬時に作りだした事です。
これは、どのような伏線となっているのでしょうか?
エレンの中にある初代王やウ―リ、グリシャ達の知識が働いたのでしょうか?
この伏線が回収されるのは、まだ、かなり先でしょう。
現在での考察は難しいですね。
その後、地上に出た超超大型巨人は近くの物を燃やすほどの高温を発していました。
これは、不完全な奇行種である超超大型巨人だったからこうなったのか、もともとのサイキョウノキョジンとして備わっている能力なのかは分かりません。
ただ、おそらく接触しなければ発動しない「叫びの力」は、近付いたら燃えてしまう能力を持っている超超大型巨人には発動させられないだろうと考察できます。
となると、そういう意味では「サイキョウノキョジン」と言えますね。
この高温を発する超超大型巨人の能力は叫びの力対策なのかもしれません。
超超大型巨人の高温を発する能力は「叫びの力対策」であり、サイキョウノキョジンという名称の伏線となっています!
超超大型巨人に向かって叫んだり、殴る仕草をして「叫びの力」を発動し、止めようとするエレンですが、超超大型巨人に反応はありません。
第50話で発動した「叫びの力」には、何かしらの発動条件がある事がここで分かりますね。
「叫びの力」、「座標」の発動条件の考察は【進撃の巨人の座標の意味を検証!発動条件がある?】で行っているので、見てみてください!
オルブド区壁上で104期生達が雑談をしている際にサシャが「食欲がなくて」と言います。
これには落ち込んでいたエレンも思わず「大丈夫か」と声をかけます(笑)
それほどの異常事態なのでしょう!(爆)
ジャンの「人を殺しまくっていたからかもな」というセリフで話は流れますが、これは何かの伏線かもしれません。
サシャのこの発言での伏線考察は【進撃の巨人サシャスパイ説を考察!サシャの正体は王政側の人間?】で行っていますので見てみてください!
そして、今回最後の伏線ポイントで、太陽が西から昇る描写がありました!
太陽が西から昇る伏線考察は
【進撃の巨人ネタバレ考察!太陽が西から昇り東に沈む真相!】
【進撃の巨人のモデルの場所を考察!鰊と猿、太陽から検証も!】
で行っています!
ぜひ、見てみてください!
今回も多くの伏線が仕掛けられていました!
とくに西から昇る太陽が、この回から多く描写されるようになりましたね!
次回は、超超大型巨人と調査兵団の戦いになります!
物語も伏線も見逃せないですね!
→ 【進撃の巨人ネタバレ68話の考察!「壁の王」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ66話の考察!「願い」の伏線ポイントまとめ!】
→【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】
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ロッド・レイスが成った「超々大型巨人」ですが
私はこれを
“王家の血(ロッド・レイス)による超大型巨人(サイキョウノキョジン)の真価を発揮した姿だと予想します。
曲がりなりにもロッド・レイスも王家の血です。今までは現エレンが持つ座標の力=始祖の巨人の力の真価を発揮することしかありませんでした。
その場合、能力的には全巨人を操れるそうですが、始祖王の思想=不戦の契りで戦いには使えなくなります。
今回の超々大型巨人は、その規模も熱波もアルベルト(現アルミン)以上ですが
背負投での負傷と年でしょうか奇行種になっていました。
もともと奇行種であった可能性もありますが
もしかしたら真価を発揮する代償に今回は知性を失ったのかもしれません。
壁の中に超大型が何体もいたり、ライナーの硬質化の能力を使える巨人のが他にも多数いることから
同時期に同種類の巨人が複数存在すること、その能力だけでも発生できることは物語内でも肯定されています。
予想します。」以降は蛇足の妄想です。
レイス領地礼拝堂については、特別な構造をしているんだな、と思っていた程度で、深く考えたことがありませんでした。
ストーリー内容だけでなく、タイトルも「オルブド区外壁」となっているわけですから、場所がポイントになっていると考えていいと思いますよ。
そうなると、第61話での王政幹部の発言も、解釈が変わってくるのではないでしょうか。言われてみれば、ウォール・ローゼが関係していると考えるほうが、彼らの発言はしっくりくるように感じますが、アースさんはどうお考えでしょうか。
もしも、レイス家の礼拝堂がウォール・ローゼ内であることに意味があるとすれば…。初代王は「ウォール・ローゼが破られるときには、レイス家にとって重要な継承の儀式さえも無意味になる」と考えていた、ということになりそうですね。
そうだとすると、何故その儀式は無意味になるのでしょうか?おそらく初代王は、ウォール・シーナだけで壁内人類が生存し続けることは最初から想定していなかったからだと思います。
しかし、もしもそうであるならば、そもそもウォール・シーナは必要なのだろうか?という疑問が生じます。ましてや、オルブド区のように壁から突出した街はウォール・シーナには不必要ではないか、と思ってしまいます。(街が壁から突出している構造は、壁を警備しやすくするため。1巻第2話の直後にある『現在公開可能な情報』を参照。)
初代王は、ウォール・シーナ内だけで人類が長く生存し続けることは考えていないでしょうが、人類が絶滅する前に少し時間があって、「何か」が起こることを想定している、あるいは期待しているのではないでしょうか。
詳しいことは分かりませんが、「ウォール・ローゼが破られれば、継承の儀式は無意味となる、それ以上儀式は行うな」というのが初代王の意思なのかもしれません。
Flügel der Freiheitさん!
コメントありがとうございます!
>タイトルも「オルブド区外壁」となっているわけですから
このタイトルは104期生が雑談していた場所という意味だと思っていました(笑)
しかし、場所という意味でも付けていたのかもしれませんね。
>第61話での王政幹部の発言も、解釈が変わってくるのではないでしょうか
この発言ですが、要はウォール・ローゼを見捨てるという判断のことでしょうか?
この王政幹部の発言ですが、この辺りの発言も気になりまね。
この発言からすると、ウォール・ローゼが突破されてからも数日は大丈夫という意味になります。
となると、やはり地下空洞はウォール・ローゼ内ではなくシーナ内という気がします。
う~ん、場所の決定というのは難しいですね(ーー;)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
「たまに おかしいことがあることの一つでしょう」
これを言っては なりませぬ!!
これを言ってしまえば、何でも有りの ただのマンガに
堕ちてしまいます!
妄想でもコジツケでもいいから、考え抜くことが肝要だと
私は思います。
そこで 「イザベル分隊長」からの質問ですが-
原作を読み返すと、この礼拝堂は シーナ内ともローゼ内
とも、どこにも書いてありません。
従って、素直にローゼ内なのでしょう。
実質の王家なのだから、壁内の各地に レイス領地が
あったはずです。
礼拝堂は “別荘”という感じで、少し外れたローゼ内に
あったという見方もできると思います。
また ストーリー展開的にも、いきなり内地に現れるより、
王様らしく 堂々の“行進”をする姿を描きたい。
そんな狙いもあったのではと思います。
おおぞらバードさん!
コメントありがとうございます!
>これを言っては なりませぬ!!
その通りですね!
これ以上は言わないようにします!(笑)
>礼拝堂は “別荘”という感じで、少し外れたローゼ内にあったという見方もできると思います。
確かにそうです。
ただ、あの礼拝堂の地下は間違いなくレイス家にとって特別な場所です。
それは巨人の力を代々継承させる時に使用しているということでも分かります。
それが、シーナ内に無いというのはやはり厳しいでしょう(ーー;)
でも、何でもありの作品だとは思っていませんよ\(^o^)/
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
返信ありがとうございます。公式では何も言及してないということですね。
私も、だだっ広い地下空間だから壁の下とおってるのかなとも最初思いました!
しかしアースさんの仰るとおり、礼拝堂入り口近くにいたハンジアルミンと分断されてもいませんし
エルヴィンたちとの合流もローゼ内ですね。
ストーリー展開的にいきなり内地に巨人あらわれる、というのは望ましくなく
最後の壁のシーナまで壁が壊される危機の重大性をもってくる必要があったということでしょうか。
アースさんの解釈を教えてもらってよかったです(*´∇`*)
イザベルさん!
コメントありがとうございます!
おそらく公式では何も言及されていないでしょう。
作者の手違いかと思います。
画での間違いはけっこうありますが、このようにストーリー展開上のミスは珍しいのではないでしょうか?
以前は長距離索敵陣形をキース団長時代に提案して却下されたというエピソードが71話で登場しました。
しかしリヴァイ外伝「悔いなき選択」ではキース団長時代に長距離索敵陣形が認められ、実践されています。
諫山先生も人間だという証拠でしょう(笑)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
この回も濃くて盛り沢山でしたが
私はレイス領はシーナ内と思っていたのでオルブド区で迎え撃つ???ローゼ内だったの?とすごく混乱しました。
ヒストリアが13巻52話でシーナ北部の農場で生まれたと言っていたので…(^^;
レイス家の領地はいくつかあってエルヴィンの命令の潜入調査も各地で行って
ハンジにつたえた礼拝堂の件は調査結果の一つだった、という解釈でいいのですかね?
飛び地という意見をネットでちらほら見たのですが公式見解なのかどうかよくわからないままです(((・・;)
イザベルさん!
コメントありがとうございます!
>ローゼ内だったの?とすごく混乱しました。
これは、管理人アースも戸惑いました。
しかし、レイス領がシーナ内だというのは間違いではないはずです。
では、超超大型巨人をオルブド区で迎え撃つことになったのはなぜか?
飛び地という考え方が一番しっくり来ると思いますが、もしかしたら地下空洞が壁を超えてウォール・シーナを跨いでいるのかもしれないと思いました。
礼拝堂の入り口はウォール・シーナ内のレイス領でしょうが、そこから広がる地下空洞はかなり広そうでした。
壁の下10mよりも下にあり、ウォール・シーナを跨いでウォール・ローゼ内にまで繋がっていたと考えれば
超超大型巨人がウォール・ローゼ内から出て来たとしてもおかしくありません。
あ、でもアルミンとハンジは先に脱出していてローゼ側にいた事になってますよね…(・_・;)
これは辻褄があわなくなります・・・
となると、飛び地で礼拝堂もウォール・ローゼ側にあったと解釈するしか出来なくなりますね…
たまにおかしいことがあることの一つでしょう!(笑)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース