進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ68話の考察!「壁の王」の伏線ポイントまとめ!

超超大型巨人と調査兵団の一騎打ちとなる第68話「壁の王」は、どのような内容となっているのでしょうか?

そこにはどのような伏線が仕掛けられているのでしょうか?

検証してみましょう!

◆第68話「壁の王」の見どころ!

2015-10-31_045627

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

オルブド区内の住民に避難訓練と説明し、避難させようとしている場面から始まります。

北側の内地であるオルブド区の住民は巨人が攻めてくるなどと想像もしておらず、兵団が力を誇示したいだけだと思っており、不満の声が出て来ます。
2015-10-31_045553

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

しかし、壁の外側から煙らしき物が上がっているのが見え、場面は駐屯兵団と超超大型巨人との戦いに移ります。

大砲による攻撃を仕掛けますが、内地の駐屯兵団による攻撃であり、うなじには当たらず全く効果がありません。
2015-10-31_045515

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

これと比べると、シガンシナ区の駐屯兵団はやはり優秀なのですね!

大砲の攻撃が効かず、とうとう壁まで超超大型巨人が迫ります。
2015-10-31_045355

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

そこでリヴァイ班が攻撃を仕掛けます。
2015-10-31_045329

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

壁に掛けた手を火薬により爆破します!
2015-10-31_045302

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

そして、エレンゲリオンが火薬の詰まった樽を倒れた超超大型巨人の口の中へ突っ込み、爆破します!
2015-10-31_045207

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

これで、超超大型巨人の頭は吹き飛びました!

しかし、うなじを完全に破壊しなければ、また復活してしまいます!
2015-10-31_045135
リヴァイ班は立体起動に移り、多くの飛び散った破片を次々に切り刻み、うなじ部分を探します!

その中にヒストリアの姿もあります!
2015-10-31_045108

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

ヒストリアは女王として、皆から認められるために超超大型巨人を倒したという実績を作るため、そして父親であるロッド・レイスとキチンと別れるために破片を切り刻みます。

その中でフッとロッド・レイスの記憶がヒストリアに流れ込みます!
2015-10-31_045037

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

ヒストリアは超超大型巨人のうなじを破壊したのでした!

うなじを削がれたロッド・レイスの描写が悲しいですね…(泣)

落ちたヒストリアが立ち上がり、壁の真の王を名乗り、終わります。
2015-10-31_044831

「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

◆第68話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

68話の伏線ポイントはこのようになっています。

  • 雑誌掲載時から変更になったエルヴィンのセリフ
  • ヒストリアに流れ込んだロッド・レイスの記憶
  • それではそれぞれ見て行きましょう!

    ◆ポイントから見る伏線考察!

    超大型巨人にぶつけるための爆薬を作る工程で作り方を説明するエルヴィンのセリフが雑誌掲載時では「靴下に石を詰めた鈍器のイメージだ」で、コミックスでは「大事な人に贈るプレゼントのイメージだ」になっています。
    2015-08-08_120420

    別冊マガジン5月号「進撃の巨人」68話より

    2015-08-08_115209
    「進撃の巨人」17巻68話より

    このセリフ変更の考察は【進撃の巨人17巻のネタバレ内容まとめ!】で行っていますので、見てみてください!

    話の終盤でヒストリアは超大型巨人のうなじを完全に破壊しますが、その際にロッド・レイスの記憶と思われる映像がヒストリアに流れ込んでくるような描写がされています。

    これは、どういう伏線なのでしょうか?

    まず、流れ込んできたロッド・レイスの記憶の描写を見てみましょう。

    これは、若き日のロッド・レイスが父親に巨人の駆逐を頼んでいる記憶ですね。
    2015-10-31_045012

    「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

    66話でロッドがヒストリアに話していましたね。

    ロッド・レイスが使用人のアルマという女性に泣きついているような描写ですね。
    2015-10-31_044927
    このアルマとはヒストリアの母親でしょうか?

    だとしたら、本当に恋愛感情があったという伏線になりますね!

    これは弟ウ―リがレイス家の巨人の力を継承する直前のシーンですね。
    2015-10-31_044947

    「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

    そして、これはおそらくフリーダが巨人の力を継承する直前と直後の記憶でしょう。
    2015-10-31_044902
    フリーダも継承する前はその力を使い、巨人を駆逐するつもりだったようですね。

    現実は初代王の思想には勝てなかったようですが…

    やはりこの描写はロッド・レイスの記憶でしょう。

    しかし、トドメを刺した瞬間になぜ、ヒストリアにロッド・レイスの記憶が流れ込んだのでしょうか?

    これは想像ですが、レイス家の血統者同士には記憶をリンクする力があるのではないでしょうか?

    レイス家の初代王の巨人の力には人類の記憶を改竄できるほどの力がありました。

    そして、礼拝堂の中ではエレンに触れるだけで記憶を呼び覚ます何かしらの力が発揮されていました。

    超超大型巨人のうなじである、ロッド・レイス本体に間接的にしろ触れたヒストリアに、瞬間的にレイス血統者同士による記憶のリンクのような作用が働いたのではないでしょうか?

    おそらく最後まで回収されない伏線シーンだと思われますが、この記憶が流れ込む場面はレイス家同士には記憶をリンクする作用があるという伏線になっていると思われます!

    しかし、ヒストリアにより、うなじが削がれているロッド・レイスが描かれている場面は切ないですね…(T_T)
    2015-10-31_045037

    「進撃の巨人」第68話「壁の王」より

    エレンは母親を目の前で巨人に食われ、自身は父親を捕食しています。

    ミカサは目の前で強盗に両親を殺害されています。

    コニ―は母親が目の前で巨人になった状態を見ています。

    そしてヒストリアは自分の手で父親を殺した事になります。

    世界は残酷なのでしょうが、ちょっとひどいですよね…

    ですが、世界に残酷な目に合わされても、諦めず立ち向かっていくエレン達を最後まで見ていたいですね!

    今後の物語の展開を楽しみに、考察して行きましょう!

    【進撃の巨人ネタバレ69話の考察!「友人」の伏線ポイントまとめ!】
    【進撃の巨人ネタバレ67話の考察!「オルブド区外壁」の伏線ポイントまとめ!】
    【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】