渋谷事変編始まりの巻というよりも、メカ丸巻。
ここから長く続く「渋谷事変編」が始まる10巻。
しかし、それ以外にも重要な伏線が貼られている巻でもあります。
メカ丸VS真人。
この後大きなメインとなる「渋谷事変編」の前哨戦のようなバトルですが、そこには後々重要となる伏線が仕掛けられています。
さらに、内容よりも切ないメカ丸の想いの描写にも!
10巻のあらすじ、感想から伏線考察までを順番に見て行きましょう!
呪術廻戦10巻あらすじ
真人VSメカ丸
無為転変で体を治してもらったメカ丸。
治した本人、真人とのバトルが始まります。
これまでのメカ丸とは違いエヴァゲリに登場するような搭乗型ロボット「究極(アルティメット)メカ丸絶対形態」に乗り込み、真人と戦います。
「無為転変」があるため、触れたら負けのメカ丸。
搭乗型のロボットに乗り込み戦っている間は安全と思い戦いますが、真人のパワーはとんでもなく強く、「究極メカ丸」の装甲を砕きかねないパンチを繰り出します。
長期戦は不利と急ぎ戦うメカ丸。
京都校の皆、特に三輪に会う事を願いながら戦います。
真人の魂に、直接ダメージを与えられる攻撃を繰り出し善戦します。
しかし、領域展開を発動する真人。
ロボットに搭乗しているメカ丸ですが、領域展開に入ってしまっては意味は無く「無為転変」で崩れ落ちます。
しかしシン・陰流「簡易領域」を使い、無為転変から身を守っていたメカ丸。
勝ったと思っていた真人の後方から「簡易領域」を突き刺し、攻撃します。
真人の体が弾け、領域展開が解けます!
勝利を確信し、「ウオオオ!」っと雄叫びをあげるメカ丸!
しかし自らの体を弾かせ簡易領域で殺られたと見せかけて生き残っていた真人が、油断したメカ丸に襲いかかります!
動かけなくなった究極メカ丸の描写。
メカ丸を倒した真人は偽夏油と「渋谷事変」計画を話しながら、その場から離れます。
渋谷事変編開始!
2018年10月31日ハロウィンの渋谷。
非術師のみが閉じ込められる帳が降り、東急百貨店を中心に半径400m範囲で大量の一般人が閉じ込められます。
携帯などの通信も遮断され、パニックとなります。
そして、閉じ込められた人々が口を揃えて訴えます。
「五条悟を連れてこい」
七海、伏黒、禪院直毘人、真希、釘崎達は帳の外で待機し、五条悟が単独で帳の中「渋谷ヒカリエ」に入っていきます。
五条VS漏瑚・花御・脹相
閉じ込められた人々でごった返すヒカリエから、B5F東京メトロ渋谷駅のホームまで降りる五条。
五条は術式「無下限呪術」により触れる事ができません。
しかし漏瑚と花御は「領域展延」を発動し、五条の術式を中和させ当てられるようになります。
攻撃を当てる方法を見せ、閉じ込められた人を五条の目の前で殺し挑発する漏瑚。
しかし五条は逆に術式を解き、基本の呪力だけで漏瑚と花御を相手します。
体術と呪力のみの攻撃で、二人を圧倒する五条。
花御は五条の呪力で押しつぶされ、死亡します。
それを踏まえ人混みに紛れ、ヒット・アンド・アウェイで五条を攻める漏瑚と脹相。
しかし五条は強く、全くダメージを与えられません。
そこに真人の無為転変で改造された人間を乗せた電車が到着。
大量の改造人間が放たれ、人々を一気に襲い始めます。
その電車に乗って、真人も到着。
VS五条に、真人が加わります。
虎杖VS蝗GUY(こうがい)
渋谷駅の隣、東京メトロ明治神宮駅。
渋谷駅と同じで「一般人を閉じ込める帳」が降りている明治神宮駅。
その内側に「術師を入れない帳」が降りています。
その二つの帳の間に帳を降ろしている術師がいると踏んだ冥冥。
冥冥が烏で情報を集めながら、憂憂と虎杖と共に地下へと向かいます。
途中、一般人を救出するため冥冥・憂憂と二手に分かれる虎杖。
そこで、虎杖はバッタの呪霊 蝗GUYとぶつかります。
目の前で人を喰う蝗GUYに、ブチ切れる虎杖。
単純な殴り合いで圧倒する虎杖は、蝗GUYを倒し術師が入れない帳を壊します。
帳が上がった事を察した冥冥が、虎杖と共に術師が入れなかったB5Fへ向かうと言い、終わります。
11巻につづく
呪術廻戦10巻伏線考察
シン・陰流「簡易領域」
まがりなりにも真人にダメージを与え、真人の領域展開内でも逆に攻撃できたシン・陰流「簡易領域」。
15巻で退場となった真人ですが、真人にダメージを与えた人物は天敵である虎杖・釘崎以外ではこの時のメカ丸だけでした。
これまでにも5巻で三輪ちゃんからシン・陰流の技は登場していましたが、詳細は不明でした。
しかし、今回は詳細が登場しています。
- 平安時代に蘆屋貞綱(あしやさだつな)が考案された流派。
- シン陰「簡易領域」は弱者が領域から身を守るための領域。
- 一門相伝で、門外へ伝えることは縛りで禁じられている
今のところシン・陰流の使い手としては三輪と日下部の二人となっています。
さらに登場するのかは分かりませんが、平安時代の蘆屋貞綱(あしやさだつな)はけっこう重要な気がします。
天元様や羂索、宿儺の関係が開示される際に、同じような関係者として登場するような気がしますよ。
今回の10巻に登場したシン・陰流の創始者 蘆屋貞綱(あしやさだつな)は今後登場する展開への伏線な気がします!
要チェックです!
高専京都校のメンバーに新田新の描写が
真人との厳しい戦いを「皆に会うんだ」と必死に想いながら戦うメカ丸。
ここ、本当に切なかったですが、そんな描写にも伏線が仕掛けられていました。
「会うんだ!!」と京都校の皆が描写されているコマ。
加茂の隣にいる長髪っぽい人物は今見返すと新田新なのかな、とか思えますよね。
15巻に登場する新田ですが、この時から新田の登場は確定していたようです。
細かいところにまで伏線が仕掛けられていますよ!(*^^*)
呪術廻戦10巻感想
10巻は渋谷事変編始まりの巻と言えますし、実際五条の大活躍が見られる巻となっています。
漏瑚達の作戦に自ら入っていき、その中で圧倒する五条はむっちゃカッコ良いですよね!
ただ、その前のメカ丸の話も見逃せません。
真人の当て馬のようなバトルとなっていますが、メカ丸の「みんなに会うんだ!」というところどころに差し込まれるメカ丸の描写がたまらないです(泣)
後の15巻で小型メカ丸を通じてこの想いは京都校の皆に伝わりますが、この10巻時点では「なんて切ない過ぎな展開なんだ!」とたまらなかったですよ!(号泣)
そんな伏線やメカ丸と真人のバトルはそのバトル展開も重要ですが、メカ丸のたまらない気持ちが一番ヤバい演出でした(;´Д`)
さて、とうとう「渋谷事変編」が始まったわけですが、当たり前ですが最強な五条先生の独壇場ですよね。
11巻では急展開となるのですが、次巻は伏線考察も輪をかけてかなりヤバい内容になっています(笑)
切ない10巻からのとんでもない11巻へ。
次巻の考察も見逃せないですよ!\(^o^)/
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