前回、宿儺と万の戦闘に終止符が打たれ、とうとう、間接的に『伏黒が姉の津美紀を手にかけてしまいました』。
その結果、伏黒の精神は、さらに奥底へ沈んで行ってしまい、ここから上がってこれるのかは不明ですね・・・。
やっと「天使」を仲間に引き入れることに成功し、「打倒羂索」に向かっていたと思った矢先、また最悪の状況になってしまいました。
ここから、挽回することはできるのでしょうか・・・？
打つ手がないような気もしますが、ここからの虎杖たちの動きに注目しながら第220話を詳しく見ていきましょう！
呪術廻戦220話ネタバレ考察
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今週の呪術廻戦の情報が明らかとなりましたので、あらすじを紹介します！
羂索が更なるルールを追加する？
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開幕早々、羂索が、コガネに『ルールの追加』を申し立てます。
その内容は「新規泳者の参加の打ち切り」。
ですが、この申し立てに、コガネは反発。
「ルール７に抵触するため、却下されました」。
死滅回游というゲームを熟知している羂索は、意図的に裏を突き、コガネと問答を繰り返すのでした。
数多の浄界
羂索は、死滅回游という結界自体の話をします。
死滅回游というゲームを作り上げている結界は、『数多の浄界』というものが、要になっていました。
そんな数多くの浄界の中でも、最も重要な「4つ」。
「皇居を中心とした浄界」・「東京遷都候補地だった高専地下薨星宮の浄界」・「京都山國御陵浄界」・「飛騨霊山浄界」。
このうち、現在羂索は「飛騨霊山浄界」にいるようです。
「死滅回游はこの天元が作った浄界をベースに作られた梵界」。
そう羂索は、コガネに説明するのですが、コガネ自身が「ゲームのシステム」のような存在なので、あまり興味はなさそうに「へぇ～」と返すだけでした。
死滅回游の管理者
この浄界をベースに作られた死滅回游というゲームの管理者は「誰でもない」。
そう断言する羂索でしたが、強いていうのでしたら「羂索」でも、「コガネ」でもない人物。
「ベースとなる浄界を作り上げた人物」である『天元』自身が、管理者になり得る人物だったのでした。
天元が、渋谷事変の後、４つの浄界を解き放っていれば、「死滅回游は終わり」、羂索の思惑も阻止できたでしょう。
ですが、それは同時に、脈々と続けてきた呪霊との戦いや、結界術のノウハウを1000年前からやり直すことになりかねません。
天元は、その考えに至っても、実行できなかった可能性の方が高いでしょうね！
ルールの変更は「通る」
天元は、「浄界を解き放つ」という選択より、「虎杖たちが羂索を討つ」という可能性に賭けたのでしょう。
その結果が、現在の現状。
特級術師である九十九が殺され、天元が羂索の手中に堕ちました。
羂索は、「呪霊操術」で天元を呼び出します。
浄界を作った張本人なので、飛騨霊山浄界を解き放つことも容易だろうとコガネに話します。
そして、さらに「ルール追加。新規泳者の参加を打ち切ってくれ。さもなければこの浄界を解き放ち、死滅回游を強制終了させる」と、半ば強制的にルールの追加を申し立てます。
意図的に作り出そうとしている「バグ」。
強制終了させられるとコガネも困るので、より持続可能な選択をすると確信している羂索は、『このルール変更は、通る』と口にするのでした。
宿儺への手土産
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羂索のルール変更によって、新規泳者を打ち切った死滅回游。
そこに間髪入れずに、羂索は「新たなルールの追加」を行います。
その内容は『夏油傑・伏黒恵を除く全泳者の死亡をもって死滅回游は終了する』。
浄界を握られているコガネは、追加せざるを得ません。
天元は、「どうしてこんなに回りくどいことをする？」と羂索に尋ねます。
それもそうですよね。
死滅回游を終わらせることが目的なら、強制的に浄界を壊せばいいのですから。
ですが、羂索は、あえてこの選択をしたのです。
理由は「天元との同化の慣らしに使った境界が消えてしまう」というものでした。
そんなことを話しながら、羂索たちは、さらに奥へと進みます。
飛騨霊山浄界の最奥と思われる場所で、「僧侶の恰好をしたミイラ」を見つけた羂索。
それは、「宿儺本人のミイラ」だったのです！
羂索は、「これは宿儺への手土産にするよ」といいながら、不敵な笑みを浮かべるのでした・・・。
羂索と宿儺を倒せば私たちの勝ちだ
その頃、冥冥の弟である憂憂は、真希さんと話をしていました。
憂憂は「シンプルになりましたね。もうゴチャゴチャ考えながら戦う必要はない」と、羂索が行ったルール変更について話します。
真希さんもその意見には同感ならしく、「羂索と宿儺を倒せば私たちの勝ちだ」と断言。
憂憂は、あまりに簡単にいう真希さんに対し、「簡単にいいますね。五条悟を殺すといっているものですよ」と言及。
その言葉に、真希さんは『その五条悟が復活するんだよ』と憂憂にいったのでした！
本来なら即死していた
#jjk220 hana gets healed in 3 chapters but we haven't seen nobara in years oh gege hates her so bad pic.twitter.com/ECB7cfuJb0
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同時刻、虎杖が宿儺に心臓を抜かれた時に使っていた治療室でしょうか、そこで「ある人物」の治療を行っていました。
「すまないね。私の反転術式ではこれが限界だった」と話す家入さんに、『いや、本来なら即死していた』と話すのは「天使」でした。
屋上から宿儺に落とされた後、たまたま居合わせた甘井が術式を使用し、受け止めたことで、何とか即死は免れたそうです！
高羽がそばにいたことが大きい
#JJK220 Oh they’re BESTIES pic.twitter.com/Ykhk7h1yrG
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来栖は、甘井のおかげで即死を免れたのですが、それでも一刻の猶予もない状態でした。
そこからは、来栖と天使の記憶は曖昧なようですが、『高羽がそばにいてくれたことが大きい』ようです。
高羽の「超人」という術式は、どこまでの強さや応用力があるのでしょうね！
高羽が本格的に、戦闘をするのが楽しみです。
他の人間に成り代わることは可能か？
天使の所にいたのは、治療を施していた家入さんと、反転術式の使い手として手伝いをしていたのであろう乙骨でした。
回復した来栖を前に、乙骨は「早速で申し訳ないが」と切り出します。
現状からいうと、「来栖はすでに戦える体ではない」というのが、結論。
なので、乙骨は、天使に「君は宿儺のように他の人間に乗り移ることは可能か？」と問いかけます。
その問いに、天使は「結論から言う。無理だ」と正直に答えたのでした。
天使をはじめ、多くの古の術師が羂索の誘いに乗ったかというと、「誰も死後呪物に成る方法を知らなかったから」。
それに関しては、現代も同じで、それを可能にしているのは「両面宿儺」ただ1人なのです。
ということは、天使の役目は「五条悟の封印の解除」。
これが限界ということになったのでした。
クズの才能
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これまで天使が話しており、口を開いていなかった来栖は「恵はどうなるの・・・？」と問いますが、誰も答えることはできないのでした。
場面は変わり、来栖を助けた1人である甘井が、虎杖と話していました。
同級生の2人は、横並びになって座り、甘井の話を虎杖が聞く形で始まります。
「俺は俺がずっと嫌いだった」と話す甘井。
自分より強い奴らの顔色を常に伺ってきた甘井は、自分が嫌いな『クズの才能』で、ここまで生き延びてきました。
「変わりたかった」と「あの時、虎杖について行って一緒に戦いたかった」と甘井は漏らします。
最後に「ごめん。話し終わり。とにかく謝りたかったんだ」と虎杖に謝罪しました。
そんな甘井に虎杖は、「オマエがどんなやつとか正直知らん。甘井のおかげで来栖が助かった」と口にし、「ありがとう。まだ俺たちは負けてない」と感謝の気持ちを伝えるのでした。
宿儺の呪力に浸された呪物みたいなもん
まだ戦う気でいる虎杖に、甘井は「オマエの中にもう宿儺はいないんだろ！？戦えんのか！？」と心配の気持ちもあるのでしょう、虎杖を止めようとします。
ですが、虎杖は「関係ない。もともとアイツに協力してもらったことなんてないしな」とあっさり答え、『今の俺は宿儺っていう呪力に浸された呪物みたいなもんだ』と家入さんにいわれたことを話します。
これが、いったいどういう意味なのか。
どう繋がっていくのかはわかりませんが、とにかく重要なことだということは分かりますね！
アイツを殺すためなら
THE AVENGERS ASSEMBLE ‼️ pic.twitter.com/8TAljkkwmC
— len10 (@kyuartii) April 12, 2023
そう甘井に伝え終わった最後、『アイツを殺せるなら、なんでも喰ってやる』とこれまでの虎杖では考えられない表情で、言い放ったのでした・・・。
虎杖は甘井との話を終え、みんなが集まるロビーに足を運びます。
そして、乙骨に「いくつか案がある」と伝えると、乙骨も同じような案を描いていたのか「僕も・・・。でも・・・」と口を苦くして言いよどみました。
そこで、割って入ったのが真希さん。
「どのみち宿儺を戦闘不能にまで追い込まないと話にならないんだろ？」
こういう時に真希さんのような性格の人がいると助かりますよね！
#jjk220 yuuji said "our brothers" WAAAAAA pic.twitter.com/zhzJscErzi
— abbie ★ (@biyuuji) April 12, 2023
そして、脹相は、虎杖に「あるノート」を手渡します。
それは、獄門彊・裏と共に渡された「九十九の魂の研究記録」だったのです。
これが、何の役に立つかはわかりませんが、必ず物語に関わってくるでしょう！
帰ってこい、五条
#jjk220 idk about gojo but if shoko told me to come back i would simply break open the box with my bare hands pic.twitter.com/PrJSamCuUz
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場面は変わり、ロビーの風景を見ながらタバコをふかす家入さんの回想。
京都事変の後、五条は家入さんに「育てる。強く聡い奴らを」と話し、「もう誰も独りにさせない」と決意を口にします。
その五条を見た家入さんは、「実はオマエらどっちかのことを愛してた。なんてことは天地がひっくり返ってもないけどさ。私がいたろ何が独りだ。馬鹿野郎」と心の中で叫びました。
ロビーには、五条が育てた奴らや、育てた奴らに協力してくれる奴らが集まっており、その風景を見ながら家入さんは「もう、ウジャウジャいるぞ。オマエの帰りを待ってる化け物どもが」と心で話します。
そして、最後に『帰ってこい。五条』と、心からの本心を描くのでした。
第221話へ続きます。
呪術廻戦ネタバレ考察｜220話感想まとめ！
何というか、とんでもない情報量だった220話。
羂索が、目的のために死滅回游を終わらせる方向に舵を切った中、虎杖たちが「戦闘準備」という感じで、全メンバーが一堂に会しているのは熱かったですね！
虎杖たちに残された道は『五条悟の復活』のみ。
それには、まず「羂索から獄門彊を奪う」という任務を完遂しなければなりません。
羂索の相手をするのは、いったい誰になるのでしょうね！
これからも注目していきましょう。
呪術廻戦220話ネタバレ考察｜次回展開予想
次回は、どのような展開になっていくのでしょうか？
なかなか予想できない状況になっている中で、少し「今後の展開」について予想していきましょう！
宿儺がさらにパワーアップする？
今回、羂索が持って行った手土産。
「当時の宿儺本人のミイラ」ですね！
これにより、宿儺が本来の能力を取り戻す可能性があります。
本来の宿儺にプラスして、伏黒の術式。
もはや勝てるイメージが沸いてきませんね・・・。
フルメンバーを二分して、別行動開始？
ここからは「羂索・宿儺vs.フルメンバー」の戦いになってきます。
そのため、宿儺を倒すには、必ず『五条悟の復活』は前提条件になってきますよね。
なので、羂索と宿儺を合流させるわけにはいきません。
宿儺の足止めと、羂索から獄門彊奪還の２チームに分かれて行動する可能性が高いですよね！
誰が、どちらに行くのかは不明ですが、このチーム分けも楽しみな要因の1つではあります。
最終決戦が始まる？
次回から、本格的に「最終決戦」が始まると考えられます。
前回まで、宿儺の戦闘が描かれたので、次回からは「羂索の戦闘」が描かれると思われます。
前の戦闘では、脹相と九十九だけだったのですが、今回は、数多くの戦略を練ることもできるくらいの人員が整っています。
はたして、誰が羂索と戦闘になるのでしょうね！
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