「進撃の巨人ミカサの頬の傷を34巻138話を踏まえ考察!」を追加しました。
ミカサの頬には傷痕が残っています。
これは2巻13話「傷」にてエレンゲリオンに殴りかかられた際に付いた傷であり、この傷は治った後もずっとミカサの頬には痕だけが残っています。
この頬の傷には、何かしらの意味があるのではないでしょうか?
それはアッカーマン家と東洋の一族の末裔であることが関係あるのでしょうか?
それともループ伏線・・・
考察してみましょう!
◆進撃の巨人ミカサの頬に残る傷とは?

2巻13話「傷」にてエレンはトロスト区に開いた穴を大岩で塞ぐ為に巨人化します。
しかし、巨人化の練度が未熟であったエレンは暴走してしまい、近くにいたミカサに殴りかかります。
すんでのところでミカサは躱しますが、完全には躱しきれず頬に切り傷を負います。

その後、第22話「長距離索敵陣形」にてこの時にできた傷は深いと、ジャンに指摘される場面が登場しています。

この時から4年以上経っている現在101話「戦鎚」でも、この傷は残っている事が確認できています。

ただ、この傷にはいくつかの疑問が感じられます。
ミカサはアッカーマン一族の血統であり、治癒力が高いと思われます。
例えば、第51話では「肋骨をやって長時間馬に揺られて」いましたが

アルミンも驚くほどの早い回復を見せています。

これほど高い治癒力を持ってしても、頬の傷は治らないものでしょうか?
さらに、漫画的に言ってもヒロインの頬に傷を敢えて残すというのは如何なものかなと(笑)
ちなみに諫山先生のサインにはデフォされたミカサが描かれていますが、そのミカサにもキチンと頬の傷が描かれています。
暑中見舞い来た~!\(^o^)/
これからの暑い夏を乗り越えるぞ!!
進撃の熱い展開も、予想するぞ!(笑) pic.twitter.com/4kWSM5d2Wh— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2016年7月27日
ここまでキチンと描かれていると、ミカサの頬の傷には間違いなく何か意味がありそうですよね!(*^^*)
これらから、「ミカサの頬の傷には何か意味があるのだろう」と考えられます。
つまりは、何かの伏線なのかなと!
さらに考察を進めていきましょう!
◆進撃の巨人ミカサの頬の傷が「いってらっしゃい エレン」には無い!

ミカサの大きな伏線で真っ先に思い付くのは「右手首の刺青」と「いってらっしゃい エレン」でしょう。
ちなみにこの時のミカサは髪が短く、101話で久々に登場したミカサも短くなっていた事から「『いってらっしゃい』の伏線回収時期に来たのでは?」とネット上では一時騒然となりました。

ただ、さきほども指摘したのですが101話に登場したミカサはたしかに髪が短くなっていましたが、頬の傷は残っています。
しかし、第1話に登場した「いってらっしゃい エレン」のミカサには傷がありません。

ということは、現在登場したミカサと第1話「いってらっしゃい」のミカサの時期は違うということになりそうです。
ここで「ミカサの頬の傷」を見直してみましょう!
◆進撃の巨人ミカサの頬の傷は当初からの設定ではなかった?

最初に説明した通り、ミカサの頬の傷は第13話でエレンゲリオンの攻撃により付けられます。
理屈で言うと、この後のミカサの頬にはずっと傷が残っていなければいけません。
しかし、その数日後に行われた審議書の場面でのミカサの頬には傷はありません。

治ったのかと思いきや、その後の場面でのジャンに指摘され頬の傷が確認できています。

その後の描写では確認できたり出来なかったりしますが、完全に頬の傷が見られるようになるのは7巻第29話「鉄槌」からです。

その後のミカサの頬には、常時傷が確認できます。
ここから考えられるのは、「当初頬の傷は癒える予定だったが変更した」のか「29話から傷が生まれる意味ができた」のどちらかです。
可能性としては「当初頬の傷は癒える予定だったが変更した」が高いかなと思われます。
簡単に言うと、「もともとは傷を描く予定ではなかった」という事ですね。
しかし、ジャンが傷を指摘する場面を登場させたことにより、その後も描く事になった…
こう考えると、第19話の審議書の場面では描いていなく、

その後の登場で描かれる事になった事が頷けます。

となると、第1話の「いってらっしゃい エレン」を描いた際に傷が無かったのは、ミカサの頬に傷が描かれる予定ではなかったからという事になりますね!
たしかに理由としてあり得ますが、何だかシックリ来ませんよね。
そしてたびたび予想の斜め上を行く展開が登場する「進撃の巨人」なので、このように流れていくというのは不自然な気がします。
これらの全てが計算通りであり、もっとどんでん返し的な展開が起こる可能性もありますよね!
さらに違う可能性を考察してみましょう!
◆進撃の巨人ミカサの頬の傷から大きなループ展開を予想!

ミカサの頬の傷が「予定通りの描写」だとしたら、どうなるでしょう。
審議書の場面は予定していなかったのかもしれませんが、ジャンが指摘した後の描写でも「描かれたり描かれなかったり」したのが気になります。
そして「いってらっしゃい エレン」のミカサの頬に傷が描かれていない事も計算されていたと考えた場合、「この時は傷が出来ていない時期」である事になります。
この二点を考察してみましょう!
ミカサの頬の傷がある時とない時の意味を考察!

もしミカサの頬の傷が当初から計算されていたとしたら、審議書の場面は描くことを落としていたとしても、ジャンに指摘された22話から後も「描いたり描かなかったり」というのは気になりますし、特に29話からは後は完全に描くようになったという事は何か意味があるように感じます。
まずは、間違いなく描かれるキッカケとなった、この29話の考察してみましょう!
この場面は女型の巨人編であり、エレンゲリオンの叫びを聞いたミカサが単独行動でエレンの元に到着します。
そこでミカサはエレンが女型の巨人に捕食される瞬間を目撃し、頭痛が発生します。

この場面からミカサの頬の傷が描かれるようになっています。
これって、ものすごく意味あり気ですよね!
エレンが捕食される場面を見て頭痛が起こってから、ミカサの頬に傷が固定されて描かれるようになった…
何か意味のあるメッセージのようにも感じますよ!
ここでミカサに、何かのスイッチが入ったようにも感じますね!
例えばここで以前エレンを失ったループ経験があるとか…(・_・;)
この記事を書いている際にもこのようなTweetを上げたのですが、
ミカサの頬の傷について考察中。
これは難しい。当初考えていた考察は、読み返してちょっと破綻気味(・_・;)
ジャンが傷を指摘してから意識して描くようになったように感じます。
頬の傷とは関係ないけど、読み返してこの二つの「行かないで」が気になりました。 pic.twitter.com/wnlnVVlceX— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年1月29日
むっちゃ意味深ですよね!
この二つの「行かないで」は「ミカサの親しい人が巨人に捕食される」「ミカサの頭痛が発生」した際に登場しているセリフとなっています。
ちょっと共通点がありすぎかなと。
ただの対比になっているだけなのか、何か意味があるのか…
深すぎる進撃…— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年1月29日
つまりは、この場面は大きなループ分岐点だったのかなと感じますよ!
頬の傷が完全に固定されて描かれるようになった事からも、最も大きなミカサ・ループの場面だったのかなとも考えられます。
ミカサの頬の傷から「いってらっしゃい」を考察!

もし当初からミカサの頬の傷が計算されていたとしたら、この「いってらっしゃい」の場面で傷が描かれていないのも計算されていたことになります。
もっとツッコんで言うと、「ミカサの頬の傷を描き続けると決めた29話の時点で、諫山先生は傷を描いてもこの場面は破綻しないと判断した」ということになります。
となると、この場面はミカサがエレンゲリオンに攻撃される前に起こったのでしょうか?
ミカサが髪を切ったのは訓練兵団に入団した後なので、「訓練兵団入団後からトロスト区攻防戦までの間」に「いってらっしゃい」が起こったことになります。
この可能性も覚えておかなきゃですが、ちょっと難しいように感じますよね?
さすがに訓練兵団時代に「いってらっしゃい」が起こったとは思えないですし、あるとしたらトロスト区奪還作戦中に起こったのかもしれませんが…
もうひとつの可能性として、今後の展開でミカサの頬の傷が癒えて消えるという事が考えられます。
101話で登場したミカサは、髪が短くなっていました。
この髪の長さから、「いってらっしゃい」が起こっているミカサの長さには、ちょうど同じくらいかもう少し長いくらいかなと考えられます。
101話にて髪が短くなったミカサについて「いってらっしゃい回収か?」とのコメントをいただいているのですが、管理人アースもそのように連想しました。
となると、作品内の時間経過は数ヶ月以内で「いってらっしゃい」が回収される?
女性の髪ヴィジュアルが変わるのってどれくらいの期間なのだろう? pic.twitter.com/d4FhjgTmvY— アース(進撃の考察管理人) (@singekinb) 2018年1月16日
つまり、この状態から頬の傷が癒えれば「いってらっしゃい」発動も起こり得るという事ですね!
こちらの方がありそうな展開ですし、これ、むっちゃ楽しみですよね!
この展開はあるかもです!\(^o^)/
今回の考察でミカサの頬の傷には大きなループ伏線が隠されているのではと考えられました!
さらには、頬の傷が癒える展開も予想できましたね!
頬の傷が癒えたミカサによる第1話「二千年後の君へ」の「いってらっしゃい エレン」回収場面が登場するのか…
むっちゃ震えるくらい楽しみですよ!\(^o^)/
◆進撃の巨人ミカサの頬の傷を34巻138話を踏まえ考察!
3年前に作成したミカサの頬の傷考察ですが、ループ示唆はありながらも頬の傷は138話では回収されませんでした。
138話を踏まえ、今一度頬の傷について考察していきます!
138話「いってらっしゃい」回収では頬に傷が!

34巻138話にて第1話の最大伏線「いってらっしゃい」が回収される展開となりました。
ミカサの「いってらっしゃい」回収や「ループ」回収については、こちらで考察しています。
これらの考察でも検証していますが、アースは138話「いってらっしゃい」を1話の「いってらっしゃい」と同じ場面だと考えています。
つまり、138話のミカサの夢は前ループ最後の場面であり、そのまま1話に繋がっていると捉えています。
となると、疑問なのがミカサの頬の傷ですよね?
同じ場面なら、1話ミカサには無く138話ミカサにはあるのは、おかしいのではと。


ここ、たしかに矛盾しちゃうんですよね。
もしこれを解決するとなると138話「いってらっしゃい」は本編とは繋がっていない、別世界の場面ということになります。
パラレル世界という考えだと解決するかもですが、「マブラブオルタネイティブ」のオマージュ作品である「進撃の巨人」はやはりループという形でこの場面は回収するのではと。
アースはどうしてもここは「ループ回収」に拘ってしまいます。
となると、同じ場面で頬の傷があったり無かったりするのは、どういう事でしょうか?
- 頬に傷はあるけれど、エレンの目線からは見えなかった
- エレンの願望から、エレン目線では傷が無くなって見えた
このどちらかでは、とアースは考えています。
そしておそらくは②の方で回収されるのではとイメージしています。
139話でミカサの頬の傷の意味が回収されると予想
以前の考察で「ミカサの頬の傷は22話から29話で完全に描かれるようになった」と考察しました。
ここからミカサの頬の傷は、「22話でその意味を確定させてたのでは」とアースは考えています。
そして22話以降も描かれていないコマは、諫山先生が忘れられたりしたのかな、とイメージしています。
となると、22話で確定させたミカサの頬の傷の意味とは何なのか?
やはり「俺がミカサを…」という自分を信じられないエレンの言葉からも、エレンのコンプレックスの象徴として回収されるのではと考えられますよね!
いつも守ってくれているミカサを自分が傷つけてしまった、とミカサの傷を見る度にエレンは感じていたのではないでしょうか?
その気持が139話では描かれるのではとイメージします。
139話冒頭は、エレンの回想から始まると予想しています。
そこで
「俺は…いつもミカサの顔を見る度に自分に怒りを感じていた」
「なんであいつの顔に傷を付けてしまったのか、と」
「ミカサと山小屋で暮らした時も…いつも思っていた」
なんて回想が入るのでは、とイメージしますよ!
そこからミカサへの気持ちがカミングアウトされるのではないか?
その時にはエレンも山小屋if世界の記憶を持っている、という感じて回収されると思っています。
つまりは、ミカサへの気持ちを告白するエレンの心情を描くためにミカサの頬の傷はあったのではないか?
そう予想します!
さてさて、そんな展開があるのか?
もしかしたらパラレル展開で回収されるかもですし、全く違う形になるかもですが。
どんな形にしろ、ミカサの頬の傷は回収されると予想します!
全てが終わる139話。
ミカサの頬の傷にも要注目です!\(^o^)/
→ 101話「戦鎚」あらすじ感想考察!
→ 【進撃の巨人104期生をナンバリングから考察!】
→ 進撃の巨人ミカサが頭痛の意味は?結末がループ説の真相を検証!





