感想を追加しました!
「悔いなき選択」に「Lost in the cruel world」。
リヴァイ外伝とミカサ外伝が同じ夜に地上波で放送される日が来るとは、ずっと追いかけてきたアースでも予想することは出来ませんでした。
「進撃の巨人」アニメ総集編の第5夜は番外編となっており、OVA「悔いなき選択」とOVA「Lost in the cruel world」の放送となりました!
エレンと「進撃の巨人」をずっと支えてきたアッカーマン二人の物語。
調査兵団に入る前のリヴァイに、リミッター解除をしないミカサ。
決して見逃せないですよね!
11月28日深夜放送の両作品の情報をまとめました。
録画予約を忘れないように、チェックしておきましょう!\(^o^)/
進撃の巨人アニメ番外編(第5夜)情報まとめ
⚔予告動画公開⚔
進撃の巨人 番外編
「悔いなき選択」(前後編)若き日のリヴァイとエルヴィンの
知られざる出会いの物語――。総合 29(月)午前0:05※日曜深夜#shingekihttps://t.co/7txHyhGqSO pic.twitter.com/DBmzwYW9md
— NHKアニメ (@nhk_animeworld) November 22, 2021
- タイトル:「悔いなき選択」(前後編)
- 発表元:「進撃の巨人」15巻・16巻限定版付属OVA
- 放送日程:11月29日(月)午前0:05よりNHK総合にて
- タイトル:「Lost in the cruel world」
- 発表元:「進撃の巨人」26巻限定版付属OVA
- 放送日程:11月29日(月)午前0:59よりNHK総合にて
リヴァイ外伝こと「悔いなき選択」。
エルヴィンとリヴァイの出会いが描かれる「悔いなき選択」は、本編のリヴァイ兵長にも大きく影響しているスピンオフ作品となっています。
いわゆる「ゴロリ」発祥作品ということになるでしょう(笑)
「Lost in the cruel world」は、ミカサ外伝となっています。
「進撃の巨人」連載中に根強くあった「ミカサ・ループ説」の根幹をなしており、「いってらっしゃいエレン」の補完とも言えるスピンオフ作品となっています。
これを観てから34巻138話「長い夢」を読むと、また違った意味を帯び来るような作品となっています。
つまりは、「進撃の巨人」ヒロインであるミカサ考察の「根本」とも言える外伝です。
「悔いなき選択」も「Lost in the cruel world」も、「進撃の巨人」ファンであれば必見なOVAと言えるでしょう。
28日深夜は、「アッカーマンズな夜」になりそうですね!
両作品とも、決して見逃すないように録画予約しておきましょう!
進撃の巨人アニメ番外編(第5夜)感想まとめ
リヴァイ外伝「悔いなき選択」感想

今見直しても素晴らしいアニメだな、と感じますよね。
コミカライズ版「悔いなき選択」も、本当に素晴らしいスピンオフでした。
リヴァイ兵長の口の悪さ・潔癖症・仲間想いが当時からだったと分かるだけでも嬉しい過去編です。
さらにそんなリヴァイがエルヴィン団長に降るシーンがキッチリと描かれており、まさに5巻ペトラのセリフを補完する素晴らしい外伝でした。
コミカライズ版「悔いなき」でもこの辺りは補完されていましたが、アニメ化に当たりけっこうな改変もありました。
- 仲間のヤンの存在
- 地上への階段の存在
- イザベルとの出会い
- エルヴィンのリヴァイ説得シーン
ざっくりと改変をまとめるとこんな感じです。
キッチリとした考察を読みたい方は、下にある「あわせて読みたい」の「リヴァイ外伝(前編・後編)」をクリックして見てみてください。
脚の悪い仲間ヤンや「現在公開可能な情報」の「日光を浴びないために脚が悪くなる」は、OVAのオリジナル設定です。
さらに「地上への階段」で通行料を払わないと地上へ行けないとか、イザベルの小鳥の件も全てアニメオリジナルです。
この辺りにWIT STUDIOさんの凄さが感じられますよね!
そしてやはり秀逸だったのが、エルヴィンの説得シーンです。
「よせ、後悔するな、後悔の記憶は次の決断を鈍らせる。そして決断を他人に委ねようとするだろう。そうなれば後は死ぬだけだ」というセリフは、最高でしたよね!
「結果など誰にも分からない、ひとつの決断は次の決断の材料にして初めて意味を持つ」なんて、原作のリヴァイ兵長からもどれほどエルヴィン団長から影響を受けているのか…と感じさせられる素晴らしいセリフです。
原作を深く理解された上での、素晴らしいアニメ改変だなと感じますよ。
当時アニメ2期が放送される前にこれが作られていたと考えると、本当にスゴい作品だったんだなと改めて感じます。
それだけに「キース教官がエルヴィン発案の長距離索敵陣形を断った」シーンが残念だったな、と。
できたらここは統一して欲しかった、と71話を読んだ当時強く思ったのを思い出しました(笑)
それを差し引いてもOVA「悔いなき選択」は、本当に素晴らしいスピンオフアニメですよ!
ミカサ外伝「Lost in the cruel world」感想

連載時、ミカサに根強くあった「ミカサ・ループ説」の根幹をなすスピンオフ作品「Lost in the cruel world」。
Blu-ray Disc3巻の初回限定特典ビジュアル・ノベルディスクとして発表されたミカサ外伝でしたが、小説版・コミカライズ版が発表され最終形のOVAアニメとして26巻限定版にて収録されました。
ミカサ・ループ信者として「進撃の巨人」を読み続けたアースにとってみればバイブルのようなOVAです。
コミック版も面白く読めましたが、やはり「進撃の巨人」アニメだけに神のような改変がありました。
冒頭が「シガンシナ区決戦」前から始まっているのは、すごかった。
OVA発表当時、放送されていたアニメ放送は3期前半で王政編の序盤だったと記憶しています。
その時点でシガンシナ区決戦前がアニメで見られるなんて!とスゴく興奮したのを覚えていますよ!
さらに最後には「エレンはウォール・マリアを奪還し、全ての巨人を駆逐し海に到着する」「それでもエレンは歩みを止めない」と未来を予知するミカサは、まさにミカサ・ループ伏線としては最高なシーンでした!
最終話を踏まえた結果、この時にミカサがループしていた記憶を持っていたという回収はありませんでした。
しかしこの時にも思っていた「エレンの側にいたい」という気持ちが始祖ユミルを動かし、ミカサが未来を開く事になったのは事実です。
ミカサの「エレンの側にいたい」という気持ちが全面に出ているこのスピンオフ作品は、ループ信者だけではなくミカサファン全てにとって最高な外伝でしょう!
作画・BGM・演出どれをとっても、今でも最高なアニメ作品だと感じます。
FinalSeason2が始まるまで、両アッカーマン外伝を堪能しましょう!\(^o^)/
アースも、今一度見直します!





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団長殿、いつも更新お疲れ様です。
ミカサの方は初めて見ましたが、アッカーマン主役の両作品を楽しく観させて頂きました♪
まずは「悔いなき選択」の感想からです。
作画、BGM、シナリオ、演出。
どれをとってもスピンオフ作品の中では屈指の名作だと思います。
そして何度見てもやるせなくて涙が出ます。
兵長が巨大樹の森で「俺にはわからない。ずっとそうだ・・・」と言っていたのは、この時の教訓があるからなんですよね。
自分の直感を信じていれば回避出来たはずの最悪のシナリオが、2人の情に絆されて生じてしまった言うのはなんとも皮肉です。
あんなに取り乱した(奇行種を切り刻む場面)兵長見るの初めてでした。
そしてこの作品ではエルヴィンの傑出したカリスマ指揮官ぶりを存分に見せつけられました。
兵長の心を完全に見透かし「何か迷いがあるのでは?」と揺さぶりをかけたかと思えば、かけがえのない仲間を失ったばかりの兵長に「無様だなと」と平然と言い放ったのには驚かされました。
キースに対しては「人類の未来の為にはどんな手段を使ってでも」みたいな事を言っていましたが、その中で自分の父親の立てた仮説の証明の為と言う要素は何割くらいを占めていたんだろう?なんて考えながら見てました。
もっともエレンの家の地下室の存在を知った事で、その想いが強くなってしまったのかもしれませんが。
続いて「Lost in the cruel world」感想です。
見終わった後であれ!?こんなお話だったっけ?と思い、原作をもう一度読み直してしまいました。
随所に改変を織り交ぜ、原作(LOST GIRLS)で芽生えたモヤモヤ感を上手く払拭して、進撃の読者が読んでも違和感を感じない作品になっている印象です。
エレンの死と言う受け入れがたい現実からミカサが逃避したif世界が描かれていましたが、その世界においてもエレンの死は避けようがなかったんですね。
ザクロの上に止まった朝青い蝶の「それでもあなたはエレンの死を止める事が出来ない。なぜならエレンは・・・」の部分が妙に印象に残りました。
声は少女時代のミカサだったたようですが、自分にはあの声が始祖ユミルからメッセージだったんじゃないかなぁと感じました。
それにしてもこの作品が王政編の連載時に発表されていたと言う事に驚かされました。
諫山先生はエレンがミカサに斬られる衝撃のラストシーンが着地点なのだと決めていたんですね。
>スピンオフ作品の中では屈指の名作
本当にそうですよね。
巨大樹の「「俺には分からない」から生まれた作品であることは間違いないでしょう。ペトラから「地下街のごろつきだった」過去が5巻で登場しているのでこの辺りからリヴィ兵長のイメージは決まっていたのでしょうが…数あるスピンオフの中でも作り込まれた最高傑作だと感じています。
>原作(LOST GIRLS)で芽生えたモヤモヤ感を上手く払拭して
アニメ1期3巻DVDに収録されているビジュアルノベルが元原作なのですが、それを小説化されていましたがそれでもなんか…って感じでした。コミカライズ化されてかなり分かりやすくなりOVA化でホント素晴らしいスピンオフになりましたね。
>「それでもあなたはエレンの死を止める事が出来ない。なぜならエレンは・・・」の部分が妙に印象に残りました。
今見直すと最大の伏線のように読めますよね!ここは伏線考察で取り上げられなかったなぁ…エレンが闇落ちからの死亡は予想できませんでした(泣)
ホント、進撃のスピンオフはスゴい作品ばかりですね(改めて感心)
管理人アース
失礼致します。コダヌキでございます。
【Lost in the cruel world】は初視聴でした。ミカサとエレンが可愛い!
瀬古さんの小説版【LOST GIRLS】。私は二作品のどちらも好きです。特に【Lost
in the~】は、原作が最終話を迎えた事で初読時とは違った魅力を感じます。
WIT版アニメでは、地下街以外に詳細な描写が無い壁内世界の負の側面である
貧困。そこから派生する市民のグロテスクな姿が、瀬古さんの小説ではきちんと書か
れています。壁内人類の表面的な姿だけでなく負の側面も見せる事で、瀬古さんが
小説内で壁内世界を誠実に書いていらっしゃるのだと感じます。
ループ説やユミル・イェーガーさんの考察と違ってしまって申し訳ないのですが
・・・。↓個人的な解釈です。
夢と現実が曖昧な「胡蝶の夢」のような小説版【Lost in the cruel world】。
当初、小説版【Lost~】での「あったかもしれない世界の夢」は、スピンオフの
設定だと解釈していました。ですが【進撃の巨人】を最終話まで読むと、【Lost~】
が138話【長い夢】の山小屋の場面の「あったかもしれない世界の夢」と関連して
いるのだと分かります。
両親が殺されずに済む世界の夢。地鳴らしの選択から逃げてエレンと山小屋で暮ら
す世界の夢。「あったかもしれない世界の夢」も「残酷な世界の現実」も、ミカサが
生きる世界である事に変わりはない。但し、残酷な現実から両親が殺されない夢の中
に「帰って」も、エレンは『外の世界』へ進み続ける歩みを止めない。地鳴らしから
逃げてエレンと暮らす夢の中に「帰って」も、エレンとの死別は避けられない。なら
ばミカサもエレンも自分が決断して選択した残酷な現実から逃げてはいけない。
エレンを夢の中から残酷な現実へ送り出して彼を進み続けさせる為の、ミカサの
「いってらっしゃい」。そして現実の世界でエレンの歩みを『死』によって止める事
がミカサの愛。ミカサは地鳴らしを止めてもその虐殺を実行したエレンを愛した。
自己流な読解ですが、小説版【Lost~】からそのように理解しています。
瀬古さんが小説を執筆する際、諫山先生から最終話の構想を聞かされていたかは分
かりません。ですが瀬古さんが【進撃の巨人】を深く理解されて【Lost~】を書かれ
たから、同作の世界観が138話の山小屋の場面と重なるのでしょう。
小説版単行本の帯に、諫山先生の「瀬古さんが進撃のアニメを素晴らしいものにし
てくれた要因であることは、これを読めばよくわかるはずです」とのコメントがあり
ました。正にその通りでした。
瀬古さんの脚本や小説だけでなく、アニメや主題歌も、原作が最終話を迎える前か
らそこに繋がるよう表現されていました(の子さんの歌詞は自己流で解釈しています
が(笑) )。深い洞察力で【進撃の巨人】の魅力を倍増して下さった制作陣の皆様に、
一ファンとして深く感謝しています。
失礼致しました。
>瀬古さんが【進撃の巨人】を深く理解されて【Lost~】を書かれ
たから、同作の世界観が138話の山小屋の場面と重なる
むちゃ分かります。
これはアニメでも感じられる事ですが荒木監督や脚本の小林靖子さんや瀬古浩司さんの理解の深さはハンパないと感じます。
これは妄想ですが、おそらく【Lost in the cruel world】が発表された時点ではミカサのやり直しループで最終展開を迎える予定だったのかなと。ところがあまりの人気作品になってしまい、その最終展開は変更された…瀬古さんは当時諫山先生から最終予定を聞いていたのでは、とイメージします。
それくらいの理解の深さが感じられるスピンオフ作品だと感じますよ。
管理人アース
度々失礼致します。コダヌキでございます。
>ところがあまりの人気作品になってしまい、その最終展開は変更された…
同感です。変更に加え、物語の辻褄は合うと判断して原作で描く予定だった設定や
伏線回収が削られたようにも見えます。
巨人の耳の形状、エルディア人とユミルの民が同一化していく過程、巨人大戦の
経緯、season3最終話EDでの制服姿の子供達、ヒィズル国等。未回収の伏線・設定
は削られ、当初WITさんに伝えらえていた最終回の構想は『地鳴らし』を変えずに
ループ等の細部が変更されて制作が引き継がれたかもしれません。
今だから言えるのですが、私自身、マーレ編以降では「想定を超える人気作品にな
り、諫山先生に必要以上の重圧が掛かってしまったのか?」「先生の当初の予想より
も作品の世界観が大きくなり過ぎたのかもしれない」「未回収の設定や伏線を描き続
けるのは相当しんどくなっているのではないか」等と考えた事もありました。
それでも最終回まで描き切った諫山先生のプロ根性とこれからアニメ版を決着させ
るMAPPAさんには感謝しかありません!
失礼致しました。
>「想定を超える人気作品にな
り、諫山先生に必要以上の重圧が掛かってしまったのか?」「先生の当初の予想より
も作品の世界観が大きくなり過ぎたのかもしれない」「未回収の設定や伏線を描き続
けるのは相当しんどくなっているのではないか」等
全くの同感ですよ。
巨人の耳の形状もですしマーレ編に入り一番気になったのはコミックス裏背表紙です。
裏切り者や死亡した人物が消えていく22巻までのうらせは、最後全員退場で終わる伏線だったとイメージしました。
ところが23巻以降は背表紙を変更し、最終的にはそのまま生き残った…
これはやはり人気が出すぎて当初予定していた最終回ができなくなったのかなと。
やっぱり全員死亡は後味悪すぎでしょうし。
でもそれは「諫山先生の成長」でしょうし、それを含め「進撃の巨人」ですよね。
それらを含め見事に描ききり、それをアニメ化でも描ききってくれるMAPPAさんには同じく感謝しかありませんが!
アニメFinalSeason2で、また最終話まで盛り上がりたいです(^^)
管理人アース
団長、お疲れ様です。
いよいよ明日の深夜・・・
楽しみデス。
「悔いなき選択」は私の人生観にインパクトを与えました。
今この時の選択、今この時の決断。
それは、結果が分かる前も、結果が分かった後であっても
正解などない。
答えなどない。
でも・・だからこそ・・
オレの選択に・・悔いは無い。
私の生きるバイブルとなりました。
一方、ミカサ外伝のポイント
ミカサ外伝にある台詞「世界中を敵にまわしてもエレンを止める」は、138話の「いらっしゃい」の対となっていて、真逆の想いの言葉だと解釈しています。
138話の「いってらっしゃい」とは、ズバリ、「許す」という感情を表現していると思うからです。
ミカサ外伝では、ミカサはエレンの想いや行動を許していません。
ミカサ外伝では、
エレンを死なせたくない。
エレンをなんとかしたい。
とミカサは思っていました。
しかし、138話の「いってらっしゃい」というミカサの台詞は、エレンが思う通りに生きるコトを許し、送り出す言葉です。
その人が思う通りに生きることを「許す」
こらが究極の愛なのだとおもいます。
ですから「いってらっしゃい」は「許す」という究極の愛を表現した台詞だと思っています。
それが「いってらっしゃい」による伏線回収だと解釈しています。
ホント、見事な回収だと感じてます。
138話と最終話を読んだうえでのミカサ外伝・・
堪能したいと思います。
>オレの選択に・・悔いは無い。
私の生きるバイブルとなりました。
リヴァイ外伝は本当によく出来ていますね。
唯一の心残りはキース教官時代に長距離索敵陣形を使用しているところですね。
原作でのキースは「お前が団長になったらやれ」でしたから(笑)
ここは統一して欲しかったです(泣)
>138話と最終話を読んだうえでのミカサ外伝・
たまらないですね!
コミックだとあんまりだったイメージでしたが、アニメだと本当に素晴らしいです。
最高な外伝だと思っていますよ(^^)
管理人アース