進撃の巨人

進撃の巨人アニメ21話(80話)感想解説!二千年の意味とは?原作消化ペースも検証

アース
アース
2022年2月6日(日)深夜放送の進撃の巨人FinalSeason第21話です。

アニメ80話「二千年前の君から」。

もうタイトルを観るだけでもテンションが上がる回ですが、待ちに待った展開が登場します。

巨人の元となるハルキゲニアの登場。

さらに動き出す「地鳴らし」。

「二千年の回収」。

むちゃ怖い展開ですが、原作ファンにとってはある意味「待ちに待った」展開ですよね!

原作通りの展開となったのか?

ハルキゲニアのビジュアルは、どのような感じだった?

さらに始祖ユミルの半生は、どのように描かれたのか?

順番に見て行きましょう!

進撃の巨人アニメ21話(80話)のストーリーを解説

https://twitter.com/gatariblue/status/1490345083010691072

始祖ユミルの「二千年前から」について

今回の物語の8割を占めた始祖ユミルの半生。

まさに始まりの巨人にである始祖ユミルがなぜ巨人化能力を身につける事になり、エレン達まで継承されてきたのか?

「進撃の巨人」の謎の根本が解明される展開となりました。

その間、二千年間巨人が継承されてきているのですが「進撃の巨人」ではキチンとこの「二千年間の根拠」があります。

なぜ二千年なのか?

ユミルから壁を作った145代フリッツ王までキチンと13年で巨人が継承され、そこから107年後がトロスト区破壊の850年となり、エレンの任期8年を足すとちょうど始祖ユミルから二千年となります。

つまり、エレンの任期が始祖ユミルからちょうど二千年後となるのです。

「145×13+107+8=2000」という計算となります。

この計算で言うと現在のアニメの展開は始祖ユミルから1996年後となり、キッチリな二千年前からではなく「ほぼ二千年前」という事になります。

ただ、本当にキチンと考えられているスゴい設定ですよね!

これは原作で言うと1巻に登場する「およそ107年前」から計算されていた事になり、本当に最初から計算されて作られた作品だと分かります。

1話タイトルの「二千年後の君へ」からも、どれだけ考え抜かれた設定であるか分かりますよね!

諫山先生が二千年前から考え抜かれた作品なのでは、と錯覚してしまうくらいの伏線だなと感じられる設定ですよ(・_・;)

始祖ユミルの「二千年前の君から」というタイトルは、アニメ1話タイトル「二千年後の君へ」の回収となるものスゴいタイトルとなっています。

マリア・ローゼ・シーナ達について

2017-04-04_060825-vert

「進撃の巨人」アニメseason2のEDから仕掛けられていた3人の娘たち。

当時原作でも登場しておらず、このEDの場面は何を表しているのだろうとアニメ・原作ファン達はこぞって考察していました。

当サイトでも進撃の巨人アニメ2期ED考察!3人の少女は3重の壁なのかを検証!にて考察し、この少女達が「マリア・ローゼ・シーナ」とう3重の壁の名前を冠した少女達なのだろうと予想していました。

原作25巻100話で回収されましたが、アニメでも今回完全に回収されましたね!
2017-12-17_183341

「進撃の巨人」第100話「宣戦布告」より

巨人の力を継承させるために母親を捕食させる大変恐ろしいシーンですが、観ていて恐怖よりも悲しみの方が強く感じられるシーンとなっていました(泣)

本当に考え抜かれた作品ですが、それ以上に心を打たれる作品ですよね。

フリッツ王声優は津田英三さん!

項目内容
名前津田英三(つだえいぞう)
出身地埼玉県
生年月日1948年3月17日
年齢73歳
血液型A型
所属東京俳優生活協同組合

声優であり俳優である津田英三さん。

制作・演出も手掛ける津田さんですが、映画の吹き替えを多く担当されています。

バリトン声で老人や渋い中年の役が多いですね。

まさに子種フリッツにピッタリな声優さんだと感じます。

実際、最後まで「奴隷」とユミルに言うフリッツ王の感じが出ていましたよね!

ちなみに始祖ユミルは三浦千幸さんが担当されていました。

フェイ役でも出演されていた声優さんですね。
2019-06-14_074405

ほとんどセリフは無かったですが、ちょこちょこと「進撃の巨人」に登場する声優さんとなっています。

進撃の巨人アニメ21話(80話)感想考察!

今回まず思い出したのが、season2EDを観た時の衝撃でした。

原作でも登場していなかったこのビジュアルは、当時考察好きにとって神のような題材でした。

ましてや原作者である諫山先生が作成されたビジュアルであることを受け、原作ファンにとっても最高なEDロールとなっていました。
2017-04-04_044146

その後原作30巻122話でこのシーンが登場し回収されましたが、今回とうとうアニメファンにとっても回収されることになりましたね。

FinalSeason2に登場する事になるビジュアルがseason2EDロールで観られるって、本当にスゴい伏線でしたよね!

少女と壺を足すとキチンと9つになるところもスゴいですし、今見直してもものすごい伏線だったなと感じます。
2017-04-04_180335

さて、今回とうとう始祖ユミルの半生が登場し「地鳴らし」が発動しました。

壁が崩壊し地鳴らし巨人が登場したシーンは、原作通りに大迫力でしたね!
https://twitter.com/gatariblue/status/1490346654511550464

ここから次回「氷解」に移っていくところから、「ガビとカヤの氷解」「アニの氷解」が次回観られるでしょう。

キース教官の活躍も楽しみですね!

次回81話も、絶対に観なきゃですよ(^^)


進撃の巨人アニメ21話(80話)現在公開可能な情報

https://twitter.com/gatariblue/status/1490345805852835843

巨人の起源

伝承によれば、始祖ユミルは「何か」と接触したことで巨人の力を得たとされている。
そしてその力は同じ血が流れるエルディア人へと代々受け継がれてきた。
だが、全ての始まりとされる「何か」の正体は未だ明らかになっていない。
人に寄生する病原体なのか、それとも人に成り代わった別の生物なのか。それとも始祖ユミルを憂い、力を与えた神なのか?

今回登場した巨人の元となる「光るトカゲ」。

この正体が何なのかは分かっていませんが、一番シックリ来るのが22巻88話でクルーガーが言った「有機物の起源」ですね。
2016-12-08_041659

「進撃の巨人」第88話「進撃の巨人」より

始祖ユミルは今回エレンが言った通り、「神」でも無いしただの人です。

もし神と言うとしたら、この光るムカデでしょう。

コイツは最後まで登場するので、要チェックですね!

先週の79話放送後に今回80話の見どころを予想していました。

自己検証してみます!


進撃の巨人アニメ21話(80話)の見どころ予想を自己検証!!

2019-09-06_060045

「進撃の巨人」第121話「未来の記憶」より

冒頭、未来の記憶について語るエレンから始まるでしょう。

この表情ですが、原作でもどのような感情を意味しているのかが難しい描写となっていましたがアニメでどのようなビジュアルとなるのか?

要注目ですよね!

そしてジークが「安楽死計画」を実行するため、始祖ユミルに「全てのユミルの民から生殖能力を奪え」と命令します。

それを止めようと、エレンが指をちぎりながらユミルちゃんを追いかけて、OPへと移行すると予想します。

ここでいつものノリノリなOPになると、かなりテンション上がりそうですよね!

この辺りは、非常に期待できる冒頭となりそうです。

そしてここから原作通り、始祖ユミルちゃんの半生が描かれるでしょう。

巨人化能力を得た経緯から、得た後の悲しすぎる半生…

始祖ユミル目線で、悲しすぎる人生が描かれるでしょう。

そして、エレンがユミルを理解し解放する描写で終わるのではと予想されます。

その中で今回の一番の見どころは、ハルキゲニアのビジュアルですよね!
2019-10-08_033219

「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

「有機物の起源」とされるハルキゲニアのような巨人の元が、アニメではどのようなビジュアルで描かれるのか?

むちゃ期待したいところですよ!

さらにとうとう始まる「地鳴らし」!

壊れる壁とそこから登場する超大型巨人群のビジュアルがアニメで見られるのは、本当に楽しみですよね!
2019-10-08_033756

「進撃の巨人」第122話「二千年前の君から」より

始祖ユミルの半生が大半を占めるFinalSeason21話ですが、ハルキゲニアと地鳴らし巨人群のビジュアルにも要注目です!

さて、FinalSeason20話では原作1.5話以下の消化ペースとなっていました。

今回はほぼ原作1話くらいの消化ペースでゆっくりと描かれるのでは、とイメージしていますがここからFinalSeason2はどこまで話が進むのか?

続いてこれまでの消化ペースから、どこまでFinalSeason2で放送されるのかを見ていきましょう。

予想ここまで!

→ハルキゲニアも地鳴らし巨人のビジュアルもスゴかったですね!

実際ハルキゲニアは光っていましたし、地鳴らし巨人群も原作を忠実に再現していました。

オリジナルは無かったですが、キチンと原作に忠実なビジュアルだと感じましたよ。


進撃の巨人アニメ20話までの消化ペースから映画化を予想!

放送日アニメ話数原作消化話数(予想含む)
1月9日(日)FinalSeason2第1話117話「断罪」
1月16日(日)FinalSeason2第2話118話「騙し討ち」
1月23日(日)FinalSeason2第3話119話「兄と弟」、120話「刹那」
1月30日(日)FinalSeason2第4話120話「刹那」、121話「未来の記憶」
2月6日(日)FinalSeason2第5話121話「未来の記憶」、122話「二千年前の君から」(ここから予想)
2月13日(日)FinalSeason2第6話123話「島の悪魔」、124話「氷解」
2月20日(日)FinalSeason2第7話125話「夕焼け」、126話「矜持」
2月27日(日)FinalSeason2第8話126話「矜持」、127話「終末の夜」
3月6日(日)FinalSeason2第9話128話「裏切り者」、129話「懐古」
3月13日(日)FinalSeason2第10話129話「懐古」、130話「人類の夜明け」
3月20日(日)FinalSeason2第11話131話「地鳴らし」、132話「人類の翼」
3月27日(日)FinalSeason2第12話(最終話)132話「人類の翼」、133話「罪人達」

アニメFinalSeason2の1話目・2話目は、原作1話の消化ペースとなっていました。

そして23日に放送されたFinalSeason2の3話目は、1・5話消化ペースとなり少しペースアップされました。

さらに30日に放送されたFinalSeason2の4話目は1.5話よりも若干落ち、1.4話ペースくらいの消化ペースとなっていました。

そして次回FinalSeason2の5話目は、ほぼ1話ペースの消化となるのではとイメージしています。

ただ、その次「島の悪魔」はエレン放送が登場する回であり、他の回より見開きが多く展開が少ない回のように読めます。

ここで少しペースアップし、ほぼ原作2話消化となるのではと予想します。

やはり原作133話辺りまでのアニメ放送となりそうですよね!

ここから残り原作6話程度は消化されず、残るような気がします。

残り6話程度だったら、映画になるような気がしますよ。

話数的に、TVアニメよりも映画な気がしますね。

あくまで「今のところは」ですが…

次回からも消化ペースには要注目ですよ!(^^)

予想ここまで!

→今回123話のラストまで登場しました。

ただ123話「島の悪魔」は半分以上スキップされており、やはり1・5話消化ペースのままと言って良いでしょう。

やはり3月いっぱいのFinalSeason2では、終わらなさそうですね!

次回以降も消化ペースも要チェックです!(^^)

進撃の巨人アニメ22話(81話)感想解説!セルフオマージュシーンとオデンカーク巨人を検証 FinalSeason22話「氷解」。 硬質化が解け「地鳴らし」が始まり「アニの硬質化が解ける」という意味のタイトルとなっ...
進撃の巨人アニメ20話(79話)感想解説!ジークを見たグリシャと能力を検証!エレン演出が最高な神回だった FinalSeason20話「未来の記憶」。 エレンとジークがグリシャの記憶の旅をする「記憶ツアー回」となりました。 ...
進撃の巨人アニメ最終回は2022年1月9日(日)深夜から放送!ファイナルシーズン4を徹底解説 2021年4月に原作最終回を迎え、その物語に幕を降ろした進撃の巨人。 しかしアニメは2020年12月から2021年3月まで...
進撃の巨人全シーズンのストーリー解説&重要キャラクターまとめ【伏線考察あり】進撃の巨人には二つの物語がある。 5年以上前に考察サイトを始めた当時、良く使っていた言葉でした。 その二つの物語を詳...