「カルラの残された役割を検証!」を追加更新しました!
主人公エレン・イエーガーの母親であるカルラ・イエーガーは、第2話「その日」にて、巨人に食べられ死んでしまいました。
息子エレンの目の前でカルラが巨人に食べられるシーンは、グロテスクでり、ショックを受けた読者も多いのではないでしょうか?
このようにエレンの母親カルラは第2話で死んでしまったため、その後登場するのはエレンの回想シーンのみとなっています。
しかし第63話にて、エレンの父親グリシャが巨人化できる事やエレンに打った注射が巨人化のためであったことなどが明らかになったため、エレンの母親でありグリシャの妻であるカルラにも注目が集まってきました。
ここでは、カルラ・イエーガーについて考察してみましょう。
◆カルラ・レイスの可能性はあるか?
第50話冒頭にてエレンの回想で出て来たカルラと、第53話にてエレンの記憶から出て来たフリーダの顔はそっくりでした。
エレンはフリーダの顔を思い出し「ヒストリア?」と思っていますが、それよりもカルラとの方がよく似ているのではないでしょうか?
カルラとフリーダの顔が酷似していることから、一部では「カルラ・レイス」の可能性を疑っているサイトもあります。
ただこれは単に、画力の問題なのではないか?という説が有力です。
◆カルラのセリフがサシャと同じ方言をしている。サシャと同郷の可能性はあるか?
第50話冒頭でカルラがエレンに「あんたまたケンカしてきてから…!!」と怒っている場面があります。

この方言は、サシャ・ブラウスの方言と良く似ていると思われ、第36話での名言「走らんかい!!」と同じ地方の方言だと思われます。
これは、サシャの故郷とカルラの故郷が近いことを示しているのでしょうか?
もしサシャとカルラの故郷が同じだとしたら、それはどのような伏線なのでしょうか?
この可能性は今後の展開を見て行く必要があるでしょう。
このようにいろいろとカルラに関する考察がありますが、まだまだこれからの展開次第というところでしょうか。
ただひとつ言えることは「カルラはどこまで知っていたのか?」という事です。
夫であるグリシャが、物語の謎の中心にかなり迫っていたことは、確かです。
そしてグリシャがエレンに話していた「地下室の秘密」もカルラは知らなかったのでしょうか?
これからもしかしたら、カルラ・イエーガーに関する事実でサプライズな展開があるかもしれませんね。
◆カルラの残された役割を検証!

ここまでは2年前に書いた記事となっていますが、非常に懐かしく読みました。
出ましたね、「カルラ・レイス説」(笑)!
当時は、けっこうメジャーな説だったと思いますが、やはり第71話でカルラがシガンシナ区の居酒屋で働いていた事が判明したために、下火になっていったように感じられます。

レイス家の血統、つまり、もしカルラが王家の血統を引いているのであれば、シガンシナ区という最南端の居酒屋で働いてなどいないであろうという意味ですね。
管理人アースも、そう思いました。
さらに、カルラ・レイス説を支えていた根拠は、エレンの座標発動の必要条件だったためです。
レイス家の血統者でなければ座標を発動する事は不可能とされていたため、グリシャかカルラがレイス家の血統なのではと考えられました。
しかし、最新話91話現在では、50話でエレンが座標を発動できたのは、その際に接触した巨人であるカルラ・イーターがフリッツ王家の血統者であるダイナだと判明したため、エレンがレイス王家の血統者ではなくても発動できることが判明しています。
つまり、今となってはカルラがレイス血統者である必要はなくなったと言っても良いでしょう。
それでは、カルラにはもう回収されていない伏線はなく、役割は終わったと判断しても良いでしょうか?
管理人アースは、まだカルラには役割が残っているのではと考えています。
それは、エレンの精神的支柱としての役割です。
エレンは物語の主人公であり、当初は壁内の唯一の巨人化能力者であり、特別な存在として登場していました。
本人にも「自分が特別である」と自覚があり、自信に満ちあふれていたと言っても良いでしょう。
しかし、65話で自分の存在が否定され、エレンの心は折れます。

その折れた状態はしばらく続き、立ち直ったのは71話です。
キース教官から母カルラの想いを聞かされ、エレンは救われます。
エレンの心を救ったのは、母カルラのエレンへの想いであり、まさに母の愛でした!

つまり、現在のエレンが自らの足で立ち、自由を求めていられるのは母カルラの愛があってこそ、と言っても過言ではないでしょう。
これからの展開で、エレンは獣の巨人@ジークと対峙する場面が登場すると思われます。
そこで、お互いの父グリシャについての考え方、捉え方のギャップから対立すると思われます。
その時のジークの説明から、グリシャに対する不信が生まれ、再び自己否定をし、エレンの心が折れる展開が起こる可能性もあります。
そんな際のエレンを救うのは…やはりカルラの存在ではないかな、と管理人アースは予想します。
そこはミカサかも、とも思いますが、やはりカルラである可能性が高いでしょう。
残された伏線はほとんどありませんが、母カルラの存在は、最後までエレンを救い続けるであろうと思う管理人アースでした!(*^^*)
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