第69話にて「王政編」は幕を閉じることになりました。
次回からは、おそらくエルヴィン団長率いる調査兵団はウォール・マリアの穴を塞ぎ、シガンシナ区を奪還するために動き出すでしょう!
そして、シガンシナ区を奪還出来れば、エレンの家の地下室へと行くことが可能になります。
この地下室には何があるのでしょうか?
地下室とグリシャの謎を検証してみましょう!
◆グリシャの「ずっと秘密にしていた地下室」とは?
グリシャの地下室の存在が明らかになったのは、第1話「二千年後の君へ」です。
第1話から張られている伏線が、現在の最も大きな謎の一つになっているというのは、すごいですよね!
作者が、物語の展開を考え抜いて進めているのが、強く感じられます。
エレンが調査兵団に入りたがっていることを、母カルラが止めグリシャにも説得してくれと頼んだ時に、グリシャは「人間の探究心とは誰かに言われて抑えられるものではないよ」と答え「帰ったらずっと秘密にしていた地下室を見せてやろう」とエレンに言います。
この事から地下室には「エレンの探究心を満たすもの」つまり「外の世界がどうなっているのか」が分かるものがある、と言うことがうかがえます。
ただ、ひとつ思うのは、この時グリシャは地下室をエレンに見せる時に「巨人の力」を引き継ぐ儀式をしようとしていたのかもしれませんね。
レイス家の教会の地下のようになっていて巨人の力を引き継がせる場所にもなっているのかもしれません。
他には、地下室で分かっていることは、第10話「左腕の行方」にて出て来ます。
ミカサとアルミンを守るために巨人化する際に「お前はウォール・マリアを奪還して地下室に辿り着かなければならない…」「いつか地下室に行けば真実が分かる」とグリシャから言われた言葉の記憶が蘇ります。
つまり、グリシャの地下室には「外の世界の真実がある」という事です。
この地下室については、いろいろなサイトで考察されており、代表的な例をまとめてみます。
地下室に何があるのかは、グリシャの正体が明らかになっていないので、様々な推測が出てくるのでしょう。
では、グリシャの正体について検証してみましょう!
◆グリシャとはどのような人物なのか?
グリシャの過去については以前グリシャの過去まとめ!でも考察しました。
グリシャは、シガンシナ区に住んでいる医者で、エレンの父親です。
巨人化したエレンに食べられ、死亡しています。
巨人化する能力を有しており、レイス家から「巨人の力」を奪ったことが判明したことから、物語の謎の最も近いところにいた人物であることが分かります。
この事から、地下室には世界の謎を明らかにする何かがあることは、間違いないでしょう。
しかし、グリシャの出自が壁内なのか壁外なのかも正確には分かっておらず、謎に包まれた人物となっています。
以上からいろいろ想像は出来ますがグリシャについても地下室についても、確かなことは何も分かっておりません。
調査兵団が、シガンシナ区を奪還し、地下室に行けば判明すると思われますが、これも怪しいです。
それは第21話「開門」にてエルヴィン団長が「シガンシナ区の地下室には彼も知らない巨人の謎があるとされている」「その地下室に行けば100年に亘る巨人の支配から脱却できる手掛かりを掴めるであろう」と演説し、ライナーが「地下室だと・・・」と言っており、ライナーがエレンの家の地下室を知っているということになります。
そしてライナーはユミルとベルトルトと共に最後に到着したのがシガンシナ区となっています。
この後に、ユミルを伴って壁外に行ったと思われますが、行く前にエレンの地下室へ寄って行っていないでしょうか?
「巨人の謎」があるとされる地下室を放ったらかして、壁外へ行くとは思いません。
そうなると調査兵団がエレンの家の地下室に辿り着いたとしても、ライナー達に荒らされた後かもしれん。
まだまだ、グリシャの謎が解明されるのは後になりそうな気がします(―_―;)
【追記】
85話「地下室」にて、グリシャの地下室が明らかになりました。
ジーク戦士長、ライナーに荒らされた形跡はなく、グリシャの手記と思われる本が3冊回収されています。
85話最新画バレ「地下室」考察あらすじ感想!にて詳しく書かれていますので、見てみてください!








