「グリシャの過去についての考察!」追加し、更新しました!
第62話「罪」にて、エレンの父親グリシャが、エレンが巨人化した際に食べられ死んでいることが明らかになりました。
もともとグリシャは行方不明になっており、エレンによって食べられているのではないかとネット上では噂されていましたが、その通りとなってしまいました。
ここで今一度、グリシャの過去を考察してみましょう。
◆これまでに明らかになった父グリシャの事実
グリシャは医者で、原因不明の流行病から住民を救ったとされており、「街の恩人」として尊敬されている人物です。
シガンシナ区にある、グリシャしか入れない地下室には、壁や巨人の謎を解く真実があるとされています。
第1話にてグリシャは「2つ上の町に診療だ」と言っており、この時にレイス家を襲いに行っており、巨人化してレイス家の人々の大半を殺しフリーダ・レイスから「座標」・「巨人の力」を奪ったことが明らかになっています。
その後エレンを巨人化させ、自らを食べさせ「座標」・「巨人の力」をエレンに託しております。
これまでのグリシャに関する、明らかになっている事実を挙げると、このようになります。
そして分からないことが、多々あります。
結局グリシャとは、どういう人物なのでしょうか?
◆謎の多いグリシャ・・・過去に一体何が?
グリシャは、壁内側の人間なのでしょうか?
それとも、壁外側の人間なのでしょうか?
まず、第1話にて「2つ上の町に診療だ」と言ってレイス家を襲いに行った日に、超大型巨人・鎧の巨人による襲撃があったのは偶然だったのでしょうか?
超大型巨人たちによる襲撃があると分かっていて、「座標」を奪いに行ったのであれば、ライナー・ベルトルトたちの動きを知っていたことになります。
しかし、ライナー達に「座標」を奪われる前にレイス家を襲い先に「座標」を奪いに行ったことを見ると、ライナー達とは敵対しているようにも見えます。
そう考えると、グリシャは壁内側の人間なのかもしれませんね。
あくまで推測ですが、結果的にレイス家を襲撃することになりましたが、あの日はロッド・レイスを説得しに行ったのではないでしょか?
何らかの理由でライナー達が壁を壊すことを知ったグリシャは、「座標」の力で助けてもらうよう説得しに行ったとも考えられます。
しかし決裂してしまい、巨人化して「座標」を奪うことになった。
それでも、ライナー達の襲撃には間に合わず、妻カルラを死なせてしまった。
このように推測すると、辻褄が合うような気がします。
泣きながらエレンに注射をしているグリシャを見ると、純粋に妻を亡くした夫の涙なのではないかとも、思えますね。
【追記】
第71話「傍観者」にて、グリシャが壁外人の可能性が非常に高まりました!
下記リンクより確認出来ます!
◆グリシャの過去についての考察!
【追記】までの記事は、2年前の3月に書いた内容でした。
うろ覚えですが、この記事を書いていた時点では、たしかロッド・レイス巨人を調査兵団が倒した68話「壁の王」が最新話だったと思います。
その時点でのグリシャの過去は全くの謎でしたが、現在最新話89話時点ではかなり明らかになっており、ほとんどが解明されたと言っても良いでしょう。
まず、「シガンシナ区襲撃と2つ上の診療日が同じだったのは偶然か?」についても、ほぼ明らかになっていると言えます。
この記事を書いた2年前の時点では、「グリシャは最初からウォール・シーナにあるレイス家に行く予定だった」「シガンシナ区襲撃を知っていたはず」と考えていました。
それは、「2つ上の街」がウォール・シーナなのではないか?と考えていたからであり、そして時間的な問題が理由です。
もし、2つ上の街がシーナなのでなければ、トロスト区→ウォール・ローゼ内の街という事になるでしょう。
ローゼ内の街に診療へ行っていたとしたら、そこでシガンシナ区陥落を聞いたことになります。
そこからエルミハ区を通りシーナ内に入り、レイス家を襲撃し、そこから折り返しトロスト区まで戻ってくるということを半日程度で行うのは厳しいのではないか?と考えていたのです。
しかし、第72話にてハンジからサラリと「ウォール・マリアが突破された瞬間 レイス家の元まですっ飛んで行き」と説明され、この予想は外れていたことが明らかになっています。

つまり、グリシャはシガンシナ区陥落を知ってからレイス家を襲ったという事でしょう。
かなりタイトなスケジュールとなりますが、ハンジが言うのだから間違いないと思います(・_・;)
そして、「レイス家に行ったのは、ロッド・レイスを説得しに行ったのではないでしょうか?」「交渉は決裂し、座標を奪う事になった」も、現在ではほぼ明らかになっていますね。
これは、ライベルのシガンシナ区襲撃を知ったグリシャが、クルーガーからの指示を守り、行動したのでしょう。

なのでレイス家に行ったのは、「始祖の巨人強奪」が目的だったと言えます。
ただ、このグリシャの必死な話し方は、始祖の巨人を強奪する前に「始祖の巨人」の力で壁内人類を助けるように説得しようとしていたのかもしれませんね。

この時の会話は現在でも明らかになっていませんが、グリシャの記憶はエレンがかなり具体的に思い出しているので、どこかで明らかになるかもしれません。
そして、最後にグリシャが流していた涙は、やはり悲しみの涙でしょう。

これは完全に妄想になってしまいますが、グリシャはエレンに巨人の力を継承する際には、カルラに全ての事情を説明するつもりだったのではないでしょうか?
そして、継承後に記憶を失くしているエレンに、事情を説明する役目を果たしてもらおうとしていたのではと妄想します。
ちなみに、レイス家で言えば、この役割をロッド・レイスが担っていたのではないかと思えますよね。
しかし、ライベルの襲撃によりカルラを失い、そして記憶を失くしたエレンを一人にしてしまう…
妻を亡くし、10歳の息子を一人にしてしまう父の悲しみの涙だったのだろうと、今見直しても感じますね。
グリシャの謎はほぼ解明されましたが、その記憶と想いを継承し、ほぼ全てを思い出したエレンがこれからどのように動いていくのか…
非常に楽しみです!\(^o^)/
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