エルヴィン達の革命が成就し、攫われたエレンの場面へと展開する第62話「罪」には大きな伏線回収が展開します!
そのシーンの初読のショックが忘れられない管理人アースです!
それでは検証してみましょう!
◆第62話「罪」の見どころ!
革命の成就を民衆に説くザックレー総統とエルヴィンの場面から始まります。
具体的な説明の内容はナイル・ドーク師団長が新聞記者に話をしています。

自虐的に自分を責めるナイル・ドークの気持ちは分かりますね!(笑)

でも決して彼は間違った判断はしていないと思いますが!
場面は民衆に説明を終えたザックレー総統とエルヴィンの会話のシーンに移ります。

これまで人類を生き永らえさせた実績のある王政に全てを任せた方が人類の為なのではないかと揺らぐエルヴィンの独白が描かれています。
「人よりも人類が尊いなら」というエルヴィンのセリフは重く、彼が背負っている物の重さを感じさせますね!

それを聞いたザックレー総統の「死んだ方がはるかに楽に見える」との言葉は正にその通りで、読者の気持ちを代弁していますね!

そして、この後のザックレーの「昔から王政が気にくわなかったからだ」や

「私はこの革命が人類にとって良いか悪いかに興味はない」というセリフはエルヴィンの気持ちを楽にさせていますよね!

「さすがザックレー総統!エルヴィンの気持ちを考えたフォローなのだな」と初読の時には思ったものですが、これは後にザックレー総統の本音だったと分かり、非常にショックを受けたのを覚えています(笑)
しかし、この後エルヴィンは自分の目的を思い出し、救われた表情になりますね!

ザックレーの本音はエルヴィンの気持ちを救ったようです!(笑)
ここでエレンがロッド・レイスに食われるかもしれないという仮説をリヴァイ班はハンジから初めて聞きます。
その説明の中でロッド・レイスには5人の子どもがいた事、ヒストリアの存在、フリーダの存在が説明されます。

ヒストリアの母が中央憲兵に殺され、ロッド・レイスがヒストリアに接触を図っている数日前に、村にある礼拝堂でロッド・レイスの家族がロッド・レイス以外全て惨殺されていることから、レイス家の血縁に何かあると考察します。

考察したリヴァイはスルーされますが(笑)
さらに礼拝堂の壊され方から、ここに巨人がいたと考察し、礼拝堂にエレンとヒストリアがいると推測し、そこへ向かう事にします!
目を覚ましたエレンに、ロッド・レイスとヒストリアがエレンの背中に触れ、エレンにグリシャの記憶が甦ります!

ロッド・レイスがグリシャが罪を犯している事を示唆し、終わります。

◆第62話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第62話の伏線ポイントはこのようになっています!
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
揺れるエルヴィンの話を聞いたザックレーは自分の考えを話します。
要は「王政の奴らが気にくわなかったからクーデター話に乗った」という内容です(笑)
ザックレー最高ですね!!(笑)
このような考え方をしている人物が3兵団のトップだというのは凄すぎですが、これくらいの考え方をしていないと、あの立場に居続ける事は、できないのかもしれませんね。
これは例の63話でのザックレーのひどい所業を予言していますね(・_・;)
これは、ザックレーの夢が「王政へのひどい所業」であり、それを実行する伏線をなっていますね!
ザックレーが、ひとしきり自分の話をした後に、「きみの理由は何だ?次は君が答える番だぞ」とエルヴィンに話をふります。

それに対しエルヴィンは「私には幼い頃からの夢があります。」と答えます。
これは第55話でピクシス司令に語った「父親の仮設の証明」であることが窺えます。

このエルヴィンの夢は現在最新話の74話でも同じであり、その為に調査兵団はエレンの地下室を目指しています。
つまりここでザックレーに話したエルヴィンの夢は「人類の未来よりも父親の仮説の証明が目的」という意味になります。
この時に示唆したエルヴィンの夢は、父親の仮説の証明であり、それが人類の未来よりも優先するエルヴィンの目的であるという伏線となっています!
その後、ハンジの説明の場面に移り、レイス家の祈りを捧げるシーンが登場します。

これは腕の組み方が違いますが、第33話「壁」にて登場したウォール教の祈りを捧げる場面と同じように円陣となっています。

レイス家の祈り方も間違いなく「壁」を意識していますね!
そしてウォール教と浅からぬ関係が窺えます。
このレイス家の祈りのシーンは、「壁」に祈っており、ウォール教との浅からぬ関係を示す伏線となっています!
ハンジの巨人化能力が捕食により継承する説明を聞いたアルミンはエレンの巨人化能力が誰から継承されたのかを疑問に感じています。

このアルミンの洞察力は素晴らしいですね!
このアルミンの疑問から、次のエレンが囚われている場面に移り、エレンの巨人化能力が父グリシャからの注射とグリシャを捕食したことにより継承されたことが判明します。
アルミンの疑問はエレンの巨人化能力の謎が判明する伏線となっています!
エレンが巨人化能力を得たグリシャを捕食した記憶を思い出すきっかけとなったのが、ロッド・レイスとヒストリアに背中を触れられたことです。
この能力は何なのでしょうか?
【進撃の巨人ネタバレ54話の考察!「反撃の場所」の伏線ポイントまとめ!】でも考察していますが、レイス家に伝わる力なのでしょうか?
この辺りはレイス家血統の生き残りであるヒストリアから解明されるまでは分かりませんね。
ただ、間違いなくレイス家血統には特別な何かが継承されているようです。
エレンの背中に触れるロッド・レイスとヒストリアには、レイス家血統に継承される何かがある伏線となっています!
エレンが思い出したグリシャの記憶に、さり気なく調査兵団団長時代のキース教官が描かれています。

この記憶は第71話「傍観者」にてエレンがキース・シャーディスだと気付くまでの伏線となっていますね。
ちなみに管理人アースは、71話が発表になる前に、この伏線に気付き、考察しています!
【進撃の巨人キースジャーディスの正体は?グリシャと友人の真相も】で考察しているので見てみてください!
このグリシャの記憶は、キース教官とグリシャが友人関係にあったという伏線となっています!
今回はエレンがグリシャの記憶を思い出すシーンがあり、とうとうエレンがグリシャを捕食したという事実が明らかになりました!
更に注射を射つシーンは、これまで再三エレンが思い出していたグリシャの記憶自体の伏線回収となっていますね!
今回は、いろいろな見逃せない伏線が仕掛けられながら、大きな伏線回収がある非常に重要な回となっていました!
次回はグリシャの記憶がさらに多く明らかになります!
次回も楽しみながら考察しましょう!
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