進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ61話の考察!「回答」の伏線ポイントまとめ!

エルヴィンの裁判が開かれる第61話にも伏線は仕掛けられているのでしょうか?

そしてエルヴィンがナイル・ドークに聞いた「お前の家は…どこだ?」「ストヘス区だったか?」の意味は何なのでしょうか?

ここで明らかにします!!

検証してみましょう!

◆第61話「回答」の見どころ!

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「進撃の巨人」第61話「回答」より

フリッツ王と王政幹部の前で弁明する、エルヴィンの裁判シーンから始まります。

エルヴィンは王と王政幹部に調査兵団の存在意義を説きます。

また超大型巨人、鎧の巨人が攻めてきた場合、巨人による攻撃もさることながら、食糧難により、人類の内戦が始まると説きます。
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

その為には守りだけではなく攻めの調査兵団が必要であると説明し、それとも自分達の知らない力、方法があるのかと問います。
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

それに対し王政幹部は、リヴァイが憲兵を殺し、逃走している事を挙げ、調査兵団が王政に敵対していると言い、ピクシス司令に調査兵団に与するのかと問います。

ピクシス司令は「有り得ない」と答え、エルヴィンを見捨てたかのように見下します。
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

話は終わり、エルヴィンは処刑台へ連れて行かれます!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

この時のエルヴィンの表情!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

ここでこのような表情は、普通できないでしょう!

そこへ、巨人強襲の知らせが届きます!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

すぐにピクシス司令は住民の避難を助けるよう指示します!

すると王政幹部はウォール・ローゼからの避難民を見捨てるように指示します!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

あり得ませんね!!

王政幹部はウォール・シーナに避難民を入れると食糧難になり内戦が起きると言ったエルヴィンの言葉から「避難民を見捨てる」と判断したようです。

その指示を突っぱねるナイル・ドークはウォール・ローゼに住んでいるので当たり前でしょう!(笑)
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

そこへ、ザックレー総統が登場し、全ては王政の判断を試すためにやった事であるとピクシス司令が説明します!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

自分たちの財産を優先し、人類の半分を見捨てる王政幹部には、誰も付いてこないでしょう!

さらに、フリッツ王がニセの王であると号外で知れ渡っている事も明らかになり、完全に王政の求心力は無くなりました。
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

ハンジが記事を書いてくれと頼んだ新聞記者が協力してくれたようです!

ちなみに61話冒頭に起きていた騒ぎはこの号外の事だったのでしょう!
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

これによりクーデターは革命へと成功しました!!

場面は、リヴァイ班に戻ります。
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「進撃の巨人」第61話「回答」より

革命が成功したと說明していたハンジが、エレンとヒストリアの居場所に心当たりがあると言い、終わります。

◆第61話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

第61話の伏線ポイントはこのようになっています。

  • エルヴィンが説明する人類内戦の話
  • いつも伏し目がちだったフリッツ王
  • ナイル・ドークに家の場所を訊くエルヴィン
  • ニック司祭の後継者
  • あの方が手中にするそれ
  • 60話でリヴァイ班に近付いていた憲兵
  • それではそれぞれ見て行きましょう!

    ◆ポイントから見る伏線考察!

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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    エルヴィンが調査兵団の必要性を説く場面から始まります。

    巨人が壁を破壊し攻めてきたら、巨人の脅威とともに、食糧難による人類同士の内戦が始まると力説します。

    確かにこれはあり得る事なのですが、この説明は、巨人強襲の報せを聞いた王政幹部の判断を試すために必要な事であるため、エルヴィンは説明しているのだと思われます。

    ウォール・ローゼの住民を、ウォール・シーナに避難させると食糧難から戦いが始まるかもしれないと理解した上で避難させるかどうかを試したかったからでしょう。

    これは、この後にエルヴィン達による王政幹部を試す仕掛けがある伏線となっています!

    そして、そのエルヴィンの説明を聞いているフリッツ王は俯きながら頬杖をしています。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    眠っているようにも見え、後に分かりますが本当に眠っていました(笑)
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    そう言えば、数少ないですがフリッツ王が登場する時はいつも伏し目がちでした。

    いつも眠っていたのでしょう!(―_―;)

    いつも伏し目がちに登場していたフリッツ王が眠っていたという伏線(伏線らしき?)がここで回収されています!(笑)

    この後にナイル・ドークの回想シーンでエルヴィンが「お前の家は…どこだ?」「ストヘス区だったか?」と謎の質問をします。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    ナイル・ドークも意味が分からず「何なんだ この質問は」と言っています。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    そしてこの後にエルヴィンはナイル・ドークに「選ぶのはお前だ」と言っています。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    エルヴィンは何の為にこのような質問をしたのでしょうか?

    この後、裁判の場面に戻り、巨人強襲の報せが届きます。

    その時に試されるのは王政幹部だけでなく、憲兵団師団長ナイル・ドークも同じなのでしょう。

    もし、王政幹部と同じようにナイル・ドークもウォール・ローゼの住民を見捨てる選択をしたら、調査兵団と駐屯兵団に敵対することになる可能性もあります。

    ただ、もしナイル・ドークがウォール・マリアでもストヘス区の住民だとしたら、女型の巨人捕獲作戦のためにナイル・ドークの家や家族は調査兵団のせいでひどい目にあっていることになり、なおかつ今回の巨人強襲には関係ない地区になります。

    その事を考え、「お前の家は…どこだ?」「ストヘス区だったか?」「マリーは…お前の家族は…元気に暮らしているのか?」と聞いたのでしょう。

    答えはウォール・ローゼの東に住んでいるだったので、調査兵団に恨みはなく、巨人強襲の影響を真っ先に受ける場所なのでナイル・ドークと憲兵団が敵対することはありませんでした。

    ナイル・ドークに家の場所を訊くエルヴィンは憲兵団が敵対する可能性を探るためであり、巨人強襲がナイル・ドークをも試している伏線となっています!

    ウォール・ローゼを見捨てた王政幹部の中にウォール教の幹部らしき人物が見えます。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    おそらくニック司祭の後継者なのでしょう。

    しかし、ニック司祭と違い、自分の財産しか考えない王政幹部のように見えます(・_・;)

    ニック司祭が死亡した後にウォール教が全く登場しなくなりましたが、この幹部が後継者ではどうしようもないですね。

    ウォール教が活躍することは今後無いでしょう^^;

    巨人強襲の報せを受け、王政幹部達が相談している場面があり、「あの方がそれを手中にするまで数日の辛抱であろう」とのセリフがあります。
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    間違いなくこれは「ロッド・レイスがレイス家の巨人の力を手中にするまで…」という意味でしょう。

    となると、彼ら王政幹部は座標の存在を知っているのでしょうか?

    少なくともレイス家の「叫びの力」「記憶改竄能力」は知っていますね。

    彼らは世界の記憶を持っていながら自らの意志で黙秘した「少数派の血族」の末裔なのでしょう。

    63話でこの一人が「我々名家の血筋」と言っていることからも分かりますね。

    「あの方のそれ」は王政幹部が記憶改竄の影響を受けない「少数派の血族」である伏線となっています!

    これは後に重要な伏線になる可能性があるので、ここで挙げておきます!

    最後の伏線ポイントは、60話で取り上げた伏線の回収です!

    リヴァイ班を追い詰める憲兵と思われた3名は
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    「進撃の巨人」第60話「信頼」より

    ハンジ、マルロ、ヒッチでした!
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    「進撃の巨人」第61話「回答」より

    60話のポイント考察で取り上げているので、説明は省きます。

    とうとう革命が成就しました!

    そして伏線も多く仕掛けられていました!

    62話も物語を楽しみながら、伏線考察も楽しみましょう!!

    【進撃の巨人用語集まとめ】
    【進撃の巨人ネタバレ62話の考察!「罪」の伏線ポイントまとめ!】
    【進撃の巨人ネタバレ60話の考察!「信頼」の伏線ポイントまとめ!】
    【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】

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    POSTED COMMENT

    1. Flügel der Freiheit より:

      最新話まで考察してしまったら、その後どうするんだろうと、少しずつ心配になってきたFlügel der Freiheitでございます。

      以前、『進撃の巨人』は約10話ごとに分けられるのでは?と申しましたので、ちょっと整理してみます。

      01~10 エレンが巨人化するまで(ミカサ)
      11~20 トロスト区奪還(エレン、アルミン)
      21~30 調査兵団入団と最初の壁外調査(リヴァイ)
      31~40 壁内での事件(ハンジ)
      41~50 壁外人類3人の活動(エルヴィン、ハンネス)
      51~60 中央憲兵との戦い(エルヴィン、リヴァイ)
      61~70 ヒストリア女王誕生と新体制の完成(ヒストリア)

      区切りに関しては、多少曖昧な部分もあるかもしれませんが、以上のように分けることが可能だと思います。

      括弧内に、私の独断に過ぎませんが、(調査兵団の味方で)特別に目立ったキャラクターを挙げました。

      『進撃の巨人』は、作者にとってはデビュー作ですから、感覚ではなく計算で物語を構成しているのではないかと思います。

      第61話に関しては、エルヴィン団長の本来の目的が何かはハッキリ分かりませんが、エルヴィンが長らく本来の目的を忘れ、本気で「人類の勝利」を目指してきたことが伺えますね。

      エルヴィンには裏があるかもしれませんが、彼が死ぬ直前まで人類のことを思ってきたことは確かでしょう。

      そもそも、「これでよかったのだろう…」「この人類を救うのが…我々であるとは限らないのだから…」というのは、エルヴィンの発言ではなく深層心理として書かれていますので、やはりそれがエルヴィンの本心だったことが分かります。

      エルヴィンの笑顔パート2ですが、パート1とは違う意味でしょうね。死ぬ直前でさえ、「人類にとって良いことだ」と思って笑顔になるエルヴィンは物凄いです。それが彼の本来の目的ではないというなら、なおさら凄いと思います。

      さて、王政幹部たちは、もしもウォール・ローゼ突破が本当だったとしたら、何をしようとしたのでしょうかね。おそらく、王政が避難民を見殺しにしたことを人々が忘れるようにするため、ロッドに記憶改竄させようと企てたのでしょうが…。

      また、王政がウォール教と密接に関わっていることが分かっていますが、ウォール教が広めている歴史を王政も信仰しているのでしょうか?

      私は、『進撃の巨人』を13巻まで読み終わった時点で、「ニック司祭が中央憲兵に殺害されたことから、王政にとってウォール教は道具に過ぎないのかな?」とも思いましたが、実際は王政にとってウォール教は極めて重要であると思われますね。

      ところで、単行本のカバーを外すと、人類が壁内に移住する経緯が描かれている絵が見えます。これはエルヴィンの父親が教室で教えていた歴史と同じです。これは王政の配布する歴史書であり、同時にウォール教が広めている歴史でもあると思いますが、これはエルヴィンの父親が指摘するように多くの矛盾が存在すると考えられます。

      王政は、巨人の力が存在するということや、壁の内部に巨人がいるということくらいは知っていると思いますが、詳しい内容まで知っているわけではないと思います。

      ピクシス司令は、感慨を込めて「たとえ我々が…巨人の力やこの世界の成り立ちに関し無知であろうと」「人類を生かす気の無い者を頭にしとくよりいくらか ましでしょう」と言って王政幹部を指弾しますが…。世界の真実を本当に知っている人から見れば、壁内の一般人も王政も、知識量は大同小異かもしれません。

      旧体制やウォール教に関しては、微妙に分かっていない部分もあるように思いますが、これは壁内人類の血統の謎とともに明らかになるのではないかと思います。

      …ところで、このときバルト候はどうなっちゃったのでしょうかね(笑)そんなことを思う読者は少ないかもしれませんが…。

      • 管理人アース より:

        Flügel der Freiheitさん!

        コメントありがとうございます!

        >…ところで、このときバルト候はどうなっちゃったのでしょうかね(笑)そんなことを思う読者は少ないかもしれませんが…
        彼こそザックレー総統のおもちゃになるべきでしょう!(笑)
        ピクシス司令に自分の領地だけ守れといった彼には、できれば壁外に領地を与えて欲しいと思います(笑)

        10話毎の区分け面白いですね!
        多少の前後もあるかもしれませんが、作者が構成を計算していることが窺えます。
        これから読み始める人や、ざっくり「進撃の巨人」の概要を知りたい人向けの記事で、こんな感じを表を作っても面白いかもですね!
        ちょっと考えてみます!(^o^)

        >死ぬ直前でさえ、「人類にとって良いことだ」と思って笑顔になるエルヴィンは物凄いです。
        エルヴィンの真骨頂のシーンですよね!
        まさに人類に「心臓を捧げている」シーンだと思います!
        このままのエルヴィンで展開していって欲しいと願っています!

        >ウォール教が広めている歴史を王政も信仰しているのでしょうか?
        ウォール教と王政の正確な関係は不明のまま革命が成功してしまいました。
        ただ、69話のポイント考察で書きたいと思いますが、ウォール教は初代王がメインの団体なのではないかと感じています。

        >最新話まで考察してしまったら、その後どうするんだろうと、少しずつ心配になってきたFlügel der Freiheitでございます。
        この後にもいろいろやっていきたいなと思っています!(笑)

        またコメントください!
        よろしくです!

        管理人アース

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