この65話はケニーの真骨頂発揮の回となっています!
そこには、どのような伏線が仕掛けられているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第65話「夢と呪い」の見どころ!
ケニーの回想シーンから始まります。
ケニーの祖父がベッドで臥せっており、その祖父に、妹のクシェルの居所が見つかり身ごもっている事、分家がシガンシナ区におり貧しく暮らしている事を伝えます。
そして、かつては王側近の武家であったアッカーマン家が、なぜこれほど落ちぶれたのかを祖父に問います。

それを受け、ケニーの祖父は、初代王の記憶改ざんに影響を受けないアッカーマン家と東洋の一族が、共に初代王の人類の記憶を改竄する方針に反発して背を向けたために、迫害を受け続けていることを打ち明けます。

このアッカーマン一族と東洋の一族のエピソードは、たまらないですね!(;´∀`)
ケニーは、エレンの中にあるレイス家の巨人の力をエレンを捕食しても手に入れる事が出来ない事が分かり、ロッド・レイスに銃を向けます。
ロッド・レイスは弟ウーリがケニーを部下にした事を揶揄するとケニーは切れ、ロッド・レイスを撃とうとします!

それを止めようと、ヒストリアが父ロッド・レイスを助けようと銃に飛びつくのを見て、ヒストリアを哀れに思い、どれほどロッド・レイスが最低の男だったかを語ります。

しかし、ロッド・レイスは「まだ話していないことがある」と言い、ヒストリアにケニーの話を信用するなと言います。
そして、ケニーに夢を諦め、他の生きがいを見つけろと言うとケニーは「それじゃあ、つまんねえんだよ」と言いながらエレンの元へ行き、エレンを巨人化させるために額に傷を付けます!

それを見たロッド・レイスはヒストリアに巨人化してエレンを食えと言い、自らは場所を離れます!
エレンは巨人化せずにヒストリアに「俺を食って人類を救ってくれ」と泣きながら頼みます!

ヒストリアが腕に巨人化の注射を打ち巨人化したかのように見え、終わります。

◆第65話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第65話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
ケニーは行方が分からなかった妹クシェルを王都の地下の娼館で見つけ、身ごもっていたと祖父に伝えます。
客の子どもを身ごもったクシェルは産むと言って聞かないとも言っています。
69話で明らかになりますが、この後にクシェルが産んだ子どもがリヴァイであり、このシーンはリヴァイの出生の伏線となっています!

この客である父親がどのような人物かは分かっていませんが、今後も明らかにはならないかもしれませんね。
ただ、王都の地下の娼館なので、王政の人間かもしれません。
そしてケニーは続けて分家がシガンシナ区にいたとも言っています。
これは間違いなくミカサの父親の事でしょう。
つまりミカサの父親はアッカーマン家の分家だったのですね。
これによりリヴァイとミカサは親戚関係だと分かります。
このシガンシナ区の分家とは、ミカサの血統の伏線となっています!
そして東洋の一族がアッカーマン家の同じように迫害されていた理由も明らかになりました。

63話でミカサの母親が迫害を受けていた理由が東洋人の容貌にあるとミカサは言っていましたが、アッカーマン家も含め、王政に逆らったからだと分かりました。
これは63話でミカサが分からないと言っていたアッカーマン家が迫害を受けていた理由も説明していますね。
アッカーマン家と東洋の一族が王政に背を向けたという話は、63話のミカサが説明していたアッカーマン家と東洋の一族が迫害を受けていたという伏線の回収となっています!
このエピソードは、ケニーの夢が生まれるきっかけにもなっており、ケニーの夢、大いなる目標の伏線回収ともなっています!
ロッド・レイスがウーリの話をすると「それ以上ウーリを侮辱すれば てめぇの頭が半分減るぜ!?」とケニーはキレます。

このシーンはケニーがロッド・レイスの弟ウーリの事を大事に思っている事を表しており、第69話「友人」の伏線となっていますね!
そして、ケニーが、ロッド・レイスがいかにひどい男であるかをヒストリアに話をしているとロッド・レイスは「まだ話ししていないことがある」「私は巨人になるわけにはいかない」と言います。

この話をしていないこととは何なのでしょう?
そして「巨人になるわけにはいかない」理由とは何なのでしょう?
この辺りは【ロッド・レイスが巨人になれないと言った理由を検証!】で考察しているので、見てみてください!
そしてロッド・レイスはエレンの巨人を奪うためには「彼の背骨を噛み砕き 脊髄液を体内に入れればよいのだ」と言います。

これは巨人化能力が脊髄液に関係しているということを說明しています。
この辺りの考察は【巨人化する注射の中身を考察!巨人になれる能力は脊髄液?】でしていますので、見てみてください!
この考察で分かるように、管理人アースは64話の時点で巨人化には脊髄液が関係していると考察していました!
そして最後にエレンは巨人化せず、「オレはいらなかったんだ」と泣きながらヒストリアに「俺を食ってくれ」と頼みます。

これはエレンが、ロッド・レイスの話から、父グリシャがフリーダを捕食した事により、壁内人類に多くの犠牲者が出たためであると分かり、自己存在理由を失くしたためだと思われます。
この時から、エレンは当分の間、自己存在意義を見失う事になります。
この場面は、この後からのエレンが自己存在意義を見失う伏線となっています!
65話にも多くの伏線と伏線回収がありました!
特にケニーの祖父との会話に登場する伏線、伏線回収シーンはスゴイですね!
アッカーマン家と東洋の一族だと言った祖父のコマを初読した時はゾクッとしました!
66話の伏線考察も楽しみです!!
→ 【進撃の巨人ネタバレ66話の考察!「願い」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ64話の考察!「歓迎会」の伏線ポイントまとめ!】
→【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】









