「巨人化注射は、どこから生まれたのか?」を追加更新しました!
「進撃の巨人」第64話「歓迎会」にて、フリーダが注射を打ち巨人化するシーンがあり、これにより人間が巨人化するための「薬」が存在することが分かりました。
ロッドレイスやグリシャが持っていた巨人化する注射の薬とは、どのような物なのでしょうか?
この注射の中身を検証してみましょう!
◆巨人化するための条件を検証!
まず、注射の中身を考察する前に、巨人化するための条件を検証してみましょう。
ここで自傷行為ではなくても傷を負えば巨人化できる事が分かりました。
さらに第46話では、ライナーがエレンに大きなダメージを負った状態では巨人化は出来ないと言っています。
なぜ巨人化するには「傷」と「体力」が必要なのでしょう?
◆巨人化能力は自己再生機能!?
巨人化する際には、必ず傷を負わなければなりません。
傷を負うと人間には自然に治癒する「自然治癒力」が活動し出します。
この自然治癒力には、傷を治す「自己再生機能」と病原体やウイルスと戦う「自己防衛機能」と二種類あります。
この二種類の自然治癒力の両方に重要な役割を果たすのが、白血球「マクロファージ」です。
このマクロファージは、白血球の一種で怪我をすると集まって、細胞と細胞の間のコミュニケーション因子を出します。
そこから筋線維芽細胞が作られ、これがコラーゲンを作って血小板を活性化させ肉芽組織になり、傷口をふさぎます。
このマクロファージの働きは巨人化する際のプロセスと良く似ています。
まず傷を負った際に働くという点です。
そして巨人は非常に「発熱」していますが、マクロファージも活動している際には発熱していることが分かっています。
さらに巨人は傷を負うと凄まじい回復力を見せていますが、これは自己再生機能と全く同じ働きです。
そして巨人の再生中の部位が高熱を出しているのも分かっています。
まさに、これは白血球「マクロファージ」の働きと言えます。
もしこの自己再生機能を、とんでもなく活性化させれば巨人化も可能なのではないでしょうか?
そうなると、注射の中身にはマクロファージの働きをとんでもなく活性化させ、肉芽組織を異常増殖させる薬が入っているのかもしれません。
そして肉芽組織を異常増殖させて、肉芽組織の細胞分裂が活発化すれば、体力はかなり必要になるのも分かります。
そのために巨人化するためには「傷」と「体力」が必要なのかもしれません。
巨人化の能力は、自己再生機能が関係していることが分かりました。
ここからさらに、別の角度から巨人化する注射の中身を考察してみましょう!!
◆巨人化出来る能力を有する人間を食べると能力が移行する理由が解明!
第65話にてロッド・レイスより、エレンの「脊髄液を体内に入れれば」レイス家に伝わる「巨人の力」と「世界の記憶」が手に入る、と分かりました。
これは、エレンが父グリシャから受け継いだ巨人化の能力と同じ原理だと言えます。
巨人化の能力は巨人化出来る人間の「脊髄液」を取り入れれば、その能力を受け継ぐことが出来るのです。
ということは、巨人化の能力は骨髄液にあるのでしょうか?
そこで自己再生機能に必要な白血球「マクロファージ」、血小板に着目してみると、白血球や血小板は骨髄で作られていることが分かりました。
やはりこれは巨人化の能力は自己再生機能にあるということでしょう!
◆巨人化できる注射の中身は奪われた骨髄液だった!?
そうなると、やはり注射の中身は自己再生機能をとんでもなく活発化させる薬が入っていると思われます。
しかしロッド・レイスが持っていた注射は「ヨロイ・ブラウン」と書かれていたり、超超大型巨人になれる薬などでした。
ただ巨人化するだけの薬ではありません。
このような特殊な巨人になれる薬をどのようにして手にしたのでしょうか?
ロッド・レイスの発言から「巨人化する人間の骨髄液を入れれば」巨人化出来るようになるのが分かりました。
ということは超超大型巨人化出来る人間の骨髄液を入れれば、超超大型巨人になれるようになるのです。
そして「鎧の巨人」の骨髄液を入れれば、鎧の巨人になれるようになるのです。
もしかしたらロッド・レイスが持っていたカバンの中にあった数々の巨人になれる注射の薬は、「巨人化出来る人間から抽出した骨髄液」だったのではないでしょうか?
◆巨人化能力から分かるレイス家と壁内人類の罪!レイス家が「悪魔の末裔」だった!?
そう考えるといろいろな事が繋がります。
ベルトルトやライナーたちもロッド・レイスのように、血統で巨人化能力を受け継いでいたとしたら、祖先がレイス家の人間に骨髄液を奪われたことになります。
そう考えるとベルトルトが第49話で言っていた「悪魔の末裔」という言葉は、壁内人類の王家であるレイス家に対して言っていたのかもしれません。
ということはロッド・レイスが持っていた注射は、過去の壁内人類が犯した罪の結晶なのかもしれません。
◆巨人化注射は、どこから生まれたのか?

ここまでは2年前の4月に書いた記事となっていますが、巨人化注射については最新話92話時点でも、まだ謎となっていますよね!
無知性巨人を生むために必ず必要なのは、巨人化注射です。
そして、巨人を継承するためにも、必須のアイテムと言えるでしょう。
もし、この巨人化注射がなかったら巨人の力は継承できず、赤子継承という展開となってしまうはずです。
焦げミンからアルミンが助かったのも、この巨人化注射があったからであり、巨人の力をベルトルトから奪うことがでたからです。
では、この巨人化注射はどのように誕生したのでしょうか?
この疑問は、かなり以前から管理人アースの中にありました。
誰がどのような目的で、巨人化注射を作ったのか?
巨人化注射は、どのような理由で誕生したのでしょうか?
それは「巨人の力の継承のため」「無垢の巨人を作るため」のどちらかでしょう。
巨人の力の継承のために作製されたとしたら、始祖ユミル・フリッツは捕食ではない継承でしょうから、その後に作られたことになります。
おそらく、9つの巨人に分かれ、そのひとつを継承した、誰かが作ったのでしょう。
そこから、血統にて代々継承する事が可能になった…
そう考えれば、繋がりますね。
では、「無垢の巨人を作るため」だった訳ではないのでしょうか?
これは、巨人の力を継承するために作られた巨人化注射の副産物として利用されたのかなと考えられます。
ただ管理人アースは、ここにもしかしたら「レイス家の罪」があるのではないかなと感じました。
ベルトルトの言う「悪魔の末裔」、ライナーの言う「穢れた民族」、ガビの言う「あの島の悪魔共」は、この「巨人化注射の誕生」に理由があるのではと感じたのです。

もともと、巨人の力を継承するために巨人化注射は作られました。
誰が作ったのかと考えると、やはり王家として代々巨人の力を継承していた「フリッツ家」が作ったと考えるのが妥当かなと思います。
そしてフリッツ家は、無垢の巨人を生産し、他の国々との戦争に兵器として使用していました。
しかし、それはエルディア国が自国を守るため、豊かにするためであったため、エルディア国民も納得していました。
ところが、145代フリッツ王は自らの夢である「楽園を作るため」に何十万のエルディア人を超大型巨人にし、さらに敵国マーレに巨人化注射の作り方をリークしてしまったのです。
巨人化注射により、エルディア人を次々と巨人にされてしまい、さらに145代フリッツ王が壁内に籠もってしまったため7つの巨人はマーレに降ったのかなと。
もしかしたら当時のマーレ人が、7つの巨人の家族を捕らえ、巨人化注射にて無垢の巨人にするぞと脅し、マーレ側に降らせたのかもしれません。

そして、マーレは自国に都合の良い洗脳したエルディア人に、7つの巨人を継承させた…
いっぽう、壁内に籠もったエルディア人は145代フリッツ王の考えに賛同し付いて行ったエルディア人であり、共に付いて行った王政幹部となっている幾人かのマーレ人は、145代フリッツ王をそそのかした者たちだったのではと予想できます。

そのため、壁外のエルディア人は、壁内のエルディア人を「悪魔」「穢れた民族」と思っているのではないかなと。
壁外のエルディア人から見れば、自分たちを売り、裏切り見捨てた者たちですから、最もですよね!
ライベル、ガビ達は改変された歴史を教育されているでしょうが、レイス初代王はこの事実をもちろん当人でしょうから知っているでしょう。
この予想、かすってくれたら嬉しいです!\(^o^)/
→ 【進撃の巨人ネタバレ70話から脊髄液と巨人作成の目的を考察!】
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