獣の巨人と巨人たちの攻勢により調査兵団が大ピンチの第40話にも伏線は施されているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第40話「ユミル」の見どころ!
ウトガルド城にて無数の巨人の攻勢により、ゲルガーとナナバの立体機動装置のガスと刃の底が尽き、とうとう巨人に捕食されてしまいます。
ゲルガーが死に際に望んでいた酒を見つけ「神…様…」と言い飲もうとしたら中身は空で「誰だよ!!これ全部飲みやがった奴わ!?」というシーンは何とも不憫です!(泣)
しかも酒を空にしたのは「女神」ヒストリアなのが何とも…(・_・;)
ひどい神様ですね(笑)
そして日が昇り、生き残っていた104期生もとうとう絶体絶命です!
その時、ユミルがコニーからナイフをもらい巨人の群れの中に飛び込みます!
飛び込む前にヒストリアに向かって「お前…胸張って生きろよ」と言うシーンは個人的に気に入っています!
ナイフで手に傷を作りユミルは巨人化しながら巨人の群れに飛び込みます!
その巨人化したユミルを見てライナーとベルトルトが仲間マルセルを捕食した巨人であると気付いて終わります!
◆第40話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第40話の伏線ポイントはこのようになっていま。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
冒頭で手と足の両方を硬質化して壁に穴を空け、獣の巨人は壁外へ降りて行きます。
硬質化出来るという伏線考察は39話でしましたが、今回のシーンでは壁を掴んでいる場所を取り上げてみましょう!
壁本体に穴を開けているのではなく、出っ張った所を掴み、穴を空けています。
これはアニが壁を登った時のように、中にいる巨人をむき出しにしてしまわないように気を遣っているのではないでしょうか?
となると、獣の巨人は壁が超大型巨人で出来ていることを知っていることになりますね!
獣の巨人が壁の出っ張りを掴んでいるシーンは獣の巨人が壁の中に超大型巨人がいることを知っているという伏線になっています!
ヒストリアの「私も…戦いたい」「何か…武器があればいいのに」というセリフの後ろに団員二人の遺体の横に立体機動装置が描かれています。
次のコマには小さいながらも立体機動装置が単独アップで描かれています。
このコマは何なのでしょうか?
立体機動装置と一緒に描かれていた二人の遺体は39話で獣の巨人が投げてきた岩により殺された団員でした。
もしかしたらこの立体機動装置は獣の巨人が投げつけてきた物なのでしょうか?
第35話で獣の巨人はミケから立体機動装置を奪っています。
もしかしたら馬や岩を投げつけていた時にミケの立体機動装置を投げつけていたのでしょうか?
もしそうだとしたら【ミケの再登場を考察!獣の巨人が奪った立体機動装置から再登場を検証!!】で予想したミケの再登場のシーンは無くなってしまいますね(―_―;)
ただ、38話で獣の巨人が再登場した時点でミケの立体機動装置は獣の巨人の手にはありません。
おそらく中の男が持っていると思われます。
この辺りに事については【進撃の巨人ネタバレ28話の考察!巨人は口から入れた物を保存できるか検証!】で考察しています。
知性巨人は口から入れたものを中の人が持っていることが出来るという考察です。
つまり、ミケの立体機動装置はこの時点で獣の巨人の中の男が持っているということになります。
となると、獣の巨人はそれをワザワザ投げつけることはしないでしょう!
それにこの場面で死亡した団員の立体機動装置が外れています。
この外れた立体機動装置がこのコマの立体機動装置ではないでしょうか?
では、この立体機動装置にコマを割いてアップにする意味は何なのでしょうか?
管理人アースは、これは今の考察のように、「これはミケの立体機動装置ではないか?」と読者に思わせる作者のミスリードのためのコマではないかと考察します!
裏を返せば、ミケの立体機動装置は獣の巨人が持って帰っており、再登場するという伏線になっている可能性があります!
この立体機動装置のコマは読者にミスリードさせるためであり、逆にミケの立体機動装置がどこかで再登場する伏線になっていると思われます!
このシーンの後にユミルとヒストリアの訓練兵時代の回想シーンとなります。
その時に体調管理が出来なかったダズが登場します。
このダズが11話、12話に登場していることをご存知ですか?
これは、伏線では無いのですが、11話ではマルコになだめられていたのですが、

サシャの「負傷者にしてもらっていいですか!?」と言うセリフで「もう…ダメだ!!」」とキレてしまったり(笑)

12話では恐怖のあまり「…いやだ!!死にたくねえ!!」「家族に会わせてくれ!!」と大声でいい、

上官に注意された後も逆らい「巨人に食い殺されるよりも100倍いい…」と巨人に対する恐怖を見事に演出していた彼が、ダズです!

おそらくユミルとヒストリアに助けられた後には体調管理も頑張って訓練兵を卒業出来たのでしょう!(笑)
しかし、卒業直後にトロスト区攻防戦を経験し、巨人への恐怖が植え付けられてしまったようですね(―_―;)
作者は11話、12話でこのような役を与えていたキャラを覚えていてまた40話の回想シーンで使ったのですね!
この辺りのキャラ把握能力はスゴイと感心します!
この回想シーンが終わった後、ユミルは巨人化し巨人の群れに飛び込みます。
このシーンでユミルは「ただ存在するだけで世界に憎まれたんだ」「私は大勢の人の幸せのために死んであげた」と言っています。
これはどのような意味があるのでしょう?
この辺りの考察は→ 【進撃の巨人のユミルの正体は?高貴な身分の真相も!】でしていますので、良かったら見てください!
最後にライナーとベルトルトは、ユミルがマルセルを捕食した巨人だと気付きます。
これは39話でのライナーの回想シーンで登場した巨人がユミルだと分かるシーンとなりますね。
しかし、このシーンがどのような意味を持つシーンか分かるのはまだ先で、47話にて回収されます。
ユミルがマルセルを捕食した巨人であると気付いたシーンは、第39話でのライナーの回想シーンの部分的な伏線回収のシーンとなっていますね!
今回も大きな伏線、小さな伏線、伏線回収といろいろな仕掛けが施されている回となっていました!
そして物語としてもユミルが巨人化し、さらに謎が深まった回でもありました!
ユミル考察においても重要な回となっています!
→ 【進撃の巨人ネタバレ41話考察!「ヒストリア」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ39話考察!「兵士」の伏線ポイント考察!】
→ 【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】






