多くの伏線が仕掛けられている作品「進撃の巨人」ですが、37話にも伏線が施されているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第37話「南西へ」の見どころ!
37話ではいろいろな事が判明します!
まず、ハンジとアルミンにより、「壁が巨人の硬質化能力によって出来ている」と判明します!
そこからウォール・マリアに出来ているであろう穴を塞ぐ方法を、エレンゲリオンにもあるであろう硬質化能力で行うと決めます。
この時のエレン「俺が必ず穴を塞ぎます!」という言葉は無責任なのではなく、みんなの期待に答えたい!という気持ちからなのが分かります。
こういう時のエレンは熱くて好感が持てますね!
ニック司祭から壁の秘密を「壁の秘密をある血族に託してきた」と教えられ、その一族の末裔がクリスタだと判明します。
この時のエレンとミカサとアルミンの「クリスタの喩」が面白いですね!

アルミンの「あと…かわいい!」は問題発言ではないでしょうか?(笑)
最後にコニ―の出身地ラカゴ村にてコニ―の家に巨人が寝そべっているのを発見し、手足がおそろしく細いこの巨人がどうやってここまで来たのか?という問題を残して終わります。

◆第37話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第37話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
ウォール・ローゼが突破されたと知らされたエルヴィンが指示を出したのでしょう。
リヴァイとハンジとニック司祭、エレン、ミカサ、アルミンがエルミハ区へ向かって移動しています。
その時にハンジが持っていた石は女型の巨人の硬質化した皮膚の破片でした。
その破片は壁の破片と同じ作りをしており、「壁が巨人の硬質化した皮膚で出来ている」ということを裏付けていました。
つまりこの説明は34話でのアルミンの言っていたセリフの伏線回収ということになりますね!
その後、ニック司祭からクリスタを連れて来れば壁の秘密について語ると言われ、ハンジとリヴァイはクリスタといつも一緒にいる「ユミル」の名前を聞き、反応します。

これは第5巻収録の「イルゼの手帳」にてハンジが「ユミルさま」「ユミルのたみ」という言葉を読んで知っていたことから分かります。
「イルゼの手帳」については【進撃の巨人イルゼの手帳のネタバレ考察まとめ!】にて考察しています!
しかし、ハンジとリヴァイはなぜユミルの名前を知らなかったのでしょう?
ハンジは「まだ104期全員の名前を知らないんだけど…」と言っていますが、調査兵団に入団した者の名前を知らないというのは厳しくないでしょうか?
100歩譲ってハンジが知らなかったとしてもエルヴィン団長は入団した者の名前を一度は聞いているはずでしょう。
そしてイルゼノートの内容をエルヴィン団長もリヴァイ、ハンジからの報告で読んでいるはずです。
アニメ版ではイルゼノートの内容をエルヴィン団長に報告しているらしきシーンがあります。

ユミルの名前にこの時点まで気付かないという展開はちょっときついですね(・_・;)
もしかしたら、何かの伏線かもしれませんが…
現在ではこの巨人が巨人化したコニーの母親であることは分かっていますが、なぜ手足が細い状態で巨人化したのかは分かっていません。
おそらくこれは「年齢が高いと不完全な巨人化になってしまう」という伏線だと思われます。
巨人化が治癒力の暴走であるという考察は【巨人化する注射の中身を考察!巨人になれる能力は脊髄液?】でしています。
つまり知性巨人に子どもばかりなのは、治癒能力が低下した大人だと巨人化出来ないからです!
巨人化できたしても不完全な巨人化になってしまうのでしょう。
第67話でロッド・レイスが超超大型巨人に巨人化しましたが、自立できない不完全な巨人でした。
最近ではグリシャ、獣の巨人の正体の男などが登場したため「大人は巨人化出来ない」という説が否定されてきていますが、グリシャと獣の巨人の正体の男は「壁外人類」であるので、当てはまらないのではないかと管理人アースは考察します。
グリシャと獣の巨人の正体の男の人種が違うという考察は【進撃の巨人ネタバレ70話考察!獣の巨人とライナー達の関係は?】をごらんください。
このような理由でコニー母巨人は不完全な巨人になってしまったと思われます!
今回もいろいろな伏線が確認出来ました!
次回はどのような伏線があるのでしょうか!?
これからも慎重に読み進めましょう!(笑)
→ 【進撃の巨人38話の考察!「ウトガルド城」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ36話の考察!「ただいま」の伏線ポイントまとめ!】
【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】








