獣の巨人

進撃の巨人ネタバレ35話の考察!「獣の巨人」の伏線ポイントまとめ!

「女型の巨人編」が終わり、とうとう獣の巨人が登場する第35話には、どのような伏線が施されているのでしょうか?

獣の巨人が登場するのですから、かなりの伏線がありそうですね!

検証してみましょう!

◆第35話「獣の巨人」の見どころ!

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「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

獣の巨人が登場する回となっています!

ミケとの戦いは獣の巨人の強さ、不気味さ、恐ろしさを強く印象付けられる場面となっています!

特に「その武器は何て言うんですか?」と質問したり「あ、もう動いていいよ」と巨人を操れる場面は獣の巨人がとんでもない存在であることが分かります。
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「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

調査兵団No2の実力者であるミケの人間としてのプライドが「戦い続ける限りはまだ負けてない」というコマに見られ、しかし獣の巨人の「あ、もう動いていいよ」の一言で簡単にへし折られる場面は、何度見ても「進撃の巨人」らしい代表的な回だと感じられます。

◆第35話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!

35話の伏線ポイントはこのようになっています。

  • 「壁が…壊されたってことなのか…?」というライナー
  • 「お前はどうする?ベルトルト」というライナー
  • 獣の巨人が持って行った立体機動装置
  • 雑誌掲載時からのタイトル変更
  • それではそれぞれ見ていきましょう!

    ◆ポイントから見る伏線考察!

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    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

    ナナバより南方から巨人が接近していると聞いたライナーがベルトルトを見ながら「壁が…壊されたってことなのか…?」というセリフは初読では深い意味があるようには読めませんが、ライナーとベルトルトが故郷組であると知った後では意味が違ってきます。

    このコマでライナーとベルトルトは「俺達以外に誰が…」と思っているのでしょう。

    さらに考察を進めると、この後にナナバとミケの「トロスト区、クロルバ区がやられたのならば報告があるはず…」という会話から分かるように、ライナー、ベルトルトも「区にある開閉扉が壊されたのではなく壁が破壊されたのか」と想像したのではないでしょうか?
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    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

    おそらくライナーとベルトルトは「壁の中には超大型巨人がいる」と知っています。

    となるとライナー、ベルトルトは「壁の中の巨人が目覚めているのではないか」と想像したのかもしれません。

    この後にライナーは自らコニーに「俺も行く」と言い、壁が破壊された南方へ行くことを選択しています。

    壁の中の超大型巨人が目覚めているかどうかを確認しに行こうとしたのでしょうか?

    そしてもし、超大型巨人が何体も目覚めていたらどうするつもりだったのでしょうか?

    この時のライナーの判断が「兵士」としてなのか「戦士」としてなのかが定かではないので考察しにくいです。

    「お前はどうする?ベルトルト」というライナーのセリフもそうです。

    そして、ベルトルトはどのような意味でライナーの言葉を受け取って「もちろん僕も行くよ」と答えたのでしょうか?
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    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

    南方へ行って超大型巨人がウヨウヨいたとして、助かる方法がベルトルトにあったのでしょうか?

    この時のベルトルトの表情を見る限り・・・無いように感じますが(汗)

    この時のライナーの判断は戦士ではなく「兵士」だったということかもしれませんね。

    助かる方法は無いけども「兵士」として危険な南方を選択したのでしょう。

    「強いているわけじゃない…だが」とベルトルトに言ったセリフから「助からないかもしれないが」という気持ちが感じられる事からも「兵士」としての判断っぽいですね。

    そして「自分の意志がない」という通りベルトルトはライナーの言う通りにしただけなのかもしれませんね。

    その後獣の巨人が登場し、ミケを蹂躙し巨人に捕食させます。
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    「進撃の巨人」第35話「獣の巨人」より

    この時立体機動装置に興味を持ちミケから奪い持って帰ります。

    これは【進撃の巨人ミケが最期死んだ真相!原作再登場はエルヴィンとの過去編?】で予想していますが、現在再登場した獣の巨人の場面で使用される伏線となっていると考察します!

    そしてこれからの調査兵団との戦いでは獣の巨人が立体機動装置に対して対策をとってくるという伏線にもなっていますね。

    最後の考察になりますが、この第35話は雑誌掲載時のタイトルは「光り輝く少年の瞳」でした。

    コミックス収録の際に現在の「獣の巨人」というタイトルになっています。

    この変更は何を意味しているのでしょうか?

    管理人アースはもともと獣の巨人の正体の男が「光り輝く少年の瞳」というタイトルのように「少年」の予定だったのではないかと考察します!

    話の内容では瞳が光り輝いている少年は登場しません。

    あるとしたらミケから立体機動装置を奪い持ち帰った時の獣の巨人の中身の人間だけではないでしょうか?

    現在では獣の巨人の正体の男はムキムキ腹筋のおじさんだと分かっています(笑)

    【猿の巨人の中身の男の正体を画像から考察!グリシャの兄弟!?】に詳細が載っています!

    しかし雑誌掲載時のタイトルからもともと獣の巨人の正体は「少年」だった可能性があることが考察できます!

    わざわざ変更したのは正体を変更することを思い付いたからかもしれませんね!

    「高い知性を持っている」「巨人を操れる」などなど多くの伏線を残している獣の巨人の中にいた男は70話で登場し明らかになりましたが、正体は未だ謎となっています。

    これらの伏線が回収されるのはそう遠い先では無いと思われます!

    ドキドキしながら回収を待ちましょう!(笑)

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