女型の巨人編が終わり、アニは水晶体に覆われ、壁の中から超大型巨人が現れるという大きな伏線があった33話から続く第34話にも大きな伏線があるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第34話「戦士は踊る」の見どころ!
話は33話からの続きで始まります!
アニを覆っている硬化物質はブレードでも傷一つ付けれず、アニからは何も訊く事が出来ない状態になっており、巨人化されても被害のないように地下深くに収容する事にします。
ハンジはアニを運ぶよう指示した後、壁の中から現れた超大型巨人を発見します!
驚きながらも瞬時に「壁の中すべてに超大型巨人が…」と考えるハンジの頭脳はさすがです!
ウォール教ニック司祭からの指示で超大型巨人に日光を当てないよう布で覆います。
作業が終わった後、ハンジは壁の中の巨人についてニック司祭に質問しますが、ニック司祭はとり合いません。
ハンジはぶち切れ、調査兵団がどれだけの犠牲を払い巨人の謎を求めて来たのかを説き、ニック司祭を壁の上から落とそうと突き出します!

ニック司祭は信仰に殉じるかのように、「落とせ」と両手を広げ、ハンジに言います!
ハンジはニック司祭を壁上の床に投げ、「ウソウソ…」と言いながら、自分を抑えます。
ハンジが初めて見せた怒りのシーンでした!
アニメ化でも見応えのあるシーンになるでしょう!
場面は、ウォール・ローゼ南方に集められたライナー、ベルトルト、サシャ、コニ―達が会話しているところになり、そこで南方より巨人が迫っているとミケが言って終わります。
とうとうウトガルド城編の幕開けですね!
◆34話「戦士は踊る」の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
34話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントからの伏線考察!
正式に確定するのは37話でのハンジの言葉によってですが、ここでアルミンは巨人の硬化能力について語っています。
「巨人の硬化能力で壁が出来ている」というアルミンの考えは非常に鋭いです。
これは37話でのハンジの巨人の硬化能力で壁が出来ているという説明の伏線になっていますね。
それ以外でも「巨人によって巨人から守られていた」というセリフはジャンに「笑えないぞ」と突っ込まれますが、まさにその通りでアルミンの洞察力は本当に素晴らしいです。
大げさな言い方になるかもしれませんが、アルミンの「巨人によって巨人から守られていた」というセリフは第62話でのロッド・レイスの「巨人によって壁が築かれ他の巨人から人類を守った」という説明の伏線と言えるかもしれません。
とにかくアルミンのセリフひとつひとつは的を射ていますね!
最後シーンで巨人がウォール・ローゼ内に発生し、「ウォール・ローゼは突破された!!」とミケが言い終わりますが、最後のコマの後ろの方に獣の巨人らしき巨人が描かれています!

諌山先生は細かいところまで考えて描いていますね!(笑)
襲来した巨人は獣の巨人が発生させており、操って移動させているという伏線となっています!
最後の考察ポイントはタイトルの「戦士は踊る」です。
この「戦士」とは誰を指しているのでしょうか?
最初は壁の上でニック司祭に踊らされていたという意味でハンジの事かと管理人アースは思っていました。
しかし読み進んで行くうちに「戦士」とは故郷組のライナー、ベルトルト、アニを指す言葉だと分かってきました。
もしハンジが踊っているという意味ならば「兵士は踊る」にするのではないでしょうか?
となると、この戦士とは誰を指しているのでしょうか?
アニは結晶体で覆われ踊ってはいないでしょう。
それではライナーかベルトルトでしょうか?
もしかすると壁内で巨人が迫っていると言われたライナーが、実際は壊されていなかったのに「俺達以外の誰かが壁を壊したのか?」と思い、「踊らされた」と言う意味での「戦士は踊る」なのでしょうか?
確かに次回35話にはそのような意味のコマも出てきます。
もしかしたらこのタイトルは次回に踊らされるライナー、ベルトルトの伏線となっているのかもしれません!
最後の伏線考察ですが、この回にて「西から昇る太陽の描写」が始まります!

これは現在最新話75話でもある描写で、回収されていない伏線となっています。
詳しくは【進撃の巨人ネタバレ考察!太陽が西から昇り東に沈む真相!】にて考察しています。
見てみてください!
34話は女型の巨人編とウトガルト城編を繋ぐ回と言えますが、数々の伏線がちりばめられた回にもなっていました!
タイトルにも伏線を感じる贅沢な回となっています!
→ 【進撃の巨人ネタバレ35話の考察!「獣の巨人」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ33話の考察!「壁」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】








