女型の巨人編最終話となる第33話には、物語の中心に位置する伏線が仕掛けられています!
どのような伏線なのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第33話「壁」の見どころ!
エレンゲリオン対女型の巨人の第2戦が始まりました!
ウォール・シーナ内であるストヘス区での戦いであるため、住民を巻き込み、多くの建物が破壊されます。
女型の巨人は、自分の下敷きになって死亡した遺体を見て戦わず逃げようとします。
しかし、調査兵団が何とか捕らえるために攻撃をします!
振り切られそうでしたが、エレンゲリオンが戦いを挑み捕らえようとします!
ですが、やはり女型の巨人の戦闘力は高く、エレンゲリオンは頭を潰され負けてしまいます。

そのまま女型の巨人は硬化した指で壁を突き刺し、登って逃げようとします!
立体起動装置では届かない高さまで一気に登られ、逃げられてしまうかという所でミカサがエレンゲリオンに投げてもらい、ミカサは女型の巨人の上まで跳びます!
ミカサはブレードで女型の巨人の指を切り落とします。
指の支えを失った女型の巨人は落下し、エレンゲリオンに抑えられ捕らえられます。
うなじからアニが見えた瞬間、アニの体に硬化物質が覆います!
壁にぶら下がったまま上から見ていたミカサの横から壁の破片が落ち、剥がれた中から超大型巨人の顔が見え終わります!

女型の巨人が捕獲される回となっていながら、大きな伏線も見える回にもなっています!
◆33話「壁」の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
33話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
エレンゲリオンに殴り飛ばされた女型の巨人は、ウォール教の教会に吹っ飛ばされます。
そこではニック司祭の教えの元、祈りが捧げられている最中でした。
信者が隣の人と腕を組み三重の円陣となっています。
これは壁を模しているのではないでしょうか?
もしそうであるならば、信者の人たちが腕を組んで目を瞑っている姿は、壁の中にいる巨人を表している事になります。
となると、壁の中にいる巨人は隣の巨人と腕を組んで立っているのでしょうか?
そうだとすると、ウォール教はなぜ壁の中の巨人の事を知っているのでしょうか?
これらの伏線が回収されるのは、壁の中にいる巨人の謎が明らかになる時でしょう。
まだまだ先のようです。
女型の巨人は最後、壁からミカサ落とされ捕らえられました。
うなじからアニが表れた瞬間、アニの周りには硬化物質が覆い、アニを閉じ込めました。
そのシーンでアニの父親の記憶が描かれています。
「この世のすべてを敵に回したっていい」「約束してくれ…帰ってくるって…」とアニに懇願する父親が見て取れます。

これはどのような意味なのでしょう?
「アニが帰ってくること」が「この世のすべてを敵に回す」ことと同義なのでしょうか?
現在では意味が分かりかねますが、この伏線が回収されるとしたら、アニの再登場後になると思われます。
アニ再登場を待ちましょう!(笑)
この父親の記憶を思い出したことがきっかけになったように、アニの体は硬化物質で覆われました。

硬質化能力だと思われますが、巨人化していない人間の状態でも可能という伏線となっています。
エレンが座標を発動した時も巨人化していなく人間の状態でした。
このような能力は巨人化していなくても可能なようですね。
そして現在でもトップクラスの謎である壁の中の巨人が姿を現し33話は終わります。
改変されていますが、アニメ1期の最後のシーンにあたりますね。
これは本当に重要な伏線と言えます。
まず言える事は、壁の中に巨人がいるのではなく、さきほど説明したアニの硬質化能力で巨人の周りを硬化物質が覆い、壁になっていると考えられます。
そうなると、なぜ巨人が人間を守る壁になっているのか?という疑問が出てきます。
そして、壁が全て巨人で出来ているのならば、どうやってそのような事を可能にしたのか?
いつ、誰がやったのか?
これら全ての謎を生んだ伏線と言えますね!
これらの謎は第64話ロッド・レイスが説明し、壁を作ったのは初代王の力ということで回収しています!
33話から64話へのロングパスの伏線となっています!
しかし、その力が座標なのか?違う力なのか?壁の中の巨人はどこから集めたのか?など様々な謎が未だ残っています!
これらの謎は物語の最大クラスの謎であり、まだまだ解明されるのは先だと思われます。
今回は「壁の中の巨人」が登場した重要な伏線が仕掛けられた回であり、女型の巨人編の最終話という贅沢な回となっています!
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