少年ジャンプ3,4号の内容です
前話の話では、サンジvsクイーンの激闘が描かれました。
技術者であるクイーンの研究によって、完璧に近いクオリティーまで再現された「ジェルマ66」の“科学”。
ジェルマ66のサンジの兄弟たちはスーツを着ているからこそ使用可能な能力なのにも関わらず、クイーンはその身1つで再現していました。
これは、正直「ジェルマよりもすごい」と思ってしまいますよね。
そこまで「ジェルマ」に執着する理由は一体どんな理由なのでしょうか。
クイーンの過去も少し気になる部分が残されているのですが、サンジvsクイーンの戦いも佳境に入っています。
サンジの「怒りの“牛肉バースト”」。
はたして、タフさが持ち味のクイーンに通用したのでしょうか…?
まずは先週のおさらいをしていきましょう!
先週では先ほど話した通り、サンジvsクイーンの戦いが繰り広げられました。
「ジェルマ」の“科学”の力を自身で再現し、「目からビーム」や「電撃を纏った攻撃」などを駆使してサンジに襲い掛かりま。
クイーンの過去になにがあったかは分かりませんが、「ジェルマ」の創設者であり科学者であるジャッジと因縁があるようです。
「ジャッジの息子達こそ奴の技術の集大成!!スーツを着たお前を叩きのめせばジャッジの奴に示せた!!」
「科学者として!!おれの方が優れていると!!!なァ!!“ステルス・ブラック”!!!」
そんなセリフから、昔クイーンはジャッジに「科学者として敗北している」と考えてもよさそうです。
科学者として敗北したから、現在のクイーンは「ウイルス兵器」というものを研究し、自身の技術力を“武力”と言う形で示したかったのでしょうか。
クイーンにしろ、シーザー・クラウンにしろ、「科学者としての敗北」を味わった人は「殺戮兵器」の道に手を出し、研究していくのはなぜなのでしょうか…。
あんなクイーンにも、悲しい過去があるように思えてきます。
そして、そんなクイーンに対抗するようにサンジも自らに起こった「変化」の分析を始めます。
「「外骨格」「筋力」「移送速度」それらは加算される力だ」
「「外骨格」に今まで鍛えた「武装色」を重ね…より強靭な、より高温の炎をまとう脚になる!!!」
ジェルマのレイドスーツを着てサンジの中に眠っていた“科学”が目覚める事で“進化”した力。
今までの技もまた一段と強化されていきます。
「“魔人風脚”!!!」
サンジの「“悪魔風脚”」が更に強化され、悪魔から魔人へと進化しました!
そして、前話での一番の見どころ!
約2年ぶりのフルコースの技がクイーンに炸裂しました!
このサンジの渾身の一撃はクイーンに通用したのでしょうか…!?
話は第1035話へ続きます!
ワンピース1035話ネタバレ考察||あらすじ
今週は、サンジvsクイーンの戦いに終止符が打たれ、ゾロvsキングの話に戻ります。
ゾロが「勝てないかもしれない」と思わせるほどの力を見せたキング。
カイドウやビック・マムの様な「四皇」の様な脅威的な打たれ強さとは違う「特殊なタフさ」の秘密にも迫っています。
キングの「種族の秘密」や「隠された素顔」。
そして、ゾロの「“覚醒”した覇王色の覇気」。
この“謎”や“伏線”、そして“成長”が激しく混在する戦いの行方はどうなるのでしょうか!
それでは詳しく見ていきましょう!
「遊郭の戦い」決着!
先週に続いてサンジvsクイーンの戦いが繰り広げられた「ドクロドーム左脳塔「遊郭」」
クイーンにやられそうになったお染を助けたサンジでしたね!
「異変」を耐え抜き、「運命」を受け入れたサンジの進化した「“魔人風脚”」。
そして、これまた進化した「牛肉バースト」がクイーンに炸裂しました。
クイーンの巨体は屋根を突き破り、鬼ヶ島を突き抜け高く高く飛び上がっています。
サンジの技の威力が見て取れますよね!
サンジは知らぬ間に保護していた「忠治」と言う名前のネズミをお染の元へ返し、“温かい笑顔”で笑いかけます。
幼い頃、ネズミに料理を振舞っていた自分を思い出し、懐かしんだのかもしれません。
この「温かい優しさ」こそサンジの原点であり、サンジ自身ですよね!
というわけで、この“科学の力”がぶつかった「遊郭の戦い」の勝者は“サンジ”となります!
キングの「素顔」!
場面は変わり、ゾロvsキング。
「閻魔」の暴走で、覇気を吸われて満身創痍のゾロでしたが、「船長」と「親友」との約束、そして「名刀の“本質”」に気づき「覇王色の覇気」を覚醒させます。
同時に武装色を刀に纏わせて戦っていたゾロは直観的に「覇王色を纏う」技術を習得したのでしょうか。
覚醒すぐから刀が「覇王色を纏っていました」。
その刀でキングに強烈な一撃を放ちますが、それも大したダメージにはなっていない様子。
ですが、あろうことかキングのマスクを両断してしまったのです!
使い物にならなくなり、付けている事を諦めて自らマスクを破り去るキング。
そのマスクの下に隠されていた素顔が明らかとなったのです!
「褐色の肌」に「白髪」、そして「黒い羽根」。
「政府にしらせると1億ベリー」と言われた種族の特徴そのものだったのです。
「やっぱり……噂は……本当だったのか……!!」
「白い羽根、白髪…褐色の肌。政府に知らせりゃ“一億ベリー”だっけな」
そう呟いた兵士たちに向かってキングは“口封じ”と言わんばかりに「“火龍皇”」と言う剣から炎の龍を出し、燃やし尽くしてしまいます。
そんな状況にゾロは
「気が散るんならこっちでどうだ」
とキングに声をかけ、問いかけます。
「政府にチクるだけで一億?何族なんだ?てめェ」
その問いかけにキングは答える事はなく、「これから死ぬ男が……」と言いながら再びプテラノドンに変身します。
そして、「知ってどうなる!!」と勢いよくゾロに向かって飛び上がるのでした。
再び始まるキングの猛攻
始まったキングの攻撃は鬼ヶ島の外壁を突き破り、ゾロたちは再び外へ飛び出します。
「“貂自尊皇”」とは違った衝撃を飛ばすキング。
それを全て受け流しきったと思うと、次に襲い掛かってくるのが鋭い翼での斬撃。
しかし、ゾロはそれも受けきります。
「ギキキキ」と凄まじい音と共に繰り広げられた攻防はキングの攻撃をゾロが受けきる形でひと段落付きます。
「あんまり時間がねェんだ…長引くと刀に命を奪われそうでよ!!」
そう息を切らすゾロに向かってキングは「相応の危うさは感じてる」と同じく息を切らすのでした。
「特殊な一族ではある様だが…それはおれには関係ねェ…」
そう考えながら、キングに向かって再び構えます。
「“閻王…三刀流”」と刀に覇王色を纏わせました。
更に強化された技を繰り出すゾロは「そろそろ席を空けろ」とキングをどころかカイドウに向かって言い放ちます。
「調子に乗るな…カイドウさんこそ「海賊王」になる男!!」
そう反論したキングは、カイドウとの出会いを思い出すのでした。
カイドウとキングの出会い
カイドウとキングの出会いは「カイドウに救われた」事から始まります。
「こりゃあ政府は手離せねェな…「ルナーリア族」か、見たぞお前の耐久実験」
手と足を鎖で縛られ、実験台に貼付けにされたキングはカイドウと初めて対面します。
「おれはここを出て新しい海賊団を作る!!お前はどうする?モルモット」
カイドウはキングにそう問いかけ、返答を待ちます。
「変えられるか?」
逆に放たれたキングの問いかけに、カイドウは
「おれにしか、変えられねェ!!!」
そう断言するのでした。
おそらく海楼石の手錠をしていると思われますが、そんなことお構いなしと言わんばかりのカイドウの力で研究所を抜け出します。
「実験体が逃亡―!!」と研究所は大騒ぎの様子ですね。
カイドウに名前を問われたキングは素直に「アルベル」と答えますが、カイドウに「お前は強ェ“キング”と名乗れ!!」と名を隠せと言われます。
そして、続けて
「おれの影にいろ!!誰にも渡さねェ!!お前は今日からおれの右腕だ!!」
とキングに言い、「ウォロロロ!!」と笑うのでした。
そんな思い出を思い出しながらゾロの強化された一撃「“煉獄鬼斬り”」を躱します。
「今のは無駄骨…」
そう思いながらゾロの懸念は確信に変わっていくのでした。
「“閻王三刀龍”」
キングの「“火龍皇”」を躱し、「マグマみてェな炎だ!!」と驚きを隠せない様子のゾロ。
そんなゾロに追い打ちをかける様に、キングは斬りかかります。
受け止めたゾロに対し、キングは剣の刃を再びギザギザの形に変え、ゾロの刀を奪おうと試みます。
その最中、ゾロは何かを確認し、
「取られるか!!!“名刀”達を!!!」
今度こそ手放すまいと反撃します。
「……おれの体質を理解したようだな……!!」
キングの「体質」と言う名の“ルール”を見抜いたゾロは「やっと見えたか!?てめェの敗北が!!!」と勢いよく反撃に出ます。
背中の炎が出ている時は「果てしない防御力」を誇り、逆に消えている時は「防御力を犠牲に速度」を強化します。
それがキングの“ルール”だったのです!
ですが、「背中に炎が出ている状態」のキングがゾロの攻撃を刀で防御し始めたのです。
「恐ェか?おれの一撃…!!」と猛攻を続けるゾロ。
そんなゾロにキングは再び「“火龍皇”」を放ちます。
その強烈な攻撃にゾロは「バリバリ」と覇王色を纏わせた刀を振りかざし
「“閻王三刀龍”!!!“一百三情飛龍侍極”!!!」
「マグマのような炎」の龍を“一刀両断”してしまい、斬撃はキングへ直撃したのでした!
第1036話へ続きます!
ワンピース1035話ネタバレ考察||「ゾロvsキング」感想まとめ!
今回は、ワンピース第1036話のあらすじをまとめて紹介しました。
サンジに続き、どんどん進化していくゾロ。
そんな成長の速度がキングの予想をはるかに上回り、キングの火龍を斬ってしまいました!
そして、この「マグマのような炎」を斬れると言う事はサカズキのマグマも斬れると言うことではないでしょうか!?
これはそこに繋がる伏線かもしれませんね!
また、キングとカイドウが収容されていた「研究所」。
政府の機関の様ですが、どんな実験をしていたのでしょうか。
キングは耐久実験のようですが、カイドウはなぜあそこにいたのでしょう…?
またまた新しい謎が出て来た1035話でした!
次週は合併号なので、ジャンプの発売はありません!
次の話は年明けのお楽しみですね!
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