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キングダムネタバレ706話!田里弥は王翦が守る!決死隊の前に飛信隊が

キングダネタバレ706話
アース
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1月20日発売ヤングジャンプ掲載の「キングダム706話」の内容です。

706話「扈輒軍(こちょうぐん)の精神」。

決死隊となり打って出た扈輒軍残兵たち。

龍白公軍と虎白公軍達は城には戻らない覚悟で飛び出し、一気に田里弥本陣を目指し705話は終わりました。

あの王翦将軍に「まずいな」と言わせた結果は、どうなったのか?

まさかの王翦将軍の「まずいな」は、伏線だった!?

さらに、龍白公と虎白公には別の真の目的が!

その目的に、信達は気付いていた!?

706話を順番に見て行きましょう!

キングダムネタバレ考察|706話あらすじ!

打って出る前の龍白公・虎白公シーン

閼与城から打って出る前の龍白公・虎白公軍の場面から始まります。

「にっくき桓齮の首を斬り落とし、扈輒様の仇を取る!」と、檄を飛ばす虎白公。

龍白公軍300、虎白公300の兵が「おお!」と呼応し、士気が最高潮へと達します。

そのまま城門の前へと移動し、打って出る描写。

その様子を城の中から、舜水樹が見下ろしています。

虎白公が気付き、舜水樹と目線を交わします。

場面はこの前となる、舜水樹と虎白公の会話へと移ります。

舜水樹と会話をする虎白公

李牧より閼与城を任されている舜水樹。

虎白公に「出陣は認めるが、決死隊は止めろ」と告げます。

「そこまでお前に指図される筋合いはない」と、突っぱねる虎白公。

二人の会話・回想シーンは終わり、虎白公と龍白公が打って出るシーンへと戻ります。

城内から虎白公へ向かい、「武運を祈る!」と合掌する舜水樹。

それを見て、目線を下げる虎白公。

龍白公・虎白公軍が打って出ます。

打って出る龍白公・虎白公軍を見つめる信と河了貂

閼与城から決死隊となり、打って出る龍白公・虎白公軍。

それを離れたところから信と河了貂が見ています。

信が「今騎馬が出てすぐに城門を閉めたよな」と河了貂に確認する信。

「城には戻らないつもりだよ」

「あの騎馬隊は外で死ぬつもりだ」

信に解説する河了貂。

「…」と、何かを感じ取る信の表情。

ピンチの田里弥将軍を救う王翦将軍

決死隊の登場に、完全に虚を突かれた田里弥本陣。

まっすぐ田里弥の元へ突き進む龍白公・虎白公軍を止められません。

兵たちは田里弥将軍を退避させようとしますが、両隊の勢いがすさまじく止められません。

退避が間に合わないと判断した田里弥は剣を抜き、「背を打たれるより斬り結んで活路を開く」と前を向きます。

突き進んできた龍白公と虎白公が、田里弥を確認します!

田里弥将軍万事休すか、というところで両軍の間に新たな騎馬隊が突入してきます!

なんと、王翦将軍自らと近衛兵が登場!

逆に虎白公・龍白公軍を囲い込み、形勢は逆転します。

決死隊が扈輒軍残兵だと、田里弥に伝える王翦将軍。

「残すと厄介だぞ」と続けます。

指示された田里弥は「ここで完全に滅する」と、龍白公軍と虎白公軍を潰しにかかります。

真の狙いである桓騎軍に突き進む龍白公・虎白公軍!

再び打って出る前の、虎白公と舜水樹の会話に移ります。

「もし田里弥急襲が失敗したらすぐに離脱し、本命である桓齮を急襲しろ」

「それも失敗したら何が何でも外へ脱出し生き延びろ」

心意気は認めるが決死隊は認めない、と虎白公を諭す舜水樹。

「これ以上生き恥をさらせというのか」と、虎白公は舜水樹の言葉に反発します。

「生き恥がどうした」「お前の復讐心はその程度か」と、逆に返す舜水樹。

泥水をすすってでも生き延びて仇討ちを果たすのが本当なのでは、続けます。

それを聞いて、激昂する虎白公。

「北の狄(てき)の血をひく部外者が扈輒軍の精神に口を挟むな!」

犬のデザインが彫られている、舜水樹の甲冑の描写。

言われた舜水樹は静かに「桓齮と刺し違えられなければ無駄死にだぞ」と返します。

場面は、王翦将軍登場で形勢が逆転してしまった龍白公・虎白公軍に移ります。

舜水樹との会話の通り、離脱しようとする虎白公。

王翦軍の包囲を抜け、桓騎軍に向かおうとします。

しかし完全に包囲されている虎白公・龍白公軍。

それでも扈輒軍随一の突破力を持つ龍白公軍が決死で突き進み、王翦軍・田里弥軍の包囲を抜けます!

そのまま全く無警戒な桓騎軍へと向かいます。

飛信隊登場!

前話705話冒頭で城攻めを見ながら料理を楽しんでいた桓騎軍本陣を目指す虎白公・龍白公軍。

全く警戒していない桓騎軍本陣を見て、桓齮の首を取れると虎白公は確信します。

しかし、その前に騎馬隊が突入してきます!

信を中心とした「飛信隊」が登場!

「悪いが…」

「ここより先に行かすわけにはいかねぇんだよ」

飛信隊参る!

決死隊の気持ちを察しながらも止める、という表情の信の描写があり、終わります。

707話につづく



キングダムネタバレ考察|706話の感想

虎白公の決死隊に到る決意が大きく描かれた回となっていました。

熱いですよね!

舜水樹との会話を軸に描かれた「仇討ち」への決意・想いは本当に重く熱い会話シーンとなっていました。

真の仇討ちとは玉砕覚悟で果たすものなのか、それとも「何としても首を斬る」ことなのか?

二人の会話から浮かび上がる個性、決意の強さが、強く印象に残る回でした。

しかし「キングダム」は、「仇討ち」を描かせたら右に出るものは無い作品ですよね!

信や羌瘣の仇討ちへの思いもそうですが、今回の虎白公はまた違った熱さが感じられる仇討ち展開だなと感じました。

そんな熱い「仇討ち展開」が描かれた706話でしたが、様々な小さな伏線が仕掛けられ回収された回でもありました。

前回705話の冒頭で桓騎軍が優雅にランチを取っているシーンから始まったのは、「王翦軍主流の戦い」という意味だけではなかったんですね。

今回の虎白公・龍白公軍に急襲され桓騎軍が大ピンチになる、という意味を際立たせるためでもあったんだなと感じました。

虎白公の決死隊伏線でもあった、と読めますよね!

細かい伏線ですが、さすがだなと感じましたよ。

そして冒頭での信と河了貂の「城には戻らないつもり」という会話も、このタイミングで信が「決死隊=扈輒軍残兵」と気付き、本命は桓騎本陣と察したという伏線だったのでしょう。

だから飛信隊が間に合った、という意味にも繋がりますよね。

つまりはラストの一コマの伏線だった、と読めますよね。

こちらも非常に細かい伏線ですが、上手く描かれていますよね!

全てを察した上での信の「悪い…」というセリフが、むちゃたまらないです!(泣)

前回の王翦将軍の「まずいな…」が田里弥救出に間に合った伏線であり、「残すと厄介だぞ」とも対比になっているようにも読めます。

本当に熱い回でしたが、物語の組み立ても本当に上手くできている回だな、と感じました。

さて、それらとは別で気になったのが舜水樹の言葉です。

続けて舜水樹について見て行きましょう!

キングダムネタバレ706話の考察!

舜水樹(しゅんすいじゅ)の過去

舜水樹は黒羊丘の戦いでも登場していますが、最も活躍したのが「鄴攻略戦編」です。

48巻で公孫龍将軍から「あの北の遺児か」と言われ、49巻では犬戎王ロゾからは「訳ありか」と指摘されています。

これらから舜水樹は「趙に滅ぼされた匈奴の一族の出身」と思われますが、今回も描写されていた舜水樹の甲冑に描かれた犬の描写が気になりますよね!

今回の虎白公からの「北の狄(てき)の血をひく部外者」発言からも、近々舜水樹のエピソードが登場するような気もしますよ。

「舜水樹の目的は仇討ちでは」と今回の会話からも察せられますが、これからの舜水樹にも注目しなきゃですね!

舜水樹については、こちらでまとめていますので見てみてください。

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705話公開時点で、706話の展開を予想していました。

自己検証してみます!


キングダムネタバレ考察|706話展開予想を自己検証!

決死隊となった扈輒軍残党に攻め込まれる田里弥本陣。

指揮を取っている田里弥将軍の首を狙い、秦兵を蹴散らしながら龍白公と虎白公軍が迫ってきます。

虚を突かれ全く対応できない田里弥兵たち。

とうとう田里弥将軍の首に虎白公の剣が振り下ろされてしまいます!

「散れ!侵略者どもが!」

叫びながら田里弥の首めがけ斬りつける虎白公!

ギリギリで剣を抜き対応する田里弥ですが、力負けしふっ飛ばされてしまいます。

胸辺りを斬りつけられ、出血する田里弥。

「ぐっ」

すぐさま数人の部下が田里弥の前に立ち虎白公の防衛に当たります。

しかし虎白公の一閃で真っ二つにされてしまいます。

「終わりだ秦将」

「あの世で桓齮と雷土に代わり、父龍白公に詫びを入れるんだな」

出血した胸を押さえている田里弥に向け、龍白公が剣を振り下ろします。

絶体絶命な田里弥!

ガキン

しかしその剣が首に届く前に、糸凌の剣が間に入り田里弥の首を守ります。

さらにその後方では、倉央将軍が龍白公の突撃を止めています。

「前から言っているが、マジメで言うこと聞く奴ばっかだとこういう時に困るんだぞ田里弥」

「もっと山秀みたいな面白い奴を育てなきゃな」

龍白公の剣を止めながらいつもの調子で語る倉央。

「そいつ(虎白公)は任せるが閼与で迎える夜の体力も残しておけよ」

「今夜の俺の方が、そいつよりも間違いなく激しい」

龍白公を見ながら付け加える倉央。

「御意」と、少し頬を染めながら答える糸凌。

全く何も言い返せない田里弥の描写(笑)

倉央軍により田里弥の大ピンチが回避された事を確認し、立ち上がっていた王翦将軍が椅子に座り直します。

706話では、このような展開が登場と予想します!

予想ここまで!

→まさかの王翦将軍自らが田里弥を助ける展開となりました!

ここは熱かったですし、たまらない展開でしたね!



キングダムネタバレ考察|706話以降で押さえておくべきポイント

決死隊で臨み善戦する閼与戦ですが、それでも趙は徐々に押されていき、結局は閼与の城は落とされる事になります。

ただここで李牧の言う通り桓齮・王翦軍は「半分になる」展開となるでしょう。

この後に展開する宜安の戦いで、王騎軍は李牧に蹴散らされ退場になると史実で決まっています。

つまりこの閼与の戦いで、王翦軍はリタイアかもしくは後方支援に回ると予想できます。

ここからは706話以降では、このような展開をイメージします。

  • 龍白公・虎白公の襲撃により田里弥重傷。
  • 捕らえた龍白公から雷土が行った非道を王翦将軍が聞くことに。
  • 聞いた王翦将軍は「お前が招いた趙の怨念はお前が受け持て」と、次の宜安戦は桓齮に振ることに。
  • 「あっそ」と言いながら桓齮が引き受け、宜安戦は桓齮将軍が主導に。

今回襲撃した龍白公・虎白公は捕らえられ、王翦将軍の元に連れて行かれるでしょう。

雷土に弟が虐殺され父親も「バカ親子」と殺された龍白公が、その気持ちを王翦将軍に激白すると予想します。

龍白公は「虐殺された息子を餌に父親を釣る外道者が!」みたいな意味の言葉を叫び、聞いた王翦将軍が王賁を連想するとイメージします。

ここで王翦将軍の王賁に対する気持ちが少し描かれるのでは、と期待しています。

龍白公は父と子の情愛を王翦将軍に意識させる役割を担っていると予想しますよ!

そして田里弥をリタイアさせられ桓齮によって趙の怨念が尋常ではないと察した王翦将軍が、次から後方に退き桓齮に指揮を任せる、という展開が706話から数話登場するのではとイメージします。

さてさて、こんな展開が登場するのか?

1月20日(木)発売ヤンジャン記載の次回706話が楽しみですよ!\(^o^)/

予想ここまで!

→龍白公からの展開はまだありそうですよね。

王翦に父子をイメージさせる展開や、この後の宜安戦に桓騎軍が出る方向へと影響させる展開があるのではとイメージします。

今回の予想は全く当たっていなかったので0点かなと感じています。

次回707話はかすりたいです!\(^o^)/

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