切り裂きケニーが本格的に調査兵団に立ち塞がり、「王政編」も中盤に差し掛かってきました!
今回はどのような伏線が仕掛けされているのでしょうか?
検証してみましょう!
◆59話「外道の魂」の見どころ!
新聞記者が中央憲兵と調査兵団との戦いを記事にしようと、ナイル・ドーク師団長を取材しているシーンから始まります。
新人記者が中央憲兵について記事にしようと書いていると、先輩記者が取り上げ「こいつはまだ新人で壁の理を分かっとらんのですよ」と手帳を取り上げます。

それをナイル・ドーク師団長も「助かるよ」と答えています。
中央憲兵は、憲兵団の師団長であるナイル・ドークにも統制出来なく、メディアも取り上げられない存在だと分かりますね!
とんでもない「壁の理」が発覚しました!(笑)
場面はリヴァイ班に移り、どこかの森の中の小屋で休んでおり、アルミンは外に出て、人を撃ち殺した事実に滅入り、吐いています。

56話の最後にジャンが撃たれたかのような描写で終わっていましたが、ジャンは助かっており、それはアルミンがジャンを撃とうとした憲兵を撃ち殺していたからだと分かります。

そして幼い頃に強盗を殺した経験のあるミカサに「ミカサもこうなったの…?」とアルミンは呟きます。

これはひどいですね(笑)
見事にゲスミンさが表れています(笑)
夕食時にアルミンが撃った憲兵は、ジャンを撃つことを躊躇っていたことが分かり、アルミンはさらに落ち込みます。
そこでリヴァイは「お前が手を汚したことで今ジャンがここにいる」「お前がすぐに引き金を引けたのは 仲間が殺されそうになっていたからだ」と励まします。

このセリフはリヴァイの考え方が分かる素晴らしいシーンとなっています!
リヴァイファンをさらに急増させたのではないでしょうか?(笑)
その後調査兵団を捜索していた憲兵マルロとヒッチを、リヴァイ班は逆に拘束します。

このマルロとヒッチとは、第31話に登場したアニと同期の憲兵です。

覚えていますか?(笑)
ヒッチは捕らえられてからも、調査兵団を責めます。
その時、ヒッチはジャンに「アニがあの日以来見つかっていないのは巨人にグチャグチャにされたからだ」と食って掛かります!

このシーンで本当はヒッチはアニの事が好きだと分かりますね!
ただ、アニが巨人の正体だと聞かされ、ヒッチは引っ込みます。
次に、マルロはリヴァイに「協力させてください!」と頼みますが、リヴァイは信用出来ないと撥ね付けます。

その後ジャンの機転により、マルロとヒッチは味方となり、その協力により中央憲兵団のアジトにすぐに辿り着けます。

この時のジャンは、良い持ち味を出していましたね!
◆第59話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
59話の伏線はこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
初めて人を殺したアルミンは、その事実により落ち込みます。
そして幼い頃に強盗を殺した経験のあるミカサに「ミカサもこうなったの…?」と思わず呟いてしまいます。
本当にこれはひどいですね(笑)
ただ、アルミンは、すぐに何度も謝り、思わずそう言ってしまうくらい参っているということでしょう。
ただ実際は、ミカサは「こうなっていませんでした」が(笑)
このシーンの「ミカサもこうなったの」は「アルミンがいかに参っているか」、「アルミンのゲスミンさ」、「ミカサの尋常でない神経」を際立たせる素晴らしい一コマとなっていますね!
そして、人が撃てなかったジャンと同じように、このアルミンは、普通の神経の人間だったら、人を殺したらこうなると表わしているのでしょう。
伏線ではありませんが、あまりにも素晴らしい一コマなので取り上げました!
リヴァイはそのアルミンを励まし、それを聞いたジャンはリヴァイに謝り「次は必ず撃ちます」と言います。

それを受けたリヴァイは「何が本当に正しいかなんて俺は言ってない そんなことはわからないからな…」「お前は本当に間違っていたのか?」と逆に聞き返します。

これはどのような意味なのでしょうか?
リヴァイの「選択」についての名言は多々あり、そこからリヴァイの「選択」についての独特の考え方が窺えます。
この「お前は本当に間違っていたのか?」のセリフにも独特さが窺えますね。
このセリフはリヴァイの「選択」に対する考え方を表す伏線となっています!
リヴァイの名言は【リヴァイの名言まとめ!】にて、リヴァイの選択については【進撃の巨人のエルヴィンとリヴァイの過去は?】にて考察しています!
今回の話の展開でも、ジャンは撃たないという選択をしたことにより、手を汚しませんでした。
そのような選択をしたジャンだからこそ、マルロを信じることができ、この後中央憲兵のアジトを見つけることが出来たとも言えますね。
つまり「お前は本当に間違っていたのか?」とのセリフはこの後のジャンのおかげで中央憲兵のアジトを見つけられるという伏線とも言えます!
その後リヴァイ班が捕らえたヒッチが、女型の巨人捕獲作戦のせいでストヘス区にひどい被害を出した調査兵団を責め、それにアニが含まれていると言い、リヴァイに食って掛かります!

ここからヒッチがアニの事をかなり大事に思っていたことが窺えますね!
これはアニが再登場した後にヒッチと再会を果たす展開の伏線とも考えられます!
これだけアニの事を大事に思っているヒッチが再会を果たす時にどのようなセリフを言うのでしょうか?
巨人の正体だったことを「何で同部屋の私に相談しなかったのよ!」的なセリフで言うでしょうか?
ヒッチらしくはないですかね…(―_―;)
今回も色々な伏線がありましたね!
次回の反撃を仕掛けるリヴァイ班の展開も見逃せませんね!
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