切り裂きケニーがとうとう調査兵団の前に姿を現しました!
対人制圧部隊を率いてリヴァイを襲うケニーが描かれている58話には、どのような伏線があるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆58話「銃声」の見どころ!
リヴァイとケニーの戦いから始まります。
対人立体機動装置を駆使したケニーの散弾銃が、リヴァイを襲います!
何とかケニーから逃げますが、ケニーにはリヴァイの行動が予測でき、待ち伏せをされリヴァイはピンチに陥ります。
リヴァイにとってはケニーは戦い方を教えてくれた師匠なので、どうしようもないですね(―_―;)
酒場に逃げこんだリヴァイは周りを中央憲兵に囲まれ絶体絶命となります!
ちなみにこの酒場は「ストヘス酒場」という名前のようです!
逃げ込んだリヴァイにトドメを刺そうとケニーが酒場に入ります。
最初にこれを見た時は「何だこのキャラは…(―_―;)」と思いましたが(笑)
そのケニーを返り討ちし、さらに襲ってきた憲兵も次々と倒しリヴァイは壁を超え逃げます!
この辺りはさすが「人類最強」リヴァイですね!
戦いでは誰もリヴァイには敵わないです!
リヴァイ班と合流し逃げ切ろうとしますが、中央憲兵が追いかけてきます。
憲兵にジャンが撃たれたかのように描かれ、場面はレイス家に到着したエレンとヒストリアに変わります。
登場したロッド・レイスがヒストリアに謝りながら抱擁し、終わります。
◆第58話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第58話の伏線はこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
第58話はリヴァイとケニーの一騎打ちで始まり、息を飲む攻防でした!
酒場での二人の会話の中でケニーが「俺が教えた処世術がこんな形で役に立ったとはな」言うシーンがあります。
これと同じような内容の言葉で第56話の「リヴァイには色々教えてやったもんだ」という言葉もあります。
69話で明らかになりますが、リヴァイの強さはケニーに教えてもらった「挨拶の仕方」による所が大きいです。
今回の「俺が教えた処世術」というセリフはリヴァイの強さはケニーに教えてもらったものという伏線となっています!
「こんな形」というのは調査兵団の事で、壁外調査等で、その強さを活かしていることを指しているのでしょう。
これも69話で明らかになるのですが、リヴァイの戦闘力の高さはケニーに教えてもらった「処世術」が大きいでしょうが、まだ子どもの時にケニーはリヴァイの元を去っています。
おそらく立体機動装置の使い方はリヴァイが独学で学んだのでしょう。
なので、調査兵団に入ったリヴァイを見てまず思ったのは「俺が教えた処世術を立体機動装置で活かして使ったのか」でしょう。
「処世術」とは「リミッター解除」も含まれていると考えられますので、ケニーとしては「なるほど」と納得したかもしれませんね。
このケニーの「俺が教えた処世術がこんな形で役に立ったとはな」というセリフはリヴァイの強さはケニーに教えてもらったという伏線となっています!
その後、逃げられたリヴァイにケニーは嬉しそうに「簡単じゃないぞ」と言います。
これはケニーがリヴァイの事が好きだという伏線になっていると以前考察しました!
「56話の伏線ポイント考察」で考察しているので、見てみてください!
話の終盤では、ケニー率いる対人制圧部隊がリヴァイ班を襲います。
その中でジャンが憲兵を撃てなく、逆に撃たれたかのようなシーンがありました。
第57話でジャンは「俺は…やっぱ御免だぞ 人殺しなんて…」と言っており、今回のシーンはその伏線回収となっていますね!
しかし、なぜジャンは自分達を殺そうとした人間にまで撃てなかったのでしょうか?
ジャンはもともと憲兵志願をしていました。
それは、この世界では当たり前のことで憲兵になり、内地で安全に暮らしたいがために皆、訓練兵団時代を頑張っていたのです。
そんなジャンはFlügel der Freiheitさんは「ジャンは、『進撃の巨人』における天野景太ですね。」とコメントで評しています(笑)
つまり、調査兵団の中で唯一凡人の視点で物事を考えられる人物だということですね。
それは憲兵志願していたことからも分かり、第57話でジャンは「俺は…やっぱ御免だぞ 人殺しなんて…」というセリフからも分かりますね。
今回のジャンが自分たちを殺そうとしている憲兵を撃てなかったのも「凡人視点」だからでしょう。
作中ではリヴァイやケニー達や憲兵達はガンガン人を殺していきます。
そんな中で自分が銃を向けられ、その上、自分が銃を持っていても普通なら撃ち返せないでしょう!
ジャンは作中で「普通の人間だったら」という見方をさせてくれますね!
これからもジャンを通して凡人の見方を意識しながら物語を楽しんで行きたいです!
→ 【進撃の巨人ネタバレ59話の考察!「外道の魂」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ57話の考察!「切り裂きケニー」の伏線ポイントまとめ!】
→【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】
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初めてコメントさせていただきます。
私は今年に入って進撃ファンになった新参者です。
こちらのブログには度々お邪魔してましたが
どうしても理解できない事がありまして。
アースさんのお考えを伺おうと思い、勇気を出して質問させていただきます。
(既出でしたらすみません。)
《ケニーは本気で リヴァイを殺そうとしていたのか?》ということです。
リヴァイの命を狙いつつも、本当はリヴァイなら逃げ切れると思いながら
王政の命令、または夢の為に戦っていたでしょうか?
本気でリヴァイを殺そうと思わなければ、中央憲兵組織で エレンとヒストリアを奪う?誘拐する時に
リヴァイ班の「皆殺し作戦」など 計画しないでしょうし
リヴァイに情があるのに、自分の夢の為なら 一時期 一緒に暮らしていた甥さえも殺せるのか?
実は 二ファは 本気で銃で狙ったけど、
リヴァイは わざと 外したのか?
(お手並み拝見といったところでしょうか)
ストヘス酒場で「バンバン!」と言いながら入っていったのも
実は本気で殺そうとしたのではなく
お手並み拝見、逃げ場、逃げる隙を作ってあげたのか、とさえ思いました。
(実はそうであって欲しいと思ってますが。)
ケニーは 最初は 夢の為ならリヴァイを本気で殺そうと思っていたけど
最期になり ウーリの気持ちがわかった時に リヴァイを殺す事に意味がない、リヴァイに情があった事を思い出したのか、
どちらなのだろう?
と考えると 夜も眠れません(嘘です、実はぐっすり寝てますが、笑)
何話のどの辺とか書いてなくて 解りにくい文章ですみません。
是非 アースさん、または他の方のご意見もお伺いしたいです。
PICAさん!
コメントありがとうございます!
>《ケニーは本気で リヴァイを殺そうとしていたのか?》ということです。
これは読み返す時に今でも管理人アースも考えてしまいます。
>(実はそうであって欲しいと思ってますが。)
ケニーは本気で殺そうとしていないと思いたい気持ちは分かります!(笑)
ただまさにこの回のケニーが「おおいなる目標のためなら殺しまくりだ」「お前だっててめぇのためなら殺すだろ」と言い
リヴァイが「ああ」と言ってケニーをライフルで撃つシーンではお互いがお互いを本気で殺そうとしているように見えますね。
アッカーマン一族と言うのは、自分の夢や目標、大事なものに対しては人を殺すことにためらいを感じない血統なのかなと思います。
ケニー、リヴァイ、ミカサはそうですよね。
目標や大事なものにまっしぐらというのが共通しています。
なのでケニーとしても自分の夢が一番であり、その為にはリヴァイの命を奪う気持ちはあったのでしょう。
ただ、その中でも「これくらいならヤツは何とかしてくるだろう」という気持ちくらいはあったのではないかと感じる場面はあります(笑)
69話「友人」で巨人化注射を叩きつけた時に見せた、ケニーのリヴァイに対する気持ちが本当なのだろうと管理人アースは思っています。
「あとは任せた」って見えませんか?
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
アースさん、お返事ありがとうございます!
(感激♪)
ケニーの、リヴァイに対する 殺意
→本当はこうであって欲しい、という事に
共感していただき ありがとうございます。
さて、69話で ケニーがリヴァイに注射器を叩きつけた時の気持ち、
私も「あとは任せた」と 言っているように 思えました!
もう少し掘り下げると、その前に 皮肉っぽく ケニーがリヴァイに
「お前はなんだ? 英雄か?」と尋ねますが
私は ケニーこそ深層心理の中で 英雄になりたかった(大いなる目標のひとつ)のだと思います。
その英雄になりたかった夢ごと、リヴァイに託した気がします。
それではまた、コメントさせていただきますね(^_^)
PICAさん!
コメントありがとうございます!
> ケニーこそ深層心理の中で 英雄になりたかった
>その英雄になりたかった夢ごと、リヴァイに託した気がします。
あ~、なるほど!
納得できますね!
そう考えると、やっぱりケニーはリヴァイのことを息子のように思っていたんでしょう!
「ハ、バカが…ただの…兄貴だ…」と言っているケニーの顔が、少し悲しそうに見えるんですよね…
ホントは「オヤジだ」と言いたかったんじゃないかなと思います。
ちなみに、69話の「みんな何かに酔っ払ってねぇと やってらんなかったんだな…」のシーンは良いですよね!
これはこの回の、58話の「単純だが実際人生を豊かにしてくれるのは『趣味』だな」に通じる言葉ですね。
夢、野望、趣味、英雄、酔っぱらい…色々な言葉を駆使して伝えようとしているケニーの思いは
64話の「寿命が尽きるまで息してろって?それが生きていると言えるのか?」に詰まっていますね
これほど魅力的なキャラクターも、なかなかいないですよね!
ケニーについての考察もしているので良かったら見てみてください!
→【ケニー・アッカーマンまとめ!】
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース
いよいよ 『西部劇』が、本格的に始まりました。
銃撃戦、強奪劇、人質救出戦、交渉劇…
こうした ウェスタンものを、作者はやってみたかったのだと
思われます。 (ケリーは憲兵ではなく、保安官みたいですが?)
巨人が出なくても、王政やケリー率いる中央憲兵が 強大な
巨人に思えてくる。 その世界観の描き方こそが、この作品の
キモではないかと思います。
おおぞらバードさん!
コメントありがとうございます!
>こうした ウェスタンものを、作者はやってみたかったのだと
思われます
確かにそうですね!
ケニーの「バンバン!!」なんで正にそうですね!(笑)
>その世界観の描き方こそが、この作品のキモではないかと思います。
無知性巨人よりも、人間の心にこそ、本当の巨人がいるような
そんな怖さを感じますね。
それは、王政幹部や中央憲兵だけではなく、リヴァイ、ハンジ、ジャン、アルミンの中にもいるのではないか?
エゴを通すためには、敵に銃を向ける。
気持ちは分かりますが、それは故郷組と同じ事ですよね。
彼らにも壁を壊さなければいけない事情があるわけでしょうし…
そんな事を考えさせられる「王政編」ですね。
またコメントよろしくです!
管理人アース
「どチビなりに成長していたらしい」と言うケニーの顔が本当に嬉しそうで…。
ろくでもない自分には父親なんて無理だと言いつつも、彼なりに兵長を愛し、可愛がっていたことが窺えますよね。
もっと二人の会話が見たかったです。
兵長の寝室掃除係さん!
コメントありがとうございます!
>彼なりに兵長を愛し、可愛がっていたことが窺えますよね。
ですよね~。
ケニーの言葉の端々に感じられますね。
このケニーという人物は殺人鬼であり、目的のためには手段を選ばないですが
非常に魅力的な男ですよね!
惜しい人物を亡くしました(泣)
またコメントください!
よろしくです!
管理人アース