アルミン・アルレルト

進撃の巨人アルミンの名言集まとめ!ゲスいけどジークを救う美しい世界も

エレン、ミカサに次ぐ「進撃の巨人」メインキャラクターであるアルミン。

頭脳派な彼からは、数多くの名言が登場しています。

そこには我々の日常にも反映できる「リアルな名言」もありますし、逆にアルミン目線から見えるフィクション的な美しい言葉もあります。

さらにゲスい名言まで(笑)

図抜けた頭脳を持っていると分かる、切れ味鋭い数々の名言。

アルミン・ワールドを見て行きましょう!

◆進撃の巨人アルミンの名言集まとめ!

第5話「絶望の中で鈍く光る」でのアルミンの名言

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「進撃の巨人」第5話「絶望の中で鈍く光る」より

「二人にとって僕は守られる存在なんだ」
「二人のように強く…肩を並べてこの世界を生きていきたかった…」

アルミンの根本にあるコンプレックスを表しているセリフです。

アルミンは体力がなく戦場で足手まといになることを非常に気にしています。

ただ、座学はずば抜けており、その判断力をエレンとミカサは完全に信じ切っています。

アルミン自身は第11話にてそれを自覚し、二人に答えるために精一杯命がけで努力をします。

彼の向上心の根本にあるのはこのコンプレックスであり、それが他のキャラクターと違い親近感を感じさせる原因になっていると思われます。

アルミンというキャラクターを表わしている素晴らしい名言です!

第27話「エルヴィン・スミス」でのアルミンの名言

大事なものを捨てることができる人

「進撃の巨人」第27話「エルヴィン・スミス」より

「何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人は、きっと…大事なものを捨てることができる人だ」

エルヴィン団長やピクシス司令など、人の上に立ち人々の未来を決める人間に求められる事を的確に表わしている名言です。

これは一般社会でも人の上に立つ人間には求められる物だと、管理人アースは思っています。

そして、アルミンもそれを実行します。

その時に次の名言が出ました!

第49話「突撃」でのアルミンの名言

「何を…何を捨てればいい?僕の命と…他に何を捨て去れば変えられる!?」
「他に何を…」

エレンがライナー、ベルトルトに奪われエルヴィン団長の腕は食いちぎられてしまい、絶体絶命の状態から未来を変えるために「何を捨てれば良いのか」を自問自答した時に出た、アルミンの名言です。

彼が出した答えは「人間性」でした。

エレンを救うために人としては吐いてはいけないウソをつきます。

そして、彼の吐いたウソのおかげでエレンを救い出すことに成功し、彼自身は「ゲスミン」という名誉あるニックネームを付けられます(笑)

しかし、彼は人間性を捨てるという彼なりの判断によって状況を変えることが出来ました。

これはアルミンなりの答えを求める、真剣な彼の姿を表した素晴らしい名言となっています。

第82話「勇者」でのアルミンの名言

「進撃の巨人」第82話「勇者」より

僕がエレンに嘘ついたことあった?

シガンシナ区決戦編で自分の命を犠牲した上での作戦を考えついたアルミン。

それをエレンに気付かれたと察し、言及させないこの名言を言います。

夢と公に心臓を捧げたアルミンの覚悟と共に頭の良い切れ味鋭いアルミンの表現が光る、素晴らしい名言となっています。

第116話「天地」でのアルミンの名言

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「進撃の巨人」第116話「天地」より

感動…致し…ました

イェレナからエルディア安楽死計画を聞いたアルミンの反応です。

もちろん安楽死計画に感動した訳ではありません。

この計画にエレンが協力する訳がなくエレンに別の目的(始祖の力を発動)があると確信しての、ゲスミン演技となっています。

単純に、ホッとした表情をしたりニヤッとせず、涙を流しながらこのように言うのはアルミンらしいですよね!

アルミンの相変わらずなゲスミンさが感じられる、素晴らしい名言となっています(笑)

第118話「騙し討ち」でのアルミンの名言

「進撃の巨人」第118話「騙し討ち」より

エルディア人が子供を一切作れなくなる事をエレンが望んでいるって

みんな本気でそう思ったの?

「感動致しました」が、ゲスミン発言だったという裏付けとなる名言。

イェレナの計画を聞き「エレンの目的が別にある」と確信したアルミンが皆に問うこの言葉は、ジャンやコニーよりもエレンを深く理解し信じている事を表しています。

確定ではありませんが、おそらくミカサよりも。

この発言が登場するまであまり活躍が無かったアルミンですが、この言葉をキッカケにアルミンらしさが戻ります。

ミカサよりもエレンとの付き合いが長いアルミンの理解の深さを表し、さらに地鳴らし以降も続くアルミンの活躍が始まるキッカケとなる素晴らしい名言となっています。

第134話「絶望の淵にて」でのアルミンの名言

「進撃の巨人」第134話「絶望の淵にて」より

エレン もう一度質問させてくれ

「君のどこが自由なのか」って

エレンとの直接対決を宣言するアルミンのセリフ。

もともとのアルミンは、エレンとミカサと肩を並べて進んでいく事が夢でした。

そして諫山先生からはキャラクター名鑑にて、いずれエレンと決別すると明かされていました。

さらに、最後の風景でイメージされていたこの場面。

以前から示されていた、アルミンが絡むこの3つの伏線が全て回収された場面のセリフと言えます。

エレンと対等に肩を並べたアルミンがエレンに正面から対決を挑む、最終場面と分かる「最後の風景」のシーンでした。

エレンに対する宣戦布告と言えるこのセリフは、まさにアルミンにとって諫山先生が用意していた大回収名言と察せられます。

第137話「巨人」でのアルミンの名言

「進撃の巨人」第137話「巨人」より

僕はここで

三人がかけっこをするために

生まれてきたんじゃないかって…

ジークを動かし、地鳴らしを止めるキッカケとなったアルミンのセリフ。

ジークの言う「全ては無意味だ」という言葉は、ひとつの真理です。

そしてアルミンのこの言葉も、ジークの真理を覆す答えにはなっていません。

しかし少なくともジークに生きる意味、生まれた意味を感じさせた。

これがこの言葉の偉大さだと思います。

生きる意味とは何なのか?

ジークの考えもひとつの真理ですしアルミンの言葉が正しいという訳ではないですが、「進撃の巨人」では数少ない心が救われるセリフのひとつとなっています。

ミカサの「残酷だけど美しい世界」の「美しい側」を表す、アルミンが見ている美しい世界を表す名言だと感じられます。

◆進撃の巨人アルミン名言集から見える世界を考察

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「進撃の巨人」第32話「慈悲」より

アルミンは体力が無いことにエレンとミカサに対して引け目を感じており、そのコンプレックスにより、二人に認められようといつも精一杯努力をしています。

その答えが「人間性を捨ててでも未来を変える」というもので、そのおかげで調査兵団は何度も彼に助けられることになります。

今回の名言まとめから、アルミンの向上心の根本が見え、それは誰もが持っているようなコンプレックスでした。

アルミンの共感できるキャラクターの理由がここにありますよね!

最終的にはエレンと肩を並べ、さらに彼を止める役割を担う事になります。

それまでにはゲスい汚い考え方をする場面もあります。

時には笑っている事を隠す為に嘘泣きをする場面も登場していました。

それでもアルミンから見える世界は、決して救われる事が無いだろうと思われたジークを救う名言が飛び出すほど美しいものでした。

これって、何だか我々読者も救ってくれるような名言であり世界が見えますよね!

今回の名言まとめで、今まで以上にアルミンが好きになりましたよ。

最後の最後までアルミンを応援しよう、と決めたアースでした!\(^o^)/

アース
アース
もうすぐ発売になる139話を読み「この瞬間の為に生まれてきたんじゃないかって」たぶん思う。

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