今回の第57話では「進撃の巨人」の世界での、大きな謎が明らかになる回となっています！
どのような伏線が回収される回なのでしょうか？
検証してみましょう！
◆第57話「切り裂きケニー」の見どころ！
リヴァイ班のアジトから、エレンが思い出した記憶が書き留められたメモを持ってエルヴィンの元を訪れた、ハンジの登場シーンから始まります！
エレンの手紙から推測したハンジの考えは「レイスはエレンを食う気だ」というものでした！
ここからハンジの巨人化能力についての考察が明かされます。
その結果、巨人化能力は捕食することにより移行するという考えであり、エレンが持っている叫びの力も同様だというものでした！
これは衝撃の展開でした！
ただ、ハンジの「そんな不憫な所があのかわいさの一つでもあったんだろうな…」という感想はいかがなものかと思いましたが（笑）
そしてそれを普通にスルーするエルヴィン！（笑）
こんなやり取りが日常的にあるのだろうなと感じさせます（爆）
そこにエルヴィン団長に中央第一憲兵から組織殺人容疑で出頭命令が出されていると知らせが来ます。
それはリーブス会長の殺人容疑でした。
憲兵に連行される前に、リーブスの遺体に「この無念…私が必ず」と誓うエルヴィン団長のシーンにはカリスマがガンガン出ていました！
そして組織殺人容疑がかけられたエルヴィンと同様にリヴァイも指名手配されていました。
ちなみにこの文字は壁内文字で「シメイテハイ」のようです！
そして拉致されたエレンとヒストリアを追っているリヴァイ達の前にケニーが派手に登場し、57話は終わります。
◆第57話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ！
57話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう！
◆ポイントから見る伏線考察！
現在では確定していますが、巨人化能力が捕食されることにより移行するという設定は、この時のハンジとエルヴィンの会話にて明らかになりました。
この巨人化能力が移行するのであろうという伏線は、ユミルがマルセルを捕食したことにより人間に戻り、巨人化能力を得ていることからも張られており、おそらくはそうであろうと考えられてはいました。
その設定は、ここで完全に確定しました！
そして第49話で鎧の巨人ライナーがエレン達に巨人を投げつけていることが「巨人にエレンを食わせ、エレンの能力を移行させるためではないか」というハンジの考察も素晴らしいです！
50話でアルミンが言った「エレンが食われてもいいっていうのか！？」というセリフの伏線回収にもなっていますね。
→ 【進撃の巨人ネタバレ50話の考察！「叫び」の伏線ポイントまとめ！】
このハンジの考えを聞いたエルヴィンはエレンと同じように、なぜヒストリアが狙われるのかという疑問をハンジに問いました。
これも現在ではヒストリアが狙われている理由が「レイス家の最後の血族」だからだと分かっており「レイス家の血統でなければ真の巨人の力が発揮されないから」だと分かっていますが、この時のエルヴィンの問いは、その伏線となっています。
そして、殺人容疑をかけられたエルヴィンが出頭するために部屋から出ようとする際に「次の調査兵団団長はハンジ・ゾエ お前だ」と次期調査兵団団長に指名しています。
これは、今後のハンジが判断に困らないよう、動きやすくするための言葉とも取れますが、命を懸けているエルヴィの覚悟も感じられる言葉ですね。
そして物語の今後の展開でエルヴィンが調査兵団団長を退く時が来た場合の伏線にもなっています！
次期調査兵団団長と言われたハンジはエルヴィンに「ピクシス司令との交渉は？」と聞き、エルヴィンは「…決裂した 司令には頼るな」と言っています。
もちろん第61話でエルヴィンとピクシス司令の話し合いがどのようになったのかが明らかになり、決して決裂した訳ではないのが分かっています。
ここでハンジに嘘を吐いたのは何故なのでしょうか？
これは61話で分かりますが、今後の壁内の未来を王政に任せるべきなのかを試そうと決めたのが、エルヴィンとピクシス司令の話の内容でした。
なので、ここでハンジが「ピクシス司令との交渉は？」という質問をしている時点で、話の内容をハンジは知らないということが分かります。
つまり、エルヴィンは王政の本音を見て壁内の未来を任せられるのかどうかを確認するまではハンジにピクシス司令と接触して欲しくはなかったのでしょう。
それは自分の命を懸けているような策なのですが…
このハンジに吐いた嘘は自分の命を懸けて王政を試すための嘘となっています！
伏線ではないですが、エルヴィンの覚悟を感じさせる嘘となっていますね！
そして57話最後のシーンで中央憲兵団隊長の切り裂きケニーが登場します！
この切り裂きケニーと一緒に暮らした時期があるとリヴァイは話します。
この事実の詳細は第69話「友人」にて明らかになりますが、ここでのリヴァイの告白はその伏線と言えますね！
あの素晴らしい色々な伏線の回収話に繋がる伏線となっています！！
この回は、はっきり言ってかなり地味な回と言えます。
しかし、巨人能力が移行するという、とても重要な事実が明らかになる回ともなっています！
→ 【進撃の巨人ネタバレ58話の考察！「銃声」の伏線ポイントまとめ！】
→ 【進撃の巨人ネタバレ56話の考察！「役者」の伏線ポイントまとめ！】
→【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ！】
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私は、ハンジはもっと多くの秘密を知っているものと
思っていました。
ユミルの素性や、入隊の経緯などについて。
このあたりは、ハンジより上の方で 謎を握っていると
思われますが…
ところで、前回から 二ファという アルミンとよく似た
キャラが登場します。
ヒストリアを女王に据える計画を述べた女性で、
ハンジの部下だとか。
それが呆気なく、顔を削がれて死んでしまいます。
恐らく、アルミンと顔が似ていて、読者からも指摘が
あり、それで顔が削がれてしまったのか…？？？
気の回りそうな良いキャラだったので、もったいない
と思うのです。
おおぞらバードさん！
コメントありがとうございます！
＞このあたりは、ハンジより上の方で 謎を握っていると思われますが
どうでしょうね～(・_・;)
ユミルの入隊経緯などは謎になっているかもしれませんよ。
出身地も適当に書いても分からないようですし…ライベルアニからも察せられます。
＞気の回りそうな良いキャラだったので、もったいないと思うのです。
この作者はちょっと目立たせてから死亡させる傾向があります。
なので、「「もったいない」「可愛かったのに」と思わせることが目的でしょう。
例えば最近急に登場した分隊長達はやばいですね！
間違いなく華々しく死亡するでしょう！（合掌）
またコメントよろしくです！
管理人アース