グリシャ・イェーガーは主人公エレンの父親で、シガンシナ区では名医として知られています。
そしてグリシャは巨人化能力を有しており、レイス家を皆殺しにしています。
しかし、何が目的でそうしたのかは分かっておらず、第1話から登場しているのにも関わらず謎ばかりの人物と言えます。
ここで、プロフィールからグリシャを考察してみましょう!
◆グリシャ・イェーガーとは?

グリシャのプロフィールです!
| 項目 | 内容 |
| 名前 | グリシャ・イェーガー |
| 身長 | 182cm |
| 体重 | 78kg |
| 誕生日 | ? |
| 年齢 | ? |
| 居住地 | シガンシナ区 |
| 目的 | ? |
| グリシャの由来 | ロシアの男名 |
| イェーガーの由来 | ドイツ語またはスペイン語で狩人 |
公式ガイドブックデータ

医術:10
行動力:10
謎:11
家族愛:8
街での信頼:10
(「公式ガイドブック抗」より)
グリシャと言えば「謎」ですよね!(笑)
回想シーンとはいえ、何回も登場しているのですが、その割には何も明らかになっているようには見えません。
「進撃の巨人」の謎の中心にいる人物は間違いなくこのグリシャでしょう!
現在最新話77話にて名前が判明したジーク戦士長との関係、レイス家との関係が明らかになった時に、グリシャの目的が少しは判明するでしょうか?
その時が今から楽しみです!(^o^)
◆管理人アースによるグリシャのオススメ名場面!

グリシャの名場面と言えば第1話「二千年後の君へ」でしょう!
見てみましょう!
第1話の名場面!

それを見たグリシャはエレンになぜ調査兵団に入りたいのか訊きます。
エレンは「一生壁の中で過ごすなんて嫌だ!!」「今までに死んだ人達の命が無駄になる!」と答えます!

それを聞いたグリシャはカルラに「人間の探求心とは誰かに言われて抑えられるものではない」と言い、エレンに「帰ったら…ずっと秘密にしていた地下室を…見せてやろう」と言います。

この場面自体は別に盛り上がるシーンでもなく、熱いシーンでもありません。
ただ単純に、調査兵団に入りたいというエレンの気持ちを父グリシャは認めてくれたのだなと感じるだけの場面です。
管理人アースも、初読の時には何も気にしませんでした。
しかし、第1話から存在が明らかになっているこのグリシャの地下室は、未だにどのような場所なのか、何があるのか明らかになっていません。
ただ、そこにはおそらく巨人の謎があり、世界の真相に迫るデーターがあると思われています。
現在最新話77話でもグリシャの地下室を目指し調査兵団は故郷組と戦っており、エルヴィン団長は地下室に自分の目的があることを確信しているようです。
そのグリシャの地下室の存在は、このシーンにて登場しただけで、後にはエレンの回想シーンで第10話にこのように登場しただけです。

この第1話のシーンから何年も魅了し続けるグリシャの地下室は間違いなく「進撃の巨人」最大の謎のひとつです!
現在最新話のシガンシナ区奪還作戦を含め、全てはこのシーンから始まったのと言っても過言ではないでしょう!
そのような理由で、このシーンを名場面に選びました!
◆グリシャの経歴まとめ!

プロフィール考察でも述べましたが、グリシャは第1話から登場しているのにも関わらず謎ばかりの人物と言えます。
これまで分かっている事柄をまとめてみましょう!
これくらいでしょうか?
いろいろ分かっているようですが、グリシャが何者なのか?何が目的だったのかがはっきりしませんよね(・_・;)
それではここから考察してみましょう!
◆グリシャの目的は何だったのかを検証!

グリシャが何者で目的は何だったのかを考える上で、最も大きな謎なのはレイス家襲撃ではないでしょうか?
なぜグリシャはレイス家を襲撃したのか?
ここから考えたいと思います!
グリシャの目的は何なのか?

【進撃の巨人アニの父親の正体は壁内出身の真相は?】でも書いていますが、壁ドンと調査兵団壁外調査、グリシャのレイス家皆殺しが同じタイミングで起きたのは偶然過ぎると思います。
この記事ではアニ父がスパイであり、故郷組に壁外調査の日にちを教え、さらに心変わりをしてグリシャに壁ドンの日を教えたという考察で説明しています。
なので、この考察通りとすると、グリシャは第1話でウォール・シーナに診療に行くと言っている時点で、この日に壁ドンがあることを知っていたという事になります。
つまり第1話の時点でグリシャは、レイス家襲撃をすることを決心しているのです。
そして、帰ったら地下室を見せてやるとエレンに言っています。
その時にグリシャはレイス家の「巨人の力」を手に入れている予定ですし、つまりは「帰って来たら地下室を見せて、巨人化能力から世界の真相全てを教えてやる」と意味になります。
【進撃の巨人】地下室には何がある?グリシャの謎を検証!でも書いていますが、管理人アースはグリシャの地下室はレイス家の礼拝堂地下空間のような感じになっているのではないかと思っています。
それは歴代のレイス家当主が巨人の力を継承した場であり、グリシャの地下室も同じような役割を持っているのではないかと考えています。
つまりグリシャは第1話で「帰って来たら地下室を見せてやろう」と言っていた時点で、グリシャは地下室でエレンにレイス家の巨人の力を継承させるつもりだったのではないかと考えられます!
結局はシガンシナ区が陥落し、地下室ではなくトロスト区の山奥で自分を捕食させて巨人の力は継承された訳ですが、エレンに全てを継承させる事は初めから決めていたのかもしれません。
もともとは壁ドンに間に合うように帰り、エレンに巨人化能力を引き継ぐ予定だったのでしょう。
しかし、何かしらのトラブルで間に合わなかったのだろうと考えられます。
ただ、もともとの予定通りに、壁ドンに間に合いエレンに巨人化能力を引き継いがれていたとしても、巨人化能力を引き継いだばかりのエレンが故郷組を止められたのでしょうか?
これについては、カルラとグリシャの地下室が鍵になっていると思います。
壁ドンに間に合っていれば、カルラは助かっているはずです。
カルラにはカルラ・レイス説で取り挙げられているような、隠された謎があるのかもしれません。
その謎に含まれた力により、巨人化能力を得たエレンだけでも、カルラが助力すれば故郷組に勝てるとグリシャは考えていた可能性もあります。
もしくは、グリシャの地下室には自分を捕食させずにエレンを巨人化させ、レイス家の巨人の力を継承させる方法があったのかもしれません。
そうだとすれば、グリシャはエレンと共に故郷組を戦うつもりだったのかもしれませんね。
もしこの考察通りだとすれば、壁ドンが起こると知ったグリシャは、エレンと共に故郷組と戦うために、レイス家から巨人の力を奪ったということになりますね!
こちらの方が説得力がありそうです!
「巨人の頂点に立つ力」をレイス家が持っている以上、壁内人類は故郷組に勝てず間違いなく滅びるとグリシャは判断し、レイス家を説得しようとしたが叶わず襲うことになったのだと思います。
そして、エレンと共に故郷組と戦おうとしたが間に合わず、シガンシナ区が陥落し地下室に行けなくなったのでエレンに全てを託し自分を捕食させたのです。
なぜ自分が巨人化し地下室を目指さずエレンに託したのかはカルラ・レイス説くらいしか今のところは思い付かないですね。
つまりはレイス家の巨人の力はレイス家血統者しか使えず、エレンがレイス家血統者なのでエレンに託したという考えです。
この辺りはグリシャが「地下室に行けば真実が分かる」と言っているので、地下室にて判明すると思われます。

ちなみに「使い方は彼らの記憶が教えてくれるだろう」は、自傷行為にて巨人化する「使い方」だと考えられます。
エレンは手を噛み切って巨人化します。
グリシャはメスを使って巨人化していました。

いっぽうフリーダは手を噛み切っています。

エレンの巨人化のやり方はフリーダと似ていますね!
つまりエレンの巨人化のやり方は初代王の記憶から教えてもらったと思われます。
グリシャの言う「彼らの記憶」とは、「初代王の記憶」であり、「初代王達」が教えてくれたということでしょう!
話は戻し、グリシャの目的がエレンと共に故郷組と戦うことだったのだと分かりました!
それでは次に、グリシャとは何者なのでしょうか?
グリシャとは何者なのか?

【進撃の巨人ネタバレ77話考察!「呪われた歴史」の真相は?】でも書きましたが、グリシャは100年以上前の巨人開発者の一人であり、おそらく人類同士の戦い(人種間、例えば西洋人と東洋人の戦い)の中でグリシャは生物兵器としての無知性巨人を作り上げた一人であると考えられます。
しかし、何らかのトラブルで自らが無知性巨人になり、ユミルのように壁外を彷徨っていたと管理人アースは考えています。
そして、シガンシナ区近辺で巨人化能力者を捕食し人間に戻ったのでしょう。
もしかしたら、捕食された巨人化能力者は「叫びの力」を持っていたのかもしれません。
それはキース団長の「キースと出会った際は極端に巨人との遭遇率が低く、グリシャは記憶障害があった。」の記述から想像出来ます。
グリシャは数十年間無知性巨人として壁外を彷徨い、自分たちがどれほど酷い事をしていたのかを痛感したはずです。
そしてカルラと出会い、エレンをもうけて壁内人類として生きていくことを決めたのです。
そこへ、アニ父から自分がもともと所属していた故郷組が壁内人類を襲いに来る事を知ります。
壁内の医療活動で知ったレイス家を説得しようとするが、失敗。
その後は前述の通りです。
グリシャの正体は壁外故郷出身の無知性巨人開発者であり、壁内人類を守ろうとして果てたカルラとエレンを愛し守ろうとした一人の父親だったのではないでしょうか?
あくまで一考察ですし、ほとんど妄想に近いですが、それが分かった時のエレンの反応がどのようなものになるのかが、気になりますね!
そして、本当にグリシャの地下室の真相が明らかになるのが楽しみです!
そこには一体何があるのでしょうか?
最後に兵長の寝室掃除係さんのグリシャの地下室の考察を紹介します!
◆グリシャの地下室の真相と第1話タイトルの考察!

兵長の寝室掃除係さんがコメントにて面白い考察を書いてくれました!
今回のシガンシナ区奪還作戦は成功し、エレン達は地下室へ行きます。
そこにはグリシャが言っていた「力の使い方は彼らの記憶が教えてくれる」という言葉通りに、2000年前に何らかの形で保存した何者かの記憶が薬品のような形で残っていて、エレンはそれを摂取する事で、その者からのメッセージを脳内に受け取る。
そこから、「2000年後の君(座標を持つ者)へ~」という、2000年前に記憶を残した者による、2000年後の君へ語りたかった事実が語られるのではないでしょうか?
つまりループではなく、第一話から地下室に行くまでの物語の全ては、地下室で2000年前の記憶に触れたエレンの回想である。
2000年前に記憶を残した者による、2000年後の君へ語りたかった事実が語られるという内容は面白いですね!
第1話のタイトル「二千年後の君へ」とグリシャの地下室を絡めた面白い考察です!
「力の使い方は彼らの記憶が教えてくれる」と最後のエレンの回想シーンだったという予想は分かりませんが、地下室で二千年前の記憶に触れ、世界の真相が分かるようになっているというのはあり得そうな気がします!
兵長の寝室掃除係さん!ありがとうございました!
本当にグリシャの地下室に何があるのか気になります!
ぜひ明らかになる前に、当サイトにて真相を当てたいですね!\(^o^)/
【追記】
第85話「地下室」にて、グリシャの地下室が判明し、グリシャが壁外から来た人物であること明らかとなりました!
85話最新画バレ「地下室」考察あらすじ感想!にて詳しく書いてあります。
見てみてください!
→ 【グリシャが治した20年前の伝染病って何?】
→ 【【進撃の巨人】地下室には何がある?グリシャの謎を検証!】
→進撃の巨人ネタバレ1話の考察!伏線ポイントまとめ!
→ 【進撃の巨人ネタバレ71話確定と画バレから伏線を考察!】






