エレン争奪戦編の最終話となる50話には、全作中の中でも最大の伏線が登場します!
この50話は、考察好きな「進撃の巨人」ファンにとっては神回と言えるのではないでしょうか?
一コマも見逃さず、検証してみましょう!
◆第50話「叫び」の見どころ!
カルラ・イーターを見たエレンの回想シーンから始まります!
母親カルラが巨人に捕食される場面を思い出しているところで現実に戻ります。
カルラ・イーターがエレンに襲いかかる所をハンネスが登場し助けます!

カルラを見捨てて逃げたことを悔いていたハンネスは、再びカルラ・イーターに会えたことに喜び、カルラ・イーターを倒そうと立ち向かいます!
ジャン、アルミンもハンネスに続こうとエレンの元へ向かいますが、鎧の巨人が投げつけてくる巨人が邪魔をして辿り着けません。
エルヴィンは体力が無くなり途方に暮れている所へ、鎧の巨人が向かって来ながら巨人を投げつけます!
鎧の巨人が投げつけてくる巨人は、調査兵団を壊滅へと向かわせます。
そして、ハンネスはカルラ・イーターに捕食され、半ネスになってしまいます!(泣)
ハンネスを助けようとしたエレンですが、体力が回復していないのか巨人化が出来なく、泣きながら自分の無力さを嘆きます。

そんなエレンにミカサは「そんなことないよ」と励まし、死を覚悟したかのようにエレンに「生き方を教えてくれてありがとう」「マフラーを巻いてくれてありがとう…」と涙を流しながらお礼を言います。

この時のミカサの可愛さは反則です(笑)
そんなミカサにエレンは立ち上がって「そんなもん、何度でも巻いてやる」と言い、叫びながらカルラ・イーターに殴りかかります!

エレンかっこいい!!(笑)
エレンの拳はペチンとカルラ・イーターに当るとエレンは振りぬき「アアアアア!!」と再び叫びます。

すると大量の巨人がカルラ・イーターに襲いかかり、食い殺します!
それを見たライナーは「座標が最悪の奴の手に渡っちまった…」「取り返さねぇと…!」とエレンに向かうとエレンは「来るんじゃねぇ!!」と叫ぶと巨人たちが今度はライナーに向かい集まり、襲いかかります!
その様子を見たエルヴィン団長は「撤退せよ!!」と皆を撤退させます!
鎧の巨人と共にいたベルトルトは襲いかかって来る巨人に捕まりそうになりますが、そこにユミルが駆けつけ助けます。
ライナーとベルトルトとユミルはシガンシナ区の壁の上に避難し、ユミルがライナー達の手土産になり、故郷に行ってやるとベルトルトに告げ、終わります。
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◆第50話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第50話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
エレンとミカサを守るためにカルラ・イーターと戦っているハンネスに加勢しようとジャンとアルミンは駆けつけようとします。
しかし鎧の巨人が巨人を投げつけてくるため、巨人が邪魔になり迎えません。
ただ、巨人がエレンの方へ行くとエレンも食べられてしまうためライナー達にとってもマズイはずだとアルミンは思い「何でだ…ライナー!?」「エレンが食われてもいいっていうのか!?」と言っています。

このシーンはライナー達が求めているものはエレン自身ではなく、エレンの中にある「座標」であることの伏線となっています。
この伏線が回収されるのは第57話「切り裂きケニー」でのハンジの説明です。
「巨人化の能力が食った相手から継承されるのであれば…エレンの叫びの力も同様かもしれない」「エレンは器であって交換可能な存在なんだ」との説明により、この時のアルミンの「食われてもいいっていうのか!?」の伏線はハンジの説明により回収されます。
初読では分かりませんが、57話を読んでから読み返すと意味が分かりますね!
正確には「叫びの力」が発動したと言うべきでしょう!
このあたりは【猿の巨人が座標を求める真の理由とは?獣の巨人の目的を検証!】にて詳しく考察しているので省きます。
「座標」についても今まで考察していますので、今回はこの発動シーンから、気になる所をチェックしてみましょう!
【猿の巨人が座標を求める真の理由とは?獣の巨人の目的を検証!】で発動前にミカサが何かを見ている事を考察していますが、その直後にミカサは「エレン」と呼びかけエレンは起き上がりますが、このエレンの反応はちょっとおかしくないですか?
ちょっと詳しく見てみましょう!
ビックリしたように「ッ!?」と言葉を詰まらせながら、ガバッと起き上がります。

その後もミカサの顔を信じられないような表情で見ているように見えます。

この時のエレンは何にビックリしているのでしょうか?
ここからは半分妄想になりますが(笑)エレンはこのシーンの前に「母さんオレは何もできないままだったよ!!」とカルラ・イーターを倒せずハンネスを見殺しにしたことを母に向かってに悔いています。
その後ミカサにエレンと言われて驚いていることから、もしかしたらこの時のミカサの「エレン」は母カルラの声になっているのではないでしょうか?
なのでエレンはビックリしてガバッと起き上がったのではないでしょうか?
なぜミカサが母親の声になったのかは、東洋の一族の末裔という設定とその直前に何かを見つけたようなコマがあることから妄想を働かせました(笑)
しかし、そう考えると全てのコマがしっくりとしますね!
ループだけではなく、ミカサには何か特別な力がありそうです!!
この考察が正しいのかどうかは、アニメが放送されれば確認出来ます!
【アニメ2期の配分を予想!】で考察していますが、来年放送の2期アニメの1クール目は、この50話まで放送されると予想しています。
当サイトの予想通り50話が放送されれば、このシーンのミカサの声が確認出来ますね!
2期アニメの放送の楽しみが増えましたね!(笑)
そして最後ライナー、ベルトルト、ユミルがシガンシナ区まで逃げ切ったシーンがあり50話は終わりますが、この最後の4ページ分はコミックスにて加筆された話となっています。

この加筆にて4ページ割かれたため、12巻は巻末ウソ予告がありません。
逆に言えば、作者は巻末ウソ予告を無くしてでも、この4ページを加えたかったということでしょう。
そこには何があるのでしょうか?
このシーンが加わる事で「ライナーとベルトルトが故郷に帰るであろう」という事と「ユミルの死の予感」が加わります。
つまり「ライナーとベルトルトの再登場」の可能性を残し、ユミルの再登場の可能性は低いのではと読者に思わせるために加えたのだと考えられます。
もちろんユミルが何故ベルトルトを助けに行ったのかの理由を判明させることが一番の目的でしょうが(あくまでユミルが調査兵団に協力し簡単な謎解きをさせてしまわないようにという作者都合の理由では無い(笑))ライナー、ベルトルト、ユミルの今後を読者に想像させやすくするためでもあると思われます。
現在の最新話ではライナーとベルトルトは再登場していますが、ユミルは登場していません。
この時のライナーのセリフ通り、ユミルは「助からなかった」のでしょうか?
管理人アースはユミル再登場を信じています!
いつになるかは分かりませんが、ユミルは数々の伏線を回収するために再登場するでしょう!
今回は現在の全作中で最も大きな謎「座標」が登場しました!
この謎が解かれる時、物語は急展開することは間違いないでしょう!
この回の伏線が回収されることが待ち遠しいです!!
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