エレン争奪戦編から王政編へと向かう第51話「リヴァイ班」には大きな伏線回収があります!
どのような伏線回収があるのでしょうか?
検証してみましょう!
◆第51話「リヴァイ班」の見どころ!
ライナー達からエレンを奪い返した調査兵団は、鎧の巨人たちから逃げ切り、壁の上に避難します。
エレンは自分が攫われたために多くの団員が死亡し、負傷していることを知り落ち込みます。
エレンの気持ちに気付いたジャンが「お前を取り戻すために死んだ人達を…活かすか殺すかはお前次第なんじゃねぇのか?」と励まします(笑)
ジャンの言葉に戸惑いながらも「ありがとうなジャン」と礼を言いエレンは前向きになります!
自分で励ましておきながらもお礼を言われてビクッとするジャンはウケますね!(笑)
その後ハンジの調査により、ラカゴ村のコニーの実家に寝そべっていた巨人がコニーの母親だと判明します。
この時のコニーの気持ちは察せられます(泣)
そしてそれは巨人の正体が人間であることを意味します!
この事実が判明した時のリヴァイ、ハンジの気持ちは想像を絶しますね…(・_・;)
最後に新しいリヴァイ班が104期生の面々であることが描写され終わります!
◆第51話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第51話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
ヒストリアはアルミンに心配されながら「クリスタ!?…まだ」と言われ、「違うよ 私の名前はヒストリア」と言い直します。
その後にも「クリスタはもうやめたの もうどこにもいないの」と繰り返し言い直しています。
これはこれから始まる王政編においてヒストリアの名前が非常に重要な要素であるので強調しているのだと思われます。
その流れでクリスタという名前が「子供の頃読んだ本の女の子」であることが明かされます。
この「子供の頃に読んだ本」は第54話「反撃の場所」の冒頭のヒストリアが見た夢の中で登場します。
夢の中でヒストリアの義姉フリーダに本を読んでもらっているヒストリアが登場しますが、この読んでもらっている本の画が今回のヒストリアが思い出している本の画と同じです。
この事から幼い頃にフリーダから読んでもらっていた本の登場人物の名前からクリスタ・レンズという名前が付けられていたのだと57話で明らかになりますが、今回のシーンは、その伏線となっています!
その後、場面は変わり、エルヴィン、リヴァイ、ピクシスがハンジの調査報告を受けるシーンになります。
ハンジの報告により、コニーの家に寝そべっていた巨人がコニー母であり、巨人の正体が人間であることが明らかになります!
コニーの家に寝そべっていた巨人の正体がコニーの母親である伏線は数々あり、特に第38話での「オ…アエリ…」が一番大きな伏線であったと思います。
今回のハンジの報告は、この伏線が回収されるシーンとなっています!
38話の伏線から51話での回収となっており、なかなかのロングパスとなっていますね!(笑)
最後の伏線ポイント考察は、巨人の正体が人間であることが分かった時に見せたエルヴィンの笑顔です。
今まで殺してきた巨人の正体が人間だと分かり、さすがのリヴァイも凹み気味でした。
そのような事実を聞いて見せたエルヴィンの笑顔に、そのリヴァイも引き気味です(笑)
このエルヴィンの笑顔の理由は第55話「痛み」にて明らかになります。
55話でエルヴィンはピクシス司令に自分が調査兵団に入った動機、人生の使命となった「父の仮説の証明」について語ります。
それは壁内人類の記憶が王家により改竄されていることを証明することです。
エルヴィンはエレンの巨人の力を操る叫びの力を目の当たりしています。
巨人の正体が人間であるならば、その力で人間の記憶も操れるのではないかと思い付いたのでしょう。
つまりエルヴィンにとっては、巨人の正体が人間であると言う事は「壁内人類の記憶が王家により改竄されている」という父の仮説の証明に近付いたことになるので、思わず笑ったということです。
エルヴィンにとっては巨人の正体が人間であることが嬉しかったのです!(・_・;)
しかしこれまで多くの巨人を殺してきたエルヴィンにとって、巨人の正体が人間である事はショックのはずです。
そのショックよりも父親の仮説の証明に近付いたことの喜びの方が大きいとは、どれほどの使命感なのでしょう?
ちょっと普通の神経では理解できませんね。
しかし、この時リヴァイは「てめぇが調査兵団やってる本当の理由はそれか?」と言っており、エルヴィンの目的に気付いているようです。
つまりリヴァイはエルヴィンの気持ちが理解できるのでしょう!
一般人には付いて行けないですし、ハンジも付いていけてません(笑)
しかし、このエルヴィンの異常なまでの使命感は第72話のエルヴィンのこのセリフを理解する上では重要ですね。
今回のエルヴィンの笑顔は55話で明らかになるエルヴィンの使命を読むと意味がわかる伏線となっています!
このエルヴィンの使命は今後の物語でも重要な要素になりそうですね!
ただ、エルヴィンの使命である父親の仮説の証明は第63話にて達成させられています。
つまり、72話での使命感は「父親の仮説の証明」についてでは無いということになります!
では、現在最新話のエルヴィンの目的は何なのか?
これについての考察は【エルヴィンの腕は再生するのか検証!巨人化する?】にて「巨人化することではないか?」と考察していますので、見てみてください!
第51話も大きな伏線回収と伏線が仕掛けられていました!
次回からの王政編も伏線を見落とさないよう、読み込んでいきましょう!
→ 【進撃の巨人ネタバレ52話の考察!「クリスタ・レンズ」の伏線ポイントまとめ!】
→ 【進撃の巨人ネタバレ50話の考察!「叫び」の伏線ポイントまとめ!】
→【進撃の巨人の現時点までの未回収となってる伏線まとめ!】
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ちょっと待て!
クリスタの「だったはず…」の下の絵
悪魔にりんごを渡してない?
そのような意味にも見えますよね。
これは、まだ謎ですよ(・_・;)
管理人アース
返信ありがとうございます。
「あの場面でコニーがどう感じたか」というのは、「エルヴィンの笑顔を見て、コニーがどう感じたか」ということです。また言葉が曖昧になってしまって申し訳ないです。
さて、エルヴィンの父は、人類が記憶を改竄されたこと以外にも、息子のエルヴィンにいろいろ教えていると思います。このことは、何らかの形でエルヴィンの夢と関わっていると思います。
個人的には、エルヴィンの夢が「世界の真実を知って、父のような先生になり、父が教えられなかったことを子供達に教えてあげたい」とかだったら良いなあと思うんですが(笑)でも、それは絶対に有り得ないと思います。エルヴィンの周囲の人の雰囲気から察するに、そんな明るい夢ではないでしょう。
さて、「なぜ王は、壁内の大多数の民族の記憶を改竄できるのか?」という問題ですが、これは大多数の民族が改造人間だから、と私は推測しています。
もしも人間の記憶が改竄されるとすれば、それは超自然的な現象です。しかし私は、『進撃の巨人』の世界では、現実世界と同じような物理法則が成り立っていると思っています。あまりにも現実離れした現象は設定していないと思うわけです。
物語として最も合理的に説明できる設定の1つが、改造人間であるという設定だと思います。改造人間といえば、機械的なイメージがあるかもしれませんが、この場合は、どちらかと言えば遺伝子的な操作が影響していると思います。そして、それが子孫に伝わるという類のものかもしれません。
今回は、これに関する詳しい考察は割愛しますが、やはり私は「壁内の大多数の民族は、通常の人間ではない」と推測しています。
本題からずれますが、私は数か月前、『夜ノヤッターマン』っていうアニメを見ていました。このアニメでは、普通の人ではなく側近の将軍たちが改造人間(機械的)でした。そして、やはり記憶は改竄されていました。このアニメでも、人々が知らない真実の歴史の存在が描かれていました。全部で12話だけでしたが、充実したストーリーだと思っています。
『進撃の巨人』ではどうでしょうか。伝染病もストーリーのカギになっているとは思いますが、いくら物語とは言え、伝染病で記憶改竄は起こらないと思います。伝染病には別の意味があるような気がします。
興味深い説があれば、紹介してくだされば嬉しいです!私の推測内容に関する指摘も歓迎します!
Flügel der Freiheitさん!
コメントありがとうございます!
>改造人間であるという設定だと思います
新しい考察ですね!
ただ、記憶改竄は間違いなく初代王によって行われています。
そうなると、どうやって大多数の人類を改造人間にしたかが次の考察段階になりますね。
巨人化の薬のように水に混ぜたて遺伝子操作をしたか…(まだ巨人化の薬も推測の段階ですが)
新しいですね!
またコメントよろしくです!
管理人アース
エルヴィンの「夢」…うーん、なんなんでしょうか?
ところでわたしは「エルヴィン父子の仮説」についての仮説を抱いています。それは、「人類は記憶を改竄されたのみならず、肉体をも改変されてしまった」というものであります。それでは、肉体の改変とはなにか?
簡単にいうならば人類はみな潜在的には巨人である、ことです。たとえば生物の脱皮には、脱皮を促すホルモンとそれを抑制するホルモンとの均衡関係の変化がみられます。人類もまた巨人化と人間状態の維持との微妙なバランスのうえにおかれてしまった、と。つまりある種のストッパーをはずせば、誰もがかんたんに巨人化するのであります。ただしそのストッパーがなんなのか、それをいかに解除するのかは、よくわかりません。今のところは、何らかの薬物的なものを注射するとか、経口摂取するという方向で考えるしかありませんが、まったく別の方法の可能性もゼロとはいえませんでしょう。だからこそ獣の巨人は、コニーの出身地の人々をおそらくは短期間に一斉に巨人化することができたのではないでしょうか。あるいはもっと妄想をたくましくすれば、ストッパーは時限的なものだとし、たとえばおよそ100年で人類はみないっせいに巨人化するのだともいえるでしょう。始祖の巨人の継承者に何度巨人の殲滅を訴えても聞き入れられなかった理由もここにある、と。「いやまぁ、もうすぐみんな巨人になっちまうわけだし…。それまでは楽園をつくってあげましょうよ」
ただし人類すべてが潜在的な巨人ではないのかもしれません。記憶の改竄が可能な多数派の種族だけがやがてほっておいても巨人になり、他の少数の種族(レイス家だのアッカーマンだの)は注射なりなんなりの方法でしか巨人にならないのかもしれません。
だとしても、なぜ大多数の種族は巨人にさせられるのでしょう? ザックレーの「拷問」を受けていた旧王政側の人間が気になる台詞をはいていました。「お前に流れているのはドレイの血だ」と。うーむ。じゃ、多数派の種族を巨人化させてなおかつドレイにして、いったい何が達成されるというのでしょうか……?
Peanut2さん!
コメントありがとうございます!
>簡単にいうならば人類はみな潜在的には巨人である
これ、面白い考察ですね!
自然に巨人化してしまうというのは新しい発想ではないでしょうか?
>だとしても、なぜ大多数の種族は巨人にさせられるのでしょう?
種族というよりも、昔にほとんどの人類が巨人化の伝染病にかかり遺伝したとしたらどうでしょうか?
そして、伝染病にかからなかった、もしくは抗体が出来たのがアッカーマン一族であり、東洋の一族であった。
なんてのはどうでしょう?
ありえるかもしれませんね!
>「お前に流れているのはドレイの血だ」
これは「記憶が改竄される血族である」ということではないでしょうか?
簡単に奴隷に出来てしまうという意味かと思います。
面白い考察ありがとうございます!
またコメントよろしくです!
管理人アース
…先ほどのコメント、かなり読みにくい文章になってしまいました。すみません。
ジャンは、『進撃の巨人』における天野景太ですね。天才や変人の多い調査兵団において、唯一凡人の視点で考えたり行動したりすることのできる人物です。
しかもジャンは、基本的には、自分の正直な思いをしゃべるタイプの人物です。ですから、彼の言動はとても分かりやすいです。
そういうわけで、考察が大好きなアースさんでさえ、ジャンに関しては滅多に考察していませんね。まあ、仕方ないでしょう(笑)私にとっても、ジャンが考察の対象になるのは稀ですね。
しかし、彼は非常に魅力のある人物ですし、凡人であるが故に共感しやすい部分も沢山あると思います。たとえ考察の対象にはならなくても注目していきたいと思います。
さて、個人的には、あの場面でコニーがどう感じたかが気になります。不信感を抱いても不思議でない状況ですよね。
…まあ、そのことは読者の想像に任せるということなのかもしれませんが。
エルヴィンの夢が巨人化であるという説に関しては…。うーん、どうでしょうか?個人的には、もうちょっと根拠が欲しいのではないかと感じるところではありますが…。
そもそも、なぜ巨人になりたいのでしょうか?単なる嗜好の問題でしょうか?確かに、ザックレー総統も奇妙な嗜好を持っていたわけですが…。エルヴィンも、巨人になりたいという奇妙な嗜好の持ち主だということなのでしょうか?
エルヴィンが今まで、巨人を姿やしぐさを見て、憧れを抱くシーンがあったというわけでもありませんし…。そもそも、エルヴィンのような賢い人物が、あえて馬鹿な巨人になりたがるというのは、どうしても理解に苦しむわけです。
…しかしながら、「エルヴィンの夢が巨人化ではないとすれば、何なのか?」という疑問に関して、私は良いアイディアを持っているわけではないのですね。それが悩ましいところです。単純に、「世界の真実を知ること」あたりが無難だとは思いますが…。やっぱり、ハッキリしたことは言えないと思います。
ただ、私は、エルヴィンにとって「夢」と「使命」は別物であるのではないか、と推測しています。エルヴィンは非常に使命感が強い人物であることは疑いようがないことでしょう。エルヴィンは、王政によって処刑されそうになったときも最後まで人類のことを考えていますし、これまでの調査兵団での活躍を考えても、明らかだと思います。しかし、同時にエルヴィンは、幼い頃からの夢も持っているわけです。革命に成功した後、エルヴィンは夢と使命の間で板挟みの状態にあったと考えられます。
…まあでも、こういう板挟みに悩んだりするところが人間らしくて、かえって良い感じがします!女型の巨人編では、エルヴィン団長は完全無欠の人物だと感じましたが、王政編では人間らしい部分も現れていて、とても興味深いです。
長文の割には、考察の量が少なくて申し訳ないです。ただ、キャラクターの性格や心理が奥深く描かれているのが、王政編の大きな魅力の1つだと思います。
Flügel der Freiheitさん!
コメントどうもです!
>凡人であるが故に共感しやすい部分も沢山あると思います。
ジャンは最も凡人であり、作者も一番共感しやすいキャラだと言っていましたね。
確か映画実写化の際に作者がジャンを主人公にしたいと言ってたとのことでしたし、
一番天野景太なのでしょう(笑)
確かに考察の対象にはなりにくいですね(笑)
ただ、マルコの死の謎が再浮上した時には一番活躍しそうです!
その時を待ちましょう(笑)
>ただ、私は、エルヴィンにとって「夢」と「使命」は別物であるのではないか、と推測しています。
これ面白いですね!
「使命」は「人類の未来」であり夢は「巨人化」でしょうか?
ただ、通して読んでみると「エルヴィンの夢が巨人化であっても筋は通る」という描き方がされています。
展開次第ではそのように持っていけるということです。
可能性は低いと思っていますが…(ー_ー;)
王政編はある意味「エルヴィン編」ですよね。
エルヴィンの魅力が大きく花開きました!
これからのエルヴィンも注目ですね!
またコメントよろしくです!
管理人アース
天野景太って……(笑)
他のアニメの名前はだしちゃ駄目でしょう?
(違ってたらすみません!)