進撃の巨人

進撃の巨人ネタバレ考察!太陽が西から昇り東に沈む真相!

他サイトにて「進撃の巨人で太陽が西から昇り東から沈むシーンが描かれている」との指摘がありました。

もしそれが本当ならば、「進撃の巨人」の世界観を揺るがす伏線ではないでしょうか?

実際どうなのでしょうか?

検証してみましょう!

◆作中での太陽が描かれている場面からの検証!

では、作中から太陽が昇り、沈む方角を検証してみましょう!

8巻第34話での太陽が描かれているシーンからの検証!

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「進撃の巨人」第34話「戦士は踊る」より

まず、ストヘス区が描かれており、ストヘス区は東側に突出している区です。

ストヘス区の先端が東だとすると太陽は北東に沈んでいるように見えますね。

ちなみにこの後ハンジとモブリットの会話のコマでも太陽は描かれており、やはり北東に太陽は沈んでいます。
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今回のシーンでは太陽は北東に沈んでいるという事になります。

間違いなく意図的に描かれていますよね。

10巻第40話での朝日が昇るシーンからの検証!

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「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

ここでは方角がはっきりとは分かりませんが、朝日が昇るシーンが描かれています。

場面はウトガルド城の屋上で、一箇所壁が欠けている場所がありますね。
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「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

赤丸で囲ってある場所ですが、だいたい、この方角から日は昇っています。

この欠けている場所は、この出っ張りとは正反対にあるのが分かります。
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「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

で、この出っ張りは元々この部分ですが、獣の巨人が壁外へ行った方角から見ると、左側を向いているのが分かり、つまり出っ張りとは反対にある欠けている部分は反対なので、見えないですが、右側にあることになります。
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「進撃の巨人」第40話「ユミル」より

ということは、獣の巨人が壁外へ行った方角が分かれば、日が昇った方角が特定できます。

獣の巨人はシガンシナ区へ去って行ったと思われますので、南側へ移動して行ったと思われます。

ただ、真南であればシガンシナ区へ行くことになりますが、獣の巨人が登った壁にはシガンシナ区を表す突出した壁がありません。

それに38話「ウトガルド城」にてハンジがウトガルド城は南西の壁近くにある古城であると說明しています。

南西にあるウトガルド城の近くを通って壁に移動していることから、獣の巨人は南西の壁から移動したと推測できます。

南西から移動した獣の巨人から見てほぼ正反対の位置に屋上が欠けている部分があると推測されるので、北東から昇っていたことになるでしょうか?

ただ、他サイトにてこのウトガルド城のシーンでは「西から日が昇っている」とのコメントがありましたので、自信がありません(ー_ー;)

もしこのシーンから西側から昇っていると解釈出来るのであれば、当サイトのコメントにてアドバイスお願いします!m(__)m

第48話「誰か」での日が沈むシーンからの検証!

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「進撃の巨人」第48話「誰か」より

第47話でエレンが「あと1時間もすれば日没だ…」と言っている時間で、鎧の巨人は巨大樹の森を抜け逃げるシーンがあり、その先には沈む寸前の太陽が描かれています。

ライナー達は獣の巨人を追っかけて逃げているはずですから、獣の巨人が去って行った方角に走っているはずです。

ということは、鎧の巨人が走っている方角にある太陽の方角は南西のはずです。

この時のシーンでは太陽は南西に沈んでいることになります。

第67話「オルブド区外壁」の日が昇るシーンからの検証!

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「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」

第67話でオルブド区外壁が描かれている画に日が昇るシーンが描かれています。

オルブド区は北側に突出した区ですから西から日が昇っているということが分かりますね。
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「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」

このコマでは東側の外壁の外に影があるので日が西から昇っていることが分かります。
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「進撃の巨人」第67話「オルブド区外壁」

間違いなく西から日が昇っています。

第72話での日没シーンからの検証!

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「進撃の巨人」第72話「奪還作戦の夜」より

72話の一コマ目に日没シーンが描かれています。

南側に突出しているトロスト区から見て左側に日が沈んでいることが分かります。

ということは南東に日が沈んでいることになりますね。

最後のコマでも日没シーンがあります。
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「進撃の巨人」第72話「奪還作戦の夜」より

ライナーとベルトルトはシガンシナ区の入り口でエレン達調査兵団が来るのを待っているわけですから北側方向を向いており、太陽は東側に沈んでいることが分かります。

ここでは太陽は東側に沈んでいますね。

73話での日が昇るシーンからの検証!

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「進撃の巨人」第73話「はじまりの街」より

エルヴィン達調査兵団がシガンシナ区の入り口から攻め入る時に朝日が昇るシーンが描かれています。

真南に位置するシガンシナ区へ向かっているわけですからエルヴィン達は南へ向かっており、そのエルヴィン達に右側から日が差しています。

ということは、太陽は西から昇っていますね。

そして、ハンジが信煙弾を打ち上げているシーンでは外側の最南端の外門の穴が描かれており、向こう側から日が差し影が出来ています。
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「進撃の巨人」第72話「奪還作戦の夜」より

やはりここでも西側から日が差していますね。

◆検証結果からのまとめ!

それでは、これまでの検証をまとめてみましょう!

  • 第34話…北東に日没
  • 第40話…北東から朝日
  • 第48話…南西に日没
  • 第67話…西から朝日
  • 第72話…南東に日没
  • 第73話…西から朝日
  • 第74話…北西から朝日
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    「進撃の巨人」第74話「作戦成功条件」より

  • 第75話…西から朝日
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    「進撃の巨人」第75話「二つの戦局」より

  • 第85話…西から朝日
  • 以上のような検証結果となりました。

    ただ、第40話と第48話は壁の位置からの考察ではないので、イマイチ信用性がありません。

    第34話、第67話、第72話、第73話の考察は壁と日が同じコマで描かれているので、ここから考察してみましょう!

    ここから考えられるのは、西から日が昇り東へ沈んでいるということになりますね!

    これはリアル世界とは真逆になっています。

    作者の作画ミスでしょうか?

    そうなるとただ単にアラ探しということになってしまいます!(―_―;)

    そこで、ここでもうひとつ、検証してみたいことがあります。

    第73話でハンジが「月光の巨人」対策のため、新月を選んで作戦を決行したと言っていました。

    そして第39話のウトガルド城編の時は、ほとんど満月でした。

    ここで計算してみましょう!

    【追記】
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    「進撃の巨人」18巻表紙より

    18巻表紙も西から昇る太陽が描かれています。

    18巻表紙の考察まとめ!太陽が西から昇ってる真相!にて詳細が書いてあります。

    さらに85話「地下室」では、一見東から太陽が昇っている描写が登場しています。
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    「進撃の巨人」第85話「地下室」より

    ただ、これも西から昇っている太陽の描写でしたが!

    85話ネタバレ考察!東から昇る太陽を考察!にて考察していますので、見てみてください!

    ◆73話の新月の日を作者は計算していたのか検証!

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    「進撃の巨人」第73話「はじまりの街」より

    73話の新月の日を、作者はキチンと計算して描いていたのでしょうか?

    73話は、第3話のトロスト区奪還作戦の日から115日目です。

    そしてウトガルド城攻防戦の日は、トロスト区奪還作戦の日から39日目でした。

    つまり、満月であった39日目から新月の73話まで76日経っていることになりますね。

    満月から76日経つと新月になるのでしょうか?

    満月から満月までは29.5日満月から新月まではその半分で約15日です。

    ということは59日で満月になっており、そこから15日で新月ですから、74日で新月ですね。

    ウトガルド城が完全に満月の日ではなく、2日くらいずれていたとしても全くおかしくありません!

    つまり73話の新月の日は39話のウトガルド城編の日から完全に計算されて作られていたのです!

    作者のトコトンこだわった緻密な計算が感じられます!

    なので、こちらも絶対の信頼を持って考察が出来ますよね!(笑)

    ◆東から西へ沈む太陽の意味とは!?

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    「進撃の巨人」第46話「開口」より

    月齢計算をキチンと考えている作者が、ミスで西から太陽を昇らせることは無いであろうことが分かりました(笑)

    では、どのような理由から西から太陽を昇らせ、東から沈ませるのでしょうか?

    ちなみに別冊マガジン2013年9月号の作者への一問一答コーナーでは「北側にも巨人はいますが、南側を狙われることが多いため、住人は少し気楽だったりします。そのため寒くて生活は大変だけど、北側に住みたいと思う人たちは少なくないんですよ。」と答えています。

    太陽は逆から昇り沈んでも北は寒いのですね。

    現在最新号の2015年10月号の一問一答コーナーでは「壁の中の世界ではあ台風などの天災はありますか?」という質問に「僕らの住む世界とあまり変わりはないですよ。」と答えています。
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    別冊マガジン2015年10月号より

    太陽を逆の西から昇らせているシーンを描いている73話が掲載されている10月号で「僕らと住む世界とあまり変わりはない」と答える諫山先生は憎いです(笑)

    逆にする意味があるのでしょうか?

    逆といえば、作中の文字もカタカタを逆さまにしていますね。
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    「進撃の巨人」第1話「二千年後の君へ」より

    これは、第1話からの設定でした。

    もし、この逆さまの文字と同じ意味で、これらが何かしらの意味のある伏線であるならば、作品の一番最初からの伏線となります!

    これらの反対にすることに何か意味があるのでしょうか?

    太陽も文字も逆にしながら、僕らの世界とあまり変わらない。

    この意味は現在のところ「現実とあまり変わらない世界だが、現実の世界ではない」という事しか分かりませんね。

    しかし、後々重要な伏線になるのかもしれません!

    頭の隅に入れておきながら、物語の展開を待ちましょう!

    【追記】

    88話「進撃の巨人」あらすじ考察!の諫山先生の一問一答にて太陽が西から昇る理由は「鏡合わせの世界」だからと説明がありました。

    確認してみてください!

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