エルヴィン・スミス

進撃の巨人エルヴィンの正体は?父の仮説の証明って何?

「エルヴィン団長の正体はリヴァイ兵長が決めたのかを考察!」を追加更新しました!

第2回キャラクター人気投票でリヴァイ兵士長に次ぐ2位という大人気のエルヴィン団長ですが、あまりに切れ者過ぎて正体を怪しんでしまう事があります。

ここでエルヴィン団長の正体を検証してみましょう!

◆エルヴィン団長の目的とは?

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「進撃の巨人」第55話「痛み」より

言わずと知れたエルヴィン団長は、調査兵団団長です。

調査兵団に入った目的は、第55話のピクシス司令との会話で出て来ます。

そこでは「107年前に人類は王によって統治しやすいように記憶を改ざんされた」という父の仮説を証明することが、エルヴィンの人生の使命になったと語っています。

第62話ではエルヴィンの迷いと本音とが見て取れます。

クーデターを成功させたザックレー総統との会話で「人よりも…人類が尊いなら…」王政に全てを託すべきだったのではないか、と話しており、あまりの責任の重さにエルヴィンの迷いが見えます。

その後のザックレー総統との会話で自分が最も優先するべきことを思い出し、「私には夢があります」「子供の頃からの夢です」と教師である父に質問をしている回想シーンが描かれており、自分の使命は父の記憶改ざんの仮説を証明することだと吹っ切れたように見えます。

◆エルヴィン団長の正体は?

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「進撃の巨人」第62話「罪」より

数々の作戦を考え指揮し実行するエルヴィン団長のカリスマ性と切れすぎる頭脳には、時に裏があるのではないかと勘ぐってしまいます。

裏を勘ぐられ過ぎ「エルヴィン黒幕説」という説まで、ネット上では出回っています。

しかし、そんなエルヴィンでも幼かったとはいえ自分の発言のせいで父を失った悲しみは一生消えず、エルヴィンを苦しめていることが察せられます。

達成しても父は帰ってきませんが、その苦しみを薄めるには「父の仮説の証明」くらいしかエルヴィンに出来ることは無いのでしょう。

なので、第55話と第62話でエルヴィンが語った「父の仮説の証明」という夢は本当の気持ちなのだと思われます。

しかしそのために実行したクーデターは、あまりにも重い決断を強いられました。

成功した後にエルヴィンが語った「人よりも…人類が尊いなら…」発言からも、エルヴィンの苦しみが感じられます。

その発言を受けてザックレー総統が「君の使命は相変わらず辛いな」「死んだ方がはるかに楽に見える」と返している程です。このエルヴィンを見ると裏があるとは思えず、本当に人類全体の未来を考え動いているように見えます。

このような姿が、人気投票2位を得るのでしょう!

エルヴィンの正体は「人類の未来を考え父の仇を討つ」カリスマ団長なのだと管理人アースは考えます!!

◆エルヴィン団長の正体はリヴァイ兵長が決めたのか考察!

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「進撃の巨人」第76話「雷槍」より

ここまでは2年前の5月に書いた記事でしたが、当時エルヴィンについてはいろいろ考察していました。

特にエルヴィンの正体に関しては、死亡したシガンシナ区決戦の最後の最後まで謎であり、死亡する場面まで考察され続けてきました。

彼の本当の目的は、彼自身が第80話「名も無き兵士」でリヴァイに語ったように父親の仮設の答え合わせをする事であり、彼の正体は、その為の世界の真相を求める「個人的な目的の為に戦ってきた」団長でした。
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「進撃の巨人」第80話「名も無き兵士」より

その個人的な目的が調査兵団団長の目的と一致していたため、彼はその頭脳をフルに活かされ活躍したため、稀代の名団長としてその名を歴史に残すであろうと察せられます。

ただエルヴィンが第80話での最後の選択で使命を捨て、個人的な目的に走り、一人でグリシャの地下室に行っていたらどうだったでしょうか?

獣の巨人に追い詰められた調査兵団を見捨て、あのまま地下室に行っていたら…

名団長のまま、その生涯を終える事はできなかったでしょう。

その後には獣の巨人にエレンを連れ去られ、壁内は絶体絶命になったと思われます。

そうならなかったのは、リヴァイがこの時に、「夢を諦めて死んでくれ」と、ハッキリとエルヴィンに告げたからだと考えられます。
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「進撃の巨人」第80話「名も無き兵士」より

この言葉だけを取ると、とんでもなく酷い言葉を投げかけているように感じられます。

ましてや上官に対してであり、そのように考えたら、とんでもない発言です!

しかし、この言葉が個人的な目的に走ろうとし迷っていたエルヴィンに決断をさせました。

最後まで「名団長」として生涯を終える決断をさせたと察せられます。

そしてこの決断が、エルヴィンが「答え合わせ」が出来ないまま死亡するルートへ向かう、ひとつの大きな選択となりました。

そのため、彼の真の目的であった答え合わせをすることは叶わず、死亡してしまう展開となりました。

しかし、エルヴィンにこの決断をさせたリヴァイの言葉をエルヴィンは「助かった」と思わせ感謝している事は84話での、リヴァイに言われた後にエルヴィンが言った「ありがとう」で分かります。
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「進撃の巨人」第84話「白夜」より

エルヴィンも、自分が最後まで公に心臓を捧げた名団長としての自分を保ちたいと思っていたのでしょう。

その気持を後押しし、叶えてくれたリヴァイへの感謝の気持ちから自然に出た、感謝の言葉だと感じられますよね!

そして、団長である以上終わらない地獄から救ってくれた、とも感じたと思われます。

エルヴィンの正体は「個人的な目的の為に戦ってきた」団長でしょう。

しかし、その行動は最後まで公に心臓を捧げた「名団長」であり、そうさせたのは最後まで彼の右腕であったリヴァイ兵長だと分かりますよね!

エルヴィン団長の正体は、「リヴァイ兵長の支えによって「稀代の名調査兵団長」であり続けられた、素晴らしい団長だった」と分かった考察でした!\(^o^)/

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