エレン・イエーガー

進撃の巨人エレンが巨人化できたのはなぜ?理由を考察!

「巨人化の練度についての最新考察」を追加しました!

エレンが巨人化出来るようになった理由は、グリシャの注射によるものではないかと以前から噂されていました。

第62話「罪」にてグリシャの記憶が明らかになり、やはりグリシャの注射により巨人化したことが判明しました。

ここで改めてエレンの巨人化能力を考察してみましょう。

◆巨人化するための条件

巨人化

「進撃の巨人」第12話「偶像」より

一言で言うと「はっきりとした目的を持ち、自傷行為を行う」ということでしょう。

「巨人になる」目的で巨人化しようとしても出来ないのは、第25話「噛みつく」でのハンジの実験で明らかになっています。

そしてはっきりとした目的を意識しなければ、巨人化出来ないことも分かっています。

第32話「慈悲」にて、正体がアニであると分かった女型の巨人と戦うことにためらいがあり、エレンは巨人化出来ませんでした。

このように、巨人化するには条件をクリアすることが必要であり、巨人化するにも熟練度が必要なようです。

◆巨人化能力には熟練度が存在する!?

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「進撃の巨人」第25話「噛みつく」より

エレンは、はじめて巨人化した時の記憶が、いっさい残っていませんでした。

そして2回目の巨人化した際は、いきなりミカサに殴りかかり、その後は自分の頭を殴り倒れてしまいます。

しかし、その後復活してからは意識を保ったまま役割を果たし、大岩にて壁の穴を塞いでいます。

そして、ハンジによる2度目の実験では、3回巨人になっています。

明らかに以前よりも巨人化することに慣れており、熟練しています。

これは、アニやユミルなどとエレンを比べると分かる通り、巨人化能力には熟練度による差が出来るようです。

◆エレンが硬質化できなかった理由「巨人の種類」

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「進撃の巨人」第66話「願い」より

ハンジの2度目の実験にて、エレンが硬質化できるか実験をしましたが、出来ないことが分かりました。

この時の失敗の理由は熟練度が足りないから硬質化が出来ない可能性もあったのですが、巨人になる注射には種類があり「鎧の巨人」や「超大型巨人」などになるための薬が存在する事が、最近の連載から予想できます。

まだまだ巨人化能力には謎が残されていますが、徐々に解明されてきています。

ますます、これからの展開に目が離せないですね!

◆巨人化の練度についての最新考察!

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「進撃の巨人第53話「狼煙」より

ここまでの記事は2年前の3月に書いた考察ですが、90話まで進んだ現在でもこの条件は変わっていませんね。

明確な巨人化の目的と、自傷行為という条件は変わっていません。

そして、巨人化に練度があるのは間違いないでしょう。

ここでの考察にて取り挙げられた、第53話でのハンジの2度目の実験では巨人化3回目のエレンは10mにも満たない巨人化しかできませんでした。

しかし、第81話で明らかになっているエレンの巨人化実験では、3回目の巨人化でもキチンと巨人化ができる事が分かっています。
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「進撃の巨人」第81話「約束」より

明らかにスペックが上がっていますよね!

ここからも、巨人化に練度が存在するのは間違いないと思われます。

そして2年前の考察では、硬質化能力に関する考察から「鎧の巨人や超大型巨人になる注射が存在するのでは」と予想しています。

つまり、硬質化能力を体得するのは練度ではなく、「注射の種類」によって決まるのではないのかと考察していたのです。

この時、他の記事かコメントで「チョウオオガタ・フーバー」という注射液もあるのでは?と書いた記憶があります(笑)

それを摂取すれば、超大型巨人になれるのではと考えたのです(笑)

これは、エレンが硬質化能力を得られた理由が、「ヨロイ・ブラウン」の注射液摂取によるものだったので、自然な発想でしょう。

しかし、第75話でのライナーの「2ヶ月で硬質化を身に付けたヤツを…」というモノローグを見た時に、「硬質化能力は練度でも身に付けられるのでは」と感じました。
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「進撃の巨人」第75話「二つの戦局」より

そして現在では、知性巨人は9つのみである可能性が高いと思われており、鎧の巨人の能力は巨人化注射の種類ではなく「9つの巨人の種類」なのではと考えらています。

ここから、「超大型巨人」と「鎧の巨人」は注射や能力の種類なのではなく、9つの巨人の種類なのだと思えますね!

つまり、硬質化能力は巨人の能力のひとつであり、鎧の巨人から派生した能力だと考えられます。

ただし、摂取してもすぐに使いこなせられるという事ではなく、ハンジと実験を繰り返し練度を上げたことにより、使いこなせられているのだろうと、ライナーのセリフからも感じられますよね!

ここから結論としては、硬質化能力は注射液摂取だけでは使いこなせなく、練度を上げることにより体得できる可能性があるという事になります。

そう考えると、ここからは予想ではなく妄想になりますが、もしかしたら、超大型巨人の蒸気攻撃も注射を摂取し、練度を上げる事により発揮できるようになるかもしれないですよね。

エレンゲリオンが蒸気攻撃をしている場面を妄想すると…ちょっと見てみたいですよね!(笑)

◆「超大型」は能力ではないのか?

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「進撃の巨人」第79話「完全試合」より

超大型巨人には「蒸気攻撃」という能力があり、「超大型」というサイズは能力ではないのではとこれまで考えてきました。

つまり、超大型は能力ではなく「容姿」なのではと考えられるのです。

別記事で「巨人の能力は継承されるけれど、容姿は継承しないのでは」と考察した記憶があります。

ここから、超大型が「容姿」なのであれば、「蒸気攻撃」は継承されるけれど、「超大型」は継承されないということになりますね。

この考察が正しければ、アルミンには「蒸気攻撃」は継承されるけれど、「超大型」は継承されないということになります。

これは、アルミンが巨人化すれば明らかになるので、アルミンの巨人化展開が楽しみです!\(^o^)/

しかし、いっぽうで、「超大型巨人」といえばベルトルトだけではなく、壁の中の巨人が全て超大型巨人であることが分かっています。
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「進撃の巨人」第34話「戦士は踊る」より

何体の巨人が壁の中にいるのかは分かりませんが、86話では「幾千万の壁に潜む巨人が…」と言われており、千万単位の巨人で壁が構成されている可能性があります。

ここで、これまでの考察を踏まえると疑問に感じるのが、超大型が容姿だとするならば、同じ容姿をした巨人が千万単位で存在することになります。

たまたま同じ容姿になる巨人が、千万単位でいるのは不思議ですよね!

グリシャ巨人とエレンゲリオンの容姿が全く違うことからも、巨人の容姿が血統に反映されないことも分かっています。

となると、やはり「超大型」は能力であり、「ヨロイ・フーバー」と同じように「チョウオオガタ・フーバー」のような注射があり、千万単位の無垢の巨人に注射し壁にしたということでしょうか?

◆「蒸気攻撃」は「超大型能力」による産物だった!?

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「進撃の巨人」第81話「約束」より

81話「約束」で、超大型巨人の蒸気攻撃は、超大型巨人の肉を消費して行われている事がアルミンにより説明され、明らかとなっています。

ということは、超大型巨人の蒸気攻撃は、その体格ありきで可能にしているということになります。

つまり、超大型巨人の「超大型」は能力であり、その能力から蒸気攻撃が生まれていることになりますよね!

ここから、鎧の巨人から「硬質化能力」の注射が生まれているように、超大型巨人から「超大型能力」の注射が生まれている可能性が出てきます。

ということは、アルミンは超大型巨人に…(・_・;)

超大型巨人が継承されるのかどうかは、予想が難しいですね…

アルミンの巨人化、本当に楽しみになってきました!\(^o^)/

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