チェンソーマン

【チェンソーマン】かわいい悪魔・ポチタの正体とは?契約理由や死亡について

ポチタ
アース
アース
アース大好きポチタについて解説させていただきます

2022年秋アニメで注目を集めている作品、それが『チェンソーマン』です。

呪術廻戦』や『進撃の巨人』の制作を担当したMAPPAが手掛けたこともあり、放送前から大きな話題となっていました。

そこで本記事では、アニメ『チェンソーマン』に登場するキャラクターポチタについて紹介します。

その可愛らしい見た目とは裏腹に、とんでもない過去を隠しているので注目です。

ポチタプロフィール

ポチタは、子犬のような見た目をしたかわいらしい悪魔です。

小さくてコロンとしていてとても愛らしいキャラクターですが、特徴的なのはその額から縦にチェーンソーの刃がむき出しになっていること。

何故そんな姿をしているのかについて詳しくは後述します。

ちなみに尻尾はチェーンソーのエンジンをかけるために引っ張るスターターロープになっています。

性別や誕生日は公開されていません。

この後詳しく解説しますが、ポチタはすぐに亡くなってしまうので登場回数が少ないもののその可愛らしさから、過去に2度行われた人気投票ではどちらも上位に入っていました。

ポチタ声優

アース
アース
美女ですね^^

ポチタの声優を務めるのは、井澤詩織さんです。

井澤さんはこれまでに

  • 「メイドインアビス」ナナチ役
  • 「ドラゴン、家を買う。」ピーちゃん役
  • 「逆転世界ノ電池少女」黒木ミサ役

などを担当しています。

2022年9月19日に開催されたTVアニメ『チェンソーマン』ワールドプレミア舞台挨拶 生配信にて、井澤さんがポチタ役を担当することが発表され話題になりました。

ポチタとデンジの出会い

ポチタとデンジが出会ったのは、デンジが亡くなった父のお墓に連れられてきた時でした。

親の莫大な借金を抱え孤独なデンジと、何故か重傷を負い瀕死のポチタ。

悪魔のポチタを見たデンジは一瞬死を覚悟しますが、死にそうなポチタに自分の血を飲めと腕を差し出します。

そして、デンジがポチタを助ける代わりに、ポチタもデンジを助けるよう契約を持ちかけるのでした。

相棒

一度は死を覚悟したものの、ここで自分も助かろうとするところがデンジらしい!

これにより二人は相棒となり、すぐに意気投合。

それ以来ずっと一緒に支え合って生きていましたが、別れは突然やってくるのでした…。

ポチタの最後はデンジの心臓に

結論から言うと、ポチタはなんと単行本1巻1話の時点で、ゾンビの悪魔に殺されてしまいます。

仲介人に騙され、ゾンビの悪魔に襲われるデンジとポチタ。

このとき、デンジの傷口から流れる血が口に入ったことでポチタは復活します。

復活したポチタは昔デンジに言われた

自分が死んだら身体を乗っ取って、普通に生きて普通に死んでほしい

という言葉を思い出していました。

これはデンジがポチタに語った願いであり、デンジ自身の夢でもあります。

しかしその言葉を思い出した結果、ポチタはデンジの身体を乗っ取るのではなく

デンジに自分の心臓をあげるから代わりにデンジの夢を見せてくれ

と告げ、消えてしまうのでした。

ポチタの正体

子犬のような見た目で、あんなに可愛らしいポチタですが、実はその正体は

チェンソーの悪魔

です。

だから、額からチェーンソーの刃が突き出ていたのですね!

『チェンソーマン』の世界には、数多くの悪魔が登場し様々な名前が付けられています。

そしてこの名前こそが、彼ら悪魔の強さを測るのに重要な情報でした。

悪魔とは

作中で、悪魔は人間が恐れるものの名前を持つほど、強くなるという設定があります。

例えば、第1話でデンジとポチタが倒した悪魔はトマトの悪魔

トマトに苦手意識を持っている人はいたとしても、恐怖対象ではありませんよね?

つまりトマトの悪魔は、下等の悪魔ということになります。

現にデンジ一人でアッサリ倒したあと、復活しないように焼くという後処理を他人に任せていました。

チェンソーの悪魔は強い?

逆に、

呪いの悪魔闇の悪魔】【罰の悪魔

など、恐怖のイメージが強ければ強い程、その悪魔の能力も高くなっています。

そこで考えたいのがチェンソーの悪魔です。

人間は『チェンソー』に対して、どれほど恐怖を抱いているのでしょうか?

確かに、あのエンジン音や切れ味が怖いと感じる人もいるかと思いますが、せいぜい

ヘビの悪魔蜘蛛の悪魔

位の恐怖レベルだと思いませんか?

それなのに、チェンソーの悪魔のポチタと融合したデンジが、あれほどの強さを発揮したのは何故なのでしょう…?

ポチタの本当の正体

デンジの存在が公になった途端、世界各国から心臓を狙われるようになった理由は

デンジが一心同体となったポチタの真の正体が悪魔のヒーローであるチェンソーマンだったから

です。

チェンソーマンは、悪魔から最も恐れられる存在で、その恐怖からチェンソーマンの力は増幅する一方となっています。

ポチタはどうして瀕死になった?

そんなすごい悪魔がどうしてポチタのような子犬の姿をしていたのか疑問ですが、おそらくこれはチェンソーマンが弱体化したことが原因になっていたのではないかと思われます。

というのも、デンジがポチタと出会った時、ポチタは瀕死の重傷を負っていました。

甚大な強さを持つチェンソーマンをそこまで追いつめているということは、相手は相当の手練れであることが推測されます。

そして、この相手の候補には

銃の悪魔支配の悪魔

の名が挙がっていますが、真相は現時点では明かされていません。

また、チェンソーマン=チェンソーの悪魔だと、悪魔は

人間が恐れるもの

の名前を持つほど強くなるという設定が覆ってしまうので、実はチェンソー以外の悪魔なのではないか?という考察もされています。

デンジと出会った時の傷跡

デンジと初めて出会ったとき、ポチタには傷跡がありました。

その傷は、『銃痕』のようで、『刺突跡』のようなものでしたね。

最も妥当なのが「人間に撃たれた」という可能性。

ですが、この場合だと、デンジに噛みつき、傷が癒えた時点で「銃弾」が体から出てくるはずです。

それがなかったということは、「刺突を得意とする悪魔に襲われた」という可能性が強くなってきます。

そうなると、「武器を使う悪魔」が妥当な線となってきますので、マキマさんのような「高位の人型悪魔」に襲われたかもしれませんね!

ポチタは誰に殺されたのか

悪魔は「地獄で殺されると現世に生まれ変わり、現在で殺されると地獄に帰る」という設定があります。

地獄で恐れられた存在であったチェンソーマンは、ポチタとして現世に来ている事から、『地獄で誰かに殺された』という事になりますね!

悪魔達から恐怖される存在であるチェンソーマンは誰に殺されたのでしょうか?

根源的恐怖の悪魔

https://twitter.com/megane2480/status/1307201392075964416

考えられるのは『根源的恐怖の悪魔』です。

作中で言うのであれば「闇の悪魔」などがそれにあたります。

地獄で1度も殺された事の無い悪魔達ですね!

デンジ達が闇の悪魔と対峙した際、闇の悪魔はそこまでデンジに興味がある様ではありませんでした。

闇の悪魔が地獄でチェンソーマンを殺したとすると、心臓はその時点で抜き取るように思われます。

なので、『他の根源的恐怖の悪魔』に殺されたと考えるのが妥当ですね!

マキマさんは「消えた」といっていた

マキマさんの証言では、地獄でマキマさんたちと戦っていた時、『突然姿を消した』と話されていました。

これで、「地獄で殺したのではない」ことが分かります。

第2部がスタートし、「戦争の悪魔」こと”ヨル”もチェンソーマンを殺していないようなので、他の原因である可能性が高いですね!

最新話付近にて「飢餓の悪魔」も登場しております。

彼女の動向に注目していると、なにかヒントが見つかるかもしれませんね!

ポチタの能力

ポチタの真の正体がチェンソーマンだったことが分かったところで、チェンソーマンの能力について紹介します。

チェンソーマンは

  • 地獄で誰かが助けを叫ぶとやってくる
  • 叫ばれた悪魔はチェンソーで殺される
  • 助けを求めた悪魔もバラバラに殺される
  • このためチェンソーマンは多くの悪魔に目を付けられ殺されるが、
    エンジンをふかし何度でも復活する
  • そんな彼をある悪魔は怒り、ある悪魔は恐れ、ある悪魔は崇拝した

84話でマキマによってこのように明かされました。

殺戮を繰り返し、殺しても必ず生き返る。

だから怒りや恐れを向けられたり、時には崇拝される。

そんな存在がチェンソーマンです。

チェンソーマンの恐るべき能力

しかし彼の能力はこれだけではありません。

チェンソーマンが持つ何よりも恐ろしい能力は

チェンソーマンが食べた悪魔はその名前の存在がこの世から消えてしまう

というものです。

つまり、チェンソーマンに食べられた悪魔は名前の概念や存在そのもの、またそれに関する記憶も全て消滅。

そして、一度消えたものは誰もその存在を認識できなくなってしまいます。

要するにチェンソーマンが持つ能力は全てが異次元でチート過ぎるのです。

ポチタの夢

ポチタの夢は

瀕死だった自分に血を分け助けてくれたデンジの夢を見ること

かのような描かれ方をしていましたが、最終話でポチタの本当の夢が判明しました。

それが誰かに抱きしめてもらいたいという夢です。

とても簡単な事なのに、どうしてポチタがそんな夢を抱いていたのか…。

この夢は、ポチタが強すぎるが故に叶えるのが難しいことでした。

しかしポチタと出会ったばかりの幼いデンジは、すぐにポチタと仲良くなりそれ以降ポチタを抱きしめて眠るようになっています。

叶う事のないと思っていた夢を叶えてくれたデンジだからこそ、ポチタは自分の心臓を譲ってでも彼に普通に生きて普通に死ぬという夢を叶えて欲しかったのでしょう。

ポチタの名言・名シーン

見た目に似合わず、その正体は最強の悪魔だったポチタですが、最後は気分を変えて可愛らしいポチタの名言・名シーンを5つ紹介します。

①「私は……デンジの夢の話を聞くのが好きだった」

これは、ポチタがデンジと契約をかわす際のセリフです。

ポチタとデンジは数年前から一緒にいましたが、それまで一貫して「ワン」と犬のような鳴き声しか発していなかったポチタが突然喋り出すので、驚きました。

ポチタはデンジが自分に語り掛けてくれていた事を、きちんと覚えていたんですね。

また、基本的にクズな行動が目立つデンジですが、唯一ポチタには最初から心を開いていた事が、ポチタのこのセリフから伝わってきます。

②「パワーちゃんお願い デンジを助けてほしいんだ」

これは、ポチタとパワーが初めて会った時のセリフです。

2人がどこで出会っているかというと、デンジの体内。

この少し前にパワーはデンジに、自らの血を飲ませるという出来事がありました。

その時の血がデンジの身体の中で生きていて、死んだはずのパワーはそこで目を覚まします。

話しかけたポチタもかつては自分の心臓をデンジにあげていたので、デンジの身体の中で生きていた事になります。

命を懸けてデンジを助けたポチタとパワーは、ちゃんとデンジの中で生きていましたね!

③「デンジ…私の夢はね 誰かに抱きしめてもらう事だったんだ」

これは、最終回でポチタがデンジに言ったセリフです。

ナユタを引き取り家に連れ帰ったデンジは、ナユタに布団を譲り自分はその隣で雑魚寝していました。

すると夢の中でポチタが語り掛けてきます。

簡単な事に聞こえますが、ポチタの正体がチェンソーマンだったことを知った上で聞くと、とても心に染みて来るセリフですよね。

チート級の能力を持ったが故に孤独だったチェンソーマンが、ポチタとしてデンジに出会い、彼に抱きしめられたことが本当に嬉しかったのでしょう。

あの時のポチタの幸せそうな顔が全てを物語っているように感じます。

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④「支配の悪魔の夢も叶えてあげてほしいんだ」

これも、前の場面の延長線上で発せられたセリフです。

先の戦いで支配の悪魔がしでかしたことは、決して許される事ではありません。

あの時のやり方には間違いしかなく、多くの犠牲を出す結果となりました。

しかし、そこまでしてでも新しい世界を作りたかった支配の悪魔の気持ちに寄り添ってあげることを、デンジに託すポチタ。

恐らく、強すぎるが故に誰とも打ち解けられなかった過去を持つポチタは、誰よりも支配の悪魔の気持ちがわかるのでしょう。

ポチタの優しさが伝わってくる名言です。

⑤「たくさん抱きしめてあげて」

これも同じく、前の場面からの延長線上で発せられたセリフです。

支配の悪魔が理想とする世界の創造に失敗したことを受け、ポチタはデンジがそういう世界を作ってあげてと託します。

しかし、当然ながらデンジには方法が分かりませんし、何の手段も思いつきません。

そんなデンジに対してポチタが提案した解決策が、たくさん抱きしめてあげる事でした。

自分がデンジにしてもらって救われたように、支配の悪魔にもしてあげて欲しいと思っていたのでしょう。

多くの悪魔から恐れられ、怒りを向けられたチェンソーマンが、ここまで優しい心を持っていたとは皮肉なものですね。

普通なら負の感情を持っていてもおかしくないとも思いますが、ポチタがそうならなかったのはきっと、デンジと出会えたからだと思います。

かわいいポチタは最強の悪魔

アース
アース
ポチタ可愛い過ぎ!けれど…なぜか涙が止まらない…

マスコット的存在のポチタですが、その真の正体は恐怖の対象である最強の悪魔でした。

しかしポチタの言動からは、彼が誰よりも優しい心を持っていたことが伝わってきます。

第1部の最終話で、デンジは心の中のポチタと夢で会話しているので、デンジの中にはまだポチタが生きている可能性があります。

第2部での再登場も期待して待ちましょう。

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POSTED COMMENT

  1. コダヌキオタヌ より:

                                 
     ♪お久しぶ~り~ね~♪のコダヌキでございます。【チェンソーマン】の昭和風の
    挨拶で失礼致します。

     テレビ放送楽しみですね。

     原作はレンタルコミックの一気読み程度の私が意見や考察を述べるのは申し訳無い
    と重々承知ですが、それでも少々。

     デンジがマキマを魅力的な女性として見ていたのは事実です。ですが、本心では
    公安編に恐らく未登場の母の面影―――『母性』をマキマに求めていたように私には
    見えました(特に「犬になりたい」と言った終盤)。
     抱きしめてもらう為に。

     母性の表側は『無償の愛情』であり、殆どのお母さま達はこの表側の感情で子育て
    なさっています。ですが、母性の裏側、『支配』がマキマの本性であったように見え
    ました。
     今もそうだとお叱りを受けるかもしれませんが、男性中心・男性性による支配社会
    であった昭和の日本で、裏側の母性『支配』がマキマから透けて見えました。あくま
    でも私の個人的は読解ですが・・・。
     『支配』がアニメでどう描かれるのかも楽しみです。

     失礼致しました。

    • animenb より:

      お久しぶ~り~ね~♪

      この漫画激ヤバですね;
      最初は「お!呪術廻戦!」と思ってましたがドロヘドロの様な雰囲気、
      圧倒的女子力(マキマもボムも惚れてまうやろ~)
      で即ハマりでした…

      なるほど!
      心情考察すごい!
      それを参考にさせていただきもう一度見てみます!

      うん、読み返してもすごい考察力だ…

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