ワンピースの物語で様々な場面で登場する“鉱石”。
｢海楼石｣をご存知だと思います。
“海と同じエネルギーを発する”と言われている鉱石で、悪魔の実の能力者の弱体化に使われる事が多いですね。
その“海と同じエネルギー“は、スカイピアの人々曰く、｢パイロブロイン｣と言う成分と関係があるらしいのです。
船の船底にこの｢海楼石｣を敷き詰める事で、“魚たちは海水と同一視され、認識されなくなります”。
これは｢海王類からの攻撃を受けなくする｣と言う理由があります。
硬度は“ダイヤモンド以上”を誇り、破壊は元より傷つける事すら難しいとされています。
フランキーの最大の技｢ラディカル・ビーム｣でも傷1つ付かない程でした。
そんな作中屈指の硬度を誇る｢海楼石｣の加工品を空島編で登場したワイパーが持っていたのでしょうか？
ワンピース考察｜ワイパーは海楼石入りのブーツを使っていた
海入ったり海楼石で力入らなくなって動けなくなるから
デメリット普通に受けてませんかね？
悪魔の実ってカナヅチになるって言うか海に落ちたら
体に力が入らなくなるが正しい気がする pic.twitter.com/PhAGdN0jKq— うまかっちゃん (@miginanameV) June 27, 2021
空島編で登場した戦士ワイパーが履いていたブーツには、海楼石が仕込まれていました。
“海と同じエネルギー”を放つ海楼石が｢空島にある事自体不可解｣ですよね。
空島には“海雲”はありますが、“海”はありません。
なぜワイパーは、青海にしか存在しない鉱石を、更に加工し使っていたのでしょうか！
海楼石入りのブーツでエネルの能力を封じた
なぜワンピースの海軍は海楼石の武器を配備しないのか なぜワンピースの海軍は海楼石の武器を配備しないのか pic.twitter.com/Yh6dcwNknk
— simin (@simin114) August 27, 2015
ワイパーは空島編で海楼石入りのブーツを使い、エネルの能力を封じていました。
それによって、エネルに致命傷を与える事ができたのですね！
その時は、当時海軍大佐だったスモーカーの武器の十手の先端に仕込まれていましたし、
アラバスタでクロコダイルに捕らわれたルフィたちが入っていた牢屋にも海楼石が使われていました。
意外と｢海楼石の加工品｣が登場し、登場人物のほとんどが、｢海楼石の存在｣を知っていたましたね。
なので、珍しい物ではないかと思われていました！
物語が進むに連れて珍しさが分かってきた海楼石の加工品をどこで手に入れたのでしょうか･･･？
ワンピース考察｜なぜ海楼石入りのブーツを持っていたのか
物語が進むにつれて｢珍しさが分かってきた海楼石｣。
それにつれて、どんどん“なぜワイパーが海楼石を持っていたのか”の謎が深まりますね。
ルフィたちが住む青海でも｢希少｣な“海楼石の加工品”。
様々な武器を使っていたとはいえ、ワイパーたち“シャンディア”に加工する事は厳しいでしょう。
では、誰が作り渡したのでしょうか？
海楼石を加工できるのは｢世界政府｣と｢ワノ国｣の技術者のみ
元々海楼石は“ワノ国の技術者”が初めて発見し、加工に成功した鉱石です。
なので、言わずもがな“ワノ国の技術者”たちは加工する事ができます。
なので、ヤマトに付けられていた“手錠”や｢百獣海賊団｣が使用した“釘”などはワノ国の技術者が作ったと考えられます。
そして世界にはあと1つ、加工が可能な者たちがいます。
それが｢世界政府｣。
Dr.ベガパンクの技術なのか、それとも“ワノ国に裏切り者がいた”のか定かではありません。
ですが現状、加工ができるのがこの2つの軍団なのですね！
ワンピース考察｜過去にロジャーと共に｢光月おでん｣が空島に来ていた
https://twitter.com/nuttugissiri/status/1383250745923801100
白ひげ海賊団の2番隊隊長を務めた男である“光月おでん”。
そんなおでんが空島に行った事がある。
と言う事が｢光月おでんの過去編｣で判明しました。
ルフィたちが空島に行った際にロビンが目にした
｢我ここに至りこの文を最果てへと導く”海賊ゴール・D・ロジャー”｣
と言う文字を彫ったのもおでんでしたね。
おでんは白ひげ海賊団に入団し、その後に期限付きでロジャー海賊団へレンタルされました。
ロジャー海賊団へレンタルされた後は様々な冒険をし、“世界の秘密”を知りました。
ワノ国が鎖国された理由。
｢空白の100年｣についての情報。
その全てを知る過程の大冒険で、空島に行き着き、アッパーヤードで｢歴史の本文｣を見つけたのです。
読む事ができるのは、ワノ国でも｢光月家｣にしか伝わらない
“｢歴史の本文｣の文字の読み方、加工の仕方”を知っていたおでんのみ。
と言う事は“ワノ国の技術者”である光月おでんが空島に来ていたのです！
その時にブーツを作ってもらった？
ロジャー海賊団が空島に来た時に、おでんは｢歴史の本文｣に文字を彫っています。
と言う事は｢アッパーヤードに上陸していた｣と言う事。
アッパーヤードは代々シャンディアが守護して来た土地であり、そう簡単に上陸させては貰えないと考えられます。
その時に“交換条件”として、海楼石の加工品と言う｢技術｣を引き換えに上陸を許してもらったのではないでしょうか。
それか、ロジャーの性格から海軍であるガープやセンゴクからも好意を持たれていたので、
シャンディアの戦士たちとも打ち解けたとも考えられますよね！
何はともあれ、その時に海楼石を加工してワイパーの持っていた｢海楼石が仕込まれたブーツ｣を作ったのではないでしょうか！
世界政府との繋がり
あと1つ考えられるものとして。
“シャンディアが｢世界政府｣と繋がっていた”と言うもの。
これは少し考えづらいのです。
ですが、考察する要素はあります。
まず、アッパーヤードに残された｢歴史の本文｣が“古代兵器ポセイドンについて”だった点。
そして、詳細は残っていませんが恐らく｢空白の100年｣以前から続く伝承が残る島と言う点です。
この2点から考えると、かつてシャンディアに｢世界政府｣が接触してきた可能性もありますよね。
絶対に屈しないシャンディアに“絶対的な力”で支配下に置き、海楼石の加工品を送った。
と考えると何だか納得が行くのではないでしょうか。
ですが、この考察はあまり考えたくないですね･･･！
ワンピース考察｜ワイパーが海楼石入りのブーツを使っていた理由まとめ！
今回は、みなさんも忘れかけていたと思われる、
｢ワイパーが海楼石の加工品を持っていたのか｣
について考察してみました！
謎な点が多く、説明が付きにくい部分もあります。
ですが、きっとロジャー海賊団が空島に上陸したタイミングでシャンディアに贈呈された品だと思われます！
光月おでんがロジャーと共に上陸した点。
ワノ国の技術でないと海楼石を加工できない点。
この2点からその説が濃厚なのではないでしょうか！
この部分も詳しく描かれる時は来るのか分かりませんが、楽しみですね！
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