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進撃の巨人映画の後編のネタバレ感想!実写の結末から続編情報も

先日「進撃の巨人」の映画を見てきましたが、非常に衝撃的なストーリーで痺れました。

原作との整合性が全く感じられずに、日本一の進撃の巨人考察サイトを目指す管理人アースとしてはかなり不満が溜まってしまいましたね。

実写後編の中で明らかになった「巨人が誕生した謎」や、「超大型巨人や鎧の巨人の正体」、そして「黒幕は一体誰なのか」ということについて、1つずつ検証していきましょう。

進撃の巨人PART2「エンドオブザワールド」のあらすじ!

早速、進撃の巨人後編エンドオブザワールドの内容についてお伝えしていきましょう。

まず冒頭は前編の振り返りから始まります。

前編の内容についてはこちらでもお伝えしてきましたね。
進撃の巨人の前編あらすじ!

そして物語はエレンと父親グリシャとの過去の回想シーンから始まるのでした。

エレンが巨人になれた理由が発覚!

まず、エレンの過去の回想シーンから本編が始まりましたが、エレンの父親がSMAPの草彅剛さんでびっくりします(笑)

原作とは違って、巨人化の研究を進めてく中で、エレンにさりげなく注射をうって人体実験している辺りが原作のグリシャ以上の鬼畜っぷりでしたね。

そして、そこにはソウダ(ピエール瀧)の姿もあり、グリシャとの関係も発覚。

巨人化の研究を一緒にしていた仲間だということなのでしょうか。

そこからクバル(國村隼)が登場し、グリシャ達を捕らえますが、エレンは間一髪で逃げ切ることに成功。

そして、時間軸が現在に戻ります。

エレンが捕獲されているところからスタート!

エレンがクバル率いる政府軍に捕らえられるところからスタートします。

この辺りはエレンが初めて巨人化した後で、子鹿隊長ことキッツ・ヴェールマンによって脅されたシーンを彷彿とさせられました。
進撃の巨人11話「答える」考察!

違いとしてはエレンが高台の上に吊るされており、兵士(KREVA)によって揺らされていたからでしたね。

そこで、ソウダ(ピエール瀧)がエレンを庇うも、クバル(國村隼)により銃殺されてしまいます。

何故銃殺されたかと言うと、ソウダが巨人化の秘密について暴露しようとしたからです。

ここでエレンの過去の回想シーンの伏線が活きてきましたね。

そして、エレンがいよいよ狙われるという直後に事件が発生します。

それが、鎧の巨人の登場です!

鎧の巨人が圧倒的な強さを誇り、兵士達をなぎ払いながらもエレンを連れ去ってしまうのでした。

ただ、ここで管理人が非常に残念に感じたのが、ミカサ(水原希子)の態度ですね。

原作では女型の巨人に連れ去られたときに必死でエレンを連れ戻そうと追いかけたり、ライナーやベルトルトにエレンが連れ去られたと気づいた時も酷く落ち込んでいました。

それはエレンに対して異常なまでに執着していたからだと思われますが、映画の本編のミカサはポカーンとしていました。

目の前でエレンが連れ去られたにもかかわらず、です!

もちろん、原作と映画ではミカサの立場が異なるとは思いますが、あのミカサの態度には「えっ!?」って感じた方も多いはずです。

管理人アースが非常に残念に感じたシーンの一つでした。

エレンが目覚めたその場所はというと…

エレンが目覚めた場所は部屋一面が真っ白い部屋で、天井や壁に映像が映し出される特殊な仕様になっています。

そこで待ち構えていたのがシキシマ(長谷川博己)です。

シキシマ曰く、鎧の巨人からエレンを奪い去り、気絶したエレンを介抱していたのでした。

そして、巨人の正体がそこで明らかに!

巨人の正体は人間であり、人類は人間を巨人化させるために過去150年間に渡り人体実験を繰り返してきたのでした。

そして、巨人になれない人間達は壁を作り、巨人が入ってこれないようにしたというのです。

原作でも巨人ができた謎についてはまだ語られていないので、非常に興味深いお話でした。

しかし、気になるのが壁を作った理由です。

というのも、そんなでかい壁を作ってる間に巨人が大量に攻めてくるだろうなぁと普通に考えられるからですね。(なんか違和感を感じてしまいました(笑))

そして、さらに気になるのがシキシマがシャンパンを飲んで、時折笑っていたりして、原作のリヴァイ兵長では絶対にしないだろうなぁと思いました。

シキシマの衝撃の正体!

エレンを連れ去られた後に、ミカサ、アルミン、ハンジ、サンナギ、サシャが不発弾の存在を思い出し、壁を無理やり塞ごうと行動をします。

一方で、シキシマ率いる調査兵団の人間とエレンが合流。

調査兵団が生きていた事に驚いていましたが、「”ある計画”のために敢えて潜ませていた」とシキシマ。

そして、ミカサ達と合流した時にシキシマの本性がむき出しになるのです。

エレンを連れ去った目的は、壁を塞ぐためではなく、内側の壁をさらに破壊させて、住民を恐怖に陥れ現政府を打倒するためだというのです。

その時のシキシマが完全にイッちゃってる感じでした。

原作のリヴァイ兵長だったら絶対にしないであろうやばい表情になっていて、リヴァイファンが見たらちょっと戸惑ってしまうかもというくらいの衝撃でしたね。

ちなみに、この時にエレンをボッコボコにします。

そして、不安そうな顔をしているミカサに近づいていきます。

そして、エレンに見せつけるようにキスをするのでした!

前編でもなかったキスシーンはこのタイミングだったんですね。

管理人アースとしては、このシーンを挟む必要があったのか非常に謎が残りますが…

そして、シキシマは自らの心臓に剣を突き刺し、巨人化します。

なんと、シキシマの正体が「鎧の巨人」だったのです!

つまり、エレンを連れ去った張本人はシキシマだったのです。

人類最強で、鎧の巨人だとすればもはや最強だと思いますが、その後の展開でもさらなる衝撃が…

エレンゲリオンvs鎧の巨人

巨人化したエレンと鎧の巨人の戦いが繰り広げられますが、エレンはボコボコにやられます。

というのも、元々人類最強のシキシマが巨人化してるので、そりゃエレンは勝てないだろうということですね。

巨人化する前にもエレンはシキシマに戦いを挑みましたが、一撃も加える事が出来ずに負傷してしまってました。

ということは、「わざわざ巨人化して戦う必要はあったのかな?」と素朴な疑問を持った方も多いでしょうか。

とは言え、巨人化してしまったので仕方ありませんので、2体の巨人同士の戦いは続きます。

鎧の巨人が圧倒的な実力を発揮するも、不意に武器を持って食らわした一撃に鎧の巨人が負傷。

そして、前編でエレンが喰らった膝蹴りを、シキシマに喰らわせて負傷。シキシマが退場するのでした。

やはり、シキシマは巨人化せずに戦っても良かったのかなと思わずにはいられませんでしたね(笑)

そして、不発弾を壁の上部にセットするべく、エレンに不発弾を持ったまま壁を登らせます。

エレンが時折、意識を失いそうになりますが、ミカサがエレンゲリオンのうなじに剣をさしながら、エレンに話しかけることで見事に復活!

壁上部に不発弾をセットして、アルミンが5分後にタイマーをセット(てか、5分って短くね!?)。

そこに、なぜかクバル登場!

クバル登場で、彼の驚くべき正体が発覚も…

クバルがエレンを除くアルミン達を絶賛。内地での平穏な暮らしを約束する代わりにエレンを差し出すように要求。

しかし、そこでサシャがクバルの首元に矢を何本も突き刺します。

一兵士が上官を突き刺すなんて、普通に考えておかしいのですが、そこはさすがサシャということでしょうか。

(とはいえ、原作で、エルヴィンがどんなに狂ったとしても、サシャが攻撃するのは少し想像ができそうにないですが…)

そして、クバルは超大型巨人に変身するのでした。

ここから超大型巨人として、不発弾を止めに入ろうと必死になりますが、まず素朴な疑問としてどうしてクバルはこのタイミングで登場したのでしょうか?

エレンを手に入れるにしても、このタイミングでたった1人で現れるのはかなり劣勢に立たされます。

戦うにしてももう少し部下などを入念に準備して挑むべきでしょう。

原作の進撃の巨人とは全く違った、あまりにも稚拙な戦い方にがっかりしたファンも少なくないはずです。

そして、クバル自身はそもそも壁を守ろうとしていたにも関わらず、超大型巨人であるので、壁をぶっ壊した張本人ということになると思います。

正直、何がしたいのか全くわからないですね!

そして進撃の巨人のクライマックス、超大型巨人がエレンを食べようとしたときに復活した鎧の巨人(シキシマ)が不発弾を持って、超大型巨人の口にぶち込み、鎧の巨人、超大型巨人は共に死亡してしまうのでした。

もう我慢の限界です(笑)

シキシマが一体何がしたいのか、全く分かりませんでした。

エレンを利用して、壁内の壁を壊して、王政を倒そうと考えていたのなら何となく分かりますが、自分の命をかけてまで守った理由が分かりません。

何より、超大型巨人のクバルは王政側なのか、反王政側なのか、統合失調症なのかよく分かりませんでしたね…

そして、ラストシーンで壁の上に登ったエレンとミカサがみた風景というのが海岸であり、3人が過去に憧れた景色が広がっているのでした。

ということは巨人になれなかった人類がわざわざ海沿いに壁を作ったことになりますが、わざわざ海沿いに作った理由がいまいちピンと来ませんでした。(そもそも、巨人って海を泳ぐことはできるのでしょうか?)

エンディングのラストシーンまで何かとツッコミどころがある残念な結果となってしまいました…

エンディングに流れていた曲SEKAI NO OWARI「SOS」!

実写版進撃の巨人を見ていて、一番よかったのがエンディングテーマ曲です。

北欧っぽい雰囲気で、普通の映画とは違った異質な雰囲気が良かったと感じました。

あまり、SEKAI NO OWARIを聞いたことがなかったのですが、これを機にちょっと勉強しようと思いましたね。

管理人アース的にはこの映画で最も良かったシーンの一つだったのかなと感じてます(笑)

エンドロール後に、伏線が…

「2名が壁外に脱出」という機械音っぽい声が…

これはエレンが捕まっていた部屋の中に隅においてあったレコード機械から聞こえて後編が終了してしまいました…

ということは…

この機械が黒幕という事になるのでしょうか?

そして、続編があるというのでしょうか?

この辺りの謎が残ったまま映画が終了するのでした!

進撃の巨人の感想まとめ!

進撃の巨人ファンとしては今回の映画後編は「…」という感じでしたね(笑)

進撃の巨人独特の緻密な伏線でしたり、不気味な世界観が全く感じられずに、ただ暴力を繰り返す巨人との戦いという感じがしてしまいました。

一体何を描きたかったのか?

というところが管理人アースが見てもちょっと良くわからなかったのが正直な感想です。

もちろん、巨人のクオリティでしたり、主役の三浦春馬さんの演技は原作のエレンを髣髴とさせるような鬼気迫った感じで素晴らしいと思いましたが、それ以上に世界観がぶち壊されすぎて納得できませんでした…

唯一良かったかなと思ったのが、エンディングのSEKAI NO OWARI「SOS」の曲でしょうか。

エンドロールが壁に描かれていて、壁を登っていくという演出は他の映画とは違ってオリジナル性が高く、見ていて非常に楽しかったです!

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