第69話「友人」にてリヴァイ兵士長とケニーとのやり取りにより、リヴァイ兵士長に死亡フラグが立ったように管理人アースには見えました。
ここでリヴァイ兵士長の死亡フラグを検証してみましょう!
◆第69話でのケニーとリヴァイの会話の意味!
ケニーは生きる目的について「みんな何かに酔っ払ってねぇとやってらんなかったんだな…」と語りリヴァイに「お、おまえは何だ!?英雄か!?」と血を吐きながら質問しています。
リヴァイはそれに答えず話を変え「あんた…本当は母さんの何だ!?」「あの時…何で俺から去って行った?」とケニーに質問しています。
リヴァイ兵士長にとってケニーはどん底から生きる術を教えてくれた、まさに父親だったのでしょうし、とつぜんケニーが自分の元から去って行った事がずっと引っかかっていたのではないでしょうか?
ケニーの死に際での会話でケニーが自分の伯父であり去って行った理由も「父親になれないから」という、リヴァイにとって納得の行くものだったようです。
やはりリヴァイはケニーのことが好きだったのでしょう。
それは最後の「ありがとうな」という笑顔から察せられます。
まるで憑き物がとれたような爽やかな笑顔でした。
この笑顔に死亡フラグを感じたのは、管理人アースだけではないでしょう。
◆リヴァイの死亡フラグでは!?
リヴァイ兵士長が「人類最強」なのはミカサと同じくアッカーマン一族だからであり、リミッターが外されているからです。
リミッター解除はケニーとリヴァイにも経験があったことが、第63話で確認されています。
アッカーマン一族のリミッター解除に精神的要素が大きいのは、第6 話でのミカサのリミッター解除の瞬間で分かっています。
そこから逆に、ケニーへの確執が消えたことによって、リミッター解除が解けるということはないでしょうか?
またリヴァイには、今後の展開でライナー、ベルトルトや獣の巨人と対峙することが予想されます。
前回の女型の巨人の捕獲、ライナー、ベルトルトとの対決時には足を怪我しており参加していなかったのであのような展開がありましたが、「人類最強」であるリヴァイ兵士長がいると今度は簡単に倒してしまうということになりかねません。
簡単に言うとリヴァイ兵士長がいると対決が盛り上がらないのです!
可能性は低いかもしれませんが、もしかしたら今回のケニーの死は「リヴァイの死亡フラグ」に繋がっているのかもしれません。
そう思えてしまうほど今回のリヴァイの笑顔は強烈でした!!(―_―;)
【追記】70話「いつか見た夢」を読んで、改めてリヴァイ死亡フラグを検証してみた!
予想通り獣の巨人、ライナー、ベルトルトとの対峙を予感させる展開となった第70話「いつか見た夢」ですが、登場したリヴァイは今までとは違うように感じました。
やはり「死亡フラグ」なのでしょうか?(^_^;)
ここで検証してみましょう!
◆会議中のリヴァイが大人しすぎる!
ザックレー総統を中心に、シガンシナ区決戦について会議が行われました。
その中にはエルヴィン団長、ハンジとともにリヴァイ兵士長の姿も見えました。
しかし、リヴァイはエルヴィン団長の横に座りながら、ずっと下を向いているだけです。
そして、憲兵団員が「ウォール・マリア奪還が失敗したら全てはご破産だ」と調査兵団にプレッシャーをかけるような話をした時に初めて顔を上げ、その憲兵団員をじっと見つめます。
以前のリヴァイなら、第19話の時のように「よく喋るな豚野郎…」と、言いそうな場面です。
しかし、口を開いたリヴァイから出た言葉は「…いえ何も、おっしゃる通りかと」という従順なセリフでした。
以前のリヴァイからは、考えられないような社会人的な受け答えでした(笑)
◆ケニーの言葉の影響?リヴァイの謎の質問を検証!
その後、ザックレー総統、ピクシス司令、エルヴィン団長、ハンジ、リヴァイらが別室にて集まり、ケニーから託された「巨人化の注射」について意見交換を行いました。
エルヴィン団長がリヴァイに「巨人化の注射の使用判断を任せてもいいか?」と訊くと、リヴァイは全く見当違いな質問をします。
上の画像の場面です。
この質問の意図は何なのでしょうか?
エルヴィンに訊いた「夢」という単語と、69話にてケニーの「みんな…何かの奴隷だった」というセリフの「何か」とは、同じ意味だと考えられます。
ケニーが語った「何か」の例の中には「夢」もありました。
ケニーが巨人化の注射を使用せずに死んでいったのは、ケニーの「夢」が叶えられたからだとリヴァイは思っているのではないでしょうか?
「今なら奴のやったこと…わかる…気がする…」と言いながら「ククク…」と笑ったケニーは、確かに夢が叶えられたように見えます。
つまり、リヴァイはエルヴィンの夢が叶うと、エルヴィンも死を選ぶのではないかと思い、訊いたのではないでしょうか?
その事が気になっていたので、会議中も下を向いて大人しかったのかもしれません。
会議中にザックレー総統が「シガンシナの地下室に君の望む宝が眠っていることを祈っているよ」と言った後に、リヴァイがじっとエルヴィンを見つめている意味も、そこにあるのかもしれません。
この時、リヴァイには「もし、シガンシナの地下室に望む宝があったら、ケニーみたいに死を選ぶんじゃないのか?」という気持ちがあったのではないでしょうか?
そう考えれば「お前の夢ってのが叶ったら…その後どうする」と訊いた意味が分かりますね。
エルヴィンが夢が叶ったら「死を選ぶ」のではないかと心配だったのでしょう。
ケニーという近しい人間が死に、同じように近しい間柄のエルヴィンも、死を選ぶのではないかと怖かったのではないでしょう。
エルヴィン団長とリヴァイ兵士長の意味深な会話には、ミスリードというケースが多々あります。
今まで多々あった、エルヴィン団長の意味深な表情もミスリードですね(笑)

ただ、69話の「ありがとうな」の笑顔と70話の「大人しいリヴァイ兵士長」という変化には、間違いなくケニーの死の影響があると思われます。
この変化が作者の「死亡フラグ」ではないことを、ただただ祈る管理人アースでした(^_^;)
【更なる追記】
公式ガイドブック「Answers」にて、エルヴィンの笑顔は「巨人の正体が人間であり、予想通りだ」という笑顔であり、リヴァイはケニーの死、エルヴィンの真の目的が「個人的な世界の真相が知りたいという気持ち」であったことに気付き、喪失感を抱いていると説明がありました。
ここから、リヴァイが大人しかった理由は、「ケニーの死と、エルヴィンの目的を知った喪失感」と思われます。
死亡フラグではないと判断できます!
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