女型の巨人編前半の最終話となる30話にはどのような伏線が仕掛けられているのでしょうか?
伏線を取り上げ、ひとつひとつ考察していきましょう!
◆第30話の見どころ!
リヴァイがエレンゲリオンと女型の巨人の戦いの場に駆けつける途中でリヴァイ班の遺体がある場所を通るシーンから始まります。
この時のリヴァイの表情はとても寂しげに見えますが、人によって読み取り方が変わるような表情だと思われます!
ミカサがエレンを取り返そうと、逃げる女型の巨人を背後から攻撃します!
「絶対に…エレンは…生きてる」と自分に言い聞かせながら「ごめんねエレン…もう少しだけ待ってて」と言うミカサのシーンは名シーンです!
リヴァイが合流し、彼の凄まじい戦闘力が披露されます!
対知性巨人に単独で互角以上に戦えるのではないかと思わせられました!

「人類最強」にふさわしい戦い方です!
リヴァイとミカサはエレン奪還を果たしますが、リヴァイはミカサを守るために足を負傷してしまいます。
エレンを連れエルヴィンたちは壁内に戻り終わります。
◆第30話の伏線と「伏線らしき」ポイントまとめ!
第30話の伏線ポイントはこのようになっています。
それではそれぞれ見て行きましょう!
◆ポイントから見る伏線考察!
ミカサのエレンに対する執着は異常です。
エレンの生命の危機や手の届かない所に行ってしまう予感を感じとると頭痛が起き、自分を見失っているかのような行動を取ります。
このエレンへの執着は第3話でミカサが言った「これ以上家族を失いたくない」という理由だけでしょうか?
→【進撃の巨人ミカサが頭痛の意味は?結末がループ説の真相を検証!】でも考察していますが、ミカサの頭痛も含めエレンへの執着は「ループ説」の伏線になっていると思われます。
女型の巨人との戦いの最中で、ミカサのピンチを救うためにリヴァイは足を痛めてしまいます。
これは31話から調査兵団が再度女型の巨人に挑む時に、リヴァイが万全の状態だと女型の巨人に対し一人で圧倒してしまうので、ここで怪我をさせ、リタイアさせたとの考え方もできます。
このリヴァイの怪我は、すぐ後に再度行う女型の巨人捕獲のための伏線と言えるかもしれませんね。
リヴァイは無事エレンを救出し、ミカサに「お前の大事な友人だろ」と言います。
それに対しミカサは「違う…私は…」と小声でぶつぶつ言います。

以前は「家族です」と俯きながら答えているシーンもありましたが、今回も「家族です」と小声で言っていたのでしょうか?
これはミカサがエレンへの気持ちをどのように自覚しているのかを判断するためには大事なシーンとなっており、ひいては「ループ説」考察に繋がっている伏線シーンです。
エレンを抱えながら「ずらかる」リヴァイが女型の巨人を見ると涙を流しているように見えました。

これは中にいるアニが泣いていたのでしょうか?
これだけの人間を殺し、目的であるエレンを奪えなかったことに対するアニが悲しんでいる涙なのではないかと管理人アースは想像しています。
何かの伏線になっているようにも思えますが、今後アニの再登場があれば何か分かるかもしれません。
エレンを救出し壁内に戻って来た調査兵団は批判も含め、街の人々からいろいろ言われます。
ここでエレンとミカサは、自分たちが子どものころに調査兵団に向けて言った「かっこいい!」という同じ言葉をかけられます。
しかし、現在の自分たちが出した成果は何もなく、調査兵団の現実を知ったエレンはただ泣くだけでした。
このシーンは第1話の壁外調査から帰還した調査兵団のシーンと対比になっており、心を揺さぶられるシーンとなっています。
取り方によっては第1話のエレンが調査兵団に向けて言った言葉は今回のシーンの為の伏線とも取れます。
作者諌山先生の巧みな名シーンの作り方を感じられる場面となっています!
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