「進撃の巨人」第34話「戦士は踊る」にて、壁の中に巨人がいることが発覚しました!
なぜ壁の中に巨人がいたのか?
この謎は長らく回収されていませんでしたが、21巻・22巻で明らかになっています。
この記事では、壁の中の巨人の正体と理由、そして超大型巨人や座標との関係について徹底解説します!
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◆第34話にて分かった「壁の中の巨人」の事実!


アニが壁を登ったことにより破損した部分から壁の中が見え、そこから「超大型巨人」の顔が現れました。
これは壁の中に超大型巨人がいるのではなく、超大型巨人によって壁が出来ている事を表しています。
超大型巨人が硬質化し、壁になっているのです。
この事実は、第37話のハンジが持っていた、アニが硬質化した石の分析により分かっています。
これにより、人類を巨人から守っていた壁が、巨人により出来ていることが判明しました。
しかしなぜ、超大型巨人が硬質化し人類を守る壁になっているのでしょうか?
◆「ウォール・マリア」、「ウォール・ローゼ」、「ウォール・シーナ」の概要
まず壁が、どれほどの大きさなのかを調べてみました。
もっとも大きいウォール・マリアの直径が、960kmとなっています。
この大きさは、津軽海峡から大阪までをすっぽりと包むくらいの大きさの壁になります。
さらに、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナもあります。
これが、全て超大型巨人で出来ているとしたら、とんでもない数の巨人が必要になるでしょう。
それぞれの外周から計算すると、超大型巨人はざっと。合計50万体ほど必要になってしまいます。
これほどの数の超大型巨人を、誰がどのようにして、硬質化させた状態で壁にしたのでしょうか?
そして壁の高さが、50mとなっています。
超大型巨人は60mですから、10m埋まっていることになります。
これにより、地下を掘っても出入り出来ないということになるのでしょう。
どうやって、このような壁を作ったのでしょうか?
◆壁の中の巨人がどうやって壁になったのかを考察!!
まず、壁の中の巨人がどのような状態で並んでいるのかを考えると、超大型巨人同士が腕を組みながら立っていると思われます。
これは第33話で、ウォール教の信者たちが壁に祈りを捧げている時の形が、両隣の人と腕を組み円になっていることから推測できます。
ここからは想像ですが、50万体の超大型巨人が10mの穴を掘り、そこに入り腕を組み合いながら直立不動の状態で硬質化し、そのまま眠りについたということになります。
作業している所を想像するとすごい光景ですね(笑)
しかし、いつ誰がどうやってこんな事をしたのでしょうか?
いつ誰がどうやって、超大型巨人で壁を作ったのか?
考察してみましょう!
◆三つの壁はいつから存在したのか?
「進撃の巨人」のカバー裏には、地図とともに逆さまになったカタカナの字で、この世界の歴史が書かれています。
そこには「新天地にはもともと長大な壁が用意されていた」と書かれています。
カバー裏の地図は、この世界の教科書という設定になっているため、王政の記憶改ざんが明らかになった今では鵜呑みには出来ませんが、もしこれが事実なら人類の手によって壁が作られたわけではなく、もともとそこにあったということになります。
そうなると、人類が壁の中で暮らし始めた、107年前よりも以前からそこにあったということです。
さらにそこから考えられるのは、第1話タイトル「二千年後の君へ」の意味です。
「君」とは壁の中の巨人の事で、もしかしたら壁の中の巨人は二千年前から壁として立ち続け眠りについているのでしょうか?
ただ第64話にて、ロッド・レイスから約100年前に初代王により人類を守るために壁は作られたと説明されています。
この説明が正しければ、107年前に作られたということになります。
◆三つの壁はどうやって作られたのか?
どうやって50万体の超大型巨人に10mの穴を掘らせ、そこに入れ直立不動の状態で腕を組ませながら硬質化させ、眠りにつかせたか?
これも第64話にロッド・レイスから「巨人の力」によって作られたと説明がありました。
「座標」の力があれば可能でしょう。
第50話で、エレンが「座標」の力を発動させた時には、巨人たちは全てエレンの望み通りの動きをしました。
ただライナー、ベルトルト、ユミルには、「座標」の力に反応はしましたが、強制力は無かったようです。
「座標」の力には熟練度があり、熟練すれば知性巨人も操れるようになるのか、「壁の中の巨人」たちが無知性巨人なのかは分かりませんが、「座標」の力を使って壁を作った事は間違いないでしょう。
◆三つの壁は誰が作ったのか?
第64話にてロッド・レイスにより、初代王の「巨人の力」により三つの壁は作られたと説明されています。
それとは別で、三つの壁の名前が気になります。
ウォール・マリア、ウォール・ローゼ、ウォール・シーナという名前は壁を作った初代王の名前ではないのでしょうか?
もしそうならば、マリア、ローゼ、シーナが、初代王の名前であり三人いたのでしょうか?
この「三つの壁」は「進撃の巨人」を象徴する存在です。
この謎が明かされる時は、全ての謎が解かれる時だと思われます。
壁の中の巨人は超大型巨人であり、超大型巨人が硬質化して壁を作っていると分かりました。
超大型巨人と言えば、ベルトルト・フーバーを思い出します。
ここで「壁の中の巨人」と「超大型巨人」ベルトルト・フーバーの関係を考察してみましょう!
◆「超大型巨人」ベルトルト・フーバーの「誰か僕らを見つけてくれ」「悪魔の末裔が!!」
超大型巨人の正体であるベルトルトは、第48話にて「誰か僕らを見つけてくれ」「悪魔の末裔が!!」など、数々の伏線となる名言を残しています。
これらの謎となっている名言を壁の中の巨人である、「超大型巨人」と同じ巨人の正体であるベルトルトが言っているというのは何か意味があるのではないでしょうか?
「誰か僕らを見つけてくれ」の「僕ら」とはこの時はライナーやアニなどの「巨人化できる仲間たち」と管理人アースは解釈していました。
しかしベルトルトは超大型巨人の正体です。
そして最近の話でレイス家の「巨人の力」の世襲制を見ると、ベルトルトの超大型巨人化の能力も世襲制の可能性があります。
となると、壁の中の巨人はベルトルトの先祖ということになります。
この「僕ら」は「壁の中の巨人」達のことではないでしょうか?
ロッド・レイスの話では、能力と同じように記憶も受け継がれていくようなので、ベルトルトには先祖の記憶が受け継がれており「壁の中の巨人」の記憶があり「誰か僕らを(壁の中から)見つけてくれ」とこぼしたのではないでしょうか?
そして、壁の中の巨人たちが自分の意志ではなく「座標」の力で操られ、無理やり何百年、何千年も壁内人類のために壁にさせられ、ベルトルトにその記憶があるとしたら「悪魔の末裔が!!」と壁内人類たちに叫びたくなる気持ちも分かります。
このように考えると、ベルトルトの名言の意味は全て解明できます。
やはり巨人の能力は基本的に「世襲制」なのかもしれません。
◆「超大型巨人」ベルトルトの名前に隠された伏線の考察!!
第46話で、エレンはベルトルトの事を「腰巾着野郎」と言いました。
管理人アースはこの時に、ベルトルトという名前はライナーの腰巾着だからであり、腰に付ける「ベルト」からベルトルトというネーミングにしたのかと思い、作者諫山創先生のネーミングの仕方に「上手いな~」感心したものでした。
しかしベルトルトが壁の中の巨人の子孫だとするならば、人類を囲っている円で「ベルト」の巨人という意味で「ベルトルト」なのかもしれません。もちろん両方の意味で「ベルトルト」という名前かも知れません。
どちらにしても作者諫山創先生のネーミングは上手いですね。
【追記】
この記事の時点では座標=叫びの力と考察していますが、現在の管理人アースは座標≠叫びの力と考えています。
【猿の巨人が座標を求める真の理由とは?獣の巨人の目的を検証!】で考察していますので、見てみてください!
この記事中の「座標」は、「叫びの力」という意味で使用しています。
◆壁の中の巨人からの考察!


ここまでは2年前の4月に書いた記事となっていますが、ここで書いている「この壁の謎が明かされる時は、全ての謎が明かされる時」という考察は、今でも変わっていませんね。
「座標」により壁の巨人が作られたという考察も変わっていませんし、おそらくは当たっているでしょう。
この記事を書いてから2年が経ち、この壁の中の巨人についてもいろいろな謎が明らかとなっています。
まず、壁の中の巨人も巨人化されている訳ですからエルディア人でしょう。
そして、決してベルトルトの先祖であるとは、決められないですよね。
超大型巨人=ベルトルトの血統という訳ではない事が、現在では分かっています。
ベルトルトの「超大型巨人」は9つの巨人の一体であり、ベルトルト血統によりそうなった訳では無いからです。
そして、巨人の継承もレイス家は世襲制となっていましたが、超大型巨人に関しては超大国マーレが管理している巨人であるため、エルディア人の戦士候補生から選抜し決められている事が分かっています。
ここから、「超大型巨人=ベルトルトの血統」ではない事が分かります。
では、あの壁の中の超大型巨人は、どのようにして「超大型巨人化」したのでしょうか?
というか、「超大型の無知性巨人」というのは、どのようにしてできるのでしょうか?
無知性巨人の誕生の仕方は、第87話「境界線」で登場しました。


そして巨人のサイズも巨人化注射の投与量で決まることが、グロス曹長より示唆されていました。
ということは、投与量を超大量にすれば超大型巨人が誕生するのでしょうか?
例えば単純に、15m級の無知性巨人にする際の投与量の、4倍の巨人化注射を投与すれば60mになるとか…
その可能性も考えられますが、管理人アースはどうしても9つの巨人の名称が気になります。
91話考察!9つの巨人の呼び名が同じ理由を検証!でも考察していますが、マーレでは9つの巨人を「女型」「超大型」「鎧」と呼んでいます。
つまり、無知性巨人のサイズに関係なく「誰が継承しても超大型になる」と考えられます。
それは、「女型」も「鎧」もですよね。
つまり、アニではなくてベルトルトやライナーが継承していても「女型の巨人」になっていたと考えられるのです。
…ライナーの女型は見たくないですが(・_・;)
逆に、アニが超大型巨人を継承していれば、アニの超大型巨人が誕生していたのではと考えられます。
つまり、無知性巨人時のサイズや巨人化注射の摂取量で超大型巨人になるのではなく、「9つの巨人の種類」として超大型巨人になっているのではないかと予想されるのです。
では話を戻しますが、壁の中の巨人の超大型巨人は、どうやって超大型巨人化したのでしょうか?
ここで思い出すのは、第66話でエレンが硬質化能力を得るキッカケとなった「ヨロイ・ブラウン」の巨人化液です。


エレンは既に「進撃の巨人」を継承しているので、硬質化能力を得るという形で体現されましたが、あの注射をエルディア人に打っていたら「鎧の巨人の無知性巨人」が誕生していたのではないでしょうか?
となれば、「チョウオオガタ・フーバー」という巨人化液も存在し、それを摂取すると「超大型巨人の無知性巨人」が誕生するのでは…?
このように考察できますよね。
つまり壁の中の超大型巨人は、数十万人分の「超大型巨人の無知性巨人」を誕生させる巨人化液を使用して誕生させたのではないかと考察できます!
ただ、74話での無知性巨人の登場の仕方から、巨人化注射以外の無知性巨人化方法があるのかもしれませんが…


ここまでの考察から、パラディ島にて徘徊していた普通の無知性巨人は、「フツウノキョジン」を摂取され巨人化していたので、普通の巨人になっていたのではないかと思われます。
いっぽうで、超大型巨人になるには「チョウオオガタ・フーバー」、鎧の巨人になるには「ヨロイ・ブラウン」のような巨人化注射を打つと、そのような巨人になるのではないでしょうか?
これまで一部のコメントで「ヨロイ・ブラウンとライナー・ブラウンの関係は何なのか?」という内容のものがありましたが、今回の考察で思ったのですが、もしかしたらマーレの7つの巨人を継承した者は、その姓も継承するのかもしれませんね。
つまり鎧の巨人を継承したものはブラウン姓を、超大型巨人を継承した者はフーバー姓を、そして女型の巨人を継承した者はレオンハート姓を得るのかもしれません。
そう考えるとエレンが摂取した「ヨロイ・ブラウン」も何となく納得できますよね!
この考察が正しければ、女型の無知性巨人は「メガタ・レオンハート」を摂取したことになります。
…この考察の答え合わせができる時は来るのでしょうか?(・_・;)
壁の中の超大型巨人誕生秘話が明かされる時に、この巨人化液の謎も回収されると嬉しいなと思う管理人アースでした!
◆93話にて判明したジークの脊髄液から壁の中の巨人を考察!


ここまでの記事は92話判明した時点での考察でしたが、93話にていくつかの謎が解けました。
そのひとつに、「ジークの叫びの力がジークの脊髄液によって巨人化された無垢の巨人にのみ発動する」という事があります。
ということは、壁の中の巨人もジークのような人間の脊髄液にて巨人化されれば操られ、壁にする事ができそうですよね!
ただ、あれだけの数の巨人化が、叫びの力で可能なのかは分かりませんが…
そして、気になるのは壁の中の巨人が超大型巨人だということです。
ジークの脊髄液で巨人化された巨人は、普通の巨人でした。


つまり、獣の巨人のジークの脊髄液により巨人化したからといって、獣の巨人になるわけではないようです。
始祖の巨人の力なら、無知性巨人の超大型巨人化が可能なのでしょうか?
こうなって来ると、レイス家が持っていた「サイキョウノキョジン」の脊髄液がとても重要になってくるように感じます!


そして「ヨロイ・ブラウン」から、「マーレの7つの巨人を継承するとその姓も継承するのでは?」という考察でも93話で展開がありましたね!
ガリアードの名前がポッコという名前でもある事が分かりました。


これは、顎巨人を継承すると「ガリアード」という名前も継承するのではないのか、と思いました。
もし顎巨人の巨人化注射液があれば、「アゴ・ガリアード」でしょうか?(笑)
壁の中の超大型巨人とともに、この名前についてもかなり気になった管理人アースでした!(^^)
◆「アメトーーク!」で語られた21巻で分かる壁の理由とは?
今夜のアメトーーク!は『 #進撃の巨人芸人 』▽今クライマックス…これを見れば間に合う▽食わず嫌いも途中離脱も必見…面白くなるポイント▽川島&土田&和牛水田ら熱弁▽巨人コンテスト…田中vs稲田 pic.twitter.com/aHJ43hlroA
— アメトーーク!(テレビ朝日公式) (@ame__talk) September 2, 2020
9月3日放送の「アメトーーク!」では、進撃の魅力が本当に数多く丁寧に語られていました。
その中でも伏線と展開の素晴らしさを語る土田晃之さんから「21巻で壁の巨人が出来た理由が明らかになります」と、説明がありました。
そこから番組内では21巻に登場する壁ができた理由の説明はなく、番組はそのまま終わってしまいました。
これ、かなり気になりますよね!
壁がどのようにできたのかは、ここの考察の通り16巻64話でロッド・レイスから語られており、「始祖の巨人の座標の力によりできた」ということになっています。
では、土田晃之さんが言っていた21巻で明らかとなった「壁の巨人の理由」とは、何なのか?
これは、21巻86話に登場した「地鳴らしの事を指している」と考えられます。


この時には「地鳴らし」という言葉は登場してはいませんが、25巻にて登場します。
壁の中の超大型巨人達が眠りから覚め、世界を平らにする進軍することを指します。
つまり、何千万の超大型巨人が壁の中に入っていた理由が、壁内にいる人々を巨人から守るためではなく、世界の敵勢力が攻めてき際に対抗するための、最強の軍事力として存在していたのだ、という事ですね。
少なくとも、土田さんは壁が出来た理由をそのように考えていたのだと思われます。
これは、30巻まで読んでいる人は「正解」と、思う考えでしょう。
実際、31巻から現在最新話の33巻では、そのような展開となっています。
ただ、壁を作った145代フリッツ王が3重の壁を作った本当の理由は、22巻のクルーガーから説明されています。
ここでクルーガーは、壁を作った理由が「地鳴らしの抑止力で束の間の平和を享受すること」だと説明しています。
つまり、世界を平らにすることが壁を作った張本人の理由ではなく、その抑止力により敵を攻撃させないようにして壁の中で平和を享受したいと考えていたのです。
これは25巻のヴィリーからも同じような説明がされているので、間違いないでしょう。
超大型巨人の壁ができた理由は、「壁の中で王が束の間の平和を享受するため」が正解だと考えられます。
ただ、「作者諫山先生がなぜ壁の巨人を設定したのか」という理由だと、土田さんの言われている通り21巻86話の地鳴らしが理由でしょう!
地鳴らしを展開させる為に作った、と思われるので!
土田さんはそういう意味で21巻と説明したのかな、と管理人アースは受け取りました。
31巻では最終展開で地鳴らしが起こってますが、ここでは壁としての超大型巨人を振り返りました。
アメトーーク!で進撃の巨人芸人を続きでまたやって欲しいなと願っている管理人アースでした!\(^o^)/












